JP6799428B2 - 紙の製造方法および歩留り向上剤キット - Google Patents
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Description
本発明において用いられるカチオン性高分子化合物は、その電荷密度や化学構造に特に限定はなく、直鎖状、分岐状、架橋型のいずれのものも用いることができるが、粘度平均分子量を1000万以下に調整することが好ましい。カチオン性高分子化合物の粘度平均分子量が1000万を超えると、パルプ成分に対する凝集力が低い上、ピッチを過凝集させてしまうおそれがある。ただし、粘度平均分子量が低すぎると、ピッチのパルプ成分への定着性が不十分になるおそれがある。カチオン性高分子化合物の粘度平均分子量は300万〜800万の範囲であることがより好ましい。カチオン性高分子化合物の粘度平均分子量をかかる範囲に調整することにより、カチオン性高分子化合物の分散性が良好となるため、後続で用いるアニオン性高分子化合物との相乗効果がより高まり、ピッチや製紙用添加助剤、特にサイズ剤や紙力剤との定着性を上げることができる。
(式中、R1は水素原子または炭素数1〜5のアルキル基、X1は塩素原子、臭素原子、硫酸残基、硝酸残基、有機カルボン酸残基または有機スルホン酸残基、nは重合度を示す)で表されるものである。
本発明において用いられるアニオン性高分子化合物は、3500万を超える粘度平均分子量を有し、かつ、0.6〜4.0meq/gのアニオン電荷密度を有していれば、化学構造に特に限定はなく、直鎖状、分岐状、架橋型のいずれのものも用いることができる。
本発明のカチオン性高分子化合物およびアニオン性高分子化合物は、パルプ含有水性スラリーに添加することにより用いられる。パルプ含有水性スラリーには、従来紙を製造する際に用いられているパルプ成分が含有されている。前記パルプ成分としては、特に制限されず、機械パルプ、化学パルプ、古紙パルプ等から選ばれた1種または2種以上のパルプから選択されたものを使用することができる。機械パルプとしては、砕木パルプ、リファイナーグランドパルプ、サーモメカニカルパルプ(TMP)等が挙げられる。化学パルプとしては、広葉樹クラフトパルプ(LBKP)や針葉樹クラフトパルプ(NBKP)等のクラフトパルプ、サルファイドパルプ、アルカリパルプ等が挙げられる。古紙パルプとしては、新聞紙、段ボールやシュレッダーダスト等を原料とするパルプや脱墨処理を施したDIP等が挙げられる。環境に対する意識向上によりこのような古紙パルプ利用率は上昇する傾向にあるが、本発明においてはバージンパルプも用いることができる。パルプの原木としては、エゾマツ、トドマツ、アカマツのような針葉樹や、ブナ、ポプラ、カバのような広葉樹等が挙げられる。
カチオン性高分子化合物として、下記表1〜4に示す粘度平均分子量およびカチオン電荷密度を有する直鎖構造のアクリルアミド−アクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムクロリド共重合体(表中「カチオン性A1〜A7」)を用いて第一添加剤Aを調製した。各カチオン性高分子化合物中のアクリルアミド単位とアクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムクロリド単位の含有割合は各単量体換算モル比で、A−1が90:10、A−2が80:20、A−3が80:20、A−4が70:30、A−5が80:20、A−6が80:20、A−7が80:20であった。尚、粘度平均分子量およびカチオン電荷密度は以下の方法によって測定した。
カチオン性高分子化合物として、下記表1〜4に示す粘度平均分子量およびカチオン電荷密度を有する直鎖構造のアクリルアミド−アクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムクロリド−アクリル酸共重合体(表中「カチオン性B−1」)を用いて第一添加剤Bを調製した。カチオン性高分子化合物中のアクリルアミド単位、アクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムクロリド単位とアクリル酸単位の含有割合は各単量体換算モル比で、75:20:5であった。尚、粘度平均分子量およびカチオン電荷密度は以下の方法によって測定した。
アニオン性高分子化合物として、下記表1〜4に示す粘度平均分子量およびアニオン電荷密度を有する直鎖構造のアクリルアミド−アクリル酸ナトリウム共重合体(表中「アニオン性C−1〜C−6」」)を用いて第二添加剤を調製した。各アニオン性高分子化合物中のアクリルアミド単位とアクリル酸ナトリウム単位の含有割合は各単量体換算モル比で、C−1が70:30、C−2が70:30、C−3が70:30、C−4が70:30、C−5が70:30、C−6が70:30であった。尚、粘度平均分子量およびアニオン電荷密度は以下の方法によって測定した。
高分子化合物の粘度平均分子量は、極限粘度法に従って、ウベローデ粘度計(柴田科学株式会社製、商品名「粘度計 ウベローデ」)を用いて極限粘度を測定し、ポリビニルアルコール換算して求めた。
各カチオン性高分子化合物の電荷密度は、コロイド滴定法に従って、ポリビニル硫酸カリウム(和光純薬株式会社製、商品名「ポリビニル硫酸カリウム滴定液(N/400)」を用いて測定した。また、各アニオン性高分子化合物の電荷密度は、コロイド滴定法に従って、メチルグリコールキトサン溶液(和光純薬株式会社製、商品名「メチルグリコールキトサン溶液(N/200)」)を添加後、過剰分をポリビニル硫酸カリウム(和光純薬株式会社製、商品名「ポリビニル硫酸カリウム滴定液(N/400)」を用いて測定した。
パルプ成分(LBKP:DIP=80:20)3.2質量%濃度のパルプ含有水性スラリーを白水で希釈し、スラリー濃度1.0質量%の塗工原紙用パルプ含有水性スラリーを調製した。このパルプ含有水性スラリーにポリアクリルアミド系紙力剤をパルプ成分に対し0.25質量%添加し、ブリット式ダイナミックドレイネージジャーテスター(40メッシュのスクリーンとタービン翼を備えた撹拌機を装備。以下、「ブリットジャー」と略す。)に入れた後、撹拌機を用いて毎分1200回転にて撹拌しながら、10秒間隔で硫酸バンドを0.5質量%、アルキルケテンダイマー系サイズ剤(AKD)を0.05質量%、填料として軽質炭酸カルシウムを6.1質量%の添加量で添加し、調製例1または2で得られた第一添加剤AまたはBを表1および表2に示す時間と添加量で添加し、10秒経過後、回転数を600回転に変更して、調製例3で得られた第二添加剤を表1および表2に示す時間と添加量で添加し、さらに15秒撹拌した。填料を添加後20秒後に添加剤を添加した場合をスクリーン前添加、填料を添加後30秒後、すなわち回転数が600回転に変更されてから添加剤を添加した場合をスクリーン後添加と想定し、得られた結果を表1および2に示す。なお、各製紙用添加助剤、填料および添加剤を加えた後のパルプ含有水性スラリー(以下、「試料スラリー」という。)のpHは7.6となるように調整した。尚、実施例1−3では紙力剤の添加量を20%減量して添加した。さらに、実施例1−9では第一添加剤および第二添加剤をそれぞれ填料を添加後10秒および20秒後(スクリーン前添加と想定)に添加した。填料を添加後10秒後に添加剤を添加した場合はファンポンプ前と想定した。また、比較例1−6では、表中に示すように第一添加剤としてアニオン性高分子化合物を添加し、第二添加剤としてカチオン性高分子化合物を添加した。
各例で得られた試料スラリー100mlをワットマンNo.4濾紙を用いて濾過し、得られた濾液を110℃で60分間乾燥し、乾燥後の質量を測定することにより、全歩留り(%)を求めた。また、乾燥後の濾紙を550℃で2時間加熱したときの灰分より、灰分歩留り(%)を測定した。
各例で得られた試料スラリーを撹拌機で撹拌したまま下穴から50mlを採取し、ワットマンNo.4濾紙にて吸引濾過し、その濾液についてJIS K0101によりホルマジン濁度を測定した。この濁度は、歩留り、製紙用添加助剤、填料、ピッチの定着性を評価するためのものであり、この値が小さいほど歩留りが高く、製紙用添加助剤、填料、ピッチの定着率が高いものであることを意味する。
各例で得られた試料スラリーを、濁度測定と同じく、撹拌機で撹拌したまま下穴から50mlを採取し、ワットマンNo.4濾紙にて吸引濾過した。得られた濾液についてカチオン要求量を粒子電荷計(ミューテック社製、商品名「Particle Charge Detector PCD03」)により測定した。このカチオン要求量は、系内の電荷状態を評価するためのものであり、この値が高ければ、系内にアニオン性物質が多く含まれることを意味する。
各例で得られた試料スラリー500mlを100メッシュを張った内径50mmのアクリル樹脂製円筒型の容器に入れ、メスシリンダーを用いて濾水量200mlとなるまでの時間を測定した。
各例で得られた試料スラリーを坪量が59g/m2となるように抄紙機(東西精機社製、商品名「角型抄紙機」)を用いて塗工原紙を抄紙した。得られた湿紙はプレス機を用いて荷重5.25kg/cm2にて5分間加圧し、さらに2分間加圧した後、脱水した。続いて、回転式ドライヤーを用いて95℃にて3分間乾燥後、25℃、湿度55%にて24時間放置し、評価用の紙を得た。この紙を光透過型光学式地合計(エムケイシステムズ(MK SYSTEMS)社製、商品名「3Dシートアナライザー」)を用いて地合い指数を測定し、以下の塗工原紙基準に従って地合い判定を行った。
◎: 40以上
〇: 35以上40未満
△: 30以上35未満
×: 30未満
また、裂断長(引張り強度)は得られた評価用の紙をJIS P8113の方法に従って測定した。
パルプ成分(LBKP:NBKP=90:10)3.2質量%濃度のパルプ含有水性スラリーを白水で希釈し、スラリー濃度1.0質量%の上質紙用パルプ含有水性スラリーを調製した。このパルプ含有水性スラリーにポリアクリルアミド系紙力剤をパルプ成分に対し0.3質量%添加し、ブリットジャーに入れた後、撹拌機を用いて毎分1200回転にて撹拌しながら、10秒間隔で硫酸バンドを0.5質量%、ロジン系サイズ剤を0.4質量%、填料として炭酸カルシウムを2.0質量%の添加量で添加し、調製例1または2で得られた第一添加剤AまたはBを表3および4に示す時間と添加量で添加(スクリーン前添加)し、10秒経過後、回転数を600回転に変更して、調製例3で得られた第二添加剤を表3および4に示す時間と添加量で添加(スクリーン後添加)し、さらに15秒撹拌した。得られた結果を表3および4に示す。なお、各製紙用添加助剤、填料および添加剤を加えた後のパルプ含有水性スラリー(試料スラリー)のpHは7.0となるように調整した。尚、実施例2−3ではサイズ剤の添加量を20%減量して添加した。また、比較例2−6では、表中に示すように第一添加剤としてアニオン性高分子化合物を添加し、第二添加剤としてカチオン性高分子化合物を添加した。
各例で得られた試料スラリーを用いて実施例1と同様に、歩留り性(全歩留りと灰分歩留り)、濁度、カチオン要求量および濾水性について以下の通り評価した。さらに、各例で得られた試料スラリーを抄紙して得られた上質紙について地合い物性およびサイズ度評価を以下の通り行った。
各例で得られた試料スラリーを坪量が100g/m2となるように抄紙機(東西精機社製、商品名「角型抄紙機」)を用いて上質紙を抄紙し、実施例1と同様にして、評価用の紙を得て、地合い指数を測定し、以下の上質紙基準に従って地合い判定を行った。
◎: 35以上
〇: 30以上35未満
△: 25以上30未満
×: 25未満
各例で得られた試料スラリーを角型容器に入れ、撹拌しながら、抄紙機(東西精機社製、商品名「角形抄紙機」)に前記スラリーを入れ、撹拌棒で一定の力で2回上下に撹拌し、最後に穏やかに撹拌した。そして、前記抄紙機の排水弁を開き、メッシュ(40メッシュ)上に形成されたマット(250mm×250mm)の上に濾紙とステンレス鋼板1枚を載せ、ローラーで脱水した。マットをメッシュから剥がし、濾紙とステンレス鋼板で挟み、2枚ずつプレス機を用いて荷重5.25Kg/cm2、5分の条件で1回プレスし、さらに前記荷重で2分の条件で1回プレスした。その後、ドラム式ドライヤー(ドラムの表面温度95℃)で3分間乾燥させ、一昼夜調湿(20℃、湿度55%)し、評価用の紙を得た。この紙のサイズ度をステキヒト法(JIS P8122:2004)に準拠し、
サイズ度を測定した。
Claims (4)
- パルプ含有水性スラリーにカチオン性高分子化合物を添加した後、アニオン性高分子化合物を添加して抄紙する紙の製造方法であって、
前記カチオン性高分子化合物が1000万以下の粘度平均分子量を有し、
前記アニオン性高分子化合物が3500万を超える粘度平均分子量を有し、かつ、0.6〜4.0meq/gのアニオン電荷密度を有することを特徴とする紙の製造方法。 - 前記カチオン性高分子化合物が0.4〜12.0meq/gのカチオン電荷密度を有する請求項1記載の紙の製造方法。
- カチオン性高分子化合物を含有する第一添加剤およびアニオン性高分子化合物を含有する第二添加剤を含む歩留り向上剤キットであって、
前記カチオン性高分子化合物が1000万以下の粘度平均分子量を有し、
前記アニオン性高分子化合物が3500万を超える粘度平均分子量を有し、かつ、0.6〜4.0meq/gのアニオン電荷密度を有し、
前記第一添加剤を添加した後、第二添加剤を添加して用いることを特徴とする歩留り向上剤キット。 - 前記カチオン性高分子化合物が0.4〜12.0meq/gのカチオン電荷密度を有する請求項3記載の歩留り向上剤キット。
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