JP6774448B2 - 分散デバイス管理システムおよび分散デバイス管理方法 - Google Patents
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Description
本発明は、ネットワーク内に分散配置されたデバイスを活用するための分散デバイス管理システムおよび分散デバイス管理方法に関する。
近年、IoT(Internet of Things)の普及拡大が著しく、2030年には500億台のデバイスがインターネットへ接続されるという予測がなされている。今後ますます増加が見込まれるインターネットに接続されるデバイスを、様々な目的に共用利用できれば、広範囲をカバーするサービスを低コストで実施することが可能となる。
共用デバイスを用いるサービスとしては、例えば高齢者や児童の見守りサービスが挙げられる。見守りサービス専用のカメラを設けるのではなく、店舗や街頭に設置された監視カメラを見守りサービスで臨時利用することで、低コストで特定の人物の状況を知ることができる。
共用デバイスを用いるサービスとしては、例えば高齢者や児童の見守りサービスが挙げられる。見守りサービス専用のカメラを設けるのではなく、店舗や街頭に設置された監視カメラを見守りサービスで臨時利用することで、低コストで特定の人物の状況を知ることができる。
このような共用デバイスを用いたサービスの実施には、インターネットに接続される大量の候補デバイスの中から、サービスごとの目的を果たすことができるデバイスを特定することが必要である。例えば見守りサービスにおいては、見守り対象者を写しているカメラを特定することが必要である。
しかしながら、所望の目的を果たすことができるデバイスは随時変化するため、簡単には特定することができない。
しかしながら、所望の目的を果たすことができるデバイスは随時変化するため、簡単には特定することができない。
例えば、サービス対象者(例えば見守り対象者)が移動すると、その人物を写しているデバイス(固定設置された監視カメラ等)が変化する。
また、スマートフォンやウェアラブルデバイスといった持ち主とともに移動するデバイスは、所在地が変化するため、サービス対象者が移動しなかったとしても、デバイス側が対象者を写せない位置へ移動してしまう場合がある。反対に、新たな移動デバイスがサービス対象者を写せる位置に来ることもある。
また、スマートフォンやウェアラブルデバイスといった持ち主とともに移動するデバイスは、所在地が変化するため、サービス対象者が移動しなかったとしても、デバイス側が対象者を写せない位置へ移動してしまう場合がある。反対に、新たな移動デバイスがサービス対象者を写せる位置に来ることもある。
このように、共用デバイスを用いたサービスの実施においては、所望の目的を果たせるデバイスが随時変化する中、その時々で目的を果たせるデバイスを特定することが求められる。
例えば、非特許文献1には、ネットワークに接続されたデバイスについて、ネットワークトポロジ上の近傍でその出力情報を解析して、デバイスの状態や性質を管理するモデルが開示されている。
非特許文献1に示されたモデルを用いることによって、例えば特定の人物が含まれるカメラ映像を発見することができる。また、非特許文献1に示されたモデルは、デバイス近傍のコンピュータで分散してデバイスの把握や管理を行うため、インターネットに存在する大量のデバイスを扱うスケール性能を有している。
非特許文献1に示されたモデルを用いることによって、例えば特定の人物が含まれるカメラ映像を発見することができる。また、非特許文献1に示されたモデルは、デバイス近傍のコンピュータで分散してデバイスの把握や管理を行うため、インターネットに存在する大量のデバイスを扱うスケール性能を有している。
T. Ikebe, H. Noguchi, N. Hoshikawa, "Distributed Live Data Search Architecture for Resource Discovery on Internet of Things," IEEE World Forum on Internet of Things, pp. 591-596, Dec.2016
図6は、上記従来技術に開示されたデバイス管理モデルの概要を示すブロック図である。
モデル60は、デバイス特定機能部62、複数のデバイス管理機能部64および複数のデバイス66を含んで構成されている。
それぞれのデバイス管理機能部64は、地域分散して設けられ、自身の近傍に位置するデバイス66の管理を担当する。
モデル60は、デバイス特定機能部62、複数のデバイス管理機能部64および複数のデバイス66を含んで構成されている。
それぞれのデバイス管理機能部64は、地域分散して設けられ、自身の近傍に位置するデバイス66の管理を担当する。
モデル60では、サービスに必要なデバイス66の特定を以下のような手順で行う。
まず、デバイス特定機能部62が、図示しないサービス提供者等からデバイス特定要求を受け付ける。デバイス特定要求を受け付けたデバイス特定機能部62は、地域分散する全てのデバイス管理機能部64に対してデバイス66の問い合わせを行う。
デバイス管理機能部64は、デバイス特定機能部62からの問い合わせを受けると、デバイス66の出力データ等からデバイス66の状態を把握し 、合致するデバイス66があればデバイス特定機能部62に応答する。
デバイス特定機能部62は、いずれかのデバイス管理機能部64から応答を受けると、デバイス特定要求を行ったサービス提供者等へそのデバイス66へのアクセス情報(IPアドレス等)を通知する。
まず、デバイス特定機能部62が、図示しないサービス提供者等からデバイス特定要求を受け付ける。デバイス特定要求を受け付けたデバイス特定機能部62は、地域分散する全てのデバイス管理機能部64に対してデバイス66の問い合わせを行う。
デバイス管理機能部64は、デバイス特定機能部62からの問い合わせを受けると、デバイス66の出力データ等からデバイス66の状態を把握し 、合致するデバイス66があればデバイス特定機能部62に応答する。
デバイス特定機能部62は、いずれかのデバイス管理機能部64から応答を受けると、デバイス特定要求を行ったサービス提供者等へそのデバイス66へのアクセス情報(IPアドレス等)を通知する。
ここで、インターネット上に存在するデバイス数は大量であり、地域分散して存在するデバイス管理機能部64の数も非常に多数である。また、サービス数も多数であり、常時多数のデバイス問い合わせが行われる。
したがって、全サービス要求に対して、その都度世界中の全てのデバイス管理機能部64へ問い合わせる手法は、デバイス特定機能部62のコンピュータ性能上の大きな負担となる。問い合わせ先のデバイス管理機能部64を限定するか、効率的に問い合わせることが必要と考えられるが、従来技術はその手法についての言及がない。
したがって、全サービス要求に対して、その都度世界中の全てのデバイス管理機能部64へ問い合わせる手法は、デバイス特定機能部62のコンピュータ性能上の大きな負担となる。問い合わせ先のデバイス管理機能部64を限定するか、効率的に問い合わせることが必要と考えられるが、従来技術はその手法についての言及がない。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、ネットワークに接続された多数のデバイスの中から、サービスの提供に必要なデータを供給可能なデバイスを効率的に特定することを目的とする。
上述の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、ネットワークに接続された複数のデバイスの中から、サービスの提供に用いる所定のデータを供給可能な前記デバイスを特定する分散デバイス管理システムであって、地理的に分散して配置され、その配置された地域に位置する前記デバイスの状態を管理する複数のデバイス管理機能部と、複数の前記デバイス管理機能部と接続され、前記サービスの要求を受け付けて前記デバイス管理機能部への問い合わせを行い、前記所定のデータを供給可能な前記デバイスを特定するデバイス特定機能部と、を備え、前記デバイス特定機能部は、過去に前記サービスの要求がされたデータの種類と、当該データを供給可能であった前記デバイスを配下に置く前記デバイス管理機能部の識別子とを含む応答ログを記録するデバイス問い合わせキャッシュを有しており、前記所定のデータが前記応答ログに含まれる前記データの種類と一致する場合には、前記応答ログで前記所定のデータと対応づけられた前記デバイス管理機能部に前記問い合わせを行う、ことを特徴とする分散デバイス管理システムとした。
また、請求項5に記載の発明は、ネットワークに接続された複数のデバイスの中から、サービスの提供に用いる所定のデータを供給可能な前記デバイスを特定する分散デバイス管理方法であって、地理的に分散して配置され、その配置された地域に位置する前記デバイスの状態を管理する複数のデバイス管理機能部と、複数の前記デバイス管理機能部と接続され、前記サービスの要求を受け付けて前記デバイス管理機能部への問い合わせを行い、前記所定のデータを供給可能な前記デバイスを特定するデバイス特定機能部と、が設けられており、前記デバイス特定機能部において、過去に前記サービスの要求がされたデータの種類と、当該データを供給可能であった前記デバイスを配下に置く前記デバイス管理機能部の識別子とを含む応答ログをデバイス問い合わせキャッシュに記録する記録工程と、前記所定のデータが前記応答ログに含まれる前記データの種類と一致する場合に、前記応答ログで前記所定のデータと対応づけられた前記デバイス管理機能部に前記問い合わせを行う問い合わせ工程と、を行う、ことを特徴とする分散デバイス管理方法とした。
このようにすることで、多数のデバイスの中から、サービスの提供に用いる所定のデータを供給可能なデバイスを特定する際に、過去の問い合わせ履歴を参考に問い合わせ先のデバイス管理機能部を絞り込むことができ、全てのデバイス管理機能部に一斉に問い合わせを行う場合と比較してデバイス特定機能部の処理負荷を軽減することができる。
請求項2に記載の発明は、前記デバイス管理機能部は、自身の配置地域と隣接した地域に位置する他のデバイス管理機能部を記録した隣接管理機能部情報を有し、前記デバイス特定機能部から前記問い合わせがあった際に自身の配下に前記所定のデータを供給可能な前記デバイスがない場合には、前記隣接管理機能部情報に記録された前記他のデバイス管理機能部に前記問い合わせを転送する、ことを特徴とする請求項1に記載の分散デバイス管理システムとした。
また、請求項6に記載の発明は、前記デバイス管理機能部が前記問い合わせを受けた際に、自身の配下に前記所定のデータを供給可能な前記デバイスがない場合、自身の配置地域と隣接した地域に位置する他のデバイス管理機能部に前記問い合わせを転送する拡大問い合わせ工程を更に含む、ことを特徴とする請求項5に記載の分散デバイス管理方法とした。
このようにすることで、問い合わせ先としたデバイス管理機能部の配下に目的のデバイスがない場合でも、効率的に問い合わせを拡張することができる。特に、デバイスやデータの対象物が移動する場合、物理的に近接する他のデバイス管理機能部から順に問い合わせを行うことにより、目的のデバイスを特定するまでの所要時間を低減することができる。
請求項3に記載の発明は、前記デバイス管理機能部が、前記問い合わせがあった際に自身の接続先に前記所定のデータを供給可能な前記デバイスがある場合には、当該デバイスのアクセス情報を含む応答を前記デバイス特定機能部に送信し、前記デバイス特定機能部が、前記デバイス管理機能部から前記応答を受けるごとに、前記データの種類と前記応答を行った前記デバイス管理機能部の識別子を新規応答ログとして前記デバイス問い合わせキャッシュに記録するとともに、前記応答からの経過時間が長い順に前記デバイス問い合わせキャッシュから前記応答ログを削除する、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の分散デバイス管理システムとした。
また、請求項7に記載の発明は、前記デバイス管理機能部において、前記問い合わせがあった際に自身の接続先に前記所定のデータを供給可能な前記デバイスがある場合には、当該デバイスのアクセス情報を含む応答を前記デバイス特定機能部に送信する応答工程を更に含み、前記記録工程では、前記デバイス管理機能部から前記応答を受けるごとに、前記データの種類と前記応答を行った前記デバイス管理機能部の識別子を新規応答ログとして前記デバイス問い合わせキャッシュに記録するとともに、前記応答からの経過時間が長い順に前記デバイス問い合わせキャッシュから前記応答ログを削除する、ことを特徴とする請求項5または請求項6に記載の分散デバイス管理方法とした。
このようにすることで、時間の経過とともに有効性が低くなった応答ログをデバイス問い合わせキャッシュから削除することができ、より効率的に目的のデバイスを特定することができる。
請求項4に記載の発明は、前記デバイス特定機能部が、前記所定のデータが前記デバイス問い合わせキャッシュに含まれる前記データの種類と一致しない場合には、過去の問い合わせに対する応答数が多い前記デバイス管理機能部から順に前記問い合わせを行う、ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の分散デバイス管理システムとした。
また、請求項8に記載の発明は、前記問い合わせ工程では、前記所定のデータが前記デバイス問い合わせキャッシュに含まれる前記データの種類と一致しない場合には、過去の問い合わせに対する応答数が多い前記デバイス管理機能部から順に前記問い合わせを行う、ことを特徴とする請求項5から請求項7のいずれか1項に記載の分散デバイス管理方法とした。
このようにすることで、目的のデバイスを配下に置く可能性が高いデバイス管理機能部を絞り込むことができ、より短時間で目的のデバイスを特定することができる。
本発明によれば、ネットワークに接続された多数のデバイスの中から、サービスの提供に必要なデータを供給可能なデバイスを効率的に特定することができる。
以下に添付図面を参照して、本発明にかかる分散デバイス管理システムおよび分散デバイス管理方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。
図1は、実施の形態にかかる分散デバイス管理システム10の構成を示すブロック図である。
分散デバイス管理システム10は、ネットワークに接続された複数のデバイス16の中から、サービスの提供に用いる所定のデータ(以下「要求データ」という)を供給可能なデバイス16を特定するために設けられている。
分散デバイス管理システム10は、図6に示すモデル60と同様に、デバイス特定機能部12、複数のデバイス管理機能部14(14A〜14C)および複数のデバイス16を含んで構成されている。
デバイス16は、例えばカメラやスピーカー、マイク、ディスプレイなどの機器類である。
分散デバイス管理システム10は、ネットワークに接続された複数のデバイス16の中から、サービスの提供に用いる所定のデータ(以下「要求データ」という)を供給可能なデバイス16を特定するために設けられている。
分散デバイス管理システム10は、図6に示すモデル60と同様に、デバイス特定機能部12、複数のデバイス管理機能部14(14A〜14C)および複数のデバイス16を含んで構成されている。
デバイス16は、例えばカメラやスピーカー、マイク、ディスプレイなどの機器類である。
デバイス管理機能部14は、それぞれ地理的に分散して配置され、その配置された地域に位置するデバイスの状態を管理する。
デバイスの状態を管理するとは、例えば配下にあるデバイス16の出力データ等を取得し、当該デバイス16で供給可能なデータの内容を把握することを指す。例えばデバイス16が固定設置されたカメラであれば、カメラ内に映る人物の氏名、車両のナンバー、カメラ周辺で発生している事象(例えば降雪や地震など)などを特定する。また、例えばデバイス16が移動可能なカメラ(車両に取り付けられたカメラやスマートフォンのカメラなど)であれば、固定設置カメラと同様の内容に加え、カメラの現在位置を特定する。
また、デバイス16が移動可能である場合には、その移動に伴って異なるデバイス管理機能部14がその状態を管理することになる。
デバイスの状態を管理するとは、例えば配下にあるデバイス16の出力データ等を取得し、当該デバイス16で供給可能なデータの内容を把握することを指す。例えばデバイス16が固定設置されたカメラであれば、カメラ内に映る人物の氏名、車両のナンバー、カメラ周辺で発生している事象(例えば降雪や地震など)などを特定する。また、例えばデバイス16が移動可能なカメラ(車両に取り付けられたカメラやスマートフォンのカメラなど)であれば、固定設置カメラと同様の内容に加え、カメラの現在位置を特定する。
また、デバイス16が移動可能である場合には、その移動に伴って異なるデバイス管理機能部14がその状態を管理することになる。
それぞれのデバイス管理機能部14は、自身の配置地域と隣接した地域に位置する他のデバイス管理機能部14を記録した隣接管理機能部テーブルDB2を有している。
図2は、隣接管理機能部テーブルDB2(隣接管理機能部情報)の一例を示す表である。
例えば、図1において、デバイス管理機能部14A、デバイス管理機能部14Bおよびデバイス管理機能部14Cは互いに隣接した地域に位置しているものとする。この場合、例えばデバイス管理機能部14Aが保持する隣接管理機能部テーブルDB2には、図2に示すようにデバイス管理機能部14Bおよびデバイス管理機能部14Cの情報、具体的には、各デバイス管理機能部14Bの名称であるデバイス管理機能部名(識別子)200およびIPアドレス202が記録される。
例えば、図1において、デバイス管理機能部14A、デバイス管理機能部14Bおよびデバイス管理機能部14Cは互いに隣接した地域に位置しているものとする。この場合、例えばデバイス管理機能部14Aが保持する隣接管理機能部テーブルDB2には、図2に示すようにデバイス管理機能部14Bおよびデバイス管理機能部14Cの情報、具体的には、各デバイス管理機能部14Bの名称であるデバイス管理機能部名(識別子)200およびIPアドレス202が記録される。
図1の説明に戻り、デバイス特定機能部12は、分散デバイス管理システム10内の複数のデバイス管理機能部14と接続され、サービスの要求(例えばサービス提供者20からの要求)を受け付けてデバイス管理機能部14への問い合わせを行い、要求データを供給可能なデバイス16を特定する。
デバイス特定機能部12からデバイス管理機能部14への問い合わせの内容には、例えばカメラやスピーカーといったデバイスの種別および要求データの内容(例えば特定人物の映像)などが含まれる。
デバイス特定機能部12からデバイス管理機能部14への問い合わせの内容には、例えばカメラやスピーカーといったデバイスの種別および要求データの内容(例えば特定人物の映像)などが含まれる。
また、デバイス特定機能部12は、過去にサービスの要求がされたデータの種類と、当該データを供給可能であったデバイス16を配下に置くデバイス管理機能部14(問い合わせに対する応答を行ったデバイス管理機能部14)の識別子とを含む応答ログを記録するデバイス問い合わせキャッシュDB1を有している。
図3は、デバイス問い合わせキャッシュDB1の一例を示す表である。
デバイス問い合わせキャッシュDB1は、要求データ種類300、応答デバイス管理機能部名302、IPアドレス304、登録時間306を記録している。なお、これらの情報が応答ログに対応する。
デバイス問い合わせキャッシュDB1は、要求データ種類300、応答デバイス管理機能部名302、IPアドレス304、登録時間306を記録している。なお、これらの情報が応答ログに対応する。
要求データ種類300には、過去にサービスの要求がされたデータ(デバイス問い合わせを受けたデータ)の種類(内容)が記録される。図3の例では、過去に要求されたデータの種類として、特定の人物(N氏)のリアルタイム映像や特定の車両(ナンバーXXXXの自動車)のリアルタイム映像が挙げられている。
応答デバイス管理機能部名302には、過去に要求データ種類300に挙げられたデータに関する問い合わせを行った際に、その問い合わせ結果として応答を返したデバイス管理機能部14の名称(識別子)、すなわち要求データを提供可能なデバイス16を配下に置くデバイス管理機能部14の名称(応答デバイス管理機能部名)が記録される。図3の例では、N氏のリアルタイム映像についてはデバイス管理機能部Aが、ナンバーXXXXの自動車のリアルタイム映像についてはデバイス管理機能部Bが、それぞれ応答を行ったと記録される。
応答デバイス管理機能部名302には、過去に要求データ種類300に挙げられたデータに関する問い合わせを行った際に、その問い合わせ結果として応答を返したデバイス管理機能部14の名称(識別子)、すなわち要求データを提供可能なデバイス16を配下に置くデバイス管理機能部14の名称(応答デバイス管理機能部名)が記録される。図3の例では、N氏のリアルタイム映像についてはデバイス管理機能部Aが、ナンバーXXXXの自動車のリアルタイム映像についてはデバイス管理機能部Bが、それぞれ応答を行ったと記録される。
IPアドレス304には、応答デバイス管理機能部名302に名称が挙げられたデバイス管理機能部14のIPアドレスが記録される。
登録時間306は、当該応答ログがデバイス問い合わせキャッシュDB1に登録された時刻を示す。登録時間306は、デバイス管理機能部14からの応答をデバイス特定機能部12が受信した時刻とほぼ同じとなる。
登録時間306は、当該応答ログがデバイス問い合わせキャッシュDB1に登録された時刻を示す。登録時間306は、デバイス管理機能部14からの応答をデバイス特定機能部12が受信した時刻とほぼ同じとなる。
背景技術で述べたように、要求データを供給可能なデバイス16が変化する契機は、サービス対象者(見守りサービスにおける見守り対象者など)またはデバイス16の移動である場合が多い。また、これらが移動する場合、隣接する地理上(地理上の所定領域:地域)を連続的に推移することがほとんどである。このため、過去の同様の問い合わせに対して応答を返したデバイス管理機能部14、またはその周囲に存在する他のデバイス管理機能部14は、過去合致したデバイス16を現在も管理している可能性が高い。つまり、過去に実績がある問い合わせについては、その際に応答したデバイス管理機能部14へ問い合わせることが有効であると考えられる。
そこで本実施の形態では、過去の問い合わせ結果の履歴であるデバイス問い合わせキャッシュDB1を設け、この中から次回以降に初期問い合わせ先とするデバイス管理機能部14を選択することにより、効率的に目的のデバイス16を探索できるようにする。
そこで本実施の形態では、過去の問い合わせ結果の履歴であるデバイス問い合わせキャッシュDB1を設け、この中から次回以降に初期問い合わせ先とするデバイス管理機能部14を選択することにより、効率的に目的のデバイス16を探索できるようにする。
なお、デバイス問い合わせキャッシュDB1は一時的な問い合わせ履歴である。よって、デバイス問い合わせキャッシュDB1に記録される応答ログの数は、コンピュータ性能、データ走査時間を考慮して適切なサイズに設計されるべきである。
例えば移動する可能性がある事物を要求データとしている場合、応答ログのヒット率は時間経過に伴って下がることが予想される。したがって、最新の問い合わせ結果ほど有用であることから、応答ログの追い出し論理として、古い問い合わせから順に追い出すものとする。
また、同一の問い合わせ内容(上記要求データ種類300が同一の応答ログ)が複数ある場合は、例えば最新の結果1件のみを保存する。
すなわち、デバイス特定機能部12は、デバイス管理機能部14から応答を受けるごとに、データの種類と応答を行ったデバイス管理機能部14の識別子を新規応答ログとしてデバイス問い合わせキャッシュに記録するとともに、応答からの経過時間が長い順にデバイス問い合わせキャッシュから応答ログを削除する。
例えば移動する可能性がある事物を要求データとしている場合、応答ログのヒット率は時間経過に伴って下がることが予想される。したがって、最新の問い合わせ結果ほど有用であることから、応答ログの追い出し論理として、古い問い合わせから順に追い出すものとする。
また、同一の問い合わせ内容(上記要求データ種類300が同一の応答ログ)が複数ある場合は、例えば最新の結果1件のみを保存する。
すなわち、デバイス特定機能部12は、デバイス管理機能部14から応答を受けるごとに、データの種類と応答を行ったデバイス管理機能部14の識別子を新規応答ログとしてデバイス問い合わせキャッシュに記録するとともに、応答からの経過時間が長い順にデバイス問い合わせキャッシュから応答ログを削除する。
また、問い合わせ要求の再現性について検討すると、有名人のリアルタイム映像のようなデータは比較的再現性が高いが、自身の家族のリアルタイム映像のようなデータは個人性が高く、再現性が低い。よって、後者のデータについては、応答ログが存在しないケースが多数であることが予想される。
本実施の形態では、応答ログが存在しない問い合わせに対しては、デバイス問い合わせキャッシュDB1に記録された応答ログの送信元となっているデバイス管理機能部14のうち、応答数が多いものから順に問い合わせを行うようにする。これは、多くの問い合わせに対して応答したデバイス管理機能部14は、例えば都市の駅前など人口密集地域に位置している可能性が高く、他の問い合わせにも合致する可能性が高いと考えられるためである。
すなわち、デバイス特定機能部12は、今回の問い合わせの要求データがデバイス問い合わせキャッシュDB1内の応答ログに含まれるデータの種類と一致しない場合には、過去の問い合わせに対する応答数が多いデバイス管理機能部14から順に問い合わせを行う。
本実施の形態では、応答ログが存在しない問い合わせに対しては、デバイス問い合わせキャッシュDB1に記録された応答ログの送信元となっているデバイス管理機能部14のうち、応答数が多いものから順に問い合わせを行うようにする。これは、多くの問い合わせに対して応答したデバイス管理機能部14は、例えば都市の駅前など人口密集地域に位置している可能性が高く、他の問い合わせにも合致する可能性が高いと考えられるためである。
すなわち、デバイス特定機能部12は、今回の問い合わせの要求データがデバイス問い合わせキャッシュDB1内の応答ログに含まれるデータの種類と一致しない場合には、過去の問い合わせに対する応答数が多いデバイス管理機能部14から順に問い合わせを行う。
図4および図5を用いて、分散デバイス管理システム10におけるデバイス16の特定フローについて説明する。
なお、図4には4つのデバイス管理機能部14A〜14Dを図示している。
なお、図4には4つのデバイス管理機能部14A〜14Dを図示している。
デバイス特定機能部12は、サービス提供者20(図1参照)等から要求データを供給可能なデバイス16の特定要求を受信すると(図5のステップS510、図4の矢印[1])、要求データが同一の応答ログがデバイス問い合わせキャッシュDB1に記録されているか検索する(図5のステップS511、図4の矢印[2])。
そして、デバイス特定機能部12は、デバイス問い合わせキャッシュDB1に該当する応答ログが存在した場合には(図5のステップS512:Yes)、応答ログに記載の過去応答したデバイス管理機能部14のIPアドレスを抽出し(図5のステップS513、図4の矢印[3])、当該デバイス管理機能部14に問い合わせを送信する(問い合わせ工程:図5のステップS515、図4の矢印[4])。
一方、デバイス問い合わせキャッシュDB1に該当する応答ログが存在しない場合には(図5のステップS512:No)、デバイス特定機能部12は、デバイス問い合わせキャッシュDB1内の過去の問い合わせに対する応答数が多いデバイス管理機能部14のIPアドレスを抽出し(図5のステップS514)、当該デバイス管理機能部14に問い合わせを送信する(問い合わせ工程:図5のステップS515)。
デバイス特定機能部12からの問い合わせを受けたデバイス管理機能部14は、自身の配下(管理下)に要求データを供給可能なデバイス16があるかを確認する(図5のステップS520、図4の矢印[5])。要求データを供給可能なデバイス16が配下にある場合(図5のステップS521:Yes)、そのデバイス管理機能部14は、当該デバイス16のアクセス情報(例えばIPアドレス)を含む応答をデバイス特定機能部12に送信する(応答工程:図5のステップS522)。
一方、要求データを供給可能なデバイス16が配下にない場合(図5のステップS521:No)、デバイス管理機能部14は、自身が有する隣接管理機能部テーブルDB2から他のデバイス管理機能部14(隣接デバイス管理機能部)のIPアドレスを読み出し(図4の矢印[6])、他のデバイス管理機能部14に問い合わせを転送する(拡大問い合わせ工程:図5のステップS523、図4の矢印[7])。
例えば、デバイス管理機能部14Aに対してデバイス特定機能部12から問い合わせがあったが、デバイス管理機能部14Aの配下に要求データを供給可能なデバイス16がないものとする。この場合、デバイス管理機能部14Aは、隣接管理機能部テーブルDB2に記録されているデバイス管理機能部14Bおよびデバイス管理機能部14Cに対して、要求データを供給可能なデバイス16があるかの拡大問い合わせを行う。
例えば、デバイス管理機能部14Aに対してデバイス特定機能部12から問い合わせがあったが、デバイス管理機能部14Aの配下に要求データを供給可能なデバイス16がないものとする。この場合、デバイス管理機能部14Aは、隣接管理機能部テーブルDB2に記録されているデバイス管理機能部14Bおよびデバイス管理機能部14Cに対して、要求データを供給可能なデバイス16があるかの拡大問い合わせを行う。
デバイス管理機能部14から拡大問い合わせを受けた他のデバイス管理機能部14は、まず、デバイス特定機能部12に対してデバイス特定完了確認を行う(図5のステップS530)。
デバイス特定完了確認とは、拡大問い合わせを受けた要求データを提供可能なデバイス16が既に特定されていないか(問い合わせが完了していないか)を確認するものである。なお、図面が粉雑になるのを避けるため、図4および図5では他のデバイス管理機能部14からデバイス特定機能部12への矢印は省略している。
デバイス特定完了確認とは、拡大問い合わせを受けた要求データを提供可能なデバイス16が既に特定されていないか(問い合わせが完了していないか)を確認するものである。なお、図面が粉雑になるのを避けるため、図4および図5では他のデバイス管理機能部14からデバイス特定機能部12への矢印は省略している。
本実施の形態では、探索範囲の拡大とともに、複数のデバイス管理機能部14が並行して管理下のデバイス16の状態確認を行うこととなる。したがって、あるデバイス管理機能部14が目的のデバイスを発見したとしても、他のデバイス管理機能部14にそれを伝達できなければ、永遠に探索範囲を広げて無駄な計算処理を発生させてしまう。
拡大問い合わせを受けた他のデバイス管理機能部14が、配下のデバイスの状態を確認する前にデバイス特定完了確認を行うことによって、不要な計算処理の実行を防止することができる。
拡大問い合わせを受けた他のデバイス管理機能部14が、配下のデバイスの状態を確認する前にデバイス特定完了確認を行うことによって、不要な計算処理の実行を防止することができる。
拡大問い合わせを受けた要求データについて、問い合わせが既に完了している場合(ステップS531:Yes)、他のデバイス管理機能部14は、配下のデバイスの状態を確認せずに処理を終了する。
一方、問い合わせが完了していない場合(ステップS531:No)、他のデバイス管理機能部14は、自身の配下に要求データを供給可能なデバイス16があるかを確認する(図5のステップS532)。要求データを供給可能なデバイス16が配下にある場合は(図5のステップS533:Yes)、他のデバイス管理機能部14は、当該デバイス16のアクセス情報(例えばIPアドレス)を含む応答をデバイス特定機能部12に送信する(応答工程:図5のステップS534)。
一方、要求データを供給可能なデバイス16が配下にない場合(図5のステップS533:No)、他のデバイス管理機能部14は、自身が有する隣接管理機能部テーブルDB2に記録された更に他のデバイス管理機能部14(隣接デバイス管理機能部)に拡大問い合わせを行う(図5のステップS535、図4の矢印[8])。
以降は、更に他のデバイス管理機能部14において上記ステップS530〜S535の処理を行う。
一方、問い合わせが完了していない場合(ステップS531:No)、他のデバイス管理機能部14は、自身の配下に要求データを供給可能なデバイス16があるかを確認する(図5のステップS532)。要求データを供給可能なデバイス16が配下にある場合は(図5のステップS533:Yes)、他のデバイス管理機能部14は、当該デバイス16のアクセス情報(例えばIPアドレス)を含む応答をデバイス特定機能部12に送信する(応答工程:図5のステップS534)。
一方、要求データを供給可能なデバイス16が配下にない場合(図5のステップS533:No)、他のデバイス管理機能部14は、自身が有する隣接管理機能部テーブルDB2に記録された更に他のデバイス管理機能部14(隣接デバイス管理機能部)に拡大問い合わせを行う(図5のステップS535、図4の矢印[8])。
以降は、更に他のデバイス管理機能部14において上記ステップS530〜S535の処理を行う。
デバイス特定機能部12は、いずれかのデバイス管理機能部14から応答を受けると、図5のステップS510でデバイス16の特定要求を送信してきた要求元へと、要求データを供給可能なデバイス16のアクセス情報を送信する(図5のステップS516)。
そして、デバイス特定機能部12は、今回の問い合わせ内容、応答したデバイス管理機能部14の情報および現在時刻(応答を受けた時刻)を含む応答ログをデバイス問い合わせキャッシュDB1に記録し、デバイス問い合わせキャッシュDB1を更新する(記録工程:図5のステップS517)。
そして、デバイス特定機能部12は、今回の問い合わせ内容、応答したデバイス管理機能部14の情報および現在時刻(応答を受けた時刻)を含む応答ログをデバイス問い合わせキャッシュDB1に記録し、デバイス問い合わせキャッシュDB1を更新する(記録工程:図5のステップS517)。
以上説明したように、実施の形態にかかる分散デバイス管理システム10によれば、多数のデバイス16の中から、サービスの提供に用いる要求データを供給可能なデバイス16を特定する際に、過去の問い合わせ履歴を参考に問い合わせ先のデバイス管理機能部14を絞り込むことができ、全てのデバイス管理機能部14に一斉に問い合わせを行う場合と比較してデバイス特定機能部12の処理負荷を軽減することができる。
例えばデバイス特定機能部12をコンピュータで実現する場合、デバイス検索処理に使用するコンピュータ数を削減することが可能となる。
例えばデバイス特定機能部12をコンピュータで実現する場合、デバイス検索処理に使用するコンピュータ数を削減することが可能となる。
また、特別なハードウェアを用いることなく実装が可能であり、様々なシステム構成に適用可能である。例えば、デバイス特定機能部12とデバイス問い合わせキャッシュDB1とを、一つの筺体の装置(デバイス特定装置)として実現してもよいし、それぞれを別筺体の装置として実現してもよい。また、デバイス管理機能部14を、一つの筺体の装置(デバイス管理装置)として実現してもよいし、ネットワーク内の装置(例えばゲートウェイ)にこのデバイス管理機能部14を備えるようにしてもよい。
10 分散デバイス管理システム
12 デバイス特定機能部
14(14A〜14D) デバイス管理機能部
16 デバイス
20 サービス提供者
1 デバイス問い合わせキャッシュDB
2 隣接管理機能部テーブルDB(隣接管理機能部情報)
12 デバイス特定機能部
14(14A〜14D) デバイス管理機能部
16 デバイス
20 サービス提供者
1 デバイス問い合わせキャッシュDB
2 隣接管理機能部テーブルDB(隣接管理機能部情報)
Claims (8)
- ネットワークに接続された複数のデバイスの中から、サービスの提供に用いる所定のデータを供給可能な前記デバイスを特定する分散デバイス管理システムであって、
地理的に分散して配置され、その配置された地域に位置する前記デバイスの状態を管理する複数のデバイス管理機能部と、
複数の前記デバイス管理機能部と接続され、前記サービスの要求を受け付けて前記デバイス管理機能部への問い合わせを行い、前記所定のデータを供給可能な前記デバイスを特定するデバイス特定機能部と、を備え、
前記デバイス特定機能部は、過去に前記サービスの要求がされたデータの種類と、当該データを供給可能であった前記デバイスを配下に置く前記デバイス管理機能部の識別子とを含む応答ログを記録するデバイス問い合わせキャッシュを有しており、前記所定のデータが前記応答ログに含まれる前記データの種類と一致する場合には、前記応答ログで前記所定のデータと対応づけられた前記デバイス管理機能部に前記問い合わせを行う、
ことを特徴とする分散デバイス管理システム。 - 前記デバイス管理機能部は、自身の配置地域と隣接した地域に位置する他のデバイス管理機能部を記録した隣接管理機能部情報を有し、前記デバイス特定機能部から前記問い合わせがあった際に自身の配下に前記所定のデータを供給可能な前記デバイスがない場合には、前記隣接管理機能部情報に記録された前記他のデバイス管理機能部に前記問い合わせを転送する、
ことを特徴とする請求項1に記載の分散デバイス管理システム。 - 前記デバイス管理機能部は、前記問い合わせがあった際に自身の接続先に前記所定のデータを供給可能な前記デバイスがある場合には、当該デバイスのアクセス情報を含む応答を前記デバイス特定機能部に送信し、
前記デバイス特定機能部は、前記デバイス管理機能部から前記応答を受けるごとに、前記データの種類と前記応答を行った前記デバイス管理機能部の識別子を新規応答ログとして前記デバイス問い合わせキャッシュに記録するとともに、前記応答からの経過時間が長い順に前記デバイス問い合わせキャッシュから前記応答ログを削除する、
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の分散デバイス管理システム。 - 前記デバイス特定機能部は、前記所定のデータが前記デバイス問い合わせキャッシュに含まれる前記データの種類と一致しない場合には、過去の問い合わせに対する応答数が多い前記デバイス管理機能部から順に前記問い合わせを行う、
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の分散デバイス管理システム。 - ネットワークに接続された複数のデバイスの中から、サービスの提供に用いる所定のデータを供給可能な前記デバイスを特定する分散デバイス管理方法であって、
地理的に分散して配置され、その配置された地域に位置する前記デバイスの状態を管理する複数のデバイス管理機能部と、
複数の前記デバイス管理機能部と接続され、前記サービスの要求を受け付けて前記デバイス管理機能部への問い合わせを行い、前記所定のデータを供給可能な前記デバイスを特定するデバイス特定機能部と、が設けられており、
前記デバイス特定機能部において、
過去に前記サービスの要求がされたデータの種類と、当該データを供給可能であった前記デバイスを配下に置く前記デバイス管理機能部の識別子とを含む応答ログをデバイス問い合わせキャッシュに記録する記録工程と、
前記所定のデータが前記応答ログに含まれる前記データの種類と一致する場合に、前記応答ログで前記所定のデータと対応づけられた前記デバイス管理機能部に前記問い合わせを行う問い合わせ工程と、を行う、
ことを特徴とする分散デバイス管理方法。 - 前記デバイス管理機能部が前記問い合わせを受けた際に、自身の配下に前記所定のデータを供給可能な前記デバイスがない場合、自身の配置地域と隣接した地域に位置する他のデバイス管理機能部に前記問い合わせを転送する拡大問い合わせ工程を更に含む、
ことを特徴とする請求項5に記載の分散デバイス管理方法。 - 前記デバイス管理機能部において、前記問い合わせがあった際に自身の接続先に前記所定のデータを供給可能な前記デバイスがある場合には、当該デバイスのアクセス情報を含む応答を前記デバイス特定機能部に送信する応答工程を更に含み、
前記記録工程では、前記デバイス管理機能部から前記応答を受けるごとに、前記データの種類と前記応答を行った前記デバイス管理機能部の識別子を新規応答ログとして前記デバイス問い合わせキャッシュに記録するとともに、前記応答からの経過時間が長い順に前記デバイス問い合わせキャッシュから前記応答ログを削除する、
ことを特徴とする請求項5または請求項6に記載の分散デバイス管理方法。 - 前記問い合わせ工程では、前記所定のデータが前記デバイス問い合わせキャッシュに含まれる前記データの種類と一致しない場合には、過去の問い合わせに対する応答数が多い前記デバイス管理機能部から順に前記問い合わせを行う、
ことを特徴とする請求項5から請求項7のいずれか1項に記載の分散デバイス管理方法。
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