JP6805411B2 - 排水トラップ - Google Patents
排水トラップ Download PDFInfo
- Publication number
- JP6805411B2 JP6805411B2 JP2016094299A JP2016094299A JP6805411B2 JP 6805411 B2 JP6805411 B2 JP 6805411B2 JP 2016094299 A JP2016094299 A JP 2016094299A JP 2016094299 A JP2016094299 A JP 2016094299A JP 6805411 B2 JP6805411 B2 JP 6805411B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drainage
- flow path
- equipment
- valve body
- downstream side
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
Description
排水トラップは内部に排水を貯留し、当該貯留された排水によって排水流路を満水(水封)状態にすることで、下流側から屋内に臭気や害虫が侵入することを防ぐトラップ機能を形成する。尚、内部に貯留された排水は「封水」と呼ばれる。
ここで、上記排水トラップは、設備機器が洗濯機である場合、他の設備機器として防水パンからの排水が流入する構造となっている。上記防水パンは、洗濯機の故障や設備不良により漏水が生じた際等において、室内が水浸しになることを防ぐ受け皿として機能する。又、上記排水トラップは、浴槽が設備機器の場合には、他の設備機器として浴槽が載置されている浴槽防水パンや、浴室の排水を受ける洗い場防水パン等からの排水が流入する構造となっている。即ち、上記排水トラップは設備機器からの排水が流入する第一流路と、他の設備機器からの排水が流入する第二流路を有している。
トラップ本体は有底略円筒状且つ上部に開口を有する箱体であって、側面より排出口が開口している。フランジ部材は上端に外向きの鍔状部分を有する筒状であるとともに、外周に設けられた雄螺子によって前記トラップ本体の内周に設けられた雌螺子に螺合されている。
封水椀はトラップ本体内部に配置された椀状部材であって、設備機器から排出された排水を内部に貯留可能となっている。
防臭筒は前記フランジ部材に取り付けられた、内部に排水流路を形成する筒状部材であって、その下端が封水椀の内部に挿入されている。
泡止めパイプは防臭筒内部に配置された、内部に排水流路を形成する筒状部材である。又、泡止めパイプはその下端において内部を通過する排水を防臭筒外周と封水椀内周によって形成される排水流路へと誘導するガイド部を有し、当該ガイド部は防臭筒下端よりも下方に位置するように配置されている。
目皿は前記フランジ部材に取り付けられた円形の部材であって、防水パン上に生じた排水を排水トラップ内に排出するが、所定よりも大きなゴミの流出を防ぐ網状の捕集部を有している。
洗濯機からの排水が生じた際、当該排水は全て泡止めパイプを通じてトラップ本体内に流入し、ガイド部により防臭筒外周と封水椀内周によって形成される排水流路へと誘導される。そして、封水椀を溢れた排水はトラップ本体側方に開口する排出口より、更に下流側の配管へと排出される。従って、第一流路を通過する排水が防臭筒内周と泡止めパイプ外周によって形成される流路を通過することを防いでいる。
一方、防水パン上に排水が生じた場合、当該排水は目皿を通過してトラップ本体に流入する。当該排水は防臭筒内周と泡止めパイプ外周によって形成された排水流路を降下し、封水椀底面において流路を反転させ、封水椀を溢れた排水がトラップ本体側方に開口する排出口より、更に下流側の配管へと排出される。
しかし、上記排水トラップに対し、洗濯機から大量の排水が生じた場合や、洗濯機からの排水中に大量の泡が混入していた場合等において、当該排水が泡止めパイプのガイド部の隙間より第二流路へと逆流してしまい、防水パン上に溢れ出てしまうという問題があった。
又、特許文献2に記載の排水トラップにおいては、前記フロート式逆止め弁が目皿に設けられていることから、排水トラップは最低でも防臭筒の高さ幅に加えてフロート式逆止め弁の浮上する幅が必要となり、装置全体の全高が大きくなってしまっていた。尚、防臭筒と封水椀によって形成される水封部分は、規格等により所定以上の高さが必要であるため、単に防臭筒を短くすることによって全高を下げることは難しい。
図12に示す排水トラップは設備機器としての洗濯機からの排水が流入する第一流路と、他の設備機器としての防水パンからの排水が流入する第二流路を有しており、当該第一流路と第二流路を防臭筒内部において合流させるとともに、第一流路と第二流路との合流箇所に逆止め弁が配置されている。逆止め弁は第一流路と第二流路の境界に回動可能に固定された弁体と、弁体が当接する弁座より成るスイング式の逆止め弁である。当該逆止め弁は第二流路からの排水が流入する場合を除き、第二流路を閉塞している。
上記図12に示す排水トラップにおいては、防臭筒内部に逆止め弁を配置することによって装置の全高を抑えつつ、合流箇所における流路面積を大きくすることが可能となる。
上記負圧の発生時、逆止め弁は当該負圧に引き込まれて開口し、弁体が弁座から離間する。そして、逆止め弁が開口したことで第二流路に通気が生じ、排水トラップ内部の負圧が解消されることにより逆止め弁が再び閉口する。そして、逆止め弁が閉口したことで再び負圧が発生して開口する、というように、負圧の発生時には逆止め弁が開閉を繰り返す。この時、弁体が弁座や防臭筒の内壁と繰り返し激しく衝突することにより騒音が発生する、という新たな問題が生じた。
又、上記逆止め弁はその一部が封水内に配置されているため、上記負圧に伴う封水の波立ちに伴い揺動し、上記衝突による騒音が発生し易い。
設備機器及び設備機器が載置される他の設備機器からの排水を下流側の配管へ排出する排水トラップであって、
設備機器からの排水が流入する第一流路と、
他の設備機器からの排水が流入する第二流路と、を備え、
第二流路は第一流路に合流すると共に、
第二流路の合流部分に配置され、下流側からの排水等の逆流を防止するとともに、上流側からの排水の流入に伴い回動し、下流側へと排水を流入させるスイング式の弁体と、弁体が当接する弁座から成り、
第二流路に上流側から排水が流入していない時には第二流路を閉塞している逆止め弁と、
逆止め弁の動作時における音鳴りを防ぐ、音鳴り防止機構を備え、
前記音鳴り防止機構は、少なくとも弁体と弁座の当接箇所に配置された消音部材より成ることを特徴とする排水トラップである。
前記消音部材は、弁体の外周に被覆された軟質材であることを特徴とする請求項1に記載の排水トラップである。
設備機器からの排水が流入する第一流路と、
他の設備機器からの排水が流入する第二流路と、
第二流路に配置され、下流側からの排水等の逆流を防止するとともに、上流側からの排水の流入に伴い回動し、下流側へと排水を流入させるスイング式の弁体と、弁体が当接する弁座から成る逆止め弁と、
逆止め弁の動作時における音鳴りを防ぐ、音鳴り防止機構を備え、
前記音鳴り防止機構は、弁体の上流側と下流側を通気させる通気部より成ることを特徴とする排水トラップである。
設備機器からの排水が流入する第一流路と、
他の設備機器からの排水が流入する第二流路と、を備え、
第二流路は第一流路に合流すると共に、
第二流路の合流部分に配置され、下流側からの排水等の逆流を防止するとともに、上流側からの排水の流入に伴い回動し、下流側へと排水を流入させるスイング式の弁体と、弁体が当接する弁座から成り、
第二流路に上流側から排水が流入していない時には第二流路を閉塞している逆止め弁と、
逆止め弁の動作時における音鳴りを防ぐ、音鳴り防止機構を備え、
前記音鳴り防止機構は、弁体を弁座に対して付勢する付勢機構より成ることを特徴とする排水トラップである。
設備機器からの排水が流入する第一流路と、
他の設備機器からの排水が流入する第二流路と、を備え、
第二流路は第一流路に合流すると共に、
第二流路の合流部分に配置され、下流側からの排水等の逆流を防止するとともに、上流側からの排水の流入に伴い回動し、下流側へと排水を流入させるスイング式の弁体と、弁体が当接する弁座から成り、
第二流路に上流側から排水が流入していない時には第二流路を閉塞している逆止め弁と、
逆止め弁の動作時における音鳴りを防ぐ、音鳴り防止機構を備え、
前記音鳴り防止機構は、排水流路の外周に取り付けられた消音部材より成ることを特徴とする排水トラップである。
内部に排水を貯留する封水椀と、
下端が封水椀内に配置され、封水椀との組み合わせによって水封状態を形成する防臭筒を備え、
前記第二流路は、防臭筒内部において前記第一流路に合流することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載の排水トラップである。
請求項2に記載の本発明によれば、弁体を硬質とすることが可能となるため、負圧等により弁体が捲れ上がってしまうことを防ぐことが可能となる。従って、逆止め弁の性能を安定させることができる。
請求項3に記載の本発明によれば、通気部によって弁体の上流側と下流側における気圧差を解消することによって、負圧や封水の揺れに伴う弁体の開閉を抑制することが可能となる。従って、弁体の開閉が抑制されることにより、弁体から生じる騒音を低減することが可能となる。
請求項4に記載の本発明によれば、付勢機構によって弁体が弁座に対して付勢されることにより、負圧や封水の揺れに伴う弁体の開閉を抑制することが可能となる。従って、弁体の開閉が抑制されることにより、弁体から生じる騒音を低減することが可能となる。
請求項5に記載の本発明によれば、消音部材が排水流路の外周に取り付けられているため、弁体の開閉に伴い生じた騒音を低減するとともに、生じた騒音が排水トラップ外に響かない様に抑制することが可能となる。
請求項6に記載の本発明によれば、排水トラップの全高を小さくすることが可能となる。しかし、請求項6に記載の構成を備える排水トラップは、逆止め弁が封水内に配置されることとなるため、負圧や封水の揺れによる影響を受けやすく、弁体の開閉に伴う騒音が頻発する。しかし、本発明においては音鳴り防止機構を備えることにより、当該騒音を低減させることで排水トラップの性能を向上させることが可能となる。
洗濯機100はジャバラ状の可撓管(図示せず)及びエルボ部材23を介して排水トラップ1と接続されており、洗濯機100の使用により生じた排水は第一流路11を通じて排水トラップ1に流入する。
防水パン200は平面視略正方形であって、その四隅に洗濯機100を載置するための台座部を備えるとともに、外周が防水壁部によって覆われた受け皿状であり、底面において円形の取り付け孔が開口している。尚、当該取り付け孔は防水パン200の最も低い位置に開口しており、排水トラップ1が取り付けられている。従って、図1に示す取り付け完了時において、防水パン200上に生じた排水等は全て第二流路13を通じて排水トラップ1に流入する。
板状部171は第二流路13を閉塞する機能を有する板体であって、板状部171側面において凸部172が突設されている。又、板状部171は周囲に消音部材30が嵌着されており、上記凸部172が消音部材30の凹部31が係合されている。
軸部173は弁体17の上端において、側面方向に延設された筒状の軸であり、弁蓋18によって回動自在に保持されている。
ここで、上記弁体17は板状部171の表面全体が消音部材30によって被覆されていることから、弁体17と弁座16との当接箇所には消音部材30が配置されている。又、板状部171の裏面の三辺の外縁が消音部材30によって被覆されていることから、弁体17が回動した際における弁体17と防臭筒9の内周面との当接箇所にも消音部材30が配置されている。即ち、本発明において、弁体17は、弁座16及び防臭筒9と当接する際、常に消音部材30を介して当接する。
ここで、第一流路11へと流入した排水は防臭筒9の下方へ向けて流れるが、排水の一部は弁体17を第二流路13側へと付勢する。従って、第一流路11内に排水が流れている間、第二流路13は無排水時よりも強固に閉塞されており、洗濯機100より大量の排水があった際等においても第二流路13へと排水の逆流が生じない。
そして、防臭筒9下端まで到着した排水は封水椀7の底面にてその流れを反転させ、防臭筒9の外周と封水椀7の内周によって形成された排水流路を上昇する。そして、封水椀7の側面に設けられた切り欠き8まで達した排水は封水椀7の外側へと溢れ出て、トラップ本体2の排出口3より下水側へ向けて排出される。
次に、第二流路13内へと流入した排水は第二流路13の屈曲部14によってその流れ方向を約90度屈曲させ、弁体17(消音部材30)に当接する。この時、弁体17には弁座16から離間する方向に水圧が加わるため、弁体17は軸部173を軸として回動し、第二流路13を開放する。
そして、弁体17を回動させた排水は略水平方向より第一流路11へと流入し、防臭筒9の下方へ向けて流れる。この時、水勢によって回動した弁体17は、板状部171の底辺が防臭筒9の内壁と当接することがあるが、上述のように、板状部171の裏面の三辺の外縁は消音部材30によって被覆されている。従って、弁体17と防臭筒9との当接箇所には消音部材30が配置されているため、衝突時の騒音は消音部材30によって低減される。
以降の流れは前記第一流路11を流れる排水の流れと同様に、防臭筒9の外周と封水椀7の内周によって形成された排水流路を通り、切り欠き8、排出口3より下水側へ向けて排出される。
防水パン200からの排水が終了した際には、逆止め弁15は弁体17が自重により回動し、消音部材30を介して弁座16に当接することによって再び第二流路13を閉塞する。
そして、第二流路13は防臭筒9内部において略水平方向より第一流路11と合流することから、第一流路11と第二流路13が共通の封水を使用してトラップ機能を構成することが可能になるため、どちらか一方の流路が封水切れとなることを防ぐことができる。
又、防臭筒9は下方へ進むにつれて垂直方向に対して約8度傾斜しており、且つ弁座16が防臭筒9と同じ方向へと約6度傾斜した構成となっている。従って、第一流路11と第二流路13との境界をパーティングラインとして成形を行うことによって、防臭筒9をインジェクション成形にて一体成形することが可能となる。
更に、本発明においては音鳴り防止機構としての消音部材30によって逆止め弁15の動作時における騒音を低減することができる。尚、弁体17を全てゴムやシリコン等の軟質材又は弾性材から構成した場合、弁体17が捲れてしまい逆流防止効果を奏することが出来ない恐れがある。しかし、本発明においては弁体17を硬質の樹脂材より構成し、消音部材30をその周囲に嵌着しているため、上記捲れの問題は生じることはなく、確実に逆流防止効果を奏することが可能となる。
板状部171は第二流路13を閉塞する機能を有する板体であって、その上方には通気部32が形成されている。通気部32は本実施形態における音鳴り防止機構であり、弁体17の上流側と下流側を通気させるが、下流側に生じた泡混じりの排水は通過することができない開口、即ち、問題にならない極少量の排水しか通過できない程度の大きさを有する開口であって、封水椀7の切り欠き8よりも上方において開口している。従って、図8に示すように、通気部32は封水の水面よりも上方に配置されている。
軸部173は弁体17の上端において、側面方向に延設された筒状の軸であり、弁蓋18によって回動自在に保持されている。
板状部171は第二流路13を閉塞する機能を有する板体である。
軸部173は弁体17の上端において、側面方向に延設された筒状の軸であり、弁蓋18によって回動自在に保持されている。
付勢機構33は板状部171の端部に配置された重りであり、弁体17を弁座16に対して付勢している。
又、上記実施形態において、排水トラップ1は設備機器としての洗濯機と、他の設備機器としての防水パン200に取り付けられていたが、当該設備機器が浴槽等の槽体であって、他の設備機器が浴槽パンや洗い場パンであっても良い。又、所謂ダブルシンクと呼ばれる2つのシンクを有する設備に対して取り付けられ、設備機器が一方のシンクであって、他の設備機器が他方のシンクであっても良い等、発明の主旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えても良いものである。
2 トラップ本体
3 排出口
4 フランジ部材
5 段部
6 突起部
7 封水椀
8 切り欠き
9 防臭筒
10 第一流入口
11 第一流路
12 第二流入口
13 第二流路
14 屈曲部
15 逆止め弁
16 弁座
17 弁体
171 板状部
172 凸部
173 軸部
18 弁蓋
19 弁押さえ
20 取付部
21 溝部
22 目皿
23 排水エルボ
30 消音部材
31 凹部
32 通気部
33 付勢機構
34 消音部材
P パッキン
100 洗濯機
200 防水パン
Claims (6)
- 設備機器及び設備機器が載置される他の設備機器からの排水を下流側の配管へ排出する排水トラップであって、
設備機器からの排水が流入する第一流路と、
他の設備機器からの排水が流入する第二流路と、を備え、
第二流路は第一流路に合流すると共に、
第二流路の合流部分に配置され、下流側からの排水等の逆流を防止するとともに、上流側からの排水の流入に伴い回動し、下流側へと排水を流入させるスイング式の弁体と、弁体が当接する弁座から成り、
第二流路に上流側から排水が流入していない時には第二流路を閉塞している逆止め弁と、
逆止め弁の動作時における音鳴りを防ぐ、音鳴り防止機構を備え、
前記音鳴り防止機構は、少なくとも弁体と弁座の当接箇所に配置された消音部材より成ることを特徴とする排水トラップ。 - 前記弁体は硬質の樹脂材から成り、
前記消音部材は、弁体の外周に被覆された軟質材であることを特徴とする請求項1に記載の排水トラップ。 - 設備機器及び設備機器が載置される他の設備機器からの排水を下流側の配管へ排出する排水トラップであって、
設備機器からの排水が流入する第一流路と、
他の設備機器からの排水が流入する第二流路と、
第二流路に配置され、下流側からの排水等の逆流を防止するとともに、上流側からの排水の流入に伴い回動し、下流側へと排水を流入させるスイング式の弁体と、弁体が当接する弁座から成る逆止め弁と、
逆止め弁の動作時における音鳴りを防ぐ、音鳴り防止機構を備え、
前記音鳴り防止機構は、弁体の上流側と下流側を通気させる通気部より成ることを特徴とする排水トラップ。 - 設備機器及び設備機器が載置される他の設備機器からの排水を下流側の配管へ排出する排水トラップであって、
設備機器からの排水が流入する第一流路と、
他の設備機器からの排水が流入する第二流路と、を備え、
第二流路は第一流路に合流すると共に、
第二流路の合流部分に配置され、下流側からの排水等の逆流を防止するとともに、上流側からの排水の流入に伴い回動し、下流側へと排水を流入させるスイング式の弁体と、弁体が当接する弁座から成り、
第二流路に上流側から排水が流入していない時には第二流路を閉塞している逆止め弁と、
逆止め弁の動作時における音鳴りを防ぐ、音鳴り防止機構を備え、
前記音鳴り防止機構は、弁体を弁座に対して付勢する付勢機構より成ることを特徴とする排水トラップ。 - 設備機器及び設備機器が載置される他の設備機器からの排水を下流側の配管へ排出する排水トラップであって、
設備機器からの排水が流入する第一流路と、
他の設備機器からの排水が流入する第二流路と、を備え、
第二流路は第一流路に合流すると共に、
第二流路の合流部分に配置され、下流側からの排水等の逆流を防止するとともに、上流側からの排水の流入に伴い回動し、下流側へと排水を流入させるスイング式の弁体と、弁体が当接する弁座から成り、
第二流路に上流側から排水が流入していない時には第二流路を閉塞している逆止め弁と、
逆止め弁の動作時における音鳴りを防ぐ、音鳴り防止機構を備え、
前記音鳴り防止機構は、排水流路の外周に取り付けられた消音部材より成ることを特徴とする排水トラップ。 - 前記排水トラップは、
内部に排水を貯留する封水椀と、
下端が封水椀内に配置され、封水椀との組み合わせによって水封状態を形成する防臭筒を備え、
前記第二流路は、防臭筒内部において前記第一流路に合流することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載の排水トラップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016094299A JP6805411B2 (ja) | 2016-05-10 | 2016-05-10 | 排水トラップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016094299A JP6805411B2 (ja) | 2016-05-10 | 2016-05-10 | 排水トラップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017203266A JP2017203266A (ja) | 2017-11-16 |
JP6805411B2 true JP6805411B2 (ja) | 2020-12-23 |
Family
ID=60322020
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016094299A Active JP6805411B2 (ja) | 2016-05-10 | 2016-05-10 | 排水トラップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6805411B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7305308B2 (ja) * | 2018-04-25 | 2023-07-10 | プレス工業株式会社 | アクスルケース構造 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2837967C2 (de) * | 1978-08-31 | 1982-10-21 | Bernhard 8071 Lenting Kessel | Wasserablaufbehälter |
JP2002339427A (ja) * | 2001-05-15 | 2002-11-27 | Gold Kogyo Kk | 弁トラップ |
JP3856120B2 (ja) * | 2002-03-28 | 2006-12-13 | 東陶機器株式会社 | 浴室ユニットの排水トラップ |
JP2006037455A (ja) * | 2004-07-26 | 2006-02-09 | Asahi Kasei Homes Kk | 排水構造 |
JP5158618B2 (ja) * | 2006-09-14 | 2013-03-06 | 旭化成ホームズ株式会社 | 排水構造及び仕切部材 |
JP6528107B2 (ja) * | 2014-08-06 | 2019-06-12 | 丸一株式会社 | 洗濯機防水パンのトラップ配管構造 |
-
2016
- 2016-05-10 JP JP2016094299A patent/JP6805411B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017203266A (ja) | 2017-11-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6031647B2 (ja) | 管体継ぎ手 | |
JP6752411B2 (ja) | 配管構造 | |
JP6060326B2 (ja) | 逆流防止弁 | |
JP6805411B2 (ja) | 排水トラップ | |
TW201908630A (zh) | 逆止閥、排水阱及虹吸排水系統 | |
JP4709981B2 (ja) | 排水トラップ | |
JP4797205B2 (ja) | 排水トラップ | |
JP6194505B2 (ja) | 自封式弁部材及び継ぎ手部材 | |
JP6564987B2 (ja) | 排水トラップ | |
JP2004301326A (ja) | 大気圧式バキュームブレーカ、及びこのバキュームブレーカを用いた水洗便器 | |
JPH06306908A (ja) | 排水トラップ | |
JP7072813B2 (ja) | 排水トラップ | |
JP6371952B2 (ja) | 排水口の捕集構造 | |
JP6988037B2 (ja) | トラップ | |
JP2001262655A (ja) | 排水用通気装置 | |
JP7278556B2 (ja) | 排水装置 | |
JP3894069B2 (ja) | 浴室の排水ユニット | |
JP3541290B2 (ja) | 排水トラップ | |
KR100942607B1 (ko) | 악취차단장치가 구비된 맨홀덮개 | |
JP7276735B2 (ja) | 排水装置 | |
JP6040354B2 (ja) | 排水装置 | |
JP2021067062A (ja) | 防臭弁ユニット | |
JP2006265971A (ja) | 流水ボールオーバーフロー管の逆流防止構造 | |
JP6539867B2 (ja) | 排水トラップ | |
KR102749118B1 (ko) | 악취 차단용 배수 트랩 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190418 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200214 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200317 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200423 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200929 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20201013 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6805411 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |