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JP6754016B1 - 解除および再中断時における非アクティブパラメータの処理 - Google Patents

解除および再中断時における非アクティブパラメータの処理 Download PDF

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Abstract

UEからの再開要求に応答して、UEの再中断時における格納されたユーザ機器(UE)コンテキスト情報を更新する、システムおよび方法が本明細書に開示される。いくつかの実施形態では、UEにおける方法は、無線リソース制御(RRC)再開要求メッセージを送信することと、RRC再開要求メッセージに応答して、中断の指示を含むRRC接続解除メッセージを受信することとを含む。方法は、中断の指示を含むRRC接続解除メッセージの受信に応答して、UEの格納されたアクセス層(AS)コンテキストにおける情報を新しい情報と交換することを更に含む。【選択図】図WT1

Description

関連出願
本出願は、2018年4月16日付けの仮特許出願第62/657,974号の利益を主張し、その開示の全体を参照により本明細書に援用する。
本開示は、無線通信システムにおける接続再開/中断に関する。
ロングタームエボリューション(LTE)において、リリース13aメカニズムが、ユーザ機器(UE)をネットワークによって中断するために導入された。この中断状態はRRC_IDLEに類似している。しかしながら、RRC_IDLE状態とは異なり、UEは、アクセス層(AS)コンテキストまたは無線リソース制御(RRC)コンテキストを格納する。これによって、以前のリリースの場合のように、RRC接続を最初から確立する代わりに、RRC接続を再開することによって、UEが再びアクティブになっているときのシグナリングを低減することが可能になる。シグナリングの低減は、レイテンシの低減(例えば、スマートフォンがインターネットにアクセスする場合)など、いくつかの利益を有することがあり、ならびに/あるいは、シグナリングの低減は、マシンタイプデバイスがほとんどデータを送出しない場合にバッテリ消費が低減されることに結びつく。
リリース13の解決策は、UEがRRCConnectionResumeRequestメッセージをネットワークに対して送出し、応答してRRCConnectionResumeメッセージをネットワークから受信することに基づく。RRCConnectionResumeメッセージは、暗号化されないが、整合性が保護される。
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)の第5世代(5G)新無線(NR)における標準作業の一部として、NRは、LTEリリース13の中断状態と同様の性質を有する、RRC_INACTIVE状態に対応しているべきであると判断されている。RRC_INACTIVEは、別個のRRC状態であり、LTEのようにRRC_IDLEの一部ではないという点で、中断状態とはわずかに異なる性質を有する。それに加えて、コアネットワーク(CN)/無線アクセスネットワーク(RAN)接続(次世代(NG)またはN2インターフェース)は、LTEでは中断されるが、RRC_INACTIVEに対して保持される。
図1は、NRにおける可能なUE状態遷移を示している。図1に示される状態の性質は次の通りである。
RRC_IDLE:
−UE固有間欠受信(DRX)は上位レイヤによって構成されてもよい。
−UEは、ネットワーク構成に基づいてモビリティを制御した。
−UEは、
−5Gシステムアーキテクチャエボリューション(SAE)一時的移動体加入者識別子(TMSI)(5G−S−TMSI)を使用して、CNページングのページングチャネルを監視し、
−隣接セル測定およびセル(再)選択を実施し、
−システム情報を獲得する。
RRC_INACTIVE:
−UE固有DRXは、上位レイヤまたはRRCレイヤによって構成されてもよい。
−UEは、ネットワーク構成に基づいてモビリティを制御した。
−UEはASコンテキストを格納する。
−UEは、
−5G−S−TMSIを使用してCNページングの、また非アクティブ無線ネットワーク一時識別子(I−RNTI)を使用してRANページングのページングチャネルを監視し、
隣接セル測定およびセル(再)選択を実施し、
−RANベースの通知領域の更新を周期的に、またRANベースの通知領域外に移動したときに実施し、
−システム情報を獲得する。
RRC_CONNECTED:
−UEはASコンテキストを格納する。
−ユニキャストデータをUEとの間で転送する。
−下位レイヤでは、UEはUE固有DRXを用いて構成されてもよい。
−キャリアアグリゲーション(CA)に対応しているUEの場合、帯域幅の増加に対して、スペシャルセル(SpCell)とアグリゲートされた1つまたは複数のセカンダリセル(SCell)を使用。
−デュアルコネクティビティ(DC)に対応しているUEの場合、帯域幅の増加に対して、マスターセルグループ(MCG)とアグリゲートされた1つのセカンダリセルグループ(SCG)を使用。
−ネットワーク制御されたモビリティ、即ちNR内の、ならびにエボルブドユニバーサル移動通信サービス(UMTS)地上RAN(E−UTRAN)との間のハンドオーバー。
−UEは、
−ページングチャネルを監視し、
−共有データチャネルと関連付けられた制御チャネルを、データがその制御チャネルに関してスケジューリングされているかを決定するために監視し、
−チャネル品質およびフィードバック情報を提供し、
−隣接セル測定および測定報告を実施し、
−システム情報を獲得する。
LTEでは、RRC_CONNECTED UEは、中断インジケータを含むRRCConnectionReleaseメッセージを受信することによって中断することができる。そのメッセージを受信すると、UEは一部のパラメータを格納し、他は消去する。UEを中断しているソースノードによって提供される、これらの格納されたパラメータの一部は、UEが接続を再開しようと試行するとき、UEによって使用される。
より詳細には、中断されるという指示を受信すると、UEは、RRC_CONNECTEDで使用されるRRC構成を含むASコンテキストと、UEがRRC_CONNECTEDのときにUEが接続されていた最後のソースのプライマリセル(PCell)と関連付けられた以下のパラメータとを格納する。
−RRC_CONNECTEDにおける最後のPCellのセル無線ネットワーク一時識別子(C−RNTI)、
−RRC_CONNECTEDにおける最後のPCellのセル識別情報(公衆地上移動体ネットワーク(PLMN)内のセルを特定する28ビット値)、
−RRC_CONNECTEDにおける最後のPCellの物理セル識別情報(PCI)。
RRCConnectionReleaseメッセージの受信に応答して、LTE規格にしたがってUEがどのように挙動するかに関する更なる詳細は、付表Aに見出される。
中断構成のRRC_IDLE UEが再開したいとき(即ち、LTEにおける)、UEがRRC_CONNECTEDのときにUEが接続されていた最後のPCellと関連付けられる格納されたパラメータ(C−RNTI、セル識別情報、およびPCI)は、RRC再開手順で、UE ASコンテキストをホストするソースノードによってUEを認識することができるように、短い整合性のためのメッセージ認証コード(MAC−I)セキュリティトークンを計算するのに使用される。これにより、ソースノードがターゲットノードからコンテキストフェッチ要求を受領することができる。この手順に関する更なる詳細は付表Bに見出すことができる。
現在、特定の課題が存在している。LTE RRCとは異なるNR RRCでは、ネットワークは、UEにRRC_INACTIVE状態に戻るように即時に命令する、中断メッセージ(または等価の、中断の指示もしくは構成を含む解除メッセージなど)を含むUEからのResumeRequestに応答してもよい。LTEは、中断メッセージ(例えば、中断指示を含む解除メッセージ)をUEに直接送出して、図2に示される例のように、接続を再開しようとすることは許可しない。それよりもむしろ、この特徴はNRにおける新規のものである。
NR RRCでは、ネットワークは、あるいは、UEにRRC_IDLE状態に戻るように即時に命令する、解除メッセージ(即ち、中断指示を含まない)を含むUEからのResumeRequestに応答してもよい。このメッセージは暗号化される。LTEは、解除メッセージをUEに直接送出して、図3に示される例のように、接続を再開しようとすることは許可しない。それよりもむしろ、この特徴もNRにおける新規のものである。
RRC接続処理に関して(例えば、NRドラフト規格において)現在知られている手順は、LTEに類似した特徴を採用している。しかしながら、UEが再中断されたときのRRC接続処理は、十分に開発または理解されていない。
UEからの再開要求に応答して、UEの再中断時における格納されたユーザ機器(UE)コンテキスト情報を更新する、システムおよび方法が本明細書に開示される。いくつかの実施形態では、UEにおける方法は、無線リソース制御(RRC)再開要求メッセージを送信することと、RRC再開要求メッセージに応答して、中断の指示を含むRRC接続解除メッセージを受信することとを含む。方法は、中断の指示を含むRRC接続解除メッセージの受信に応答して、UEの格納されたアクセス層(AS)コンテキストにおける情報を新しい情報と交換することを更に含む。UEの格納されたASコンテキストにおける情報を交換することは、格納されたセキュリティコンテキスト情報をRRC接続解除メッセージに含まれるセキュリティコンテキスト情報と交換すること、格納された非アクティブ無線ネットワーク一時識別子(I−RNTI)をRRC接続解除メッセージに含まれるI−RNTIと交換すること、格納されたセル識別情報を、UEがRRC再開要求メッセージを送出しRRC接続解除メッセージを受信したセルのセル識別情報と交換すること、格納された物理セル識別情報(PCI)を、UEがRRC再開要求メッセージを送出しRRC接続解除メッセージを受信したセルのPCIと交換すること、または、格納されたセル無線ネットワーク一時識別子(C−RNTI)を、UEがRRC再開要求メッセージを送出しRRC接続解除メッセージを受信したセルに対してUEが取得したC−RNTIと交換することを含む。このように、UEの格納されたASコンテキストは、UEの再中断時に更新される。
いくつかの実施形態では、方法は、RRC接続解除メッセージがセキュリティコンテキスト情報を含むと決定することを更に含み、UEの格納されたASコンテキストにおける情報を交換することは、格納されたセキュリティコンテキスト情報を、RRC接続解除メッセージに含まれるセキュリティコンテキスト情報と交換することを含む。
いくつかの実施形態では、方法は、RRC接続解除メッセージがI−RNTIを含むと決定することを更に含み、UEの格納されたASコンテキストにおける情報を交換することは、格納されたI−RNTIをRRC接続解除メッセージに含まれるI−RNTIと交換することを含む。
いくつかの実施形態では、方法は、RRC再開要求メッセージを送出する前にセルのセル識別情報を取得することを更に含み、UEの格納されたASコンテキストにおける情報を交換することは、格納されたセル識別情報を、UEがRRC再開要求メッセージを送出しRRC接続解除メッセージを受信したセルのセル識別情報と交換することを含む。
いくつかの実施形態では、方法は、RRC再開要求メッセージを送出する前にセルのPCIを取得することを更に含み、UEの格納されたASコンテキストにおける情報を交換することは、格納されたPCIを、UEがRRC再開要求メッセージを送出しRRC接続解除メッセージを受信したセルのPCIと交換することを含む。
いくつかの実施形態では、方法は、RRC再開要求メッセージを送出する前にセルに関するC−RNTIを取得することを更に含み、UEの格納されたASコンテキストにおける情報を交換することは、格納されたC−RNTIを、UEがRRC再開要求メッセージを送出しRRC接続解除メッセージを受信したセルに対してUEによって取得されたC−RNTIと交換することを含む。
いくつかの実施形態では、UEがRRC再開要求メッセージを送出しRRC接続解除メッセージを受信したセルに対してUEによって取得されたC−RNTIは、一時C−RNTIである。
いくつかの実施形態では、方法は、UEの更新されたASコンテキストを提供するため、UEの格納されたASコンテキストにおける情報を交換した後、UEの更新されたASコンテキストを使用して、後に続くRRC再開要求を送出することを更に含む。いくつかの実施形態では、UEの更新されたASコンテキストを使用して、後に続くRRC再開要求を送出することは、更新されたASコンテキストを使用して、後に続くRRC再開要求に含まれるセキュリティ整合性トークンを計算することを含む。
UEの実施形態も開示される。いくつかの実施形態では、UEは、RRC再開要求メッセージを送信し、RRC再開要求メッセージに応答して、中断の指示を含むRRC接続解除メッセージを受信するように適合される。UEは、中断の指示を含むRRC接続解除メッセージの受信に応答して、UEの格納されたASコンテキストにおける情報を新しい情報と交換するように更に適合される。UEの格納されたASコンテキストにおける情報を交換するために、UEは、格納されたセキュリティコンテキスト情報をRRC接続解除メッセージに含まれるセキュリティコンテキスト情報と交換するか、格納されたI−RNTIをRRC接続解除メッセージに含まれるI−RNTIと交換するか、格納されたセル識別情報を、UEがRRC再開要求メッセージを送出しRRC接続解除メッセージを受信したセルのセル識別情報と交換するか、格納されたPCIを、UEがRRC再開要求メッセージを送出しRRC接続解除メッセージを受信したセルのPCIと交換するか、または、格納されたC−RNTIを、UEがRRC再開要求メッセージを送出しRRC接続解除メッセージを受信したセルに対してUEが取得したC−RNTIと交換するように、更に適合される。
他のいくつかの実施形態では、UEは、無線インターフェースと、無線インターフェースと関連付けられた処理回路構成とを備える。処理回路構成は、UEに、RRC再開要求メッセージを送信させ、RRC再開要求メッセージに応答して、中断の指示を含むRRC接続解除メッセージを受信させるように構成される。処理回路構成は、UEに、中断の指示を含むRRC接続解除メッセージの受信に応答して、UEの格納されたASコンテキストにおける情報を新しい情報と交換させるように更に構成される。UEの格納されたASコンテキストにおける情報を交換するために、処理回路構成は、UEに、格納されたセキュリティコンテキスト情報をRRC接続解除メッセージに含まれるセキュリティコンテキスト情報と交換させるか、格納されたI−RNTIをRRC接続解除メッセージに含まれるI−RNTIと交換させるか、格納されたセル識別情報を、UEがRRC再開要求メッセージを送出しRRC接続解除メッセージを受信したセルのセル識別情報と交換させるか、格納されたPCIを、UEがRRC再開要求メッセージを送出しRRC接続解除メッセージを受信したセルのPCIと交換させるか、または、格納されたC−RNTIを、UEがRRC再開要求メッセージを送出しRRC接続解除メッセージを受信したセルに対してUEが取得したC−RNTIと交換させるように、更に構成される。
ネットワークノードにおける方法の実施形態も開示される。いくつかの実施形態では、UEからのRRC再開要求に応答してUEを再中断する際に、UEに対して格納されたUE ASコンテキストを更新する、ネットワークノードにおける方法は、UEからRRC再開要求メッセージを受信することと、RRC再開要求メッセージの受信に応答して、UEに中断の指示を含むRRC接続解除メッセージを送信することとを含む。方法は、中断の指示を含むRRC接続解除メッセージの送信に応答して、UEの格納されたASコンテキストにおける情報を新しい情報と交換することを更に含む。UEの格納されたASコンテキストにおける情報を交換することは、格納されたセキュリティコンテキスト情報をRRC接続解除メッセージに含まれるセキュリティコンテキスト情報と交換すること、格納されたI−RNTIをRRC接続解除メッセージに含まれるI−RNTIと交換すること、格納されたセル識別情報を、UEがRRC再開要求メッセージを送出しRRC接続解除メッセージを受信したセルのセル識別情報と交換すること、格納されたPCIを、UEがRRC再開要求メッセージを送出しRRC接続解除メッセージを受信したセルのPCIと交換すること、または、格納されたC−RNTIを、UEがRRC再開要求メッセージを送出しRRC接続解除メッセージを受信したセルに対してUEが取得したC−RNTIと交換することを含む。
いくつかの実施形態では、UEの格納されたASコンテキストにおける情報を交換することは、格納されたセキュリティコンテキスト情報を、RRC接続解除メッセージに含まれるセキュリティコンテキスト情報と交換することを含む。
いくつかの実施形態では、UEの格納されたASコンテキストにおける情報を交換することは、格納されたI−RNTIをRRC接続解除メッセージに含まれるI−RNTIと交換することを含む。
いくつかの実施形態では、UEの格納されたASコンテキストにおける情報を交換することは、格納されたセル識別情報を、UEがRRC再開要求メッセージを送出しRRC接続解除メッセージを受信したセルのセル識別情報と交換することを含む。
いくつかの実施形態では、UEの格納されたASコンテキストにおける情報を交換することは、格納されたPCIを、UEがRRC再開要求メッセージを送出しRRC接続解除メッセージを受信したセルのPCIと交換することを含む。
いくつかの実施形態では、UEの格納されたASコンテキストにおける情報を交換することは、格納されたC−RNTIを、UEがRRC再開要求メッセージを送出しRRC接続解除メッセージを受信したセルに対してUEが取得したC−RNTIと交換することを含む。
ネットワークノードの実施形態も開示される。いくつかの実施形態では、UEからのRRC再開要求に応答してUEを再中断する際に、UEに対して格納されたUE ASコンテキストを更新するネットワークノードは、UEからRRC再開要求メッセージを受信し、RRC再開要求メッセージの受信に応答して、UEに中断の指示を含むRRC接続解除メッセージを送信するように適合される。ネットワークノードは、中断の指示を含むRRC接続解除メッセージの送信に応答して、UEの格納されたASコンテキストにおける情報を新しい情報と交換するように更に適合される。UEの格納されたASコンテキストにおける情報を交換するために、ネットワークノードは、格納されたセキュリティコンテキスト情報をRRC接続解除メッセージに含まれるセキュリティコンテキスト情報と交換するか、格納されたI−RNTIをRRC接続解除メッセージに含まれるI−RNTIと交換するか、格納されたセル識別情報を、UEがRRC再開要求メッセージを送出しRRC接続解除メッセージを受信したセルのセル識別情報と交換するか、格納されたPCIを、UEがRRC再開要求メッセージを送出しRRC接続解除メッセージを受信したセルのPCIと交換するか、または、格納されたC−RNTIを、UEがRRC再開要求メッセージを送出しRRC接続解除メッセージを受信したセルに対してUEが取得したC−RNTIと交換するように、更に適合される。
いくつかの実施形態では、UEからのRRC再開要求に応答してUEを再中断する際に、UEに対して格納されたUE ASコンテキストを更新するネットワークノードは、ネットワークノードに、UEからRRC再開要求メッセージを受信させ、RRC再開要求メッセージの受信に応答して、UEに中断の指示を含むRRC接続解除メッセージを送信させるように構成された、処理回路構成を備える。処理回路構成は、ネットワークノードに、中断の指示を含むRRC接続解除メッセージの送信に応答して、UEの格納されたASコンテキストにおける情報を新しい情報と交換させるように更に構成される。UEの格納されたASコンテキストにおける情報を交換するために、処理回路構成は、ネットワークノードに、格納されたセキュリティコンテキスト情報をRRC接続解除メッセージに含まれるセキュリティコンテキスト情報と交換させるか、格納されたI−RNTIをRRC接続解除メッセージに含まれるI−RNTIと交換させるか、格納されたセル識別情報を、UEがRRC再開要求メッセージを送出しRRC接続解除メッセージを受信したセルのセル識別情報と交換させるか、格納されたPCIを、UEがRRC再開要求メッセージを送出しRRC接続解除メッセージを受信したセルのPCIと交換させるか、または、格納されたC−RNTIを、UEがRRC再開要求メッセージを送出しRRC接続解除メッセージを受信したセルに対してUEが取得したC−RNTIと交換させるように、更に構成される。
本明細書に組み込まれその一部を形成する添付図面は、本開示の複数の態様を例示し、明細書と合わせて本開示の原理を説明する役割を果たす。
新無線(NR)における可能なユーザ機器(UE)状態遷移を示す図である。 接続を再開しようとするUEへの中断メッセージの直接の送出を示す図である。 接続を再開しようとするUEへの解除メッセージの直接の送出を示す図である。 1つまたは複数の実施形態による、例示の無線通信ネットワークを示す図である。 時間周波数グリッドとして表される基本的なNR物理リソースの一例を示す図である。 NRに関する例示の時間領域構造を示す図である。 特定の実施形態による無線デバイス(例えば、UE)において実現される方法を示す図である。 特定の実施形態による基地局において実現される方法を示す図である。 無線デバイスの一例の実施形態を示す図である。 無線デバイスの別の例の実施形態を示す図である。 基地局の一例の実施形態を示す図である。 基地局の別の例の実施形態を示す図である。 本明細書に開示するいくつかの実施形態による例示の無線ネットワークを示す図である。 本開示のいくつかの実施形態による、UEからの再開要求に応答してUEを再中断する際に、UEの格納されたアクセス層(AS)コンテキストをリフレッシュする、UEおよび基地局の動作を示す図である。 本明細書に開示されるいくつかの実施形態によるUEの一実施形態を示す図である。 いくつかの実施形態によって実現される機能が仮想化されてもよい、仮想化環境を示す概略ブロック図である。 本明細書に開示されるいくつかの実施形態による電気通信ネットワークを含む通信システムを示す図である。 本明細書に開示されるいくつかの実施形態による通信システムを示す図である。 本明細書に開示されるいくつかの実施形態による通信システムにおいて実現される方法を示すフローチャートである。 本明細書に開示されるいくつかの実施形態による通信システムにおいて実現される方法を示すフローチャートである。 本明細書に開示されるいくつかの実施形態による通信システムにおいて実現される方法を示すフローチャートである。 本明細書に開示されるいくつかの実施形態による通信システムにおいて実現される方法を示すフローチャートである。
以下に説明する実施形態は、当業者が実施形態を実施できるようにする情報を表し、実施形態を実施する最良の形態を示す。以下の記載を添付図面に照らして読むことで、当業者であれば、本開示の概念を理解し、またこれらの概念の適用については、本明細書では特に扱われないことを認識するであろう。これらの概念および適用は本開示の範囲内にあることが理解されるべきである。
背景技術の項で考察したように、無線リソース制御(RRC)接続処理に関して(例えば、新無線(NR)ドラフト規格において)現在知られている手順は、ロングタームエボリューション(LTE)に類似した特徴を採用している。しかしながら、ユーザ機器(UE)が再中断されたときのRRC接続処理は、十分に開発または理解されていない。UEを再中断する1つの方策に関する詳細は、付表Cに見出すことができる。
NRに適切であることができる1つの方策は、UEが、RRCResumeRequestメッセージを送出する前に、新しいセキュリティキー(KgNB、Krrcintなど)を導き出すことである。これらのキーは、RRCResumeRequestメッセージで使用されるセキュリティトークンを計算し、応答メッセージ(RRCSuspend、RRCRelease、RRCResume)を暗号化し整合性保護するのに使用されてもよい。かかる方策の一例は、付表Dに見出すことができる。
上述の方策では、UEは、RRCResumeRequestに応答してRRCSuspendを受信している場合の、現在のRRC構成、現在のセキュリティコンテキスト、ロバストヘッダ圧縮(ROHC)状態を含むパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)状態、ソースプライマリセル(PCell)で使用されるセル無線ネットワーク一時識別子(C−RNTI)、cellIdentity、およびソースPCellの物理セル識別情報(PCI)を含む、UEアクセス層(AS)コンテキストを格納しない。ここでは、UEは、次にRRCResumeRequestを送出するとき、古い格納されたコンテキストを使用するべきであると仮定される。
新しいセキュリティキーを導き出すのに、新しいセキュリティキーを生成するためのベースキーとしてRRCResumeRequestを送出する前に生成された新たなUEセキュリティキーを使用するのではなく、古いセキュリティコンテキスト(例えば、セキュリティキー)を再使用する必要があるので、この方策は安全性が低い。更に、この方策はまた、次の試行で使用されるUEにRRCSuspendを送出するとき、ネットワークが、古いセキュリティコンテキストを格納することを要する。それに加えて、ネットワークは、古いソースPCell(即ち、UEが前のRRCSuspendを受信したPCell)におけるC−RNTI、ソースPCellのcellIdentity、およびソースPCellのPCIなど、UEが最後に接続状態にあった古いノードまたはセルに関する、より多くのパラメータを維持する必要がある。これらのパラメータは、ターゲットノード(即ち、UEがRRCResumeRequestを送出するノード)で使用されるものとは異なる可能性が最も高い。
LTEにおける整合性トークンを計算するのに位置依存のパラメータを使用することが、RRC再開に対するLTEセキュリティ上の解決策の強みなので、古いパラメータを未来のRRCResumeRequestに対する入力として使用することによって、セキュリティの問題が生じる場合がある。しかしながら、上述のNRの方策によってこの原理が破られ、UEは動き回り、場合によってはそのセキュリティパラメータおよび位置依存のものを更新している可能性があるが、UEは古いパラメータを使用し続ける。
それに加えて、RRCReleaseを受信する際にUEが何を行うかは不明である。例えば、UEは、これらの位置依存のパラメータを更新してもしなくてもよい。更に、UEはいくつかのパラメータを格納してもよいが、これらのパラメータが既に格納されている場合に何が行われるべきかは不明である。
例えば、パラメータresumeIdentity、nextHopChainingCount、ran−PagingCycle、およびran−NotificationAreaInfoに関して、1つの方策は、UEが、UEがRRCSuspendメッセージを受信するたびにこれらのパラメータを格納し、UEがRRC_CONNECTEDに入ったときのみこれらのパラメータを消去するものであってもよい。これは、UEが同じパラメータの複数セットで終わる場合があるため、UEが中断状態においてどのパラメータを使用するべきかに関して、曖昧さを生じさせることがある。
本開示の特定の態様およびそれらの実施形態は、これらまたは他の課題に対する解決策を提供することができる。特に、本明細書に記載する実施形態は、RRC再開要求の送信に応答して中断メッセージを受信する際に、一連の非アクティブパラメータ(例えば、再開要求の整合性トークンに使用されるセキュリティコンテキストおよび位置ベースのパラメータ、ページングおよび通知領域パラメータ)を処理する、新しいメカニズムを紹介する。これらのパラメータはまた、UEが再開要求を実施しており中断メッセージを受信する場合に、リフレッシュされてもよい。これに関して、これらのパラメータは、UEがRRC_CONNECTEDに入るか否かにかかわらず、新しく保たれてもよい。これは、UEがRRC_CONNECTEDに入り、次にこれらのパラメータをリフレッシュするために再中断される必要がある、過去の方策とは異なる。
特定の実施形態は、以下の技術的利点の1つまたは複数を提供してもよい。
本開示の特定の実施形態は、後に続く再開手順に対して規定された明確なUE挙動について記載する。少なくともいくつかのかかる実施形態では、UEは、中断メッセージ(または中断構成もしくは指示を含む解除メッセージ)を受信すると、セキュリティに関するパラメータをリフレッシュする。
少なくともいくつかのかかる実施形態では、これによって、RRC再開要求(整合性のための再開メッセージ認証コード(MAC−I)とも呼ばれる)に含まれるUEのセキュリティ整合性トークンを計算するのに最新の位置ベースのパラメータを使用する、LTEのセキュリティ原理を維持することが可能になる。
更に、特定の実施形態は、ネットワークが、UEが最後に接続状態にあったときに作成された古い情報を保持する必要性をなくす。つまり、特定の実施形態が、最後にUEが中断されたときから最後のコンテキストを維持するのに十分である。これは、例えば、ネットワークの複雑性を低減してもよい。
図4は、1つまたは複数の実施形態による、例示の無線通信ネットワーク400を示している。無線通信ネットワーク400は、基地局402とUE 404との間の通信に対応している。基地局402は、適用可能な規格ではエボルブドノードB(eNB)または第5世代(5G)ノードB(gNB)と呼ばれる場合があり、無線通信ネットワーク400のセル406においてUE 404に無線カバレッジを提供する。
UE 404は、例えば、携帯電話、スマートフォン、ラップトップコンピュータ、ノートブックコンピュータ、タブレット、マシンツーマシン(M2M)通信デバイス(マシンタイプ通信(MTC)デバイスとも呼ばれる)、または無線通信能力を有する他のデバイスを含んでもよい。基地局402は、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)、および物理ブロードキャストチャネル(PBCH)のダウンリンク(DL)で、データをUE 404に送信する。UE 404は、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)のアップリンク(UL)で、データを基地局402に送信する。基地局402およびUE 404は、5GまたはNR規格にしたがって動作するように構成される。
セル406は、PCIおよび/またはセル識別情報(セルID)によって識別されてもよい。PCIは、セル406と関連付けられた同期信号を検出することによって取得されてもよい。セルIDは、基地局402から受信したシステム情報から取得され、セル406と関連付けられてもよい。
LTEと同様に、NRは、ネットワークノードまたは基地局(eNBもしくはgNBとしても知られる)からUEへのダウンリンクでは、直交周波数分割多重(OFDM)を使用する。アップリンク(即ち、UEからgNBへ)では、OFDMおよび離散フーリエ変換(DFT)スプレッドOFDMの両方に対応する。
5GおよびNRネットワークの基本的なNR物理リソースは、各リソース要素が1つのOFDMシンボル間隔中の1つのOFDMサブキャリアに相当する、図5に示されるようなLTEのものと類似した、時間周波数グリッドとして見ることができる。サブキャリアの間隔は、図5に示されLTEで対応しているように、15キロヘルツ(kHz)であってもよく、NRで対応しているものなど、異なっていてもよい。
更に、LTEのリソース割当ては、一般的に、リソースブロック(RB)に関して説明され、RBは、時間領域の1スロット(0.5ミリ秒(ms))および周波数領域の12の近接するサブキャリアに相当する。RBは、物理RB(PRB)とも呼ばれる。RBは、周波数領域で、システム帯域幅の一端から0で始まって番号付けされる。NRの場合、RBはやはり周波数における12のサブキャリアである。
時間領域に関して、実施形態は、実施形態に応じて、LTEと同じPRB長さかまたは異なる長さを使用してもよい。特定の実施形態によれば、NRにおけるダウンリンクおよびアップリンク送信の時間領域は、図6に示されるように、均等なサイズのサブフレーム(LTEと同様)に組織化される。
ダウンリンク送信は動的にスケジューリングされ、即ち、各サブフレームで、基地局は、どのUE 404データが送信されるべきか、また現在のダウンリンクサブフレームにおけるどのRBでデータが送信されるかに関して、ダウンリンク制御情報(DCI)を送信する。この制御シグナリングは、一般的に、NRの各サブフレームにおける最初の1つまたは2つのOFDMシンボルで送信される。制御情報はPDCCHで伝送され、データはPDSCHで伝送される。UE 404は、最初にPDCCHを検出し復号し、PDCCHの復号に成功した場合、PDCCHの復号された制御情報に基づいて、対応するPDSCHを復号する。各UE 404には、同じサービングセルの固有のC−RNTIが割り当てられる。UE 404に対するPDCCHの巡回冗長検査(CRC)ビットは、UE 404のC−RNTIによってスクランブルされるので、UE 404は、PDCCHのCRCビットをスクランブルするのに使用されるC−RNTIをチェックすることによって、そのPDCCHを認識する。
アップリンクデータ送信も、PDCCHを使用して動的にスケジューリングされる。ダウンリンクと同様に、UE 404は、最初にPDCCHにおけるアップリンクグラントを復号し、次に、変調次数、符号化速度、アップリンクリソース割当てなど、アップリンクグラントにおける復号された制御情報に基づいて、PUSCHを通じてデータを送信する。
LTEでは、周期的データ送信のシーケンスが単一のPDCCHによってアクティブ化または非アクティブ化される、半永続スケジューリング(SPS)にも、アップリンクおよびダウンリンクの両方で対応している。アクティブ化後のデータ送信に対するPDCCH送信はない。SPSでは、PDCCHのCRCは、UE 404がSPSに対応している場合にUE 404に対して構成される、SPS−C−RNTIによってスクランブルされる。
PUSCHに加えて、NRでは、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)関連応答(ACK)、否定応答(NACK)、またはチャネル状態情報(CSI)フィードバックなど、アップリンク制御情報(UCI)を伝送するため、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)にも対応している。
RRCプロトコルは、UE 404と基地局402との間のエアインターフェースで使用されてもよい(例えば、PDCPプロトコルを介して搬送される)。RRCプロトコルは、一般に、例えば、接続確立および解除機能、システム情報(例えば、非アクセス層(NAS)および/またはASに関連)のブロードキャスト、無線ベアラ確立、再構成および解除、RRC接続モビリティ手順、サービス品質(QoS)管理機能、UE測定報告および報告管理、ページング通知および解除、ならびに外部ループ電力制御を含む、RRCサブレイヤの特定のサービスおよび機能に関する。更に、RRCシグナリングは、ネットワーク状態にしたがってユーザおよび制御プレーンを構成してもよく、無線リソース管理(RRM)ストラテジーを実現するのを可能にする。
RRCの特定の実施形態は、UE 404が置かれてもよいある特定の状態を規定する、状態機械によってガイドされる。この状態機械における特定の状態は、それらと関連付けられた異なる量の無線リソースを有し、これらは、UE 404が存在するときに所与の状態において使用してもよいリソースである。異なる量のリソースが異なる状態で利用可能なので、ユーザが経験するサービスの品質、およびUEのエネルギー消費は、この状態機械によって影響されることがある。
本明細書で考察される特定の実施形態は、NRのRRC_INACTIVE状態にある間にUEによって実施されるが、他の実施形態は他の状況に当てはまってもよい。例えば、類似の実施形態は次のことを含んでもよい。
●NRの代わりに、LTE手順(例えば、UEはLTEのRRC_INACTIVE状態)
●RRC_INACTIVEにおけるインター無線アクセス技術(RAT)手順(例えば、同じ5Gコアネットワーク(CN)に接続されたLTEとNRとの間)
●LTE RRC_INACTIVEに中断されているLTE RRC_CONNECTED状態にあるUEが、NRセルに対してモビリティおよびキャンプを実施する(即ち、NR RRC_INACTIVEになる)
●NR RRC_INACTIVEに中断されているNR RRC_CONNECTEDのUEが、LTEセルに対してモビリティおよびキャンプを実施する(即ち、LTE RRC_INACTIVEに遷移)。
図WW1は、特定の実施形態による方法WW100を示している。本明細書の考察から明白なように、方法WW100はUEによって実施される。方法WW100は、RRC再開要求を基地局に送信すること(ブロックWW105)と、送信に応答してRRC中断メッセージを基地局から受信すること(ブロックWW110)とを含む。図示されないが、送信されたRRC再開要求に応答してRRC中断メッセージを受信すると、UEによって実施される動作に関する、多数の実施形態が後述される。一般に、これらの実施形態は、UEに格納されたUEのASコンテキストにおける情報の少なくとも一部を交換または更新することに関する。
図WW2は、他の特定の実施形態による方法WW200を示している。本明細書の考察から明白なように、方法WW200は基地局によって実施される。方法WW200は、RRC再開要求を無線デバイスから受信すること(ブロックWW205)と、受信に応答してRRC中断メッセージを無線デバイスに送信すること(ブロックWW210)とを含む。図示されないが、RRC再開要求に応答してRRC中断メッセージを送出すると、基地局によって実施される動作に関する、多数の実施形態が後述される。一般に、これらの実施形態は、ネットワーク側で(例えば、基地局もしくは別のネットワークノードで)格納されたUEのASコンテキストにおける情報の少なくとも一部を交換または更新することに関する。
上述した装置は、任意の機能的手段、モジュール、ユニット、または回路構成を実現することによって、本明細書の方法および他の任意の処理を実施してもよい。例えば、一実施形態では、装置は、方法の図に示されるステップを実施するように構成された、それぞれの回路または回路構成を備える。回路または回路構成は、この点で、特定の機能的処理を実施する専用の回路、および/またはメモリと併用される1つもしくは複数のマイクロプロセッサを備えてもよい。例えば、回路構成は、1つもしくは複数のマイクロプロセッサまたはマイクロコントローラ、ならびにデジタル信号プロセッサ(DSP)、専用デジタル論理などを含んでもよい、他のデジタルハードウェアを含んでもよい。処理回路構成は、読出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ、キャッシュメモリ、フラッシュメモリデバイス、光学記憶デバイスなど、1つまたは複数のタイプのメモリを含んでもよい、メモリに格納されたプログラムコードを実行するように構成されてもよい。メモリに格納されたプログラムコードとしては、1つもしくは複数の電気通信および/またはデータ通信プロトコルを実行するプログラム命令、ならびにいくつかの実施形態において本明細書に記載される技術の1つもしくは複数を実施する命令を挙げることができる。メモリを用いる実施形態では、メモリは、1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、本明細書に記載される技術を実施する、プログラムコードを格納する。
図YY1は、例えば、1つまたは複数の実施形態にしたがって実現されるような、無線デバイスYY100を示している。本明細書の記載から明白なように、UEは無線デバイスYY100の一例である。図示されるように、無線デバイスYY100は、処理回路構成YY110と通信回路構成YY120とを含む。通信回路構成YY120(例えば、無線回路構成)は、例えば任意の通信技術を介して、1つもしくは複数の他のノードとの間で情報を送信および/または受信するように構成される。かかる通信は、無線デバイスYY100の内部または外部どちらかにある、1つもしくは複数のアンテナを介して行われてもよい。処理回路構成YY110は、メモリYY190に格納された命令を実行することなどによって、上述の処理を実施するように構成される。処理回路構成YY110は、これに関して、特定の機能的手段、ユニット、またはモジュールを実現してもよい。いくつかの実施形態では、処理回路構成YY110は、無線デバイスYY100のメモリYY190に格納されたプログラムYY195の命令を実行するように構成される。
図YY2は、更に他の実施形態による無線ネットワーク(例えば、図QQ1に示される無線ネットワーク)の無線デバイスYY200の概略ブロック図を示している。本明細書の記載から明白なように、UEは無線デバイスYY200の一例である。図示されるように、無線デバイスYY200は、例えば、図YY1の処理回路構成YY110を介して、ならびに/またはソフトウェアコードを介して、様々な機能的手段、ユニット、またはモジュールを実現する。例えば、本明細書の方法を実現する、これらの機能的手段、ユニット、またはモジュールは、(例えば)送信ユニットまたはモジュールYY210と受信ユニットまたはモジュールYY220とを含む。送信ユニットまたはモジュールYY210は、RRC再開要求を基地局402に送信するように構成される。受信ユニットまたはモジュールYY220は、送信に応答してRRC中断メッセージを基地局402から受信するように構成される。
図YY3は、1つまたは複数の実施形態にしたがって実現されるような、ネットワークノードYY300を示している。本明細書の記載から明白なように、基地局はネットワークノードYY300の一例である。図示されるように、ネットワークノードYY300は、処理回路構成YY310と通信回路構成YY320とを含む。通信回路構成YY320は、例えば任意の通信技術を介して、1つもしくは複数の他のノードとの間で情報を送信および/または受信するように構成される。処理回路構成YY310は、メモリYY390に格納されたプログラムYY395の命令を実行することなどによって、上述の処理を実施するように構成される。処理回路構成YY310は、これに関して、特定の機能的手段、ユニット、またはモジュールを実現してもよい。
図YY4は、更に他の実施形態による無線ネットワーク(例えば、図QQ1に示される無線ネットワーク)のネットワークノード(例えば、基地局)YY400の概略ブロック図を示している。本明細書の記載から明白なように、基地局はネットワークノードYY400の一例である。図示されるように、ネットワークノードYY400は、例えば、図YY3の処理回路構成YY310を介して、ならびに/またはソフトウェアコードを介して、様々な機能的手段、ユニット、またはモジュールを実現する。例えば、本明細書の方法を実現する、これらの機能的手段、ユニット、またはモジュールは、(例えば)受信ユニットまたはモジュールYY410と送信ユニットまたはモジュールYY420とを含む。受信ユニットまたはモジュールYY410は、RRC再開要求を無線デバイス404から受信するように構成される。送信ユニットまたはモジュールYY420は、受信に応答してRRC中断メッセージを無線デバイス404に送信するように構成される。
当業者であれば、本明細書の実施形態は対応するコンピュータプログラムを更に含むことも、認識するであろう。
コンピュータプログラムは、装置の少なくとも1つのプロセッサで実行されると、上述したそれぞれの処理のいずれかを装置に実施させる命令を含む。これに関して、コンピュータプログラムは、上述した手段またはユニットに相当する1つもしくは複数のコードモジュールを含んでもよい。
実施形態は、かかるコンピュータプログラムを収容したキャリアを更に含む。このキャリアは、電子信号、光学信号、無線信号、またはコンピュータ可読記憶媒体の1つを含んでもよい。
これに関して、本明細書の実施形態は、非一時的コンピュータ可読(記憶または記録)媒体に格納され、装置のプロセッサによって実行されると、上述したように装置に実施させる命令を含む、コンピュータプログラム製品も含む。
実施形態は、コンピュータプログラム製品がコンピューティングデバイスによって実行されると、本明細書の実施形態のいずれかのステップを実施する、プログラムコード部分を含むコンピュータプログラム製品を更に含む。このコンピュータプログラム製品は、コンピュータ可読記録媒体に格納されてもよい。
以下、追加の実施形態について記載する。これらの実施形態の少なくともいくつかは、例示の目的で特定の文脈および/または無線ネットワークタイプに適用可能であるものとして記載されることがあるが、実施形態は、明示的に記載されない他の文脈および/または無線ネットワークタイプに同様に適用可能である。
第1の実施形態では、RRC再開要求に応答してRRC中断メッセージ(または中断の何らかの指示を含む解除メッセージ)を受信すると、メッセージがASセキュリティコンテキスト情報を含む場合、UEは任意の格納されたASセキュリティコンテキスト(格納されている場合)をオーバーライドし、即ち消去し、新しく受信された値を格納する。
第2の実施形態では、RRC再開要求に応答してRRC中断メッセージ(または中断の何らかの指示を含む解除メッセージ)を受信すると、メッセージが非アクティブ無線ネットワーク一時識別子(I−RNTI)を含む場合、UEは任意の格納されたI−RNTI(格納されている場合)をオーバーライドし、即ち消去し、新しく受信された値を格納する。
注(等価のネットワークの実施形態):ネットワーク側における相手方も、セキュリティコンテキストおよびI−RNTI(または任意の種類の再開識別子)に対してこれらの更新を実施するものとする。
第3の実施形態では、RRC再開要求に応答してRRC中断メッセージ(または中断の何らかの指示を含む解除メッセージ)を受信すると、UEは、PCIおよびセル識別情報など、位置ベースのパラメータを更新する。
この第3の実施形態の1つの変形例では、この更新は、以前に格納されたPCIを消去することと、UEが再開要求を送出したセル、即ちUEがメッセージを送出し解除を応答として受信するときにキャンピングしているセルに関連する、PCIを格納することとから成る。PCIは、そのセルに関連する同期信号(SS)、即ちSSブロックを検出することによって取得される。
この実施形態の別の変形例では、この更新は、以前に格納されたセル識別子を消去することと、UEが再開要求を送出したセル、即ちUEがメッセージを送出し解除を応答として受信するときにキャンピングしているセルに関連する、セル識別子を格納することとから成る。セル識別情報は、そのセルに関連するシステム情報を読み取ることによって取得することができる。
この第3の実施形態の別の変形例では、この更新は、UEによって行われるべきか否かを示すことができる。
対応するネットワークの実施形態があることに留意されたい。つまり、ネットワーク側の相手方もこれらの更新を実施するものとする。換言すれば、ASコンテキストは、以前に格納されたPCIが消去され、新しいものが格納されるような形で更新される。また、以前に格納されたセル識別情報が消去され、新しいものが格納される。
第4の実施形態では、RRC再開要求に応答してRRC中断メッセージ(または中断の何らかの指示を含む解除メッセージ)を受信すると、UEはC−RNTI情報を更新する。
この第4の実施形態の1つの変形例では、この更新は、以前に格納されたC−RNTIを消去することと、UEがRRC再開要求を送出したい新しいセルに対するランダムアクセスを実施する際に、そのセルに関連するランダムアクセス応答で受信される、一時C−RNTIを取得することと、その一時C−RNTIを、後に続く再開要求試行で使用される新しいC−RNTIとして格納することとから成る。例えば、C−RNTIは、RRC再開要求に含まれる、UEのセキュリティ整合性トークンを計算するための入力として使用することができる。
この第4の実施形態の別の変形例では、この更新は、以前に格納されたC−RNTIを消去することと、一時C−RNTIを取得することと、競合解消が存在しC−RNTIが更新される場合を除いて、それを上記変形例と同様に使用することとから成る。その場合、更新されたC−RNTIは、後に続く再開手順で使用されるUEによって格納されるものとする。
この第4の実施形態の別の変形例では、この更新は、UEによって行われるべきか否かを示すことができる。
この第4の実施形態の別の変形例では、この更新は、中断メッセージ自体(または中断の指示を含む解除メッセージ)で受信された新しいC−RNTIに基づいて行われる。
第5の実施形態では、RRC再開要求に応答してRRC中断メッセージ(または中断の何らかの指示を含む解除メッセージ)を受信すると、メッセージが、NCC(nextHopChainingCount)、無線アクセスネットワーク(RAN)のページング構成(ran−PagingCycle)、またはRAN通知領域構成(ran−NotificationAreaInfo)を含む場合、UEは、格納されたこれらの情報のいずれか(格納されている場合)をオーバーライドし、即ち消去し、新しく受信された関連する値を格納する。これは、UEがパラメータのみを格納する現在のドラフト規格とは異なる。
オーバーライド規則について記載している他の実施形態にも適用可能である、第5の実施形態の変形例では、オーバーライド規則は、必要なコードを、即ちパラメータが格納されていることをUEに対して示すコードを使用して実現され、新しい値が受信されると前の値がオーバーライドされ、即ち消去され、新しい値に置き換えられる。これは、手順テキストとも組み合わせて使用することができる。
本明細書に記載する解決策の1つまたは複数は、例えば、付表Eに見出される例にしたがって、NR RRC仕様書38.331で実現されてもよく、その規定はどれも独立してまたは任意の組み合わせで適用されてもよい。
図WT1は、上述した本開示の実施形態の少なくともいくつかの態様による、UEおよび基地局の動作を示している。図示されるように、UEは、RRC再開要求を基地局に送信する(ステップWT100)。RRC再開要求に応答して、基地局は、RRC中断メッセージ、または中断の指示を含むRRC解除メッセージを送信し、UEはそれを受信する(ステップWT102)。UEでは、RRC中断メッセージまたは中断の指示を含むRRC解除メッセージの受信に応答して、UEはUEの格納されたASコンテキストにおける情報を新しい情報と交換する(ステップWT104)。多数の実施形態およびそれらの変形例が、UEの格納されたASコンテキストにおけるどの情報を交換することができるかに関して上記に記載している。
より具体的には、「第1の実施形態」に関して上述したように、RRC再開要求に応答してRRC中断メッセージ(または中断の何らかの指示を含む解除メッセージ)を受信すると、メッセージがASセキュリティコンテキスト情報を含む場合、UEは、任意の格納されたASセキュリティコンテキスト(格納されている場合)を、メッセージに含まれる新しいASセキュリティコンテキスト情報でオーバーライド(即ち、交換)する。換言すれば、UEは、受信したRRC中断メッセージまたは中断の何らかの指示を含むRRC解除メッセージが、ASセキュリティコンテキスト情報を含むか否かを決定する。それを含む場合、UEは、対応する格納されたASセキュリティコンテキスト情報を受信したASセキュリティコンテキストと交換する。このように、UEの格納されたASコンテキストはリフレッシュ(即ち、更新)される。
それに加えて、またはその代わりに、「第2の実施形態」に関して上述したように、RRC再開要求に応答してRRC中断メッセージ(または中断の何らかの指示を含む解除メッセージ)を受信すると、メッセージがI−RNTIを含む場合、UEは、任意の格納されたI−RNTI(格納されている場合)を、メッセージに含まれるI−RNTIでオーバーライド(即ち、交換)する。換言すれば、UEは、受信したRRC中断メッセージまたは中断の何らかの指示を含むRRC解除メッセージが、I−RNTIを含むか否かを決定する。それを含む場合、UEは、対応する格納されたI−RNTIを受信したI−RNTIと交換する。このように、UEの格納されたASコンテキストはリフレッシュ(即ち、更新)される。
それに加えて、またはその代わりに、「第3の実施形態」に関して上述したように、RRC再開要求に応答してRRC中断メッセージ(または中断の何らかの指示を含む解除メッセージ)を受信すると、UEは、UEに格納されたASコンテキストのPCIおよびセル識別情報など、位置ベースのパラメータを更新する。上述したように、PCIおよび/またはセル識別情報は、いくつかの変形例では、UEが再開要求を送出したセルに、即ち、UEがRRC再開要求を送出しRRC中断メッセージ(または中断の何らかの指示を含むRRC解除メッセージ)を受信するときにキャンピングしているセルに関連する、PCIおよび/またはセル識別情報である。
それに加えて、またはその代わりに、「第4の実施形態」に関して上述したように、RRC再開要求に応答してRRC中断メッセージ(または中断の何らかの指示を含む解除メッセージ)を受信すると、UEはC−RNTI情報を更新する。換言すれば、UEは、UEの格納されたASコンテキストの格納されたC−RNTIを、新しく取得されたC−RNTIと交換し、この新しく取得されたC−RNTIは、UEがステップWT100でRRC再開要求を送信し、ステップWT102でRRC中断または中断の何らかの指示を含むRRC解除を受信するセルに関連する。
それに加えて、またはその代わりに、「第5の実施形態」に関して上述したように、基地局は、UEの格納されたASコンテキストのどのパラメータを交換するか、または交換してもよいか、UEに命令してもよい。
いくつかの実施形態では、RRC中断メッセージまたは中断の指示を含むRRC解除メッセージの送信に応答して、基地局はまた、上述したように、ネットワーク側でUEの格納されたASコンテキストの情報を交換してもよい(ステップWT106)。UEの格納されたASコンテキストは、基地局または他の何らかのネットワークノードによって格納されてもよい。格納されたASコンテキストの情報の交換についての詳細は、例えば、UEに関する「第1の実施形態」、「第2の実施形態」、「第3の実施形態」、および「第4の実施形態」に関して上述したものと同じである。そのため、詳細についてはここでは繰り返さない。
いくつかの実施形態では、UEの更新されたASコンテキストを提供するため、UEの格納されたASコンテキストにおける情報を交換した後、UEは、UEの更新されたASコンテキストを使用して、後に続くRRC再開要求を送出する(ステップWT108)。いくつかの実施形態では、上述したように、UEは、更新されたASコンテキストに含まれる情報を使用して、後に続くRRC再開要求に含まれるセキュリティ整合性トークン(例えば、MAC−I)を計算する。
本明細書に記載する主題は、任意の適切な構成要素を使用する任意の適切なタイプのシステムで実現されてもよいが、本明細書に開示する実施形態は、図QQ1に示される例示の無線ネットワークなどの無線ネットワークに関連して記載する。単純にするため、図QQ1の無線ネットワークは、ネットワークQQ106、ネットワークノードQQ160およびQQ160b、ならびにWD QQ110、QQ110b、およびQQ110cのみを示している。実際上、無線ネットワークは、無線デバイス間の通信、あるいは無線デバイスと地上電話、サービスプロバイダ、または他の任意のネットワークノードもしくはエンドデバイスなど、別の通信デバイスとの間の通信に対応するのに適した、任意の追加の要素を更に含んでもよい。図示される構成要素のうち、ネットワークノードQQ160および無線デバイス(WD)QQ110が更に詳細に図示されている。無線ネットワークは、通信および他のタイプのサービスを1つまたは複数の無線デバイスに提供して、無線ネットワークによってもしくは無線ネットワークを介して提供されるサービスに関する、無線デバイスのアクセスおよび/または使用を容易にしてもよい。
無線ネットワークは、任意のタイプの通信、電気通信、データ、移動体、および/または無線ネットワーク、もしくは他の同様のタイプのシステムを備えてもよく、ならびに/あるいはそれらとインターフェース接続してもよい。いくつかの実施形態では、無線ネットワークは、特定の規格、または他のタイプの規定の規則もしくは手順にしたがって動作するように構成されてもよい。したがって、無線ネットワークの特定の実施形態は、グローバル移動体通信システム(GSM)、ユニバーサル移動体通信システム(UMTS)、LTE、狭帯域の物のインターネット(NB−IoT)、および/または他の適切な第2、第3、第4、もしくは第5世代(2G、3G、4G、もしくは5G)規格、IEEE 802.11規格などの無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)規格、ならびに/あるいは、ワールドワイド・インターオペラビリティ・フォー・マイクロウェーブ・アクセス(WiMax)、ブルートゥース、Z波、および/またはジグビー規格などの他の任意の適切な無線通信規格などの、通信規格を実現してもよい。
ネットワークQQ106は、1つもしくは複数のバックホールネットワーク、コアネットワーク、インターネットプロトコル(IP)ネットワーク、公衆交換電話網(PSTN)、パケットデータネットワーク、光ネットワーク、広域ネットワーク(WAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、WLAN、有線ネットワーク、無線ネットワーク、メトロポリタンエリアネットワーク、およびデバイス間で通信できるようにする他のネットワークを含んでもよい。
ネットワークノードQQ160およびWD QQ110は、更に詳細に後述する様々な構成要素を備える。これらの構成要素は、無線ネットワークにおける無線接続を提供するなど、ネットワークノードおよび/または無線デバイスの機能性を提供するために共に働く。異なる実施形態では、無線ネットワークは、任意の数の有線もしくは無線ネットワーク、ネットワークノード、基地局、コントローラ、無線デバイス、中継局、ならびに/あるいは、有線もしくは無線接続のどちらかを介するデータおよび/または信号の通信を容易にするかもしくはそれに関与することができる、他の任意の構成要素またはシステムを含んでもよい。
本明細書で使用するとき、ネットワークノードは、無線デバイスと、ならびに/あるいは無線デバイスへの無線アクセスを可能にする、および/または無線アクセスを提供する、および/または無線ネットワークにおける他の機能(例えば、管理)を実施する、無線ネットワーク内の他のネットワークノードもしくは機器と、直接もしくは間接的に通信することができる、通信するように構成された、通信するように配置された、ならびに/あるいは通信するように動作可能である、機器を指す。ネットワークノードの例としては、アクセスポイント(AP)(例えば、無線アクセスポイント)、基地局(BS)(例えば、無線基地局、ノードB、eNB、およびgNB)が挙げられるが、それらに限定されない。基地局は、それらが提供するカバレッジの量(または換言すれば、それらの送信電力レベル)に基づいて分類されてもよく、そのため、フェムト基地局、ピコ基地局、マイクロ基地局、またはマクロ基地局とも呼ばれることがある。基地局は、中継を制御する中継ノードまたは中継ドナーノードであってもよい。ネットワークノードはまた、中央デジタルユニット、および/またはリモート無線ヘッド(RRH)と呼ばれることがあるリモート無線ユニット(RRU)など、分散無線基地局の1つまたは複数(もしくは全て)の部分を含んでもよい。かかるリモート無線ユニットは、アンテナ統合無線として、アンテナと統合されてもされなくてもよい。分散無線基地局の部分はまた、分散アンテナシステム(DAS)のノードと呼ばれることもある。ネットワークノードの更なる他の例としては、MSR BSなどのマルチスタンダード無線(MSR)機器、無線ネットワークコントローラ(RNC)または基地局コントローラ(BSC)などのネットワークコントローラ、ベーストランシーバ基地局(BTS)、送信ポイント、送信ノード、マルチセル/マルチキャスト調整エンティティ(MCE)、コアネットワークノード(例えば、移動交換局(MSC)、モビリティ管理エンティティ(MME))、操作および保守(O&M)ノード、操作サポートシステム(OSS)ノード、自己最適化ネットワーク(SON)ノード、ポジショニングノード(例えば、エボルブドサービングモバイルロケーションセンタ(E−SMLC))、ならびに/あるいはドライブ試験の最小化(MDT)が挙げられる。別の例として、ネットワークノードは、更に詳細に後述するような仮想ネットワークノードであってもよい。しかしながら、より一般的には、ネットワークノードは、無線デバイスが無線ネットワークにアクセスできるようにすること、もしくは無線ネットワークにアクセスしている無線デバイスに何らかのサービスを提供できるようにすること、および/または無線ネットワークにアクセスしている無線デバイスに何らかのサービスを提供することが、可能である、そのように構成されている、そのように配置されている、ならびに/あるいはそれを可能にするように動作可能である、任意の適切なデバイス(またはデバイス群)を表してもよい。
図QQ1では、ネットワークノードQQ160は、処理回路構成QQ170と、デバイス可読媒体QQ180と、インターフェースQQ190と、補助機器QQ184と、電源QQ186と、電源回路構成QQ187と、アンテナQQ162とを含む。図QQ1の例示の無線ネットワークに示されるネットワークノードQQ160は、ハードウェア構成要素の図示される組み合わせを含むデバイスを表すことがあるが、他の実施形態は、構成要素の異なる組み合わせを含むネットワークノードを備えてもよい。ネットワークノードは、本明細書に開示するタスク、機構、機能、および方法を実施するのに必要な、ハードウェアおよび/またはソフトウェアの任意の適切な組み合わせを含むことが理解されるべきである。更に、ネットワークノードQQ160の構成要素は、より大きいボックス内に位置するかまたは複数のボックス内に入れ子状になった、単独のボックスとして示されているが、実際上、ネットワークノードは、単一の図示される構成要素を構成する複数の異なる物理的構成要素を含んでもよい(例えば、デバイス可読媒体QQ180は、複数の別個のハードドライブならびに複数のRAMモジュールを備えてもよい)。
同様に、ネットワークノードQQ160は、各々がそれぞれ自身の構成要素を有してもよい、複数の物理的に別個の構成要素(例えば、ノードBコンポーネントおよびRNCコンポーネント、またはBTSコンポーネントおよびBSCコンポーネントなど)から成ってもよい。ネットワークノードQQ160が複数の別個の構成要素(例えば、BTSおよびBSCコンポーネント)を備える特定のシナリオでは、別個の構成要素の1つまたは複数が、いくつかのネットワークノードの間で共有されてもよい。例えば、単一のRNCが複数のノードBを制御してもよい。かかるシナリオでは、ノードBおよびRNCの固有の各対が、場合によっては、単一の別個のネットワークノードと見なされてもよい。いくつかの実施形態では、ネットワークノードQQ160は、複数のRATに対応するように構成されてもよい。かかる実施形態では、いくつかの構成要素が重複してもよく(例えば、異なるRATに対して別個のデバイス可読媒体QQ180)、いくつかの構成要素は再使用されてもよい(例えば、同じアンテナQQ162がRATによって共有されてもよい)。ネットワークノードQQ160はまた、例えば、GSM、広帯域符号分割多重アクセス(WCDMA)、LTE、NR、WiFi、またはブルートゥース無線技術など、ネットワークノードQQ160に統合された異なる無線技術に関する複数組の様々な図示される構成要素を含んでもよい。これらの無線技術は、同じまたは異なるチップもしくはチップセット、およびネットワークノードQQ160内の他の構成要素に統合されてもよい。
処理回路構成QQ170は、ネットワークノードによって提供されるものとして本明細書に記載される、任意の決定、計算、または類似の動作(例えば、特定の取得動作)を実施するように構成される。処理回路構成QQ170によって実施されるこれらの動作は、例えば、取得された情報を他の情報に変換すること、取得された情報または変換された情報をネットワークノードに格納された情報と比較すること、ならびに/あるいは取得された情報または変換された情報に基づいて1つもしくは複数の動作を実施することによって、処理回路構成QQ170によって取得される情報を処理すること、ならびに前記処理の結果として決定を行うことを含んでもよい。
処理回路構成QQ170は、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央処理装置(CPU)、DSP、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、または他の任意の適切なコンピューティングデバイス、リソース、あるいは単独で、または他のネットワークノードQQ160の構成要素(デバイス可読媒体QQ180、ネットワークノードQQ160の機能性など)と併せて提供するように動作可能な、ハードウェア、ソフトウェア、および/または符号化論理の組み合わせのうち、1つもしくは複数のものの組み合わせを備えてもよい。例えば、処理回路構成QQ170は、デバイス可読媒体QQ180に、または処理回路構成QQ170内のメモリに格納された命令を実行してもよい。かかる機能性は、本明細書で考察する様々な無線の機構、機能、または利益のいずれかを提供することを含んでもよい。かかる実施形態では、処理回路構成QQ170はシステムオンチップ(SOC)を含んでもよい。
いくつかの実施形態では、処理回路構成QQ170は、無線周波数(RF)送受信機回路構成QQ172およびベースバンド処理回路構成QQ174の1つまたは複数を含んでもよい。いくつかの実施形態では、RF送受信機回路構成QQ172およびベースバンド処理回路構成QQ174は、別個のチップ(もしくはチップセット)、ボード、または無線ユニットおよびデジタルユニットなどのユニット上にあってもよい。代替実施形態では、RF送受信機回路構成QQ172およびベースバンド処理回路構成QQ174の一部または全ては、同じチップもしくはチップセット、ボード、またはユニットの上にあってもよい。
特定の実施形態では、ネットワークノード、基地局、eNB、または他のかかるネットワークデバイスによって提供されるものとして本明細書に記載する機能性の一部または全ては、デバイス可読媒体QQ180または処理回路構成QQ170内のメモリに格納された命令を実行する、処理回路構成QQ170によって実施されてもよい。代替実施形態では、機能性の一部または全ては、ハードワイヤード方式などで、別個のまたは離散的なデバイス可読媒体に格納された命令を実行することなく、処理回路構成QQ170によって提供されてもよい。それらの実施形態のいずれかにおいて、デバイス可読記憶媒体に格納された命令を実行するか否かにかかわらず、処理回路構成QQ170は、記載される機能性を実施するように構成することができる。かかる機能性によって提供される利益は、処理回路構成QQ170のみに、またはネットワークノードQQ160の他の構成要素に限定されず、ネットワークノードQQ160全体ならびに/あるいはエンドユーザおよび無線ネットワーク全般によって享受される。
デバイス可読媒体QQ180は、非限定的に、永続記憶装置、固体メモリ、リモート実装メモリ、磁気媒体、光学媒体、RAM、ROM、大容量記憶媒体(例えば、ハードディスク)、リムーバブル記憶媒体(例えば、フラッシュドライブ、コンパクトディスク(CD)、もしくはデジタルビデオディスク(DVD))、および/または他の任意の揮発性もしくは不揮発性非一時的デバイス可読および/またはコンピュータ実行可能メモリデバイスを含む、処理回路構成QQ170によって使用されてもよい情報、データ、および/または命令を格納する、任意の形態の揮発性または不揮発性コンピュータ可読メモリを含んでもよい。デバイス可読媒体QQ180は、論理、規則、符号、テーブルなどの1つもしくは複数を含むコンピュータプログラム、ソフトウェア、アプリケーションを含む、任意の適切な命令、データまたは情報、および/または処理回路構成QQ170によって実行され、ネットワークノードQQ160によって利用され得る他の命令を格納してもよい。デバイス可読媒体QQ180は、処理回路構成QQ170によって行われる任意の計算、および/またはインターフェースQQ190を介して受信される任意のデータを格納するのに使用されてもよい。いくつかの実施形態では、処理回路構成QQ170およびデバイス可読媒体QQ180は、統合されたものと見なされてもよい。
インターフェースQQ190は、ネットワークノードQQ160、ネットワークQQ106、および/またはWD QQ110の間における、シグナリングならびに/あるいはデータの有線または無線通信で使用される。図示されるように、インターフェースQQ190は、例えば、有線接続を通じてネットワークQQ106との間でデータを送受信する、ポート/端子QQ194を備える。インターフェースQQ190はまた、アンテナQQ162に、または特定の実施形態ではその一部に連結されてもよい、無線フロントエンド回路構成QQ192を含む。無線フロントエンド回路構成QQ192はフィルタQQ198および増幅器QQ196を備える。無線フロントエンド回路構成QQ192はアンテナQQ162および処理回路構成QQ170に接続されてもよい。無線フロントエンド回路構成は、アンテナQQ162と処理回路構成QQ170との間で通信される信号を調整するように構成されてもよい。無線フロントエンド回路構成QQ192は、無線接続を介して他のネットワークノードまたはWDに対して送出されるべきである、デジタルデータを受信してもよい。無線フロントエンド回路構成QQ192は、フィルタQQ198および/または増幅器QQ196の組み合わせを使用して、デジタルデータを、適切なチャネルおよび帯域幅パラメータを有する無線信号へと変換してもよい。無線信号は次に、アンテナQQ162を介して送信されてもよい。同様に、データを受信するとき、アンテナQQ162は無線信号を収集してもよく、それらは次に、無線フロントエンド回路構成QQ192によってデジタルデータへと変換される。デジタルデータは処理回路構成QQ170に渡されてもよい。他の実施形態では、インターフェースは、異なる構成要素および/または構成要素の異なる組み合わせを備えてもよい。
特定の代替実施形態では、ネットワークノードQQ160は別個の無線フロントエンド回路構成QQ192を含まなくてもよく、代わりに、処理回路構成QQ170は、無線フロントエンド回路構成QQ192を備えてもよく、別個の無線フロントエンド回路構成QQ192なしでアンテナQQ162に接続されてもよい。同様に、いくつかの実施形態では、RF送受信機回路構成QQ172の全てまたは一部はインターフェースQQ190の一部と見なされてもよい。更に他の実施形態では、インターフェースQQ190は、無線ユニット(図示なし)の一部として、1つもしくは複数のポートまたは端子QQ194、無線フロントエンド回路構成QQ192、およびRF送受信機回路構成QQ172を含んでもよく、インターフェースQQ190は、デジタルユニット(図示なし)の一部である、ベースバンド処理回路構成QQ174と通信してもよい。
アンテナQQ162は、無線信号を送出および/または受信するように構成された、1つもしくは複数のアンテナまたはアンテナアレイを含んでもよい。アンテナQQ162は、無線フロントエンド回路構成QQ190に連結されてもよく、データおよび/または信号を無線で送受信することができる、任意のタイプのアンテナであってもよい。いくつかの実施形態では、アンテナQQ162は、例えば、2ギガヘルツ(GHz)〜66GHzの無線信号を送受信するように動作可能な、1つまたは複数の全方向性、セクター、またはパネルアンテナを含んでもよい。全方向性アンテナは、任意の方向で無線信号を送受信するのに使用されてもよく、セクターアンテナは、特定のエリア内でデバイスから無線信号を送受信するのに使用されてもよく、パネルアンテナは、比較的直線で無線信号を送受信するのに使用される見通し線アンテナであってもよい。いくつかの例では、1つを超えるアンテナの使用は複数入力複数出力(MIMO)と呼ばれることがある。特定の実施形態では、アンテナQQ162は、ネットワークノードQQ160とは別個であってもよく、インターフェースまたはポートを通してネットワークノードQQ160に接続可能であってもよい。
アンテナQQ162、インターフェースQQ190、および/または処理回路構成QQ170は、ネットワークノードによって実施されるものとして、本明細書に記載するあらゆる受信動作および/または特定の取得動作を実施するように構成されてもよい。あらゆる情報、データ、および/または信号は、無線デバイス、別のネットワークノード、および/または他の任意のネットワーク機器から受信されてもよい。同様に、アンテナQQ162、インターフェースQQ190、および/または処理回路構成QQ170は、ネットワークノードによって実施されるものとして、本明細書に記載するあらゆる送信動作を実施するように構成されてもよい。あらゆる情報、データ、および/または信号は、無線デバイス、別のネットワークノード、および/または他の任意のネットワーク機器に送信されてもよい。
電力回路構成QQ187は、電力管理回路構成を含むかまたはそれに連結されてもよく、ネットワークノードQQ160の構成要素に、本明細書に記載する機能性を実施する電力を供給するように構成される。電力回路構成QQ187は電源QQ186から電力を受信してもよい。電源QQ186および/または電力回路構成QQ187は、それぞれの構成要素に適した形態で(例えば、それぞれの構成要素に必要な電圧および電流レベルで)、ネットワークノードQQ160の様々な構成要素に電力を提供するように構成されてもよい。電源QQ186は、電力回路構成QQ187および/またはネットワークノードQQ160に含まれるか、あるいはその外部にあってもよい。例えば、ネットワークノードQQ160は、入力回路構成、または電気ケーブルなどのインターフェースを介して、外部電源(例えば、電気コンセント)に接続可能であってもよく、外部電源は電力を電力回路構成QQ187に供給する。更なる例として、電源QQ186は、電力回路構成QQ187に接続されるかまたは統合される、電池もしくは電池パックの形態の電源の供給源を含んでもよい。電池は、外部電源が故障した場合のバックアップ電力を提供してもよい。光起電デバイスなど、他のタイプの電源も使用されてもよい。
ネットワークノードQQ160の代替実施形態は、本明細書に記載する機能性のいずれか、および/または本明細書に記載する主題に対応するのに必要な任意の機能性を含む、ネットワークノードの機能性の特定の態様を提供することに関与してもよい、図QQ1に示されるものを超える追加の構成要素を含んでもよい。例えば、ネットワークノードQQ160は、情報をネットワークノードQQ160に入力するのを可能にし、情報をネットワークノードQQ160から出力するのを可能にする、ユーザインターフェース機器を含んでもよい。これは、ネットワークノードQQ160に対する診断、保守、修理、および他の管理機能をユーザが実施するのを可能にしてもよい。
本明細書で使用するとき、WDは、ネットワークノードおよび/または他の無線デバイスと無線で通信することができる、そのように構成されている、そのように配置されている、ならびに/あるいはそのように動作可能であるデバイスを指す。別段の記述がない限り、WDという用語は、本明細書ではUEと交換可能に使用されてもよい。無線通信には、電磁波、電波、赤外線波、および/または空気を通して情報を伝達するのに適した他のタイプの信号を使用して、無線信号を送信および/または受信することが関与してもよい。いくつかの実施形態では、WDは、直接的な人間の相互作用なしに情報を送信および/または受信するように構成されてもよい。例えば、WDは、内部もしくは外部イベントによって起動されると、またはネットワークからの要求に応答して、所定のスケジュールでネットワークに情報を送信するように設計されてもよい。WDの例としては、スマートフォン、モバイルフォン、携帯電話、ボイスオーバーIP(VoIP)電話、無線ローカルループ電話、デスクトップコンピュータ、個人情報端末(PDA)、無線カメラ、ゲームコンソールもしくはデバイス、音楽記憶デバイス、再生器具、ウェアラブル端末デバイス、無線エンドポイント、移動局、タブレット、ラップトップ、ラップトップ内蔵機器(LEE)、ラップトップ搭載機器(LME)、スマートデバイス、無線カスタマー構内設備(CPE)、車載型無線端末デバイスなどが挙げられるが、それらに限定されない。WDは、例えば、サイドリンク通信の3GPP規格を実現することによるデバイス間(D2D)通信、車車間(V2V)、路車間(V2I)、車車間・路車間(V2X)に対応してもよく、この場合、D2D通信デバイスと呼ばれることがある。更に別の特定の例として、物のインターネット(IoT)のシナリオでは、WDは、監視および/または測定を実施し、かかる監視および/または測定の結果を別のWDおよび/またはネットワークノードに送信する、機械または他のデバイスを表してもよい。WDは、この場合、3GPPの文脈ではMTCデバイスと呼ばれることがある、M2Mデバイスであってもよい。1つの特定の例として、WDは、3GPP NB−IoT規格を実現するUEであってもよい。かかる機械またはデバイスの特定の例は、センサ、電力計などの計量デバイス、工業用機械類、または家庭用もしくは個人用電気器具(例えば、冷蔵庫、テレビなど)、個人用ウェアラブル(例えば、時計、フィットネストラッカーなど)である。他のシナリオでは、WDは、その動作状態またはその動作と関連付けられた他の機能に関して監視および/または報告することができる、車両または他の機器を表してもよい。上述したようなWDは、無線接続のエンドポイントを表してもよく、その場合、デバイスは無線端末と呼ばれることがある。更に、上述したようなWDは移動体であってもよく、その場合、移動デバイスまたは移動端末と呼ばれることもある。
図示されるように、無線デバイスQQ110は、アンテナQQ111、インターフェースQQ114、処理回路構成QQ120、デバイス可読媒体QQ130、ユーザインターフェース機器QQ132、補助機器QQ134、電源QQ136、および電力回路構成QQ137を含む。WD QQ110は、例えば、例を挙げると、GSM、WCDMA、LTE、NR、WiFi、WiMAX、NB−IoT、またはブルートゥース無線技術など、WD QQ110が対応する異なる無線技術に対して、図示される構成要素のうち1つまたは複数のものの複数組を含んでもよい。これらの無線技術は、WD QQ110内の他の構成要素と同じもしくは異なるチップまたはチップセットに統合されてもよい。
アンテナQQ111は、無線信号を送出および/または受信するように構成された、1つもしくは複数のアンテナまたはアンテナアレイを含んでもよく、インターフェースQQ114に接続される。特定の代替実施形態では、アンテナQQ111は、WD QQ110とは別個であってもよく、インターフェースまたはポートを通してWD QQ110に接続可能であってもよい。アンテナQQ111、インターフェースQQ114、および/または処理回路構成QQ120は、WDによって実施されるものとして本明細書に記載される、あらゆる受信または送信動作を実施するように構成されてもよい。あらゆる情報、データ、および/または信号は、ネットワークノードおよび/または別のWDから受信されてもよい。いくつかの実施形態では、無線フロントエンド回路構成および/またはアンテナQQ111は、インターフェースと見なされてもよい。
図示されるように、インターフェースQQ114は無線フロントエンド回路構成QQ112およびアンテナQQ111を備える。無線フロントエンド回路構成QQ112は、1つまたは複数のフィルタQQ118および増幅器QQ116を備える。無線フロントエンド回路構成QQ114は、アンテナQQ111および処理回路構成QQ120に接続され、アンテナQQ111と処理回路構成QQ120との間で通信される信号を調整するように構成される。無線フロントエンド回路構成QQ112は、アンテナQQ111に連結されるか、またはその一部であってもよい。いくつかの実施形態では、WD QQ110は、別個の無線フロントエンド回路構成QQ112を含まなくてもよく、それよりもむしろ、処理回路構成QQ120は、無線フロントエンド回路構成を備えてもよく、アンテナQQ111に接続されてもよい。同様に、いくつかの実施形態では、RF送受信機回路構成QQ122の一部または全てはインターフェースQQ114の一部と見なされてもよい。無線フロントエンド回路構成QQ112は、無線接続を介して他のネットワークノードまたはWDに対して送出されるべきである、デジタルデータを受信してもよい。無線フロントエンド回路構成QQ112は、フィルタQQ118および/または増幅器QQ116の組み合わせを使用して、デジタルデータを、適切なチャネルおよび帯域幅パラメータを有する無線信号へと変換してもよい。無線信号は次に、アンテナQQ111を介して送信されてもよい。同様に、データを受信するとき、アンテナQQ111は無線信号を収集してもよく、それらは次に、無線フロントエンド回路構成QQ112によってデジタルデータへと変換される。デジタルデータは処理回路構成QQ120に渡されてもよい。他の実施形態では、インターフェースは、異なる構成要素および/または構成要素の異なる組み合わせを備えてもよい。
処理回路構成QQ120は、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、CPU、DSP、ASIC、FPGA、または他の任意の適切なコンピューティングデバイス、リソース、あるいは単独で、または他のWD QQ110の構成要素(デバイス可読媒体QQ130、WD QQ110の機能性など)と併せて提供するように動作可能な、ハードウェア、ソフトウェア、および/または符号化論理の組み合わせのうち、1つもしくは複数のものの組み合わせを備えてもよい。かかる機能性は、本明細書で考察する様々な無線の機構または利益のいずれかを提供することを含んでもよい。例えば、処理回路構成QQ120は、デバイス可読媒体QQ130に、または処理回路構成QQ120内のメモリに格納された命令を実行して、本明細書に開示する機能性を提供してもよい。
図示されるように、処理回路構成QQ120は、RF送受信機回路構成QQ122、ベースバンド処理回路構成QQ124、およびアプリケーション処理回路構成QQ126の1つまたは複数を含む。他の実施形態では、処理回路構成は、異なる構成要素および/または構成要素の異なる組み合わせを備えてもよい。特定の実施形態では、WD QQ110の処理回路構成QQ120はSOCを備えてもよい。いくつかの実施形態では、RF送受信機回路構成QQ122、ベースバンド処理回路構成QQ124、およびアプリケーション処理回路構成QQ126は、別個のチップまたはチップセット上にあってもよい。代替実施形態では、ベースバンド処理回路構成QQ124およびアプリケーション処理回路構成QQ126の一部または全ては、1つのチップまたはチップセットに組み入れられてもよく、RF送受信機回路構成QQ122は別個のチップまたはチップセット上にあってもよい。更なる代替実施形態では、RF送受信機回路構成QQ122およびベースバンド処理回路構成QQ124の一部または全てが、同じチップまたはチップセット上にあってもよく、アプリケーション処理回路構成QQ126が別個のチップまたはチップセット上にあってもよい。更なる他の代替実施形態では、RF送受信機回路構成QQ122、ベースバンド処理回路構成QQ124、およびアプリケーション処理回路構成QQ126の一部または全てが、同じチップまたはチップセットに組み入れられてもよい。いくつかの実施形態では、RF送受信機回路構成QQ122はインターフェースQQ114の一部であってもよい。RF送受信機回路構成QQ122は、処理回路構成QQ120に対するRF信号を調整してもよい。
特定の実施形態では、WDによって実施されるものとして本明細書に記載される機能性の一部または全ては、特定の実施形態ではコンピュータ可読記憶媒体であってもよい、デバイス可読媒体QQ130に格納された命令を処理回路構成QQ120が実行することによって提供されてもよい。代替実施形態では、機能性の一部または全ては、ハードワイヤード方式などで、別個のまたは離散的なデバイス可読記憶媒体に格納された命令を実行することなく、処理回路構成QQ120によって提供されてもよい。これら特定の実施形態のいずれかにおいて、デバイス可読記憶媒体に格納された命令を実行するか否かにかかわらず、処理回路構成QQ120は、記載される機能性を実施するように構成することができる。かかる機能性によって提供される利益は、処理回路構成QQ120のみに、またはWD QQ110の他の構成要素に限定されず、WD QQ110全体ならびに/あるいはエンドユーザおよび無線ネットワーク全般によって享受される。
処理回路構成QQ120は、WDによって実施されるものとして本明細書に記載される、任意の決定、計算、または類似の動作(例えば、特定の取得動作)を実施するように構成されてもよい。処理回路構成QQ120によって実施されるようなこれらの動作は、例えば、取得された情報を他の情報に変換すること、取得された情報または変換された情報をWD QQ110によって格納された情報と比較すること、ならびに/あるいは取得された情報または変換された情報に基づいて1つもしくは複数の動作を実施することによって、処理回路構成QQ120によって取得される情報を処理すること、ならびに前記処理の結果として決定を行うことを含んでもよい。
デバイス可読媒体QQ130は、1つもしくは複数の論理、規則、符号、テーブルなどを含む、コンピュータプログラム、ソフトウェア、アプリケーション、ならびに/あるいは処理回路構成QQ120によって実行することができる他の命令を格納するように動作可能であってもよい。デバイス可読媒体QQ130としては、コンピュータメモリ(例えば、RAMもしくはROM)、大容量記憶媒体(例えば、ハードディスク)、リムーバブル記憶媒体(例えば、CDもしくはDVD)、ならびに/あるいは、処理回路構成QQ120によって使用されてもよい情報、データ、および/または命令を格納する、他の任意の揮発性もしくは不揮発性非一時的デバイス可読および/またはコンピュータ実行可能メモリデバイスを挙げることができる。いくつかの実施形態では、処理回路構成QQ120およびデバイス可読媒体QQ130は、統合されたものと見なされてもよい。
ユーザインターフェース機器QQ132は、人間のユーザがWD QQ110と相互作用することを可能にする構成要素を提供してもよい。かかる相互作用は、視覚、聴覚、触覚など、多くの形態のものであってもよい。ユーザインターフェース機器QQ132は、ユーザに対する出力を生成し、ユーザがWD QQ110への入力を提供できるように動作可能であってもよい。相互作用のタイプは、WD QQ110にインストールされるユーザインターフェース機器QQ132のタイプに応じて変わってもよい。例えば、WD QQ110がスマートフォンの場合、相互作用はタッチスクリーンを介してもよく、WD QQ110がスマートメータの場合、相互作用は、使用(例えば、使用したガロン数)を提供する画面、または(例えば、煙が検出された場合に)可聴警告音を提供するスピーカーを通すものであってもよい。ユーザインターフェース機器QQ132は、入力インターフェース、デバイス、および回路、ならびに出力インターフェース、デバイス、および回路を含んでもよい。ユーザインターフェース機器QQ132は、WD QQ110への情報の入力を可能にするように構成され、処理回路構成QQ120に接続されて、処理回路構成QQ120が入力情報を処理するのを可能にする。ユーザインターフェース機器QQ132は、例えば、マイクロフォン、近接センサもしくは他のセンサ、キー/ボタン、タッチディスプレイ、1つもしくは複数のカメラ、ユニバーサルシリアルバス(USB)ポート、または他の入力回路構成を含んでもよい。ユーザインターフェース機器QQ132はまた、WD QQ110からの情報の出力を可能にし、処理回路構成QQ120が情報をWD QQ110から出力するのを可能にするように構成される。ユーザインターフェース機器QQ132は、例えば、スピーカー、ディスプレイ、振動回路構成、USBポート、ヘッドフォンインターフェース、または他の出力回路構成を含んでもよい。ユーザインターフェース機器QQ132の1つまたは複数の入力および出力インターフェース、デバイス、ならびに回路を使用して、WD QQ110は、エンドユーザおよび/または無線ネットワークと通信し、それらが本明細書に記載する機能性から利益を得ることを可能にしてもよい。
補助機器QQ134は、一般にはWDによって実施されないことがある、より具体的な機能性を提供するように動作可能である。これは、様々な目的の測定を行う専用センサ、有線通信などの追加のタイプの通信のためのインターフェースなどを含んでもよい。補助機器QQ134を含むこと、またその構成要素のタイプは、実施形態および/またはシナリオに応じて異なってもよい。
電源QQ136は、いくつかの実施形態では、電池または電池パックの形態のものであってもよい。外部電源(例えば、電気コンセント)、光起電デバイス、またはパワーセルなど、他のタイプの電源も使用されてもよい。WD QQ110は、本明細書に記載または示される任意の機能性を実施するのに電源QQ136からの電力を必要とするWD QQ110の様々な部分に、電源QQ136から電力を送達する、電力回路構成QQ137を更に備えてもよい。電力回路構成QQ137は、特定の実施形態では、電力管理回路構成を含んでもよい。電力回路構成QQ137は、それに加えてまたはその代わりに、外部電源から電力を受信するように動作可能であってもよく、その場合、WD QQ110は、入力回路構成、または電力ケーブルなどのインターフェースを介して、外部電源(電気コンセントなど)に接続可能であってもよい。電力回路構成QQ137はまた、特定の実施形態では、外部電源から電源QQ136に電力を送達するように動作可能であってもよい。これは、例えば、電源QQ136を充電するものであってもよい。電力回路構成QQ137は、電源QQ136からの電力に対して任意のフォーマット化、変換、または他の修正を実施して、電力が供給されるWD QQ110のそれぞれの構成要素に適した電力にしてもよい。
図QQ2は、本明細書に記載する様々な態様による、UEの一実施形態を示している。本明細書で使用するとき、ユーザ機器、即ちUEは、関連デバイスを所有および/または操作する人間のユーザという意味では、必ずしもユーザを有さなくてもよい。代わりに、UEは、人間のユーザに販売するか人間のユーザによって操作されることが意図されるが、特定の人間のユーザと関連付けられないことがある、または最初は関連付けられないことがあるデバイスを表してもよい(例えば、スマートスプリンクラーコントローラ)。あるいは、UEは、エンドユーザに販売するかエンドユーザによって操作されることは意図されないが、ユーザと関連付けられるかまたはユーザの利益のために操作されてもよいデバイスを表してもよい(例えば、スマート電力計)。UE QQ200は、NB−IoT UE、MTC UE、および/または拡張型MTC(eMTC)UEを含む、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によって特定される任意のUEであってもよい。図QQ2に示されるようなUE QQ200は、3GPPのGSM、UMTS、LTE、および/または5G規格など、3GPPによって普及される1つまたは複数の通信規格にしたがった通信向けに構成されたWDの一例である。上述したように、WDおよびUEという用語は交換可能に使用されてもよい。したがって、図QQ2はUEであるが、本明細書で考察する構成要素はWDに等しく適用可能であり、その逆もまた真である。
図QQ2では、UE QQ200は、入出力インターフェースQQ205、RFインターフェースQQ209、ネットワーク接続インターフェースQQ211、メモリQQ215(RAM QQ217、ROM QQ219、および記憶媒体QQ221などを含む)、通信サブシステムQQ231、電源QQ233、および/または他の任意の構成要素、あるいはそれらの任意の組み合わせに動作可能に連結された、処理回路構成QQ201を含む。記憶媒体QQ221は、オペレーティングシステムQQ223、アプリケーションプログラムQQ225、およびデータQQ227を含む。他の実施形態では、記憶媒体QQ221は他の類似のタイプの情報を含んでもよい。特定のUEは、図QQ2に示される構成要素の全て、または構成要素のサブセットのみを利用してもよい。構成要素間の統合レベルはUEごとに異なってもよい。更に、特定のUEは、複数のプロセッサ、メモリ、送受信機、送信機、受信機など、構成要素の複数の例を含んでもよい。
図QQ2では、処理回路構成QQ201は、コンピュータ命令およびデータを処理するように構成されてもよい。処理回路構成QQ201は、1つもしくは複数のハードウェア実装状態機械(例えば、離散的な論理、FPGA、ASICなど)、適切なファームウェアを伴うプログラマブル論理、1つもしくは複数の格納されたプログラム、適切なソフトウェアを伴うマイクロプロセッサもしくはDSPなどの汎用プロセッサ、または上記のものの任意の組み合わせなど、機械可読コンピュータプログラムとしてメモリに格納された機械命令を実行するように動作可能な、任意の連続状態機械を実現するように構成されてもよい。例えば、処理回路構成QQ201は2つのCPUを含んでもよい。データは、コンピュータが使用するのに適した形態の情報であってもよい。
図示される実施形態では、入出力インターフェースQQ205は、入力デバイス、出力デバイス、または入出力デバイスに対する通信インターフェースを提供するように構成されてもよい。UE QQ200は、入出力インターフェースQQ205を介して出力デバイスを使用するように構成されてもよい。出力デバイスは、入力デバイスと同じタイプのインターフェースポートを使用してもよい。例えば、UE QQ200に対する入出力を提供するのに、USBポートが使用されてもよい。出力デバイスは、スピーカー、サウンドカード、ビデオカード、ディスプレイ、モニタ、プリンタ、アクチュエータ、エミッタ、スマートカード、別の出力デバイス、またはそれらの任意の組み合わせであってもよい。UE QQ200は、入出力インターフェースQQ205を介して入力デバイスを使用して、ユーザがUE QQ200への情報を捕捉することを可能にするように構成されてもよい。入力デバイスは、タッチセンサ式または存在センサ式ディスプレイ、カメラ(例えば、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、ウェブカメラなど)、マイクロフォン、センサ、マウス、トラックボール、指向性パッド、トラックパッド、スクロールホイール、スマートカードなどを含んでもよい。存在センサ式ディスプレイは、ユーザからの入力を感知する、容量性または抵抗性タッチセンサを含んでもよい。センサは、例えば、加速度計、ジャイロスコープ、傾きセンサ、力センサ、磁力計、光学センサ、近接センサ、別の同様のセンサ、またはそれらの任意の組み合わせであってもよい。例えば、入力デバイスは、加速度計、磁力計、デジタルカメラ、マイクロフォン、および光学センサであってもよい。
図QQ2では、RFインターフェースQQ209は、通信インターフェースを、送信機、受信機、およびアンテナなどのRF構成要素に提供するように構成されてもよい。ネットワーク接続インターフェースQQ211は、通信インターフェースをネットワークQQ243aに提供するように構成されてもよい。ネットワークQQ243aは、LAN、WAN、コンピュータネットワーク、無線ネットワーク、電気通信ネットワーク、別の類似のネットワーク、またはそれらの任意の組み合わせなど、有線および/または無線ネットワークを包含してもよい。例えば、ネットワークQQ243aはWiFiネットワークを含んでもよい。ネットワーク接続インターフェースQQ211は、イーサネット、伝送制御プロトコル(TCP)/IP、同期光通信ネットワーク(SONET)、非同期転送モード(ATM)など、1つまたは複数の通信プロトコルにしたがって、通信ネットワークを通じて1つもしくは複数の他のデバイスと通信するのに使用される、受信機および送信機インターフェースを含むように構成されてもよい。ネットワーク接続インターフェースQQ211は、通信ネットワークリンク(例えば、光学、電気など)に適切な受信機および送信機の機能性を実現してもよい。送信機および受信機機能は、回路構成要素、ソフトウェア、もしくはファームウェアを共有してもよく、あるいは別個に実現されてもよい。
RAM QQ217は、バスQQ202を介して処理回路構成QQ201にインターフェース接続して、オペレーティングシステム、アプリケーションプログラム、およびデバイスドライバなどのソフトウェアプログラムを実行する間、データまたはコンピュータ命令を格納もしくはキャッシングするように構成されてもよい。ROM QQ219は、コンピュータ命令またはデータを処理回路構成QQ201に提供するように構成されてもよい。例えば、ROM QQ219は、基本的入出力(I/O)、起動、または不揮発性メモリに格納されたキーボードからのキーストロークの受信など、基本的なシステム機能に対する不変の低レベルシステムコードまたはデータを格納するように構成されてもよい。記憶媒体QQ221は、RAM、ROM、プログラマブルROM(PROM)、消去可能PROM(EPROM)、電気的EPROM(EEPROM)、磁気ディスク、光学ディスク、フロッピーディスク、ハードディスク、取外し可能カートリッジ、またはフラッシュドライブなどのメモリを含むように構成されてもよい。一例では、記憶媒体QQ221は、オペレーティングシステムQQ223、ウェブブラウザアプリケーションなどのアプリケーションプログラムQQ225、ウィジェットもしくはガジェットエンジンまたは別のアプリケーション、およびデータファイルQQ227を含むように構成されてもよい。記憶媒体QQ221は、UE QQ200が使用するため、多種多様の様々なオペレーティングシステムまたはオペレーティングシステムの組み合わせのいずれかを格納してもよい。
記憶媒体QQ221は、独立ディスクの冗長アレイ(RAID)、フロッピーディスクドライブ、フラッシュメモリ、USBフラッシュドライブ、外部ハードディスクドライブ、サムドライブ、ペンドライブ、キードライブ、高密度デジタル多用途ディスク(HD−DVD)光学ディスクドライブ、内部ハードディスクドライブ、ブルーレイ光学ディスクドライブ、ホログラフィックデジタルデータ記録(HDDS)光学ディスクドライブ、外部ミニデュアルインラインメモリモジュール(DIMM)、同期式動的RAM(SDRAM)、外部マイクロDIMM SDRAM、スマートカードメモリ(加入者識別モジュール(SIM)もしくはリムーバブルユーザ識別モジュール(RUIM))、他のメモリ、またはそれらの任意の組み合わせなど、多数の物理的ドライブユニットを含むように構成されてもよい。記憶媒体QQ221によって、UE QQ200が、一時的もしくは非一時的メモリ媒体に格納された、コンピュータ実行可能命令、アプリケーションプログラムなどにアクセスするか、データをオフロードするか、またはデータをアップロードすることが可能になってもよい。通信システムを利用するものなどの製品は、デバイス可読媒体を含んでもよい、記憶媒体QQ221の形で有形的に具体化されてもよい。
図QQ2では、処理回路構成QQ201は、通信サブシステムQQ231を使用してネットワークQQ243bと通信するように構成されてもよい。ネットワークQQ243aおよびネットワークQQ243bは、同じネットワークまたは異なるネットワークであってもよい。通信サブシステムQQ231は、ネットワークQQ243bと通信するのに使用される1つまたは複数の送受信機を含むように構成されてもよい。例えば、通信サブシステムQQ231は、IEEE 802.QQ2、符号分割多重アクセス(CDMA)、WCDMA、GSM、LTE、ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(UTRAN)、WiMaxなどの1つまたは複数の通信プロトコルにしたがって、別のWD、UE、またはRANの基地局など、無線通信することができる別のデバイスの1つまたは複数のリモート送受信機と通信するのに使用される、1つまたは複数の送受信機を含むように構成されてもよい。各送受信機は、RANリンクに適した送信機または受信機の機能性(例えば、周波数割当てなど)をそれぞれ実現する、送信機QQ233および/または受信機QQ235を含んでもよい。更に、各送受信機の送信機QQ233および受信機QQ235は、回路構成要素、ソフトウェア、もしくはファームウェアを共有してもよく、あるいは別個に実現されてもよい。
図示される実施形態では、通信サブシステムQQ231の通信機能は、データ通信、音声通信、マルチメディア通信、ブルートゥースなどの近距離通信、近距離無線通信、位置を決定するのに全地球測位システム(GPS)を使用するものなどの位置依存型通信、別の類似の通信機能、またはそれらの任意の組み合わせを含んでもよい。例えば、通信サブシステムQQ231は、セルラー通信、WiFi通信、ブルートゥース通信、およびGPS通信を含んでもよい。ネットワークQQ243bは、LAN、WAN、コンピュータネットワーク、無線ネットワーク、電気通信ネットワーク、別の類似のネットワーク、またはそれらの任意の組み合わせなど、有線および/または無線ネットワークを包含してもよい。例えば、ネットワークQQ243bは、セルラーネットワーク、WiFiネットワーク、および/または近距離ネットワークであってもよい。電源QQ213は、交流(AC)または直流(DC)電力をUE QQ200の構成要素に提供するように構成されてもよい。
本明細書に記載する特徴、利益、および/または機能は、UE QQ200の構成要素の1つで実現されてもよく、またはUE QQ200の複数の構成要素にわたって分割されてもよい。更に、本明細書に記載する特徴、利益、および/または機能は、ハードウェア、ソフトウェア、またはファームウェアの任意の組み合わせで実現されてもよい。一例では、通信サブシステムQQ231は、本明細書に記載する構成要素のいずれかを含むように構成されてもよい。更に、処理回路構成QQ201は、バスQQ202を通じてかかる構成要素のいずれかと通信するように構成されてもよい。別の例では、かかる構成要素のいずれかは、処理回路構成QQ201によって実行されると、本明細書に記載される対応する機能を実施する、メモリに格納されたプログラム命令によって表されてもよい。別の例では、かかる構成要素のいずれかの機能性は、処理回路構成QQ201と通信サブシステムQQ231との間で分割されてもよい。別の例では、かかる構成要素のいずれかの非コンピュータ集約的機能は、ソフトウェアまたはファームウェアの形で実現されてもよく、コンピュータ集約的機能はハードウェアの形で実現されてもよい。
図QQ3は、いくつかの実施形態によって実現される機能が仮想化されてもよい、仮想化環境QQ300を示す概略ブロック図である。この文脈では、仮想化とは、ハードウェアプラットフォーム、記憶デバイス、およびネットワーキングリソースを仮想化することを含んでもよい、装置またはデバイスを仮想化したものを作成することを意味する。本明細書で使用するとき、仮想化は、ノード(例えば、仮想化基地局もしくは仮想化無線アクセスノード)、あるいはデバイス(例えば、UE、無線デバイス、もしくは他の任意のタイプの通信デバイス)またはその構成要素に適用することができ、機能性の少なくとも一部分が(例えば、1つまたは複数のネットワークにおいて1つまたは複数の物理的処理ノードで実行する、1つもしくは複数のアプリケーション、構成要素、機能、仮想機械、またはコンテナを介して)1つまたは複数の仮想構成要素として実現される実現例に関する。
いくつかの実施形態では、本明細書に記載する機能の一部または全ては、1つまたは複数のハードウェアノードQQ330がホストする1つまたは複数の仮想環境QQ300において実現される、1つまたは複数の仮想機械によって実行される仮想構成要素として実現されてもよい。更に、仮想ノードが無線アクセスノードではない、または無線接続性(例えば、コアネットワークノード)を要しない実施形態では、ネットワークノードは全体的に仮想化されてもよい。
機能は、本明細書に開示する実施形態のうちいくつかの特徴、機能、および/または利益の一部を実現するように動作する、1つまたは複数のアプリケーションQQ320(あるいは、ソフトウェアインスタンス、仮想アプライアンス、ネットワーク機能、仮想ノード、仮想ネットワーク機能などと呼ばれることがある)によって実現されてもよい。アプリケーションQQ320は、処理回路構成QQ360およびメモリQQ390を備えるハードウェアQQ330を提供する仮想化環境QQ300で稼働する。メモリQQ390は、処理回路構成QQ360によって実行可能な命令QQ395を含み、それによってアプリケーションQQ320は、本明細書に開示する特徴、利益、および/または機能の1つもしくは複数を提供するように動作する。
仮想化環境QQ300は、商用オフザシェルフ(COTS)プロセッサ、専用ASIC、あるいはデジタルもしくはアナログハードウェア構成要素または専用プロセッサを含む他の任意のタイプの処理回路構成であってもよい、1つもしくは複数のプロセッサまたは処理回路構成QQ360のセットを備える、汎用または専用ネットワークハードウェアデバイスQQ330を備える。各ハードウェアデバイスは、処理回路構成QQ360によって実行される命令QQ395またはソフトウェアを一時的に格納する非永続的メモリであってもよい、メモリQQ390−1を備えてもよい。各ハードウェアデバイスは、物理ネットワークインターフェースQQ380を含む、ネットワークインターフェースカードとしても知られる、1つまたは複数のネットワークインターフェースコントローラ(NIC)QQ370を備えてもよい。各ハードウェアデバイスはまた、処理回路構成QQ360によって実行可能なソフトウェアQQ395および/または命令が格納された、非一時的な永続的機械可読記憶媒体QQ390−2を含んでもよい。ソフトウェアQQ395は、1つまたは複数の仮想化レイヤQQ350(ハイパーバイザーとも呼ばれる)の実例となるソフトウェア、仮想機械QQ340を実行するソフトウェア、ならびに本明細書に記載するいくつかの実施形態に関連して記載される機能、特徴、および/または利益を実行することを可能にするソフトウェアを含む、任意のタイプのソフトウェアを含んでもよい。
仮想機械QQ340は、仮想処理、仮想メモリ、仮想ネットワーキングまたはインターフェース、および仮想記憶装置を含み、対応する仮想化レイヤQQ350またはハイパーバイザーによって稼働してもよい。仮想アプライアンスQQ320のインスタンスの異なる実施形態は、仮想機械QQ340の1つまたは複数で実現されてもよく、実現は異なる形で行われてもよい。
動作中、処理回路構成QQ360は、場合によっては仮想機械モニタ(VMM)と呼ばれることがある、ハイパーバイザーまたは仮想化レイヤQQ350の実例となるソフトウェアQQ395を実行する。仮想化レイヤQQ350は、仮想機械QQ340に対するネットワーキングハードウェアのように見える、仮想オペレーティングプラットフォームを表してもよい。
図QQ3に示されるように、ハードウェアQQ330は、一般または特定構成要素を備えた独立型ネットワークノードであってもよい。ハードウェアQQ330は、アンテナQQ3225を備えてもよく、仮想化によって一部の機能を実現してもよい。あるいは、ハードウェアQQ330は、多くのハードウェアノードが共に働き、中でも特にアプリケーションQ320のライフサイクル管理を監督する、管理およびオーケストレーション(MANO)QQ3100を介して管理される、ハードウェアの(例えば、データセンタもしくはCPEにおける)より大きいクラスタの一部であってもよい。
ハードウェアの仮想化は、文脈によっては、ネットワーク機能仮想化(NFV)と呼ばれる。NFVは、多くのネットワーク機器タイプを、業界標準の大容量サーバハードウェア、物理的スイッチ、およびデータセンタに位置することができる物理的記憶装置、およびCPE上へと統合するのに使用されてもよい。
NFVの文脈では、仮想機械QQ340は、物理的な非仮想化機械で実行しているかのようにプログラムを走らせる、物理的機械のソフトウェア実現例であってもよい。各仮想機械QQ340、およびその仮想機械を実行するハードウェアQQ330の部分は、その仮想機械専用のハードウェアであり、ならびに/あるいはその仮想機械と他の仮想機械QQ340とで共有されるハードウェアは、別個の仮想ネットワーク要素(VNE)を形成する。
やはりNFVの文脈では、仮想ネットワーク機能(VNF)は、ハードウェアネットワーキングインフラストラクチャQQ330の最上位にある1つまたは複数の仮想機械QQ340で稼働する特定のネットワーク機能の取り扱いに関与し、図QQ3のアプリケーションQQ320に相当する。
いくつかの実施形態では、1つまたは複数の送信機QQ3220および1つまたは複数の受信機QQ3210をそれぞれ含む、1つまたは複数の無線ユニットQQ3200は、1つまたは複数のアンテナQQ3225に結合されてもよい。無線ユニットQQ3200は、1つまたは複数の適切なネットワークインターフェースを介してハードウェアノードQQ330と直接通信してもよく、仮想ノードに無線アクセスノードまたは基地局などの無線能力を提供する、仮想構成要素との組み合わせで使用されてもよい。
いくつかの実施形態では、一部のシグナリングは、ハードウェアノードQQ330と無線ユニットQQ3200との間の通信に代わりに使用されてもよい、制御システムQQ3230を使用することによって実施することができる。
図QQ4は、いくつかの実施形態による、中間ネットワークを介してホストコンピュータに接続される電気通信ネットワークを示している。特に、図QQ4を参照すると、一実施形態によれば、通信システムは、RANなどのアクセスネットワークQQ411とコアネットワークQQ414とを含む、3GPPタイプのセルラーネットワークなどの電気通信ネットワークQQ410を含む。アクセスネットワークQQ411は、対応するカバレッジエリアQQ413a、QQ413b、QQ413cをそれぞれ規定する、ノードB、eNB、gNB、または他のタイプの無線アクセスポイントなど、複数の基地局QQ412a、QQ412b、QQ412cを備える。各基地局QQ412a、QQ412b、QQ412cは、有線または無線接続QQ415を通じてコアネットワークQQ414に接続可能である。カバレッジエリアQQ413cに位置する第1のUE QQ491は、対応する基地局QQ412cに無線接続するように、またはそれによってページングするように構成される。カバレッジエリアQQ413aの第2のUE QQ492は、対応する基地局QQ412aに無線接続可能である。この例では複数のUE QQ491、QQ492が示されているが、開示される実施形態は、単一のUEがカバレッジエリアにあるか、または単一のUEが対応する基地局QQ412に接続している状況に等しく適用可能である。
電気通信ネットワークQQ410自体は、スタンドアロンサーバ、クラウド実装サーバ、分散サーバのハードウェアおよび/またはソフトウェアの形で、あるいはサーバファームの処理リソースとして具体化されてもよい、ホストコンピュータQQ430に接続される。ホストコンピュータQQ430は、サービスプロバイダの所有もしくは制御下にあってもよく、またはサービスプロバイダによって、もしくはサービスプロバイダに代わって操作されてもよい。電気通信ネットワークQQ410とホストコンピュータQQ430との間の接続QQ421およびQQ422は、コアネットワークQQ414からホストコンピュータQQ430まで直接延在してもよく、または任意の中間ネットワークQQ420を介して通ってもよい。中間ネットワークQQ420は、公衆、私設、もしくはホストされたネットワークの1つ、または1つを超えるものの組み合わせであってもよく、中間ネットワークQQ420がある場合、バックボーンネットワークまたはインターネットであってもよく、特に中間ネットワークQQ420は、2つ以上のサブネットワーク(図示なし)を含んでもよい。
図QQ4の通信システム全体は、接続されたUE QQ491、QQ492とホストコンピュータQQ430との間の接続性を可能にする。接続性は、オーバーザトップ(OTT)接続QQ450として説明されてもよい。ホストコンピュータQQ430および接続されたUE QQ491、QQ492は、アクセスネットワークQQ411、コアネットワークQQ414、任意の中間ネットワークQQ420、および場合によっては仲介物としての更なるインフラストラクチャ(図示なし)を使用して、OTT接続QQ450を介してデータおよび/またはシグナリングを通信するように構成される。OTT接続QQ450は、OTT接続QQ450が通っている関与する通信デバイスが、アップリンクおよびダウンリンク通信の経路指定を意識していないという意味で透明である。例えば、基地局QQ412は、ホストコンピュータQQ430からのデータが接続されたUE QQ491に転送される(例えば、ハンドオーバーされる)、入ってくるダウンリンク通信の過去の経路指定に関して通知されなくてもよいか、または通知される必要がない。同様に、基地局QQ412は、UE QQ491からホストコンピュータQQ430に向かう、出て行くアップリンク通信の今後の経路指定を意識する必要はない。
次に、一実施形態によるUE基地局の例示の実現例、および上述のパラグラフで考察したホストコンピュータについて、図QQ5を参照して記載する。図QQ5は、いくつかの実施形態による、部分無線接続を通じて基地局を介してユーザ機器と通信しているホストコンピュータを示している。通信システムQQ500では、ホストコンピュータQQ510は、通信システムQQ500の異なる通信デバイスのインターフェースとの有線または無線接続を設定し維持するように構成された、通信インターフェースQQ516を含むハードウェアQQ515を備える。ホストコンピュータQQ510は、記憶および/または処理能力を有してもよい、処理回路構成QQ518を更に備える。特に、処理回路構成QQ518は、1つもしくは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または命令を実行するように適合されたこれらの組み合わせ(図示なし)を含んでもよい。ホストコンピュータQQ510は、ホストコンピュータQQ510に格納されるかそれによってアクセス可能であり、処理回路構成QQ518によって実行可能である、ソフトウェアQQ511を更に備える。ソフトウェアQQ511はホストアプリケーションQQ512を含む。ホストアプリケーションQQ512は、UE QQ530およびホストコンピュータQQ510で終端するOTT接続QQ550を介して接続するUE QQ530などのリモートユーザに、サービスを提供するように動作可能であってもよい。サービスをリモートユーザに提供する際、ホストアプリケーションQQ512は、OTT接続QQ550を使用して送信されるユーザデータを提供してもよい。
通信システムQQ500は、電気通信システムに提供され、ホストコンピュータQQ510およびUE QQ530と通信できるようにするハードウェアQQ525を備える、基地局QQ520を更に含む。ハードウェアQQ525は、通信システムQQ500の異なる通信デバイスのインターフェースとの有線または無線接続を設定し維持する通信インターフェースQQ526、ならびに基地局QQ520がサーブするカバレッジエリア(図QQ5には図示なし)に位置するUE QQ530との少なくとも無線接続QQ570を設定し維持する無線インターフェースQQ527を含んでもよい。通信インターフェースQQ526は、ホストコンピュータQQ510への接続QQ560を容易にするように構成されてもよい。接続QQ560は、直接であってもよく、または電気通信システムのコアネットワーク(図QQ5には図示なし)、および/または電気通信システム外の1つもしくは複数の中間ネットワークを通過してもよい。図示される実施形態では、基地局QQ520のハードウェアQQ525は、1つもしくは複数のプログラマブルプロセッサ、ASIC、FPGA、または命令を実行するように適合されたこれらの組み合わせ(図示なし)を含んでもよい、処理回路構成QQ528を更に含む。基地局QQ520は、内部に格納されるか、または外部接続を介してアクセス可能な、ソフトウェアQQ521を更に有する。
通信システムQQ500は、既に言及したUE QQ530を更に含む。そのハードウェアQQ535は、UE QQ530が現在位置しているカバレッジエリアにサーブする基地局との無線接続QQ570を設定し維持するように構成された、無線インターフェースQQ537を含んでもよい。UE QQ530のハードウェアQQ535は、1つもしくは複数のプログラマブルプロセッサ、ASIC、FPGA、または命令を実行するように適合されたこれらの組み合わせ(図示なし)を含んでもよい、処理回路構成QQ538を更に含む。UE QQ530は、UE QQ530に格納されるかそれによってアクセス可能であり、処理回路構成QQ538によって実行可能である、ソフトウェアQQ531を更に備える。ソフトウェアQQ531はクライアントアプリケーションQQ532を含む。クライアントアプリケーションQQ532は、ホストコンピュータQQ510が対応しているUE QQ530を介して人間または人間以外のユーザにサービスを提供するように動作可能であってもよい。ホストコンピュータQQ510では、実行中のホストアプリケーションQQ512は、UE QQ530およびホストコンピュータQQ510で終端するOTT接続QQ550を介して、実行中のクライアントアプリケーションQQ532と通信してもよい。サービスをユーザに提供する際、クライアントアプリケーションQQ532は、要求データをホストアプリケーションQQ512から受信し、要求データに応答してユーザデータを提供してもよい。OTT接続QQ550は、要求データおよびユーザデータの両方を転送してもよい。クライアントアプリケーションQQ532は、ユーザと相互作用して、提供するユーザデータを生成してもよい。
図QQ5に示されるホストコンピュータQQ510、基地局QQ520、およびUE QQ530はそれぞれ、図QQ4のホストコンピュータQQ430、基地局QQ412a、QQ412b、QQ412cの1つ、およびUE QQ491、QQ492の1つと同様または同一であってもよいことが注目される。つまり、これらのエンティティの内部仕事は図QQ5に示されるようなものであってもよく、また独立して、周囲のネットワークトポロジーは図QQ4のものであってもよい。
図QQ5では、OTT接続QQ550は、仲介デバイスおよびそれらのデバイスを介したメッセージの正確な経路指定に明示的に言及することなく、基地局QQ520を介したホストコンピュータQQ510とUE QQ530との間の通信を示すため、抽象的に描かれている。ネットワークインフラストラクチャは、UE QQ530から、またはホストコンピュータQQ510を動作させるサービスプロバイダから、または両方から隠れるように構成されてもよい、経路指定を決定してもよい。OTT接続QQ550がアクティブである間、ネットワークインフラストラクチャは更に、(例えば、ネットワークのロードバランシングの考慮または再構成に基づいて)経路指定を大幅に変更する決定を行ってもよい。
UE QQ530と基地局QQ520との間の無線接続QQ570は、本開示を通して記載される実施形態の教示にしたがっている。様々な実施形態の1つまたは複数は、無線接続QQ570が最後のセグメントを形成するOTT接続QQ550を使用してUE QQ530に提供される、OTTサービスの性能を改善する。より正確には、これらの実施形態の教示は、代替例よりもセキュリティを改善し、ならびに/あるいはネットワークの複雑性を低減することができる。
測定手順は、データ転送率、レイテンシ、および1つまたは複数の実施形態を改善する際の他の因子を監視する目的のために提供されてもよい。更に、測定結果の変動に応答して、ホストコンピュータQQ510とUE QQ530との間でOTT接続QQ550を再構成する任意のネットワーク機能性があってもよい。測定手順、および/またはOTT接続QQ550を再構成するネットワーク機能性は、ホストコンピュータQQ510のソフトウェアQQ511およびハードウェアQQ515の形、またはUE QQ530のソフトウェアQQ531およびハードウェアQQ535の形で、または両方で実現されてもよい。実施形態では、センサ(図示なし)は、OTT接続QQ550が通過する通信デバイスにおいて、またはそれと関連して展開されてもよく、センサは、上記に例示した監視量の値を供給することによって、または監視量を計算もしくは推定するのにソフトウェアQQ511、QQ531が用いる他の物理的量の値を供給することによって、測定手順に関与してもよい。OTT接続QQ550の再構成は、メッセージ形式、再送信設定、好ましい経路指定などを含んでもよく、再構成は、基地局QQ520に必ずしも影響を及ぼさなくてもよく、基地局QQ520にとって未知または認識不能であってもよい。かかる手順および機能性は、当該分野において知られており実践されていることがある。特定の実施形態では、測定には、ホストコンピュータQQ510がスループット、伝播時間、レイテンシなどを測定するのを容易にする、所有UEシグナリングが関与してもよい。測定は、伝播時間、エラーなどを監視している状態のOTT接続QQ550を使用して、ソフトウェアQQ511およびQQ531によってメッセージが、特に空または「ダミー」メッセージが送信されるという点で実現されてもよい。
図QQ6は、一実施形態による、通信システムにおいて実現される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図QQ4およびQQ5を参照して記載したものであってもよい、ホストコンピュータ、基地局、およびUEを含む。本開示を簡潔にするため、図QQ6に対する参照のみを本セクションに含める。ステップQQ610で、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。ステップQQ610のサブステップQQ611(任意であってもよい)で、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによってユーザデータを提供する。ステップQQ620で、ホストコンピュータは、ユーザデータをUEに伝達する送信を開始する。ステップQQ630(任意であってもよい)で、基地局は、本開示全体を通して記載する実施形態の教示にしたがって、ホストコンピュータが開始した送信によって伝達されたユーザデータをUEに送信する。ステップQQ640(やはり任意であってもよい)で、UEは、ホストコンピュータが実行したホストアプリケーションと関連付けられたクライアントアプリケーションを実行する。
図QQ7は、一実施形態による、通信システムにおいて実現される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図QQ4およびQQ5を参照して記載したものであってもよい、ホストコンピュータ、基地局、およびUEを含む。本開示を簡潔にするため、図QQ7に対する参照のみを本セクションに含める。方法のステップQQ710で、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。任意のサブステップ(図示なし)で、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによってユーザデータを提供する。ステップQQ720で、ホストコンピュータは、ユーザデータをUEに伝達する送信を開始する。本開示を通して記載される実施形態の教示にしたがって、送信は基地局を介してもよい。ステップQQ730(任意であってもよい)で、UEは送信で伝達されるユーザデータを受信する。
図QQ8は、一実施形態による、通信システムにおいて実現される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図QQ4およびQQ5を参照して記載したものであってもよい、ホストコンピュータ、基地局、およびUEを含む。本開示を簡潔にするため、図QQ8に対する参照のみを本セクションに含める。ステップQQ810(任意であってもよい)で、UEはホストコンピュータによって提供される入力データを受信する。それに加えて、またはその代わりに、ステップQQ820で、UEはユーザデータを提供する。ステップQQ820のサブステップQQ821(任意であってもよい)で、UEは、クライアントアプリケーションを実行することによってユーザデータを提供する。ステップQQ810のサブステップQQ811(任意であってもよい)で、UEは、ホストコンピュータが提供した受信入力データに反応してユーザデータを提供する、クライアントアプリケーションを実行する。ユーザデータを提供する際、実行されたクライアントアプリケーションは、ユーザから受信するユーザ入力を更に考慮してもよい。ユーザデータが提供された特定の方式にかかわらず、UEは、サブステップQQ830(任意であってもよい)で、ホストコンピュータへのユーザデータの送信を開始する。方法のステップQQ840で、ホストコンピュータは、本開示を通して記載される実施形態の教示にしたがって、UEから送信されたユーザデータを受信する。
図QQ9は、一実施形態による、通信システムにおいて実現される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図QQ4およびQQ5を参照して記載したものであってもよい、ホストコンピュータ、基地局、およびUEを含む。本開示を簡潔にするため、図QQ9に対する参照のみを本セクションに含める。ステップQQ910(任意であってもよい)で、本開示を通して記載される実施形態の教示にしたがって、基地局はユーザデータをUEから受信する。ステップQQ920(任意であってもよい)で、基地局は、ホストコンピュータに対する受信したユーザデータの送信を開始する。ステップQQ930(任意であってもよい)で、ホストコンピュータは、基地局が開始した送信で伝達されるユーザデータを受信する。
本明細書に開示する任意の適切なステップ、方法、特徴、機能、または利益は、1つまたは複数の仮想装置の1つもしくは複数の機能的ユニットまたはモジュールによって実施されてもよい。各仮想装置は多数のこれらの機能的ユニットを備えてもよい。これらの機能的ユニットは、1つもしくは複数のマイクロプロセッサまたはマイクロコントローラを含んでもよい処理回路構成、ならびにDSP、専用デジタル論理などを含んでもよい、他のデジタルハードウェアによって実現されてもよい。処理回路構成は、ROM、RAM、キャッシュメモリ、フラッシュメモリデバイス、光学記憶デバイスなどの1つまたは複数のタイプのメモリを含んでもよい、メモリに格納されたプログラムコードを実行するように構成されてもよい。メモリに格納されたプログラムコードとしては、1つもしくは複数の電気通信および/またはデータ通信プロトコルを実行するプログラム命令、ならびに本明細書に記載される技術の1つもしくは複数を実施する命令が挙げられる。いくつかの実現例では、処理回路構成は、本開示の1つまたは複数の実施形態による対応する機能をそれぞれの機能的ユニットに実施させるのに使用されてもよい。
一般に、本明細書で使用する全ての用語は、異なる意味が明確に与えられない限り、ならびに/あるいは異なる意味がその用語を使用している文脈から示唆されない限り、関連技術分野におけるそれらの本来の意味にしたがって解釈されるべきものである。要素、装置、構成要素、手段、ステップなどに対する全ての参照は、別の形で明示的に定義されない限り、要素、装置、構成要素、手段、ステップなどの少なくとも一例を指すものと広く解釈されるべきである。本明細書に開示するいずれかの方法のステップは、あるステップが別のステップの後または前に行われると明示的に記載されない限り、ならびに/あるいはあるステップが別のステップの後または前に行われなければならないと示唆されない限り、開示する順序で正確に実施されなければならないものではない。本明細書に開示する実施形態のいずれかにおけるあらゆる特徴は、適切であれば、他のいずれかの実施形態に適用されてもよい。同様に、実施形態のいずれかにおけるあらゆる利点は、他のいずれかの実施形態に当てはまることがあり、その逆もまた真である。含まれる実施形態の他の目的、特徴、および利点は説明から明白になるであろう。
ユニットという用語は、エレクトロニクス、電気デバイス、および/または電子デバイスの分野における従来の意味を有してもよく、例えば、本明細書に記載されるような、それぞれのタスク、手順、計算、出力、および/または表示機能などを実施する、電気および/または電子回路構成、デバイス、モジュール、プロセッサ、メモリ、論理固体および/または離散的デバイス、コンピュータプログラムまたは命令を含んでもよい。
本明細書において想到される実施形態のいくつかについて、添付図面を参照してさらに十分に記載する。しかしながら、他の実施形態が、本明細書に開示する主題の範囲内に含まれる。開示する主題は、本明細書で説明する実施形態のみに限定されるものと解釈されるべきではなく、それよりもむしろ、これらの実施形態は、主題の範囲を当業者に伝えるために例として提供されるものである。追加の情報が、付表において提供される文献に見出されることもある。
本明細書に開示するいくつかの例示の実施形態としては、次のものが挙げられる。
グループAの実施形態
実施形態1:無線デバイスによって実施される無線リソース制御(RRC)シグナリングの方法であって、
RRC再開要求を基地局に送信することと、
送信に応答してRRC中断メッセージを基地局から受信することとを含む、方法。
実施形態2:RRC中断メッセージに含まれる1つまたは複数のパラメータを格納することを更に含む、実施形態1の方法であって、パラメータが、
アクセス層(AS)セキュリティコンテキスト情報、
非アクティブ無線ネットワーク一時識別子(I−RNTI)、
nextHopChainingCount(NCC)、
無線アクセスネットワーク(RAN)ページング構成(ran−PagingCycle)、または、
RAN通知領域構成(ran−NotificationAreaInfo)の1つもしくは複数を含む、方法。
実施形態3:パラメータを格納することが、以前に格納されたASセキュリティコンテキスト情報を、RRC中断メッセージのASセキュリティコンテキスト情報と交換することを含む、実施形態2の方法。
実施形態4:1つまたは複数のパラメータを格納することが、以前に格納されたNCCをRCC中断メッセージのNCCと交換することを含む、実施形態2〜3のいずれかの方法。
実施形態5:1つまたは複数のパラメータを格納することが、以前に格納されたran−PagingCycleをRCC中断メッセージのran−PagingCycleと交換することを含む、実施形態2〜4のいずれかの方法。
実施形態6:1つまたは複数のパラメータを格納することが、以前に格納されたran−NotificationAreaInforをRRC中断メッセージのran−NotificationAreaInfoと交換することを含む、実施形態2〜5のいずれかの方法。
実施形態7:RRC中断メッセージに含まれる1つまたは複数のパラメータを格納するため、命令を基地局から受信することを更に含む、実施形態2〜6のいずれかの方法。
実施形態8:RRC中断メッセージの受信に応答して、1つまたは複数の位置ベースのパラメータを更新することを更に含む、先行する実施形態のいずれかの方法。
実施形態9:位置ベースのパラメータが、物理セル識別情報(PCI)、セル識別情報(セルID)、および/またはセル無線ネットワーク一時識別子(C−RNTI)を含む、実施形態8の方法。
実施形態10:基地局がサーブするセルと関連付けられた同期信号を検出することによって、PCIを取得することを更に含む、実施形態9の方法。
実施形態11:基地局から受信され、基地局がサーブするセルと関連付けられたセルIDを、システム情報から取得することを更に含む、実施形態9〜10のいずれかの方法。
実施形態12:C−RNTIを取得するため、基地局がサーブするセルへのランダムアクセスを実施することを更に含む、実施形態9〜11のいずれかの方法。
実施形態13:RRC再開要求の送信が、C−RNTIを取得することに応答する、実施形態12の方法。
実施形態14:更新を実施するため、命令を基地局から受信することを更に含む、実施形態8〜13のいずれかの方法。
実施形態15:RRC中断メッセージを受信することが、中断の指示を含むRRC解除メッセージを受信することを含む、先行する実施形態のいずれかの方法。
実施形態AA:先行する実施形態のいずれかの方法であって、
ユーザデータを提供することと、
基地局への送信によって、ユーザデータをホストコンピュータに転送することとを更に含む、方法。
グループBの実施形態
実施形態16:基地局によって実施される無線リソース制御(RRC)シグナリングの方法であって、
RRC再開要求を無線デバイスから受信することと、
受信に応答してRRC中断メッセージを無線デバイスに送信することとを含む、方法。
実施形態17:RRC中断メッセージを送信することが、中断の指示を含むRRC解除メッセージを送信することを含む、実施形態16の方法。
実施形態18:RRC中断メッセージが1つまたは複数のパラメータを含む、実施形態16〜17の方法であって、パラメータが、
アクセス層(AS)セキュリティコンテキスト情報、
非アクティブ無線ネットワーク一時識別子(I−RNTI)、
nextHopChainingCount(NCC)、
無線アクセスネットワーク(RAN)ページング構成(ran−PagingCycle)、または、
RAN通知領域構成(ran−NotificationAreaInfo)の1つもしくは複数を含む、方法。
実施形態19:RRC中断メッセージに含まれる1つまたは複数のパラメータを格納するため、無線デバイスに命令を送信することを更に含む、実施形態17〜18のいずれかの方法。
実施形態20:1つまたは複数の位置ベースのパラメータを更新するため、RRC再開要求の受信に応答して、無線デバイスに命令を送信することを更に含む、実施形態16〜19のいずれかの方法。
実施形態21:位置ベースのパラメータが、物理セル識別情報(PCI)、セル識別情報(セルID)、および/またはセル無線ネットワーク一時識別子(C−RNTI)を含む、実施形態20の方法。
実施形態22:PCIを含み、基地局がサーブするセルと関連付けられた、同期信号を送信することを更に含む、実施形態21の方法。
実施形態23:基地局がサーブしセルIDを含むセルと関連付けられた、システム情報を送信することを更に含む、実施形態21〜22のいずれかの方法。
実施形態BB:先行する実施形態のいずれかの方法であって、
ユーザデータを取得することと、
ユーザデータをホストコンピュータまたは無線デバイスに転送することとを更に含む、方法。
グループCの実施形態
実施形態C1:グループAの実施形態いずれかのステップのいずれかを実施するように構成された無線デバイス。
実施形態C2:無線デバイスであって、
グループAの実施形態いずれかのステップのいずれかを実施するように構成された処理回路構成と、
電力を無線デバイスに供給するように構成された電源供給回路構成とを備える、無線デバイス。
実施形態C3:処理回路構成とメモリとを備える無線デバイスであって、メモリが、処理回路構成によって実行可能な命令を含み、それによって無線デバイスが、グループAの実施形態いずれかのステップのいずれかを実施するように構成された、無線デバイス。
実施形態C4:ユーザ機器(UE)であって、
無線信号を送受信するように構成されたアンテナと、
アンテナおよび処理回路構成に接続され、アンテナと処理回路構成との間で通信される信号を調整するように構成された、無線フロントエンド回路構成とを備え、
処理回路構成が、グループAの実施形態いずれかのステップのいずれかを実施するように構成され、
処理回路構成に接続され、UEへの情報の入力を処理回路構成によって処理することを可能にするように構成された、入力インターフェースと、
処理回路構成に接続され、処理回路構成によって処理されたUEからの情報を出力するように構成された、出力インターフェースと、
処理回路構成に接続され、電力をUEに供給するように構成された、電池とを備える、UE。
実施形態C5:無線デバイスの少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、グループAの実施形態いずれかのステップを無線デバイスに実施させる命令を含む、コンピュータプログラム。
実施形態C6:実施形態C5のコンピュータプログラムを収容し、電子信号、光信号、無線信号、またはコンピュータ可読記憶媒体のうち1つである、キャリア。
実施形態C7:グループBの実施形態いずれかのステップのいずれかを実施するように構成された、基地局。
実施形態C8:基地局であって、
グループBの実施形態いずれかのステップのいずれかを実施するように構成された処理回路構成と、
電力を基地局に供給するように構成された電源供給回路構成とを備える、基地局。
実施形態C9:処理回路構成とメモリとを備える基地局であって、メモリが、処理回路構成によって実行可能な命令を含み、それによって基地局が、グループBの実施形態いずれかのステップのいずれかを実施するように構成された、基地局。
実施形態C10:基地局の少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、グループBの実施形態いずれかのステップを基地局に実施させる命令を含む、コンピュータプログラム。
実施形態C11:実施形態C10のコンピュータプログラムを収容し、電子信号、光信号、無線信号、またはコンピュータ可読記憶媒体のうち1つである、キャリア。
グループDの実施形態
実施形態D1:ホストコンピュータを含む通信システムであって、
ユーザデータを提供するように構成された処理回路構成と、
ユーザデータをユーザ機器(UE)に送信するためにセルラーネットワークに転送するように構成された通信インターフェースとを備え、
セルラーネットワークが、無線インターフェースと処理回路構成とを有する基地局を備え、基地局の処理回路構成がグループBの実施形態いずれかのステップのいずれかを実施するように構成された、通信システム。
実施形態D2:基地局を更に含む、先行する実施形態の通信システム。
実施形態D3:UEを更に含み、UEが基地局と通信するように構成された、先行する2つの実施形態の通信システム。
実施形態D4:先行する3つの実施形態の通信システムであって、
ホストコンピュータの処理回路構成がホストアプリケーションを実行し、それによってユーザデータを提供するように構成され、
UEが、ホストアプリケーションと関連付けられたクライアントアプリケーションを実行するように構成された処理回路構成を備える、通信システム。
実施形態D5:ホストコンピュータ、基地局、およびユーザ機器(UE)を含む通信システムで実現される方法であって、
ホストコンピュータ側でユーザデータを提供することと、
ホストコンピュータ側で、基地局を含むセルラーネットワークを介してユーザデータをUEに伝送する送信を開始することとであって、基地局がグループBの実施形態いずれかのステップのいずれかを実施することとを含む、方法。
実施形態D6:基地局でユーザデータを送信することを更に含む、先行する実施形態の方法。
実施形態D7:ユーザデータが、ホストアプリケーションを実行することによってホストコンピュータにおいて提供され、UE側で、ホストアプリケーションと関連付けられたクライアントアプリケーションを実行することを更に含む、先行する2つの実施形態の方法。
実施形態D8:基地局と通信するように構成され、先行する3つの実施形態のいずれかを実施するように構成された無線インターフェースと処理回路構成とを備える、ユーザ機器(UE)。
実施形態D9:ホストコンピュータを含む通信システムであって、
ユーザデータを提供するように構成された処理回路構成と、
ユーザデータをユーザ機器(UE)に送信するためにセルラーネットワークに転送するように構成された通信インターフェースとを備え、
UEが、無線インターフェースと処理回路構成とを備え、UEの構成要素がグループAの実施形態いずれかのステップのいずれかを実施するように構成された、通信システム。
実施形態D10:セルラーネットワークが、UEと通信するように構成された基地局を更に含む、先行する実施形態の通信システム。
実施形態D11:先行する2つの実施形態の通信システムであって、
ホストコンピュータの処理回路構成がホストアプリケーションを実行し、それによってユーザデータを提供するように構成され、
UEの処理回路構成が、ホストアプリケーションと関連付けられたクライアントアプリケーションを実行するように構成された、通信システム。
実施形態D12:ホストコンピュータ、基地局、およびユーザ機器(UE)を含む通信システムで実現される方法であって、
ホストコンピュータ側でユーザデータを提供することと、
ホストコンピュータ側で、基地局を含むセルラーネットワークを介してユーザデータをUEに伝送する送信を開始することとであって、UEがグループAの実施形態いずれかのステップのいずれかを実施することとを含む、方法。
実施形態D13:UE側でユーザデータを基地局から受信することを更に含む、先行する実施形態の方法。
実施形態D14:ホストコンピュータを含む通信システムであって、
ユーザ機器(UE)から基地局への送信から生じるユーザデータを受信するように構成された通信インターフェースを備え、
UEが、無線インターフェースと処理回路構成とを備え、UEの処理回路構成がグループAの実施形態いずれかのステップのいずれかを実施するように構成された、通信システム。
実施形態D15:UEを更に含む、先行する実施形態の通信システム。
実施形態D16:基地局を更に含み、基地局が、UEと通信するように構成された無線インターフェースと、UEから基地局への送信によって伝送されるユーザデータをホストコンピュータに転送するように構成された通信インターフェースとを備える、先行する2つの実施形態の通信システム。
実施形態D17:先行する3つの実施形態の通信システムであって、
ホストコンピュータの処理回路構成がホストアプリケーションを実行するように構成され、
UEの処理回路構成が、ホストアプリケーションと関連付けられたクライアントアプリケーションを実行し、それによってユーザデータを提供するように構成された、通信システム。
実施形態D18:先行する4つの実施形態の通信システムであって、
ホストコンピュータの処理回路構成がホストアプリケーションを実行し、それによって要求データを提供するように構成され、
UEの処理回路構成が、ホストアプリケーションと関連付けられたクライアントアプリケーションを実行し、それによって要求データに応答してユーザデータを提供するように構成された、通信システム。
実施形態D19:ホストコンピュータ、基地局、およびユーザ機器(UE)を含む通信システムで実現される方法であって、
ホストコンピュータ側で、UEから基地局に送信されるユーザデータを受信することであって、UEがグループAの実施形態いずれかのステップのいずれかを実施することを含む、方法。
実施形態D20:UE側でユーザデータを基地局に提供することを更に含む、先行する実施形態の方法。
実施形態D21:先行する2つの実施形態の方法であって、
UE側でクライアントアプリケーションを実行し、それによって送信されるユーザデータを提供することと、
ホストコンピュータ側で、クライアントアプリケーションと関連付けられたホストアプリケーションを実行することとを更に含む、方法。
実施形態D22:先行する3つの実施形態の方法であって、
UE側でクライアントアプリケーションを実行することと、
UE側でクライアントアプリケーションへの入力データを受信することであって、入力データが、クライアントアプリケーションと関連付けられたホストアプリケーションを実行することによって、ホストコンピュータ側で提供されることとを更に含み、
送信されるユーザデータが、入力データに応答してクライアントアプリケーションによって提供される、方法。
実施形態D23:ユーザ機器(UE)から基地局への送信から生じるユーザデータを受信するように構成された、通信インターフェースを備えるホストコンピュータを含み、基地局が、無線インターフェースと処理回路構成とを備え、基地局の処理回路構成が、グループBの実施形態いずれかのステップのいずれかを実施するように構成された、通信システム。
実施形態D24:基地局を更に含む、先行する実施形態の通信システム。
実施形態D25:UEを更に含み、UEが基地局と通信するように構成された、先行する2つの実施形態の通信システム。
実施形態D26:先行する3つの実施形態の通信システムであって、
ホストコンピュータの理回路構成がホストアプリケーションを実行するように構成され、
UEが、ホストアプリケーションと関連付けられたクライアントアプリケーションを実行し、それによってホストコンピュータによって受信されるユーザデータを提供するように構成された、通信システム。
実施形態D27:ホストコンピュータ、基地局、およびユーザ機器(UE)を含む通信システムで実現される方法であって、
ホストコンピュータ側で、基地局がUEから受信している送信から生じるユーザデータを基地局から受信することであって、UEがグループAの実施形態いずれかのステップのいずれかを実施することを含む、方法。
実施形態D28:基地局側でユーザデータをUEから受信することを更に含む、先行する実施形態の方法。
実施形態D29:基地局側で、受信したユーザデータのホストコンピュータへの送信を開始することを更に含む、先行する2つの実施形態の方法。
以下の略語の少なくとも一部が本開示で使用されることがある。略語の間に不一致がある場合、上記でどのように使用されているかを優先するものとする。以下で複数回列挙されている場合、最初の列挙をその後の列挙よりも優先するものとする。
2G 第2世代
3G 第3世代
3GPP 第3世代パートナーシッププロジェクト
4G 第4世代
5G 第5世代
5G−S−TMSI 第5世代システムアーキテクチャエボリューション一時的移動体加入者識別子
AC 交流
ACK 肯定応答
AP アクセスポイント
AS アクセス層
ASIC 特定用途向け集積回路
ATM 非同期転送モード
BS 基地局
BSC 基地局コントローラ
BTS ベーストランシーバ基地局
CA キャリアアグリゲーション
CD コンパクトディスク
CDMA 符号分割多重化アクセス
CN コアネットワーク
COTS 商用オフザシェルフ
CPE カスタマー構内設備
CPU 中央処理装置
CRC 巡回冗長検査
C−RNTI セル無線ネットワーク一時識別子
CSI チャネル状態情報
D2D デバイス間
DAS 分散アンテナシステム
DC デュアルコネクティビティ
DCI ダウンリンク制御情報
DFT 離散フーリエ変換
DIMM デュアルインラインメモリモジュール
DL ダウンリンク
DRX 間欠受信
DSP デジタル信号プロセッサ
DVD デジタルビデオディスク
EEPROM 電気消去可能プログラマブル読出し専用メモリ
eMTC 拡張型マシンタイプ通信
eNB エボルブドノードB
EPROM 消去可能プログラマブル読出し専用メモリ
E−SMLC エボルブドサービングモバイルロケーションセンタ
E−UTRAN エボルブドユニバーサル移動通信サービス地上無線アクセスネットワーク
FPGA フィールドプログラマブルゲートアレイ
GHz ギガヘルツ
gNB 第5世代ノードB
GPS 全地球測位システム
GSM モバイル通信用グローバルシステム
HARQ ハイブリッド自動再送要求
HDDS ホログラフィックデジタルデータ記録
HD−DVD 高密度デジタル多用途ディスク
ID 識別情報
I/O 入力および出力
IoT 物のインターネット
IP インターネットプロトコル
I−RNTI 非アクティブ無線ネットワーク一時識別子
kHz キロヘルツ
LAN ローカルエリアネットワーク
LEE ラップトップ内蔵機器
LME ラップトップ搭載機器
LTE ロングタームエボリューション
M2M マシンツーマシン
MAC−I 整合性のためのメッセージ認証コード
MANO 管理およびオーケストレーション
MCE マルチセル/マルチキャスト調整エンティティ
MCG マスターセルグループ
MDT ドライブ試験の最小化
MIMO 複数入力複数出力
MME モビリティ管理エンティティ
ms ミリ秒
MSC 移動交換局
MSR マルチスタンダード無線
MTC マシンタイプ通信
NACK 否定応答
NAS 非アクセス層
NB−IoT 狭帯域の物のインターネット
NCC nextHopChainingCount
NFV ネットワーク機能仮想化
NG 次世代
NIC ネットワークインターフェースコントローラ
NR 新無線
O&M 動作およびメンテナンス
OFDM 直交周波数分割多重
OSS 動作サポートシステム
OTT オーバーザトップ
PBCH 物理ブロードキャストチャネル
PCell プライマリセル
PCI 物理セル識別情報
PDA 個人情報端末
PDCCH 物理ダウンリンク制御チャネル
PDCP パケットデータコンバージェンスプロトコル
PDSCH 物理ダウンリンク共有チャネル
PLMN 公衆地上移動体ネットワーク
PRB 物理リソースブロック
PROM プログラマブル読出し専用メモリ
PSTN 公衆交換電話網
PUCCH 物理アップリンク制御チャネル
PUSCH 物理アップリンク共有チャネル
QoS サービス品質
RAID 独立ディスクの冗長アレイ
RAM ランダムアクセスメモリ
RAN 無線アクセスネットワーク
RAT 無線アクセス技術
RB リソースブロック
RF 無線周波数
RNC 無線ネットワークコントローラ
ROHC ロバストヘッダ圧縮
ROM 読出し専用メモリ
RRC 無線リソース制御
RRH リモート無線ヘッド
RRM 無線リソース管理
RRU リモート無線ユニット
RUIM リムーバブルユーザ識別モジュール
SAE システムアーキテクチャエボリューション
SCell セカンダリセル
SCG セカンダリセルグループ
SDRAM 同期式動的ランダムアクセスメモリ
SIM 加入者識別モジュール
SOC システムオンチップ
SON 自己最適化ネットワーク
SONET 同期光通信ネットワーク
SpCell スペシャルセル
SPS 半永続スケジューリング
SS 同期信号
TCP 送信制御プロトコル
TMSI 一時的移動体加入者識別子
UCI アップリンク制御情報
UE ユーザ機器
UL アップリンク
UMTS ユニバーサル移動体通信サービス
USB ユニバーサルシリアルバス
UTRAN ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク
V2I 路車間
V2V 車車間
V2X 車車間・路車間
VMM 仮想マシンモニタ
VNE 仮想ネットワーク要素
VNF 仮想ネットワーク機能
VoIP ボイスオーバーインターネットプロトコル
WAN 広域ネットワーク
WCDMA 広帯域符号分割多重アクセス
WD 無線デバイス
WiMax ワールドワイド・インターオペラビリティ・フォー・マイクロウェーブ・アクセス
WLAN 無線ローカルエリアネットワーク
当業者であれば、本開示の実施形態に対する改善および修正を認識するであろう。かかる改善および修正は全て、本明細書に開示する概念の範囲内と見なされる。
付表A
3GPP規格の選択部分の抜粋
抜粋1
5.3.8.3 UEによるRRCConnectionReleaseの受信
UEは、
1> NB−IoT、BL UE、またはCEのUEを除いて、この下位条項において定義される以下の動作を、RRCConnectionReleaseメッセージが受信された瞬間、または任意に、RRCConnectionReleaseメッセージの受信が成功裏に承認されていることを下位レイヤが示したときの、どちらか早い方から60ms遅延させ、
1> BL UEまたはCEのUEの場合、この下位条項において定義される以下の動作を、RRCConnectionReleaseメッセージが受信された瞬間、または任意に、RRCConnectionReleaseメッセージの受信が成功裏に承認されていることを下位レイヤが示したときの、どちらか早い方から1.25秒遅延させ、
1> NB−IoTの場合、この下位条項において定義される以下の動作を、RRCConnectionReleaseメッセージが受信された瞬間、または任意に、RRCConnectionReleaseメッセージの受信が成功裏に承認されていることを下位レイヤが示したときの、どちらか早い方から10秒遅延させるものとする。
1.注:NB−IoTの場合、TS 36.322[7]に定義されるように、STATUS報告が始動されておらず、TS 36.321[6]に定義されるように、UEが正のHARQフィードバック(ACK)を送出すると、下位レイヤは、RRCConnectionReleaseメッセージの受信が成功裏に承認されていることを示していると見なすことができる。
1> RRCConnectionReleaseメッセージがgeranへのリダイレクトを示すredirectedCarrierInfoを含む場合、
1> RRCConnectionReleaseメッセージがfreqPriorityListGERANを示すidleModeMobilityControlInfoを含む場合、
2> ASセキュリティがアクティブ化されていない場合、また、
2> 上位レイヤが、ASセキュリティなしのGERANへのリダイレクトが可能でないことを示した場合、
3> RRCConnectionReleaseの内容を無視し、
3> 5.3.12に規定されるようなRRC_CONNECTEDを離脱する際に、手順がそこで終了する解除要因「その他」を含む、動作を実施し、
1> RRCConnectionReleaseメッセージがidleModeMobilityControlInfoを含む場合、
2> idleModeMobilityControlInfoによって提供されるセル再選択優先度情報を格納し、
2> t320が含まれる場合、
3> t320の値にしたがったタイマー値セットでタイマーT320を開始し、
1> その他は、
2> セル再選択優先度情報のブロードキャストをシステム情報に適用し、
1> NB−IoTの場合、RRCConnectionReleaseメッセージがredirectedCarrierInfoを含む場合、
2> redirectedCarrierOffsetDedicatedがredirectedCArrierInfoに含まれる場合、
3> 周波数の専用オフセットをredirectedCarrierInfoに格納し、
3> redirectedCarrierInfoのT322の値にしたがったタイマー値セットでタイマーT322を開始し、
1> RRCConnectionReleaseメッセージで受信されたreleaseCauseがloadBalancingTAURequiredを示す場合、
2> 5.3.12に規定されるようなRRC_CONNECTEDを離脱する際に、解除要因「必要なロードバランシングTAU」を含む、動作を実施し、
1> あるいは、RRCConnectionReleaseメッセージで受信されたreleaseCauseがcs−FallbackHighPriorityを示す場合、
2> 5.3.12に規定されるようなRRC_CONNECTEDを離脱する際に、解除要因「CS Fallback High Priority」を含む、動作を実施し、
1> あるいは、
2> extendedWaitTimeが存在する場合、および、
2> UEが遅延耐性アクセスに対応しているか、またはUEがNB−IoT UEである場合、
3> extendedWaitTimeを上位レイヤに転送し、
2> extendedWaitTime−CPdataが存在し、NB−IoT UEが制御プレーンCIoT EPS最適化のみに対応している場合、
3> extendedWaitTime−CPdataを上位レイヤに転送し、
2> RRCConnectionReleaseメッセージで受信されたreleaseCauseがrrc−Suspendを示す場合、
3> 5.3.12に規定されるようなRRC_CONNECTEDを離脱する際に、解除要因「RRC中断」を含む、動作を実施し、
2> あるいは、
3> 5.3.12に規定されるようなRRC_CONNECETDを離脱する際に、解除要因「その他」を含む、動作を実施するものとする。
抜粋2
5.3.12 RRC_CONNECTEDを離脱する際のUEの動作
RRC_CONNECTEDを離脱する際、UEは、
1> MACをリセットし、
1> T320、T322、T325、T330を除いて稼働している全てのタイマーを停止し、
1> RRC_CONNECTEDの離脱がRRCの中断によって始動される場合、
2> NR PDCPと共に構成されたRBを含む、全てのSRBおよびDRBに対してRLCエンティティを再確立し、
2> 現在のRRC構成、現在のセキュリティコンテキスト、ROHC状態を含むPDCP状態、ソースPCellで使用されるC−RNTI、cellIdentity、およびソースPCellの物理セル識別情報を含む、UE ASコンテキストを格納し、
2> E−UTRANによって提供される以下の情報を格納し、
3> resumeIdentity、
2> SRB0を除いて、NR PDCPと共に構成されたRBを含む、全てのSRBおよびDRBを中断し、
2> 上位レイヤへのRRC接続の中断を示し、
2> 整合性保護および暗号化を中断するように下位レイヤを構成し、
2.注1:暗号化は、接続を再開するのに使用される、後に続くRRCConnectionResumeメッセージには適用されない。整合性チェックは、下位レイヤによって、ただしRRCから要求があった場合のみ実施される。
1> あるいは、
2> 全ての確立されたRBに対するRLCエンティティ、MAC構成、および関連するPDCPエンティティの解除を含む、全ての無線リソースを解除し、
2> 解除要因と併せて、上位レイヤへのRRC接続の解除を示し、
1> RRC_CONNECETEDの離脱が、MobilityFromEUTRACommandメッセージの受信、またはT311が稼働している間にインターRATセルを選択することのどちらによっても始動されない場合、
2> タイマーT350が構成された場合、
3> タイマーT350を開始し、
3> rclwi−Configurationが構成されている場合はそれを適用し、そうでなければ、SystemInformationBlockType17に含まれるRPLMNに対応するwlan−Id−Listを適用し、
2> あるいは、
3> wlan−OffloadConfigDedicatedが受信されている場合はそれを解除し、
3> RPLMNに対応するwlan−OffloadConfigCommonがセルによってブロードキャストされた場合、
4> SystemInformationBlockType17に含まれるRPLMNに対応するwlan−OffloadConfigCommonを適用し、
4> steerToWLANが構成されている場合はそれを適用し、そうでなければ、SystemInformationBlockType17に含まれるRPLMNに対応するwlan−Id−Listを適用し、
2> RRC_IDLEを入力し、TS 36.304[4.5.2.7]に規定されるような手順を実施し、
1> あるいは、
2> wlan−OffloadConfigDedicatedが受信されている場合はそれを解除し、
3.注2:BL UEまたはCEのUEは、解除されてRRC_IDLEとなったときのSIの妥当性を検証する。
1> 5.6.14.3に記載されているように、LWA構成が構成されている場合はそれを解除する。
1> 5.6.17.3に記載されているように、LWIP構成が構成されている場合はそれを解除するものとする。
付表B
3GPP規格の更なる選択部分の抜粋
抜粋3
5.3.3.3a RRCConnectionResumeRequestメッセージの送信に関する動作
UEは、RRCConnectionResumeRequestメッセージの内容を次のように設定するものとする。
1> UEがNB−IoT UEの場合、または、
1> フィールドuseFullResumeIDが、SystemInformationBlockType2でシグナリングされた場合、
2> 格納されたresumeIdentityに対してresumeIDを設定し、
1> あるいは、
2> 格納されたresumeIdentityの左側から9〜20および29〜40のビット位置のビットを含むように、truncateResumeIDを設定し、
1> UEがmo−VoiceCall確立要因に対応し、UEが移動体から生じるMMTEL音声のためのRRC接続を再開しており、SystemInformationBlockType2がvoiceServiceCauseIndicationを含み、上位レイヤから受信される確立要因がhighPriorityAccessに設定されていない場合、
2> resumeCauseをmo−VoiceCallに対して設定し、
1> あるいは、UEが移動体から生じるMMTEL映像に対するmo−VoiceCall確立要因に対応し、UEが移動体から生じるMMTEL映像のためのRRC接続を再開しており、SystemInformationBlockType2がvideoServiceCauseIndicationを含み、上位レイヤから受信される確立要因がhighPriorityAccessに設定されていない場合、
2> resumeCauseをmo−VoiceCallに対して設定し、
1> あるいは、
2> 上位レイヤから受信された情報にしたがってresumeCauseを設定し、
1> shortResumeMAC−Iを、計算されたMAC−Iの最下位16ビットに対して設定し、
2> セクション8の通りに符号化されたASN.1(即ち、8ビットの倍数)のVarShortResumeMAC−Input(もしくはNB−IoTのVarShortResumeMAC−Input−NB)にわたり、
2> KRRCintキー、および以前に構成された整合性保護アルゴリズムを含み、ならびに、
2> COUNT、BEARER、およびDIRECTIONの全ての入力ビットがバイナリ1に設定され、
1> 格納されたUE ASコンテキストからRRC構成およびセキュリティコンテキストを回復し、
1> SRB1がNR PDCPで構成された場合、
2> SRB1の場合、NR PDCPエンティティを解除し、現在の(MCG)セキュリティ構成を含むE−UTRA PDCPエンティティを確立し、
4.注1:UEは、以前に構成されたNRセキュリティアルゴリズムと等価の、LTE暗号化および整合性保護アルゴリズムを適用する。
1> あるいは、
2> SRB1の場合、PDCP状態を回復し、PDCPエンティティを再確立し、
1> SRB1を再開するものとする。
5.注2:接続再開が成功するまで、デフォルトの物理レイヤ構成およびデフォルトのMACメイン構成が、SRB0およびSRB1の送信に適用され、SRB1は、RRCConnectionResumeメッセージの転送のみに使用される。
UEは、RRCConnectionResumeRequestメッセージを送信のために下位レイヤに対して提示するものとする。
UEは、セル再選択に関連する測定、ならびに再選択評価を継続するものとする。セル再選択の条件が満たされた場合、UEは、5.3.3.5に規定されるようなセル再選択を実施するものとする。
抜粋4
VarShortResumeMAC−Input
UEの変数VarShortResumeMAC−Inputは、RRC接続再開手順の間、shortResumeMAC−Iを生成するのに使用される入力を規定する。
VarShortResumeMAC−InputのUE変数
Figure 0006754016
VarShortResumeMAC−Inputフィールドの説明
cellIdentity
現在のセルのCellIdentityに対して設定される。
c−RNTI
RRC接続の中断前に接続されていたPCellにおいて、UEが有していたC−RNTIに対して設定される。
physCellId
RRC接続の中断前にUEが接続されていたPcellの物理セル識別情報に対して設定される。
resumeDiscriminator
shortResumeMAC−IのMAC−Iの計算における微分を可能にする定数。
resumeDiscriminatorは「1」に設定される。
付表C
3GPP規格の更に別の選択部分の抜粋
抜粋5
5.3.14.3 UEによるRRCSuspendの受信
編者による注記:FFS RRCRelease(例えば、中断インジケータを含む)を代わりに使用するか否か。
UEは、
1> この下位条項において定義される以下の動作を、RRCSuspendメッセージが受信された瞬間、または任意に、RRCSuspendメッセージの受信が成功裏に承認されていることを下位レイヤが示したときの、どちらか早い方からXms遅延させ、
編者による注記:Xの値をどのように設定するか(構成可能か、またはLTEの場合のように60msに固定するかなど)。
1> RRCSuspendメッセージがidleModeMobilityControlInfoを含む場合、
2> idleModeMobilityControlInfoによって提供されるセル再選択優先度情報を格納し、
2> t320が含まれる場合、
3> t320の値にしたがったタイマー値セットでタイマーT320を開始し、
1> あるいは、
2> セル再選択優先度情報のブロードキャストをシステム情報に適用し、
1> ネットワークによって提供される、resumeIdentity、nextHopChainingCount、ran−PagingCycle、およびran−NotificationAreaInfoの情報を格納し、
1> 全てのSRBおよびDRBに対してRLCエンティティを再確立し、
1> MACをリセットし、
1> RRCResumeRequestに応答して、RRCSuspendメッセージが受信された場合を除いて、
2> 現在のRRC構成、現在のセキュリティコンテキスト、ROHC状態を含むPDCP状態、ソースPCellで使用されるC−RNTI、cellIdentity、およびソースPCellの物理セル識別情報を含む、UE ASコンテキストを格納し、
1> SRB0を除いて、全てのSRBおよびDRBを中断し、
1> periodic−RNAU−timerに対して設定されたタイマー値でタイマーT380を開始し、
1> 上位レイヤへのRRC接続の中断を示し、
1> 整合性保護および暗号化を中断するように下位レイヤを構成し、
1> RRC_INACTIVEを入力し、TS 38.304[21]に規定されるような手順を実施するものとする。
付表D
3GPP規格の更なる選択部分の抜粋
抜粋6
5.3.13.2 開始
UEは、上位レイヤがRRC接続の再開を要求したとき、NG−RANページングに応答するとき、またはUEがRRC_INACTIVEのときにRNA更新を始動すると、手順を開始する。
手順の開始時、UEは、
編者による注記:FFS SCG構成が解除されるべきか否か、または他の任意の構成(即ち、デルタシグナリングを含む)として扱うべきか否か。
1> 9.2.4に規定されるようなデフォルトの物理チャネル構成を適用し、
1> 9.2.3に規定されるようなデフォルトの半永続スケジューリング構成を適用し、
1> 9.2.2.に規定されるようなデフォルトのMACメイン構成を適用し、
1> 9.1.1.2に規定されるようなCCCH構成を適用し、
編者による注記:DDS NSがtimeAlignmentTimerCommonに対応しているか否か、関連するSIB2およびUEの挙動で送信されるか否か。
1> タイマーT300Xを開始し、
1> タイマーT380を停止し、
1> 5.3.13.2にしたがってRRCResumeRequestメッセージの送信を開始するものとする。
編者による注記:FFS 接続再開前のデータシステム情報獲得までの要件。
5.3.13.3 RRCResumeRequestメッセージの送信に関する動作
UEは、RRCResumeRequestメッセージの内容を次のように設定するものとする。
1> 中断時に提供される格納されたI−RNTI値に対してresumeIdentityを設定し、
1> 上位レイヤまたはASレイヤから受信された情報にしたがってresumeCauseを設定し、
編者による注記:FFS resumeCauseに関するより多くの態様を捕捉する必要があるか否か(例えば、モビリティによるRNA更新、RNAの周期的更新など)。
1> 格納されたUE ASコンテキストからRRC構成およびセキュリティコンテキストを回復し、
1> TS 33.501[11]に規定されるような、格納されたnextHopChainingCount値を使用して、現在のKgNBまたはNHに基づいてKgNBキーを更新し、
編者による注記:FFS 拒絶の場合をどのように扱うか
1> KRRCencキー、KRRCintキー、KUPintキー、およびKUPencキーを導き出し、
編者による注記:FFS 作業仮説TBC(中断におけるNCC、およびRRC再開要求における新しいキー)。
1> 再開MAC−Iを、計算されたMAC−Iの最下位Xビットに対して設定し、
2> セクション8の通りに符号化されたASN.1(即ち、8ビットの倍数)のVarResumeMAC−Inputにわたり、
2> KRRCintキー、および以前に構成された整合性保護アルゴリズムを含み、ならびに、
2> COUNT、BEARER、およびDIRECTIONの全ての入力ビットがバイナリ1に設定され、
編者による注記:FFS resumeMAC−Iの長さX。
編者による注記:FFS VarResumeMAC−Inputに対する追加入力(リプレイアタックの軽減)。
1> PDCP状態を回復し、SRB1に対してPDCPエンティティを再確立し、
1> SRB1を再開し、
1> RRCResumeRequestメッセージを送信のために下位レイヤに対して提示し、
1> 以前に構成されたアルゴリズムとKRRCintキーおよびKUPintキーを即時に使用して、SRB0を除く全ての無線ベアラに対する整合性保護を再開するように、下位レイヤを構成し、即ち、整合性保護が、UEによって送受信される全ての後に続くメッセージに適用されるものとし、
注1:以前に構成されたUP整合性保護を含むDRBのみが整合性保護を再開するものとする。
1> SRB0を除く全ての無線ベアラに対して暗号化を再開し、以前に構成された暗号化アルゴリズム、KRRCencキー、およびKUPencキーを適用するように、下位レイヤを構成し、即ち、暗号化構成が、UEによって送受信される全ての後に続くメッセージに適用されるものとし、
T300Xが稼働している間に下位レイヤが整合性検査の失敗を示した場合、5.3.13.5に規定される動作を実施する。
UEは、セル再選択に関連する測定、ならびに再選択評価を継続するものとする。セル再選択の条件が満たされた場合、UEは、5.3.3.5に規定されるようなセル再選択を実施するものとする。
付表E
異なる実施形態に対する38.331 NR RRC仕様書における解決策の可能な実現例
5.3.14.3 UEによるRRCSuspendの受信
UEは、
1> この下位条項において定義される以下の動作を、RRCSuspendメッセージが受信された瞬間、または任意に、RRCSuspendメッセージの受信が成功裏に承認されていることを下位レイヤが示したときの、どちらか早い方からXms遅延させ、
編者による注記:Xの値をどのように設定するか(構成可能か、またはLTEの場合のように60msに固定するかなど)。
1> RRCSuspendメッセージがidleModeMobilityControlInfoを含む場合、
2> idleModeMobilityControlInfoによって提供されるセル再選択優先度情報を格納し、
2> t320が含まれる場合、
3> t320の値にしたがったタイマー値セットでタイマーT320を開始し、
1> あるいは、
2> セル再選択優先度情報のブロードキャストをシステム情報に適用し、
1> 任意の以前に格納されたresumeIdentity、nextHopChainingCount、ran−PagingCycle、およびran−NotificationAreaInfoを、RRCSuspendメッセージの新しく受信された値に交換し(即ち、オーバーライドし)、
1> ネットワークによって提供される、resumeIdentity、nextHopChainingCount、ran−PagingCycle、およびran−NotificationAreaInfoの情報を格納し、
1> 全てのSRBおよびDRBに対してRLCエンティティを再確立し、
1> RRCResumeRequestに応答して、RRCSuspendメッセージが受信されなかった場合、
2> 現在のRRC構成、現在のセキュリティコンテキスト、ROHC状態を含むPDCP状態、ソースPCellで使用されるC−RNTI、cellIdentity、およびソースPCellの物理セル識別情報を含む、UE ASコンテキストを格納し、
1> あるいは、RRCResumeRequestに応答して、RRCSuspendメッセージが受信された場合、
2> 任意の以前に格納されたセキュリティコンテキストを、Suspendメッセージの新しく受信されたセキュリティコンテキストに交換し(即ち、オーバーライドし)、
2> 以前に格納されたC−RNTIを、UEがRRC接続要求を送出したセルの新しく取得された一時的C−RNTIに交換し(即ち、オーバーライドし)、
2> 以前に格納されたcellIdentityを、UEがRRC接続要求を送出したセルの新しく取得されたcellIdentityに交換し(即ち、オーバーライドし)、
2> 以前に格納された物理セル識別情報を、UEがRRC接続要求を送出したセルの新しく取得された物理セル識別情報に交換し(即ち、オーバーライドし)、
1> SRB0を除いて、全てのSRBおよびDRBを中断し、
1> periodic−RNAU−timerに対して設定されたタイマー値でタイマーT380を開始し、
1> 上位レイヤへのRRC接続の中断を示し、
1> 整合性保護および暗号化を中断するように下位レイヤを構成し、
1> RRC_INACTIVEを入力し、TS 38.304[21]に規定されるような手順を実施するものとする。
異なる実施形態に対する38.331 NR RRC仕様書における解決策の別の可能な実現例
5.3.14.3 UEによるRRCSuspendの受信
UEは、
1> この下位条項において定義される以下の動作を、RRCSuspendメッセージが受信された瞬間、または任意に、RRCSuspendメッセージの受信が成功裏に承認されていることを下位レイヤが示したときの、どちらか早い方からXms遅延させ、
編者による注記:Xの値をどのように設定するか(構成可能か、またはLTEの場合のように60msに固定するかなど)。
1> RRCSuspendメッセージがidleModeMobilityControlInfoを含む場合、
2> idleModeMobilityControlInfoによって提供されるセル再選択優先度情報を格納し、
2> t320が含まれる場合、
3> t320の値にしたがったタイマー値セットでタイマーT320を開始し、
1> あるいは、
2> セル再選択優先度情報のブロードキャストをシステム情報に適用し、
1> 任意の以前に格納されたresumeIdentity、nextHopChainingCount、ran−PagingCycle、およびran−NotificationAreaInfoを、RRCSuspendメッセージの新しく受信された値に交換し(即ち、オーバーライドし)、
1> ネットワークによって提供される、resumeIdentity、nextHopChainingCount、ran−PagingCycle、およびran−NotificationAreaInfoの情報を格納し、
1> 全てのSRBおよびDRBに対してRLCエンティティを再確立し、
1> RRCResumeRequestに応答して、RRCSuspendメッセージが受信されなかった場合、
2> 現在のRRC構成を含むUE ASコンテキストを格納し、
1> 現在のセキュリティコンテキスト、ROHC状態を含むPDCP状態、ソースPCellで使用されるC−RNTI、cellIdentity、およびソースPCellの物理セル識別情報を格納し(また、その任意の格納されたコンテキストを交換し)、
1> SRB0を除いて、全てのSRBおよびDRBを中断し、
1> periodic−RNAU−timerに対して設定されたタイマー値でタイマーT380を開始し、
1> 上位レイヤへのRRC接続の中断を示し、
1> 整合性保護および暗号化を中断するように下位レイヤを構成し、
1> RRC_INACTIVEを入力し、TS 38.304[21]に規定されるような手順を実施するものとする。

Claims (10)

  1. ユーザ機器(UE)における方法であって、
    無線リソース制御(RRC)再開要求メッセージを送信するステップと
    前記RRC再開要求メッセージに応答して、中断の指示を含むRRC接続解除メッセージを受信するステップと
    中断の指示を含む前記RRC接続解除メッセージの受信に応答して、前記UEの格納されたアクセス層(AS)コンテキストにおける情報を新しい情報と交換するステップとを含み、前記UEの前記格納されたASコンテキストにおける前記情報を交換するステップが、
    格納されたセキュリティコンテキスト情報を前記RRC接続解除メッセージに含まれるセキュリティコンテキスト情報と交換するステップ、
    格納された非アクティブ無線ネットワーク一時識別子(I−RNTI)を前記RRC接続解除メッセージに含まれるI−RNTIと交換するステップ、
    格納されたセル識別情報を、前記UEが前記RRC再開要求メッセージを送出し前記RRC接続解除メッセージを受信したセルのセル識別情報と交換するステップ、
    格納された物理セル識別情報を、前記UEが前記RRC再開要求メッセージを送出し前記RRC接続解除メッセージを受信した前記セルの物理セル識別情報と交換するステップ、および
    格納されたセル無線ネットワーク一時識別子(C−RNTI)を、前記UEが前記RRC再開要求メッセージを送出し前記RRC接続解除メッセージを受信した前記セルに対して前記UEが取得したC−RNTIと交換するステップを含む、方法。
  2. 前記セキュリティコンテキスト情報がネクストホップチェーンカウントを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記UEの更新されたASコンテキストを提供するため、前記UEの前記格納されたASコンテキストにおける前記情報を交換した後、前記UEの前記更新されたASコンテキストを使用して、後に続くRRC再開要求を送出するステップを更に含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記UEの前記更新されたASコンテキストを使用して、前記後に続くRRC再開要求を送出するステップが、前記更新されたASコンテキストを使用して、前記後に続くRRC再開要求に含まれるセキュリティ整合性トークンを計算するステップを含む、請求項に記載の方法。
  5. ユーザ機器(UE)であって、
    無線インターフェースと
    前記無線インターフェースと関連付けられた処理回路構成とを備え、前記処理回路構成が前記UEに
    無線リソース制御(RRC)再開要求メッセージを送信させ、
    前記RRC再開要求メッセージに応答して、中断の指示を含むRRC接続解除メッセージを受信させ、
    前記中断の指示を含む前記RRC接続解除メッセージの受信に応答して、前記UEの格納されたアクセス層(AS)コンテキストにおける情報を新しい情報と交換させるように構成され、前記UEの前記格納されたASコンテキストにおける前記情報を交換するために、前記処理回路構成が前記UEに
    格納されたセキュリティコンテキスト情報を前記RRC接続解除メッセージに含まれるセキュリティコンテキスト情報と交換させ、
    格納された非アクティブ無線ネットワーク一時識別子(I−RNTI)を前記RRC接続解除メッセージに含まれるI−RNTIと交換させ、
    格納されたセル識別情報を、前記UEが前記RRC再開要求メッセージを送出し前記RRC接続解除メッセージを受信したセルのセル識別情報と交換させ、
    格納された物理セル識別情報を、前記UEが前記RRC再開要求メッセージを送出し前記RRC接続解除メッセージを受信した前記セルの物理セル識別情報と交換させ、かつ、
    格納されたセル無線ネットワーク一時識別子(C−RNTI)を、前記UEが前記RRC再開要求メッセージを送出し前記RRC接続解除メッセージを受信した前記セルに対して前記UEが取得したC−RNTIと交換させるように構成された、UE。
  6. 前記セキュリティコンテキスト情報がネクストホップチェーンカウントを含む、請求項5に記載のUE。
  7. ユーザ機器(UE)からの無線リソース制御(RRC)再開要求に応答して前記UEを再中断する際に、前記UEに対して格納されたUEアクセス層(AS)コンテキストを更新する、ネットワークノードであって、
    処理回路構成を備え、該処理回路構成が前記ネットワークノードに
    UEからRRC再開要求メッセージを受信させ、
    前記RRC再開要求メッセージの受信に応答して、前記UEに中断の指示を含むRRC接続解除メッセージを送信させ、
    前記中断の指示を含む前記RRC接続解除メッセージの送信に応答して、前記UEの格納されたASコンテキストにおける情報を新しい情報と交換させるように構成され、前記UEの前記格納されたASコンテキストにおける前記情報を交換するために、前記処理回路構成が前記ネットワークノードに
    格納されたセキュリティコンテキスト情報を前記RRC接続解除メッセージに含まれるセキュリティコンテキスト情報と交換させ、
    格納された非アクティブ無線ネットワーク一時識別子(I−RNTI)を前記RRC接続解除メッセージに含まれるI−RNTIと交換させ、
    格納されたセル識別情報を、前記UEが前記RRC再開要求メッセージを送出し前記RRC接続解除メッセージを受信したセルのセル識別情報と交換させ、
    格納された物理セル識別情報を、前記UEが前記RRC再開要求メッセージを送出し前記RRC接続解除メッセージを受信した前記セルの物理セル識別情報と交換させ、かつ、
    格納されたセル無線ネットワーク一時識別子(C−RNTI)を、前記UEが前記RRC再開要求メッセージを送出し前記RRC接続解除メッセージを受信した前記セルに対して前記UEが取得したC−RNTIと交換させるように構成された、ネットワークノード。
  8. 前記セキュリティコンテキスト情報がネクストホップチェーンカウントを含む、請求項7に記載のネットワークノード。
  9. ユーザ機器(UE)からの無線リソース制御(RRC)再開要求に応答して前記UEを再中断する際に、前記UEに対して格納されたUEアクセス層(AS)コンテキストを更新する、ネットワークノードを操作する方法であって、
    UEからRRC再開要求メッセージを受信するステップと、
    前記RRC再開要求メッセージの受信に応答して、前記UEに中断の指示を含むRRC接続解除メッセージを送信するステップと、
    前記中断の指示を含む前記RRC接続解除メッセージの受信に応答して、前記UEの格納されたASコンテキストにおける情報を新しい情報と交換するステップとを含み、前記UEの前記格納されたASコンテキストにおける前記情報を交換するステップが、
    格納されたセキュリティコンテキスト情報を前記RRC接続解除メッセージに含まれるセキュリティコンテキスト情報と交換するステップ、
    格納された不活性無線ネットワーク一時識別子(I−RNT)を前記RRC接続解除メッセージに含まれるI−RNTIと交換するステップ、
    格納されたセル識別情報を、前記UEが前記RRC再開要求メッセージを送出し前記RRC接続解除メッセージを受信したセルのセル識別情報と交換するステップ、
    格納された物理的セル識別情報を、前記UEが前記RRC再開要求メッセージを送出し前記RRC接続解除メッセージを受信した前記セルの物理的セル識別情報と交換するステップ、および、
    格納されたセル無線ネットワーク一時識別子(C−RNTI)を、前記UEが前記RRC再開要求メッセージを送出し前記RRC接続解除メッセージを受信した前記セルに対して前記UEが取得したC−RNTIと交換するステップを含む、方法。
  10. 前記セキュリティコンテキスト情報がネクストホップチェーンカウントを含む、請求項9に記載の方法。
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