JP6845737B2 - 焦点距離可変レンズ装置および焦点距離可変レンズ制御方法 - Google Patents
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Description
レンズシステムは、圧電材料で形成された円筒状の振動部材を、透明な液体に浸漬して形成される。レンズシステムにおいて、振動部材の内周面と外周面とに交流電圧を印加すると、振動部材が厚み方向に伸縮し、振動部材の内側の液体を振動させる。液体の固有振動数に応じて印加電圧の周波数を調整することで、液体には同心円状の定在波が形成され、振動部材の中心軸線を中心として屈折率が異なる同心円状の領域が形成される。このため、レンズシステムにおいて、振動部材の中心軸線に沿って光を通せば、この光は同心円状の領域ごとの屈折率に従って、発散または収束する経路を辿ることになる。
通常の対物レンズに平行光を入射させると、レンズを通過した光は所定の焦点距離にある焦点位置に焦点を結ぶ。これに対し、対物レンズと同軸に配置されたレンズシステムに平行光を入射させると、この光はレンズシステムで発散または収束され、対物レンズを通過した光は元の(レンズシステムがなかった状態の)焦点位置よりも遠くまたは近くにずれた位置に焦点を結ぶ。
従って、焦点距離可変レンズ装置においては、レンズシステムに入力される駆動信号(内部の液体に定在波を発生させる周波数の交流電圧)を印加し、この駆動信号の振幅を増減させることで、焦点距離可変レンズ装置としての焦点位置を一定の範囲内(対物レンズの焦点距離を基準としてレンズシステムにより増減できる所定の変化幅)で任意に制御することができる。
このような焦点距離可変レンズ装置を用いて画像を取得する際には、駆動信号の正弦波の位相に同期して発光信号を出力してパルス照明を行う。これにより、正弦波状に変化する焦点距離のうち、所定の焦点距離にある状態でパルス照明を行うことで、この焦点距離にある対象物の画像が検出される。一周期のうち複数の位相でパルス照明を行い、各位相に対応して画像検出を行えば、同時に複数の焦点距離の画像を得ることもできる。
このような共振周波数の変動に対し、駆動信号を自動的に追従させる共振ロック機能が採用されている。例えば、所定周波数の駆動信号をレンズシステムに入力し、定在波の強度レベルが最大であったとする。ここで、定在波のレベルが低下した際には、駆動信号の周波数がレンズシステムで定在波が得られる共振のピークから外れたと判定し、駆動信号の周波数を増減させて新たなピーク位置を捕捉する。駆動信号の周波数が新たなピーク位置に到達すれば、定在波のレベルも最大強度に復帰できる。このようなピーク位置に対する追従動作を連続的に行うことで、定在波が得られる共振周波数への自動追尾(共振ロック)を実現することができる。
そして、有効電力で共振周波数の変動が検出された際に、有効電力のピーク位置を追従させる向き(周波数の高い側に動かすか低い側に動かすか)を決定するために、レンズシステムの駆動部分(圧電材料で形成された振動部材)に流れる駆動電流の値を参照していた。
レンズシステムの駆動電流は、レンズシステムを駆動する圧電材料の特性として、等価回路の直列共振による正のピークと並列共振による負のピークとを有し、負のピークが正のピークより高い周波数に表れる(図22参照)。前述した有効電力のピークは、駆動電流の正のピークから、正のピークと負のピークとの中間値までの間に生じる。つまり、有効電力のピーク位置の周辺では、駆動電流は右下がりのパターンとして表れる。
従って、レンズシステムの共振周波数である有効電力のピーク位置がずれた際には、共振周波数の周辺での駆動電流の増減を調べることで、ピーク位置がずれた向きを検出することができる。
焦点距離可変レンズ装置は、共振ロックを開始する際に、初期設定として、先ず、有効電力Rpのピークスキャンを行う(図20の処理S01)。図21において、ピークスキャンでは、レンズシステムに駆動信号を印加するとともに、駆動信号の周波数を所定の下限値fminから上限値fmaxまで徐々に増加させ、各周波数でのレンズシステムにおける有効電力Rpを記録する。
次に、得られたスキャン結果から、有効電力Rpがピーク値ppとなる位置の周波数fppを検出し、この周波数fppに駆動信号の周波数を設定する(処理S02)。
有効電力Rpが低下していなければ、共振周波数fppの変動がないとして、処理S03〜S04の監視を継続する。一方、有効電力Rpが低下していれば、共振周波数fppの変動があったとして、駆動電流Riの低下があるか否かを判定する(処理S05)。そして、駆動電流Riが低下した際には、共振周波数fppを下げ(処理S06)、駆動電流Riが上昇した際には、共振周波数fppを上げる(処理S07)。
駆動信号が元の周波数fppのままであれば、共振周波数fpdに変化したレンズシステム(破線)における有効電力は、ピーク値であるppからpuに低下する。このように、ピーク周波数の変化は、有効電力の低下として表れるから、処理S05により検出することができる。
レンズシステムの共振周波数がfppからfpuに上昇した際に、駆動信号が元の周波数fppのままであると、共振周波数fpuに変化したレンズシステムにおける駆動電流Ri(破線)はippからipuに上昇する。従って、処理S05で駆動電流Riが上昇と判定され、処理S07により駆動信号の共振周波数がfppからfpuへと上昇される。
このように、レンズシステムの共振周波数が上昇した場合には駆動信号の周波数も上昇され、レンズシステムの共振周波数が低下した場合には駆動信号の周波数も低下され、結果としてレンズシステムの共振周波数に対して駆動信号の追従が行われる。
ところが、レンズシステムによっては、駆動用の圧電素子の特性上、有効電力Rpのピーク位置の周波数と、駆動電流Riの正のピーク位置の周波数とが近い値となる。
図23に示すように、有効電力Rpのピーク位置の周波数fppが、駆動電流Riの正のピーク位置の周波数に近い値であるとする。有効電力Rpのピーク位置が上昇して周波数fpuになった場合には、駆動電流Riがippからipuに低下する。一方、有効電力Rpのピーク位置が上昇して周波数fpdになった場合にも、駆動電流Riがippからipdへと低下する。
つまり、有効電力Rpのピーク位置が上昇しても低下しても、駆動電流Riの値はともに低下してしまい、ピーク位置の追従による共振ロック制御が不能となる虞がある。
図1において、焦点距離可変レンズ装置1は、焦点距離を可変しつつ測定対象物9の表面の画像を検出するために、当該表面に交差する同じ光軸A上に配置された対物レンズ2、レンズシステム3および画像検出部4を備えている。
さらに、焦点距離可変レンズ装置1は、測定対象物9の表面をパルス照明するパルス照明部5と、レンズシステム3およびパルス照明部5の動作を制御するレンズ制御部6と、レンズ制御部6を操作するための制御用PC7とを備えている。
画像検出部4は、既存のCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサあるいは他の形式のカメラ等で構成され、入射される画像Lgを所定の信号形式の検出画像Imとして制御用PC7へ出力することができる。
パルス照明部5は、LED(Light Emitting Diode)などの発光素子で構成され、レンズ制御部6から発光信号Ciが入力された際に、所定時間だけ照明光Liを発光させ、測定対象物9の表面に対するパルス照明を行うことができる。照明光Liは測定対象物9の表面で反射され、測定対象物9の表面からの反射光Lrが対物レンズ2およびレンズシステム3を通して画像Lgを形成する。
焦点距離可変レンズ装置1において、焦点位置Pfまでの焦点距離Dfは、対物レンズ2の焦点距離を基本としつつ、レンズシステム3の屈折率を変化させることで、任意に変化させることができる。
振動部材32は、圧電材料を円筒状に形成したものであり、外周面33と内周面34との間に駆動信号Cfの交流電圧が印加されることで、厚み方向に振動する。
ケース31の内部には、透過性の高い液体35が充填されており、振動部材32は全体を液体35に浸漬され、円筒状の振動部材32の内側は液体35で満たされている。駆動信号Cfの交流電圧は、振動部材32の内側にある液体35に定在波を発生させる周波数に調整されている。
このとき、レンズシステム3の中心軸線からの距離(半径)と液体35の屈折率との関係は、図3(C)部に示す屈折率分布Wのようになる。
図4(A)の状態では、屈折率分布Wの振れ幅が最大となり、レンズシステム3は通過する光を収束させ、焦点位置Pfは近く、焦点距離Dfは最短となっている。
図4(B)の状態では、屈折率分布Wが平坦となり、レンズシステム3は通過する光をそのまま通過させ、焦点位置Pfおよび焦点距離Dfは標準的な値となっている。
図4(C)の状態では、屈折率分布Wが図4(A)と逆極性で振れ幅が最大となり、レンズシステム3は通過する光を拡散させ、焦点位置Pfは遠く、焦点距離Dfは最大となっている。
図4(D)の状態では、再び屈折率分布Wが平坦となり、レンズシステム3は通過する光をそのまま通過させ、焦点位置Pfおよび焦点距離Dfは標準的な値となっている。
図4(E)の状態では、再び図4(A)の状態に戻っており、以下同様の変動を繰り返すことになる。
この際、焦点変動波形Mfの任意の時点で焦点位置Pfにある測定対象物9をパルス照明し、その時点で照明された画像を検出すれば、任意の焦点距離Dfにある焦点位置Pfの画像が得られることになる。
駆動制御部61は、共振ロック制御部611を有する。
共振ロック制御部611は、入力される駆動信号Cfに基づいてレンズシステム3が振動した際に、レンズシステム3に加えられる有効電力Rpあるいは駆動電流Riから、レンズシステム3の振動状態Vfを検出する。そして、レンズシステム3の振動状態Vfを参照して駆動信号Cfの周波数を調整することで、レンズシステム3の現在の共振周波数にロックすることができる。なお、振動状態Vfは、レンズシステム3に設置した振動センサで検出してもよい。
ここで、温度変化などにより、レンズシステム3の振動特性がS2に変化したとする。共振ロック制御部611で検出されるレンズシステム3の振動特性は振動特性S2のピークへ変動し、駆動信号Cfに対してずれることになる。振動特性S2であるレンズシステム3に駆動信号Cfを入力した場合、駆動信号Cfの周波数は振動特性S2においてピーク位置でなく、十分な有効電力をレンズシステム3に与えることができず、効率が低下することになる。
その結果、駆動制御部61からレンズシステム3に入力される駆動信号Cfの周波数は、現在のレンズシステム3の振動特性S2における共振周波数のピークに合わせられ、これにより周波数の自動追従が行われる。
レンズ操作部71は、共振ロック操作部711を有する。
共振ロック操作部711は、駆動制御部61における共振ロック制御部611の有効・無効を切り換えることができる。
本実施形態において、共振ロック制御部611は、動作に際して、駆動信号Cfの電圧波形とレンズシステム3から検出される駆動電流Riの波形とから電圧電流位相差Rhを検出し、この電圧電流位相差Rhのピーク位置に駆動信号Cfの周波数を設定する。そして、動作の間、電圧電流位相差Rhを監視し、電圧電流位相差Rhが変動した際には、駆動電流Riを参照し、駆動信号Cfの周波数を増減させる。
図9において、ピークスキャンでは、レンズシステム3に駆動信号Cfを印加するとともに、駆動信号Cfの周波数を所定の下限値fminから上限値fmaxまで徐々に増加させ、各周波数でのレンズシステム3における電圧電流位相差Rhを記録する。
次に、得られたスキャン結果から、電圧電流位相差Rhがピーク値となる位置の周波数fhpを検出し、この周波数fhpを駆動信号Cfの周波数として設定する(図8の処理S12)。
稼働中、共振ロック制御部611は、所定周期で電圧電流位相差Rhを取得し(処理S13)、電圧電流位相差Rhの低下を監視する(処理S14)。
一方、電圧電流位相差Rhが低下していれば、共振周波数fhpの変動があったとして、駆動電流Riの低下があるか否かを判定する(処理S15)。そして、駆動電流Riが低下した際には、共振周波数fhpを下げ(処理S16)、駆動電流Riが上昇した際には、共振周波数fhpを上げる(処理S17)。
駆動信号Cfが元の周波数fhpのままであれば、共振周波数fhuに変化したレンズシステム3における電圧電流位相差Rh(破線)は、ピーク値であるhpからhuへと低下する。このように、ピーク周波数の変化は、電圧電流位相差Rhの低下として表れるから、処理S15により検出することができる。
このように、レンズシステム3の共振周波数が上昇した場合には、駆動信号Cfの周波数が上昇され、レンズシステム3の共振周波数が低下した場合には、駆動信号Cfの周波数が低下され、結果としてレンズシステム3の共振周波数に対して、駆動信号Cfの追従が行われる。
図10に示すように、通常、電圧電流位相差Rhのピーク位置の周波数fhpは、レンズシステム3の動作時の有効電力Rpのピーク位置の周波数fppよりも高い周波数に表れる。
つまり、電圧電流位相差Rhでは、そのピーク位置の周波数fhpを、駆動電流Riにおける正のピーク位置から負のピーク位置に至る右下がりの区間の、より高い周波数領域とすることができる。
一方、有効電力Rpのピーク位置の周波数fppについては、この周波数fppが周波数fpdまで変動(低下)または周波数fpuまで変動(増加)したとき、その区間には駆動電流Riのピーク位置(周波数fip)があり、その両側で駆動電流Riの値(ipd,ipu)はともにピーク位置での値ippよりも低下してしまうため、共振周波数の変化方向の検出(図8の処理S15)は確実に行うことができない可能性がある。
図11から図13には、本発明の第2実施形態が示されている。
本実施形態は、前述した第1実施形態の焦点距離可変レンズ装置1と同じ構成において、共振ロック制御部611で異なる内容の共振ロック制御を実行するものである。従って、共通の構成については説明を省略し、以下には本実施形態における共振ロック制御の内容について説明する。
すなわち、共振ロック制御部611は、次のような処理を行う。
図12において、ピークスキャンでは、レンズシステム3に駆動信号Cfを印加するとともに、駆動信号Cfの周波数を所定の下限値fminから上限値fmaxまで徐々に増加させ、各周波数でのレンズシステム3における有効電力Rpを記録する。
目標有効電力ptとしては、所定の比率、例えば有効電力Rpのピーク値ppの70%などとすることができる。あるいは、所定の値だけ小さい値としてもよい。
有効電力Rpには目標有効電力ptを与える周波数が2箇所にあるが、本実施形態では2つのうち高い方の周波数fptを選択する。
稼働中、共振ロック制御部611は、所定周期で有効電力Rpを取得し(処理S23)、有効電力Rpの変化(低下または上昇)を監視する(処理S24)。
一方、有効電力Rpが変化した際には、その変化の方向(低下か上昇か)を判定する(処理S25)。そして、駆動電流Riが低下した際には、共振周波数fptを下げ(処理S26)、駆動電流Riが上昇した際には、共振周波数fptを上げる(処理S27)。
このような変化に対して、図11の処理S25においては有効電力Rpが上昇していると判定され、処理S27により共振周波数fptが共振周波数fptuへと上昇される。
このように、レンズシステム3の共振周波数が上昇した場合には、駆動信号Cfの周波数が上昇され、レンズシステム3の共振周波数が低下した場合には、駆動信号Cfの周波数が低下され、結果としてレンズシステム3の共振周波数に対して、駆動信号Cfの追従が行われる。
すなわち、レンズシステム3の有効電力Rpにおいて、そのピーク値ppよりも低い位置に目標有効電力ptを設定する。目標有効電力ptの値の前後では、有効電力Rpの値がピーク値ppから右下がりまたは左下がりに連続的に低下する。このため、目標有効電力ptに設定した駆動信号Cfの周波数fptに対して、レンズシステム3の共振周波数が変化した際に、目標有効電力ptを与える周波数fptの前後の有効電力Rpの値を調べることで、駆動信号Cfの周波数を変化させる向きを決定することができる。
そして、この向きに基づいて駆動信号Cfの周波数を増減させることで、レンズシステム3の共振周波数に対する追従を安定して行うことができる。
また、レンズシステム3の駆動電流を参照することもないので、従来方式のように、駆動電流の変化の向きが判定できずにピーク位置の追従による共振ロック制御が不能となる、といった可能性を低減でき、焦点距離可変レンズ装置1における共振ロック制御を安定して行うことができる。
図14から図16には、本発明の第3実施形態が示されている。
本実施形態は、前述した第2実施形態の目標有効電力ptを与える周波数fptを、ピーク値ppを与える周波数fppより低い周波数に設定したものである(図15参照)。
本実施形態における手順は、処理S31〜S35までが前述した第2実施形態の処理S21〜S25までと同様である。処理S36および処理S37については、周波数fptを周波数fppより低い周波数に設定したため、第2実施形態の処理S26,S27とは追従する方向が逆になっている。
このような変化に対して、図14の処理S35においては有効電力Rpが低下していると判定され、処理S36により共振周波数fptが共振周波数fptuへと上昇される。
このように、レンズシステム3の共振周波数が上昇した場合には、駆動信号Cfの周波数が上昇され、レンズシステム3の共振周波数が低下した場合には、駆動信号Cfの周波数が低下され、結果としてレンズシステム3の共振周波数に対して、駆動信号Cfの追従が行われる。
従って、本実施形態によっても、前述した第2実施形態と同様な効果を得ることができる。
図17から図19には、本発明の第4実施形態が示されている。
本実施形態は、前述した第1実施形態の焦点距離可変レンズ装置1と同じ構成において、共振ロック制御部611で異なる内容の共振ロック制御を実行するものである。従って、共通の構成については説明を省略し、以下には本実施形態における共振ロック制御の内容について説明する。
すなわち、共振ロック制御部611は、次のような処理を行う。
図18において、ピークスキャンでは、レンズシステム3に駆動信号Cfを印加するとともに、駆動信号Cfの周波数を所定の下限値fminから上限値fmaxまで徐々に増加させ、各周波数でのレンズシステム3における電圧電流位相差Rhを記録する。
電圧電流位相差Rhは、駆動信号Cfの電圧波形と、レンズシステム3から検出される駆動電流Riの波形と、から得ることができる。
目標電圧電流位相差htとしては、所定の比率、例えば電圧電流位相差Rhのピーク値hpの70%などとすることができる。あるいは、所定の値だけ小さい値としてもよい。
電圧電流位相差Rhには目標電圧電流位相差htを与える周波数が2箇所にあるが、本実施形態では2つのうち高い方の周波数fhtを選択する。
稼働中、共振ロック制御部611は、所定周期で電圧電流位相差Rhを取得し(処理S43)、電圧電流位相差Rhの変化(低下または上昇)を監視する(処理S44)。
一方、電圧電流位相差Rhが変化した際には、その変化の方向(低下か上昇か)を判定する(処理S45)。そして、電圧電流位相差Rhが低下した際には、共振周波数fhtを下げ(処理S46)、電圧電流位相差Rhが上昇した際には、共振周波数fhtを上げる(処理S47)。
このような変化に対して、図17の処理S45においては電圧電流位相差Rhが上昇していると判定され、処理S47により駆動信号Cfの周波数fhtが周波数fhtuへと上昇される。
このように、レンズシステム3の共振周波数が上昇した場合には、駆動信号Cfの周波数が上昇され、レンズシステム3の共振周波数が低下した場合には、駆動信号Cfの周波数が低下され、結果としてレンズシステム3の共振周波数に対して、駆動信号Cfの追従が行われる。
すなわち、レンズシステム3の電圧電流位相差Rhにおいて、そのピーク値ppよりも低い位置に目標電圧電流位相差htを設定する。目標電圧電流位相差htの値の前後では、電圧電流位相差Rhの値がピーク値hpから右下がりまたは左下がりに連続的に低下する。このため、目標電圧電流位相差htに設定した駆動信号Cfの周波数fhtに対して、レンズシステム3の共振周波数が変化した際に、目標電圧電流位相差htを与える周波数fhtの前後の電圧電流位相差Rhの値を調べることで、駆動信号Cfの周波数を変化させる向きを決定することができる。
そして、この向きに基づいて駆動信号Cfの周波数を増減させることで、レンズシステム3の共振周波数に対する追従を安定して行うことができる。
また、レンズシステム3の駆動電流を参照することもないので、従来方式のように、駆動電流の変化の向きが判定できずにピーク位置の追従による共振ロック制御が不能となる、といった可能性を低減でき、焦点距離可変レンズ装置1における共振ロック制御を安定して行うことができる。
なお、本発明は前述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形などは本発明に含まれる。
前記各実施形態では、レンズシステム3の駆動および制御を行うために、レンズ制御部6と制御用PC7との組み合わせを用いたが、これらはレンズシステム3の駆動、制御ないし操作までを一括して行う一体の装置としてもよい。しかし、前記各実施形態のように、レンズ制御部6と制御用PC7との組み合わせとすることで、レンズシステム3の駆動および制御に必要なハードウェアを専用のレンズ制御装置として独立させることができる。また、レンズ制御部6操作や設定調整、さらには画像の取り込みまでを汎用性の高いパーソナルコンピュータを用いて実現することができる。
レンズシステム3の具体的構成は適宜変更してよく、ケース31および振動部材32は円筒状のほか六角筒状などであってもよく、これらの寸法や液体35の属性も適宜選択することができる。
Claims (6)
- 入力される駆動信号に応じて屈折率が変化するレンズシステムと、前記駆動信号を前記レンズシステムの共振周波数に追従させる共振ロック制御部と、を有し、
前記共振ロック制御部は、前記駆動信号の電圧と前記レンズシステムの駆動電流との間の電圧電流位相差のピーク位置に前記駆動信号の周波数を設定し、前記電圧電流位相差が変動した際に、前記駆動電流を参照して前記駆動信号の周波数を増減させることを特徴とする焦点距離可変レンズ装置。 - 入力される駆動信号に応じて屈折率が変化するレンズシステムと、前記駆動信号を前記レンズシステムの共振周波数に追従させる共振ロック制御部と、を有し、
前記共振ロック制御部は、前記レンズシステムの有効電力のピーク値よりも低い目標有効電力を設定し、前記目標有効電力を与える周波数に前記駆動信号の周波数を設定し、前記有効電力が変化した際に、前記有効電力の増減に基づいて前記駆動信号の周波数を増減させることを特徴とする焦点距離可変レンズ装置。 - 入力される駆動信号に応じて屈折率が変化するレンズシステムと、前記駆動信号を前記レンズシステムの共振周波数に追従させる共振ロック制御部と、を有し、
前記共振ロック制御部は、前記駆動信号の電圧と前記レンズシステムの駆動電流との間の電圧電流位相差のピーク値よりも低い目標電圧電流位相差を設定し、前記目標電圧電流位相差を与える周波数に前記駆動信号の周波数を設定し、前記電圧電流位相差が変化した際に、前記電圧電流位相差の増減に基づいて前記駆動信号の周波数を増減させることを特徴とする焦点距離可変レンズ装置。 - 入力される駆動信号に応じて屈折率が変化するレンズシステムと、前記駆動信号を前記レンズシステムの共振周波数に追従させる共振ロック制御部と、を有する焦点距離可変レンズ装置を用い、
前記駆動信号の電圧と前記レンズシステムの駆動電流との間の電圧電流位相差のピーク位置に前記駆動信号の周波数を設定し、
前記電圧電流位相差が変動した際に、前記駆動電流を参照して前記駆動信号の周波数を増減させることを特徴とする焦点距離可変レンズ制御方法。 - 入力される駆動信号に応じて屈折率が変化するレンズシステムと、前記駆動信号を前記レンズシステムの共振周波数に追従させる共振ロック制御部と、を有する焦点距離可変レンズ装置を用い、
前記レンズシステムの有効電力のピーク値よりも低い目標有効電力を設定し、
前記目標有効電力を与える周波数に前記駆動信号の周波数を設定し、
前記有効電力が変化した際に、前記有効電力の増減に基づいて前記駆動信号の周波数を増減させることを特徴とする焦点距離可変レンズ制御方法。 - 入力される駆動信号に応じて屈折率が変化するレンズシステムと、前記駆動信号を前記レンズシステムの共振周波数に追従させる共振ロック制御部と、を有する焦点距離可変レンズ装置を用い、
前記駆動信号の電圧と前記レンズシステムの駆動電流との間の電圧電流位相差のピーク値よりも低い目標電圧電流位相差を設定し、
前記目標電圧電流位相差を与える周波数に前記駆動信号の周波数を設定し、
前記電圧電流位相差が変化した際に、前記電圧電流位相差の増減に基づいて前記駆動信号の周波数を増減させることを特徴とする焦点距離可変レンズ制御方法。
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