JP6780187B2 - 電子・電気機器用銅合金、電子・電気機器用銅合金板条材、電子・電気機器用部品、端子、及び、バスバー - Google Patents
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Description
ここで、電子機器や電気機器等の大電流化にともない、電流密度の低減およびジュール発熱による熱の拡散のために、これら電子機器や電気機器等に使用される電子・電気機器用部品の大型化、厚肉化が図られている。このため、電子・電気機器用部品を構成する材料には、高い導電率やプレス加工時の打ち抜き加工性、良好な曲げ加工性が求められている。また、自動車のエンジンルーム等の高温環境下で使用されるコネクタの端子等においては、耐応力緩和特性も求められている。
また、特許文献2に記載されたCu−Mg系合金においては、Mgの含有量が0.01〜0.5mass%、及びPの含有量が0.01〜0.5mass%とされていることから、粗大な晶出物が生じ、冷間加工性及び曲げ加工性が不十分であった。
また、上述したように、近年の電子機器や電気機器等の大電流化にともない、電子・電気機器用部品を構成する材料においては、厚肉化が図られている。しかしながら、厚肉化が進むと、打ち抜き時に発生するかえり高さが高くなり、プレス加工時の打ち抜き加工性が低下するといった問題があった。
また、上述の銅合金において、圧延の幅方向に対して直交する面を観察面として、母相をEBSD法により解析した結果、粒界3重点を構成する特殊粒界及びランダム粒界の比率を規定することにより、プレス加工時において亀裂が粒界に沿って進展しやすくなり、プレス加工時の打ち抜き加工性も向上させることが可能となるとの知見を得た。
ここで、EBSD法により測定してOIMにより解析した測定点の組織が加工組織である場合、結晶パターンが明確ではないため結晶方位決定の信頼性が低くなり、CI値が低くなる。特に、CI値が0.1以下の場合にその測定点の組織が加工組織であると判断される。
一方、ランダム粒界とは、Σ値が29以下の対応方位関係があってかつDq≦15°/Σ1/2を満たす特殊粒界以外、の粒界である。
よって、粒界3重点を構成する3つの粒界全てが特殊粒界であるJ3の全粒界3重点に対する割合NFJ3は、NFJ3=J3/(J0+J1+J2+J3)で定義される。
また、粒界3重点を構成する2つの粒界が特殊粒界であり、1つがランダム粒界であるJ2の全粒界3重点に対する割合NFJ2は、NFJ2=J2/(J0+J1+J2+J3)で定義される。
また、Pを0.0005mass%以上0.01mass%未満の範囲内で含んでいるので、Mgを含む銅合金溶湯の粘度を下げることができ、鋳造性を向上させることができる。
そして、Mgの含有量〔Mg〕とPの含有量〔P〕が質量比で、〔Mg〕+20×〔P〕<0.5の関係を満足しているので、MgとPを含む粗大な晶出物の生成を抑制でき、冷間加工性及び曲げ加工性が低下することを抑制できる。
この場合、導電率が十分に高いため、従来、純銅を用いていた用途にも適用することが可能となる。
この場合、鋳造性を低下させるMgの含有量と鋳造性を向上させるPの含有量との比率を、上述のように規定することにより、鋳造性を確実に向上させることができる。
この場合、圧延方向に対して平行方向に引張試験を行った際の0.2%耐力が200MPa以上450MPa以下の範囲内とされているので、厚さ0.5mmを超える板条材としてコイル状に巻き取っても、巻き癖がつくことがなく、取り扱いが容易となり、高い生産性を達成することができる。このため、大電流・高電圧向けのコネクタやプレスフィット等の端子、バスバー等の電子・電気機器用部品の銅合金として特に適している。
この場合、残留応力率が上述のように規定されていることから、高温環境下で使用した場合であっても永久変形を小さく抑えることができ、例えばコネクタ端子等の接圧の低下を抑制することができる。よって、エンジンルーム等の高温環境下で使用される電子機器用部品の素材として適用することが可能となる。
この構成の電子・電気機器用銅合金板条材によれば、上述の電子・電気機器用銅合金で構成されていることから、導電性、強度、曲げ加工性、耐応力緩和特性、打ち抜き加工性に優れており、厚肉化したコネクタやプレスフィット等の端子、バスバー等の電子・電気機器用部品の素材として特に適している。
この場合、表面にSnめっき層又はAgめっき層を有しているので、コネクタやプレスフィット等の端子、バスバー等の電子・電気機器用部品の素材として特に適している。なお、本発明において、「Snめっき」は、純Snめっき又はSn合金めっきを含み、「Agめっき」は、純Agめっき又はAg合金めっきを含む。
この構成の電子・電気機器用部品は、上述の電子・電気機器用銅合金板条材を用いて製造されているので、大電流用途に対応して大型化および厚肉化した場合であっても優れた特性を発揮することができる。
この構成の端子は、上述の電子・電気機器用銅合金板条材を用いて製造されているので、大電流用途に対応して大型化および厚肉化した場合であっても優れた特性を発揮することができる。
この構成のバスバーは、上述の電子・電気機器用銅合金板条材を用いて製造されているので、大電流用途に対応して大型化および厚肉化した場合であっても優れた特性を発揮することができる。
本実施形態である電子・電気機器用銅合金は、Mgを0.15mass%以上0.35mass%未満の範囲内、Pを0.0005mass%以上0.01mass%未満の範囲内で含み、残部がCuおよび不可避的不純物からなる組成を有する。
〔Mg〕+20×〔P〕<0.5
の関係を有している。
さらに、本実施形態では、Mgの含有量〔Mg〕とPの含有量〔P〕が質量比で、
〔Mg〕/〔P〕≦400
の関係を有していることが好ましい。
0.20<(NFJ2/(1−NFJ3))0.5≦0.45
が成り立つものとされている。
さらに、本実施形態である電子・電気機器用銅合金においては、圧延方向に対して平行方向に引張試験を行った際の0.2%耐力が200MPa以上450MPa以下の範囲内であることが好ましい。すなわち、本実施形態では、電子・電気機器用銅合金の圧延材とされており、圧延の最終工程における圧延方向に対して平行方向に引張試験を行った際の0.2%耐力が上述のように規定されているのである。
また、本実施形態である電子・電気機器用銅合金においては、残留応力率が150℃、1000時間で75%以上とされていることが好ましい。
Mgは、銅合金の母相中に固溶することで、高い導電率を保持したまま、強度および耐応力緩和特性を向上させる作用を有する元素である。
ここで、Mgの含有量が0.15mass%未満の場合には、その作用効果を十分に奏功せしめることができなくなるおそれがある。一方、Mgの含有量が0.35mass%以上の場合には、導電率が大きく低下するとともに、銅合金溶湯の粘性が上昇し、鋳造性が低下するおそれがある。
以上のことから、本実施形態では、Mgの含有量を0.15mass%以上0.35mass%未満の範囲内に設定している。
なお、強度および耐応力緩和特性をさらに向上させるためには、Mgの含有量の下限を0.16mass%以上とすることが好ましく、0.17mass%以上とすることがさらに好ましく、0.18mass%以上とすることがより好ましい。また、導電率の低下及び鋳造性の低下を確実に抑制するためには、Mgの含有量の上限を0.32mass%以下とすることが好ましく、0.30mass%以下とすることがさらに好ましく、0.28mass%以下とすることがより好ましい。
Pは、鋳造性を向上させる作用効果を有する元素である。
ここで、Pの含有量が0.0005mass%未満の場合には、その作用効果を十分に奏功せしめることができないおそれがある。一方、Pの含有量が0.01mass%以上の場合には、MgとPを含有する粗大な晶出物が生成することから、この晶出物が破壊の起点となり、冷間加工時や曲げ加工時に割れが生じるおそれがある。
以上のことから、本実施形態においては、Pの含有量を0.0005mass%以上0.01mass%未満の範囲内に設定している。なお、確実に鋳造性を向上させるためには、Pの含有量の下限を0.001mass%以上とすることが好ましく、0.002mass%以上とすることがさらに好ましい。また、粗大な晶出物の生成を確実に抑制するためには、Pの含有量の上限を0.009mass%未満とすることが好ましく、0.008mass%未満とすることがさらに好ましく、0.0075mass%以下とすることより好ましい。
上述のように、MgとPが共存することにより、MgとPを含む晶出物が生成することになる。
ここで、質量比で、Mgの含有量〔Mg〕とPの含有量〔P〕とした場合に、〔Mg〕+20×〔P〕が0.5以上となる場合には、MgおよびPの総量が多く、MgとPを含む晶出物が粗大化するとともに高密度に分布し、冷間加工時や曲げ加工時に割れが生じやすくなるおそれがある。
以上のことから、本実施形態においては、〔Mg〕+20×〔P〕を0.5未満に設定している。なお、晶出物の粗大化および高密度化を確実に抑制して、冷間加工時や曲げ加工時における割れの発生を抑制するためには、〔Mg〕+20×〔P〕を0.48未満とすることが好ましく、0.46未満とすることがさらに好ましい。
Mgは、銅合金溶湯の粘度を上昇させ、鋳造性を低下させる作用を有する元素であることから、鋳造性を確実に向上させるためには、MgとPの含有量の比率を適正化する必要がある。
ここで、質量比で、Mgの含有量〔Mg〕とPの含有量〔P〕とした場合に、〔Mg〕/〔P〕が400以下とすることにより、MgとPの含有量の比率が適正化され、Pの添加による鋳造性向上効果を確実に奏功せしめることが可能となる。
以上のことから、本実施形態においては、〔Mg〕/〔P〕を400以下に設定している。鋳造性をより向上させるためには、〔Mg〕/〔P〕を350以下とすることが好ましく、300以下とすることがさらに好ましい。
なお、〔Mg〕/〔P〕が過剰に低い場合には、Mgが晶出物として消費され、Mgの固溶による効果を得ることができなくなるおそれがある。MgとPを含有する晶出物の生成を抑制し、Mgの固溶による耐力、耐応力緩和特性の向上を確実に図るためには、〔Mg〕/〔P〕の下限を20超えとすることが好ましく、25超えであることがさらに好ましい。
その他の不可避的不純物としては、Ag、B、Ca、Sr、Ba、Sc、Y、希土類元素、Ti、Zr、Hf、V、Nb、Ta、Cr、Mo、W、Mn、Re、Fe、Ru、Os、Co、Se、Te、Rh、Ir、Ni、Pd、Pt、Au、Zn、Cd,Hg、Al、Ga、In、Ge、Sn、As、Sb、Tl、Pb、Bi、Be、N、C、Si、Li、H、O、S等が挙げられる。これらの不可避不純物は、導電率を低下させる作用があることから、総量で0.1mass%以下とする。
また、Ag、Zn、Snは銅中に容易に混入して導電率を低下させるため、総量で500massppm未満とすることが好ましい。
さらにSi、Cr、Ti、Zr、Fe、Coは、特に導電率を大きく減少させるとともに、介在物の形成により曲げ加工性を劣化させるため、これらの元素は総量で500massppm未満とすることが好ましい。
プレス加工時における打ち抜き加工性は、破断時のかえり高さが小さいほど優れていることになる。ここで、プレス加工を行う材料の厚さが増すほど相対的にかえり高さが高くなる傾向にある。
プレス加工時のかえり高さを低減するためには、プレス加工時に破断が粒界に沿って速やかに発生すればよい。ランダム粒界のネットワークが長くなると粒界に沿った破断が生じやすくなる。ランダム粒界のネットワーク長を長くするためには、粒界3重点を構成する3つの粒界のうち全てが、Σ29以下であらわされる特殊粒界であるJ3、もしくは3つのうち2つが特殊粒界であるJ2の割合を制御することが重要である。
0.20<(NFJ2/(1−NFJ3))0.5≦0.45
を満足するものとしている。
なお、(NFJ2/(1−NFJ3))0.5の下限は、0.21以上であることが好ましく、0.22以上であることがさらに好ましく、0.23以上であることがより好ましい。一方、(NFJ2/(1−NFJ3))0.5の上限は、0.40以下であることが好ましく、0.35以下であることがさらに好ましい。
本実施形態である電子・電気機器用銅合金において、導電率を75%IACS超えに設定することにより、コネクタやプレスフィット等の端子、バスバー等の電子・電気機器用部品として良好に使用することができる。
なお、導電率は76%IACS超えであることが好ましく、77%IACS超えであることがさらに好ましく、78%IACS超えであることがより好ましい。
本実施形態である電子・電気機器用銅合金においては、0.2%耐力を200MPa以上とすることにより、コネクタやプレスフィット等の端子、バスバー等の電子・電気機器用部品の素材として特に適するものとなる。なお、本実施形態では、圧延方向に対して平行方向に引張試験を行った際の0.2%耐力が200MPa以上とされている。プレスによってコネクタやプレスフィット等の端子、バスバー等を製造する際には、生産性を向上させるため、コイル巻きされた条材が用いられるが、0.2%耐力が450MPaを超えるとコイルの巻き癖がつき生産性が低下する。このため、0.2%耐力は450MPa以下とすることが好ましい。
上述の0.2%耐力の下限は、220MPa以上であることが好ましく、250MPa以上であることがさらに好ましい。また、0.2%耐力の上限は、420MPa以下であることが好ましく、400MPa以下であることがさらに好ましく、380MPa以下であることがより好ましく、350MPa以下であることが最も好ましい。
本実施形態である電子・電気機器用銅合金においては、上述のように、残留応力率が、150℃、1000時間で75%以上とされている。
この条件における残留応力率が高い場合には、高温環境下で使用した場合であっても永久変形を小さく抑えることができ、接圧の低下を抑制することができる。よって、本実施形態である電子・電気機器用銅合金は、自動車のエンジンルーム周りのような高温環境下で使用される端子として適用することが可能となる。本実施形態では、圧延方向に対して平行方向に応力緩和試験を行った残留応力率が150℃、1000時間で75%以上とされている。
なお、残留応力率は150℃、1000時間で77%以上とすることが好ましく、150℃、1000時間で80%以上とすることがさらに好ましい。
まず、銅原料を溶解して得られた銅溶湯に、前述の元素を添加して成分調整を行い、銅合金溶湯を製出する。なお、各種元素の添加には、元素単体や母合金等を用いることができる。また、上述の元素を含む原料を銅原料とともに溶解してもよい。また、本合金のリサイクル材およびスクラップ材を用いてもよい。ここで、銅溶湯は、純度が99.99mass%以上とされたいわゆる4NCu、あるいは99.999mass%以上とされたいわゆる5NCuとすることが好ましい。溶解工程では、Mgの酸化を抑制するため、また水素濃度低減のため、H2Oの蒸気圧が低い不活性ガス雰囲気(例えばArガス)による雰囲気溶解を行い、溶解時の保持時間は最小限に留めることが好ましい。
この際、溶湯の凝固時に、MgとPを含む晶出物が形成されるため、凝固速度を速くすることで晶出物サイズをより微細にすることが可能となる。そのため、溶湯の冷却速度は0.1℃/sec以上とすることが好ましく、0.5℃/sec以上とすることがさらに好ましい。
次に、得られた鋳塊の均質化のために加熱処理を行う。鋳塊の内部には、凝固の過程においてMgが偏析して濃縮することにより発生したCuとMgを主成分とする金属間化合物等が存在することがある。
そこで、これらの偏析および金属間化合物等を消失または低減させるために、鋳塊を300℃以上900℃以下にまで加熱する加熱処理を行うことで、鋳塊内において、Mgを均質に拡散させたり、Mgを母相中に固溶させたりする。なお、この均質化工程S02は、非酸化性または還元性雰囲気中で実施することが好ましい。
Mgの偏析は粒界に生じやすいため、Mg偏析が存在すると粒界3重点の制御が難しくなる。
そこで、組織の均一化の徹底のため、前述の均質化工程S02の後に熱間加工を実施する。熱間加工の総加工率は50%以上とすることが好ましく、60%以上とすることがさらに好ましく、70%以上であることがより好ましい。この熱間加工工程S03における加工方法に特に限定はなく、例えば圧延、線引き、押出、溝圧延、鍛造、プレス等を採用することができる。また、熱間加工温度は、400℃以上900℃以下の範囲内とすることが好ましい。
粒界におけるMg偏析の解消を徹底するために、前述の熱間加工工程S03の後に、溶体化熱処理を実施する。溶体化工程S04の条件は、加熱温度を500℃以上900℃以下の範囲内、加熱温度での保持時間を1秒以上10時間以下の範囲内とすることが好ましい。この溶体化工程S04は、前述の熱間加工工程S03と兼ねてもよい。その場合は熱間加工の終了温度を500℃超えとし、熱間加工終了後500℃以上で10秒以上保持すればよい。
ここで、加熱温度が500℃未満では、溶体化が不完全となり、母相中にCuとMgを主成分とする金属間化合物が多く残存するおそれがある。一方、加熱温度が900℃を超えると、銅素材の一部が液相となり、組織や表面状態が不均一となるおそれがある。よって、加熱温度を500℃以上900℃以下の範囲に設定している。
所定の形状に加工するために、粗加工を行う。なお、この粗加工工程S05では、100℃以上350℃以下の温間加工を1回以上実施する。100℃以上350℃以下の温間加工を実施することで、加工中に極微小な再結晶領域を増加させることができ、後の工程である中間熱処理工程S06の再結晶時に組織がランダム化するとともに、ランダム粒界の総数を増加させることができる。温間加工を1回とする場合は、粗加工工程S05の最終工程で実施する。また、温間加工に代わって、1加工工程あたりの加工率を上げることによる加工発熱を利用してもよい。その場合は、例えば圧延では1パスあたりの加工率を15%以上、好ましくは20%以上、より好ましくは30%以上で実施することが好ましい。温間加工の回数は望ましくは2回以上実施することが好ましい。温間加工の温度については、好ましくは150℃以上350℃以下、より好ましくは200℃超え350℃以下とすればよい。
粗加工工程S05後に、ランダム粒界の数割合の増加のための再結晶組織化および加工性向上のための軟化を目的として熱処理を実施する。熱処理の方法は特に限定はないが、好ましくは400℃以上900℃以下の保持温度、10秒以上10時間以下の保持時間で、非酸化雰囲気または還元性雰囲気中で熱処理を行う。また、加熱後の冷却方法は、特に限定しないが、水焼入など冷却速度が200℃/min以上となる方法を採用することが好ましい。
なお、粗加工工程S05及び中間熱処理工程S06は、繰り返し実施してもよい。
中間熱処理工程S06後の銅素材を所定の形状に加工するため、仕上げ加工を行う。なお、この仕上げ加工工程S07においては、耐応力緩和特性の向上のために50℃以上300℃未満の温間加工を少なくとも1回は実施する。50℃以上300℃未満の温間加工を実施することにより、加工中に導入された転位が再配列するために、耐応力緩和特性が向上する。仕上げ加工工程S07は、最終的な形状によって加工方法および加工率が異なるが、条や板とする場合は圧延を実施すればよい。また1回以上の温間加工以外の工程については、通常の冷間加工とすればよい。50℃以上300℃未満の温間加工に替えて、1加工工程あたりの加工率を上げて、その加工発熱を利用してもよい。その場合は、例えば圧延では1パスあたりの加工率を10%以上とすればよい。
また、加工率は、最終形状に近似するように適宜選択されることになるが、仕上げ加工工程S07において加工硬化によって引張強度を200MPaから450MPaの間にするためには、加工率の上限を75%以下とすることが好ましく、65%以下とすることがさらに好ましく、60%以下とすることがより好ましく、40%未満とすることが最も好ましい。
次に、仕上げ加工工程S07によって得られた塑性加工材に対して、耐応力緩和特性の向上および低温焼鈍硬化のために、または残留ひずみの除去のために、仕上げ熱処理を実施する。熱処理温度は、100℃以上800℃以下の範囲内とすることが好ましい。なお、この仕上げ熱処理工程S08においては、再結晶による粒界3重点における特殊粒界の数割合を抑制するために、熱処理条件(温度、時間、冷却速度)を設定する必要がある。例えば200℃から300℃の範囲では10秒以上10時間以下の保持時間とすることが好ましい。この熱処理は、非酸化雰囲気または還元性雰囲気中で行うことが好ましい。熱処理の方法は特に限定はないが、製造コスト低減の効果から、連続焼鈍炉による高温短時間の熱処理が好ましい。
さらに、上述の仕上げ加工工程S07と仕上げ熱処理工程S08とを、繰り返し実施してもよい。
さらに、本実施形態である電子・電気機器用銅合金(電子・電気機器用銅合金板条材)を素材として、打ち抜き加工や曲げ加工等を施すことにより、例えばコネクタやプレスフィット等の端子、バスバーといった電子・電気機器用部品が成形される。
また、Pを0.0005mass%以上0.01mass%未満の範囲内で含んでいるので、鋳造性を向上させることができる。
さらに、本実施形態では、Mgの含有量〔Mg〕とPの含有量〔P〕が質量比で、〔Mg〕/〔P〕≦400の関係を満たしているので、鋳造性を低下させるMgの含有量と鋳造性を向上させるPの含有量との比率が適正化され、P添加の効果により、鋳造性を確実に向上させることができる。
0.20<(NFJ2/(1−NFJ3))0.5≦0.45
が成り立つので、ランダム粒界ネットワークの長さが長く、プレス加工時に速やかに粒界に沿った破壊が生じるため、プレス打ち抜き加工性にも優れている。
なお、表面にSnめっき層又はAgめっき層を形成した場合には、コネクタやプレスフィット等の端子、バスバー等の電子・電気機器用部品の素材として特に適している。
例えば、上述の実施形態では、電子・電気機器用銅合金の製造方法の一例について説明したが、電子・電気機器用銅合金の製造方法は、実施形態に記載したものに限定されることはなく、既存の製造方法を適宜選択して製造してもよい。
純度99.99mass%以上の無酸素銅(ASTM B152 C10100)からなる銅原料を準備し、これを高純度グラファイト坩堝内に装入して、Arガス雰囲気とされた雰囲気炉内において高周波溶解した。得られた銅溶湯内に、各種添加元素を添加して表1に示す成分組成に調製し、鋳型に注湯して鋳塊を製出した。なお、本発明例1,11及び比較例5は断熱材(イソウール)鋳型、それ以外の本発明例、比較例はカーボン鋳型を用いた。なお、鋳塊の大きさは、厚さ約25mm×幅約150mm×長さ約100mmとした。鋳造時の冷却速度を表2に示す。
得られた鋳塊の鋳肌近傍を面削した。その後、Arガス雰囲気中において、電気炉を用いて表2に記載の温度条件で4時間の加熱を行い、均質化処理を行った。
溶体化処理後、圧延ロールを300℃まで加熱し、表2に示す圧延率で粗圧延を実施した。
なお、中間熱処理後の平均結晶粒径は、次のようにして調べた。圧延の幅方向に対して直交する面、すなわちTD(Transverse Direction)面を観察面とし、鏡面研磨、エッチングを行ってから、光学顕微鏡にて、圧延方向が写真の横になるように撮影し、1000倍の視野(約300×200μm2)で観察を行った。そして、結晶粒径をJIS H 0501の切断法に従い、写真縦、横の所定長さの線分を5本ずつ引き、完全に切られる結晶粒数を数え、その切断長さの平均値を平均結晶粒径として算出した。
そして、仕上げ圧延(仕上げ加工)後に、電気炉もしくはソルトバス炉を用いて表2に記載の条件で、仕上げ熱処理を実施し、その後、水焼入れを行い、特性評価用薄板を作製した。
鋳造性の評価として、前述の鋳造時における肌荒れの有無を観察した。目視で肌荒れがほとんど認められなかったものを「◎」、深さ1mm未満の肌荒れが発生したものを「○」、深さ1mm以上2mm未満の肌荒れが発生したものを「△」とした。また深さ2mm以上の大きな肌荒れが発生したものは「×」とし、途中で評価を中止した。
なお、肌荒れの深さとは、鋳塊の端部から中央部に向かう肌荒れの深さのことである。
圧延の幅方向に対して直交する断面、すなわちTD面(Transverse direction)を観察面として、EBSD測定装置及びOIM解析ソフトによって、次のように結晶粒界(特殊粒界とランダム粒界)および粒界3重点を測定した。耐水研磨紙、ダイヤモンド砥粒を用いて機械研磨を行った後、コロイダルシリカ溶液を用いて仕上げ研磨を行った。そして、EBSD測定装置(FEI社製Quanta FEG 450,EDAX/TSL社製(現 AMETEK社) OIM Data Collection)と、解析ソフト(EDAX/TSL社製(現 AMETEK社)OIM Data Analysis ver.7.2)によって、電子線の加速電圧20kV、測定間隔0.25μmステップで10000μm2以上の測定面積で、CI値が0.1以下である測定点を除いて、各結晶粒の方位差の解析を行い、隣接する測定点間の方位差が15°以上となる測定点間を結晶粒界とした。また、各粒界3重点を構成する3つの粒界についてはNeighboring grid pointでの算出したCSL signma valueの値を用いて、特殊粒界およびランダム粒界を識別した。Σ29を超える対応粒界についてはランダム粒界とみなした。
特性評価用条材からJIS Z 2241に規定される13B号試験片を採取し、JIS Z 2241のオフセット法により、0.2%耐力を測定した。なお、試験片は、圧延方向に平行な方向で採取した。
特性評価用条材から幅10mm×長さ150mmの試験片を採取し、4端子法によって電気抵抗を求めた。また、マイクロメータを用いて試験片の寸法測定を行い、試験片の体積を算出した。そして、測定した電気抵抗値と体積とから、導電率を算出した。なお、試験片は、その長手方向が特性評価用条材の圧延方向に対して平行になるように採取した。
耐応力緩和特性試験は、日本伸銅協会技術標準JCBA−T309:2004の片持はりねじ式に準じた方法によって応力を負荷し、150℃の温度で1000時間保持後の残留応力率を測定した。
試験方法としては、各特性評価用条材から圧延方向に対して平行する方向に試験片(幅10mm)を採取し、試験片の表面最大応力が耐力の80%となるように、初期たわみ変位を2mmと設定し、スパン長さを調整した。上記表面最大応力は次式で定められる。
表面最大応力(MPa)=1.5Etδ0/Ls 2
ただし、
E:ヤング率(MPa)
t:試料の厚さ(t=1.2mmもしくは3.5mm)
δ0:初期たわみ変位(2mm)
Ls:スパン長さ(mm)
である。
150℃の温度で、1000h保持後の曲げ癖から、残留応力率を測定し、耐応力緩和特性を評価した。なお残留応力率は次式を用いて算出した。
残留応力率(%)=(1−δt/δ0)×100
ただし、
δt:150℃で1000h保持後の永久たわみ変位(mm)−常温で24h保持後の永久たわみ変位(mm)
δ0:初期たわみ変位(mm)
である。
日本伸銅協会技術標準JCBA−T307:2007の4試験方法に準拠して曲げ加工を行った。本発明例1〜10については、特性評価用薄板から幅3.5mm×長さ30mmの試験片を切断、複数採取し、切断面を研磨した後、圧延方向に対して曲げの軸が直交方向になるように、曲げ角度が90度、曲げ半径が2mm(R/t=0.6)のW型の治具を用い、W曲げ試験を行った。一方、本発明例11〜20及び比較例2,3については、特性評価用薄板から幅10mm×長さ30mmの試験片を切断、複数採取し、切断面を研磨した後、圧延方向に対して曲げの軸が直交方向になるように、曲げ角度が90度、曲げ半径が0.75mm(R/t=0.6)のW型の治具を用い、W曲げ試験を行った。
曲げ部の外周部を目視で観察して割れが観察された場合は「×」、大きなしわが観察された場合は「○」、破断や微細な割れ、大きなしわを確認できない場合を「◎」として判定を行った。なお、「◎」、「○」は許容できる曲げ加工性と判断した。
特性評価用条材から金型で円孔(φ8mm)を多数打ち抜いて、かえり高さの測定により評価を行った。
金型のクリアランスは板厚に対して約3%とし、50spm(stroke per minute)の打ち抜き速度により打ち抜きを行った。かえり高さの測定は穴抜き側の切口面を観察し、10点計測し、板厚に対しての割合で評価した。
かえり高さの最も高いものが板厚に対して2.5%以下のものを「◎」と評価し、2.5%超え3.0%以下のものを「〇」、3.0%を超えるものを「×」と評価した。
比較例2は、〔Mg〕+20×〔P〕が本発明の範囲外であったため、曲げ加工性が「×」評価であった。
比較例3は、Mgの含有量が本発明の範囲よりも多く、〔Mg〕+20×〔P〕が本発明の範囲外であったため、曲げ加工性が「×」評価であった。さらには導電率が低かった。そのため、他の評価は実施しなかった。
比較例4は、(NFJ2/(1−NFJ3))0.5が本発明の範囲外であったため、ランダム粒界のネットワーク長が短くなり、打ち抜き加工性が低下した。そのため、曲げ加工性および耐応力緩和特性の評価は実施しなかった。
比較例5は、Mgの含有量が本発明の範囲よりも多く、かつ、〔Mg〕/〔P〕も400を超えており、非常に深い肌荒れが発生したため、その後の評価を中止した。
以上のことから、本発明例によれば、導電性、強度、曲げ加工性、耐応力緩和特性、鋳造性、打ち抜き加工性に優れた電子・電気機器用銅合金、電子・電気機器用銅合金板条材を提供できることが確認された。
Claims (10)
- Mgを0.15mass%以上0.35mass%未満の範囲内、Pを0.0005mass%以上0.01mass%未満の範囲内で含み、残部がCuおよび不可避的不純物からなり、
Mgの含有量〔Mg〕とPの含有量〔P〕が質量比で、
〔Mg〕+20×〔P〕<0.5
の関係を満たすとともに、
圧延の幅方向に対して直交する面を観察面として、母相をEBSD法により10000μm2以上の測定面積を測定間隔0.25μmステップで測定して、データ解析ソフトOIMにより解析されたCI値が0.1以下である測定点を除いて解析し、隣接する測定間の方位差が15°を超える測定点間を結晶粒界とし、Σ29以下の対応粒界を特殊粒界とし、それ以外をランダム粒界とした際、OIMから解析された粒界3重点において、
粒界3重点を構成する3つの粒界全てが特殊粒界であるJ3の全粒界3重点に対する割合をNFJ3とし、粒界3重点を構成する2つの粒界が特殊粒界であり、1つがランダム粒界であるJ2の全粒界3重点に対する割合をNFJ2としたとき、
0.20<(NFJ2/(1−NFJ3))0.5≦0.45とともに、
金型のクリアランスを板厚の3%として打ち抜きを行った際のかえり高さが板厚の3.0%以下であることを特徴とする電子・電気機器用銅合金。 - 導電率が75%IACS超えであることを特徴とする請求項1に記載の電子・電気機器用銅合金。
- Mgの含有量〔Mg〕とPの含有量〔P〕が質量比で、
〔Mg〕/〔P〕≦400
の関係を満たすことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電子・電気機器用銅合金。 - 圧延方向に対して平行方向に引張試験を行った際の0.2%耐力が200MPa以上450MPa以下の範囲内であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の電子・電気機器用銅合金。
- 残留応力率が150℃、1000時間で75%以上であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の電子・電気機器用銅合金。
- 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の電子・電気機器用銅合金からなり、厚さが0.5mm超えとされていることを特徴とする電子・電気機器用銅合金板条材。
- 表面にSnめっき層又はAgめっき層を有することを特徴とする請求項6に記載の電子・電気機器用銅合金板条材。
- 請求項6又は請求項7に記載された電子・電気機器用銅合金板条材からなることを特徴とする電子・電気機器用部品。
- 請求項6又は請求項7に記載された電子・電気機器用銅合金板条材からなることを特徴とする端子。
- 請求項6又は請求項7に記載された電子・電気機器用銅合金板条材からなることを特徴とするバスバー。
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