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JP6792340B2 - 医用画像処理装置、医用画像処理方法、及び医用画像処理プログラム - Google Patents

医用画像処理装置、医用画像処理方法、及び医用画像処理プログラム Download PDF

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Description

本開示は、医用画像処理装置、医用画像処理方法、及び医用画像処理プログラムに関する。
従来、医用画像処理の分野では、組織や病変(組織等という)の長径、あるいは長径及び短径を用いて、組織等の大きさや状態を診断することがある。また、組織等の短径を用いて、所定の医療器具が管状組織内を通過可能か否か判断することがある。
組織等の長径及び短径を導出する装置として、3次元画像の所定の断面において、その輪郭に対し、最長の径を長径とし、長径に垂直に引ける線分のうち最長のものを短径とする医用画像処理装置が知られている(特許文献1参照)。また、組織等を楕円体近似して、その長径及び短径を算出することが知られている。
特開2011−24826号公報(段落0075、図11)
特許文献1では、断面において長径と短径とが直交するが、3次元画像の断面の決め方によって長径と短径の長さが変化する。そのため、導出された長径及び短径は、客観性が不十分である。また、実際の組織等は、3次元に歪曲し、楕円体からかけ離れた形状を有することも多い。そのため、楕円体近似では、実際の組織等の形状に対し、誤差が生じることがある。この結果、ユーザが直感的に組織等の形状を認識し難いことがある。また、楕円体は一般的に長さの異なる3つの径があり、最長のものを長径としても、他の2つの径のうちのいずれを短径として良いかは定まらない。
本開示は、上記事情に鑑みてなされたものであり、ユーザが組織等の実際の形状を認識し易い医用画像処理装置、医用画像処理方法、及び医用画像処理プログラムを提供する。
本開示の医用画像処理装置は、被検体を含むボリュームデータを取得するポートと、前記被検体の大きさを示す長径及び前記被検体の短径を計算するプロセッサと、前記長径及び前記短径を表示するディスプレイと、を備え、前記長径を表現する線分と、前記短径を表現する線分とは、ねじれの位置にあり、前記被検体の前記長径と直交する断面と、前記短径が交わ前記長径を表現する線分の端点と前記短径を表現する線分の端点とは、前記被検体の表面上に位置し、前記長径は、歪曲又は湾曲した形状の前記被検体の3次元領域の2つの端点を結び、最も距離が長い線分である。
本開示の医用画像処理方法は、医用画像処理装置における画像処理方法であって、被検体を含むボリュームデータを取得し、前記被検体の大きさを示す長径及び前記被検体の短径を計算し、前記長径及び前記短径をディスプレイに表示し、前記長径を表現する線分と、前記短径を表現する線分とは、ねじれの位置にあり、前記被検体の前記長径と直交する断面と、前記短径が交わ前記長径を表現する線分の端点と前記短径を表現する線分の端点とは、前記被検体の表面上に位置し、前記長径は、歪曲又は湾曲した形状の前記被検体の3次元領域の2つの端点を結び、最も距離が長い線分である。
本開示の医用画像処理プログラムは、上記医用画像処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
本開示によれば、ユーザが組織等の実際の形状を認識し易い。
第1の実施形態における医用画像処理装置の構成例を示すブロック図 組織等の長径と短径を導出する動作の全体処理手順を示すフローチャート 長径の第1導出方法による長径の設定手順を示すフローチャート 長径の第2導出方法を説明するための模式図 長径の第2導出方法による長径の設定手順を示すフローチャート 短径の第1導出方法による短径の設定手順を示すフローチャート 短径の第1導出方法を説明するための模式図 短径の第2導出方法による短径の設定手順を示すフローチャート 短径の第2導出方法を説明するための模式図 比較例として長径と短径が直交する場合の模式図 長径とねじれの位置にある短径が長径との直交断面に含まれる場合の模式図 直径とねじれの位置にある短径が長径との直交断面と交わる場合の模式図
以下、本開示の実施形態について、図面を用いて説明する。
(第1の実施形態)
本実施形態の医用画像処理装置は、組織等の被検体を撮像した3次元画像(3D画像)において、長径及び短径を導出する。組織等は、骨、血管等の臓器や、肺葉、心室などの臓器の一部、腫瘍、嚢胞などの病変組織を含む。また、組織等には左右の肺のような複数の臓器の組み合わせを含む。長径及び短径は、組織等の形状や大きさを認識するために用いられるパラメータの1つである。
長径とは、組織等の大きさを示す代表的な線分であり、たいていは組織等を含む3次元領域の2つの端点を結び、最も距離が長い線分である。短径とは、長径と組み合わせて組織等の扁平の度合いや組織の体積を示唆するための長径よりも短い線分で、たいていは組織等を含む3次元領域の2つの端点を結び、長径よりも短い線分である。
図1は、第1の実施形態における医用画像処理装置100の構成例を示すブロック図である。医用画像処理装置100は、ポート110、ユーザインターフェース(UI:User Interface)120、ディスプレイ130、プロセッサ140、及びメモリ150を備える。
医用画像処理装置100には、CT装置200が接続される。医用画像処理装置100は、CT装置200からボリュームデータを取得し、取得されたボリュームデータに対して処理を行う。医用画像処理装置100は、PC(Personal Computer)とPCに搭載されたソフトウェアにより構成されてもよい。また、医用画像処理装置100は、CT装置200の付属装置として提供されてもよい。
CT装置200は、生体へX線を照射し、体内の組織によるX線の吸収の違いを利用して、画像(CT画像)を撮像する。生体としては人体等が挙げられる。生体は、被写体の一例である。
CT画像は、時系列に複数撮像されてもよい。CT装置200は、生体内部の任意の箇所の情報を含むボリュームデータを生成する。生体内部の任意の箇所は、各種臓器(例えば心臓、腎臓)を含んでもよい。CT画像が撮像されることにより、CT画像における各画素(ボクセル)の画素値(CT値)が得られる。CT装置200は、CT画像としてのボリュームデータを医用画像処理装置100へ、有線回線又は無線回線を介して送信する。
CT装置200は、連続的に撮像することで3次元のボリュームデータを複数取得し、動画を生成することも可能である。複数の3次元画像による動画のデータは、4D(4次元)データとも称される。
医用画像処理装置100内のポート110は、通信ポートや外部装置接続ポートを含み、CT画像から得られたボリュームデータを取得する。取得されたボリュームデータは、直ぐにプロセッサ140に送られて各種処理されてもよいし、メモリ150において保管された後、必要時にプロセッサ140へ送られて各種処理されてもよい。
UI120は、タッチパネル、ポインティングデバイス、キーボード、又はマイクロホンを含んでもよい。UI120は、医用画像処理装置100のユーザから、任意の入力操作を受け付ける。ユーザは、医師、放射線技師、又はその他医療従事者(Paramedic Staff)を含んでもよい。
UI120は、ボリュームデータにおける関心領域(ROI:Region of Interest)の指定や輝度条件の設定等の操作を受け付ける。関心領域は、病変や組織(例えば、血管、臓器、骨)の領域を含んでもよい。
ディスプレイ130は、LCD(Liquid Crystal Display)を含んでもよく、各種情報を表示する。各種情報は、ボリュームデータから得られる3次元画像を含む。3次元画像は、ボリュームレンダリング画像、サーフェスレンダリング画像、及びMPR(Muti Planar Reconstruction)画像を含んでもよい。ディスプレイ130は、組織等の3次元画像に重畳されるように、後述する組織等の長径及び短径を表示する。
メモリ150は、各種ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)の一次記憶装置を含む。メモリ150は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)の二次記憶装置を含んでもよい。メモリ150は、各種情報やプログラムを記憶する。各種情報は、ポート110により取得されたボリュームデータ、プロセッサ140により生成された画像、プロセッサ140により設定された設定情報、を含んでもよい。
プロセッサ140は、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、又はGPU(Graphics Processing Unit)を含んでもよい。
プロセッサ140は、メモリ150に記憶された医用画像処理プログラムを実行することにより、各種処理や制御を行う。また、プロセッサ140は、医用画像処理装置100の各部を統括する。
プロセッサ140は、ボリュームデータにおいて、セグメンテーション処理を行ってよい。この場合、UI120がユーザからの指示を受け付け、指示の情報がプロセッサ140に送られる。プロセッサ140は、指示の情報に基づいて、公知の方法により、ボリュームデータから、セグメンテーション処理を行い、関心領域を抽出(segment)してもよい。また、ユーザからの詳細な指示により、手動で関心領域を設定(set)しても良い。また、観察対象の組織等が予め定められている場合、プロセッサ140は、ユーザ指示なしでボリュームデータから、セグメンテーション処理を行い、観察対象の組織等を含む関心領域を抽出してもよい。
プロセッサ140は、ポート110により取得されたボリュームデータに基づいて、3次元画像を生成する。プロセッサ140は、ポート110により取得されたボリュームデータから、指定された領域に基づいて、3次元画像を生成してもよい。3次元画像は、ボリュームレンダリング画像である場合、レイサム(RaySum)画像、MIP(Maximum Intensity Projection)画像、又はレイキャスト(Raycast)画像を含んでもよい。
次に、医用画像処理装置100による動作について説明する。
図2は、組織等の長径及び短径を導出する動作の全体処理手順を示すフローチャートである。
プロセッサ140は、CT装置200から送信されたボリュームデータを取得する(S1)。
プロセッサ140は、既知のセグメンテーション処理によって、ボリュームデータに含まれる組織等の領域を設定する(S2)。この場合、例えば、ユーザがUI120を介して大まかに領域を指定して抽出した後、プロセッサ140が正確に領域を抽出してもよい。
プロセッサ140は、設定された組織等の領域に対して、組織等の長径を設定する(S3)。
プロセッサ140は、設定された長径を用いて、この組織等の短径を設定する(S4)。この後、プロセッサ140は、本動作を終了する。
組織等の長径は、組織等の短径よりも重要であることが多く、直感的に1つの結果(長径)に落ち着き易い。一方、短径は、組織等の種別やユーザの主観によって望ましい結果(短径)が変わる。そのため、プロセッサ140は、長径の導出後に短径を導出することで、組織等の形状や大きさを認識し易くなる。尚、プロセッサ140は、長径を用いずに短径を導出してもよいし、長径と短径とを同時に取得してもよい。つまり、組織等の長径及び短径の導出方法や導出順序は、特に限定されない。
次に、長径の導出方法について説明する。
[長径の第1導出方法]
図3は、図2のS3における長径Lkの第1導出方法による長径Lkの設定手順を示すフローチャートである。
プロセッサ140は、組織等の領域を示す領域Rに対して、領域Rの表面に位置する表面領域SRを取得する(S11)。表面領域SRは、領域Rから1ボクセル縮小した領域を減算することによって得られる。つまり、領域Rの輪郭を表現する薄い表面領域SRが抽出される。
プロセッサ140は、表面領域SRを構成する全ボクセルの座標Si(i:0〜N−1)の集合において、直積集合{Si1}×{Si2}を算出し、算出結果を(Si1,Si2)とする(S12)。
Si1は第1の座標Siを表し、Si2は第2の座標Siを表す。直積集合(Si1,Si2)には、直積集合の総数は、全ボクセルの座標Siの中から2つの座標Si1,Si2の組み合わせ総数に等しく、つまりに相当する数となる。「i:0〜N−1」とは、変数iに「0」〜「N−1」の間の値が順に設定されることを示す。
プロセッサ140は、それぞれの(Si1,Si2)について、座標Si1と座標Si2との間の距離(|Si1−Si2|)を算出し、最長距離max(|Si1−Si2|)を算出する(S3)。
プロセッサ140は、最長距離max(|Si1−Si2|)の座標Si1,Si2を端点とする線分を、長径Lkとする(S4)。この後、プロセッサ140は、本処理を終了し、メインの処理(図3の処理)に復帰する。
長径Lkの第1導出方法によれば、領域Rに含まれる全点の中で最も離れている点のペアを探し出すので、長径Lkが直感的となる。また、医用画像処理装置100は、組織等における最長の径を長径Lkとして正確に設定可能である。
[長径の第2導出方法]
長径Lkの第2導出方法では、医用画像処理装置100は、組織等の立体形状を主成分分析して、組織等の主軸V1を用いて組織等の長径Lkを導出する。これは、立体形状のバウンディングボックスを取得するときに、よく使われる手法である。
図4は長径Lkの第2導出方法を説明するための模式図である。例えば以下のような手法によって、領域Rの主軸V1を含む固有ベクトルV1,V2,V3を算出する。
プロセッサ140は、領域Rを構成する全ボクセルの座標について、主成分分析(Principal component analysis)を行う。
まず、プロセッサ140は、領域Rを構成する全ボクセルの座標Pi(i:0〜N−1)について、(式1)に従い、重心mを算出する。
m = 1/N * ΣPi ……(式1)
尚、アスタリスク「*」は、乗算符号を示す。「N」は、領域Rを構成する全ボクセルの数を示す。
プロセッサ140は、(式2)に従い、共分散行列Cを算出する。
C = 1/N * Σ(Pi−m)(Pi−m) ……(式2)
続いて、プロセッサ140は、(C−λjI)Vj=0(I:単位行列)を計算し、固有値λ1,λ2,λ3及び固有ベクトルV1,V2,V3を取得する。尚、|λ1|>|λ2|>|λ3|とすると、λ1に対応するV1が領域Rの主軸となる。
尚、医用画像処理装置100は、参考非特許文献1に記載されたポリゴンの集合のバウンディングボックスを導出するアルゴリズムを、ボリュームデータに適用してもよい。バウンディングボックスを構成する各面の法線ベクトルがV1,V2,V3に対応し、バウンディングボックスの直方体の最長辺が主軸V1を示すからである。
(参考非特許文献1:Eric Lengyel,“Mathematics for 3D Game Programming & and Computer Graphics”,COURSE TECHONOLOGY,2011年)
図5は、図2のS3における長径Lkの第2導出方法による長径Lkの設定手順を示すフローチャートである。
プロセッサ140は、領域Rに対し、前述した主成分分析により、主軸V1を取得(例えば算出)する(S21)。
プロセッサ140は、(Pi・V1)を最大とするPi_maxを取得する(S22)。尚、「・」は、内積演算であることを示す。
プロセッサ140は、(Pi・V1)を最小とするPi_minを取得する(S23)。
プロセッサ140は、Pi_max及びPi_minを端点とする線分を、長径Lkとする(S24)。尚、長径Lkは、固有ベクトルV1が示す主軸と平行でなくてもよい。この後、プロセッサ140は、本処理を終了し、メインの処理に復帰する。
長径Lkの第2導出方法によれば、スパイク状の突起を有する領域があっても、第1導出方法のように突起の先端を長径Lkの端点とすることが抑制されるので、医用画像処理装置100は、適切な長径Lkを導出できる。
次に、短径の導出方法について説明する。
[短径の第1導出方法]
図6は、図2のS4における短径Skの第1導出方法による短径Skの設定手順を示すフローチャートである。図7は、短径Skの第1導出方法を説明するための模式図である。
プロセッサ140は、長径Lkとの直交断面(長径Lkと直交する断面)について、P0〜P1を含む範囲で順次、直交断面Mi(i:0〜n−1)を取得する(S31)。図7では、長径Lkは、P0,P1を端点とする線分である。P0,P1は、長径Lkの第1導出方法ではSi1,Si2、長径Lkの第2導出方法では、Pi_max,P1_minに相当する。
プロセッサ140は、直交断面Miに含まれる領域Rである平面領域RSiを順次取得する(S32)。
プロセッサ140は、平面領域RSiの面積Aiを順次取得する(S33)。
プロセッサ140は、順次取得した面積Aiのうち、最も面積の大きい面積Ai_maxに対応する平面領域RSi_maxを取得する(S34)。
プロセッサ140は、平面領域RSi_maxに含まれる最長の線分を、短径Skとする(S35)。尚、短径Skは、平面領域RSi_maxの重心を通るように設定されてもよい。この後、プロセッサ140は、本処理を終了し、メインの処理に復帰する。
短径Skの第1導出方法によれば、長径Lkとの直交断面に短径Skが含まれるので、ユーザが短径Skを視認し易くなる。特に、長径Lkに沿って、長径Lkの直交断面画像を順送りに表示して組織等の観察を行うときに、短径Skが直交断面画像に含まれる。従って、ユーザは、短径Skを含む断面を観察するときに、その直交断面画像の意義を直感しやすい。
[短径の第2導出方法]
図8は、図2のS4における短径Skの第2導出方法による短径Skの設定手順を示すフローチャートである。図9は、短径Skの第2導出方法を説明するための模式図である。
プロセッサ140は、短径Skの第1導出方法と同様に、長径Lkとの直交断面について、P0〜P1を含む範囲で順次、直交断面Mi(i:0〜n−1)を取得する(S41)。
プロセッサ140は、直交断面Miに含まれる領域Rである平面領域RSiを順次取得する(S42)。
プロセッサ140は、平面領域RSiの重心GCiを順次取得する(S43)。
プロセッサ140は、重心GCiの点列に一致する曲線Lを取得する(S44)。一例として組織等が肋骨である場合、曲線Lは、肋骨の中心線をおおよそ示す。尚、プロセッサ140は、重心GCiの点列をスプライン曲線に近似して曲線Lを取得してもよい。近似はより滑らかになる。
プロセッサ140は、曲線Lとの直交断面(曲線Lと交点において直交する断面)について、順次、直交断面M2i(i:0〜n−1)を取得する(S45)。
プロセッサ140は、直交断面M2iに含まれる領域Rである平面領域RS2i(i:0〜n−1)を順次取得する(S46)。
プロセッサ140は、平面領域RS2iの面積A2i(i:0〜n−1)を順次取得する(S47)。
プロセッサ140は、順次取得した面積A2iのうち、最も面積の大きい面積A2i_maxに対応する平面領域RS2i_maxを取得する(S48)。
プロセッサ140は、平面領域RS2i_maxに含まれる最長の線分を、短径Skとする(S49)。尚、短径Skは、平面領域RS2i_maxの重心を通るように設定されてもよい。この後、プロセッサ140は、本処理を終了し、メインの処理に復帰する。
短径Skの第2導出方法では、長径Lkとの直交断面に、短径Skが含まれなくてよい。よって、医用画像処理装置100は、肋骨や腎臓のような歪曲又は湾曲した組織等でも、歪曲又は湾曲に即した短径Skを導出できる。この場合は、曲線Lに沿って、曲線Lとの直交断面画像を順送りに表示して組織等の観察を行うときに、短径Skが直交断面画像に含まれることになる。このようにすると、ユーザは、短径Skを含む断面を観察するときに、その直交断面画像の意義を直感しやすい。
このように、医用画像処理装置100は、組織等の長径Lkを導出後に、長径Lkとの直交断面や曲線Lとの直交断面に対して短径Skを導出する。また、組織等は、規則的な形状を有していることは少ない。この場合、医用画像処理装置100は、基本的には、長径Lkと短径Skとは直交せず、長径Lkと短径Skとがねじれの位置にある。
組織等の形状は、実際には、長径Lkと短径Skとが交わらないような不規則な形状が多い。また、組織等に穴が開いていると、組織等の正確な形状を把握することが困難となる。例えば、組織の内部が壊死すると、組織内部が空洞となる。また、組織内に異なる無関係の組織が含まれると、組織等の正確な形状を把握することが困難となる。例えば、腎臓には血管の領域が多くあり、腎臓単体の正確な形状の把握は困難である。
ねじれの位置にある長径Lk及び短径Skにより、医用画像処理装置100は、楕円近似では表現困難な特異な形状(例えば歪曲又は湾曲した形状)を有する組織等であっても、長径Lk及び短径Skを高精度に導出できる。これにより、医用画像処理装置100は、組織等である被検体の形状や大きさをイメージし易くでき、ユーザが被検体(組織等)の実際の形状を認識し易くなる。
図10は、比較例であり、長径Lk0と短径Sk0が直交する場合を示す模式図である。この場合、長径Lk0と短径Sk0とは、平面領域RSi0において、交差している。なお、短径が長径と非直角で交わる場合には、短径は直交断面に含まれない。
図11は、長径Lkとねじれの位置にある短径Skが、長径Lkとの直交断面Miに含まれる場合を示す模式図である。この場合、長径Lkとの直交断面MiとしてのMPR断面を順に表示すると、いずれかのMPR断面に短径Skが必ず平面領域RSiに含まれるので、ユーザが短径Skを把握し易い。図11の短径Skは、短径Skの第1導出方法により導出可能である。
図12は、長径Lkとねじれの位置にある短径Skが、長径Lkとの直交断面Miと交わる場合を示す模式図である。この場合、短径Skは平面領域RSiと交わり、組織等の形状に即した短径Skを設定することが可能である。図12の短径Skは、短径Skの第2導出方法により導出可能である。
本実施形態の医用画像処理装置100では、ポート110は、CT装置200から被検体を含むボリュームデータを取得する。プロセッサ140は、被検体の長径Lk及び短径Skを計算する。ディスプレイ130は、長径Lk及び短径Skを表示する。この長径Lkを表現する線分と、短径Skを表現する線分とは、ねじれの位置にある。
これにより、医用画像処理装置100は、組織等である領域Rの長径Lk及び短径Skを高精度に導出できる。つまり、楕円近似等の他の近似法と比較して、組織等としての被検体の形状の誤差が小さくなり、長径Lk及び短径Skが実体に近くなる。よって、医用画像処理装置100は、塊状の不規則な組織等の長径Lk及び短径Skも好適に導出できる。従って、ユーザは、被検体の長径Lk及び短径Skを確認することで、被検体の実際の形状を容易に認識できる。
また、医用画像処理装置100は、長径Lk及び短径Skの導出精度が向上することで、3次元画像の2次元投影面に依存して医師等による診断結果が変化するという事態を抑制できる。
また、医用画像処理装置100は、長径Lk及び短径Skの導出精度が向上することで、長径Lk及び短径Skに基づいて導出される被検体の体積の導出精度も向上できる。よって、医用画像処理装置100は、回転楕円体近似によって体積を求めるよりも、体積の導出精度を向上できる。
また、医用画像処理装置100は、与えられた立体形状に対して長径Lk及び短径Skを一意に求めることが出来るので、数値の再現性が確保され、客観性が担保される。
また、長径Lkを表現する線分の端点と、短径Skを表現する線分の端点とが、被検体の3次元領域に含まれてもよい。
これにより、領域Rに被検体の長径Lkと短径Skとが収まり、長径Lkと短径Skを表示した場合にユーザが見易く理解し易くなる。
また、被検体の長径Lkと直交する断面に、短径Skが含まれてもよい。
これにより、短径Skが長径Lkとの直交断面MiとしてのMPR断面に含まれる。つまり、直交断面内に短径Skが存在するので、ユーザが短径Skを見易く、イメージし易くなる。
また、被検体の長径Lkと直交する断面に、短径Skが交わってもよい。
これにより、医用画像処理装置100は、より組織等の形状に即した短径Skを設定できる。例えば、医用画像処理装置100は、歪曲又は湾曲した形状を有する臓器等でも、実態に即した短径Skを導出できる。
以上、図面を参照しながら実施形態について説明したが、本開示はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
上記実施形態では、組織等の長径Lk及び短径Skが、ねじれの位置にある場合を想定したが、ねじれの位置になくてもよい。この場合でも、医用画像処理装置100は、長径Lk及び短径Skを高精度に導出される。
上記実施形態では、長径Lk及び短径Skの2つの径が導出されることを例示したが、被検体における3つ以上の径が導出されてもよい。これにより、医用画像処理装置100は、被検体の形状をより認識し易くできる。
上記実施形態では、長径Lkを用いて短径Skを導出することを例示したが、長径Lkを用いずに、何らかの基準線を用いて短径Skを導出してもよい。この場合、基準線が曲線L以外であってもよい。固有ベクトルV2、V3に基づいて、短径Skが導出されてもよい。
上記実施形態では、短径Skを、最も面積の大きい断面の中での、断面の重心を通る最長の線分としたが、断面の重心を通る最短の線分としてもよい。組織の扁平の度合いを確認するには、この方が都合が良い場合があるからである。
上記実施形態では、プロセッサ140は、長径Lkとの直交断面の中から短径Skの含まれる面を求めたが、長径Lkのうちの一部との直交断面の中から短径Skの含まれる面を求めても(例えば算出しても)よい。例えば、プロセッサ140は、長径Lkのうちの両端の1/4をそれぞれ除外し、中央の1/2の線分との直交断面の中から短径Skの含まれる面を求めてもよい。これにより、医用画像処理装置100は、直感的に短径Skにふさわしくないと思われる組織等の端に短径が設置されることを回避できる。
また、上記実施形態では、プロセッサ140は、曲線Lとの直交断面の中から短径Skの含まれる面を求めたが、曲線Lのうちの一部との直交断面の中から短径Skの含まれる面を求めてもよい。
上記実施形態では、プロセッサ140は、短径Skを、最も面積の大きい断面の中から求めたが、最も面積の小さい面の中から求めてもよい。この場合は、プロセッサ140は、長径Lkのうちの一部との直交断面の中から、短径Skの含まれる面を求めてもよい。
上記実施形態では、長径Lk及び短径Skが領域Rに含まれるが、長径Lk及び短径Skは領域Rに含まれなくても良い。例えば、重心mを通りベクトルV1を向いた直線LLを考え、直線LLのうちバウンディングボックスに含まれる範囲を長径Lkとしても良い。
上記実施形態では、プロセッサ140は、関心領域を抽出することによってボリュームデータに含まれる組織等の領域Rを設定したが、単に、組織等をボリュームデータに含まれる高輝度ボクセルに対して主成分分析を行って、長径Lk及び短径Skを求めてもよい。
上記実施形態では、プロセッサ140は、領域Rに含まれる最長の線分を長径Lkとしたが、領域Rの境界において、線分を含む直線に対して半値幅を計測し、長径Lkを調整し、そのことにより領域Rから逸脱した線分を長径Lkとしてもよい。これは、領域Rを調整したと見なすことも出来る。短径Skについても半値幅を利用して調整してよい。
上記実施形態では、プロセッサ140は、領域Rに含まれるボクセルの座標について主成分分析を行ったが、ボクセルの座標についてボクセル値を利用して重み付けをして主成分分析を行ってもよい。そして、プロセッサ140は、重み付けをした主成分分析の結果を用いて、長径Lk及び短径Skを求めてもよい。
上記実施形態では、領域Rについて、中空の領域であるかは明示していないが、領域Rは中空の領域であってもよい。また、領域Rが中空の領域であったときに、その中空を埋めて、充実した領域を領域Rとしてもよい。
上記実施形態では、領域Rが貫通穴を有する領域であるかは明示していないが、領域Rは貫通穴を有する領域であってもよい。また、領域Rが貫通穴を有する領域であったときに、その穴を埋めて、充実した領域を領域Rとしてもよい。また、領域Rが未貫通の穴を有する領域であったときに、その穴を埋めた領域を領域Rとしてもよい。
上記実施形態では、長径Lk及び短径Skは領域Rに含まれるが、長径Lk及び短径Skの端点が領域Rに含まれ、長径Lk及び短径Skの一部が領域Rから逸脱してもよい。これは、肋骨のような歪曲した組織等や、中央部が欠落した腫瘍のような組織等にたいしては、効果的である。
上記実施形態では、プロセッサ140は、領域Rをボリュームデータから抽出してから、各種処理を行ってもよいし、領域Rをボリュームデータから抽出せずに各種処理を行ってもよい。
上記実施形態では、プロセッサ140は、ボリュームデータから抽出された領域Rが不連続であり、つまりボリュームデータが複数の組織等を含む場合や一つの組織等が複数の部分に分割されている場合がある。このとき、複数の組織等の中から1つの組織等を選択し、領域Rを連続領域としてもよい。また、組織等を構成する複数の領域Rの中から1つの領域Rを選択し、領域Rを連続領域としてもよい。
よって、被検体は、空間的に連続した領域で形成されてもよい。これにより、被検体の領域が飛び地のように離れていないので、ユーザは、観察対象となる被検体を観察し易くなる。
上記実施形態では、プロセッサ140は、ボリュームデータから抽出された領域Rが不連続であり、つまりボリュームデータが複数の組織等を含む場合や一つの組織等が複数の部分に分割されている場合があってよい。例えば、ボリュームデータから抽出された領域Rは、中心部分の比較的大きめのブロブと、周辺に散乱する小領域から構成されることがある。このとき、中心部分の比較的大きめのブロブと、周辺に散乱する小領域を含めて領域Rとしてもよい。
よって、被検体は、空間的に不連続な領域で形成されてもよい。これにより、被検体の領域が飛び地のように離れていて、ユーザは、観察対象となる被検体を全体として観察し易くなる。
上記実施形態では、撮像されたCT画像としてのボリュームデータは、CT装置200から医用画像処理装置100へ送信されることを例示した。この代わりに、ボリュームデータが一旦蓄積されるように、ネットワーク上のサーバ等へ送信され、サーバ等に保管されてもよい。この場合、必要時に医用画像処理装置100のポート110が、ボリュームデータを、有線回線又は無線回線を介してサーバ等から取得してもよいし、任意の記憶媒体(不図示)を介して取得してもよい。
上記実施形態では、撮像されたCT画像としてのボリュームデータは、CT装置200から医用画像処理装置100へポート110を経由して送信されることを例示した。これは、実質的にCT装置200と医用画像処理装置100とを併せて一製品として成立している場合も含まれるものとする。また、医用画像処理装置100がCT装置200のコンソールとして扱われている場合も含む。
上記実施形態では、CT装置200により画像を撮像し、生体内部の情報を含むボリュームデータを生成することを例示したが、他の装置により画像を撮像し、ボリュームデータを生成してもよい。他の装置は、MRI(Magnetic Resonance Imaging)装置、PET(Positron Emission Tomography)装置、血管造影装置(Angiography装置)、又はその他のモダリティ装置を含む。また、PET装置は、他のモダリティ装置と組み合わせて用いられてもよい。
また、上記実施形態では、生体として人体を例示したが、動物の体でもよい。
また、本開示は、医用画像処理装置の動作を規定した医用画像処理方法として表現することも可能である。さらに、本開示は、上記実施形態の医用画像処理装置の機能を実現するプログラムを、ネットワークあるいは各種記憶媒体を介して医用画像処理装置に供給し、この医用画像処理装置内のコンピュータが読み出して実行するプログラムも適用範囲である。
本開示は、ユーザが組織等の実際の形状を認識し易い医用画像処理装置、医用画像処理方法、及び医用画像処理プログラム等に有用である。
100 医用画像処理装置
110 ポート
120 ユーザインターフェース(UI)
130 ディスプレイ
140 プロセッサ
150 メモリ
200 CT装置
GCi 重心
L 曲線
Lk,Lk0 長径
Mi,M2i,Mi0 直交断面
Pi 座標
R 領域
RSi,RS2i,RSi0 平面領域
Sk,Sk0 短径
V1,V2,V3 固有ベクトル

Claims (4)

  1. 被検体を含むボリュームデータを取得するポートと、
    前記被検体の大きさを示す長径及び前記被検体の短径を計算するプロセッサと、
    前記長径及び前記短径を表示するディスプレイと、
    を備え、
    前記長径を表現する線分と、前記短径を表現する線分とは、ねじれの位置にあり、
    前記被検体の前記長径と直交する断面と、前記短径が交わ
    前記長径を表現する線分の端点と前記短径を表現する線分の端点とは、前記被検体の表面上に位置し、
    前記長径は、歪曲又は湾曲した形状の前記被検体の3次元領域の2つの端点を結び、最も距離が長い線分である、
    医用画像処理装置。
  2. 請求項1に記載の医用画像処理装置であって、
    前記被検体は、空間的に連続した領域で形成される、医用画像処理装置。
  3. 医用画像処理装置における画像処理方法であって、
    被検体を含むボリュームデータを取得し、
    前記被検体の大きさを示す長径及び前記被検体の短径を計算し、
    前記長径及び前記短径をディスプレイに表示し、
    前記長径を表現する線分と、前記短径を表現する線分とは、ねじれの位置にあり、
    前記被検体の前記長径と直交する断面と、前記短径が交わ
    前記長径を表現する線分の端点と前記短径を表現する線分の端点とは、前記被検体の表面上に位置し、
    前記長径は、歪曲又は湾曲した形状の前記被検体の3次元領域の2つの端点を結び、最も距離が長い線分である、
    医用画像処理方法。
  4. 請求項に記載の画像処理方法をコンピュータに実行させるための医用画像処理プログラム。
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