JP6849451B2 - 超音波診断装置及び通信制御プログラム - Google Patents
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Description
図1を参照して、本実施形態の一例の概略を説明し、その後、本実施形態の具体的内容について図面を参照しながら詳細に説明する。本実施形態は、第1超音波診断装置1と、同様の構成を備えた第2超音波診断装置2と、両装置1、2に接続可能な外部記憶媒体3と、両装置1、2を接続するネットワークN1を含んで構成される。外部記憶媒体3は、第1超音波診断装置1に接続、利用された後、取り外され、次に第2超音波診断装置2に接続されている。本実施形態では、この状態で、自動的に、第1超音波診断装置1の通信情報i1と第2超音波診断装置2の通信情報i2とが第1超音波診断装置1、第2超音波診断装置2との間で共有される(通信情報i1、i2については、後述する。)。この通信情報i1、i2の共有により両装置間の接続が確立し、ファイルの送受信が可能となる。その結果、第1超音波診断装置1のユーザU1は、第1超音波診断装置1から第2超音波診断装置2を介して外部記憶媒体3にアクセスし、画像データ等を送信・受信することで、外部記憶媒体3を利用できる。
図1に示すように、第1超音波診断装置1と第2超音波診断装置2とは同様の構成を備え、ネットワークN1によって接続されている。第1超音波診断装置1は通信情報i1を、第2超音波診断装置2は通信情報i2を、各々の記憶回路111及び記憶回路211に備えている。記憶回路111、記憶回路211については、後述する。外部記憶媒体3は、第1超音波診断装置1に接続、利用された後、取り外され、次に第2超音波診断装置2に接続される。
以下に、嘗て第1超音波診断装置1に接続され、その後に現在第2超音波診断装置2に接続されている外部記憶媒体3が、第1超音波診断装置1から利用可能となるまでの過程について、順に説明する。
外部機器入出力回路1101は、外部記憶媒体3が外部機器接続装置114に接続されたことを検知する。
外部機器入出力回路1101は、外部記憶媒体3の接続を検知すると、接続ステータス信号c1を、通信処理回路1102に送信させる。通信処理回路1102は、接続ステータス信号c1を受信し、外部記憶媒体3の「接続完了」に相当する文字、サムネイル表示等を、ディスプレイ112に表示させる。
外部機器入出力回路1101は、記憶装置111に記憶された第1超音波診断装置1の通信情報i1を、外部記憶媒体3に、書き込む。
外部機器入出力回路1101は、外部記憶媒体3の取り外しを検知し、切断ステータス信号d1を通信処理回路1102に送信させる。通信処理回路1102は、切断ステータス信号d1を受信し、外部記憶媒体3の「取り外し完了」に相当する文字、サムネイル表示等を、ディスプレイ112に表示させる。
第2超音波診断装置2の外部機器入出力回路2101は、外部記憶媒体3の接続を検知する。
外部機器入出力回路2101は、外部記憶媒体3の接続を検知すると、接続ステータス信号c2を、通信処理回路2102に送信させる。接続ステータス信号c2を受信した通信処理回路2102は、外部記憶媒体3の「接続完了」に相当する文字、サムネイル表示等を、ディスプレイ212に表示させる。
外部機器入出力回路2101は、外部記憶媒体3におけるファイルを検索する。外部機器入出力回路2101は、第1超音波診断装置1の通信情報i1があれば、通信情報i1を読み出し、記憶回路211に記憶させる。
通信処理回路2102は、第1超音波診断装置1の通信情報i1と第2超音波診断装置2の通信情報i2とを記憶回路211から読み出す。更に、通信処理回路2102は、通信情報i1により、接続ステータス信号c2と第2超音波診断装置2の通信情報i2とを、第1超音波診断装置1に送信させる。
第1超音波診断装置1の通信処理回路1102は、第2超音波診断装置2から接続ステータス信号c2と第2超音波診断装置2の通信情報i2と、を受信すると、ディスプレイ112に第2超音波診断装置2と外部記憶媒体3とが接続していることを示す表示を行う。更に、通信処理回路1102は、第2超音波診断装置2に対して画像リストを要求する。
通信処理回路2102は、外部記憶媒体3に記憶された画像のリストを、第1超音波診断装置1に送信する。なお、画像リストには、画像データ名だけでなく、画像データに関する付帯情報(例えば、被検者名、検査日時、検査部位、検査機器名等)も含まれる。
通信処理回路1102は、第2超音波診断装置2からの画像リストを受信し、記憶回路111に記憶させる。通信処理回路1102は、受信した画像リストをディスプレイ112に表示させる。
制御回路110は、表示された画像リストの中からユーザU1の操作入力により選択した画像データ候補を、記憶回路111に記憶させる。通信処理回路1102は、記憶回路111から画像データ候補を読み出す。通信処理回路1102は、第2超音波診断装置2に対し、画像データ候補の読み出しを要求する。
通信処理回路2102は、通信処理回路1102から要求された画像データ読み出し要求に応じて、外部記憶媒体3から画像データを読み出し、第1超音波診断装置1に送信する。
通信処理回路1102は、送信された画像データを受信し、記憶回路111に保存するとともに、ディスプレイ112に表示させる。
本実施形態によれば、嘗て外部記憶媒体を接続した装置を操作するユーザは、外部記憶媒体に登録された接続履歴に基づいて、現在他の装置に接続されている当該外部記憶媒体を、ネットワークを介して利用することができる。これにより、当該ユーザは、外部記憶媒体に分散保存された医療情報を、ネットワーク環境下で活用する事ができる。
まず、本実施形態の一例の概要を説明し、その後、その具体的内容について図6を参照しながら詳細に説明する。
本実施形態の一部は、第1実施形態の構成において、ネットワークN1に接続された第1超音波診断装置1及び第2超音波診断装置2の構成を、ネットワークN2に接続された第4超音波診断装置4及びパーソナルコンピュータ5の構成に置き換えたものである。したがって、その構成は、第1実施形態の構成と共通な部分があり、共通部分に関して詳細な説明を省略することがある。
以下に、嘗て第4超音波診断装置4に接続され、現在コンピュータ5に接続されている外部記憶媒体6が、第4超音波診断装置4から利用可能となるまでの過程を説明する。
外部機器入出力回路4101は、外部記憶媒体6の接続を検知する。
外部機器入出力回路4101は、外部記憶媒体6の接続を検知すると、接続ステータス信号c4を、通信処理回路4102に送信させる。通信処理回路4102は、接続ステータス信号c4を受信し、外部記憶媒体6の「接続完了」に相当する文字、サムネイル表示等を、ディスプレイ412に表示させる。
外部機器入出力回路4101は、記憶回路411に記憶された第4超音波診断装置4の通信情報i4及びDICOMアプリケーション610を、外部記憶媒体6に書き込む。
外部機器入出力回路4101は、外部記憶媒体6の取り外しを検知し、切断ステータス信号d4を通信処理回路4102に送信させる。通信処理回路4102は、切断ステータス信号d4を受信し、外部記憶媒体6の「取り外し完了」に相当する文字、サムネイル表示等を、ディスプレイ412に表示させる。
コンピュータ5の外部機器入出力回路5101は、外部記憶媒体6の接続を検知する。
外部機器入出力回路5101は、外部記憶媒体6の接続を検知すると、接続ステータス信号c5を、通信処理回路5102に送信させる。通信処理回路5102は、接続ステータス信号c5を受信し、記憶装置511に記憶する。また、通信処理回路5102は、外部記憶媒体6の「接続完了」に相当する文字、サムネイル表示等を、ディスプレイ512に表示させる。
コンピュータ5は、ユーザU5の操作入力に応じて、制御回路510の制御により、外部記憶媒体6にあるDICOMアプリケーション610を起動する。
DICOMアプリケーション610にしたがって、外部記憶媒体6に記録された第4超音波診断装置4の通信情報i4が読み出される。また、DICOMアプリケーション610にしたがって、記憶回路511に記憶されたコンピュータ5の通信情報i5、及びコンピュータ5と外部記憶媒体6とが接続していることを示す接続ステータス信号c5、が読み出される。
DICOMアプリケーション610により、読み出された通信情報i4が利用されて、DICOMアプリケーション610のサーバ通信情報i6と、コンピュータ5の通信情報i5と、接続ステータス信号c5とが、第4超音波診断装置4に送信される。
第4超音波診断装置4の通信処理回路4102において、サーバ通信情報i6、通信情報i5及び接続ステータス信号c5が受信されると、ディスプレイ412に、コンピュータ5と外部記憶媒体6とが接続されていることを示す記載、アイコン等を表示される。更に、通信処理回路4102において、DICOMアプリケーション610に対して画像リストを要求する。
DICOMアプリケーション610において、外部記憶媒体6に記憶された画像のリストは、第4超音波診断装置4に送信される。
通信処理回路4102において、送信された画像リストは受信され、ディスプレイ412に表示される。
受信した画像リストから読み出す画像はユーザU4に選択されると、通信処理回路4102は、DICOMアプリケーション610に対し対応する画像読み出しを要求する。
通信処理回路4102から要求された画像読み出しに応じて、DICOMアプリケーション610により、外部記憶媒体6から画像が読み出され、第4超音波診断装置4に送信される。
通信処理回路4102により、送信された画像は記憶回路411に保存されるとともに、ディスプレイ412に表示される。
本実施形態によれば、非DICOM通信に対応したパーソナルコンピュータに対し、DICOM通信用データサーバプログラムをインストールした外部記憶媒体を接続することで、超音波診断装置とパーソナルコンピュータに接続された外部記憶媒体との間で、DICOM通信が可能となる。その結果、ユーザは、ネットワークに接続された手元の装置から、DICOM通信に対応しない電子機器に接続された外部記憶媒体の内容を確認し、再利用できるので、分散保存された医療情報を多様なネットワーク環境下で活用する事が可能となる。
まず、本実施形態の概要を説明して、その後、本実施形態の具体的内容について図8を参照しながら説明する。
本実施形態の第7超音波診断装置7、第8超音波診断装置8及び記憶媒体9の構成は、第1実施形態と同様である。ただし、本実施形態は、ネットワークマウントを行うため、第7超音波診断装置7と第8超音波診断装置8との間の通信において、交換する通信情報i7及びi8の各々に、ユーザ名とパスワードが付加されている。また、ユーザのアクセス処理に関わる部分の構成が第1実施形態、第2実施形態と異なる。
以下に、第7超音波診断装置7を操作するユーザU7が、第7超音波診断装置7にネットワークマウントされた外部記憶媒体9を利用可能となるまでの過程を説明する。
外部機器入出力回路7101は、外部記憶媒体9の接続を検知する。
外部機器入出力回路7101は、外部記憶媒体9の接続を検知すると、接続ステータス信号c7を、通信処理回路7102に送信させる。通信処理回路7102は、接続ステータス信号c7を受信し、記憶装置711に記憶する。また、通信処理回路7102は、外部記憶媒体9の「接続完了」に相当する文字、サムネイル表示等を、ディスプレイ712に表示させる。
外部機器入出力回路7101は、外部記憶媒体9に、第7超音波診断装置7の通信情報i7を書き込む。
外部機器入出力回路7101は、外部記憶媒体9の取り外しを検知し、切断ステータス信号d7を通信処理回路7102に送信させる。通信処理回路7102は、切断ステータス信号d7を受信し、外部記憶媒体9の「取り外し完了」に相当する文字、サムネイル表示等を、ディスプレイ712に表示させる。
第8超音波診断装置8の外部機器入出力回路8101は、外部記憶媒体9の接続を検知する。
第8超音波診断装置8の外部機器入出力回路8101は、外部記憶媒体9の接続を検知すると、接続ステータス信号c8を、通信処理回路8102に送信させる。通信処理回路8102は、接続ステータス信号c8を受信し、記憶装置811に記憶する。また、通信処理回路8102は、外部記憶媒体9を「接続完了」、に相当する文字、サムネイル表示等を、ディスプレイ812に表示させる。
外部機器入出力回路8101は、外部記憶媒体9上のファイルを検索する。外部機器入出力回路8101は、第7超音波診断装置7の通信情報i7があれば、通信情報i7を読み出し、通信処理回路8102に送信させる。
接続ステータス信号c8と通信情報i7とを受信した通信処理回路8102は、通信情報i7により、接続ステータス信号c8と第8超音波診断装置8の通信情報i8とを、第7超音波診断装置7に送信する。
第7超音波診断装置7の通信処理回路7102は、第8超音波診断装置8から接続ステータス信号c8と第8超音波診断装置8の通信情報i8とを受信する。通信処理回路7102は、第8超音波診断装置8をリモートホストとし、通信情報i8(アカウント情報(ユーザ名及びパスワード)を含む)とマウントコマンドとを使って、第8超音波診断装置8に接続された外部記憶媒体9を、第7超音波診断装置7の所定のディレクトリに、ネットワーク(或いはリモート)マウントする。通信処理回路7102は、マウントコマンドからのエラーがなければ、外部記憶媒体9を「ネットワークマウント中」に相当する文字、サムネイル表示等を、ディスプレイ712に表示させる。
第7超音波診断装置7は、ユーザU7の操作入力に応じて、ネットワークマウントされた外部記憶媒体9にアクセスし、データ、画像等のファイル操作(編集、コピー等)を行う。
第7超音波診断装置7は、ユーザU7のファイル操作入力に応じて、外部記憶媒体9を第7超音波診断装置7の所定のディレクトリからアンマウントコマンドによりマウント解除する。通信処理回路7102は、アンマウントコマンドからのエラーがなければ、「ネットワークマウント中」に相当する文字、サムネイル表示等を、ディスプレイ712から削除する。更に、「ファイルロック処理解除」に相当する文字、サムネイル表示等を、ディスプレイ712に一時的に表示させてもよい。
本実施形態では、ネットワークマウントされた外部記憶媒体9にある画像データ等のファイル操作を行う際(ステップS50)に、操作最中のファイルに対してアクセス制限(例えば、ファイルロック(排他処理))をかけることができる。以下に、ファイルロックの一例として、第7超音波診断装置7のユーザU7と第8超音波診断装置8のユーザU8とが外部記憶媒体9にある同じ画像ファイル61(図示せず)に対してファイル操作をすることを想定して、ロック開始からロック解除までの過程を説明する。図10は、前記過程を説明する図である。ステップ番号(S50−1〜S50−8)に沿って説明する。ここで、第8超音波診断装置8が第7超音波診断装置7に先立って外部記憶媒体9にあるファイル61の操作を開始する。
第8超音波診断装置8がファイル61の操作を開始する。第8超音波診断装置8の通信処理回路8102は、外部機器入出力回路8101を制御し、ファイル61のUID(UID−61とする。)を取得する。ここに、UID(Unique Identifier)は、DICOM規格で定められたファイル固有の識別子である。
通信処理回路8102は、ロック通知と同時に、ファイル61に対しファイルロック(排他処理)を行い、第8超音波診断装置8のユーザU8のみがファイル61の操作を実施できるようにする。
通信処理回路8102は、通信回路8103を制御し、通信情報i7を利用して、ファイル61のロック通知を、第7超音波診断装置7に送信させる。ロック通知とは、既に利用中であるファイル61のUID−61を含む所定の信号とする。
ロック通知を受信した通信処理回路7102は、「ファイルが第8超音波診断装置8で利用中」であることを示す文字、サムネイル表示等を、ディスプレイ712に表示させる。これにより、第7超音波診断装置7のユーザU7は、ファイル61に対する操作が不可能であると認識する。
通信処理回路8102は、ユーザU8のファイル61に対する操作完了コマンドを認識し、ファイル61のファイルロックを解除する。
通信処理回路8102は、通信回路8103を制御し、通信情報i7を利用して、ファイル61のロック解除通知を、第7超音波診断装置7に送信させる。ロック解除通知とは、操作を完了したファイル61のUID−61を含む所定の信号とする。
ロック解除通知を受信した通信処理回路7102は、「ファイル操作可能」を示す文字、サムネイル表示等を、ディスプレイ712に表示させる。
第7超音波診断装置7は、ファイル61に対する操作を開始すると、ユーザU7の操作入力に応じた処理を行う。
本実施形態によれば、外部記憶媒体を接続していない装置から、外部記憶媒体をネットワークマウントすることで、格納されたデータファイルに対して転送だけでなく編集及びその制限等のより詳細な操作が可能となる。また、ファイルロック(排他操作)により、安全で効率的なファイル操作が可能となる。
第3実施形態の変形例は、第3実施形態に、第7超音波診断装置7と同様な複数の超音波診断装置を追加したものである。超音波診断装置が3以上あっても、第3実施形態を適用することができる。
本変形例によれば、複数の超音波診断装置から他の超音波診断装置に接続された外部記憶媒体をネットワークマウントすることで、大規模ネットワーク下であっても、外部記憶媒体に格納されたデータを、複数の超音波診断装置から効率的に参照、操作できる。また、本変形例は、ファイルロック、ロック通知、ロック解除通知を行うことで、複数の超音波診断装置からのアクセスであっても、効率的且つ安全にファイルの操作ができる。
図11を参照して、本実施形態の一例の概要を説明し、その後、本実施形態の具体的内容について説明する。本実施形態は、DICOM通信ネットワークN1に接続され、DICOM通信に対応した超音波診断装置12及びデータ保存管理装置13と、両装置12、13に接続可能な複数(本実施形態では3)の外部記憶媒体141、142、143、で構成される。外部記憶媒体141、142、143は、超音波診断装置12への接続履歴がある。第1実施形態と同様に、超音波診断装置12と、データ保存管理装置13との間でデータ通信が自動的に確立する。その上で、超音波診断装置12の内蔵ハードディスク(記憶回路)1211に格納されたデータファイルの一部を、自動的にデータ保存管理装置13に接続された外部記憶媒体141、142、143に振り分けて転送する。これにより、超音波診断装置12に内蔵されたハードディスクの容量確保を自動的に行う。振り分け方法の詳細は後述する。また、本実施形態では、転送するファイルは、医療情報を含むファイル(例えば、画像ファイル)とする。
図11に示すように、超音波診断装置12の構成は、第1実施形態の装置1の構成と同様である。すなわち、超音波診断装置12は、制御回路1210、記憶回路1211、ディスプレイ1212、入力回路1213、外部機器接続装置1214及びネットワーク接続装置1215を備える。記憶回路1211に関し、その一部は内蔵ハードディスクである。また、図12に示すように、制御回路1210は、第1実施形態の制御回路110と同様な構成である。すなわち、外部機器入出力回路12101、通信処理回路12102、通信回路12103、を備える。各構成の備える機能は、超音波診断装置1の場合と同様であるので、その説明は省略する。
本実施形態は、既に超音波診断装置12とデータ保存管理装置13との間で各々の通信情報i12及びi13が共有されているとする。そして、超音波診断装置12と、データ保存管理装置13に接続された外部記憶媒体141、142、143各々との間でDICOM通信が確立し、所定の情報の送受信ができるとする。その過程は、第1の実施形態における装置1と外部記憶媒体3との間で所定の情報の送受信ができる過程(ステップS1〜ステップS14)と共通である。したがって、その説明は省略する。
超音波診断装置12の通信処理回路12102は、記憶回路1211の容量を計算し、その数値或いは容量全体に占める割合を示すアイコン等を、ディスプレイ1212に表示させる。
超音波診断装置12の通信処理回路12102は、記憶回路1211に記憶されたDICOM画像データをデータ保存管理装置13に送信させる。通信処理回路12102とデータサーバであるデータ保存管理装置13の通信処理回路13102との間で、画像データのStrage(画像データの送信と受信確認の返信)、commitment(画像データ保管の要求と要求の承認、保管の確認と了承)を開始する(何れもDICOMサービスの種類)。
通信処理回路13102は、送信された画像データを外部記憶媒体141、142、143に振り分けて保存する。その際に、振り分け方法の一例として、被検者名を優先し、被検者毎を先頭ディレクトリとして、各外部記憶媒体141、142、143を割り当てて保存する。外部記憶媒体141のディレクトリ構造は、被検者P1−(スタディ0、スタディ1、スタディ2、スタディ3)となり、各スタディ0、1、2、3の下に画像データが格納される。或いは、別の例として、スタディを優先し、スタディ毎を先頭ディレクトリとして、通信処理回路13102は、送信された画像データを各外部記憶媒体141、142、143に割り当てて保存する。例えば、外部記憶媒体141のディレクトリ構造は、被検者P0―スタディ1、被検者P1―スタディ1、被検者P2―スタディ1、被検者P3―スタディ1となり、各スタディ1の下に画像データが格納される。また、通信処理回路13102は、振り分け保存が完了すると、完了信号を超音波診断装置12に送信する。なお、サブディレクトリP0、スタディ0はダミーディレクトリである。
通信処理回路12102は、保存完了信号を受けて、送信した画像ファイルを内蔵ハードディスク1211から削除し、Strage commitmentを終了する。
通信処理回路12102は、画像データ及びスタディを移動したことを、ディスプレイ1212に表示させる。また、削除後の記憶回路1211の容量を計算し、その数値或いは容量全体に占める割合を示すアイコン等を、ディスプレイ1212に表示させる。
本実施形態では、超音波診断装置の内蔵ハードディスクに格納されたデータファイルの一部を、他の超音波診断装置に接続された複数の外部記憶媒体に転送することで、超音波診断装置12に内蔵されたハードディスクの容量確保を適宜、或いは自動的に行う事ができる。
3 外部記憶媒体
5 パーソナルコンピュータ
13 データ保存管理装置
110 制御回路
111 記憶回路
112 ディスプレイ
113 入力回路
114 外部機器接続装置
115 ネットワーク接続装置
610 DICOMデータサーバプログラム(DICOMアプリケーション)
1101 外部機器入出力回路
1102 通信処理回路
1103 通信回路
N1 ネットワーク
Claims (14)
- 外部記憶媒体が接続される接続部と、
自装置の通信情報を記憶する記憶部と、
接続された前記外部記憶媒体に対して入出力を行い、ネットワークに接続された他の超音波診断装置との通信を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記外部記憶媒体が前記接続部に接続された場合、
前記外部記憶媒体に記憶された前記他の超音波診断装置の他の通信情報を利用して、前記通信情報を前記他の超音波診断装置に送信し、
前記他の超音波診断装置から前記接続部に接続された前記外部記憶媒体への接続を可能とする
超音波診断装置。 - 前記制御部は、前記外部記憶媒体が前記接続部に接続された場合、前記外部記憶媒体に前記通信情報を記憶させる
請求項1に記載の超音波診断装置。 - 前記制御部は、
前記他の超音波診断装置から送信された前記他の通信情報を利用し、前記他の超音波診断装置に接続された前記外部記憶媒体にアクセスし、所定の情報を送受信する、
請求項1または2に記載の超音波診断装置。 - 前記所定の情報の少なくとも一部は、rawデータを含む医用画像データである、
請求項3に記載の超音波診断装置。 - 前記通信情報は、更に前記他の超音波診断装置に設けられた第1アカウントのユーザ名とパスワードとを含み、
前記制御部は、前記通信情報を利用して、前記他の超音波診断装置に接続された前記外部記憶媒体を、ネットワークドライブとしてマウントする、
請求項3または4に記載の超音波診断装置。 - 前記制御部は、
前記第1アカウントの他の第2アカウントによる、前記マウントされた前記外部記憶媒体の所定のファイルへのアクセスに対し、アクセス制限をかけることができる、
請求項5に記載の超音波診断装置。 - 前記アクセス制限は、前記第2アカウントから前記所定のファイルへの書き込みを禁止することができる
請求項6に記載の超音波診断装置。 - 前記アクセス制限は、
前記アクセス制限の開始と解除の際に、前記第2アカウントに制限開始通知と制限解除通知とを行うことを含む、
請求項6または7に記載の超音波診断装置。 - 複数の前記接続部を備え、
前記制御部は、所定の振り分け基準に従って、前記記憶部の医療情報を含むファイルを前記複数の前記接続部にそれぞれ接続された前記外部記憶媒体の何れかに転送させる
請求項3から8の何れかに記載の超音波診断装置。 - 前記振り分け基準は、前記医療情報のうち被検者名による振り分けを優先する
請求項9に記載の超音波診断装置。 - 前記振り分け基準は、前記医療情報のうち検査名による振り分けを優先する
請求項9に記載の超音波診断装置。 - 外部記憶媒体が接続される接続部と、
自装置の通信情報と、サーバ通信情報を備えたDICOMデータサーバプログラムとを記憶する記憶部と、
接続された前記外部記憶媒体に対して入出力を行い、ネットワークに接続された電子機器との通信を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記外部記憶媒体が前記接続部に接続された場合、
前記通信情報と前記DICOMデータサーバプログラムとを前記外部記憶媒体に記録し、
前記外部記憶媒体が前記電子機器に接続された場合、
当該外部記憶媒体に記録された前記DICOMデータサーバプログラムにより、前記サーバ通信情報と前記電子機器の通信情報とが送信されたことに応じて、前記電子機器に接続された前記外部記憶媒体への接続が可能となり、前記DICOMデータサーバプログラムとの間で所定の情報の送受信を行う
超音波診断装置。 - 外部記憶媒体が接続される接続部と、
自装置の通信情報を記憶する記憶部と、
接続された前記外部記憶媒体に対して入出力を行い、ネットワークに接続された他の超音波診断装置との通信を制御する制御部と、
を備えた超音波診断装置における、通信制御プログラムであって、
前記外部記憶媒体が前記接続部に接続された場合、
前記制御部が前記外部記憶媒体に記憶された前記他の超音波診断装置の他の通信情報を利用して、前記通信情報を前記他の超音波診断装置に送信させ、
前記制御部が前記他の超音波診断装置から前記外部記憶媒体への接続を可能とする、処理を実行させる、
通信制御プログラム。 - 外部記憶媒体が接続される接続部と、
自装置の通信情報と、サーバ通信情報を備えたDICOMデータサーバプログラムとを記憶した記憶部と、
接続された前記外部記憶媒体に対して入出力を行い、ネットワークに接続された電子機器との通信を制御する制御部と、
を備えた超音波診断装置における、通信制御プログラムであって、
前記外部記憶媒体が前記接続部に接続された場合、前記制御部が前記自装置の通信情報と前記DICOMデータサーバプログラムとを前記外部記憶媒体に記録し、
前記外部記憶媒体が前記電子機器に接続された場合、当該外部記憶媒体に記録された前記DICOMデータサーバプログラムにより、前記サーバ通信情報と前記電子機器の通信情報とが、前記制御部に送信され、
更に、前記制御部が前記電子機器に接続された前記外部記憶媒体への接続が可能となり、
前記制御部が前記サーバ通信情報と前記電子機器の通信情報とを利用し、前記DICOMデータサーバプログラムとの間で所定の情報の送受信を行う、処理を実行させる、
通信制御プログラム。
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