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JP6743481B2 - 鉄道車両用台車枠およびそれを備える鉄道車両用台車 - Google Patents

鉄道車両用台車枠およびそれを備える鉄道車両用台車 Download PDF

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Description

本発明は、鉄道車両用台車枠およびそれを備える鉄道車両用台車に関する。
鉄道車両に用いられる台車枠は、一般的に、前後方向に延びる一対の側ばりと、それらに接合される横ばりとを備え、ブレーキ装置、主電動機または歯車装置等を支持するための受座が横ばりに溶接接合された構造となっている。
特に、受座と横ばりとの接合箇所には高い荷重が付与されることから、十分な強度を確保するとともに、局所的に応力が集中しにくいような形状にする必要がある。そのため、受座と横ばりとの接合箇所は、溶接接合させたのち、グラインダー等を用いて溶接止端部が滑らかな形状になるよう仕上げ加工を施す必要がある。このようなことから、台車枠の製造効率を上げるうえで、受座の溶接施工性は重要な要素となる。
例えば、特許文献1では、長尺部材と金属パイプとの溶接部分において、裾部を効率よく形成することが可能な鉄道車両用台車枠の製造方法が開示されている。
特開2015−202743号公報
しかしながら、台車枠には複数の受座が設けられ、各受座が2つの溶接止端部を有するため、仕上げ加工を施さねばならない箇所は多く、特許文献1に記載の方法を用いたとしても、製造効率が抜本的に改善したとは言い難い。
本発明は、製造効率を大幅に改善することが可能な鉄道車両用台車枠およびそれを備える鉄道車両用台車を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、下記の鉄道車両用台車枠およびそれを備える鉄道車両用台車を要旨とする。
(1)前後方向に延びる一対の側ばりと、
前記一対の側ばりに接合される横ばりと、
前記横ばりの前部および後部の一方に設けられ、かつ、制動装置および駆動装置の少なくとも一方を支持する複数の受座部と、を備え、
各受座部は、前記横ばりに溶接接合される接合部を有し、
前記複数の受座部のうち、隣り合う少なくとも2つの前記受座部の前記接合部が互いに一体となった状態で、横ばりに接合されている、
鉄道車両用台車枠。
(2)前記横ばりの前部および後部の両方に、それぞれ、複数の受座部が設けられ、
前記横ばりの前部および後部の両方において、それぞれ、前記隣り合う少なくとも2つの前記受座部の前記接合部が互いに一体となった状態で、横ばりに接合されている、
上記(1)に記載の鉄道車両用台車枠。
(3)隣り合う少なくとも2つの前記受座部は、溶接接合された状態で前記横ばりに接合されている、
上記(1)または(2)に記載の鉄道車両用台車枠。
(4)隣り合う少なくとも2つの前記受座部は、一体成形された状態で前記横ばりに接合されている、
上記(1)または(2)に記載の鉄道車両用台車枠。
(5)隣り合う少なくとも2つの前記受座部は、共通の溶接ビードによって前記横ばりに接合されている、
上記(1)から(4)までのいずれかに記載の鉄道車両用台車枠。
(6)前記共通の溶接ビードによって、前記横ばりと前記一対の側ばりとが溶接接合されている、
上記(5)に記載の鉄道車両用台車枠。
(7)上記(1)から(6)までのいずれかに記載の鉄道車両用台車枠を備える、
鉄道車両用台車。
本発明によれば、ブレーキ装置、主電動機または歯車装置等を支持するための受座を横ばりに溶接接合する際に生じる溶接ビードの溶接止端部の数を減らすことができるため、台車枠の製造効率を大幅に向上させることが可能になる。
本発明の一実施形態に係る鉄道車両用台車枠を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る鉄道車両用台車の構成を概略的に示す図である。 本発明の一実施形態に係る鉄道車両用台車枠における隣り合う2つの受座部およびその周辺を拡大して示す斜視図である。 従来の鉄道車両用台車枠を示す斜視図である。 本発明の他の実施形態に係る鉄道車両用台車枠を示す斜視図である。 本発明の他の実施形態に係る鉄道車両用台車枠における隣り合う2つの受座部およびその周辺を拡大して示す斜視図である。 本発明の他の実施形態に係る鉄道車両用台車枠を示す斜視図である。 本発明の他の実施形態に係る鉄道車両用台車の構成を概略的に示す図である。
以下、本発明の実施の形態に係る鉄道車両用台車枠およびそれを備える鉄道車両用台車について、各図を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る鉄道車両用台車枠100(以下、「台車枠100」ともいう。)を示す斜視図である。また、図2は、本発明の一実施形態に係る台車枠100を備える鉄道車両用台車1000(以下、「台車1000」ともいう。)の構成を概略的に示す図である。なお、図2において、台車1000のうち台車枠100以外の部分については、破線で示している。
図1および2を参照して、台車1000は、台車枠100と複数の車輪200と複数の車軸300と制動装置400とを備えている。また、台車枠100は、一対の側ばり10と横ばり20と複数の受座部30とを備えている。
一対の側ばり10は、前後方向に延び、一対の車輪200の回転軸となる車軸300を回転可能に支持する。また、横ばり20は、一対の側ばり10に接合される。図1および2に示す構成では、横ばり20は、一対の側ばり10を貫通するように左右方向に延びる一対のパイプ部材21と、それらに接合される複数の補強部材22とを含む。
さらに、複数の受座部30は、横ばり20の前部20aに設けられ、かつ、制動装置400を支持する。制動装置400は複数の構成要素を含む。本実施形態においては、制動装置400は複数の構成要素として、複数のディスクブレーキ410を含む。
図3は、本実施形態における2つの受座部30およびその周辺を拡大して示す斜視図である。各受座部30は、横ばり20に溶接接合される接合部30aを有する。そして、図1〜3に示すように、横ばり20の前部20aに設けられる隣り合う2つの受座部30の接合部30aは、互いに一体となった状態で横ばり20に接合されている。具体的には、隣り合う2つの受座部30を、溶接接合させた状態で横ばり20に接合させることができる。
ここで、本実施形態の効果を説明するために、従来の台車枠の構成について簡単に説明する。図4は、従来の鉄道車両用台車枠を示す斜視図である。図4に示す従来の構成では、各受座部30が個別に横ばり20に接合されているため、溶接ビード40の溶接止端部40aが、各受座部30に2つずつ存在することとなる。
一方、図1に示す構成では、隣り合う2つの受座部30の接合部30aが互いに一体となった状態で、横ばり20に接合されているため、溶接ビード40の溶接止端部40aの数を減らすことが可能になる。その結果、グラインダー等によって仕上げ加工を施す箇所が減るため、台車枠の製造効率が大幅に向上する。
なお、図1に示す構成においては、受座部30が横ばり20の前部20aに2つ設けられているが、図5に示すように、受座部30が、横ばり20の前部20aおよび後部20bの両方に、それぞれ2つずつ設けられていてもよい。そして、図5に示す構成においては、横ばり20の前部20aおよび後部20bの両方において、それぞれ、隣り合う2つの受座部30の接合部30aが互いに一体となった状態で、横ばり20に接合されていることが好ましい。
また、図6に示すように、隣り合う2つの受座部30は、一体成形された状態で横ばり20に接合されていてもよい。ここで、本発明における受座部30は、上記の複数の構成要素のうちの1つを支持するものを指す。したがって、図6に示す構成のように、2つの構成要素を支持する部材は、一体成形された場合であっても2つの受座部を含むものとする。
さらに、溶接施工性および接合部における強度向上の観点から、図1および5に示すように、隣り合う少なくとも2つの受座部30は、共通の溶接ビード40によって横ばり20に接合されていることが好ましい。
また、図7に示すように、隣り合う2つの受座部30を接合する共通の溶接ビード40によって、横ばり20と一対の側ばり10とが溶接接合されていてもよい。走行中において、横ばりと側ばりとの間にはねじれの力が加わる。上記のように、溶接ビード40によって、横ばり20と側ばり10とが溶接接合される構成にすることによって、ねじれ剛性を向上させることが可能になる。
図8は、本発明の他の実施形態に係る台車枠100’を備える台車1000’の構成を概略的に示す図である。なお、図8においても図2と同様に、台車1000’のうち台車枠100’以外の部分については、破線で示している。
図8を参照して、台車1000’は、台車枠100’と複数の車輪200と複数の車軸300と制動装置400と駆動装置500とを備えている。なお、以下の台車枠100’の説明では、台車枠100と異なる部分について主に説明する。本実施形態においては、複数の受座部30は、横ばり20の前部20aおよび後部20bの両方に、それぞれ設けられ、かつ、制動装置400および駆動装置500の少なくとも一方を支持する。
駆動装置500も制動装置400と同様に複数の構成要素を含む。本実施形態においては、駆動装置500は複数の構成要素として、主電動機510および歯車装置520を含む。
そして、図8に示す構成においては、主電動機510および歯車装置520のそれぞれを支持する隣り合う2つの受座部30の接合部30aが互いに一体となった状態で、横ばり20に接合されている。
なお、図8においては、駆動装置500を支持する隣り合う2つの受座部30の接合部30aが互いに一体となっているが、制動装置400および駆動装置500の両方に含まれる2つ以上の構成要素をそれぞれ支持する隣り合う2つ以上の受座部30の接合部30aが互いに一体となっていてもよい。
本発明によれば、ブレーキ装置、主電動機または歯車装置等を支持するための受座を横ばりに溶接接合する際に生じる溶接ビードの溶接止端部の数を減らすことができるため、台車枠の製造効率を大幅に向上させることが可能になる。
10.側ばり
20.横ばり
20a 前部
20b 後部
21.パイプ部材
22.補強部材
30.受座部
30a 接合部
40.溶接ビード
40a 溶接止端部
100.台車枠
200.車輪
300.車軸
400.制動装置
410.ディスクブレーキ
500.駆動装置
510.主電動機
520.歯車装置
1000.台車

Claims (4)

  1. 前後方向に延びる一対の側ばりと、
    前記一対の側ばりに接合される横ばりと、
    前記横ばりの前部および後部の一方に設けられ、かつ、制動装置および駆動装置の少なくとも一方を支持する複数の受座部と、を備え、
    各受座部は、前記横ばりに溶接接合される接合部を有し、
    前記複数の受座部のうち、隣り合う少なくとも2つの前記受座部の前記接合部が互いに溶接接合された状態で、横ばりに接合されており
    隣り合う少なくとも2つの前記受座部は、共通の溶接ビードによって前記横ばりに接合されている、
    鉄道車両用台車枠。
  2. 前記横ばりの前部および後部の両方に、それぞれ、複数の受座部が設けられ、
    前記横ばりの前部および後部の両方において、それぞれ、前記隣り合う少なくとも2つの前記受座部の前記接合部が互いに溶接接合された状態で、横ばりに接合されている、
    請求項1に記載の鉄道車両用台車枠。
  3. 前記共通の溶接ビードによって、前記横ばりと前記一対の側ばりとが溶接接合されている、
    請求項1または2に記載の鉄道車両用台車枠。
  4. 請求項1から請求項までのいずれかに記載の鉄道車両用台車枠を備える、
    鉄道車両用台車。
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