JP6794099B2 - 電動アシスト車、制御方法、およびプログラム - Google Patents
電動アシスト車、制御方法、およびプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6794099B2 JP6794099B2 JP2015128387A JP2015128387A JP6794099B2 JP 6794099 B2 JP6794099 B2 JP 6794099B2 JP 2015128387 A JP2015128387 A JP 2015128387A JP 2015128387 A JP2015128387 A JP 2015128387A JP 6794099 B2 JP6794099 B2 JP 6794099B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acceleration
- unit
- wheels
- walking assist
- force
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/72—Electric energy management in electromobility
Landscapes
- Handcart (AREA)
- Rehabilitation Tools (AREA)
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
Description
好ましくは、判定部は、補正後の加速度が第1の閾値よりも小さいときには、基体が上りの傾斜状態にあると判定し、補正後の加速度が第2の閾値よりも大きいときには、基体が下りの傾斜状態にあると判定する。
本実施の形態では、後輪駆動式であって、歩行アシスト車の加減速(典型的には、前進方向および後進方向の加速度)を算出する機能を有する歩行アシスト車を説明する。
図1を参照して、実施の形態1に係る歩行アシスト車1の構成について説明する。図1は、歩行アシスト車1の構成を表す図である。詳しくは、図1(A)は、歩行アシスト車1を側面からみた図である。図1(B)は、歩行アシスト車1を上からみた図である。図1(C)は、歩行アシスト車1の制御装置10の構成を表すブロック図である。
図2を参照して、歩行アシスト車1の使用について説明する。図2は、使用者が歩行アシスト車1をつかんでいる状態を表す図である。
図3を参照して、本実施の形態に係る歩行アシスト車1の機能構成について説明する。図3は、歩行アシスト車1が備える機能を表すブロック図である。歩行アシスト車1は、制御部101と、作用力検出部102と、回転速度検出部103と、加速度検出部104と、駆動部105とを備える。
次に、制御部101内の各部の処理について説明する。
なお、式(1)において、r(m/s)は、後輪4の半径である。
基体速度算出部112は、左駆動輪用算出部1111による算出結果と、右駆動輪用算出部1112による算出結果とに基づき、基体40の前後方向の速度V(m/s)を算出する。具体的には、基体速度算出部112は、以下の式(3)により、基体40の前後方向の速度Vを算出する。
加速度算出部110は、基体速度算出部112によって算出された速度Vに基づき、基体40の前進方向および後進方向の加速度a(m/s2)を算出する。具体的には、加速度算出部110は、以下の式(4)により、基体40の前進方向および後進方向の加速度を算出する。加速度算出部110は、算出結果を補正部130に送る。
なお、Vnは、現在の基体40の速度を表している。Vn−1は、1周期前の基体40の移動速度を表している。なお、Δtは、サンプリング周期である。
つまり、補正部130は、検出された加速度atiltに加速度算出部110によって算出された加速度を加える補正を行なう。補正部130は、補正後の値acを判定部140に送る。
図4は、判定部140の判定結果に応じて発生させるアシスト力を説明するための図である。以下、補正後の値ac(=atilt+a)の大きさに応じて説明する。なお、以下では、歩行アシスト車1の前方に加速度が加わる場合をプラス(+)方向と、歩行アシスト車1の後方に加速度が加わる場合をマイナス(−)方向と規定する。
補正後の値ac(=atilt+a)が閾値Th1よりも小さい場合、駆動制御部150は、前進時には、上り坂用の前進アシスト力を駆動部105に発生させる。つまり、駆動制御部150は、前進方向のアシスト力をモータ5に発生させる。詳しくは、歩行アシスト車1は、登坂角度に応じて増減する重力の影響をモータ5を駆動することで補償し、平地と同様に歩行動作をアシストする。具体的には、駆動制御部150は、以下の式(6)に示すアシスト力Fを発生させる。
なお、Fassistは、平地での基準加速アシスト力を表している。また、C1は、上り坂での加速アシスト係数を表している。
なお、Fbrakeは、上り坂での基準ブレーキアシスト力を表している。また、C2は、上り坂でのブレーキアシスト係数を表している。
補正後の値ac(すなわち、atilt+a)が閾値Th1以上かつ閾値Th2以下である場合、駆動制御部150は、前進時には、平地用の前進アシスト力を駆動部105に発生させる。つまり、駆動制御部150は、前進方向のアシスト力をモータ5に発生させる。なお、駆動制御部150は、後進時には、アシスト力を発生させない(モータフリー状態)。
補正後の値ac(=atilt+a)が閾値Th2よりも大きい場合、駆動制御部150は、前進時には、下り坂用の前進アシスト力を駆動部105に発生させる。つまり、駆動制御部150は、抑速を行なためにブレーキ力を発生させる。詳しくは、歩行アシスト車1は、降坂角度に応じてブレーキ力を増減させることにより抑速を行なう。具体的には、駆動制御部150は、以下の式(22)に示すアシスト力Fを発生させる。
なお、F’brakeは、下り坂での基準ブレーキアシスト力を表している。また、C3は、下り坂でのブレーキアシスト係数を表している。
<E1.利点>
次に、図5〜図7を参照して、歩行アシスト車1により得られる効果を説明する。具体的には、図5を基にして、図6,7において効果を説明する。なお、以下で述べるpおよびqは、正の値とする。
図5は、歩行アシスト車1が停止しているときに加速度センサ6(加速度検出部104)が検出する加速度を説明するための図である。
図6は、歩行アシスト車1が前方に加速しているときに加速度センサ6に加わる加速度を説明するための図である。詳しくは、前進方向に加速している場合、および後進(後退)方向に減速しているときに、加速度センサ6に加わる加速度を説明するための図である。
図7は、歩行アシスト車1が後方に加速しているときに加速度センサ6に加わる加速度を説明するための図である。詳しくは、前進方向に減速している場合、および後進(後退)方向に加速しているときに、加速度センサ6に加わる加速度を説明するための図である。
図8は、歩行アシスト車1において実行される処理の流れを説明するためのフローチャートである。図8を参照して、ステップS2において、歩行アシスト車1は、加速度センサ6による傾斜角度の検出を行なう。ステップS4において、歩行アシスト車1は、加速度atiltの補正を行なう。ステップS6において、歩行アシスト車1は、補正後の値ac(=atilt+a)が、閾値Th1よりも小さいか否かを判断する。すなわち、歩行アシスト車1は、路面が下り坂であるか否かを判断する。
(1)上述したように、歩行アシスト車1では、モータ5が後輪4に設けられている。すなわち、歩行アシスト車1は、後輪駆動である。しかしながら、歩行アシスト車1の駆動形式は、これに限定されず、前輪3が駆動する前輪駆動、または前輪3および後輪4がいずれも駆動する4輪駆動であってもよい。
本実施の形態に係る歩行アシスト車1Aは、実施の形態1と同様、後輪駆動式である。本実施の形態に係る歩行アシスト車1Aは、旋回動作に基づく加速度を用いて加速度atiltを補正する点で、前方または後方への加速度aを用いて加速度atiltを補正する構成の実施の形態1に係る歩行アシスト車1とは異なる。
図9を参照して、本実施の形態に係る歩行アシスト車1Aの機能構成について説明する。図9は、歩行アシスト車1Aが備える機能を表すブロック図である。歩行アシスト車1Aは、制御部101Aと、作用力検出部102と、回転速度検出部103と、加速度検出部104と、駆動部105とを備える。このように、歩行アシスト車1Aは、制御部101の代わりに制御部101Aを備える点において、実施の形態1に係る歩行アシスト車1と異なる。
加速度算出部110Aは、旋回速度算出部112Aによって算出された旋回速度ωcに基づき、基体40の旋回運動により基体40に生じる遠心力による加速度a’を算出する。具体的には、加速度算出部110Aは、以下の式(9)により、遠心力による加速度a’を算出する。加速度算出部110Aは、算出結果を補正部130Aに送る。
なお、式(9)において、“L”は、駆動輪中心と加速度センサ6との間の距離(m)である。
つまり、補正部130Aは、検出された加速度(atilt)から算出された加速度(a’)を差し引く補正を行なう。補正部130Aは、補正後の値acを判定部140に送る。
図10は、判定部140の判定結果に応じて発生させるアシスト力を説明するための図である。以下、補正後の値ac(=atilt−a’)の大きさに応じて説明する。なお、上述したように、歩行アシスト車1Aの前方に加速度が加わる場合をプラス方向と、歩行アシスト車1Aの後方に加速度が加わる場合をマイナス方向と規定する。
補正後の値ac(=atilt+a)が閾値Th1よりも小さい場合、駆動制御部150は、前進時には、上り坂用の前進アシスト力を駆動部105に発生させる。つまり、駆動制御部150は、前進方向のアシスト力をモータ5に発生させる。具体的には、駆動制御部150は、以下の式(11)に示すアシスト力Fを発生させる。
また、駆動制御部150は、後進時には、上り坂用の後進アシスト力を駆動部105に発生させる。つまり、駆動制御部150は、抑速を行なためにブレーキ力を発生させる。具体的には、駆動制御部150は、以下の式(12)に示すアシスト力Fを発生させる。
(2)Th1≦atilt−a’≦Th2の場合
補正後の値ac(すなわち、atilt−a’)が閾値Th1以上かつ閾値Th2以下である場合、駆動制御部150は、前進時には、平地用の前進アシスト力を駆動部105に発生させる。つまり、駆動制御部150は、前進方向のアシスト力をモータ5に発生させる。なお、駆動制御部150は、後進時には、アシスト力を発生させない(モータフリー状態)。
補正後の値ac(=atilt−a’)が閾値Th2よりも大きい場合、駆動制御部150は、前進時には、下り坂用の前進アシスト力を駆動部105に発生させる。つまり、駆動制御部150は、抑速を行なためにブレーキ力を発生させる。具体的には、駆動制御部150は、以下の式(13)に示すアシスト力Fを発生させる。
一方、駆動制御部150は、後進時には、アシスト力を発生させない。
次に、図11を参照して、歩行アシスト車1Aにより得られる効果を説明する。図11は、歩行アシスト車1A(詳しくは、基体40)が左方向に旋回しているときに加速度センサ6に加わる加速度を説明するための図である。
本実施の形態に係る歩行アシスト車1Aの構成と、実施の形態1に係る歩行アシスト車1の構成とを組み合わせてもよい。具体的には、加速度算出部110Aを、基体40の旋回運動により基体40に生じる遠心力による加速度a’と、基体40の前進方向および後進方向の加速度a(m/s2)とを算出するようにするように構成する。つまり、図9に示した加速度算出部110Aに、図3で示した基体速度算出部112を備えるようにする。
また、この場合、判定部140の判定結果に応じて発生させるアシスト力は、以下のとおりである。
前進時には、以下の式(15)に示すアシスト力Fを発生させる。
後進時には、以下の式(16)に示すアシスト力Fを発生させる。
(2)Th1≦atilt+a−a’≦Th2の場合
駆動制御部150は、前進時には、平地用の前進アシスト力を駆動部105に発生させる。つまり、駆動制御部150は、前進方向のアシスト力をモータ5に発生させる。なお、駆動制御部150は、後進時には、アシスト力を発生させない(モータフリー状態)。
前進時には、以下の式(17)に示すアシスト力Fを発生させる。
一方、駆動制御部150は、後進時には、アシスト力を発生させない。
本実施の形態に係る歩行アシスト車1Bは、実施の形態2に係る歩行アシスト車1Aとは異なり、前輪駆動式である。本実施の形態に係る歩行アシスト車1Bは、実施の形態2に係る歩行アシスト車1Aと同様、旋回動作に基づく加速度を用いて加速度atiltを補正する。以下では、実施の形態1,2に係る歩行アシスト車1,1Aとの相違点に着目して説明し、歩行アシスト車1,1Aと同じ構成については、説明を繰り返さない。
図12を参照して、歩行アシスト車1Bの構成について説明する。図12は、歩行アシスト車1の構成を表す図である。詳しくは、図12(A)は、歩行アシスト車1Bを側面からみた図である。図12(B)は、歩行アシスト車1Bを上からみた図である。
歩行アシスト車1Bは、実施の形態2に係る歩行アシスト車1Aと同様な機能的構成を有する(図9参照)。ただし、本実施の形態では、補正部130Aは、以下の式(18)に示す演算を行なうことにより、補正後の値acを算出する。
つまり、本実施の形態では、補正部130Aは、検出された加速度(atilt)に加速度算出部110Aによって算出された加速度(a’)を加える補正を行なう。なお、補正部130Aは、補正後の値acを判定部140に送る。
図13は、判定部140の判定結果に応じて発生させるアシスト力を説明するための図である。以下、補正後の値ac(=atilt+a’)の大きさに応じて説明する。なお、上述したように、歩行アシスト車1Bの前方に加速度が加わる場合をプラス方向と、歩行アシスト車1Aの後方に加速度が加わる場合をマイナス方向と規定する。
補正後の値ac(=atilt+a)が閾値Th1よりも小さい場合、駆動制御部150は、前進時には、上り坂用の前進アシスト力を駆動部105に発生させる。つまり、駆動制御部150は、前進方向のアシスト力をモータ5に発生させる。具体的には、駆動制御部150は、上述した式(11)に示すアシスト力Fを発生させる。
補正後の値ac(すなわち、atilt+a’)が閾値Th1以上かつ閾値Th2以下である場合、駆動制御部150は、前進時には、平地用の前進アシスト力を駆動部105に発生させる。つまり、駆動制御部150は、前進方向のアシスト力をモータ5に発生させる。なお、駆動制御部150は、後進時には、アシスト力を発生させない(モータフリー状態)。
補正後の値ac(=atilt+a’)が閾値Th2よりも大きい場合、駆動制御部150は、前進時には、下り坂用の前進アシスト力を駆動部105に発生させる。つまり、駆動制御部150は、抑速を行なためにブレーキ力を発生させる。具体的には、駆動制御部150は、上述した式(13)に示すアシスト力Fを発生させる。
<D3.利点>
次に、図14を参照して、歩行アシスト車1Bにより得られる効果を説明する。図14は、歩行アシスト車1B(詳しくは、基体40)が左方向に旋回しているときに加速度センサ6に加わる加速度を説明するための図である。
本実施の形態に係る歩行アシスト車1Bの構成と、実施の形態1の“<G1.変形例>”における項目(1)で説明した前輪駆動の構成とを組み合わせてもよい。
本実施の形態に係る歩行アシスト車1Cは、加速度センサ6によって検出された加速度を補正する必要がない点で、実施の形態2,3に係る歩行アシスト車1A,1Bとは異なる。以下では、実施の形態2,3に係る歩行アシスト車1A,1Bとの相違点に着目して説明し、歩行アシスト車1A,1Bと同じ構成については、説明を繰り返さない。
図15を参照して、歩行アシスト車1Cの構成について説明する。図15は、歩行アシスト車1Cの構成を表す図である。図15に示されるように、歩行アシスト車1Cは、加速度センサ6の設置位置が両駆動輪(前輪3)の中間地点(車軸の延長上)に位置する点において、そのような位置にない歩行アシスト車1A,1Bとは異なる。
図16は、判定部140の判定結果に応じて発生させるアシスト力を説明するための図である。歩行アシスト車1Cでは、加速度センサ6の設置位置により、加速度センサ6によって検出された加速度(atilt)を補正する必要がなくなる。
検出される加速度(atilt)が閾値Th1よりも小さい場合、駆動制御部150は、前進時には、上り坂用の前進アシスト力を駆動部105に発生させる。つまり、駆動制御部150は、前進方向のアシスト力をモータ5に発生させる。具体的には、駆動制御部150は、以下の式(19)に示すアシスト力Fを発生させる。
また、駆動制御部150は、後進時には、上り坂用の後進アシスト力を駆動部105に発生させる。つまり、駆動制御部150は、抑速を行なためにブレーキ力を発生させる。具体的には、駆動制御部150は、以下の式(20)に示すアシスト力Fを発生させる。
(2)Th1≦atilt≦Th2の場合
検出される加速度(atilt)が閾値Th1以上かつ閾値Th2以下である場合、駆動制御部150は、前進時には、平地用の前進アシスト力を駆動部105に発生させる。つまり、駆動制御部150は、前進方向のアシスト力をモータ5に発生させる。なお、駆動制御部150は、後進時には、アシスト力を発生させない(モータフリー状態)。
検出される加速度(atilt)が閾値Th2よりも大きい場合、駆動制御部150は、前進時には、下り坂用の前進アシスト力を駆動部105に発生させる。つまり、駆動制御部150は、抑速を行なためにブレーキ力を発生させる。具体的には、駆動制御部150は、以下の式(21)に示すアシスト力Fを発生させる。
一方、駆動制御部150は、後進時には、アシスト力を発生させない。
上記の実施の形態1から3では、加速度センサ6(図1,12等)および加速度検出部104(図3,9等)を備えた歩行アシスト車を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではない。
Claims (5)
- 基体と、
前記基体を支持する複数の車輪とを備え、前記複数の車輪は、左側の車輪と、右側の車輪とを含み、
前記複数の車輪のうちの少なくとも1つの車輪を駆動する駆動部と、
前記左側の車輪の回転速度と、前記右側の車輪の回転速度とを検出する回転速度検出部と、
前記検出された前記左側の車輪の回転速度および前記右側の車輪の回転速度を利用して、前記基体の旋回運動により生じる遠心力による旋回加速度を算出する加速度算出部と、
前記基体に備えられ、前記基体が傾斜することにより生じる加速度を検出する加速度検出部と、
前記算出された旋回加速度に基づいて、前記検出された加速度を補正する補正部と、
前記補正後の加速度に基づき、前記基体が傾斜状態にあるか否かを判定する判定部と、
前記判定部による判定結果に応じたアシスト力を前記駆動部に発生させる制御部とをさらに備える、電動アシスト車。 - 前記複数の車輪は、前輪と後輪とを含み、
前記後輪が、前記駆動部により駆動され、
前記加速度検出部は、前記後輪よりも前方に設置され、
前記基体は、前記前輪および前記加速度検出部よりも前記後輪に近い位置を中心として旋回し、
前記補正部は、前記検出された加速度から前記算出された旋回加速度を差し引く補正を行なう、請求項1に記載の電動アシスト車。 - 前記複数の車輪は、前輪と後輪とを含み、
前記前輪が、前記駆動部により駆動され、
前記加速度検出部は、前記前輪よりも後方に設置され、
前記基体は、前記後輪および前記加速度検出部よりも前記前輪に近い位置を中心とし旋回し、
前記補正部は、前記検出された加速度に前記算出された旋回加速度を加える補正を行なう、請求項1に記載の電動アシスト車。 - 複数の車輪を備えた電動アシスト車を制御するための制御方法であって、
前記電動アシスト車のプロセッサが、前記複数の車輪のうちの左側の車輪および右側の車輪の各々の回転速度とを検出するステップと、
前記プロセッサが、前記検出された前記左側の車輪の回転速度および前記右側の車輪の回転速度を利用して、前記電動アシスト車の基体の旋回運動により生じる遠心力による旋回加速度を算出するステップと、
前記プロセッサが、前記基体が傾斜することにより生じる加速度を検出するステップと、
前記プロセッサが、前記算出された旋回加速度に基づいて、前記検出された加速度を補正するステップと、
前記プロセッサが、前記補正後の加速度に基づき、前記基体が傾斜状態にあるか否かを判定するステップと、
前記プロセッサが、前記判定の結果に応じたアシスト力を前記複数の車輪の少なくとも1つに発生させるステップとを備える、制御方法。 - 複数の車輪を備えた電動アシスト車を制御するためのプログラムであって、
前記複数の車輪のうちの左側の車輪および右側の車輪の各々の回転速度とを検出するステップと、
前記検出された前記左側の車輪の回転速度および前記右側の車輪の回転速度を利用して、前記電動アシスト車の基体の旋回運動により生じる遠心力による旋回加速度を算出するステップと、
前記基体が傾斜することにより生じる加速度を検出するステップと、
前記算出された旋回加速度に基づいて、前記検出された加速度を補正するステップと、
前記補正後の加速度に基づき、前記基体が傾斜状態にあるか否かを判定するステップと、
前記判定の結果に応じたアシスト力を前記複数の車輪の少なくとも1つに発生させるステップとを、前記電動アシスト車のプロセッサに実行させる、プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015128387A JP6794099B2 (ja) | 2015-06-26 | 2015-06-26 | 電動アシスト車、制御方法、およびプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015128387A JP6794099B2 (ja) | 2015-06-26 | 2015-06-26 | 電動アシスト車、制御方法、およびプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017006580A JP2017006580A (ja) | 2017-01-12 |
JP6794099B2 true JP6794099B2 (ja) | 2020-12-02 |
Family
ID=57762117
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015128387A Active JP6794099B2 (ja) | 2015-06-26 | 2015-06-26 | 電動アシスト車、制御方法、およびプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6794099B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT201700041556A1 (it) * | 2017-04-13 | 2018-10-13 | Effortless Mobility S R L | Dispositivo di movimentazione motorizzato spinto a mano |
DE102018202711A1 (de) * | 2018-02-22 | 2019-08-22 | Robert Bosch Gmbh | Transportvorrichtung sowie Verfahren |
JP7300101B2 (ja) * | 2019-05-08 | 2023-06-29 | スズキ株式会社 | 電動歩行補助車 |
DE102019213024A1 (de) * | 2019-08-29 | 2021-03-04 | Continental Teves Ag & Co. Ohg | Griffteil für ein System zum Nachrüsten einer Gehhilfe |
TWI701533B (zh) * | 2019-11-14 | 2020-08-11 | 緯創資通股份有限公司 | 控制方法以及電動助行器 |
CN111658453B (zh) * | 2020-07-14 | 2022-03-25 | 山东科亿宏智能科技有限公司 | 防摔倒自适应助行车及工作方法 |
TWI761971B (zh) * | 2020-09-28 | 2022-04-21 | 緯創資通股份有限公司 | 主動式助行器 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09131377A (ja) * | 1995-11-07 | 1997-05-20 | Kubota Corp | 電動アシスト型手押し車 |
JP3507876B2 (ja) * | 1995-11-08 | 2004-03-15 | 日本航空電子工業株式会社 | 傾斜計 |
JP2004132769A (ja) * | 2002-10-09 | 2004-04-30 | Tamagawa Seiki Co Ltd | 姿勢角検出装置 |
JP2009281799A (ja) * | 2008-05-21 | 2009-12-03 | Panasonic Corp | ナビゲーション装置、ナビゲーション方法及びナビゲーションプログラム |
DK2394176T3 (en) * | 2009-02-06 | 2016-10-24 | Belon Eng Inc | Intelligent electric wheels for electric bicycles |
WO2014170989A1 (ja) * | 2013-04-18 | 2014-10-23 | 西日本高速道路エンジニアリング四国株式会社 | 道路走行面の形状を調査する装置 |
JP2015047307A (ja) * | 2013-08-30 | 2015-03-16 | 船井電機株式会社 | 歩行アシスト移動体 |
-
2015
- 2015-06-26 JP JP2015128387A patent/JP6794099B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017006580A (ja) | 2017-01-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6794099B2 (ja) | 電動アシスト車、制御方法、およびプログラム | |
JP6199380B2 (ja) | 電動歩行補助装置、電動歩行補助装置の制御プログラムおよび電動歩行補助装置の制御方法 | |
CN103370039B (zh) | 步行辅助车 | |
JP6901276B2 (ja) | 電動車両 | |
JP5795664B1 (ja) | 歩行補助装置 | |
JP7118607B2 (ja) | 電動補助歩行車、電動補助歩行車の制御方法、及びコンピュータプログラム | |
JP2009247611A (ja) | 歩行補助装置 | |
JP2004120875A (ja) | 動力車 | |
JP6299475B2 (ja) | 歩行アシストカート | |
WO2021132324A1 (ja) | 電気制御車両 | |
JP7083593B2 (ja) | 電動車両および電動車両の制動方法 | |
JP2005335534A (ja) | 補助動力装置付き車両 | |
JP7220811B2 (ja) | 電動制動機構付き車両、車輪ユニット、及び車輪ユニットの制御用プログラム | |
JP4641740B2 (ja) | 補助動力装置付き車両 | |
JP6455112B2 (ja) | 電動アシスト機能付き足漕ぎ式車椅子 | |
JP2017035985A (ja) | 手押し車 | |
JP7479146B2 (ja) | 電気制御車両 | |
JP2018161959A (ja) | 電動アシスト自転車 | |
JP5958546B2 (ja) | 手押し車 | |
EP4035926A1 (en) | Small electric vehicle | |
JP2015050836A (ja) | 歩行アシスト移動体 | |
JP6567753B1 (ja) | 電動二輪車 | |
JP6183240B2 (ja) | 倒立二輪車 | |
JP5704283B2 (ja) | 手押し車 | |
JP2022074183A (ja) | 電動アシスト・キックスケーター及びトルク制御プログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180323 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190130 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190305 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190329 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190903 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200407 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200512 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20201027 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20201111 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6794099 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |