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JP6785883B2 - 空気調和装置 - Google Patents

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Description

本発明は、冷媒の漏洩を検知する冷媒検知部を備えた空気調和装置に関するものである。
特許文献1には、空気調和装置の室内機が記載されている。この室内機は、熱交換室と機械室とを有している。熱交換室には、可燃性冷媒が流れる熱交換器が配置されている。熱交換室の下部には、熱交換器で生じた凝縮水を受け取って排水するためのドレンパンが配置されている。ドレンパンは、熱交換室の下部から機械室の下部に向かって延びている。機械室の下部であってドレンパンの近傍には、可燃性冷媒を検知するセンサが配置されている。熱交換器から可燃性冷媒が漏れた場合、可燃性冷媒はドレンパンを伝って機械室の下部に導かれ、センサにより検知される。可燃性冷媒の漏れが検知されると、室内機の送風機が起動される。
特開2002−98346号公報
しかしながら、冷媒の漏洩を検知するガスセンサは、室内機の外部から室内機内に吸い込まれたプロパン又は殺虫剤などの異ガス(冷媒ガス以外のガス)を誤検知してしまう場合があるという課題があった。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、冷媒以外の異ガスを誤検知してしまうのを防止できる空気調和装置を提供することを目的とする。
本発明に係る空気調和装置は、冷媒を循環させる冷媒回路と、前記冷媒回路の負荷側熱交換器を収容する室内機と、を備え、前記室内機は、筐体に設けられた吹出口と、前記筐体のうち前記吹出口よりも下方でかつ前記負荷側熱交換器よりも下方に設けられた吸込口と、前記負荷側熱交換器を経由して前記吸込口と前記吹出口との間に形成された風路と、前記負荷側熱交換器よりも下方でかつ前記吸込口よりも上方に設けられたドレンパンと、前記吸込口よりも下方に設けられた冷媒検知部と、前記風路と前記冷媒検知部の設置空間との間を仕切る第1仕切板と、前記負荷側熱交換器に空気を供給する送風ファンを収容するファンケーシングと、を有し、前記ファンケーシングの吸込開口部は、前記吸込口に対向して配置されており、前記第1仕切板は、前記風路のうちの前記吸込口と前記ファンケーシングとの間の空間と、前記冷媒検知部の設置空間と、の間を仕切るものである。
本発明によれば、吸込口から吸い込まれた異ガスが冷媒検知部の設置空間に流入するのを第1仕切板によって防ぐことができるため、冷媒検知部が異ガスを誤検知してしまうのを防止できる。
本発明の実施の形態1に係る空気調和装置の概略構成を示す冷媒回路図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和装置の室内機1の外観構成を示す正面図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和装置の室内機1の内部構造を模式的に示す正面図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和装置の室内機1の内部構造を模式的に示す側面図である。 本発明の実施の形態2に係る空気調和装置の室内機1の内部構造を模式的に示す側面図である。 本発明の実施の形態3に係る空気調和装置の室内機1の内部構造を模式的に示す正面図である。
実施の形態1.
本発明の実施の形態1に係る空気調和装置について説明する。図1は、本実施の形態に係る空気調和装置の概略構成を示す冷媒回路図である。なお、図1を含む以下の図面では、各構成部材の寸法の関係や形状等が実際のものとは異なる場合がある。
図1に示すように、空気調和装置は、冷媒を循環させる冷媒回路40を有している。冷媒回路40は、圧縮機3、冷媒流路切替装置4、熱源側熱交換器5(例えば、室外熱交換器)、減圧装置6、及び負荷側熱交換器7(例えば、室内熱交換器)が冷媒配管を介して順次環状に接続された構成を有している。また、空気調和装置は、熱源ユニットとして、例えば室外に設置される室外機2を有している。さらに、空気調和装置は、負荷ユニットとして、例えば室内に設置される室内機1を有している。室内機1と室外機2との間は、冷媒配管の一部である延長配管10a(ガス管)及び延長配管10b(液管)を介して接続されている。
冷媒回路40を循環する冷媒としては、例えば、HFO−1234yf、HFO−1234ze等の微燃性冷媒、又は、R290、R1270等の強燃性冷媒が用いられる。これらの冷媒は単一冷媒として用いられてもよいし、2種以上が混合された混合冷媒として用いられてもよい。以下、微燃レベル以上(例えば、ASHRAE34の分類で2L以上)の燃焼性を有する冷媒のことを「可燃性冷媒」という場合がある。また、冷媒回路40を循環する冷媒としては、R22、R410A等の不燃性冷媒(例えば、ASHRAE34の分類で1)を用いることもできる。これらの冷媒は、例えば、大気圧下において空気よりも大きい密度を有している。
圧縮機3は、吸入した低圧冷媒を圧縮し、高圧冷媒として吐出する流体機械である。冷媒流路切替装置4は、冷房運転時と暖房運転時とで冷媒回路40内の冷媒の流れ方向を切り替えるものである。冷媒流路切替装置4としては、例えば四方弁が用いられる。熱源側熱交換器5は、冷房運転時には放熱器(例えば、凝縮器)として機能し、暖房運転時には蒸発器として機能する熱交換器である。熱源側熱交換器5では、内部を流通する冷媒と、後述する室外送風ファン5fにより供給される室外空気との熱交換が行われる。減圧装置6は、高圧冷媒を減圧して低圧冷媒とするものである。減圧装置6としては、例えば開度を調節可能な電子膨張弁などが用いられる。負荷側熱交換器7は、冷房運転時には蒸発器として機能し、暖房運転時には放熱器(例えば、凝縮器)として機能する熱交換器である。負荷側熱交換器7では、内部を流通する冷媒と、後述する室内送風ファン7fにより供給される空気との熱交換が行われる。ここで、冷房運転とは、負荷側熱交換器7に低温低圧の冷媒を供給する運転のことであり、暖房運転とは、負荷側熱交換器7に高温高圧の冷媒を供給する運転のことである。
室外機2には、圧縮機3、冷媒流路切替装置4、熱源側熱交換器5及び減圧装置6が収容されている。また、室外機2には、熱源側熱交換器5に室外空気を供給する室外送風ファン5fが収容されている。室外送風ファン5fは、熱源側熱交換器5に対向して設置されている。室外送風ファン5fを回転させることで、熱源側熱交換器5を通過する空気流が生成される。室外送風ファン5fとしては、例えばプロペラファンが用いられている。室外送風ファン5fは、当該室外送風ファン5fが生成する空気流において、例えば熱源側熱交換器5の下流側に配置されている。
室外機2には、冷媒配管として、冷房運転時にガス側となる延長配管接続バルブ13aと冷媒流路切替装置4とを繋ぐ冷媒配管、圧縮機3の吸入側に接続されている吸入配管11、圧縮機3の吐出側に接続されている吐出配管12、冷媒流路切替装置4と熱源側熱交換器5とを繋ぐ冷媒配管、熱源側熱交換器5と減圧装置6とを繋ぐ冷媒配管、及び、冷房運転時に液側となる延長配管接続バルブ13bと減圧装置6とを繋ぐ冷媒配管、が配置されている。延長配管接続バルブ13aは、開放及び閉止の切替えが可能な二方弁で構成されており、その一端に継手部16a(例えば、フレア継手)が取り付けられている。また、延長配管接続バルブ13bは、開放及び閉止の切替えが可能な三方弁で構成されている。延長配管接続バルブ13bの一端には、冷媒回路40への冷媒充填の前作業である真空引きの際に使用されるサービス口14aが取り付けられ、他の一端には継手部16b(例えば、フレア継手)が取り付けられている。
吐出配管12には、冷房運転時及び暖房運転時のいずれにおいても、圧縮機3で圧縮された高温高圧のガス冷媒が流れる。吸入配管11には、冷房運転時及び暖房運転時のいずれにおいても、蒸発作用を経た低温低圧のガス冷媒又は二相冷媒が流れる。吸入配管11には、低圧側のフレア継手付きのサービス口14bが接続されており、吐出配管12には、高圧側のフレア継手付きのサービス口14cが接続されている。サービス口14b、14cは、空気調和装置の据付け時や修理時の試運転の際に、圧力計を接続して運転圧力を計測するために使用される。
室内機1には、負荷側熱交換器7が収容されている。また、室内機1には、負荷側熱交換器7に空気を供給する室内送風ファン7fが収容されている。室内送風ファン7fを回転させることで、負荷側熱交換器7を通過する空気流が生成される。室内送風ファン7fとしては、室内機1の形態によって、遠心ファン(例えば、シロッコファン、ターボファン等)、クロスフローファン、斜流ファン、軸流ファン(例えば、プロペラファン)などが用いられる。本例の室内送風ファン7fは、当該室内送風ファン7fが生成する空気流において負荷側熱交換器7の上流側に配置されているが、負荷側熱交換器7の下流側に配置されていてもよい。
室内機1の冷媒配管のうちガス側の室内配管9aにおいて、ガス側の延長配管10aとの接続部には、延長配管10aを接続するための継手部15a(例えば、フレア継手)が設けられている。また、室内機1の冷媒配管のうち液側の室内配管9bにおいて、液側の延長配管10bとの接続部には、延長配管10bを接続するための継手部15b(例えば、フレア継手)が設けられている。
また、室内機1には、室内から吸い込まれる室内空気の温度を検出する吸込空気温度センサ91、負荷側熱交換器7の冷房運転時の入口部(暖房運転時の出口部)における液冷媒の温度を検出する熱交換器液管温度センサ92、負荷側熱交換器7の二相冷媒の温度(蒸発温度又は凝縮温度)を検出する熱交換器二相管温度センサ93等が設けられている。これらの吸込空気温度センサ91、熱交換器液管温度センサ92及び熱交換器二相管温度センサ93は、室内機1又は空気調和装置全体を制御する制御部30に検出信号を出力するようになっている。
制御部30は、CPU、ROM、RAM、I/Oポート、タイマ等を備えたマイクロコンピュータ(以下、「マイコン」という場合がある。)を有している。制御部30は、操作部26(図2参照)との間で相互にデータ通信を行うことができるようになっている。操作部26は、ユーザによる操作を受け付け、操作に基づく操作信号を制御部30に出力するものである。本例の制御部30は、操作部26からの操作信号やセンサ類からの検出信号等に基づき、室内送風ファン7fの動作を含む室内機1又は空気調和装置全体の動作を制御する。制御部30は、室内機1の筐体内に設けられていてもよいし、室外機2の筐体内に設けられていてもよい。また、制御部30は、室外機2に設けられる室外機制御部と、室内機1に設けられ、室外機制御部とデータ通信可能な室内機制御部と、により構成されていてもよい。
次に、空気調和装置の冷媒回路40の動作について説明する。まず、冷房運転時の動作について説明する。図1において、実線矢印は、冷房運転時の冷媒の流れ方向を示している。冷房運転では、冷媒流路切替装置4によって冷媒流路が実線で示すように切り替えられ、負荷側熱交換器7に低温低圧の冷媒が流れるように冷媒回路40が構成される。
圧縮機3から吐出された高温高圧のガス冷媒は、冷媒流路切替装置4を経てまず熱源側熱交換器5へと流入する。冷房運転では、熱源側熱交換器5は凝縮器として機能する。すなわち、熱源側熱交換器5では、内部を流通する冷媒と、室外送風ファン5fにより供給される室外空気との熱交換が行われ、冷媒の凝縮熱が室外空気に放熱される。これにより、熱源側熱交換器5に流入した冷媒は、凝縮して高圧の液冷媒となる。高圧の液冷媒は、減圧装置6に流入し、減圧されて低圧の二相冷媒となる。低圧の二相冷媒は、延長配管10bを経由して室内機1の負荷側熱交換器7に流入する。冷房運転では、負荷側熱交換器7は蒸発器として機能する。すなわち、負荷側熱交換器7では、内部を流通する冷媒と、室内送風ファン7fにより供給される空気(例えば、室内空気)との熱交換が行われ、冷媒の蒸発熱が空気から吸熱される。これにより、負荷側熱交換器7に流入した冷媒は、蒸発して低圧のガス冷媒又は二相冷媒となる。また、室内送風ファン7fにより供給される空気は、冷媒の吸熱作用によって冷却される。負荷側熱交換器7で蒸発した低圧のガス冷媒又は二相冷媒は、延長配管10a及び冷媒流路切替装置4を経由して圧縮機3に吸入される。圧縮機3に吸入された冷媒は、圧縮されて高温高圧のガス冷媒となる。冷房運転では、以上のサイクルが繰り返される。
次に、暖房運転時の動作について説明する。図1において、点線矢印は、暖房運転時の冷媒の流れ方向を示している。暖房運転では、冷媒流路切替装置4によって冷媒流路が点線で示すように切り替えられ、負荷側熱交換器7に高温高圧の冷媒が流れるように冷媒回路40が構成される。暖房運転時には、冷媒は冷房運転時とは逆方向に流れ、負荷側熱交換器7は凝縮器として機能する。すなわち、負荷側熱交換器7では、内部を流通する冷媒と、室内送風ファン7fにより供給される空気との熱交換が行われ、冷媒の凝縮熱が空気に放熱される。これにより、室内送風ファン7fにより供給される空気は、冷媒の放熱作用によって加熱される。
図2は、本実施の形態に係る空気調和装置の室内機1の外観構成を示す正面図である。図3は、本実施の形態に係る空気調和装置の室内機1の内部構造を模式的に示す正面図である。図4は、本実施の形態に係る空気調和装置の室内機1の内部構造を模式的に示す側面図である。図4における左方は、室内機1の前面側(室内空間側)を示している。本実施の形態では、室内機1として、空調対象空間となる室内空間の床面に設置される床置形の室内機1を例示している。なお、以下の説明における各構成部材同士の位置関係(例えば、上下関係等)は、原則として、室内機1を使用可能な状態に設置したときのものである。
図2〜図4に示すように、室内機1は、縦長の直方体状の形状を有する筐体111を備えている。筐体111の前面下部には、室内空間の空気を吸い込む吸込口112が形成されている。本例の吸込口112は、筐体111の上下方向において中央部よりも下方であり、床面近傍となる位置に設けられている。筐体111の前面上部、すなわち吸込口112よりも高さの高い位置(例えば、筐体111の上下方向における中央部よりも上方)には、吸込口112から吸い込まれた空気を室内に吹き出す吹出口113が形成されている。筐体111の内部には、吸込口112から吹出口113に向かって空気を流通させる風路81が形成されている。風路81には、負荷側熱交換器7が配置されている。
筐体111の前面のうち、吸込口112よりも上方で吹出口113よりも下方には、操作部26が設けられている。操作部26は、通信線を介して制御部30に接続されており、制御部30との間で相互にデータ通信が可能となっている。操作部26では、ユーザの操作により空気調和装置の運転開始操作、運転終了操作、運転モードの切替え、設定温度及び設定風量の設定などが行われる。操作部26には、情報をユーザに報知する報知部として、表示部又は音声出力部等が設けられている。
筐体111は中空の箱体である。筐体111の前面には、前面開口部が形成されている。筐体111は、前面開口部に対してそれぞれ着脱可能に取り付けられる第1前面パネル114a、第2前面パネル114b及び第3前面パネル114cを備えている。第1前面パネル114a、第2前面パネル114b及び第3前面パネル114cは、いずれも略長方形平板状の外形状を有している。第1前面パネル114aは、筐体111の前面開口部の下部に対して着脱可能に取り付けられている。第1前面パネル114aには、上記の吸込口112が形成されている。第2前面パネル114bは、第1前面パネル114aの上方に隣接して配置されており、筐体111の前面開口部の上下方向における中央部に対して着脱可能に取り付けられている。第2前面パネル114bには、上記の操作部26が設けられている。第3前面パネル114cは、第2前面パネル114bの上方に隣接して配置されており、筐体111の前面開口部の上部に対して着脱可能に取り付けられている。第3前面パネル114cには、上記の吹出口113が形成されている。
筐体111の内部空間は、送風部となる下部空間115aと、下部空間115aの上方に位置し、熱交換部となる上部空間115bと、に大まかに分けられている。下部空間115aと上部空間115bとの間は、仕切部20によって仕切られている。仕切部20は、例えば、平板状の形状を有しており、概ね水平に配置されている。仕切部20には、下部空間115aと上部空間115bとの間の風路となる風路開口部20aが少なくとも形成されている。下部空間115aは、第1前面パネル114aを筐体111から取り外すことによって前面側に露出するようになっている。上部空間115bは、第2前面パネル114b及び第3前面パネル114cを筐体111から取り外すことによって前面側に露出するようになっている。すなわち、仕切部20が設置されている高さは、第1前面パネル114aの上端又は第2前面パネル114bの下端の高さと概ね一致している。ここで、仕切部20は、後述するファンケーシング108と一体的に形成されていてもよいし、後述するドレンパン21と一体的に形成されていてもよいし、ファンケーシング108及びドレンパン21とは別体として形成されていてもよい。
下部空間115aには、吸込口112から吹出口113に向かう空気の流れを筐体111内の風路81に生じさせる室内送風ファン7fが配置されている。本例の室内送風ファン7fは、不図示のモータと、モータの出力軸に接続され、複数の翼が周方向に例えば等間隔で配置された羽根車107と、を備えたシロッコファンである。羽根車107の回転軸は、筐体111の奥行方向とほぼ平行になるように配置されている。室内送風ファン7fのモータとしては、ブラシ式でないモータ(例えば、誘導モータ又はDCブラシレスモータ等)が用いられている。このため、室内送風ファン7fが回転する際に火花が出ることはない。
室内送風ファン7fの羽根車107は、渦巻状のファンケーシング108に収容されている。ファンケーシング108は、例えば筐体111とは別体で形成されている。ファンケーシング108の渦巻中心付近には、吸込口112を介してファンケーシング108内に室内空気を吸い込む吸込開口部108bが形成されている。吸込開口部108bは、所定の間隙を介して吸込口112に対向するように配置されている。また、ファンケーシング108の渦巻の接線方向には、送風空気を吹き出す吹出開口部108aが形成されている。吹出開口部108aは、上方を向くように配置されており、仕切部20の風路開口部20aを介して上部空間115bに接続されている。言い換えれば、吹出開口部108aは、風路開口部20aを介して上部空間115bと連通している。吹出開口部108aの開口端と風路開口部20aの開口端との間は、直接繋がっていてもよいし、ダクト部材等を介して間接的に繋がっていてもよい。
また、下部空間115aには、例えば制御部30を構成するマイコン、各種電気部品、基板などが収容される電気品箱25が設けられている。
上部空間115bは、室内送風ファン7fにより生じる空気の流れにおいて下部空間115aよりも下流側に位置している。上部空間115b内の風路81には、負荷側熱交換器7が配置されている。負荷側熱交換器7の下方には、負荷側熱交換器7の表面で凝縮した凝縮水を受けるドレンパン21が設けられている。ドレンパン21は、仕切部20の一部として形成されていてもよいし、仕切部20とは別体として形成されて仕切部20上に配置されていてもよい。
負荷側熱交換器7に接続された室内配管9a、9bは、仕切部20を貫通して上部空間115bから下部空間115aに下向きに引き出されている。室内配管9aは、継手部15aを介して延長配管10aに接続されている。室内配管9bは、継手部15bを介して延長配管10bに接続されている。継手部15a、15bは、下部空間115aに配置されている。室内配管9a、9b、延長配管10a、10b、及び継手部15a、15b等の冷媒配管は、室内機1の筐体111内において、風路81の側方(図3に示す正面視で右方)に配置されている。すなわち、筐体111内において、これらの冷媒配管の設置空間202と風路81とは、概ね左右方向に並列している。
吸込口112及び風路81よりも下方(例えば、下部空間115aの底部近傍)には、冷媒の漏洩を検知する冷媒検知部99が設けられている。冷媒検知部99は、例えば、当該冷媒検知部99の周囲の空気中における冷媒濃度を検知し、検知信号を制御部30に出力するように構成されている。制御部30では、冷媒検知部99からの検知信号に基づき、冷媒の漏洩の有無が判定される。冷媒検知部99としては、例えば、半導体式ガスセンサ又は熱線型半導体式ガスセンサ等のガスセンサが用いられる。
また、冷媒検知部99は、室内機1の左右方向において、室内配管9a、9b、延長配管10a、10b、及び継手部15a、15b等の冷媒配管の配置位置とは逆側(図3に示す正面視で左方)に配置されている。これにより、延長配管10a、10bの取回し性を確保できる。また、継手部15a、15b及びその周囲の配管は、室内機1の据付け業者によって室内配管9a、9bと延長配管10a、10bとが接続された後に、断熱材で覆われる。しかしながら、据付け業者が断熱材を取り付ける際の作業精度によっては、断熱材に隙間が生じることにより、継手部15a、15b及びその周囲の配管に結露が生じる場合がある。冷媒検知部99が上記のように配置されることによって、継手部15a、15b及びその周囲の配管に結露が生じた場合であっても、冷媒検知部99への水垂れを防ぐことができる。
冷媒検知部99は、例えば、室内配管9a、9b、延長配管10a、10b、及び継手部15a、15b等の冷媒配管よりも下方に設けられている。室内機1において冷媒の漏洩が生じる可能性が高いのは、これらの冷媒配管である。したがって、大気圧下で空気よりも密度の大きい冷媒が用いられる場合、室内配管9a、9b、延長配管10a、10b、及び継手部15a、15b等の冷媒配管よりも下方に冷媒検知部99が設けられることにより、冷媒の漏洩をより確実に検知できる。本実施の形態では、冷媒検知部99は、下部空間115a内であって、吸込口112の開口下端112aの高さと同一又はそれより低く、かつ筐体111の底面部111aの高さと同一又はそれより高い高さ範囲内に設けられている(図4参照)。下部空間115aの底部において上記高さ範囲内には、上方が開口した小容積の凹部が形成される。大気圧下で空気よりも密度の大きい冷媒が用いられる場合、当該凹部には、漏洩した冷媒のごく一部が筐体111外に流出せずに滞留する。したがって、当該凹部内に冷媒検知部99が設けられることによって、冷媒の漏洩をより確実に検知することができる。なお、当該凹部に滞留する冷媒量はごく少量であり、かつ当該凹部には電気品等の着火源がないため、万一の着火懸念はない。
筐体111内において、風路81と冷媒検知部99の設置空間201とは、概ね上下方向に隣接している。風路81と冷媒検知部99の設置空間201との間は、第1仕切板200によって仕切られている。本例の第1仕切板200は、風路81のうちの吸込口112とファンケーシング108との間の空間と、冷媒検知部99の設置空間201と、の間を仕切っている(図4参照)。第1仕切板200は、断面L字状に曲げられた板金部材によって形成されている。第1仕切板200の少なくとも一部は、吸込口112の開口下端112aと同一の高さ又はそれより低い高さに、概ね水平に設けられている。第1仕切板200は、風路81での空気の流れが剥離したり、空気の流れに渦が生じたりしないように、整流効果のある形状を有していることが望ましい。また、風路81での圧力損失を小さくするために、第1仕切板200は、風路81の曲がる回数ができるだけ少なくなるように設置されることが望ましい。
本実施の形態では、第1仕切板200は、室内配管9a、9b、延長配管10a、10b、及び継手部15a、15b等の冷媒配管の設置空間202にまでは設けられていない(図3参照)。すなわち、第1仕切板200は、室内配管9a、9b、延長配管10a、10b、及び継手部15a、15b等の冷媒配管の真下には設けられていない。このため、これらの冷媒配管で冷媒が漏洩したとき、漏洩した冷媒は、第1仕切板200によって遮られずに、冷媒検知部99の設置空間201にまで流れ落ちる。したがって、冷媒検知部99によって冷媒の漏洩をより確実に検知できる。これらの冷媒配管において冷媒の漏洩が生じる可能性が特に高いのは、継手部15a、15bである。このため、第1仕切板200は、少なくとも継手部15a、15bの真下には設けられないようにすることが望ましい。このように構成することによって、風路81と冷媒検知部99の設置空間201との間を第1仕切板200により仕切りつつ、漏洩した冷媒が漏洩箇所から冷媒検知部99の設置空間201まで達する経路を確保することができる。
次に、室内機1の動作について説明する。室内送風ファン7fが駆動されると、吸込口112から室内空気が吸い込まれる。吸い込まれた室内空気は、風路81に配置された負荷側熱交換器7を通過して調和空気となり、吹出口113から室内に吹き出される。
室内送風ファン7fの運転中には、仮に室内機1で冷媒の漏洩が生じたとしても、漏洩冷媒は空気と共に吹出口113から吹き出されるため、漏洩冷媒を室内で拡散させることができる。このため、冷媒濃度が室内で局所的に高くなってしまうのを防ぐことができる。これにより、冷媒として可燃性冷媒が用いられる場合であっても、室内に可燃濃度域が形成されるのを防ぐことができる。
ただし、特に室内送風ファン7fの運転中には、プロパン又は殺虫剤などの異ガス(冷媒ガス以外のガス)が室内空気と共に吸込口112から吸い込まれる場合がある。この異ガスが冷媒検知部99の設置空間201に流入してしまうと、冷媒検知部99が異ガスを誤検知してしまい、冷媒漏洩が生じていないにも関わらず冷媒漏洩が生じたと判定されてしまうことがあり得る。
しかしながら、本実施の形態では、風路81と冷媒検知部99の設置空間201とが第1仕切板200によって仕切られているため、吸込口112から吸い込まれた異ガスが冷媒検知部99の設置空間201に流入するのを防ぐことができる。したがって、冷媒検知部99が異ガスを誤検知してしまうのを防ぐことができる。
一方、室内送風ファン7fの停止中には、室内機1で冷媒の漏洩が生じたとすると、漏洩した冷媒が筐体111内の下部又は室内の床面近傍に溜まるため、冷媒の濃度が室内で局所的に高くなってしまうおそれがある。このため、室内送風ファン7fの停止中には特に、冷媒の漏洩を確実に検知する必要がある。
本実施の形態では、室内配管9a、9b、延長配管10a、10b、及び継手部15a、15b等の冷媒配管で冷媒の漏洩が生じたとすると、漏洩した冷媒は、第1仕切板200によって遮られずに、冷媒検知部99の設置空間201に流れ落ちる。したがって、冷媒検知部99によって冷媒の漏洩をより確実に検知できる。例えば、制御部30は、冷媒検知部99からの検知信号に基づき冷媒の漏洩を検知した場合、室内送風ファン7fの運転を開始する。これにより、漏洩冷媒を拡散させることができるため、冷媒濃度が室内で局所的に高くなってしまうのを抑制することができる。したがって、冷媒として可燃性冷媒が用いられる場合であっても、室内に可燃濃度域が形成されるのを防ぐことができる。また、制御部30は、冷媒の漏洩を検知した場合、操作部26に設けられている表示部や音声出力部等を用いて、冷媒の漏洩が生じたことをユーザに報知するようにしてもよい。さらに、制御部30は、冷媒の漏洩を検知した場合、圧縮機3の強制停止又は起動禁止を行うようにしてもよい。
以上説明したように、本実施の形態に係る空気調和装置は、冷媒を循環させる冷媒回路40と、冷媒回路40の負荷側熱交換器7を収容する室内機1と、を備えている。室内機1は、筐体111に設けられた吹出口113と、筐体111のうち吹出口113よりも下方に設けられた吸込口112と、負荷側熱交換器7を経由して吸込口112と吹出口113との間に形成された風路81と、吸込口112よりも下方に設けられた冷媒検知部99と、風路81と冷媒検知部99の設置空間201との間を仕切る第1仕切板200と、を有している。
この構成によれば、吸込口112から吸い込まれた異ガスが冷媒検知部99の設置空間201に流入するのを第1仕切板200によって防ぐことができる。したがって、冷媒検知部99が冷媒以外の異ガスを誤検知してしまうのを防ぐことができる。
また、本実施の形態に係る空気調和装置において、室内機1は、室内送風ファン7fを収容するファンケーシング108をさらに有している。ファンケーシング108の吸込開口部108bは、吸込口112に対向して配置されている。第1仕切板200は、風路81のうちの吸込口112とファンケーシング108との間の空間と、冷媒検知部99の設置空間201と、の間を仕切るものである。
吸込口112から吸い込まれた異ガスは、吸込口112とファンケーシング108との間の空間から冷媒検知部99の設置空間201に流入しやすい。上記構成によれば、吸込口112とファンケーシング108との間の空間と、冷媒検知部99の設置空間201と、の間が第1仕切板200によって仕切られているため、異ガスが冷媒検知部99の設置空間201に流入するのをより確実に防ぐことができる。したがって、冷媒検知部99が冷媒以外の異ガスを誤検知してしまうのを防ぐことができる。
また、本実施の形態に係る空気調和装置において、筐体111内における風路81の側方には、負荷側熱交換器7に接続された冷媒配管(例えば、室内配管9a、9b、延長配管10a、10b、又は継手部15a、15b)が配置されている。第1仕切板200は、上記冷媒配管の真下には設けられていない。
この構成によれば、冷媒配管で冷媒の漏洩が生じた場合、漏洩した冷媒は、第1仕切板200によって遮られずに、冷媒検知部99の設置空間201に流れ落ちる。したがって、冷媒検知部99によって冷媒の漏洩をより確実に検知できる。
実施の形態2.
本発明の実施の形態2に係る空気調和装置について説明する。図5は、本実施の形態に係る空気調和装置の室内機1の内部構造を模式的に示す側面図である。図5に示すように、本実施の形態では、第1仕切板200のうちの風路81側の面に、異ガスを吸着する微粒子吸着部材210が設けられている。微粒子吸着部材210は、例えば、活性炭又はシリカゲルなどの多孔質物質を用いて形成されている。第1仕切板200のうちの風路81側の面に微粒子吸着部材210が設けられていることによって、吸込口112から吸い込まれた異ガスは、冷媒検知部99の設置空間201に流入する前に微粒子吸着部材210に吸着される。これにより、冷媒検知部99の設置空間201に異ガスが到達しにくくなるため、冷媒検知部99が異ガスを誤検知してしまう可能性をより低くすることができる。
ここで、微粒子吸着部材210は、異ガスだけでなく冷媒ガスも吸着してしまう場合がある。しかしながら、微粒子吸着部材210が設けられていても、冷媒漏洩の検知精度には影響がない。この理由は以下のとおりである。
冷媒としてR32が用いられる場合において、冷媒の漏洩を判定する際の冷媒濃度の閾値は、例えば、R32のLFL(14.4vol%)の1/4に相当する3.6wt%程度であり、数%のオーダーである。これに対し、異ガス(例えば、ブタン又はプロパン)の濃度は、通常100〜1000ppm(0.01〜0.1%)程度であり、冷媒濃度の閾値よりも1桁又は数桁小さいオーダーである。したがって、異ガスの誤検知が防止される程度の吸着率で微粒子吸着部材210に異ガス及び冷媒ガスが吸着されたとしても、冷媒漏洩の検知精度には影響がない。
以上説明したように、本実施の形態に係る空気調和装置において、第1仕切板200のうちの風路81側の面には、微粒子吸着部材210が設けられている。
この構成によれば、吸込口112から吸い込まれた異ガスは、冷媒検知部99の設置空間201に流入する前に微粒子吸着部材210に吸着される。したがって、冷媒検知部99が異ガスを誤検知してしまう可能性をより低くすることができる。
実施の形態3.
本発明の実施の形態3に係る空気調和装置について説明する。図6は、本実施の形態に係る空気調和装置の室内機1の内部構造を模式的に示す正面図である。図6に示すように、本実施の形態では、風路81と冷媒検知部99の設置空間201との間を仕切る第1仕切板200に加えて、風路81と冷媒配管の設置空間202との間を仕切る第2仕切板203がさらに設けられている。第2仕切板203は、風路81のうちの吸込口112とファンケーシング108との間の空間と、冷媒配管の設置空間202と、の間に設けられている。第2仕切板203は、第1仕切板200と垂直でかつ筐体111の側面と平行に設けられている。本例の第2仕切板203は、筐体111の下部空間115a内において、第1仕切板200の設置高さから仕切部20の設置高さまで、上下方向に延伸している。第2仕切板203は、第1仕切板200と一体的に形成されていてもよいし、第1仕切板200とは別部材であってもよい。第2仕切板203が設けられることにより、筐体111内において、風路81と冷媒配管の設置空間202との間を仕切ることができる。これにより、吸込口112から吸い込まれた異ガスが、冷媒配管の設置空間202を経由して冷媒検知部99の設置空間201に流入するのを防ぐことができる。
以上説明したように、本実施の形態に係る空気調和装置において、室内機1は、風路81と冷媒配管の設置空間202との間を仕切る第2仕切板203をさらに有している。
この構成によれば、風路81と冷媒配管の設置空間202との間を仕切ることができるため、吸込口112から吸い込まれた異ガスが、冷媒配管の設置空間202を経由して冷媒検知部99の設置空間201に流入するのを防ぐことができる。したがって、冷媒検知部99が冷媒以外の異ガスを誤検知してしまうのをより確実に防ぐことができる。
本発明は、上記実施の形態に限らず種々の変形が可能である。
例えば、上記実施の形態では、室内機1として床置形の室内機を例に挙げたが、本発明は、天井カセット形、天井埋込形、天吊形、壁掛形等の他の室内機にも適用できる。
また、上記の各実施の形態は、互いに組み合わせて実施することが可能である。
1 室内機、2 室外機、3 圧縮機、4 冷媒流路切替装置、5 熱源側熱交換器、5f 室外送風ファン、6 減圧装置、7 負荷側熱交換器、7f 室内送風ファン、9a、9b 室内配管、10a、10b 延長配管、11 吸入配管、12 吐出配管、13a、13b 延長配管接続バルブ、14a、14b、14c サービス口、15a、15b、16a、16b 継手部、20 仕切部、20a 風路開口部、21 ドレンパン、25 電気品箱、26 操作部、30 制御部、40 冷媒回路、81 風路、91 吸込空気温度センサ、92 熱交換器液管温度センサ、93 熱交換器二相管温度センサ、99 冷媒検知部、107 羽根車、108 ファンケーシング、108a 吹出開口部、108b 吸込開口部、111 筐体、111a 底面部、112 吸込口、112a 開口下端、113 吹出口、114a 第1前面パネル、114b 第2前面パネル、114c 第3前面パネル、115a 下部空間、115b 上部空間、200 第1仕切板、201、202 設置空間、203 第2仕切板、210 微粒子吸着部材。

Claims (6)

  1. 冷媒を循環させる冷媒回路と、
    前記冷媒回路の負荷側熱交換器を収容する室内機と、を備え、
    前記室内機は、
    筐体に設けられた吹出口と、
    前記筐体のうち前記吹出口よりも下方でかつ前記負荷側熱交換器よりも下方に設けられた吸込口と、
    前記負荷側熱交換器を経由して前記吸込口と前記吹出口との間に形成された風路と、
    前記負荷側熱交換器よりも下方でかつ前記吸込口よりも上方に設けられたドレンパンと、
    前記吸込口よりも下方に設けられた冷媒検知部と、
    前記風路と前記冷媒検知部の設置空間との間を仕切る第1仕切板と、
    前記負荷側熱交換器に空気を供給する送風ファンを収容するファンケーシングと、を有し、
    前記ファンケーシングの吸込開口部は、前記吸込口に対向して配置されており、
    前記第1仕切板は、前記風路のうちの前記吸込口と前記ファンケーシングとの間の空間と、前記冷媒検知部の設置空間と、の間を仕切るものである空気調和装置。
  2. 冷媒を循環させる冷媒回路と、
    前記冷媒回路の負荷側熱交換器を収容する室内機と、を備え、
    前記室内機は、
    筐体に設けられた吹出口と、
    前記筐体のうち前記吹出口よりも下方でかつ前記負荷側熱交換器よりも下方に設けられた吸込口と、
    前記負荷側熱交換器を経由して前記吸込口と前記吹出口との間に形成された風路と、
    前記負荷側熱交換器よりも下方でかつ前記吸込口よりも上方に設けられたドレンパンと、
    前記吸込口よりも下方に設けられた冷媒検知部と、
    前記風路と前記冷媒検知部の設置空間との間を仕切る第1仕切板と、を有し、
    前記筐体内における前記風路の側方には、前記負荷側熱交換器に接続された冷媒配管が配置されており、
    前記第1仕切板は、前記冷媒配管の真下には設けられていない空気調和装置。
  3. 前記筐体内における前記風路の側方には、前記負荷側熱交換器に接続された冷媒配管が配置されており、
    前記第1仕切板は、前記冷媒配管の真下には設けられていない請求項1に記載の空気調和装置。
  4. 前記室内機は、送風ファンを収容するファンケーシングをさらに有し、
    前記ファンケーシングの吸込開口部は、前記吸込口に対向して配置されており、
    前記第1仕切板は、前記風路のうちの前記吸込口と前記ファンケーシングとの間の空間と、前記冷媒検知部の設置空間と、の間を仕切るものである請求項に記載の空気調和装置。
  5. 前記室内機は、前記風路と前記冷媒配管の設置空間との間を仕切る第2仕切板をさらに有する請求項2又は請求項3に記載の空気調和装置。
  6. 前記第1仕切板のうちの前記風路側の面には、微粒子吸着部材が設けられている請求項1〜請求項のいずれか一項に記載の空気調和装置。
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