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JP6818170B2 - 飲料濃縮液を希釈した飲料を調製する方法及び飲料濃縮液の1回使用分が収容された容器詰飲料 - Google Patents

飲料濃縮液を希釈した飲料を調製する方法及び飲料濃縮液の1回使用分が収容された容器詰飲料 Download PDF

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Description

本発明は、飲料の提供システムに関する。
近年、缶やペット(PET)ボトル等の容器に充填された容器詰飲料が多く開発、市販されている。例えば、容器詰茶飲料では、一般に茶葉を水などの水性溶媒で抽出して茶抽出液を得て、この茶抽出液を飲用濃度になるように濃度調整を行った後、缶、ペットボトルなどの密封容器に封入して販売されている。
茶飲料やコーヒー飲料等は、家族や集団内の多人数で飲まれ、1日における飲用回数も多い。また、健康志向の高まりから、ポリフェノールを含む緑茶やコーヒー、ノンカフェインでミネラルを含む麦茶等の容器詰飲料も多数販売されている。
市場における多くの容器詰飲料は、そのままで飲用できる状態で販売されているいわゆるRTD(Ready to Drink)タイプである。家庭や集団等の多人数に向けられたRTD製品は、容量が1Lや2Lの製品が多く、販売店においても、家庭等においても保管スペースが問題となる。
特許文献1では、飲むときに10倍以上に希釈して飲料を調製できるアロエ入りコーヒー濃縮飲料が開発されている。また、市場をみても、ポーションタイプのコーヒー濃縮液等が販売されている。例えば、20mLのポーションタイプのコーヒー濃縮液であれば、水約150mLと合わせてグラスに注ぎ、良くかき混ぜることにより飲用することができるため、保管スペースを節約することができる。
特開2004−350592号公報
しかしながら、20mL等の小容量ポーションタイプの容器詰飲料濃縮液では、省スペース化を達成できるものの、1個辺りの液量(容量)が少ないため、水等の希釈用の溶媒との投入時に十分な流速が確保できず、そのため分散性や混合にかかる時間に問題が生じる。
また、小容量ポーションタイプの容器に飲料濃縮液を収容している場合、希釈倍率が高すぎるため、保管中の劣化が大きく影響することになる。
一方で、容器詰飲料濃縮液の容量が、500mL等に多くなり過ぎると、通常用いられる500mL容器(ペットボトル)では、投入時に容器内で不連続な気泡が発生し、脈を打って注ぎ出るため、流速を減じることや、液だれ(注ぎ出された液体が容器口部の外壁面を伝って外部にこぼれる現象)が発生することがある。
このような問題は、家庭用や集団用に1L〜5L等の多量を一度に調製するための濃縮液を、容器に収容して提供しようとする場合に生じる、新たな課題であることが見出された。容器詰飲料濃縮液が市場で販売されつつあるが、上記の特有の問題については十分に検討がなされていない。
そこで、本発明は、省スペース化を図りつつ、多量の飲料であっても一度に効率よく混合できる利便性と、風味の安定性とを両立できる、飲料の提供システムを提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題について鋭意検討した結果、1回使い切り分の飲料濃縮液の希釈倍率と、その液量(容量)とを調整し、1L〜5L等の多量を一度に調製可能な容器と組み合わせて用いる方法を着想することで、本発明を完成するに至った。
即ち、上記課題は、下記の如き作用効果を奏する本発明によって達成され、一つの態様において本発明は、5〜30倍の希釈倍率で使用される飲料濃縮液の1回使用分を、収容部を満たして収容する100〜350mL容量の第1の容器と、前記飲料濃縮液に前記希釈倍率を乗じた量が収容可能な1〜5L容量の第2の容器と、を備える飲料の提供システムである。
本発明の飲料提供システムによると、第1の容器に収容された1回使用分の飲料濃縮液の容量が100〜350mLであるため、1L〜5L容量の第2の容器を用いて水等と混合する際に、飲料濃縮液の投入時の流速が十分に得られ、水等と接触した際の衝撃により効率よく分散し、飲料を簡単に調製することができる。
第1の容器に収容された1回使用分の飲料濃縮液の容量が500mL等に多くなり過ぎると、通常用いられる500mL容器(ペットボトル)では、投入時に容器内で不連続な気泡が発生し、脈を打って注ぎ出るため、流速を減じることや、液だれ(注ぎ出された液体が容器口部の外壁面を伝って外部にこぼれる現象)が発生することがあるが、本発明の飲料提供システムであれば、飲料濃縮液の容量が350mL以下であるため、通常用いられる容器形状であれば、投入時に容器内で不連続な気泡が発生しにくい。
また、本発明の提供システムによると、第1の容器に収容された1回使用分の飲料濃縮液の容量が100〜350mLであり、希釈倍率が30倍以下に調整されているため、保管中の劣化を抑制することが可能となる。
本発明の好ましい態様において、前記第1の容器の開口部面積は、10cm以下である。
前記第1の容器の開口部面積が、10cm以下に調整されている場合、第1の容器を勢いよく傾けて、飲料濃縮液を一度に注ぎ出すことが可能であり、且つ、水等と接触した際の衝撃により効率よく分散させる観点から、注ぎ出す際の流速を高められる点で好適である。
本明細書において、「第1の容器の開口部」とは、飲料濃縮液を注ぎ出すために設けられた注ぎ口をいい、その形状は限定されない。例えば、缶容器のうち、いわゆるショート缶であれば、プルトップタブにより開口される開口部を有しており、ペットボトル容器又はスタンディングパウチ容器等であれば、キャップを開栓することにより開口される開口部を有している。
また、前記第1の容器の開口部面積が、10cm以下に調整されていることにより、飲料濃縮液を注ぎ出す際に、飲料濃縮液が有する香り成分の飛散を抑えることができる点で好適である。
本発明の好ましい態様において、前記第1の容器が、開口部の外側に溝を有する形状で
ある。
前記第1の容器が、開口部の外側に溝を有する形状である場合、第1の容器を傾けて、飲料濃縮液を一度に注ぎ出す際に、液だれを抑制できる点で好適である。
希釈前の飲料濃縮液の状態で液だれが起こると、希釈後の飲料の濃度に大きな影響を与えてしまう。液だれを抑制することにより、繰り返し飲料を提供する際に濃度が一定となり、風味の再現性を保つことが可能となる。
本発明の好ましい態様において、前記第1の容器が、開口部の外側に縁を有する形状である。
前記第1の容器が、開口部の外側に縁を有する形状である場合、第1の容器を傾けて、飲料濃縮液を一度に注ぎ出す際に、第1の容器の胴部を伝って液だれを抑制できる点で好適である。
液だれを抑制することにより、繰り返し飲料を提供する際に濃度が一定となり、風味の再現性を保つことが可能となる。
本発明の好ましい態様において、前記第2の容器が、樹脂容器である。
前記第2の容器が樹脂容器である場合、透明または半透明に第2の容器を形成することができるため、希釈用の水等を注ぎ入れる際に、第2の容器の外側から液面を容易に視認できる点で好適である。
本発明によれば、省スペース化を図りつつ、多量の飲料であっても一度に効率よく混合できる利便性と、風味の安定性とを両立できる、飲料の提供システムを提供することが可能となる。
本発明に係る第1の容器において、飲料濃縮液の1回使用分を、収容部を満たして収容されている状態の一例を示す断面図である。 本発明に係る第1の容器の一例を示す平面図である。 第2の容器の一例を示す正面図である。 第2の容器の別の一例を示す正面図である。 缶容器に5〜30倍の希釈倍率で使用される茶飲料濃縮液の1回使用分を収容し、希釈倍率を乗じた量が収容可能な容器に注ぎ入れて水と混合した一例を示す写真像図である。
本発明は飲料の提供システムに関する。以下、本発明の実施形態について詳細に説明する。
[飲料の提供システム]
本発明の飲料の提供システムは、5〜30倍の希釈倍率で使用される飲料濃縮液の1回使用分を、収容部を満たして収容する100〜350mL容量の第1の容器と、前記飲料濃縮液に前記希釈倍率を乗じた量が収容可能な1〜5L容量の第2の容器とを備える。
本発明に係る飲料の提供システムは、第1の容器と第2の容器を組み合わせたものであるが、両者をまとめて販売などに供してもよいし、それぞれ別々に販売などに供してもよい。
[第1の容器]
第1の容器には、5〜30倍の希釈倍率で使用される飲料濃縮液の1回使用分が、収容部を満たして収容される。第1の容器としては、缶容器、ペットボトル、スタンディングパウチ、紙パック、瓶等の公知の容器形態が用いられ、特に制限されない。容量を100〜350mLとすることができ、飲料濃縮液を注ぎ出す際の流速を高める観点から、缶容器、ペットボトル、紙パックが好ましく、缶容器がより好ましい。
一つの態様において本発明は、5〜30倍の希釈倍率で使用される飲料濃縮液の1回使用分が第1の容器の収容部を収容されたものであり、これは、上述の飲料の提供システムにおいて、第2の容器と組み合わせて使用される。
第1の容器の材質は、公知の市販品で用いられている材質や、それらの材質を適宜組み合わせて用いることができ、特に制限されないが、例えば、金属、樹脂、紙、ガラス等が挙げられる。第1の容器の材質としては、液だれを起こしにくい観点から、金属又は樹脂であることが好ましく、金属としては、アルミ(アルミ箔を含む)又はスチールが好ましく、樹脂としては、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PE(ポリエチレン)、PP(ポリプロピレン)、LDPE(低密度ポリエチレン)、CPP(無延伸ポリプロピレン)、OPP(2軸延伸ポリプロピレン)、PVDC(ポリ塩化ビニリデン)、KOP(PVDCコートOPP)、NY(ナイロン)、ONY(2軸延伸ナイロン)、KONY(PVDCコートONY)、EVOH(エチレンビニルアルコール共重合体)、PVA(ポリビニルアルコール)、及びMXD(MXD6ナイロン(メタキシリレンアジバミド))からなる群より選択される少なくとも1種が好ましい。第1の容器の材質は、表面張力の高さから液だれを起こしにくい観点、及び、密封性があり且つ光や酸素を通さない観点から、金属であることがより好ましく、アルミ(アルミ箔を含む)又はスチールであることが更に好ましく、スチールであることが特に好ましい。
本発明において、第1の容器の容量は、100〜350mLである。限定はされないが、飲料濃縮液を注ぎ出す際の流速を高める観点から、第1の容器の容量は、150〜350mLが好ましく、180〜350mLがより好ましい。
図1は、第1の容器の実施形態の一例を示す模式的な断面図である。この容器1は、約200mLの飲料濃縮液を収容可能な円柱状容器を想定しているが、この形状や容量に制限されない。容器1では、上面2、胴部3、及び、底面4により収容部が構成されている。容器1の場合、上面2と底面4とが嵌め合わせられるよう寸法が調整されていることが好ましく、省スペース化の観点から好適である。
容器1内の飲料濃縮液5を、後述の第2の容器に注ぎ入れる際には、100〜350mL程度の容量であれば、力を要せずとも、胴部3を片手で持ち上げて行うことが可能となる。
容器1の内部には、飲料濃縮液5が、収容部を満たして収容されている。本明細書において、「収容部を満たして収容されている」とは、飲料濃縮液5を利用可能な程度に、収容部に十分に充填されていることを言い、必ずしも、収容部の最大体積まで充填されていることに限定されない。飲料の充填に際しては、収容部の最大体積の85〜99%を満たして飲料濃縮液5を収容していることが好ましく、88〜95%を満たして飲料濃縮液5を収容していることがより好ましい。図1では、飲料濃縮液5が、収容部を満たして収容されている一例として、飲料濃縮液5の液面6が示されている。
図2は、容器1における平面図を示している。図2に示すように、容器1の上面2には、開口部9が形成されている。開口部9の上面2における位置は、本発明の効果を奏する限りにおいて、特に制限されないが、第1の容器を勢いよく傾けて、飲料濃縮液5を一度に注ぎ出す際の流速を高める観点から、上面2の中央部分ではなく、辺縁部分であること
が好ましい。開口部9の形状は、飲料濃縮液を注ぎ出すことが可能な形状とすることができるが、容器を傾けて飲料濃縮液5を注ぎ出す際の流速を高める観点、及び、飲料濃縮液5の液だれを抑える観点から、開口部9の形状は、円形、楕円形などの略円形、すなわち容器を傾けた際に上向きのカーブを有する形状とすることが好ましい。
開口部9は、図示していないが、公知の方法により密閉されていてもよく、紙やプラスチック素材によりシールされ密封されていてもよく、プラスチック素材によるキャップにより密封されていてもよい。
本発明において、第1の容器の開口部面積は、10cm以下である。第1の容器を勢いよく傾けて、飲料濃縮液5を一度に注ぎ出す際の流速を高める観点、及び、飲料濃縮液5が有する香り成分の飛散を抑える観点から、第1の容器の開口部面積は、8cm以下が好ましく、6cm以下がより好ましく、4cm以下が更に好ましい。
図1及び図2に示すように、容器1の開口部9の外側には、溝7(図2中の点線が溝の最深部を示す)が設けられている。開口部9の外側の溝7は、開口部9から飲料濃縮液5を注ぎ出す際の流路の少なくとも一部に設けられていることが好ましい。開口部9の外側の溝7は、開口部9から飲料濃縮液5を注ぎ出す際の流路の方向と交わる部分においては、垂直方向に向かって延びていることが好ましい。図2では、開口部9から飲料濃縮液5を注ぎ出す際の流路の方向と交わる点においては、溝7が垂直方向(接線方向)であり、上面2を構成する円状の天盤の外周に沿って溝7が延びている。
図1及び図2に示すように、容器1の開口部9の外側には、縁8が設けられている(図2において、斜線により示す)。開口部9の外側の縁8は、開口部9から飲料濃縮液5を注ぎ出す際の流路の少なくとも一部に設けられていることが好ましい。縁8は、容器1の胴部3に対して、せり出した構造を有することにより、飲料濃縮液5を注ぎ出す際に、胴部3に直接接触することを防止し、胴部3を伝って液だれを起こすことを抑制できる。
図1及び図2に示すように、容器1の開口部9(上面2の中央に対する最遠部)と、溝7の最深部との距離(a)は、本発明の効果を奏する限りにおいて、特に制限されないが、第1の容器を勢いよく傾けて、飲料濃縮液を一度に注ぎ出す際の流速を高める観点から、1〜10mmであることが好ましく、1〜8mmがより好ましく、2〜6mmが更に好ましい。
図1及び図2に示すように、容器1の開口部9(上面2の中央に対する最遠部)と、縁8の最遠部との距離(b)は、本発明の効果を奏する限りにおいて、特に制限されないが、第1の容器を勢いよく傾けて、飲料濃縮液を一度に注ぎ出す際の流速を高める観点から、3〜10mmであることが好ましく、3〜9mmがより好ましく、4〜8mmが更に好ましい。
(飲料濃縮液)
本明細書において、「飲料濃縮液」とは、麦茶、緑茶、紅茶、コーヒー等の飲料を濃縮した液体を言う。飲料の種類は、飲用で利用されるものであれば特に制限されず、麦茶飲料等の穀類を主原料とした飲料;緑茶、紅茶飲料等の茶樹を原料とした茶飲料;コーヒー飲料等のコーヒー豆を原料とした飲料等が挙げられる。
穀類を主原料とした飲料では、小麦、大麦、ライ麦、ハトムギ、燕麦、イネ、トウモロコシ、モロコシ、アワ、ヒエ、キビ等の禾穀類原料等を主原料として用いることができる。穀類を原料とした飲料のうち、大麦を少なくとも主原料とするものが好ましく、六条大麦及び/又は二条大麦を主原料とするものがより好ましい。
穀類を主原料とした飲料では、大麦等の禾穀類原料に加えて、他の原料を1種以上含有することが好ましい。他の原料としては、飲料として配合できる原料であれば特に制限されないが、例えば、アマランサス、キヌア、ナンバンキビ、モズク、甘草、ハス、シソ、マツ、オオバコ、ローズマリー、桑、ケツメイシ、大豆、昆布、霊芝、熊笹、柿、ゴマ、紅花、アシタバ、陳皮、グァバ、アロエ、ギムネマ、杜仲、ドクダミ、チコリー、月見草、ビワ等が挙げられる。これらの他の原料を配合することにより、種々のミックス茶を製造することが可能となる。
穀類を主原料とした飲料の製造方法は、公知の方法を用いることができ、特に制限されないが、上記の禾穀類原料や他の原料を、1種又は2種以上選択し、焙煎処理した後、水系溶媒で抽出することで、穀類エキスを含む液体の飲料が得られる。
本明細書において、「茶飲料」とは、茶樹(学名:Camellia sinensi
s)の主に葉や茎を用いて製造された緑茶、紅茶、ウーロン茶、プアール茶などの茶、これらの茶を主原料として、更に玄米、麦類、その他各種植物原料をブレンドしたもの、或いは、茶樹以外の各種植物の主に葉や茎、地下茎、根、花、果実などの原料や,それらをブレンドしたものを、水系溶媒で抽出して得られた茶エキスを含む液体の飲料をいう。
茶飲料は、不発酵茶(緑茶など)、半発酵茶(ウーロン茶など)、発酵茶(紅茶など)を含むが、具体的には、煎茶、番茶、ほうじ茶、玉露、かぶせ茶、甜茶等の蒸し製の不発酵茶(緑茶);嬉野茶、青柳茶、各種中国茶等の釜炒茶等の不発酵茶;包種茶、鉄観音茶、ウーロン茶等の半発酵茶;紅茶、阿波番茶、プアール茶などの発酵茶等の茶類を挙げることができる。
茶葉としては、抽出して飲用可能な部位であれば何ら制限されず、葉、茎など適宜使用することができる。また、その形態も大葉、粉状など制限されない。本発明の茶飲料は、好ましくはウーロン茶および紅茶である。
本発明において「コーヒー飲料」とは、特に断りがない限り、コーヒー分を原料として使用して製造される飲料を意味する。
原料のコーヒー豆の栽培樹種は、特に限定されず、アラビカ種、ロブスタ種、リベリカ種などが挙げられ、また、品種名も特に限定されず、モカ、ブラジル、コロンビア、グアテマラ、ブルーマウンテン、コナ、マンデリン、キリマンジャロなどが挙げられる。焙煎の度合い(浅煎り、中煎り、深煎りの順に基本的に3段階で表現される)についても特に限定されず、また、コーヒーの生豆も用いることができる。さらに、複数品種のコーヒー豆をブレンドして用いることもできる。
飲料濃縮液の種類は、限定されないが、上記の多種の原料から得られた抽出液(エキス)を濃縮したもの、もしくは上記の多種の原料から少量の抽出溶媒を用いて抽出した非濃縮のエキスが利用できる。飲料濃縮液としては、穀類エキス、及び/又は、茶エキスを主成分として含むことが好ましい。
飲料濃縮液の濃縮方法は、特に制限されず、蒸発濃縮機など一般的に公知の方法を採用することができる。通常、濃縮は、可溶性固形分濃度(Brix)が1以上、好ましくは2以上、より好ましくは3以上となるように行う。
飲料濃縮液は、5〜30倍の希釈倍率で使用される1回使用分が、第1の容器の収容部を満たして収容される。この比率で混合されることにより、1L〜5L等の多量を一度に
調製する場合にも、飲料濃縮液が希釈のための溶媒中に容易に分散し、混合に要する時間が短縮され、混合して30秒以内に均一な希釈飲料を得ることができる。一方、希釈倍率が30倍を超えるような場合には、マドラ等による攪拌を行わないと均一な希釈飲料を得られない。また、この希釈倍率によると、1回使い切り、省スペース化、利用時の利便性の観点からも好適である。希釈倍率は、6〜25倍とすることがより好ましく、7〜20倍とすることが更に好ましく、8〜14倍とすることが特に好ましい。他の実施態様においては、希釈倍率は、5〜25倍、5〜20倍、5〜14倍、5〜12倍、5〜10倍、7〜30倍、7〜25倍、7〜20倍、7〜15倍、7〜12倍、7〜10倍とすることも可能である。
[第2の容器]
第2の容器は、上記飲料濃縮液に上記希釈倍率を乗じた量が収容可能な1〜5Lの容量を備えている。
第2の容器としては、1〜5Lの容量の水等を収容できる容量であれば、特に形状は制限されないが、グラスに注ぎやすい形状であることが好ましい。具体的には、片手でグラスなどの飲用容器を持ち上げ、他方の手で第2の容器を保持して、第2の容器に収容されている飲料を注ぐ際の利便から、第2の容器は、手で保持しやすい形状や外径であることが好ましく、容器の胴部若しくは蓋部に把持部を有すること、又は、容器の胴部に手で保持するための凹み部を有することがより好ましい。また、第2の容器としては、注ぎやすさの観点から、開口部の外側に縁(ガイドともいう)を有することが好ましい。
一つの態様において本発明は、上述の飲料の提供システムにおいて第1の容器と組み合わせて使用するための、第1の容器に収容された飲料濃縮液を希釈した飲料を収容可能であり、1〜5Lの容量を備えた飲料容器である。
第2の容器の材質も特に制限されないが、透明性(半透明を含む)の観点から、樹脂容器であることが好ましい。樹脂容器としては、PET、PE、PP、LDPE、CPP、OPP、PVDC、KOP、NY、ONY、KONY、EVOH、PVA、及びMXDからなる群より選択される少なくとも1種が好ましく、PET、PE、及びPPからなる群より選択される少なくとも1種がより好ましい。別の実施態様においては、熱伝導性の観点から、第2の容器の材質として金属を用いてもよく、ステンレス、及び、スチールからなる群より選択される少なくとも1種が利用される。
(希釈のための溶媒)
本発明の飲料の提供システムで利用される溶媒は、提供する飲料の種類等により適宜選択され、特に制限されないが、例えば、水等の水系溶媒(冷水、常温水、お湯、熱湯を含む)、及び/又は、牛乳等が挙げられる。5〜30倍の希釈倍率で使用される飲料濃縮液に前記希釈倍率を乗じた量が0.5L以上となるように、適量の溶媒が第2の容器に収容される。別の実施態様として、氷を用いて冷却する場合は、氷の体積を減じた量の溶媒を第2の容器に収容すればよい。
図3において、容器11は、スーパーマーケットや、専門店、100円均一、300円均一等で市販されているポリプロピレン製やポリエチレン製の容器(容量:約1L〜約2L)を想定している。容器11は、胴部13、及び、底面14を有しており、上面には蓋部17を備え、これらにより収容部が構成されている。
ポリプロピレン製やポリエチレン製の容器の場合、比較的低価格にて容器のみの販売がされていることが多く、デザイン(形状や色合い)や耐久性等の好みに合わせて、1L、2L等の大容量の容器が入手しやすい観点から好適である。また、ポリプロピレン製やポリエチレン製の容器は、家庭等で繰り返し用いることも可能であるため好適である。ポリ
プロピレン製やポリエチレン製の容器であれば、透明〜半透明に製造することが可能であるため、適量の溶媒を注ぎ入れる際の、液面の視認性の点でも好適である。
容器11の蓋部17には、縁を備えた開口部18が設けられている。開口部18に縁が備わっていることは、調製後の飲料を提供する際、注ぎやすさの観点から好適である。図3においては、開口部18の縁は、容器11の胴部13に対して、せり出した構造を有している。
また、容器11の蓋部17、及び/又は、胴部13には、把持部12a、12bが設けられている。把持部12aが、蓋部17の上方に設けられていることにより、例えば、冷蔵庫に保管した際に、容器11を取り出しやすい観点から好適である。また、把持部12bが、胴部13の側方に設けられていることにより、調製した飲料を提供する際に注ぎやすい観点から好適である。
容器11には、容器11の収容量から、第1の容器に収容されている飲料濃縮液5の量を減じた量の溶媒15が収容されている。図3において、希釈のための溶媒15の液面16が示されている。
図4において、容器21は、市販されているペットボトル容器(容量:約1L〜約2L)を想定している。ペットボトル容器21では、上面22、胴部23、及び、底面24により収容部が構成されている。
ペットボトル容器の場合、水等を内容物とする市販品が多く、1L、2L等の大容量の商品が入手しやすい観点から好適である。また、家庭等で使用後のペットボトルをリサイクルして用いることも可能であるため好適である。胴部23には、把持部として凹み23aが形成されているため、片手でペットボトル容器21を保持する際に好適である。
ペットボトル容器21には、一例として、ペットボトル容器21の収容量から、第1の容器に収容されている飲料濃縮液5の量を減じた量の溶媒25が収容されている。図4において、希釈のための溶媒25の液面26が示されている。PET材質の容器であれば、透明〜半透明に製造することが可能であるため、適量の溶媒を注ぎ入れる際の、液面26の視認性の点でも好適である。
[提供システムの使用]
飲料の提供システムの使用方法の一例では、5〜30倍の希釈倍率で使用される飲料濃縮液の1回使用分(190mL)が、収容部を満たして収容されている、図1に記載の容器1を、図3に記載の容器11、又は、図4に記載のペットボトル容器21と組み合わせて用いることができる。
使用者は、容器11又はペットボトル容器21の収容部において、容器1に収容された飲料濃縮液5と、溶媒とを混合させることができる。混合させる順序は、本発明の効果を奏する限り、特に制限されないが、容器11又はペットボトル容器21の収容部に溶媒が存在する状態で、飲料濃縮液5を第1の容器から注ぎ入れる方が飲料濃縮液5の分散性の観点から好適である。
試験例1
図5は、本発明の飲料の提供システムにおける一例として、10倍の希釈倍率で使用される飲料濃縮液の1回使用分を収容部に収容する缶容器(容量:200mL、スチール製)から、2Lの水が収容可能な樹脂容器(容量:2L、ポリプロピレン(PP)製)に、
飲料濃縮液を注ぎ入れて水と混合した各段階での状態を示す写真である。
缶容器には、略円形の開口部が容器上面の辺縁部分に設けられており、その面積は2.6cmである。開口部の3mm外側には、円状の溝が容器上面の外周に沿って設けられている。また、開口部の6mm外側には縁が設けられている。
飲料濃縮液として、業務用の麦茶パウダー(麦茶抽出液をフリーズドライしたもの、麦茶100%)を用い、1回使用分として、Brixが3.2となるように水で調整し、上記200mL容量の缶容器に収容した。
図5に示すように、5〜30倍の希釈倍率で使用される麦茶飲料濃縮液の1回使用分を収容部に収容する第1の容器と、前記麦茶飲料濃縮液に前記希釈倍率を乗じた量が収容可能な1〜5L容量の第2の容器とを組み合わせて用いることにより、麦茶飲料濃縮液の投入時の流速が十分に得られ、水と接触した際の衝撃により効率よく分散し、飲料を簡単に調製できることが確認された。また、本発明の飲料提供システムによると、第1の容器内での不連続な気泡の発生や、その気泡発生による脈打ち、及び、液だれの発生が抑制されることが確認された。
試験例2
本発明の飲料の提供システムにおける一例として、10倍の希釈倍率で使用される飲料濃縮液の1回使用分を収容部に収容するペットボトル容器(容量:200mL)と、試験例1と同じ2Lの水が収容可能な樹脂容器を用いた。ペットボトル容器上部には、6.2cmの開口部が設けられている。飲料濃縮液としては、試験例1で調製したBrixが3.2の麦茶飲料濃縮液を使用し、上記200mL容量のペットボトル容器に収容した。
試験例1と同様に、上記の麦茶飲料濃縮液の1回使用分を収容するペットボトル容器から、2Lの水が収容可能な樹脂容器に、飲料濃縮液を注ぎ入れて水と混合した。ペットボトル容器を傾ける際の高さ(2L容器に収容された水の液面上部からの高さ)が、試験例1と同じ高さとなるようにした。
図示していないが、試験例1と同様に、5〜30倍の希釈倍率で使用される麦茶飲料濃縮液の1回使用分を収容部に収容する第1の容器と、前記麦茶飲料濃縮液に前記希釈倍率を乗じた量が収容可能な1〜5L容量の第2の容器とを組み合わせて用いることにより、麦茶飲料濃縮液の投入時の流速が十分に得られ、水と接触した際の衝撃により効率よく分散し、飲料を簡単に調製できることが確認された。また、本発明の飲料提供システムによると、第1の容器内での不連続な気泡の発生や、その気泡発生による脈打ち、及び、液だれの発生が抑制されることが確認された。試験例1と比較すると、若干の液だれが確認された。
試験例3
表1に示すように、3.3倍の希釈倍率で使用される飲料濃縮液の1回使用分を収容部に収容するペットボトル容器(容量900mL)と、3Lの水が収容可能な樹脂容器を用いた。ペットボトル容器の上部には、11.3cmの開口部が設けられている。飲料濃縮液としては、試験例1で用いた麦茶パウダーを用い、1回使用分として、Brixが1.1となるように水で調整し、上記900mL容量のペットボトル容器に収容した。
試験例1と同様に、上記の麦茶飲料濃縮液の1回使用分を収容するペットボトル容器から、3Lの水が収容可能な樹脂容器に、飲料濃縮液を注ぎ入れて水と混合した。ペットボトル容器を傾ける際の高さ(2L容器に収容された水の液面上部からの高さ)が、試験例1と同じ高さとなるようにした。
第1の容器から麦茶飲料濃縮液を第2の容器に投入している際、第1の容器内で不連続な気泡が発生し、その気泡発生による脈打ちがあり、試験例1及び2と比較して流速は遅いように感じられた。また、上記脈打ちによって液零れや液だれの発生が確認された。
試験例4
表1に示すように、50倍の希釈倍率で使用される飲料濃縮液の1回使用分を収容部に収容するポーションタイプの樹脂容器(容量20mL)と、1Lの水が収容可能な樹脂容器を用いた。ポーション容器の上面は全面が開口部であり、その大きさは11.3cmである。飲料濃縮液としては、試験例1で用いた麦茶パウダーを用い、1回使用分として、Brixが16となるように水で調整し、上記ポーション容器に収容した。
上記の麦茶飲料濃縮液の1回使用分を収容するポーション容器から、1Lの水が収容可能な樹脂容器に、飲料濃縮液を注ぎ入れて水と混合した。ポーション容器を傾ける際の高さ(1L容器に収容された水の液面上部からの高さ)が、試験例1と同じ高さとなるようにした。
麦茶飲料濃縮液の投入時の流速が不十分であり、第2の容器に収容された水と接触した際の衝撃により十分に分散させることができなかった。
1 :第1の容器
2、22 :容器上面
3、13、23 :容器胴部
4、14、24 :容器底面
5 :飲料濃縮液
6 :飲料濃縮液の液面
7 :溝
8 :縁
9 :開口部
a :開口部と溝(最深部)との距離
b :開口部と縁(最遠部)との距離
11、21 :第2の容器
12a、12b :把持部(把手)
15、25 :希釈のための溶媒
16、26 :希釈のための溶媒の液面
17 :蓋部
18 :開口部の縁
23a :把持部(凹み)

Claims (4)

  1. 第1の容器に収容された飲料濃縮液を第2の容器に注ぎ入れる工程を含む、飲料濃縮液を希釈した飲料を調製する方法であって、
    第1の容器が、5〜30倍の希釈倍率で使用される飲料濃縮液の1回使用分を収容し、開口部を有する缶容器であって、開口部の面積が2.6cm以上10cm以下、容量が100〜350mLであり、
    第2の容器が、飲料濃縮液に前記希釈倍率を乗じた量を収容可能であり、容量が1〜5Lである、上記方法。
  2. 第2の容器が、容器の胴部に把持部または凹み部を有する、請求項1に記載の方法。
  3. 5〜30倍の希釈倍率で使用される飲料濃縮液の1回使用分が収容された容器詰飲料であって、
    飲料濃縮液を収容する容器が、開口部を有する缶容器であり、開口部面積が2.6cm以上10cm以下、容量が100〜350mLであり、
    缶容器の内部に収容された飲料濃縮液を、飲料濃縮液に前記希釈倍率を乗じた量を収容可能な1〜5L容量の容器に対して注ぎ出し、飲料濃縮液を希釈した飲料を調製するための、上記容器詰飲料。
  4. 飲料濃縮液を注ぎ出す1〜5L容量の容器が、容器の胴部に把持部または凹み部を有する、請求項3に記載の容器詰飲料。
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