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JP6775848B2 - 放熱板材 - Google Patents

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Description

本発明は、放熱板材に関し、より詳細には、高出力素子のパッケージング用に適切に使用することができる放熱板材であって、アルミナ(Al)のようなセラミック素材を含む素子と接合させても、良好な接合が可能となるように、セラミック素材と類似したレベルの熱膨張係数を有し、かつ、高出力素子で発生する多量の熱を迅速に外部に排出できる高い熱伝導度を示す放熱板材に関する。
最近、情報通信および国防分野の核心技術としてGaN系化合物半導体を利用した高出力増幅素子が注目を集めている。
このような高出力電子素子や光素子では、一般素子に比べて多くの熱が発生し、このように発生した多量の熱を効率的に排出できるパッケージング技術が必要である。
現在、GaN系化合物半導体を活用した高出力半導体素子には、タングステン(W)/銅(Cu)の2層複合素材、銅(Cu)とモリブデン(Mo)の2相(phase)複合素材、銅(Cu)/銅−モリブデン(Cu−Mo)合金/銅(Cu)の3層複合素材、銅(Cu)/モリブデン(Mo)/銅(Cu)/モリブデン(Mo)/銅(Cu)の多層複合素材のように比較的良好な熱伝導度と低い熱膨張係数を有する金属基複合板材が使用されている。
ところが、これらの複合板材の厚さ方向の熱伝導度は、最大200〜300W/mK程度であり、実際にそれ以上の高い熱伝導度を具現しないので、数百ワット級のパワートランジスターのような素子に適用するための新しい放熱素材あるいは放熱基板が市場で至急に要求されている。また、銅(Cu)/モリブデン(Mo)/銅(Cu)/モリブデン(Mo)/銅(Cu)の多層複合素材の場合、各層間の結合力が低いという問題点もある。
一方、半導体素子を製造する工程には、アルミナ(Al)のようなセラミック素材とのブレージング接合工程が必須である。
このようなブレージング接合工程は、約800℃以上の高温で行われるので、金属複合材基板とセラミック素材間の熱膨張係数の差異によって、ブレージング接合過程で反りや破損が発生し、このような反りや破損は、素子の信頼性に致命的な影響を与えるようになる。
このような要求に対応するために、本発明者らは、下記特許文献2に開示されたように、銅(Cu)からなるカバー層(第1層、第5層)と、銅(Cu)とモリブデン(Mo)の合金からなる中間層(第2層、第4層)と、放熱板材の上下面に平行な方向に沿って銅(Cu)層とモリブデン(Mo)層が交互に繰り返される構造を有するコア層からなる放熱板材を提示したが、この構造の放熱板材は、セラミック素材の熱膨張係数と同一または類似しながらも、400W/mK以上の優れた熱伝導度を示すが、複雑な構造によって製造工程数と工程費用が増加する問題点がある。
この故、より簡単な工程で製造できる構造を有し、かつ、厚さ方向に優れた熱伝導性を示すと同時に、厚さ方向に垂直な面方向にセラミック素材と類似したレベル熱膨張係数を具現することができる放熱板材の開発が要求されている。
日本国特許公開第2016−127197号公報 韓国特許公開第2018−0097021号公報
本発明の課題は、厚さ方向に300W/mK以上の優れた熱伝導性と共に、厚さ方向に垂直な面方向に7×10−6/K〜12×10−6/Kのレベルの熱膨張係数を具現することができる放熱板材を提供することにある。
前記課題を解決するために、本発明は、銅(Cu)または銅(Cu)合金からなる第1層と、前記第1層上に形成され、銅(Cu)とモリブデン(Mo)を含む合金からなる第2層と、前記第2層上に形成され、銅(Cu)または銅(Cu)合金からなる第3層と、前記第3層上に形成され、銅(Cu)とモリブデン(Mo)を含む合金からなる第4層と、前記第4層上に形成され、銅(Cu)または銅(Cu)合金からなる第5層とを含む放熱板材であって、前記第1層、第3層および第5層の厚さは、10〜1,000μmであり、前記第2層と第4層の厚さは、10〜60μmであり、前記放熱板材全体に含まれるモリブデン(Mo)の含量は、3〜15重量%である、放熱板材を提供する。
本発明による放熱板材は、銅(Cu)層と銅(Cu)−モリブデン(Mo)合金層からなる5層積層構造と、銅(Cu)層および銅(Cu)−モリブデン(Mo)合金層のそれぞれの厚さに対する制御と、放熱板材全体で占めるモリブデン(Mo)の含量の制御を通じて、従来の5層積層構造で具現しにくい厚さ方向に300W/mK以上(より好ましくは350W/mK以上)の優れた熱伝導度とともに、7〜12×10−6/Kの範囲の面方向の熱膨張係数を具現することができるので、一般素子に比べて多くの熱が発生する高出力電子素子や光素子のパッケージングに適切に使用することができる。
また、本発明による放熱板材は、5個の層を積層する単純な構造からなるので、製造が容易であり、製造費用を節減することができる。
図1は、放熱板材の厚さ方向と面方向とを説明するための図である。 図2は、本発明の技術的概念を説明するための図である。 図3は、本発明の一実施形態による放熱板材の積層構造を示す図である。
以下、添付の図面を参照して本発明の好ましい実施例を詳細に説明する。しかしながら、下記に例示する本発明の実施例は、様々な他の形態に変形され得、本発明の範囲が下記に詳述する実施例に限定されるものではない。本発明の実施例は、当業界において平均的な知識を有する者に本発明をより完全に説明するために提供されるものである。
本発明者らは、格子構造のような複雑な構造でなく、単純な積層構造を有し、かつ、図1に示された面方向(厚さ方向に垂直な方向を意味する)に7〜12×10−6/Kの熱膨張係数を示し、厚さ方向に300W/mK以上の優れた熱伝導度を具現し、層間の結合力を良好に維持できる放熱板材について研究した。
その結果、図2に示されたように、銅(Cu)層と銅(Cu)−モリブデン(Mo)の合金層間の境界面の面積が増加するほど(Cu−Mo合金層よりもCu/Cu−Mo/Cu層の3層構造の境界面の面積が増加し、Cu/Cu−Mo/Cu層の3層構造よりもCu/Cu−Mo/Cu層/Cu−Mo層/Cu層の5層構造の境界面の面積が増加する)、少ないモリブデン(Mo)の含量でも低い熱膨張係数を具現することができる点、銅(Cu)層と銅(Cu)−モリブデン(Mo)の合金層間には、十分な結合力を得ることができる点、銅(Cu)−モリブデン(Mo)合金層の厚さを所定の範囲に低く制御する場合、放熱板材の厚さ方向の熱伝導度を高めることができる点などを考慮して、本発明に至るようになった。
本発明による放熱板材は、銅(Cu)または銅(Cu)合金からなる第1層と、前記第1層上に形成され、銅(Cu)とモリブデン(Mo)を含む合金からなる第2層と、前記第2層上に形成され、銅(Cu)または銅(Cu)合金からなる第3層と、前記第3層上に形成され、銅(Cu)とモリブデン(Mo)を含む合金からなる第4層と、前記第4層上に形成され、銅(Cu)または銅(Cu)合金からなる第5層とを含み、前記第1層、第3層および第5層の厚さは、10〜1,000μmであり、前記第2層と第4層の厚さは、10〜60μmであり、前記放熱板材全体に含まれるモリブデン(Mo)の含量は、3〜15重量%であることを特徴とする。
本発明による放熱板材は、銅(Cu)層/銅(Cu)−モリブデン(Mo)合金層/銅(Cu)層/銅(Cu)−モリブデン(Mo)合金層/銅(Cu)層の5層構造からなるが、このように少なくとも5層構造を形成することによって、銅(Cu)層/銅(Cu)−モリブデン(Mo)合金層間の境界面の面積を広げることができるので、放熱板材に含まれる銅(Cu)−モリブデン(Mo)合金層の厚さを薄く維持しながらも、面方向に7〜12×10−6/Kの熱膨張係数を具現することができる。
前記第1層、第3層および第5層は、銅(Cu)99重量%以上の銅(Cu)はもちろん、多様な合金元素を含む銅(Cu)合金からなり得、銅(Cu)合金の場合、放熱特性を考慮するとき、銅(Cu)を80重量%以上、好ましくは90重量%以上、より好ましくは95重量%以上含むことができる。
前記第2層と第4層は、銅(Cu)とモリブデン(Mo)を含む合金からなるが、この合金は、銅(Cu):5〜40重量%、モリブデン(Mo):60〜95重量%を含むことが好ましいが、これは、銅(Cu)含量が5重量%未満なら、銅(Cu)層との結合力を良好に維持しにくく、厚さ方向の熱伝導度が減少し、40重量%超過なら、面方向の熱膨張係数を低く維持しにくいためである。
前記第1層、第3層および第5層の厚さは、10〜1,000μmの範囲を維持する場合、放熱板材の面方向の熱膨張係数を12×10−6/Kの範囲に維持し、厚さ方向の熱伝導度を300W/mK以上に具現することができるので、前記範囲に維持することが好ましい。
前記第2層と第4層の厚さは、10μm未満の場合、面方向の熱膨張係数を7〜12×10−6/Kの範囲に維持することが難しく、60μm超過の場合、厚さ方向の熱伝導度を300W/mK以上に維持しにくいので、10〜60μmの範囲に維持することが好ましい。
前記放熱板材全体において、モリブデン(Mo)の含量は、3重量%未満の場合、面方向の熱膨張係数を12×10−6/Kの範囲以下に具現しにくく、モリブデン(Mo)の含量は、15重量%超過の場合、厚さ方向の熱伝導度を300W/mK以上に具現しにくいので、3〜15重量%の範囲に維持することが好ましく、5〜10重量%の範囲に維持することが、面方向の熱膨張係数および熱伝導度の側面からより好ましい。
前記放熱板材において、放熱板材の面方向の熱膨張係数は、7×10−6/K〜12×10−6/Kであることが好ましいが、この範囲を外れる場合、セラミック素子との接合または使用時に熱膨張係数の差異による不良が発生しやすいためである。
前記放熱板材において、厚さ方向の熱伝導度は、300W/mK以上であり、より好ましくは350W/mK以上であってもよい。。
前記放熱板材において、全体厚さが0.05mm未満であるか、10mmを超過する場合、本発明の構造を有する放熱板材を用いて面方向の熱膨張係数は、7×10−6/K〜12×10−6/Kと、厚さ方向の熱伝導度300W/mK以上を具現しにくいので、全体厚さは、前記範囲に維持することが好ましい。
前記放熱板材において、前記第2層および第4層の厚さの合計が全体放熱板材の厚さの5%未満である場合、面方向の熱膨張係数は、7×10−6/K〜12×10−6/Kを具現することが容易でなく、15%超過の場合、厚さ方向の熱伝導度を具現することが容易でないので、5〜15%の範囲を維持することが好ましい。
[実施例]
図3は、本発明の一実施形態による放熱板材の積層構造を示す図である。
図3に示されたように、本発明の実施例による放熱板材1は、銅(Cu)からなる第1層10と、前記第1層10の上面に形成され、銅(Cu)−モリブデン(Mo)合金からなる第2層20と、前記第2層20の上面に形成され、銅(Cu)からなる第3層30と、前記第3層30の上面に形成され、銅(Cu)−モリブデン(Mo)合金からなる第4層40と、前記第4層40の上面に形成され、銅(Cu)からなる第5層50とを含んでなる。
このうち、前記第1層10と第5層50は、銅(Cu)を99重量%以上含有する銅(Cu)からなり、その厚さは、それぞれ約200μmであり、前記第3層30は、銅(Cu)を99重量%以上含有する銅(Cu)からなり、その厚さは、約600μmであり、前記第2層20および第4層40は、それぞれ銅(Cu)−モリブデン(Mo)合金(Cu:30重量%、Mo:70重量%)からなり、その厚さは、約50μmである。
以上のような構造を有する放熱板材1は、次のような工程によって製造した。
まず、厚さ約200μm、長さ100mm、幅100mmの銅(Cu)板材を第1層10および第5層50の素材として準備し、厚さ約600μm、長さ100mm、幅100mmの銅(Cu)板材を第3層30の素材として準備し、厚さ約50μm、長さ100mm、幅100mmの銅(Cu)−モリブデン(Mo)合金板材(Cu30重量%−Mo60重量%)を第2層20および第4層40の素材として用意した。
次に、前記準備した板材を図3の積層構造で積層した後、加圧焼結方式で接合した。この際、焼結温度は、900℃とし、焼結後には、焼結炉内で冷却させる方式で冷却した。
このように製造された放熱板材には、銅(Cu)層と銅(Cu)−モリブデン(Mo)層間の熱膨張係数の差異によって、銅(Cu)層に強い引張応力が作用する膨張状態になり、このように引張応力が作用した状態で放熱板材を接合する、例えばブレージング工程で放熱板材の温度が上昇すると、応力が解消されることによって、既にある程度膨張した状態の銅(Cu)が追加に膨張する比率を減らして、全体的に放熱板材の熱膨張係数を低減するようになる。また、本発明によって製造された放熱板材において熱伝導度に不利な銅(Cu)−モリブデン(Mo)層の厚さは、それぞれ約50μmに低く維持されているので、厚さ方向の熱伝導度を高めることができるようになる。
一方、本発明の実施例では、それぞれの板材を準備した後、加圧焼結方式を使用して接合したが、メッキ、蒸着法のような多様な方法で本発明による積層構造を具現することができることはもちろんである。
このように製造された放熱板材の層間接合力を評価するために、万能材料試験機(AG−300kNX)を使用して、界面が破断されるまで一定の変形速度(1mm/min)でテストした結果、相当な荷重(約28kN)に耐えることができることが確認された。すなわち、一定のレベルの結合力を確保することができることが確認された。
下記の表1は、本発明の一実施形態によって製造した放熱板材の面方向の熱膨張係数と、厚さ方向の熱伝導度(放熱板材において任意の10ヶ所を選定して測定した結果を平均した値)を測定した結果と、純銅板材の熱伝導度と熱膨張係数を測定した結果とを比較したものである。
前記表1から確認されるように、本発明の実施例による放熱板材の熱膨張係数は、面方向において、10.8×10−6/Kの熱膨張係数を示すが、このような値は、半導体素子や光素子のような電子素子を構成するセラミック物質の熱膨張係数と類似しているので、これら素子の実装時に発生する反りや剥離の問題を減らすことができる。
また、本発明の実施例による放熱板材の厚さ方向の熱伝導度は、350W/mKを超過するレベルであるが、これは、銅だけからなる板材(比較例)に近接するほど優れているので、発熱量が多い高出力素子の放熱板材用にも適用され得るレベルである。
1 放熱板材
10 第1層(Cu層)
20 第2層(Cu−Mo層)
30 第3層(Cu層)
40 第4層(Cu−Mo層)
50 第5層(Cu層)

Claims (8)

  1. 銅(Cu)または銅(Cu)合金からなる第1層と、
    前記第1層上に形成され、銅(Cu)とモリブデン(Mo)を含む合金からなる第2層と、
    前記第2層上に形成され、銅(Cu)または銅(Cu)合金からなる第3層と、
    前記第3層上に形成され、銅(Cu)とモリブデン(Mo)を含む合金からなる第4層と、
    前記第4層上に形成され、銅(Cu)または銅(Cu)合金からなる第5層と、を含む放熱板材であって、
    前記第1層、第3層および第5層の厚さは、10〜1,000μmであり、
    前記第2層と第4層の厚さは、10〜60μmであり、
    前記放熱板材全体に含まれるモリブデン(Mo)の含量は、3〜15重量%であ
    前記第1層、第3層および第5層の銅(Cu)含量は、99重量%以上である、
    放熱板材。
  2. 前記放熱板材全体に含まれるモリブデン(Mo)の含量は、5〜10重量%である、請求項1に記載の放熱板材。
  3. 前記第2層と第4層は、銅(Cu)5〜40重量%と、残部がモリブデン(Mo)と不可避な不純物からなる、請求項1に記載の放熱板材。
  4. 前記放熱板材の面方向の熱膨張係数が7〜12×10−6/Kである、請求項1に記載の放熱板材。
  5. 前記放熱板材の厚さ方向の熱伝導度は、300W/mK以上である、請求項に記載の放熱板材。
  6. 前記放熱板材の厚さ方向の熱伝導度は、350W/mK以上である、請求項に記載の放熱板材。
  7. 前記放熱板材の全体厚さは、0.05〜10mmである、請求項1に記載の放熱板材。
  8. 前記第2層および第4層の厚さの合計は、全体放熱板材の厚さの5〜15%を占める、請求項に記載の放熱板材。
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