JP6800625B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
また、本発明は、シートをシート搬送方向に搬送しつつ、シートに形成されたトナー像を定着させる定着装置において、回転する第1の回転体と、前記第1の回転体に圧接し、前記第1の回転体と共に前記シート搬送方向にシートを搬送する第2の回転体と、前記第1の回転体の内側に配置され、電力が供給されることによって輻射熱を発生させる熱源部と、前記第1の回転体の内側において、前記熱源部を覆うケース部と、前記ケース部と一体に設けられ、前記熱源部に接続して前記熱源部に電力を供給する電極部と、を備え、前記ケース部は、前記熱源部からの前記輻射熱を反射し前記電極部と一体に設けられた反射部を有し、前記電極部及び前記反射部は、単一の部材から形成されている、ことを特徴とする。
以下、図面に沿って、本開示の第1の実施形態について説明する。本開示に係る画像形成装置は、複写機、プリンタ、ファクシミリ及びこれら複合機器等、シート上に形成されたトナー像を加熱及び加圧によりシートに定着可能な定着装置を備えた画像形成装置である。以下の実施形態においては、画像形成装置の一例としてプリンタ1を用いて説明する。シートとは、用紙又は封筒等の紙、オーバーヘッドプロジェクタ用のプラスチックフィルム(OHT)、布などの薄層状の記録媒体を指す。
まず、プリンタ1の概略構成について、図1を参照しながら説明する。プリンタ1は、シートを給送するシート給送装置2と、シート給送装置2によって給送されたシートにトナー像を転写する画像形成部3と、シートに形成されたトナー像をシートに定着させる定着装置20と、シートを機外に排出する排出ローラ対5と、を備える。
ここで、定着装置20について、図2を参照しながら説明する。定着装置20は、シートを加熱する加熱ユニット21と、加熱ユニット21に圧接する加圧ローラ22(第2の回転体)と、を有する。加熱ユニット21は、定着装置20によってシート搬送方向Hに搬送されるシートPに対して、トナー像Tが転写されている上面側に配置されている。また、加圧ローラ22は、シートPに対して上面側とは反対の下面側に配置されており、上方に向けて付勢されている。
本実施形態は以上のように構成されるので、ハロゲンランプ26の両端の電極部33に電圧が印加されると、電極部33及びフィラメント31に電流が流れ、ハロゲンランプ26に電力が供給される。供給された電力により、ハロゲンランプ26は、輻射熱を発生させ、ハロゲンランプ26の下方に配置されたニップ板25を加熱する。
第1の実施形態を適用したプリンタ1と、比較例のプリンタと、のそれぞれによって、シートに画像を形成した場合の封止部の温度を比較する。比較例のプリンタとして、第2の反射板が設けられていないプリンタと、図8に示す従来のプリンタと、を設定した。
[第2の実施形態の構成]
続いて、本開示の第2の実施形態について説明する。なお、第1の実施形態と同様の構成については、図示を省略、又は図に同一符号を付して説明を省略する。プリンタ1Aには、図1及び図2に示すように、加熱ユニット21Aを有する定着装置20Aが設けられており、加熱ユニット21Aには、ハロゲンランプ26及びケース部27Aが設けられている。ケース部27Aは、図6(a)に示すように、反射部39A及び箱部41Aを有する。
以上のように、電極部33Aを構成する固定部63と、第2の反射部47Aと、が単一の部材から形成されているので、部品数が削減され、コストの低下を図ることが可能である。また、組み付け工数も削減することが可能であり、生産サイクルの向上を図ることが可能である。さらに、電極部33Aに発生した熱が第2の反射部47Aにも伝達されて、電極部33A及び第2の反射部47Aによって冷却され、電極部33Aの冷却性が向上される。
[第3の実施形態の構成]
続いて、本開示の第3の実施形態について説明する。なお、第1の実施形態と同様の構成については、図示を省略、又は図に同一符号を付して説明省略する。プリンタ1Bには、図1及び図2に示すように、加熱ユニット21Bを有する定着装置20Bが設けられており、加熱ユニット21Bには、ハロゲンランプ26及びケース部27Bが設けられている。ケース部27Bは、図7(a)に示すように、反射部39B及び箱部41を有する。
以上のように、金属端子部66は、箱部41の外側に配置される屈曲部66bを有するので、電極部33Bにおいて発生した熱が屈曲部66bによって冷却され、電極部33Bの冷却性が向上される。
なお、第1の実施形態において、電極部33の金属端子部37は、第2の反射部47に接合されているが、これに限らず、第1の反射部42又は箱部41に接合されていてもよい。これにより、電極部33において発生した熱が第1の反射部42又は箱部41に伝達されやすくなり、電極部33の冷却性が向上される。
Claims (9)
- シートをシート搬送方向に搬送しつつ、シートに形成されたトナー像を定着させる定着装置において、
回転する第1の回転体と、
前記第1の回転体に圧接し、前記第1の回転体と共に前記シート搬送方向にシートを搬送する第2の回転体と、
前記第1の回転体の内側に配置され、電力が供給されることによって輻射熱を発生させる熱源部と、
前記第1の回転体の内側において、前記熱源部を覆うケース部と、
前記ケース部と一体に設けられ、前記熱源部に接続して前記熱源部に電力を供給する電極部と、を備え、
前記ケース部は、前記熱源部からの前記輻射熱を反射し前記電極部と一体に設けられた反射部を有し、
前記反射部は、前記電極部に一体に接合されている、
ことを特徴とする定着装置。 - シートをシート搬送方向に搬送しつつ、シートに形成されたトナー像を定着させる定着装置において、
回転する第1の回転体と、
前記第1の回転体に圧接し、前記第1の回転体と共に前記シート搬送方向にシートを搬送する第2の回転体と、
前記第1の回転体の内側に配置され、電力が供給されることによって輻射熱を発生させる熱源部と、
前記第1の回転体の内側において、前記熱源部を覆うケース部と、
前記ケース部と一体に設けられ、前記熱源部に接続して前記熱源部に電力を供給する電極部と、を備え、
前記ケース部は、前記熱源部からの前記輻射熱を反射し前記電極部と一体に設けられた反射部を有し、
前記電極部及び前記反射部は、単一の部材から形成されている、
ことを特徴とする定着装置。 - 前記ケース部は、前記熱源部及び前記反射部を覆う箱部を有し、
前記箱部は、前記反射部を挟んで前記熱源部の反対側において、前記箱部の内側と外側とを連通する連通孔を有する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の定着装置。 - 前記反射部は、
前記熱源部に沿って、前記シート搬送方向に直交する幅方向に延びる第1の反射部と、
前記電極部と一体に設けられ、前記幅方向において前記熱源部と並設される第2の反射部と、を有する、
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の定着装置。 - 前記第1の反射部及び前記第2の反射部は、導電性を有し、
前記ケース部は、前記第1の反射部及び前記第2の反射部の間に配置された絶縁部を有する、
ことを特徴とする請求項4に記載の定着装置。 - シートをシート搬送方向に搬送しつつ、シートに形成されたトナー像を定着させる定着装置において、
回転する第1の回転体と、
前記第1の回転体に圧接し、前記第1の回転体と共に前記シート搬送方向にシートを搬送する第2の回転体と、
前記第1の回転体の内側に配置され、電力が供給されることによって輻射熱を発生させ、前記シート搬送方向に直交する幅方向に延びる熱源部と、
前記第1の回転体の内側において、前記熱源部を覆うケース部と、
前記幅方向における前記熱源部の端部に接続して前記熱源部に電力を供給する電極部と、を備え、
前記電極部は、
前記熱源部の前記端部から前記ケース部の外方に亘って前記幅方向に延びる延出部と、
前記ケース部の外側に配置されると共に前記延出部から屈曲して前記幅方向から視て前記ケース部に重なって配置される屈曲部と、を有する、
ことを特徴とする定着装置。 - 前記電極部は、モリブデン箔によって形成された箔部を有する、
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の定着装置。 - 前記第1の回転体は、無端状のフィルムであり、
前記フィルムの内側に配置され、前記フィルムの内周面に摺動する摺動部を備え、
前記熱源部は、前記摺動部及び前記フィルムを介して、前記フィルムが搬送するシートを加熱する、
ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の定着装置。 - シートにトナー像を形成する画像形成部と、
請求項1乃至8のいずれか1項に記載の定着装置と、を備える、
ことを特徴とする画像形成装置。
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