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JP6849371B2 - 側面発光レーザ光源、及びそれを含む三次元映像取得装置 - Google Patents

側面発光レーザ光源、及びそれを含む三次元映像取得装置 Download PDF

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Description

本発明は、単一チップ構造を有する多重波長の側面発光レーザ光源、それを含む三次元映像取得装置、及び側面発光レーザ光源の製造方法に関する。
三次元(3D:3−dimensional)カメラは、対象体表面上の多数の点から、3Dカメラまでの距離を測定する機能を含む。対象体と3Dカメラとの距離測定の多様なアルゴリズムが提案されているが、一般的には、光飛行・時間法(TOF:time−of−flight)が主に使用される。TOF方式は、照明光(例えば、赤外線)を対象体に照射した後、対象体から反射される照明光が受光部で受光されるまでの飛行時間を測定する方法である。照明光の飛行時間は、主に照明光の位相遅延を測定して得ることができるが、位相遅延測定のために、高速光変調器が使用される。対象体に反射して戻ってくる光時間・飛行から距離映像が抽出される。
特開2002−350542号公報 特開2007−132932号公報
本発明が解決しようとする課題は、単一チップ構造で多重波長帯域の光を照射する側面発光レーザ光源を提供することである。
本発明が解決しようとする課題はまた、単一チップ構造で多重波長帯域の光を照射する側面発光レーザ光源を含む三次元映像取得装置を提供することである。
例示的な実施形態による側面発光レーザ光源は、基板と、前記基板に具備された活性層と、前記活性層から出力された光の波長を選択する複数のグレーティング領域を有する波長選択セクションと、前記複数のグレーティング領域によって選択された多重波長帯域を有する光を、前記活性層に対して平行な方向に共振させるゲインセクションと、を含んでもよい。
前記複数のグレーティング領域が、前記活性層とゲインセクションとの間と、基板と活性層との間とのうち少なくとも一つに具備されてもよい。
前記複数のグレーティング領域が、前記ゲインセクションからの光の出射方向に対して平行な方向に配列されてもよい。
前記複数のグレーティング領域が、基板に対して平行な方向に配列されてもよい。
前記複数のグレーティング領域が、前記ゲインセクションの外部に具備されてもよい。
前記ゲインセクションが光出射面及び光反射面を有し、前記複数のグレーティング領域が、前記光出射面の前方と、光反射面の後方とのうち少なくとも一つに具備されてもよい。
前記複数のグレーティング領域が、前記ゲインセクションからの光の出射方向に対して平行な方向に配列されてもよい。
前記複数のグレーティング領域が、基板に対して平行な方向に配列されてもよい。
前記複数のグレーティング領域が、グレーティングアレイ構造によって、異なる波長の光を選択するように構成されてもよい。
前記複数のグレーティング領域が同一の1枚の基板上に具備されてもよい。
前記側面発光レーザ光源が単一チップ構造を有することができる。
前記活性層が多重量子ウェル構造を有することができる。
前記複数のグレーティング領域は、In、Ga、As、Pのうち少なくとも一つを含む物質を含んでもよい。
前記複数のグレーティング領域は、SiO、SiN、TiO、MgF、Al、Taのうち少なくとも一つを含む誘電物質、ポリマー、メタルなどを含む物質のうち一つ、または2以上の組み合わせを含んでもよい。
前記複数のグレーティング領域で選択される波長は、780−1650nm範囲を有することができる。
前記基板がGaAs基板を含んでもよい。
前記側面発光レーザ光源は、前記基板と活性層との間の第1型クラッド層と、前記活性層に具備された第2型クラッド層と、をさらに含んでもよい。
例示的な実施形態による三次元映像取得装置は、多重波長帯域の光を照射する側面発光レーザ光源と、前記側面発光レーザ光源から照射され、対象体で反射された光を変調する光変調器と、前記光変調器によって変調された光をセンシングするイメージセンサと、を含み、前記側面発光レーザ光源が、基板、前記基板に具備された活性層、前記活性層から出力された光の波長を選択する複数のグレーティング領域を有する波長選択セクション、及び前記複数のグレーティング領域によって選択された多重波長帯域を有する光を、前記活性層に対して平行な方向に共振させるゲインセクションを含んでもよい。
本発明によれば、例示的な実施形態による側面発光レーザ光源の製造方法は、多重波長帯域の光を発振する複数のグレーティング領域を、同一の1枚の基板に形成し、多重波長の側面発光レーザ光源を、一体型の単一チップ構造に製作することができる。多重波長の側面発光レーザ光源を単一チップ構造に製作し、光源の体積を減少させることができ、製造工程を単純化させることができる。単一チップ構造であるので、複数のグレーティング領域別に波長差の不均一性を低減させることができる。
また、本発明によれば、例示的な実施形態による側面発光レーザ光源は、2つ以上の波長帯域を有する光を照射してスペクルを減少させ、複数のグレーティングアレイ構造を利用して、温度変化による波長移動特性が光変調器と類似するようにすることにより、温度変化によって対象体の深さセンシング精度が低下することを減少させることができる。
例示的な実施形態による側面発光レーザ光源の概略的な斜視図である。 図1のI−I断面図である。 図1に図示された側面発光レーザ光源が、3以上の波長帯域のグレーティング領域を含む例を図示した図面である。 例示的な実施形態による側面発光レーザ光源、光変調器、単一波長の側面発光レーザ光源それぞれの温度による波長変化を図示した図面である。 相対的に高い温度、及び相対的に低い温度に対して、光変調器と、単一波長の側面発光レーザ光源の波長とによる光度変化を図示した図面である。 相対的に高い温度、及び相対的に低い温度に対して、光変調器と、例示的な実施形態による側面発光レーザ光源との波長による光度変化を図示した図面である。 例示的な実施形態による側面発光レーザ光源、及び単一波長の側面発光レーザ光源それぞれの温度による透過率差の変化を図示した図面である。 単一波長の側面発光レーザ光源の波長による光変調器の透過率差の変化を、25℃、40℃、50℃についてそれぞれ図示した図面である。 例示的な実施形態による側面発光レーザ光源の波長による光変調器の透過率変化を、25℃、40℃、50℃についてそれぞれ図示した図面である。 例示的な実施形態による側面発光レーザ光源、及びと単一波長の側面発光レーザ光源それぞれの対象体の位置による光度変化を図示した図面である。 例示的な実施形態による、側面発光レーザ光源によって形成された映像を示した図面である。 単一波長の側面発光レーザ光源によって形成された映像を示した図面である。 図1に図示された側面発光レーザ光源がクラッド層をさらに具備した例を図示した図面である。 他の例示的な実施形態による側面発光レーザ光源の概略的な斜視図である。 図14のII−II断面図である。 図14に図示された側面発光レーザ光源が、3以上の波長帯域のグレーティング領域を含む例を図示した図面である。 他の例示的な実施形態による側面発光レーザ光源の概略的な斜視図である。 図17のIII−III断面図である。 図17に図示された側面発光レーザ光源が、3以上の波長帯域のグレーティング領域を含む例を図示した図面である。 例示的な実施形態による三次元映像取得装置を概略的に図示した図面である。 他の例示的な実施形態による三次元映像取得装置を概略的に図示した図面である。 さらに他の例示的な実施形態による三次元映像取得装置を概略的に図示した図面である。 図1に図示された側面発光レーザ光源の製造方法を図示した図面である。 図1に図示された側面発光レーザ光源の製造方法を図示した図面である。 図1に図示された側面発光レーザ光源の製造方法を図示した図面である。 図1に図示された側面発光レーザ光源の製造方法を図示した図面である。 図14に図示された側面発光レーザ光源の製造方法を図示した図面である。 図14に図示された側面発光レーザ光源の製造方法を図示した図面である。 図14に図示された側面発光レーザ光源の製造方法を図示した図面である。 図14に図示された側面発光レーザ光源の製造方法を図示した図面である。 図14に図示された側面発光レーザ光源の製造方法を図示した図面である。
以下、例示的な実施形態による側面発光レーザ光源、及びそれを含む三次元映像取得装置について、添付された図面を参照して詳細に説明する。
以下の図面において、同一参照符号は、同一構成要素を指し、図面上で各構成要素の大きさは、説明の明瞭さと便宜さとのために、誇張されてもいる。第1、第2のような用語は、多様な構成要素の説明に使用されるが、このような用語は、1つの構成要素を他の構成要素から区別する目的のみに使用される。
単数の表現は、文脈上明白に異なって意味しない限り、複数の表現を含む。また、ある部分がある構成要素を「含む」とするとき、それは、特別に反対になる記載がない限り、他の構成要素をさらに含んでもよいということを意味する。
また、明細書に記載された「…部」、「モジュール」などの用語は、少なくとも1つの機能や動作を処理する単位を意味し、それは、ハードウェアまたはソフトウェアによって具現されたり、ハードウェアとソフトウェアとの結合によって具現されたりする。また、「AがBに具備された」ということは、AがBに接触方式または非接触方式で具備されると解釈される。
図1は、例示的な実施形態による側面発光レーザ光源の斜視図を図示し、図2は、図1のI−I断面図を図示したものである。
側面発光レーザ光源は、基板10、基板10に具備された活性層20、複数のグレーティング領域35を有する波長選択セクション30、及び複数のグレーティング領域35によって選択された多重波長帯域を有する光を共振させるゲインセクション40を含んでもよい。
基板10は、GaAs基板でもある。活性層20は、In、Ga、As、Pのうち少なくとも一つを含む物質を含んでもよく、例えば、GaAs材質を含んでもよい。活性層20は、量子ウェル構造を含んでもよい。例えば、圧縮ストレインされた量子ウェル、及び引っ張り障壁層を含む単一量子ウェルまたは多重量子ウェルによって活性層20が構成されてもよい。ウェル構造は、例えば、GaInN量子ウェル、及びAlGaInN障壁層を含む単一量子ウェル構造または多重量子ウェル構造でもあるが、それらに限定されるものではなく、活性層20の材質は、所望する発振波長帯域によって、多様に変更されてもよい。
複数のグレーティング領域35が活性層20とゲインセクション40との間と、基板10と活性層20との間とのうち少なくとも一つに具備されてもよい。
複数のグレーティング領域35は、それぞれ異なるグレーティングアレイ構造を含んでもよい。複数のグレーティング領域35は、グレーティングアレイ構造によって、波長帯域を選択することができる。従って、複数のグレーティング領域35は、多重波長帯域の光を発振することができる。例えば、グレーティングの配列構造、グレーティングのサイズなどによって、一部波長の光は、補強干渉され、異なる波長の光は、相殺干渉されることにより、波長帯域が選択される。グレーティング配列構造は、例えば、グレーティングの配列ピッチ、グレーティングの配列方向などを含んでもよい。グレーティングのサイズは、例えば、グレーティングの深さ、グレーティングの幅などを含んでもよい。
グレーティング領域35に、In、Ga、Al、As、Pのうち少なくとも一つを含む化合物、SiO、SiN、TiO、MgF、Al、Taのうち少なくとも一つを含む誘電物質、ポリマー、メタルなどを含む物質のうち一つ、または2以上の組み合わせを含んでもよい。例えば、該誘電物質は、SiO/SiN、Al/TiO、Al/SiN、SiO/Taなどを含んでもよい。
例示的な実施形態による側面発光レーザ光源においては、多重波長帯域の光を発振させるグレーティング領域35が、一体型の単一チップ構造を有することができる。ボンディングのための接着層や、ボンディングの結果として示される連結部(seam)を有さない一体型の単一チップ構造を有することにより、複数のグレーティング領域35が、同一の1枚の基板10上に具備される。
ゲインセクション40は、選択された多重波長帯域を有する光を共振させて増幅させることができる。ゲインセクション40は、光を活性層20に対して平行な方向に往復反射させて共振させることができる。
波長選択セクション30は、活性層20の上部または下部、光出射方向に対して、出射面、または出射面の反対面に具備されてもよい。図1では、波長選択セクション30が、例えば、活性層20の上部に具備された例を図示しているが、それに限定されるものではない。
複数のグレーティング領域35は、例えば、第1グレーティング領域35−1、第2グレーティング領域35−2を含んでもよい。しかし、グレーティング領域の数は、それに限定されるものではなく、多様に具備されてもよい。第1グレーティング領域35−1及び第2グレーティング領域35−2は、例えば、分散フィードバック(distributed feedback)の役割を行うことができる。例えば、第1グレーティング領域35−1は、第1波長帯域λの光を反射させ、第2グレーティング領域35−2は、第2波長帯域λの光を選択的に反射させることができる。
図1及び図2に図示された多重波長側面発光レーザ光源で選択された波長帯域の光が共振される共振空間を、例えば、レーザキャビティと言うことができる。レーザキャビティの幅LCは、例えば、1mm以下でもある。しかし、それに限定されるものではなく、レーザキャビティの幅は、多様に設計される。
図3は、図1に図示された側面発光レーザ光源の複数のグレーティング領域35が、2つ以上の互いに異なる波長帯域の光を発振する例を図示したものである。
複数のグレーティング領域35は、第1グレーティング領域35−1、第2グレーティング領域35−2、第3グレーティング領域35−3、…、第nグレーティング領域35−nを含んでもよい。第1グレーティング領域35−1〜第nグレーティング領域35−nは、それぞれ異なる波長帯域の光を選択することができたり、一部グレーティング領域が、同じ波長帯域の光が選択されたりするように構成されてもよい。第1グレーティング領域35−1〜第nグレーティング領域35−nは、光の出射方向に対して平行に配列されてもよい。第1グレーティング領域35−1〜第nグレーティング領域35−nとしては、グレーティングの配列周期、グレーティングのサイズなどによって、波長帯域が選択されてもよい。
例えば、各グレーティング領域は、図2を参照すれば、相互に配列されたランドLとグルーブGを含んでもよい。グレーティングの配列周期は、例えば、隣接ランドL(または、グルーブG)間のピッチPiでもある。そして、グレーティングのサイズは、例えば、ランドL(または、グルーブG)の高さ、幅及び/または長さによって変化する。各グレーティング領域において光の出射方向は、グレーティング配列方向と平行な方向でもある。言い換えれば、光の出射方向は、側面発光レーザ光源の側面方向でもある。
例えば、第1グレーティング領域35−1は、第1波長λの光を選択し、第2グレーティング領域35−2は、第2波長λの光を選択し、第nグレーティング領域35−nは、第n波長λの光を選択して反射させることができる。
各グレーティング領域で選択された波長帯域の光は、ゲインセクション40で往復しながら共振することができる。ゲインセクションの両側面に、反射領域が具備されてもよい。
例示的な実施形態による側面発光レーザ光源は、複数波長の光を出射するように構成された複数のグレーティング領域が、アレイ構造に配列された一体型の単一チップ構造を有することができる。単一チップ構造は、ボンディングのための接着層や、ボンディングの結果として示される連結部(seam)を有さない構造であり、側面発光レーザ光源が単一基板によって製作された構造を示すことができる。
例示的な実施形態による側面発光レーザ光源は、例えば、三次元映像を取得するために使用されてもよい。三次元映像を得るためには,被写体に対する距離(または、深さ)情報が必要であり、距離(または、深さ)精度が高い三次元映像を得るために、優秀な電気・光学的応答特性を有する光変調器が使用される。ところで、光源と光変調器との温度変化による特性変化差が大きければ、距離(または、深さ)精度が低下する。以下において、光源及び光変調器に係わる温度変化による特性変化について説明する。
図4は、温度による波長変化特性を図示したものである。グラフの横軸は、温度を示し、縦軸は、波長を示したものであり、変化特性の傾向性だけを示すものであり、単位は、省略する。単一波長の側面発光レーザ光源は、温度変化によって、およそ0.3nm/℃の波長変化特性を示す。光変調器は、温度変化によって、およそ0.1nm/℃の波長変化特性を示す。本実施形態による多重波長の側面発光レーザ光源は、0.07nm/℃の波長変化特性を示す。この結果によれば、単一波長の側面発光レーザ光源は、光変調器との温度による波長変化特性差が、およそ0.2nm/℃になる。それに反して、本実施形態による多重波長の側面発光レーザ光源は、光変調器との温度による波長変化特性差が、およそ0.03nm/℃になる。従って、本実施形態による多重波長の側面発光レーザ光源が、単一波長レーザに比べ、相対的に光変調器と類似した温度特性を有しており、周辺環境の温度変化に対して、高い距離(または、深さ)精度を有することができる。
図5は、単一波長の側面発光レーザ光源の波長による光度と、光変調器の波長による光度とを比較して示したものである。光度を、相対的に高い温度HTと、相対的に低い温度LTとについて示し、光変調器との温度変化特性を比較したものである。実線が、単一波長の側面発光レーザ光源に係わるものであり、点線が、光変調器に係わるものである。単一波長の側面発光レーザ光源の低い温度LTでの第1ピーク点PL1と、高い温度HTでの第2ピーク点PL2の波長差を△λとする。光変調器の低い温度LTでの第3ピーク点PM1と、高い温度HTでの第4ピーク点PM2との波長差を△λとする。
図6は、本実施形態による多重波長の側面発光レーザ光源の波長による光度と、光変調器の波長による光度とを比較して示したものである。光度を、相対的に高い温度HTと、相対的に低い温度LTとについて示し、光変調器との温度変化特性を比較したものである。実線が、本実施形態による多重波長の側面発光レーザ光源に係わるものであり、点線が、光変調器に係わるものである。本実施形態による多重波長の側面発光レーザ光源の低い温度LTでの第5ピーク点PE1と、高い温度HTでの第6ピーク点PE2との波長差を△λとする。前述のように、光変調器の低い温度LTでの第3ピーク点PM1と、高い温度HTでの第4ピーク点PM2との波長差は△λである。図5及び図6を比較すれば、△λ>△λであり、△λと△λは、ほぼ同じである。すなわち、本実施形態による側面発光レーザ光源が、光変調器の波長による光度特性変化と、ほぼ類似した特性を有するということが分かる。
例示的な実施形態による側面発光レーザ光源は、温度変化に対して、光変調器の波長変化特性と、光度変化特性に対応する特性とを有することができる。すなわち、温度変化による光変調器の波長変化と、光源の波長変化との差を低減させることができる。それにより、温度変化による光変調器の特性変化を効率的に補償することができ、三次元距離センサの精度を高めることができる。
図7は、温度による光変調器の透過率差(transmittance difference)を示したものである。透過率差は、光変調器に電圧を印加したときの透過率と、電圧を印加しなかったときの透過率との差を示す。光変調器に電圧を印加していない場合の透過率が、電圧を印加した場合の透過率より高い。このような透過率差が大きいほど、三次元距離センサの精度が高くなる。ここで、温度は、光変調器の周辺温度を示すことができる。点線は、単一波長の側面発光レーザ光源に係わるものを示したものであり、実線は、本実施形態による多重波長の側面発光レーザ光源に係わるものを示したものである。単一波長の側面発光レーザ光源については、温度変化によって、光変調器の透過率差が変わるのに反し、本実施形態による多重波長の側面発光レーザ光源については、温度変化に係わりなく、光変調器の透過率差がほぼ均一である。光変調器の透過率差が、温度に係わりなく一定に維持されるとき、三次元距離センサの精度が、温度変化に影響を受けずに一定に維持される。温度変化によって、光変調器の透過率差が変化すれば、光変調器が温度に敏感に反応し、距離センシングの精度が下がる。
一方、例示的な実施形態による側面発光レーザ光源は、赤色波長帯域の光を出射することができる。例えば、側面発光レーザ光源は、780nmから1650nm範囲の波長を有する光を出射することができる。側面発光レーザ光源は、例えば、800nmから1600nm範囲の波長を有する光を出射することができる。
図8は、単一波長側面発光レーザ光源の波長による光変調器の最大透過率差の変化を温度別に示したものである。図8は、光変調器外部温度が、25℃、40℃、50℃であるとき、光の波長による光変調器の最大透過率差の変化を示している。光変調器から熱が発生するために、一般的に、外部温度より光変調器の温度が高い。図8は、外部温度25℃,40℃,50℃について、光変調器の温度がそれぞれ50℃、60℃、70℃である場合を示している。光変調器は、例えば、最大透過率差がおよそ30%以上であるとき、三次元距離センサの良好なセンシング効率を確保することができる。図8を参照すれば、光変調器が、外部温度と係わりなく、透過率差をおよそ30%に確保することができる重畳波長帯域が3.5nmであるということが分かる。
図9は、本実施形態による多重波長の側面発光レーザ光源の波長による光変調器の最大透過率差の変化を温度別に示したものである。図9を参照すれば、外部温度25℃,40℃,50℃でのほぼ30%透過率差に対応する重畳波長帯域が7nmでもある。光変調器の可能な外部温度範囲に対して、所定透過率差を確保することができる重畳波長帯域が大きいほぼ、光源及び光変調器の温度変化による光透過特性差が小さく、温度変化による光透過特性の差が小さいほど、距離センシングの精度が高くなる。
図10は、単一波長の側面発光レーザ光源と、多波長の側面発光レーザ光源との照明位置に対するフラクチュエーションパターン(fluctuation pattern)を示したものである。例えば、図11は、単一波長の側面発光レーザ光源によって照射された光を利用して、対象体OBJを撮影した映像を示し、図12は、多重波長の側面発光レーザ光源によって照射された光を利用して、対象体OBJを撮影した映像を示したものである。図10は、対象体OBJ映像の所定位置Pでの光度を測定し、任意単位(a.u.)で示したものである。図10において点線が、単一波長の側面発光レーザ光源に係わるものであり、実線が、多重波長の側面発光レーザ光源に係わるものである。例えば、単一波長の側面発光レーザ光源のフラクチュエーションパターンの最大振幅が18であり、多重波長の側面発光レーザ光源のフラクチュエーションパターンの最大振幅が11でもある。かように、単一波長の側面発光レーザ光源に比べ、多重波長の側面発光レーザ光源のフラクチュエーション振幅が低減される。フラクチュエーション振幅が低減されれば、レーザのスペクルが減少する。
例示的な実施形態による側面発光レーザ光源は、一体型の単一チップ構造で、多重波長帯域を有するように構成されるので、小型化され、各波長帯域特性の不均一度を下げることができ、生産費を低減することができる。
図13は、図1に図示された側面発光レーザ光源が、クラッド層をさらに具備した例を図示したものである。図1と同一の参照番号に係わる構成要素については、詳細な説明を省略する。例えば、活性層20の一面に第1型クラッド層21が具備され、活性層20の他面に第2型クラッド層22が具備されてもよい。第1型クラッド層21は、例えば、n型クラッド層でもあり、第2型クラッド層22は、例えば、p型クラッド層でもある。または、第1型クラッド層21は、例えば、p型クラッド層でもあり、第2型クラッド層22は、例えば、n型クラッド層でもある。
n型クラッド層及びp型クラッド層は、例えば、GaN、AlGaNまたはAlGaInNのバルク結晶、またはAlGaN/AlGaNまたはAlGaN/GaNの超格子構造を含んでもよい。しかし、それらに限定されるものではなく、多様な材質によっても形成される。第1型クラッド層21と第2型クラッド層22は、光閉じ込め(optical confinement)効果を向上させ、光効率を高めることができる。
図14は、他の例示的な実施形態による側面発光レーザ光源の斜視図を図示し、図15は、図14のII−II断面図を図示したものである。側面発光レーザ光源は、基板110、基板110に具備された活性層120、複数のグレーティング領域135を有する波長選択セクション130、及び複数のグレーティング領域135によって選択された多重波長帯域を有する光を共振させるゲインセクション140を含んでもよい。波長選択セクション130は、活性層120の側面に平行に具備されてもよい。すなわち、基板110の一部に、活性層120が具備され、基板110の残り部分に、波長選択セクション130が具備されてもよい。ゲインセクション140が、活性層120上部に具備されてもよい。
複数のグレーティング領域135が、ゲインセクション140の外部に具備されてもよい。例えば、ゲインセクション140が、光出射面及び光反射面を有し、複数のグレーティング領域135が、光出射面の前方と、光反射面の後方とのうち少なくとも一つに具備されてもよい。
複数のグレーティング領域135は、例えば、第1グレーティング領域135−1と、第2グレーティング領域135−2と、を含んでもよい。波長選択セクション130は、例えば、分散ブラッグ反射部(DBR:distributed Bragg reflector)の役割を行うことができる。
例えば、複数のグレーティング領域135のグレーティング配列構造、グレーティングサイズなどによって、一部波長の光は、補強干渉され、異なる波長の光は、相殺干渉されることにより、波長帯域が選択される。グレーティング配列構造は、例えば、グレーティングの配列ピッチ、グレーティングの配列方向などを含んでもよい。グレーティングサイズは、例えば、グレーティングの深さ、グレーティングの幅などを含んでもよい。ゲインセクション140は、選択された多重波長帯域を有する光を共振させて振幅させることができる。ゲインセクション140は、光を、活性層120に対して平行な方向に往復反射させながら、増幅された光を出射させることができる。
図15に図示された多重波長側面発光レーザ光源において、レーザキャビティの幅LCは、例えば、2mm以下でもある。しかし、それに限定されるものではなく、レーザキャビティの幅は、多様に設計されてもよい。
図14に図示されたDBRタイプの側面発光レーザ光源は、一体型の単一チップ構造で多重波長帯域を有するように構成されるので、小型化され、各波長帯域特性の不均一度を下げることができ、生産費を低減することができる。そして、単一波長の側面発光レーザ光源に比べ、光変調器の温度変化による波長変化特性の差が相対的に小さいために、三次元距離センサ効率及び精度が上昇する。また、側面発光レーザ光源が、高出力及び高効率特性を示し、グレーティング適用によって、波長選択性が高くて三次元距離センサに効果的に適用することができる。
図14では、グレーティング領域が二つである例を図示したが、図16に図示されているように、3以上のグレーティング領域を有することも可能であり、所望する選択波長帯域によって、グレーティング領域を多様に設計することができる。図16では、波長選択セクション130が、第1グレーティング領域135−1、第2グレーティング領域135−2、第3グレーティング領域135−3、第4グレーティング領域135−4、…、第nグレーティング領域135−nを含んでもよい。例えば、第1グレーティング領域135−1は、第1波長λの光を選択し、第2グレーティング領域135−2は、第2波長λの光を選択し、第nグレーティング領域135−nは、第n波長λの光を選択して反射させることができる。
次に、図17は、例示的な実施形態による側面発光レーザ光源の斜視図を図示したものであり、図18は、図17のIII−III断面図を図示したものである。
例示的な側面発光レーザ光源は、基板310、基板310に具備された活性層320、複数のグレーティング領域を有する複数の波長選択セクション、及び複数のグレーティング領域によって選択された多重波長帯域を有する光を共振させるゲインセクション340を含んでもよい。
例えば、複数の波長選択セクションは、活性層320の側面に平行に具備されてもよい。例えば、活性層320の一側に、第1波長選択セクション331が具備され、活性層320の他側に、第2波長選択セクション332が具備されてもよい。ゲインセクション340が活性層320上部に具備されてもよい。
第1波長選択セクション331と第2波長選択セクション332は、互いに対応する複数のグレーティング領域を含んでもよい。例えば、第1波長選択セクション331は、第1波長帯域λを選択するように構成された第1グレーティング領域335−1と、第2波長帯域λを選択するように構成された第2グレーティング領域335−2とを含んでもよい。第2波長選択セクション332は、第3グレーティング領域336−1と、第4グレーティング領域336−2とを含んでもよい。
例えば、第3グレーティング領域336−1は、第1グレーティング領域335−1と同一のグレーティングアレイ構造を有することができる。第4グレーティング領域336−2は、第2グレーティング領域335−2と同一のグレーティングアレイ構造を有することができる。例えば、第3グレーティング領域336−1が、第1グレーティング領域335−1より短い長さを有することができる。第4グレーティング領域336−2が、第2グレーティング領域335−2より短い長さを有することができる。しかし、それらに限定されるものではなく、その長さは、多様に選択される。
第1グレーティング領域335−1及び第3グレーティング領域336−1によって、第1波長帯域λの光が選択され、第2グレーティング領域335−2及び第4グレーティング領域336−2によって、第2波長帯域λの光が選択される。
図18に図示された多重波長側面発光レーザ光源において、レーザキャビティの幅LCは、例えば、2.5mm以下でもある。しかし、それに限定されるものではなく、レーザキャビティの幅は、多様に設計されてもよい。
図19に図示されているように、各波長選択セクションが3以上のグレーティング領域を含むことも可能である。例えば、グレーティング領域335−1,335−2,…,335−nを有することも可能であり、所望する選択波長帯域によって、グレーティング領域を多様に設計することができる。
第1波長選択セクション331が、第1−1グレーティング領域335−1、第1−2グレーティング領域335−2、第1−3グレーティング領域335−3、第1−4グレーティング領域335−4、…、第1−nグレーティング領域135−nを含んでもよい。第2波長選択セクション332が、第2−1グレーティング領域336−1、第2−2グレーティング領域336−2、第2−3グレーティング領域336−3、第2−4グレーティング領域336−4、…、第2−nグレーティング領域336−nを含んでもよい。
例えば、第1−1グレーティング領域335−1と、第2−1グレーティング領域336−1は、第1波長λの光を選択し、第1−2グレーティング領域335−2と第2−2グレイティイ領域336−2は、第2波長λの光を選択し、第1−nグレーティング領域335−nと第2−nグレーティング領域336−nは、第n波長λの光を選択して反射させることができる。
一方、図示されていないが、活性層320の一面に、第1型クラッド層が具備され、他面に、第2型クラッド層がさらに具備されてもよい。
図20は、例示的な実施形態による三次元映像取得装置400を概略的に図示したものである。三次元映像取得装置400は、対象体OBJに光を照射する光源410、対象体OBJで反射された光を変調する光変調器430、光変調器430によって変調された光を受光して映像を形成するイメージセンサ440を含んでもよい。
光源410としては、図1〜図19を参照して説明した多重波長の側面発光レーザ光源が採用されてもよい。光源410は、例えば、一体型の単一チップ構造を有する多波長の赤色レーザ光源を含んでもよい。赤色波長帯域は、例えば、780−1650nm範囲を有することができる。赤色波長帯域は、例えば、800−1600nm範囲を有することができる。光変調器430は、透過型であり、対象体OBJで反射された光の振幅または位相を変調することができる。光源410と光変調器430との間に、光を集光するための、少なくとも1つのレンズ420がさらに具備されてもよい。
側面発光レーザ光源410は、単一チップ構造の多波長レーザを対象体OBJに照射することができる。それにより、温度変化による光源410の特性変化と、光変調器430の特性変化との差を減少させることができる。光源410と光変調器430との外部環境に対する特性変化の差が小さければ、対象体OBJの距離(深さ)の精度が高くなる。また、スペクルを減少させることにより、三次元映像取得装置による映像の品質を高めることができる。
図21は、例示的な実施形態による三次元映像取得装置500の概略的な構成を示したものである。
三次元映像取得装置500は、例えば、光時間・飛行法(TOF)を利用して、対象体OBJの深さ情報を抽出するように構成されてもよい。
三次元映像取得装置500は、対象体OBJに、多重波長帯域の光を照射する側面発光レーザ光源505、対象体OBJで反射された光を変調する光変調器510、光変調器510によって変調された光をセンシングし、電気的信号に変換するイメージセンサ515、イメージセンサ515からの出力から、深さ映像情報を算出する信号処理部530を含んでもよい。また、光源505、光変調器510、イメージセンサ515、信号処理部530の動作を制御するための制御部555を含んでもよい。制御部555は、制御部555と信号処理部530とをいずれも一体化したプロセッサによって具現されてもよい。または、制御部555は、信号処理部530と別途に分離されて提供されたプロセッサによって具現されてもよい。光源505は、図1〜図19を参照して説明した光源が採用されてもよい。
三次元映像取得装置500は、対象体OBJから反射された赤外線光を、光変調器510に集光する第1レンズ540をさらに含んでもよい。そして、第1レンズ540と光変調器510との間には、対象体OBJから反射された光のうち所定波長帯域の光のみを透過させる帯域透過フィルタ(bandpass filter)545がさらに具備されてもよい。例えば、帯域透過フィルタ545は、光源505から照射される波長帯域の光のみを透過させることができる。第1レンズ540と帯域透過フィルタ545との配置順序は、入れ替わることもある。光変調器510とイメージセンサ515との間に、光変調器510で変調された光をイメージセンサ515に集光する第2レンズ550がさらに具備されてもよい。
光源505は、例えば、780nmから1650nm範囲の多重波長帯域の赤外線光を照射するように構成されてもよい。光源505は、例えば、800nmから1600nm範囲の多重波長帯域の赤外線光を照射するように構成されてもよい。
光源505は、制御部555から受信された制御信号によって、光を対象体OBJに投射することができる。光源505から対象体OBJに投射される投射光は、所定の周期Teを有する周期的な連続関数の形態を有することができる。例えば、投射光は、正弦波、ランプ波、四角波のように、特殊に定義された波形を有することもできるが、定義されていない一般的な形態の波形を有することもできる。また、光源505は、制御部555によって、周期的に一定時間の間だけ光を対象体OBJに投射することができる。
光変調器510は、対象体OBJから反射された光を、制御部555によって変調することができる。光変調器510は、所定の波形を有する光変調信号によってゲインを変化させ、透過光の大きさを変調させることができる。そのために、光変調器510は、可変ゲインを有することができる。光変調器510は、距離による光の位相差または移動時間を識別するために、例えば、数十〜数百MHzの高い変調速度で動作することができる。
イメージセンサ515は、光変調器510によって変調された光を検出し、映像を形成することができる。例えば、対象体OBJのある一点までの距離のみを測定する場合、イメージセンサ515は、例えば、フォトダイオードや積分器のような1つの単一光センサを使用することもできる。または、対象体OBJ上の多数の点までの距離を同時に測定する場合、イメージセンサ515は、多数のフォトダイオード、または他の光検出器の一次元アレイまたは二次元アレイを有することもできる。例えば、イメージセンサ515は、二次元アレイを有するCCD(charge coupled device)イメージセンサまたはCMOS(complementary metal−oxide semiconductor)イメージセンサでもある。
信号処理部530は、イメージセンサ515の出力を基に、深さ情報を算出し、深さ情報が含まれた映像を生成することができる。信号処理部530は、例えば、専用の集積回路(IC)によっても具現され、または三次元映像取得装置500内にインストールされたソフトウェアによっても具現される。ソフトウェアによって具現される場合、信号処理部530は、別途の移動可能な記録媒体にも保存される。
光源505から放出された光は、対象体OBJの表面で反射し、第1レンズ540に入射することができる。一般的に、実際の対象体OBJは、三次元映像取得装置500の撮影面までの距離、すなわち深さ(depth)が互いに異なる多数の表面が二次元アレイをなすが、図面には、説明の単純化のために、深さが互いに異なる第1表面P1〜第5表面P5を有する対象体OBJが例示的に図示されている。投射光が、それぞれの第1表面P1〜第5表面P5で反射しながら、異なって時間遅延された(すなわち、位相が異なる)5つの反射光が発生する。このとき、三次元映像取得装置500からの距離が最も遠い第1表面P1で反射された反射光は、TOF1ほどの時間遅延後、第1レンズ540に達し、三次元映像取得装置500からの距離が最も近い第5表面P5で反射された反射光は、TOF1より小さいTOF5ほどの時間遅延後、第1レンズ540に達する。
それぞれ異なる時間遅延(または、位相遅延)を有する反射光が、光変調器510に入射される。光が光変調器510に入射される前に、帯域透過フィルタ545によって、光源505から照射された波長帯域以外の背景光や雑光は、除去される。
位相遅延の程度が異なる反射光は、光変調器510によって、振幅または位相が変調される。変調された光は、第2レンズ550を通過しながら、倍率調整及びフォーカシングされた後、イメージセンサ515に達する。イメージセンサ515は、前記変調された光を受光し、それを電気的信号に変換することができる。イメージセンサ515の出力信号I1〜I5は、互いに異なる深さ情報を含んでおり、信号処理部530は、それを基に、対象体OBJのそれぞれの第1表面P1〜第5表面P5に対応する深さDepth1〜Depth5の情報を算出し、該深さ情報が含まれた映像を生成することができる。
図22は、他の例示的な実施形態による三次元映像取得装置600の概略的な構成を示したものである。
三次元映像取得装置600は、二次元のカラー映像を撮影する構成と共に、光時間・飛行法(TOF)を利用して、対象体OBJの深さ情報を抽出することができる。
三次元映像取得装置600は、対象体OBJに、多重波長光を照射する光源605、対象体OBJから反射された光を変調する光変調器610、光変調器610によって変調された光をセンシングし、電気的信号に変換する第1イメージセンサ615、対象体OBJから反射された可視光R,G,B帯域の光学相を電気的信号に変換する第2イメージセンサ625、第1イメージセンサ615及び第2イメージセンサ625からそれぞれ出力される電気的信号から、深さ情報及びカラー情報を算出し、対象体の三次元映像を生成する三次元映像信号処理部630を含んでもよい。また、光源605、光変調器610、第1イメージセンサ615、第2イメージセンサ625、三次元映像信号処理部630の動作を制御するための制御部655を含んでもよい。
光源605は、例えば、図1〜19を参照して説明した光源が採用されてもよい。光源605は、例えば、780nm−1650nm間の多重波長の赤外線光IRを照射することができる。光源605は、例えば、800nm−1600nm間の多重波長の赤外線光IRを照射することができる。
三次元映像取得装置600は、対象体OBJで反射された光のうち、赤外線光IRが第1イメージセンサ615に向かい、可視光が第2イメージセンサ625に向かうように分岐するビームスプリッタ635をさらに含んでもよい。
ビームスプリッタ635と光変調器610との間に、ビームスプリッタ635から分岐された赤外線光IRを光変調器610に集光する第1レンズ640がさらに具備され、対象体OBJから反射された光のうち所定波長帯域の光のみを透過させる帯域透過フィルタ(bandpass filter)645がさらに具備されてもよい。例えば、帯域透過フィルタ645は、光源から照射される波長帯域の光のみを透過させることができる。第1レンズ640と帯域透過フィルタ645との配置順序は、入れ替わってもよい。光変調器610と第1イメージセンサ615との間には、光変調器610で変調された光を第1イメージセンサ615に集光する第2レンズ650がさらに具備されてもよい。
図面では、対象体OBJから反射された赤外線光IRと、可視光R,G,Bとが、撮影レンズ620を共通して経由しているが、可視光R,G,Bだけが撮影レンズ620を経由し、赤外線光IRは、撮影レンズ620を経由しない経路で、光変調器610に入射される光学的配置に変更されもする。
光変調器610は、所定の波形を有する光変調信号によってゲインを変化させ、透過光の振幅または位相を変調することができる。変調された光は、第1イメージセンサ615でセンシングされ、第1イメージセンサ615から対象体OBJの深さ情報を盛った信号が出力されてもよい。第2イメージセンサ625から、対象体OBJのカラー情報を含む信号が出力されてもよい。
三次元映像信号処理部630は、第1イメージセンサ615及び第2イメージセンサ625からの出力から、三次元映像信号を生成することができる。
例示的な実施形態による三次元映像取得装置は、例えば、ロボット清掃機、動作認識DTV(digital TV)、DSC(digital security controls)カメラ、3Dカメラ、対象体(object)との距離情報を取得することができる3Dカメラ、モーションキャプチャセンサ(motion sensor)、レーザレーダー(laser radar)など多様な分野にも適用される。三次元映像取得装置が、ロボット清掃機の障害物感知のためのセンサにも適用される。また、三次元映像取得装置が、DTVの動作認識のための深さセンサにも採用される。また、三次元映像取得装置が、保安カメラの認証/認識センサにも適用される。また、三次元映像取得装置が、一般ユーザが3Dコンテンツを直接制作することができる多様な三次元映像取得装置にも適用される。
図23〜図26は、例示的な実施形態による側面発光レーザ光源の製造方法を図示したものである。
図23を参照すれば、基板710に活性層720を積層することができる。基板710は、GaAsからも形成される。活性層720は、量子ウェル層を含んでもよい。図24を参照すれば、活性層720に、薄膜層730を積層することができる。薄膜層730は、例えば、In、Ga、Al、As、Pのうち一つ、または2以上の組み合わせを含む化合物、SiO、SiN、TiO、MgF、Al、Taのうち一つ、または2以上の組み合わせを含む誘電物質、ポリマー、メタルなどを含む物質のうち一つ、または2以上の組み合わせを含んでもよい。
図25を参照すれば、薄膜層730をパターニングし、グレーティング領域735を形成することができる。グレーティング領域735は、異なるグレーティングアレイ構造を有する複数の領域を含んでもよい。複数のグレーティングアレイ構造を有するグレーティング領域を、一段階のエッチング工程を介して製作することができる。複数のグレーティング領域735によって、多重波長帯域の光が選択される。
図26を参照すれば、グレーティング領域735に、ゲインセクション740を形成することができる。
図27〜図31は、他の実施形態による側面発光レーザ光源の製造方法を図示したものである。
図27を参照すれば、基板810に活性層815を積層することができる。図28を参照すれば、活性層815の一部領域823をエッチングすることができる。図29を参照すれば、エッチングされた一部領域823に、薄膜層830を積層することができる。図30を参照すれば、薄膜層830をパターニングし、グレーティング領域835を形成することができる。グレーティング領域835は、異なるグレーティングアレイ構造を有する複数の領域を含んでもよい。複数のグレーティングアレイ構造を有するグレーティング領域を、一段階のエッチング工程を介して製作することができる。グレーティング領域835は、活性層820のような層に形成される。複数のグレーティング領域835によって、多重波長帯域の光が選択される。
図31を参照すれば、活性層820上に、ゲインセクション840を形成することができる。
例示的な実施形態による側面発光レーザ光源の製造方法は、多重波長帯域の光を発振する複数のグレーティング領域を同一の1枚の基板に形成し、多重波長の側面発光レーザ光源を一体型の単一チップ構造で製作することができる。多重波長の側面発光レーザ光源を単一チップ構造で製作し、光源の体積を減少させることができ、製造工程を単純化させることができる。単一チップ構造であるので、複数のグレーティング領域別に、波長差の不均一性を減少させることができる。
また、例示的な実施形態による側面発光レーザ光源は、2つ以上の波長帯域を有する光を照射してスペクルを減少させ、複数のグレーティングアレイ構造を利用して、温度変化による波長移動特性が、光変調器と類似するようにすることにより、温度変化によって、対象体の深さセンシング精度が低下することを減少させることができる。
前述の実施形態は、例示的なものに過ぎず、当該技術分野の当業者であるならば、それらから多様な変形、及び均等な他の実施形態が可能であろう。従って、本発明の実施形態による真の技術的保護範囲は、特許請求の範囲に記載された発明の技術的思想によって決められるものである。
本発明の側面発光レーザ光源、及びそれを含む三次元映像取得装置は、例えば、3D映像関連の技術分野に効果的に適用可能である。
10,110,210,310 基板
20,120,220,320 活性層
30,130,230,330 波長選択セクション
35,135,235,335 グレーティング領域
35−1,135−1,235−1,335−1 第1グレーティング領域
35−2,135−2,235−2,335−2 第2グレーティング領域
40,140,240,340 ゲインセクション
400,500,600 三次元映像取得装置
430,510,610 光変調器
440,515,615,625 イメージセンサ

Claims (16)

  1. 基板と、
    前記基板に具備された活性層と、
    前記活性層から出力された光の波長を選択するように構成された複数のグレーティング領域を有する波長選択セクションと、
    前記選択された多重波長帯域を有する光を共振させるゲインセクションと、を含み、
    前記複数のグレーティング領域が、前記活性層とゲインセクションとの間と、前記基板と前記活性層との間とのうち少なくとも一つに具備され
    前記グレーティング領域は、相互に配列されたランドとグルーブを含み、
    前記ゲインセクションは、前記グレーティング領域の前記ランドと前記グルーブの配列方向と平行な方向に光を共振させる、側面発光レーザ光源。
  2. 基板と、
    前記基板に具備された活性層と、
    前記活性層から出力された光の波長を選択するように構成された複数のグレーティング領域を有する波長選択セクションと、
    前記選択された多重波長帯域を有する光を共振させるゲインセクションと、を含み、
    前記複数のグレーティング領域が、前記ゲインセクションの外部に具備され
    前記グレーティング領域は、相互に配列されたランドとグルーブを含み、
    前記ゲインセクションは、前記グレーティング領域の前記ランドと前記グルーブの配列方向と平行な方向に光を共振させる、側面発光レーザ光源。
  3. 前記ゲインセクションが光出射面及び光反射面を有し、前記複数のグレーティング領域が、前記光出射面の前方と、光反射面の後方とのうち少なくとも一つに具備されたことを特徴とする請求項に記載の側面発光レーザ光源。
  4. 前記複数のグレーティング領域が、グレーティングアレイ構造によって、異なる波長の光を選択するように構成されたことを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の側面発光レーザ光源。
  5. 前記複数のグレーティング領域が、同一の1枚の基板上に具備されたことを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の側面発光レーザ光源。
  6. 一体型の単一チップ構造を有することを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の側面発光レーザ光源。
  7. 前記活性層が多重量子ウェル構造を有することを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の側面発光レーザ光源。
  8. 前記複数のグレーティング領域は、In、Ga、As、Pのうち少なくとも一つを含む物質を含むことを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の側面発光レーザ光源。
  9. 前記複数のグレーティング領域は、SiO、SiN、TiO、MgF、Al2O、Taのうち少なくとも一つを含む誘電物質、ポリマー、メタルを含む物質のうち一つまたは2以上の組み合わせを含むことを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の側面発光レーザ光源。
  10. 前記複数のグレーティング領域で選択される波長は、780−1650nm範囲を有することを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の側面発光レーザ光源。
  11. 前記基板がGaAs基板を含むことを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の側面発光レーザ光源。
  12. 前記基板と前記活性層と間の第1型クラッド層と、
    前記活性層に具備された第2型クラッド層と、をさらに含むことを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載の側面発光レーザ光源。
  13. 多重波長帯域の光を照射する側面発光レーザ光源と、
    前記側面発光レーザ光源から照射され、対象体で反射された光を変調する光変調器と、
    前記光変調器によって変調された光をセンシングするイメージセンサと、を含み、
    前記側面発光レーザ光源が、基板、前記基板に具備された活性層、前記活性層から出力された光の波長を選択するように構成された複数のグレーティング領域を有する波長選択セクション、及び前記選択された多重波長帯域を有する光を共振させるゲインセクションを含み、
    前記複数のグレーティング領域が、前記活性層とゲインセクションとの間と、前記基板と前記活性層との間とのうち少なくとも一つに具備され
    前記グレーティング領域は、相互に配列されたランドとグルーブを含み、
    前記ゲインセクションは、前記グレーティング領域の前記ランドと前記グルーブの配列方向と平行な方向に光を共振させる、三次元映像取得装置。
  14. 多重波長帯域の光を照射する側面発光レーザ光源と、
    前記側面発光レーザ光源から照射され、対象体で反射された光を変調する光変調器と、
    前記光変調器によって変調された光をセンシングするイメージセンサと、を含み、
    前記側面発光レーザ光源が、基板、前記基板に具備された活性層、前記活性層から出力された光の波長を選択するように構成された複数のグレーティング領域を有する波長選択セクション、及び前記選択された多重波長帯域を有する光を共振させるゲインセクションを含み、
    前記複数のグレーティング領域が、前記ゲインセクションの外部に具備され
    前記グレーティング領域は、相互に配列されたランドとグルーブを含み、
    前記ゲインセクションは、前記グレーティング領域の前記ランドと前記グルーブの配列方向と平行な方向に光を共振させる、三次元映像取得装置。
  15. 前記ゲインセクションが光出射面及び光反射面を有し、前記複数のグレーティング領域が、前記光出射面の前方と、光反射面の後方とのうち少なくとも一つに具備されたことを特徴とする請求項14に記載の三次元映像取得装置。
  16. 前記複数のグレーティング領域が、同一の1枚の基板上に具備されたことを特徴とする請求項1315のいずれか一項に記載の三次元映像取得装置。
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