JP6798682B2 - 作業機 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の第1実施形態に係る作業機100の背面図である。図2(A)は、作業機100のエプロン20の跳ね上げ前の側面図である。図2(B)は、圧縮力部材30の一端部37に挿入される第1支点31の部分周辺を上方から見た断面図である。図2(C)は、第2支点32の部分周辺を上方から見た断面図である。図1に示されるように、本実施形態に係る作業機100は、フレーム10(主フレーム110とシールドカバー120とを含む)、耕うんロータ102(図2(A)参照)、エプロン20等を備える。
図3は、エプロン20が跳ね上げられた状態を示す作業機の側面図である。本実施形態においては、上記構成に加えて、さらに、エプロン20の跳ね上げに関して、アシスト動作を許容する許容機構と、アシスト動作を規制する規制機構と、を複合した許容規制機構141(図2(A)参照)が備えられている。許容規制機構141は、第2筒状部材50が第1筒状部材40に沿ってスライドするのを許容可能であると共に規制可能である。
許容規制機構141は、エプロン20の跳ね上げのアシスト動作を許容するにあたって、第2筒状部材50が第1筒状部材40に沿ってスライドするのを許容する。そうすることで、圧縮力部材30が縮むように変化させる力を作用させることができ、主フレーム110に設けられた台座111に配置される第1支点31と、エプロン20に設けられた台座134に配置される第2支点32と、の間の距離が縮まることができるようになる。その結果、第2支点32と接続されたエプロン20には、跳ね上がる方向に回動力が生じる。
また、許容規制機構141は、エプロン20の跳ね上げのアシスト動作を規制するにあたって、第2筒状部材50が第1筒状部材40に沿ってスライドするのを規制する。そうすることで、圧縮力部材30が縮むことが規制され、その結果、エプロン20の跳ね上げアシスト動作が規制される。
図4(A)は、圧縮力部材30が伸びたときの断面図であり、図5は、圧縮力部材30が縮んだときの断面図である。本実施形態では、圧縮力部材30は、荷重を受けることで自由長よりも伸ばされて、自由長に戻ろうとする引張ガススプリング(例として、ACE社の引き込み式ガススプリング型番GZ−15〜GZ−40を使用した)である。圧縮力部材30は、第1支点31と第2支点32との間の距離が長くなるに従って第1長さN1に伸ばされて(図2(A)、図4(A)参照)圧縮力が増加し、第1支点31と第2支点32との間の距離が短くなるに従って第1長さN1よりも短い第2長さN2に縮みながら(図3、図4(B)参照)圧縮力が減少しつつエプロン20を跳ね上げる方向に力を作用させる。
図4(A)は、許容規制機構141におけるピン61が第2孔51と第1孔41fに挿入された状態を示す断面図である。図4(B)は、回動部66の拡大側面図である。図5は、圧縮力部材30が縮んだときに許容規制機構141におけるピン61が第2孔51と第1孔41fから外された状態を示す断面図である。
ここで図4(A)及び図5を参照しつつロック機構60について説明する。許容規制機構141はロック機構60を有する。ロック機構60は、第2筒状部材50に固定されている。第1支点31と第2支点32との距離を縮める方向の力を作用させないようにする。この結果、耕うん時に許容規制機構141のエプロン20の跳ね上がりのアシストを規制できる。ロック機構60の配置は、第2筒状部材50の後方側に位置するので、ユーザは、エプロン20を跳ね上げるときに、手を伸ばさなくても回動部66に手を触れて回動部66を動作させることができる。
以下、作業機100の動作に関して説明していく。まず、図2〜図5を参照しつつ、エプロン20を跳ね上げる動作に関して説明する。回動部66を図2(A)に示される立った状態から図3に示される寝かした状態に動作させると、ピン61が上昇し、ピン61が第1孔41fと第2孔51から外される。そうすると、圧縮力部材30が縮んで、圧縮力部材30の他端部38、第2筒状部材50、エプロン20は、一体的に進行方向Lで前側に移動可能となる。
図6は、耕うん時の作業機100の断面図である。この図6と前述の図3を参照しつつ、耕うんするときの許容規制機構141の動作に関して以下に説明する。最初に図2に示されるように、エプロン20が最下位置S2に位置する状態で、作業機100が走行する。回動部66が直立状態に回動されると、ピン61が第1孔41fと第2孔51とに挿入された状態となる。第1筒状部材40に対して第2筒状部材50が相対的に後方に寄って配置される。そして、エプロン20が下降した状態に維持される。
図7は、第2実施形態に係る作業機200においてエプロン20が下降された状態を示す断面図である。図8は、エプロン20が跳ね上げられた状態の作業機200の断面図である。第2実施形態では、第1実施形態の圧縮力部材30に替えて圧縮力部材130が用いられる点が異なる。圧縮力部材130は、荷重を受けることで自由長よりも伸ばされて、自由長に戻ろうとする引張バネである。この圧縮力部材130は、引っ張られることで圧縮力を有するバネ部130Aと、バネ部130Aの後端側に形成されるフック部(この部分を他端部38という)と、バネ部130Aの前端側に形成されるフック部(この部分を一端部37という)と、を有する。
図9の状態で、ユーザが回動部66を第2方向J2に回動すると、ピン61が第1孔41fと第2孔51から外されていく。
Claims (4)
- 走行機体の後部に装着され、前記走行機体の前進走行に伴って進行して圃場を耕うんする作業機において、
前記走行機体の後部に接続されるフレームと、
前記フレームの後部に設けられ、前記フレームに対して下降及び跳ね上げ回動可能に支持され、圃場を整地するエプロンと、
前記フレームに設けられる第1支点と前記エプロンに設けられる第2支点との間の距離が長くなるに従って圧縮力が増加し、前記第1支点と前記第2支点との間の距離が短くなるに従って圧縮力が減少しつつ前記エプロンを跳ね上げる方向に力を作用させる圧縮力部材と、
前記圧縮力部材の外側に配置され、前記圧縮力部材の一端部が接続される第1筒状部材と、
前記第1筒状部材の外側に、当該第1筒状部材に沿ってスライド可能に配置され、前記圧縮力部材の他端部が接続される第2筒状部材と、
前記第1筒状部材に対して前記第2筒状部材を相対的に固定するロック機構と、
を備える作業機。 - 前記ロック機構は、前記第2筒状部材に対して挿脱可能なピンを有し、
前記第1筒状部材に形成された第1孔と前記第2筒状部材に形成された第2孔とが重畳する位置にあるとき、前記ピンが前記第1孔及び前記第2孔に挿入されることによって前記第1筒状部材に対して前記第2筒状部材が相対的に固定され、
前記ピンが前記第1孔及び前記第2孔から外されることによって前記第1筒状部材に対して前記第2筒状部材が相対的に移動可能にされる請求項1に記載の作業機。 - 前記圧縮力部材は複数である請求項1又は請求項2に記載の作業機。
- 前記圧縮力部材は、荷重を受けることで自由長よりも伸ばされて、自由長に戻ろうとする引張ガススプリング又は引張バネである請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の作業機。
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Family
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