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JP6835456B2 - 老犬介護用尿受け具 - Google Patents

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西村 博
博 西村
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Description

この発明は、犬の糞尿受け具に関する。
老犬もだんだんと自立困難になってくると介護人の支えや運搬を必要とする場面が増えてくる。特に排尿時には、よろけて倒れたり、排泄物を踏んだり、また体勢の変化によっては尿が老犬自身の体にかかることもある。排尿場所を設け老犬を運搬したとしても、排尿場所や老犬自身の体を汚すと後始末が必要になり、介護人の余計な仕事が増え、老犬にとってもストレスとなる。従って、排尿時には、介護人は老犬がよろけてもすぐに支えられるように出来るだけ両手を空けておく必要がある。また老犬自身の体に尿がかからないようにするには出来るだけ尿出口近くで尿を受ければ良いが、使用後の尿受け具をすぐに片づけられずに老犬を支えたり運搬したりする必要があるので、使用後の尿受け具をしばらくの間置きっぱなしにしなければならないことも多い。
以上のことから、老犬介護用の尿受け具に要求されることは、老犬を両手で支えながら尿出口近くで使用できること、家の中での使用を考慮して受け損ねる等の失敗が少ないこと、使用後に手から放して置いてもこぼれ難いこと、間違って踏んでもこぼれ難いこと。また、尿を受ける部分が使用時には外れ難いが取り付け取り外ししやすいこと。そして、何度も使う柄付枠に尿が掛かり難く、柄付枠を洗う仕事をできるだけ減らせることと考えた。
従来の犬の糞尿受け具は主に散歩中に使用することを前提としていて、犬が自立していることや外で使用しやすいように考案されている物が多い。また、散歩中の糞処理はほぼ必須となっているが尿処理はまだ必須とは言い難い。このため、固形物である糞を処理しやすいことが主で、液体の尿について考慮されているものはあまりなかった。例えば、持ち手を付けた工夫した枠にプラスチック袋を取り付けた物や、スプーン状の平面受け皿に吸水シートを取り付けた物が有った。
特開2012−034588号公報 特開2012−235763号公報
しかしながら、以上の技術によれば、プラスチック袋では尿を受けた後で手から放して置いた時や踏んでしまった時にはこぼれやすい。また、吸水シート式は飛沫が周囲に飛び散りやすいと思われるが、尿を受け損ねてもすぐに拭き取れるように考案されているので家の中での使用には向かない。
そこで、この発明の課題は、老犬を両手で支えながら使用できること、飛沫も含め受け損ね難いこと、使用後に手から放して置いてもこぼれ難いこと、置きっぱなしにしている尿受け具を犬や人が踏んでもこぼれ難いこと、尿を受ける部分が使用時には外れ難いが取り付け取り外ししやすいこと、何度も使う柄付枠に直接尿が掛かり難いこと、以上の条件を満たす尿受け具を提供することである。
以上の課題を解決するために、一枚の吸水シートを短い柄を含む柄付枠全体を覆いかつ袋状にする折り方で折った袋状吸水シートを、枠にぶら下げるように組み合わせ、短い柄も覆うようにしたことを特徴とする尿受け具を発明した。
本発明によれば、吸水シートはプラスチック袋と比べて変形しにくいので、枠に何らかの方法で固定しなくても一枚の吸水シートを折り返して枠にぶら下げるように組み合わせるだけで、尿の重さ程度が加わってもずり落ちることはなく、取り付け取り外しが簡単である。また、手に収まる程度の短い柄を用いれば老犬を支えながら排尿を受けるのに持ちやすく、多少尿が外れても、柄付枠全体を覆っている吸水シートが尿を受けるので柄付枠に直接尿がかからない。また、袋状なので尿出口にできるだけ近づければ尿を受け損ね難く、飛沫も飛び散り難くい。また、吸水シートが吸水すれば使用後に手から放して置いてもこぼれ難く、踏んでもこぼれ難い。
この発明の一実施形態を示す斜視図その1である。 この発明の一実施形態を示す斜視図その2である。 吸水シートの折り方その1を示す図である。 吸水シートの折り方その2を示す図である。 吸水シートの折り方その3を示す図である。 吸水シートの折り方その4を示す斜視図である。 吸水シートを折る為の型紙の斜視図である。 型紙を用いた吸水シートの折り方その1を示す図である。 型紙を用いた吸水シートの折り方その2を示す図である。 型紙を用いた吸水シートの折り方その3を示す図である。 この発明の一実施形態の使用例を示す斜視図である。 この発明の実施例2の型紙の置き方を示す図である。 この発明の実施例2を示す斜視図である。
この発明の一実施形態を図1に示す。
本実施例では市販の吸水シートを用いた。サイズの一例は約33cm×45cmである。一枚の吸水シート11を図3から図6までで示す方法で袋状に折り、袋状に折った吸水シート11の大きさに合うように短い柄の付いた柄付枠10を針金のような金属で作成し、袋状に折った吸水シート11が柄付枠10全体を覆うように組み合わせる。柄付枠10サイズの一例は素材直径約3mm、柄付枠10全体の長さが約25cm、柄の長さが約10cm、枠の一番太い部分の幅が約10cmである。また、本尿受け具使用時に吸水シート11が犬の脚等に触れた場合のずれ上がりを防止することと吸水シート11の取り外しやすさとを考慮して、柄付枠10の枠全部ではなく一部に滑り止めシートや滑り止め塗料などを用いて滑り止め12を施した。滑り止め12の長さの一例は約5cmである。これを図2に示すように吸水シート11の上から柄を握り使用すると、ほぼずれ上がらなくなる。散歩のように長時間持ち歩くとずれ上がってくるかもしれないが、老犬介護時は長くてもほんの数分しか持ち歩かないので実用上十分であり、取り外しやすさは忙しい老犬介護において重要である。
次に吸水シート11の折り方を図3から図6までに示す。
図3に示すように吸水シート11を、折り順1、折り順2、折り順3の順に折ると図4のようになる。後工程作業のしやすさや使いやすさのため、図4で示すように形状を維持できるように接着テープ31の位置を接着剤や接着テープ等を用いて固着させる。本実施例では固着にはすべて接着テープを使った。折り順4で吸水シート11を折り開くと、柄付枠10全体を覆う部分になり図5のようになる。接着テープ32の位置は吸水シート11が3枚重なっているので使いにくいようなら図5に示すように3枚がばらばらにならないように接着テープ32で固着させる。図6は折った袋状吸水シート11の内側を示したものであるが、接着テープ33の位置は吸水シート11の端が重なっている部分であり尿が直接かかると外にこぼれてしまうので接着テープ33で固着させるが、この端が重なっている部分に尿がかからないのであればそのままでも良い。
吸水シート11の折り寸法が確定した後、量産用に図7に示す型紙20を作成する。そして、吸水シート11を折り開く際の目安が必要なら折り返し目安線21を引く。型紙20のサイズは図10に示すように包み込むように折った時に完成するサイズである。型紙20の素材は梱包用段ボール箱を切って利用したが、厚さ数ミリメートル程度の板状で、包むように折った後で容易に抜き出せる程度の表面の滑らかさがあれば、紙、金属あるは樹脂でも良い。型紙20を用いて吸水シート11を折る際には、図8に示すように吸水シート11の上に型紙20を乗せてから図3から図6までに示した手順通りに型紙20を包むように折り進める。この手順概略を図9、図10に示す。
「実施形態の効果」
図11は本尿受け具を用いた実際の排尿介護作業の例である。片手は首付近を支え、もう片方の手で本尿受け具を持ちながら老犬の胸あたりを支えることができる。使用後の吸水シート11が吸水すれば、手から放して脇に置き両手で老犬を支え直しても尿がこぼれ難く、踏んでも破れてもこぼれ難い。また、使用後の吸水シート11の取り外しは、片手で老犬を支えながらもう片方の手だけでできるので、その場で吸水シート11をゴミとして捨てることや老犬を運搬しながら柄付枠10だけを定位置に持ち帰ることも可能である。老犬の状態によっては、排尿直後の老犬から手が離せないうちに次の排尿が訪れることもあるので、排尿後速やかに柄付枠10と吸水シート11を組み合わせて次に使う尿受け具の準備ができることは重要である。柄付枠10と吸水シート11を組み合わせるのに両手が必要だが時間はかからないので、特に手がかかる老犬でもほんの少しの間手を放している間に準備できる。また、排尿場所が設けてあり、一度使用した吸水シート11を何度か使う場合には、置きっぱなしにしておいても尿がこぼれることはないので、定位置に置いておくこともできる。
排尿時の老犬と介護人との位置関係や、老犬の排尿状態と本尿受け具の位置関係等によっては、図6に示した吸水シート11の端が重なっている部分である接着テープ33の位置に直接尿が掛かることがあるが、その時にこぼれないように接着テープ33で固着させているので尿がこぼれることは無い。しかし、端が重なっている部分である接着テープ33の位置に直接尿がかからないようにするには、図12に示すように型紙20を左右反転させ、吸水シート11の左右反対側に揃えてから折ると、図13に示すように、図6と比べて、端が重なっている部分である接着テープ33の位置が柄から見て左右逆になるので、吸水シート11の端が重なっている部分である接着テープ33の位置に尿が直接かからないようにできる。
10 柄付枠
11 吸水シート
12 滑り止め
20 型紙
21 折り返し目安線
31 接着テープ
32 接着テープ
33 接着テープ
1 折り順
2 折り順
3 折り順
4 折り順

Claims (1)

  1. 一枚の吸水シートを短い柄を含む柄付枠全体を覆いかつ袋状にする折り方で折った袋状吸水シートを、枠にぶら下げるように組み合わせ、短い柄も覆うようにしたことを特徴とする尿受け具。
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