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JP6741320B1 - ギフト資産管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】贈り主の心情に配慮し、ギフト資産が適切に使用されることを可能にする有意義なギフト資産管理システムを提供する。【解決手段】ギフト資産管理システムは、商品又はサービスとの交換が可能であって贈り主が被贈呈者に贈呈するギフト資産について、発行されたギフト資産を管理する。ギフト資産管理システムは、発行された各ギフト資産を特定するギフトIDとギフト資産が贈呈される被贈呈者の情報である被贈呈者情報とを対応させてギフト情報ファイルに記録するギフト発行情報登録手段と、発行された各ギフト資産について商品又はサービスと交換された旨の情報である交換実績情報をギフトIDにより特定可能な状態でギフト情報ファイルに記録する交換実績情報登録手段とを備える。【選択図】図1

Description

この出願の発明は、商品又はサービスとの交換が可能なギフト資産に関するものである。
冠婚葬祭や各種お祝い等において、また御礼やご挨拶等の目的で、各種のギフト(贈答品)が贈り主によって購入され、相手先(以下、本明細書において被贈呈者という。)に贈呈されている。ギフトは、有形の商品の場合もあるが、何らかのサービス(無形商品)の場合もある。
このようなギフトの贈呈において、ギフト自体を贈呈するのではなく、ギフトと交換できる権利(債権)を贈呈する場合がある。この代表的なものは、いわゆるカタログ式ギフトである。
カタログ式ギフトは、交換できる商品やサービスを紹介した冊子(カタログ)に交換のための申込書が添付されてセットになったものである。最近では、カタログ式ギフト掲載の商品やサービスの交換の申請をウェブサイトで受け付けるビジネスも登場している。
以下、この明細書において、商品又はサービスと交換できる権利であってギフトとして贈呈されるものを「ギフト資産」と呼ぶ。カタログ式ギフトの場合、申込書付きのカタログが有形化されたギフト資産である。また、交換可能な対象物としての商品又はサービスを、以下、「被交換品」という。
いずれのギフト資産の場合も、ギフト資産を発行する発行事業者がいて、贈り主は発行事業者に代金を支払ってギフト資産を発行してもらう。そして、贈り主がギフト資産を被贈呈者に贈呈し、被贈呈者はギフト資産の交換を業者に申請する。交換をする業者は、発行事象者と同じ場合が多い。このようなギフト資産を発行(販売)したり、被交換品との交換をしたりする業者(以下、ギフト業者と総称する。)が、いわゆるギフト業界を形成している。
このギフト業界の市場において、贈り主が多数の被贈呈者に同時にギフト資産を贈呈する状況が多々見られる。結婚式や葬儀のような冠婚葬祭におけるギフト贈呈が、この典型的な例である。
例えば結婚式の披露宴では、新郎新婦は、各参列者に引き出物を贈呈する。この場合、ギフト資産が引き出物として贈呈されることもある。また、葬儀を行った場合、喪主が各参列者にいわゆる香典返しとしてギフト資産を贈呈することがある。
このように贈り主が同時に多数の被贈呈者にギフトを贈呈する場合、ギフト資産によると手間が省けて好適である。贈り主は、被贈呈者の数の分のギフト資産を発行業者から購入し、被贈呈者に贈呈するだけで良い。被贈呈者が任意の被交換品と交換できるカタログ式ギフトのようなギフト資産である場合、被贈呈者が欲しいものを想定して贈り主が被交換品を選定する必要がないので、この点でも手間が省けて好適である。
つまり、ギフト資産を贈呈する形態では、被交換品を実際に用意する必要がないので、同時に多数の被贈呈者にギフトを贈呈した状態とすることが手間無く容易に行え、贈り主にとって極めて便利なものとなっている。ギフトの発行業者にとっても、一時に多数のギフト商品が販売されたことになるから、多額の売り上げが見込め、非常に有益な市場セグメントとなっている。
特開2004−126825号公報
上述したギフト資産の形態によるギフト贈呈において、あまり知られていないことであるが、実際には、期限内に被交換品との交換がされずに資産価値がなくなってしまうものがかなりの割合になっている。ギフト資産のうち、交換の期限が6ヶ月を超える場合、未使用(未交換)の金額のうちの一定の額を供託することが法律によって義務づけられている。以下、供託金が不要な最長の期限を、この明細書において「法定期限」という。いわゆるギフト券(デパートの商品券等)は法定期限を越えて交換可能な場合が多いが、法定期限内に交換期限が設定されているギフト資産も多い。
交換期限を過ぎてしまうと、交換ができなくなるから、ギフト資産としての価値はゼロになる。その場合でも、贈り主としてはギフト資産を被贈呈者に提供しているからギフトを贈呈した形にはなっている。実際に被交換品と交換するかどうかは、被贈呈者の判断であり、そこまでは関知しないということである。
このような期限切れのギフト資産の存在は、実はギフト業者のかなりの収益の源泉となっている。ギフト業者の収益は、ギフト資産の発行の際の価格と、そのギフト資産について交換がされる被交換品の価格(仕入価格)との差である。期限切れのギフト資産の場合、販売代金だけが入金されて被交換品が提供されない状態であるから、丸々、ギフト業者の儲けである。
しかしながら、本願の発明者は、このような状況はギフト業界として必ずしも適切なものではないという認識に立っている。贈り主は、被贈呈者に喜んでもらいたいからギフトを贈呈するのであり、何も受け取らないという状況は、贈り主が望んだ状況ではない。交換期限をうっかり逃してしまうような状況であれば、事前に被贈呈者に知らせてあげたいというのが贈り主の心情である。また、ウェブサイトでの被交換品の交換の場合、ITが苦手な高齢者等では、被交換品との交換の申請が容易にできなくて期限を過ぎてしまう場合もあり得る。このような場合には、贈り主は代行して申請をしてあげたいと思うであろう。また、種々の被交換品から選ぶことができるギフト資産の場合、希望の商品が特になくて期限が過ぎてしまうこともあり得る。このような場合、贈り主としては、せっかく代金を払ったのであるから、贈り主の方で選定した形でも良いからもらって欲しいと思うのが心情であろう。さらには、何らかの事情で被交換品との交換がされないのであれば、代金を無駄に支払ってしまったことになるので、返金して欲しいということになろう。
本願の発明は、このような贈り主の心情に配慮し、ギフト資産が適切に使用されることを可能にする有意義な管理システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、この出願の発明は、商品又はサービスとの交換が可能であって贈り主が被贈呈者に贈呈するギフト資産について、発行されたギフト資産を管理するギフト資産管理システムであって、
ギフト発行情報登録手段と、
交換実績情報登録手段と、
記憶部と
を備えており、
記憶部には、ギフト情報ファイルが記憶されており、
ギフト発行情報登録手段は、発行された各ギフト資産を特定するギフトIDと、ギフト資産が贈呈される被贈呈者の情報である被贈呈者情報とを対応させてギフト情報ファイルに記録する手段であり、
交換実績情報登録手段は、発行された各ギフト資産について商品又はサービスと交換された旨の情報である交換実績情報をギフトIDにより特定可能な状態でギフト情報ファイルに記録する手段であり、
被贈呈者情報は、少なくとも被贈呈者の氏名を含んでおり、
ギフト情報ファイルは、交換されたギフト資産が贈呈された被贈呈者の氏名を特定可能な状態でファイル内容の確認ができるファイルであるという構成を有する。
このギフト資産管理システムにおいて、ギフト発行情報登録手段は、ギフト資産について贈り主が代金を支払った場合にギフトIDと被贈呈者情報とを対応させてギフト情報ファイルに記録する手段である。
また、交換実績情報登録手段は、当該ギフト資産を贈呈した贈り主からの交換の代理申請の場合であっても交換実績情報をギフト情報ファイルに記録する手段である
また、このギフト資産管理システムにおいて、ギフト資産について、当該ギフト資産を贈呈した贈り主からの交換の代理申請を受け付ける代理申請受付手段が設けられており、ギフト発行情報登録手段は、発行されたギフト資産の被贈呈者による交換期限をギフト情報ファイルに記録する手段であり、代理申請受付手段は、被贈呈者による交換期限を過ぎた後に贈り主からの交換の代理申請を受け付けて交換実績情報登録手段に交換実績情報を記録させる手段である。
また、このギフト資産管理システムにおいて、ギフト資産について、当該ギフト資産を贈呈した贈り主からの返金の申請を受け付ける返金申請受付手段が設けられており、記憶部は、返金に必要な情報である返金情報が記録される返金情報ファイルを記憶するものであり、ギフト発行情報登録手段は、発行されたギフト資産の被贈呈者による交換期限をギフト情報ファイルに記録する手段であり、返金申請受付手段は、被贈呈者による交換期限を過ぎた後に返金の申請を受け付けて返金情報ファイルに返金情報を記録する手段であり、返金申請受付手段は、代理申請受付手段が贈り主からの交換の代理申請を受け付けて前記交換実績情報登録手段に前記交換実績情報を記録させた際には返金の申請を受け付けない手段である。
また、上記課題を解決するため、このギフト資産管理システムは、発行されたギフト資産の被贈呈者による交換期限後において交換の代理申請か返金かを贈り主に選択させる選択手段が設けられており、選択手段は、交換の代理申請が選択された場合に代理申請受付手段を動作させ、返金が選択された場合には返金申請受付手段を動作させる手段であるという構成を持ち得る。
また、上記課題を解決するため、ギフト資産管理システムは、被贈呈者にギフト資産の交換期限を知らせる連絡であるリマインダーを出力するリマインダー出力手段が設けられており、ギフト発行情報登録手段は、被贈呈者がリマインダーを受け取るアドレスであるリマインダー受け取りアドレスをギフト情報ファイルに記録する手段であり、リマインダー出力手段は、ギフト情報ファイルに記録された情報に従い、交換期限より前の所定の時期に、交換実績情報が記録されていないギフト資産のギフトIDに対応した被贈呈者のリマインダー受け取りアドレスに到達可能な状態でリマインダーを出力する手段であるという構成を持ち得る。
また、上記課題を解決するため、ギフト資産管理システムは、リマインダー受け取りアドレスが、被贈呈者が操作する端末である被贈呈者端末で受信可能な電子メールのアドレスであるか、又はショートメール若しくはプッシュ通知を受信可能な被贈呈者端末の識別番号であり、リマインダー出力手段が、電子メール、ショートメール又はプッシュ通知の形でリマインダーを出力して被贈呈者端末に受信させる手段であるという構成を持ち得る。
また、上記課題を解決するため、ギフト資産管理システムは、ギフト発行情報登録手段が、ギフト資産を贈呈した贈り主の情報である贈り主情報をギフト情報ファイルに記録する手段であり、贈り主情報には、リマインダーを出力した旨の報告であるリマインド報告を贈り主が受け取るためのリマインド報告受け取りアドレスが含まれており、リマインダー出力手段が、リマインダーを出力した際、リマインド報告を当該リマインダーに係るギフト資産を贈呈した贈り主のリマインド報告受け取りアドレスに到達可能な状態で出力する手段であるという構成を持ち得る。
また、上記課題を解決するため、ギフト資産管理システムは、リマインド報告受け取りアドレスが、贈り主が操作する端末である贈り主端末で受信可能な電子メールのアドレスであるか、又はショートメール若しくはプッシュ通知を受信可能な贈り主端末の識別番号であり、リマインダー出力手段が、電子メール、ショートメール又はプッシュ通知の形でリマインド報告を出力して贈り主端末に受信させる手段であるという構成を持ち得る。
以下に説明する通り、この出願のギフト資産管理システムの発明によれば、ギフト資産が発行された際、ギフト資産を特定するギフトIDと当該ギフト資産が贈呈された被贈呈者の氏名とが対応してギフト情報ファイルに記録され、ギフト資産について交換がされた際、ギフトIDによって特定可能な状態で交換実績情報がギフト情報ファイルに記録されるので、どの被贈呈者が交換をしたかしていないかを氏名において確認することができる。このため、ギフトビジネスにおいて種々のメリットがもたらされる。
また、贈り主が代理して交換の申請ができるので、せっかく贈呈したのだから被交換品との交換をしてギフトの恩恵を受けて欲しいという贈り主の心情をシステム構成において貫徹するものなり、また申請の行為が難しかったり面倒であったりする被贈呈者にとってメリットになる。
また、交換期限を過ぎたギフト資産について返金を行うための返金申請受付手段を備えていて返金が可能な構成であるので、このシステムを利用したギフトビジネスの評価が高められる。
この際、代理申請か返金かを贈り主において選択することができるようにすると、未交換のギフト資産について被贈呈者に応じた最適な取り扱いをすることができ、このシステムを利用したギフトビジネスの評価がさらに高められる。
また、交換期限内において未交換のギフト資産について被贈呈者にリマインダーが送られるようにすると、被贈呈者が気づかずに交換期限を迎えてしまうことが少なくなる。このため、交換せずに交換期限を過ぎてしまうギフト資産が少なくなる。したがって、このシステムを利用したギフトビジネスの評価がこの点でさらに高められる。
この際、リマインダーを送ったことを報告するリマインド報告が贈り主に送られるようにすると、贈り主が自分で被贈呈者に問い合わせをする必要がないことが確認できるので、この点で利便性が高くなる。
実施形態のギフト資産管理システムの概略図である。 ギフト紹介ページの一例を示した概略図である。 図2に示すギフト紹介ページの例におけるギフト資産有形化物について示した概略図である。 注文情報ファイルの構造の一例を示した概略図である。 被贈呈者情報登録モジュールによって表示される被贈呈者情報入力ページの一例を示した概略図である。 贈り主情報ファイルの構造の一例を示した概略図である。 ギフト情報ファイルの構造の一例を示した概略図である。 有形化プログラムの概略を示したフローチャートである。 交換申請ページの一例について示した概略図である。 交換状況閲覧ページの一例を示した概略図である。 返金情報ファイルの構造に一例について示した概略図である。 返金申請ページ表示モジュールによって表示される返金申請ページの一例を示した概略図である。 リマインダー出力プログラムの概略を示したフローチャートである。 リマインダー出力手段により被贈呈者に送信されたリマインダーとして電子メールの一例を示した概略図である。 リマインダー出力手段により贈り主に送られたリマインド報告メールの一例を示した概略図である。
次に、この出願の発明を実施するための形態(実施形態)について説明する。
図1は、実施形態のギフト資産管理システムの概略図である。実施形態のギフト資産管理システム(以下、システムと略称することがある。)は、ギフト発行情報登録手段と、交換実績情報登録手段と、記憶部2とを備えている。
この実施形態では、ギフト発行情報登録手段や交換実績情報登録手段は、インターネット90に接続されたサーバコンピュータ1によって構成されている。以下、このサーバ1をメインサーバと呼ぶ。メインサーバ1は、ギフト資産を贈呈する贈り主が操作する贈り主端末91と、ギフト資産が贈呈される被贈呈者が操作する被贈呈者端末92とが、インターネット90を介してアクセスするサーバである。
記憶部2は、メインサーバ1に設けられたハードディスク等の記憶装置となっている。但し、記憶部2は、メインサーバ1とは別に設けられたコンピュータ上の記憶装置であっても良いし、ストレージサーバのようにメインサーバ1とは別に設けられたサーバ上の記憶装置であっても良い。
メインサーバ1は、ギフト発行情報登録手段を構成するためのソフトウェアとして、ギフト発行情報登録プログラム31を実装している。また、この実施形態では、ギフト資産の発行(ギフト資産の販売)もメインサーバ1によって行われるようになっている。
この実施形態において、ギフト資産の発行やギフト資産についての被交換品との交換の受付は、ウェブサイトにおいて行われるようになっている。メインサーバ1は、このウェブサイト(以下、ギフトサイトと呼ぶ。)を提供するウェブサーバともなっている。したがって、メインサーバ1はギフトサイトを提供するギフト業者によって運営、管理されている。以下、このギフト業者を運営事業者と言い換える。尚、運営事業者において、担当者が管理用端末93を操作することが想定されている。管理用端末93は、運営事業者内のネットワーク又はインターネット90を介して特別のアクセス権限によりメインサーバ1にアクセス可能な端末である。
ギフトサイトは、ギフトビジネス紹介ページ、ギフト紹介ページ、交換申請ページ等を含んでいる。ギフトビジネス紹介ページは、運営事業者が提供するギフト資産の発行サービスや被交換品との交換サービスについて説明するページである。ギフト紹介ページは、種々のギフト資産や各ギフト資産と交換できる被交換品を紹介するページである。メインサーバ1はウェブサーバとしても機能するようになっており、記憶部2にはこれらページを提供するHTMLファイルが記憶されている。
図2は、ギフト紹介ページの一例を示した概略図である。
この実施形態では、ギフトサイトは、ウェディング関係のギフト資産を発行し、被交換品との交換の申請を受け付けるサイトとなっている。発行するギフト資産の一つに、結婚式披露宴で引き出物として贈呈するギフト資産が含まれている。以下の説明では、一例として、この引き出物用のギフト資産について説明する。
また、この実施形態では、ギフト資産は、広い意味ではカタログ式ギフトの形態となっている。但し、冊子としてのカタログが提供されるのではなく、カタログに相当するものがウェブサイトで提供されるようになっている。即ち、ギフト資産の贈呈を受けた被贈呈者がアクセスすると、カタログの内容(交換できる被交換品の内容)がウェブサイト上で閲覧でき、そこから選んで交換するようになっている。
図2に示すように、ギフト紹介ページは、ギフト資産の商品としての名称(以下、ギフト商品名という。)やギフト資産の内容の説明、写真等を掲載したページとなっている。この例では、ギフト資産は引き出物としてのカタログ式ギフトであり、額の異なる幾つかのもの(コース)が用意されている。贈り主(新郎新婦)は、これらから予算に合わせて選んで注文できるようになっている。
また、この例では、幾つかの種類のギフト資産は、1個で同時に複数(例えば三つ)の被交換品との交換が可能となっている。1個のギフト資産の額(販売額)は、それら複数の被交換品との交換のための額の総額である。例えば、5500円コースを選ぶと、三つ合計で5500円までの被交換品と交換できる権利(ギフト資産)が贈呈される。
図2に示すように、ギフト紹介ページには、このような各コースの額が記載され、被贈呈者に手渡される物品(ギフト資産を有形化したもの。本明細書において、ギフト資産有形化物という。)についての写真が掲載されている。この例では、ギフト資産有形化物はギフトカードであり、ギフトカードは祝儀袋に入れられて被贈呈者に提供されるようになっている。
図3は、図2に示すギフト紹介ページの例における有形化物について示した概略図である。図3に示すように、この例では、有形化物としてのギフトカード4は、ギフトサイトへのアクセス情報を印刷した箇所(アクセス情報印刷部)41,42を有している。この例では二種類のアクセス情報印刷部41,42が設けられており、一つはQRコードの形でアクセス情報を印刷した第一のアクセス情報印刷部41である。もう一つは、テキストでアクセス情報を印刷した第二のアクセス情報印刷部42である。第二のアクセス情報印刷部42では、ギフトID、ギフトサイトのURLがアクセス情報として印刷されている。第一のアクセス情報印刷部41は、これらをQRコード化してイメージ印刷した箇所である。この他、ギフトカード4には、ギフト資産の交換期限等が印刷されている。尚、「QRコード」は登録商標である。
図2のギフト紹介ページにおいて、各ギフト資産を紹介したエリアにはハイパーリンクが埋め込まれており、当該ギフト資産の詳細を表示する詳細ページがリンクしている。詳細ページには、「カタログの中身を見る」と表記されたボタンが設けられており、このボタンをクリックすると、被贈呈者が交換できる被交換品の詳細が閲覧できるようになっている。
そして、詳細ページには、「カートに入れる」と表記されたボタン(カートボタン)がリンクしており、カートボタンには、当該ギフト資産の注文ページがリンクしている。そして、注文ページでは、選択したギフト資産の注文が行えるようになっている。これらの技術構成は、他のショッピングサイトと同様にできるので、詳細な説明は割愛する。
図1に示すように、メインサーバ1には、注文情報登録プログラム32が実装されている。注文情報登録プログラム32は、新規に注文情報ファイル51を生成する注文情報ファイル生成モジュールや被贈呈者情報を登録する被贈呈者情報登録モジュールを含んでいる。
注文情報ファイル51は、一つの注文において生成される注文IDに対応して生成されるファイルである。上述した注文ページにおいて、注文が確定されると、注文IDが生成される。注文情報ファイル生成モジュールは、この注文IDを使用してファイル名を決定し、注文情報ファイルを新規に生成するようプログラミングされている。
図4は、注文情報ファイルの構造の一例を示した概略図である。図4に示すように、注文情報ファイルは、「ギフトID」、「ギフト商品ID」、「被贈呈者名」、「被贈呈者住所」、「被贈呈者電話番号」、「被贈呈者メールアドレス」等のフィールドから成るレコードを記録したデータベースファイルである。
ギフトIDは、注文IDに紐づけられた情報であるが、注文情報ファイルのレコードを一意に識別するIDである。即ち、ギフトIDは、被贈呈名に対して紐づけられており、ギフトIDを特定することで被贈呈者名が特定される。尚、「被贈呈者名」のフィールドは、氏名が記録されるフィールドである。また、ギフト商品IDは、当該ギフト資産がどのギフト商品か特定するID(ギフト商品名に対応したID)である。
図示は省略するが、上記注文ページには、「被贈呈者情報を入力する」と表記されたボタンが設けられており、このボタンは、被贈呈者情報登録モジュールの実行ボタンとなっている。図5は、被贈呈者情報登録モジュールによって表示される被贈呈者情報入力ページの一例を示した概略図である。
図5に示すように、被贈呈者情報入力ページは、被贈呈者の氏名、住所、電話番号、メールアドレス等の入力欄がOKボタン61とともに設けられている。OKボタン61には、入力情報を確認するためのページがリンクしており、このページには登録ボタンが設けられている。登録ボタンがクリック又はタップ(以下、クリックで総称する。)されると、被贈呈者情報記録モジュールは、注文情報ファイル51に新規レコードを追加し、入力された情報を注文情報ファイル51の対応するフィールドにそれぞれ記録するようプログラミングされている。この際、注文情報登録プログラム32は、ギフトIDを生成し、「ギフトID」のフィールドに記録する。
図5に示すように、被贈呈者情報入力ページには、「他の被贈呈者の情報を追加入力する」と表示された追加入力ボタン62や、「登録済みの被贈呈者情報を見る」と表記されたリスト閲覧ボタン63が設けられている。追加入力ボタン62は、他の被贈呈者の情報を入力するため、各入力欄を空欄にして被贈呈者入力ページを表示するプログラムが埋め込まれたボタンである。リスト閲覧ボタン63は、既に入力されて登録された被贈呈者の情報をリスト表示するプログラムが埋め込まれたボタンである。
注文情報登録プログラム32は、このようにして各被贈呈者の情報を注文情報ファイル51に記録し、ファイルを更新して記憶部2に記憶する。
尚、上記の通り、被贈呈者情報入力ページには被贈呈者の住所の入力欄が設けられているが、被贈呈者の住所の入力は必須とされない場合が多い。被交換品との交換の申請(後述)がされて被交換品が送付される際には住所の情報が必要であるが、これについては、申請の際に被贈呈者が入力して送信すれば足りるからである。したがって、被贈呈者情報入力ページに被贈呈者の住所の入力欄が設けられていない場合もあり得る。
記憶部2には、各贈り主の情報を記録した贈り主情報ファイル52が記憶されている。図6は、贈り主情報ファイルの構造の一例を示した概略図である。図6に示すように、贈り主情報ファイル52は、「贈り主ID」、「贈り主氏名1」、「贈り主氏名2」、「住所」、「電話番号」、「メールアドレス」等のフィールドから成るレコードを記録したデータベースファイルである。
贈り主情報ファイル52の情報の記録については、幾つかの構成があり得る。例えば、注文ページから呼び出されるページとして上記各情報を入力するページをギフトサイト内に設け、ここで入力してもらって記録する構成が考えられる。また、ギフトサイトの贈り主としての利用は会員制にし、予め会員登録してから注文を行う構成も考えられる。この場合は、会員登録ページに、上記各情報を入力する欄を設ける。
一方、メインサーバ1には、ギフト資産の注文ページから呼び出されるプログラムとして、ギフト発行情報登録手段を構成するギフト発行情報登録プログラム31が実装されている。また、記憶部2には、ギフト情報ファイル21が記憶されている。ギフト情報ファイル21は、ギフトサイトにおいて発行された全てのギフト資産の情報を記録し、管理するためのファイルである。
図7は、ギフト情報ファイルの構造の一例を示した概略図である。
図7に示すように、ギフト情報ファイルは、「ギフトID」、「注文ID」、「ギフト商品ID」、「ギフト名」、「発行日」、「贈り主ID」、「被贈呈者ID」、「交換期限」、「代金」等のフィールから成るレコードを記録したデータベースファイルである。「代金」のフィールドは、そのギフト資産の発行の際に支払われた代金が記録されるフィールドである。「発行日」は、当該ギフト商品が販売された日が入力されるフィールドである。
ギフト発行情報登録プログラム31は、注文ID及びギフトIDを引数にして注文ページから呼び出されて実行される。注文ページには、注文IDとギフトIDを引数にしてギフト発行情報登録プログラム31を実行するボタンが設けられている。
ギフト発行情報登録プログラム31は、まず、注文IDを利用して注文情報ファイル51を検索し、「ギフトID」、「被贈呈者名」等のフィールドの値を取得する。そして、ギフト情報ファイル21に新規レコードを追加し、上記各情報を記録するようプログラミングされている。尚、「発行日」については、ギフト発行情報登録プログラム31の実行日が記録される。ギフト発行情報登録プログラム31が実行されると、記録された各ギフトIDに係るギフト資産が発行されたとシステム上で扱われる。
また、「交換期限」については、「発行日」を基準にして自動計算して入力するようになっている。この実施形態では、交換期限は発行日から5ヶ月と一律に決められており、ギフト発行情報登録プログラム31は、自動計算して「交換期限」のフィールドに記録する。
尚、この実施形態では、ギフト資産は、専用の袋(祝儀袋)に入れられた状態のギフトカードとして有形化される。このため、システムは、有形化のためのプログラム(有形化プログラム)33を実装している。この実施形態では、有形化プログラム33は、幾つかの必要な印刷処理を行うプログラムとなっている。
図8は、有形化プログラムによる印刷処理について示した概略図である。図8に示すように、有形化プログラム33は、祝儀袋の表面紙に対する印刷(以下、袋あて名印刷)を行うあて名印刷モジュール331と、ギフトカードに対する印刷を行うカード印刷モジュール332とを含んでいる。
あて名印刷モジュール331は、注文IDを引数にして実行される。図4では省略されているが、祝儀袋の表面紙に印刷する贈り主の表記を記録した「袋表記」のフィールドを注文情報ファイル51は有している。贈り主は、注文の際、「○○家」、「□△家」というように祝儀袋に記載する宛名を指定するようになっており、指定された情報は「袋表記」のフィールドに記録される。あて名印刷モジュール331は、注文IDを利用して注文情報ファイル51を開き、レコード数と「袋表記」のフィールドの値を取得する。そして、図8に示すようにあて名用紙に「袋表記」の値を印刷する。あて名印刷モジュール331は、当該注文情報ファイル31のレコード数の数だけ印刷を行うと、終了である。
カード印刷モジュール332も、注文IDを引数にして実行される。カード印刷モジュール332は、注文IDを利用して注文情報ファイル51を開き、最初のレコードのギフトIDを取得する。そして、ギフトIDを含む形でアクセス情報を生成する。ここでのアクセス情報は、ギフト資産の被交換品との交換のためにギフトサイトにアクセスするための情報である。
具体的には、カード印刷モジュール332は、ギフトサイトのドメイン名やギフトID等を組み合わせ、ギフトサイトへのログイン用のURLを生成する。そして、このURLをQRコード化し、そのイメージファイルをメモリ変数に格納する。
また、カード印刷モジュール332は、注文IDによってギフト情報ファイル21を検索し、交換期限を取得する。そして、図3に示すように、ギフトID、ギフトサイトのURL、交換期限をQRコードとともに印刷する。その後、カード印刷モジュール332は、注文情報ファイル51内の次のレコードのギフトIDを取得し、同様に印刷処理をする。全てのギフトIDについて印刷処理を行うと、カード印刷モジュール332は終了である。このような処理が行われるよう、カード印刷モジュール332はプログラミングされている。尚、制作されたギフト資産有形化物は、まとめて贈り主に宅配便等で送られ、その後、結婚式披露宴の場などで贈り主から各被贈呈者に贈呈される。
次に、このようなギフト資産の被交換品との交換のための構成について説明する。
実施形態において、運営事業者は、発行した各ギフト資産について被交換品と交換するサービスも提供している。即ち、運営事業者は、被贈呈者から申請があった場合に所定の被交換品と交換する約定にて各ギフト資産を発行している。
技術構成の点では、実施形態のシステムは、交換申請受付手段、交換実績情報登録手段等を備えている。交換申請受付手段は、被交換品との交換の申請を受け付ける手段である。交換実績情報登録手段は、被交換品との交換がされた旨の交換実績情報をギフト情報ファイル21に記録する手段である。
ギフト資産と被交換品との交換については、ギフト資産有形化物と被交換品とを実際に(リアルに)交換をする場合もあるが、この実施形態では、交換申請受付手段がウェブサイトで交換の申請を受け付ける構成であるため、ギフト資産を根拠に被交換品を提供するとともにその際に当該ギフト資産を失効させる(債権を消滅させる)という処理を行うようになっている。これも、広い意味で「交換」の概念に含めている。
交換申請受付手段は、メインサーバ1に実装された交換申請受付プログラム34によって構成されている。交換申請受付プログラム34は、交換申請ページ表示モジュールや交換申請処理モジュール等を含んでいる。
図9は、交換申請ページの一例について示した概略図である。
被贈呈者端末92において交換申請ページをする構成としては、二つある。一つは、ギフトカード4のQRコード(第一のアクセス情報印刷部41)を読み取ってギフトサイトにログインする方法である。この場合には、ギフトIDがログインIDとして自動的に送られるので、被贈呈者端末92には交換申請ページが即座に表示され、交換申請が可能になる。
もう一つは、URLを手入力してログインする方法である。即ち、ギフトカード4には、ギフトサイトのログイン用のURLが記載されている(第二のアクセス情報印刷部42)ので、被贈呈者端末92においてそれを入力すると、ログイン画面が表示される。ここでのログインは、被贈呈者としてのログイン(ギフトIDを持つ者としてのログイン)である。ギフトIDをログインIDとして入力してOKボタンをクリックすると、被贈呈者としてのログインがされる。
いずれにおいても、ログインがされると、図9に示す交換申請ページが表示される。図9に示すように、交換申請ページは、交換期限を確認のために表示するとともに、交換できる被交換品を並べて紹介するページとなっている。
交換申請受付プログラム34は、ログインがされると自動的に起動するようになっており、ログインIDとしてのギフトIDを引数にして実行される。交換申請ページ表示モジュールは、ギフトIDでギフト情報ファイル21を検索し、ギフト商品ID、交換期限等の情報を取得する。そして、ギフト商品IDに従って交換可能金額を取得し、交換できる各被交換品の名称とイメージをセットしにて交換申請ページに組み込んで被贈呈者端末92に表示するようプログラミングされている。
図9において、各被交換品の名称やイメージを表示した部分はハイパーリンク71となっており、被交換品の詳細を表示するページにリンクしている。以下、このハイパーリンク71を詳細閲覧ボタンという。詳細閲覧ボタン71には被交換品IDが埋め込まれており、表示されたギフト資産により交換可能な被交換品の詳細を表示する詳細表示ページがリンクしている。
詳細表示ページについては図示を省略するが、被交換品を選択する欄が設けられ、「交換する」と表記された交換ボタンが設けられている。交換ボタンには確認ページがリンクしており、確認ページに設けられた送信ボタンは、交換申請処理モジュールの実行ボタンとなっている。
尚、図9に示すように、この例では、被贈呈者が条件を設定して条件に合う順に被交換品の名称とイメージのセットが並べて表示されるようになっている。このため、交換申請ページは、条件の設定入力欄711を有している。
交換申請処理モジュールは、被交換品を出荷するための出荷伝票を出力するプログラムモジュールである。また、交換申請処理モジュールは、交換実績情報登録手段を構成する交換実績情報登録プログラム35を呼び出して実行するモジュールともなっている。交換申請処理モジュールは、出荷伝票を出力した後、ギフトIDを引数にして交換実績情報登録プログラム35を実行するようプログラミングされている。
図7に示すように、ギフト情報ファイル21は、「交換日」のフィールドを含んでいる。交換実績情報登録プログラム35は、ギフトIDでギフト情報ファイル21を検索し、該当するレコードの「交換日」のフィールドにモジュールの実行日を記録する。「ギフトID」には、ログインIDとして保持された値を記録する。
このようにギフト情報ファイル21に交換実績情報が記録されると、システム上は被交換品との交換がされたと扱われ、交換した部分についてはギフト資産の価値はゼロとされる。
このような実施形態のギフト資産管理システムは、さらに、代理申請受付手段、返金申請受付手段、選択手段、リマインダー出力手段等を備えている。これらの各手段も、メインサーバ1とメインサーバ1に実装された各プログラムによって構成されている。以下、これらの手段について説明する。
まず、代理申請受付手段について説明する。
代理申請受付手段は、ギフト情報ファイル21に交換実績情報が記録されていないギフト資産について、当該ギフト資産の贈り主からの代理申請を受け付ける手段である。つまり、被贈呈者に代わって贈り主にギフト資産の交換申請をさせる手段である。代理申請受付手段は、メインサーバ1に実装された代理申請受付手段によって構成されている。
この実施形態では、法定交換期限よりも少し前の例えば5ヶ月が交換期限として設定されており、1ヶ月余裕がある。この1ヶ月が、贈り主による代理申請が可能な期間として設定されている。
代理申請手段の説明の前に、交換状況閲覧手段について説明する。交換状況閲覧手段は、代理申請手段を支援する手段でもある。交換状況閲覧手段は、贈り主が自身が贈ったギフト資産の交換状況を閲覧できるようにする手段である。交換状況閲覧手段は、メインサーバ1と、メインサーバ1に実装された交換状況閲覧プログラム36とによって構成されている。
ギフトサイトにおいて、前述したように贈り主には贈り主としてのID(贈り主ID)が付与され、贈り主IDでのメインサーバ1へのログインが可能である。交換状況閲覧は、贈り主IDでログインした場合に行える。
図10は、交換状況閲覧ページの一例を示した概略図である。贈り主端末91上で贈り主IDを入力して贈り主IDでログインすると、贈り主としてギフトサイトで行える行為(受けられるサービスの一覧)が示されたページ(以下、贈り主トップページ)が表示され、そこに、「ギフトの交換状況を見る」と表記された交換状況閲覧ボタンが設けられている。交換状況閲覧ボタンは、交換状況閲覧プログラム36の起動ボタンとなっている。
交換状況閲覧プログラム36は、ログインの際の贈り主IDを引数にしたプログラムである。交換状況閲覧プログラム36は、贈り主IDでギフト情報ファイル21を検索し、贈り主IDが一致するレコードを全て抽出して変数に一時的に格納する。次に、交換状況閲覧プログラム36は、抽出したレコードのギフト資産IDでギフト情報ファイル21を検索し、一致するレコードの「交換日」のフィールドの値を取得する。全てのギフトIDでこれを行った後、図10に示すように各情報をリスト化してページに組み込み贈り主端末91に表示するよう交換状況閲覧プログラム63はプログラミングされている。
図10に示すように、交換状況閲覧ページには、当該贈り主が贈ったギフト資産の一覧が表示される。交換日の欄が空欄なのは、交換日がNull値のギフト資産であり、プログラムの実行時の時点で交換がされていないギフト資産である。
図10に示すように、リストの各行には、「代理申請」と表記された代理申請ボタン64が設けられている。代理申請ボタン64は、交換日が空欄で且つプログラムの実行時が交換期限を過ぎている場合にのみ実行可能とされる(例えばEnabledプロパティが真値とされる)。
代理申請受付手段は、メインサーバ1と、メインサーバ1に実装された代理申請受付プログラム37によって構成されている。代理申請受付プログラム37は、代理申請ページ表示モジュールや代理申請処理モジュールを含んでいる。図10に示す代理申請ボタン64は、代理申請ページ表示モジュールの実行ボタンとなっている。
代理申請ページは、図9に示す交換申請ページとほぼ同様である。但し、選択されたギフト資産(代わって交換申請するギフト資産)を贈った相手先(被贈呈者)の氏名が確認のため表示されるようになっている。
代理申請ページにも交換ボタンが設けられており、この交換ボタンは、代理申請処理モジュールの起動ボタンとなっている。代理申請処理モジュールも、前述した交換申請処理モジュールとほぼ同様であり、出荷伝票を出力するとともに交換実績情報登録プログラム35を実行するプログラムとなっている。尚、ギフト情報ファイル21には、交換が被贈呈者の申請により行われたのか贈り主の申請により行われたのかを識別するフィールド(不図示)が設けられており、代理申請処理モジュールによって交換実績情報登録プログラム35が実行された場合、交換実績情報登録プログラム35は、贈り主の申請による交換である旨をこのフィールドに記録するようプログラミングされている。
尚、上記の例は、未交換のギフト資産について個々に代理申請する構成であったが、複数のギフト資産についてまとめて代理申請する構成が採用されることもあり得る。例えば、リストの各行に代理申請を選択する旨のチェックボックスを設けておき、未交換のギフト資産の場合には実行可能な状態とされるようにする。そして、チェックが入れられた全てのギフト資産について同一の被交換品と交換するよう代理申請するページが別途設けられ、ここで代理申請を行う構成される。
次に、返金申請受付手段について説明する。
返金申請受付手段は、この実施形態のシステムの別の大きな特徴点を成している。カタログ式ギフトのように交換期限のある債権の形でギフト商品を販売するビジネスにおいては、前述したように、未交換のまま交換期限が到来してしまうものが少なからずある。この部分は、ギフト業者にとって無視できない収益源になっており、変えていこうという機運は見られない。
一方、本願の発明者は、このような状況は必ずしも適切ではないと考え、実施形態の構成において返金申請受付手段を追加している。即ち、返金申請受付手段は、交換期限を過ぎたギフト資産について贈り主に返金をすることを可能にする手段である。
図1に示すように、記憶部2には、返金情報ファイル53が記憶されている。図11は、返金情報ファイルの構造に一例について示した概略図である。
図11に示すように、返金情報ファイルは、「返金情報ID」、「贈り主ID」、「贈り主名」、「銀行名」、「支店名」、「口座番号」、「名義」、「返金申請日」、「返金実行日」等のフィールドから成るレコードを記録したデータベースファイルである。返金申請受付手段は、この返金情報ファイル53に返金情報を記録する手段となっている。「返金情報ID」は、返金情報ファイル53内の各レコードを一意に識別するIDである。
返金申請受付手段を構成するものとして、メインサーバ1には、返金ページ表示プログラム37と返金情報登録プログラム38とが実装されている。返金ページ表示プログラム37は、交換状況閲覧ページから表示することができるようになっている。
図10に示すように、交換状況閲覧ページのリストの各行には、最終期限の欄が設けられている。最終期限は、代理申請又は返金が可能な期限の意味である。この実施形態では、最終期限は法定期限に一致しており、発行日から一律に6ヶ月である。交換状況閲覧プログラム36は、発行日から6ヶ月の日付を自動計算してこの欄に表示するようプログラミングされている。
そして、交換状況閲覧ページ内のリストには、「返金チェック」と表記された列が設けられており、この列にはチェックボックス65が設けられている。このチェックボックス65は、当該ギフト資産について返金を申し出る旨の入力欄(以下、返金チェック欄)である。返金チェック欄65は、交換日が空欄で交換期限が過ぎているギフト資産についてのみ有効な(チェック可能な)入力欄とされる。また、代理申請がされたギフト資産については無効な(チェック不可能な)入力欄とされる。
図10に示すように、交換状況閲覧ページにおいて、リストの下側には、「返金申請数」との表記の右側に数字の表示欄(以下、返金申請数表示欄)66が設けられており、さらにその右側には「返金額」の表記と金額の表示欄(以下、返金可能金額表示欄)67が設けられている。
交換状況閲覧プログラム36は、返金チェック欄65にチェックが入っているギフト資産について合計数を算出して返金申請数欄66に表示するとともに、返金額を計算して返金額表示欄67に表示するようプログラミングされている。即ち、交換状況閲覧プログラム36は、返金チェック欄65がチェックされた未交換の各ギフトIDでギフト情報ファイル21を検索して「代金」のフィールドの値を取得し、それらを合計して返金欄67に表示するようプログラミングされている。尚、図10に示すように、交換状況閲覧ページには、更新ボタン69が設けられている。更新ボタン69には、交換状況閲覧プログラム36を再実行するコードが埋め込まれている。返金チェック欄65への入力が変更された後に更新ボタン69がクリックされると、変更後の状態で返金申請数と返金額が再計算されて返金申請数表示欄66、金額表示欄67に再表示される。
図10に示すように、交換状況閲覧ページには、「返金申請をする」と表記された返金申請ボタン68が設けられている。返金申請ボタン68は、返金情報登録プログラム38の起動ボタンとなっている。返金情報登録プログラム38は、図11に示す返金情報ファイル53に返金情報を記録するプログラムであり、返金申請ページ表示モジュールや返金情報記録モジュールを含んでいる。尚、返金情報登録プログラム38は、返金チェック欄65がチェックされているギフト資産のギフトIDを引数として実行されるようになっている。例えば、返金チェック欄65がチェックされているギフト資産のIDがデータベースファイル(以下、返金対象情報ファイルという。)に記録され、このファイルを引数として渡す形とされる。返金対象情報ファイルは、返金情報ファイル53に関連づけられたリレーショナルデータベースファイルであり、返金情報ファイル53の一つのレコードについて一つ設けられる。
図12は、返金申請ページ表示モジュールによって表示される返金申請ページの一例を示した概略図である。
図12に示すように、返金申請ページには、返金先の銀行口座の情報を入力する各欄と、OKボタン70とが設けられている。OKボタン70には、入力された情報を確認するページがリンクしており、このページには、送信ボタンが設けられている。送信ボタンは、返金情報記録モジュールの起動ボタンとなっている。返金情報記録モジュールは、起動すると、返金情報ファイル53に新規レコードを追加し、返金申請ページで入力された各情報を新規レコードに記録するようプログラミングされている。「返金対象ギフト」のフィールドは、返金対象情報ファイルのファイル名が記録されるフィールである。尚、「返金実行日」は、この時点ではNull値とされる。
また、返金情報記録モジュールは、返金情報ファイル53に加え、ギフト情報ファイル21にも返金情報を記録するようプログラミングされている。図7に示すように、ギフト情報ファイル21には、「返金申請日」のフィールドと「返金実行日」のフィールドが設けられている。返金情報記録モジュールは、返金対象情報ファイル53からギフトIDを1個ずつ読み取り、ギフト情報ファイル21を検索して該当レコードの「返金申請日」のプログラムの実行日を記録する。「返金実行日」はNull値のままである。
実際に返金された際の記録は、管理用端末93によって行われる。メインサーバ1には、返金済み記録プログラム(不図示)が実装されており、管理用端末93からの要求により返金済み記録プログラムが実行されて返金記録がされる。返金済み記録プログラムは、返金情報IDを引数にして実行されるようになっている。返金済み記録プログラムは、返金情報IDで返金情報ファイル53を検索し、該当レコードの「返金実行日」にプログラムの実行日を記録する。また、当該レコードの「返金対象ギフト」の値に従って返金対象情報ファイルを開き、各ギフト資産IDについてギフト情報ファイル21を検索して該当レコードの「返金実行日」にプログラムの実行日を記録する。
尚、実際には、運営事業者における担当者は、返金申請内容に不正がないか確認した上で返金を実行する。また、返金予定日を事前に電子メールで贈り主に知らせるプログラムも実装されている。上記返金済み記録プログラムの実行は、金融機関を通して実際に返金がされたのを確認してから行われる。尚、返金に際して手数料(運営事業者の手数料、振込手数料等)が差し引かれる場合もあり得る。
また、前述したように、この実施形態では、一つのギフト資産について複数の被交換品との交換が可能となっている。したがって、一つのギフト資産について一部が交換されたが残金即ち交換されない部分が残っているという状態があり得る。このため、実施形態における返金申請手段は、残金についても返金を可能にしている。具体的には、ギフト情報ファイル21には「残額」のフィールドが設けられている。図10では省略されているが、交換状況閲覧ページには「残額」の列が設けられており、各ギフト資産について残額が表示されるようになっている。返金チェック欄65は、残額が0ではないギフト資産について実行可能な入力欄とされる。返金情報登録プログラム38は、交換日の記録はあっても残額が0ではないギフト資産について、ギフト情報ファイル21から残額を取得して返金対象情報ファイルに記録し、さらに返金情報ファイル53に記録される金額に含めるようプログラミングされている。
上記各説明から解るように、交換状況閲覧プログラム36は、この実施形態における選択手段を構成している。即ち、交換状況閲覧プログラム36は、交換状況閲覧ページにおいて交換の代理申請か返金かを選択できるようにしており、実施形態における選択手段を構成している。
次に、リマインダー出力手段について説明する。
リマインダー出力手段は、被贈呈者にリマインダーを送るための出力手段である。リマインダーは、ギフト資産の交換期限を知らせる連絡である。この実施形態では、リマインダー出力手段は、デジタル通信によりリマインダーを送信する手段となっている。デジタル通信も種々のものがあるが、この実施形態では電子メールの形でリマインダーを送る手段となっている。
リマインダー出力手段は、メインサーバ1と、メインサーバ1に実装されたリマインダー出力プログラム39によって構成されている。リマインダー出力プログラム39は、例えば一週間に1回のように定期的に自動実行されるプログラムである。
図13は、リマインダー出力プログラム39の概略を示したフローチャート、図14は、リマインダー出力手段により被贈呈者に送信されたリマインダーとして電子メールの一例を示した概略図である。また、図15は、リマインダー出力手段により贈り主に送られたリマインド報告メールの一例を示した概略図である。
図14に示すように、リマインダーとしての電子メールは、贈呈されたギフト資産についての贈り主名、ギフト商品名、交換期限等が記載されている。そして、交換期限が近づいており、交換期限を過ぎると交換ができなくなるから早めの交換を勧めるメッセージが記載されている。
さらに、リマインダーとしての電子メールには、ハイパーリンク72が貼り付けられている。ハイパーリンク72には、前述したギフトカードにおけるQRコードに相当するアクセス情報が埋め込まれており、ギフトサイトのURLにログイン用のギフトIDを付加して作られたリンク情報となっている。
リマインダー出力プログラム39は、注文情報ファイル51を単位として実行される。図示は省略するが、記憶部2には、全ての注文情報ファイル51のファイル名を記憶したデータベースファイルが記憶されており、リマインダー出力プログラム39は、ここからファイル名を取得し、一つずつ開いて処理を行う。
リマインダー出力プログラム39は、一つめの注文情報ファイル51を開き、注文情報ファイル51の最初のレコードのギフトIDを読み込む。そして、そのギフトIDでギフト情報ファイル21を検索し、該当するレコードにおいて、交換日が記録されておらず、「交換期限」の値からプログラム実行日を引いた値が所定の日数の範囲内であるかどうか判断する。例えば一週間前の前後4日、一ヶ月前の前後4日、二ヶ月前の前後4日のいずれかの値であるか判断する。以下、交換期限までの所定の日数を、リマインド設定期という。いずれかのリマインド設定期に該当する場合、そのリマインド設定期の値を変数に保持するとともに、注文情報ファイル51の当該レコードから、「被贈呈者名」、「ギフト商品名」、「交換期限」、「電子メールアドレス」のフィールドの値をそれぞれ取得する。
記憶部2には、リマインダー用のメールテンプレートファイルが記憶されている。リマインダー出力プログラム39は、上記各フィールドの値を取得した後、メールテンプレートファイルを開き、各値を貼り付けてリマインダーを作成する。そして、被贈呈者名、ギフト商品名、交換期限をそれぞれ図14に示すように貼り付け、取得した電子メールアドレスに送信する。この際、リマインダーに貼り付けた被贈呈者名、商品名、交換期限の各情報をデータベースファイル(以下、報告用一時ファイルという。)に一時的に記録する。報告用一時ファイルは、注文情報ファイル51に関連づけられたリレーショナルデータベースファイルである。
リマインダー出力プログラム39は、注文情報ファイル51内の次のレコードについても同様に処理を行い、いずれかのリマインド設定期に該当している場合、リマインダーを電子メール送信する。そして、同様に、報告用一時ファイルにレコードを追加して各情報を記録する。
一つの注文情報ファイル51内の全てのレコードについて処理を終えたら、リマインダー出力プログラム39は、贈り主への報告メールを送信する報告送信モジュールを実行する。記憶部2には、報告メール用のテンプレートファイルが記憶されている。報告送信モジュールは、このテンプレートファイルを開き、報告用一時ファイルの情報を貼り付けて、図15に示すような報告用電子メールを作成する。次に、注文情報ファイル51から贈り主IDを取得し、贈り主情報ファイル52を検索して贈り主の電子メールアドレスを取得する。そして、作成した報告用電子メールをこの電子メールアドレスに送信する。尚、図15では、リマインダーが1個のみ(一人の被贈呈者にのみ)贈られた旨の報告となっているが、リマインダー出力プログラム39の一回の実行につき複数の被贈呈者にリマインダーが送られる場合もあり、この場合には、報告メールにはそれら複数の被贈呈者に対するリマインダー送信の報告が記載される。
これで一つの注文情報ファイル51についての処理は終了であり、リマインダー出力プログラム39は、次の注文情報ファイル51を開き、同様に処理を行う。全ての注文情報ファイル51について同様の処理を終えると、リマインダー出力プログラム39は終了である。このような処理が行われるよう、リマインダー出力プログラム39はプログラミングされている。
尚、図15に示すように、報告メールには、交換状況閲覧ページを贈り主端末91に表示するためのハイパーリンク73が埋め込まれるようになっている。このハイパーリンク73には、注文IDが埋め込まれており、ハイパーリンク73をクリックする、図10に示す交換状況閲覧ページが表示される。
このような構成に係る実施形態のギフト資産管理システムの動作について、以下にまとめて説明する。
実施形態のシステムにおいて交換される被交換品は、予め運営事業者が予め仕入れておき発送可能としておくか、被交換品を提供する業者と運営事業者が契約して当該業者から被贈呈者に直接発送されるようにしておく。また、運営事業者は、ギフトサイトについてアクセスしてもらえるよう各種宣伝や他サイトへのバナー広告、SEO対策等を行う。
この実施形態では、ギフトサイトは結婚式披露宴の引き出物としてウェブカタログ式ギフトを贈るものであるため、ギフトサイトへのアクセスは結婚を予定しているカップルが行うことが想定されている。
新郎又は新婦となる予定の贈り主は、贈り主端末91を操作してギフトサイトにアクセスする。そして、ギフト紹介ページを閲覧しながらこのサイトで引き出物を贈ろうと決めると、任意のギフト商品を選択し、注文ページで注文を行う。この際、被贈呈者情報入力ページを贈り主端末91に表示し、被贈呈者の情報を入力する。
注文が確定すると、注文情報登録プログラム32が実行されて注文IDが生成され、注文IDを使用したファイル名にて新たに注文情報ファイル51が生成される。そして、注文情報ファイル51に、被贈呈者の数だけレコードが追加されて注文したギフト商品のギフト商品ID、ギフトIDがそれぞれ記録される。また、被贈呈者情報入力ページで入力された各被贈呈者の氏名、電子メールアドレス等が注文情報ファイル51の各レコードに記録される。
注文が確定すると、ギフト発行情報登録プログラム31が呼び出されて実行される。ギフト発行情報登録プログラム31は、被贈呈者の数(注文情報ファイル51のレコード数)だけギフト情報ファイル21に新規レコードを追加し、注文ID、ギフトID、贈り主ID、被贈呈者名、発行日等をそれぞれ記録する。
次に、有形化プログラム33が動作し、祝儀袋の表面紙の印刷とギフトカード4を制作するためのカード印刷とが行われる。そして、運営事業者における担当者が祝儀袋にギフトカード4を入れ、郵送にて発送する。送付先は、贈り主の自宅の場合もあるが、披露宴会場に直接送る場合もある。このようにして引き出物としてギフト(有形化されたギフト資産)が結婚式披露宴で用意され、各出席者に提供される。
提供された出席者(被贈呈者)は、後日、被贈呈者端末92を操作し、ギフトカード4によりギフトサイトにアクセスする。即ち、QRコード(第一のアクセス情報印刷部41)を読み取って自動的にログインを行うか、ギフトカード4に印刷されたURL(第二のアクセス情報印刷部42)を入力し、表示されるログイン画面でギフトIDを入力してログインを行う。
被贈呈者は、ログイン後に表示される交換申請ページで詳細閲覧ボタン71をクリックし、交換可能な被交換品の詳細情報を閲覧する。そして、任意の被交換品を選択したら、交換ボタンをクリックし、交換申請を行う。これにより、交換実績情報登録プログラム35が実行され、ギフト情報ファイル21に交換日(プログラムの実行日)が記録される。それとともに、被交換品の出荷のため出荷伝票が印刷される。
運営事業者における担当者は、出荷伝票に従って自社の倉庫から被交換品を出荷するか、又は委託事業者に出荷伝票を送り出荷を依頼する。これにより、被交換品が被贈呈者に送られる。
尚、被交換品がサービスである場合、サービスの提供を受けることができる権利を有することを証明する物品(例えばサービスの利用券)が被交換品として送付される場合が多い。
一方、リマインダー出力プログラム39が毎日一回、自動実行される。リマインダー出力プログラム39は、ギフト情報ファイル21を検索し、プログラムの実行の時点で交換日が記録されておらず、交換期限に対してリマインド設定期の日数だけ残っているギフト資産を特定し、ギフトIDを取得する。そして、注文情報ファイル51を開き、被贈呈者名や電子メールアドレスを取得してテンプレートファイルに組み込み、電子メールを作成する。そして、作成した電子メールをリマインダーとして当該電子メールアドレスに送信する。さらに、リマインダー出力プログラム39は、少なくとも1通のリマインダーが送信された場合、当該ギフトIDに係る贈り主の電子メールアドレスに報告メールを送信する。
また、贈り主は、贈り主端末91を操作してギフト資産の交換状況を適宜閲覧する。即ち、贈り主IDを入力してギフトサイトにログインし、贈り主トップページを贈り主端末91に表示する。そして、交換状況閲覧ボタンをクリックして交換状況閲覧ページを表示する。
贈り主は、自分が贈ったギフト資産の交換状況を交換状況閲覧ページで確認し、交換期限が過ぎたギフト資産について、代理申請をするか返金してもらうかを検討する。代理申請を選択した場合、当該ギフト資産を表示している行の代理申請ボタン64をクリックし、代理申請ページを贈り主端末91に表示する。そして、任意の被交換品を選んで代理申請をする。
また、交換期限が過ぎた商品について返金を選択する場合、返金チェック欄65にチェックを入れ、返金申請ボタン68をクリックする。これにより、返金申請ページが表示されるので、銀行名や口座番号等を入力して送信ボタンをクリックし、返金申請をする。この結果、返金情報ファイル53に返金情報が記録される。
このような各ギフト資産についての被交換品との交換や返金とともに、リマインダー出力手段によるリマインドが前述したように行われ得る。リマインダーを受け取った被贈呈者は、忘れていた等の理由で交換申請をしていなかったが申請しようと思った場合、電子メールに記載されているハイパーリンク72を被贈呈者端末92上でクリックし、ギフトサイトにアクセスする。これにより、ギフトIDで自動的にログインがされ、交換申請ページが表示される。そして、任意の被交換品を選択して交換申請を行う。
また、報告メールを受け取った贈り主は、報告メールにあるハイパーリンク73をクリックしてギフトサイトにログインし、交換状況閲覧ページを閲覧する。そして、交換期限を過ぎていて返金期限よりも前のギフト資産について返金申請を行ったり、代理申請を行ったりする。
このような実施形態のギフト資産管理システムによれば、ギフト資産が発行された際、ギフトIDと当該ギフトIDに係るギフト資産が贈呈された被贈呈者の被贈呈者情報とが対応してギフト情報ファイル21に記録され、被贈呈者情報が被贈呈者の名前を含んでおり、交換申請受付手段はギフトIDを取得して交換申請を受け付けるので、交換が行われたギフト資産について被贈呈者の名前をシステム上で特定することができる。このことは、ギフトビジネスにおいて種々のメリットをもたらす。
例えば、贈り主においては、自分が誰に贈ったか知っているから、交換をした被贈呈者の名前が知らされれば交換をしていない被贈呈者もわかる。そのため、贈り主が被贈呈者に直接電話などして交換を促すことができる。
ギフト資産を発行する従来のギフトビジネスの典型であるカタログ式ギフトビジネスでは、カタログ式ギフトの送付先である被贈呈者と当該カタログ式ギフトのIDとを対応させてファイルに記録するようなことはしていないので、被贈呈者のうち誰が交換をしていて誰が交換をしていないのか、特定することができない。また、そのような特定をするインセンティブもない。
一方、実施形態によれば、交換したり又は交換していなかったりする被贈呈者が少なくとも当該被贈呈者の名前という形で特定できるので、その後の対策を効果的に取ることができる。例えば、交換をしていない被贈呈者の名前を印刷して贈り主に送付すれば、交換をしていない被贈呈者に贈り主が連絡をすることができる。
このようなことは、被交換品との交換が促進されることになり、前述したように、ギフト業者の収益を低下させてしまう。したがって、従来の業界の考え方に反しているともいえる。しかし、被交換品の交換を促すことは、ギフト業界が適切に発展していくには重要なことであると発明者は考えており、上記のような構成を想到するに至った。
また、上記実施形態では、交換期限を過ぎたギフト資産について贈り主が被贈呈者に代わって代理申請をして被交換品の交換をすることができる。このことは、せっかく贈呈したのだから被交換品の交換をしてギフトの恩恵を受けて欲しいという贈り主の心情をシステム構成において貫徹させることを意味する。また、被贈呈者によってはITが苦手な場合もあり、贈り主が代理申請できる実施形態の構成は、この点でも好適である。尚、代理申請を可能とする構成も、ギフト業者にとってはその部分では収益の低下を招くので、従来技術から予期できない構成ということになる。
さらに、この実施形態では、交換期限を過ぎたギフト資産について返金を行うための返金申請受付手段を備えており、返金が可能となっている。この点も、このシステムを利用したギフトビジネスの信頼性を高めるのに貢献している。贈り主としては、被贈呈者が交換をしない場合には返金をしてくれるということで、このギフトサイトでギフトを購入しようという気持ちによりなる。したがって、最終的にはギフトサイトの評価、運営事業者の評価を高めることになる。
この際、代理申請か返金かを贈り主において選択することができるので、未交換のギフト資産について被贈呈者に応じた最適な取り扱いをすることができる。例えば、とても大事な方なのでどうしても受け取って欲しいということであれば代理申請すれば良いし、そうでもないということであれば返金を選択することができる。代理申請か返金かを選択できることも、このシステムの評価、このシステムを利用するギフトサイトの評価を高めるのに貢献する。
また、この実施形態では、交換期限内において未交換のギフト資産について被贈呈者にリマインダーが送られるので、被贈呈者が気づかずに交換期限を迎えてしまうことが少なくなる。このため、交換せずに交換期限を過ぎてしまうギフト資産が少なくなる。この点も、従来のギフト業者の考え方には反するが、被贈呈者にとっては有り難いものであり、また贈り主にとっても確実に被交換品と交換してもらい易くなるので、贈った甲斐があるということになる。このため、最終的にはギフトサイトの評価、運営事業者の評価がより高くなる。
この際、リマインダーを送ったことを報告する報告が贈り主に送られるので、贈り主は、これを考慮してその後の措置を決めることができる。報告がされない場合、例えば自分で各被贈呈者に問い合わせて交換をしたかどうかを確認することが考えられるが、実施形態のシステムではシステム側でリマインドをしてくれ、リマインドをしたことを報告してくれるので、そのような手間はない。
また、上述したように、この実施形態では一つのギフト資産について複数の被交換品と交換が可能となっている。この点は、被贈呈者において選択の幅をより広げることを可能にしており、ギフトサイトの評価、運営事業者の評価をさらに高くすることに貢献している。この際、一部について交換がされた場合でも残額について返金を可能にする技術構成が採用されているので、これら評価がさらに高められる。
上記実施形態において、ギフト資産有形化物は、祝儀袋に入れられたギフトカード4であり、披露宴の受付等で贈呈されるか又は宅配便等で後日送付されるものであったが、このような形態以外にも種々のものがギフト資産有形化物として想定され得る。例えば、被贈呈者の名前を印刷した封筒にギフトカード4を入れ、受付で贈呈したり、御席カードのように当該被贈呈者の席(披露宴において座る席)の前に置くことで贈呈しても良い。
また、上記実施形態において、交換状況閲覧プログラム36は、ギフト情報ファイル21の内容を確認させるための手段ということができる。このための構成としては、交換状況閲覧プログラム36のようなものでなくとも、種々考えられる。例えば、贈り主がギフト情報ファイルを開いて直接的に内容を確認できるものであっても良い。また、ギフト情報ファイルを何からの形で出力し、贈り主に提供する構成もあり得る。例えば、添付ファイルとして電子メールで送ったり、プリントアウトしてFAXしたり又は郵送したりすることができる。さらに、ギフト情報ファイルの内容は、運営事業者における担当者が内容に確認するものであっても良い。例えば、ギフト情報ファイルの内容を担当者が管理用端末93等で確認して電話で贈り主又は被贈呈者に知らせることもできる。
また、上記実施形態において、ギフト情報ファイルを二以上のファイルに分ける場合もあり得る。例えば、ギフト資産発行時に情報を記録するファイルと、交換時に交換実績情報を記録するファイルとを別々にしても良い。この場合、発行情報を記録するファイル内の各レコードはギフトIDによって識別され、交換実績情報を記録するファイル内のレコードもギフトIDによって識別され得る。
尚、「ギフト情報ファイル」の語は、ギフトに関する情報を記録したファイルという程度の広い意味である。したがって、上記実施形態において、ギフト情報ファイル21以外のファイルも広い意味でギフト情報ファイルに該当する。その意味では、他のファイルの情報も一つのギフト情報ファイルにまとめて記録される場合もある。例えば、贈り主情報ファイル52内の情報がギフト情報ファイル21にまとめて記録され、贈り主情報ファイル52は特に設けられない場合もある。この構成では、ギフト情報ファイル21は贈り主の情報を記録するためのフィールドを含み、各レコードは贈り主の情報も含んで記録されることになる。
また、代理申請受付手段の構成としては、ウェブサイトでの受付即ち代理申請受付プログラム37によることは必ずしも必要ではなく、郵便による受付やFAXでの受付であっても良い。このことは、通常の交換申請(被贈呈者による申請)の場合も同様である。郵便やFAXでの申請の場合、運営事業者における担当者が管理用端末93を操作してメインサーバ1にアクセスすることで交換の業務を行うことになる。この場合には、交換実績情報を記録する管理用端末93が申請の受付手段ということになる。
また、返金申請についても同様で、必ずしもウェブサイトで申請を受け付ける必要はなく、電子メールでの申請、郵送やFAXによる申請であっても良く、担当者が管理用端末93によって返金情報ファイル53への記録を行う場合もあり得る。この場合は、返金情報を記録する管理用端末93が返金申請受付手段ということになる。
また、リマインダーは、電子メールの形で送られる場合以外に、いわゆるショートメール又はプッシュ通知の形で送られる場合もあり得る。ショートメールの場合、端末の識別番号としての電話番号がリマインダー受け取りアドレスということになる。また、プッシュ通知の場合、専用アプリがダウンロードされたスマートフォンの識別番号がリマインダー受け取りアドレスということになる。この点は、リマインド報告の場合も同様である。
尚、リマインダーはデジタル通信により送られることが必須ではなく、郵送であっても良い。例えば、リマインダー出力手段が葉書を印刷する手段であり、リマインダーの内容が葉書に印刷されて郵送される構成であっても良い。この点は、リマインド報告についても同様である。被贈呈者の電子メールアドレスが不明な場合、贈り主は被贈呈者情報入力ページにおいてメールアドレスの欄を空欄とするが、この場合、リマインダー出力プログラム39は葉書等に印刷する構成とされ得る。
また、上記実施形態において、各手段は一つのメインサーバ1によって構成されるように説明したが、各手段が別々のサーバコンピュータによって構成される場合もあり、一つの手段が複数のサーバコンピュータによって構成される場合もあり得る。
尚、上記実施形態において、ギフト資産についての最終期限は法定期限としたが、ギフト資産の返金については法定期限を過ぎても許容される(供託金が不要とされる)場合もあり、法定期限を越えた期限が最終期限とされることもあり得る。
また、上記説明では、結婚式披露宴での引き出物について専ら取り上げたが、本願発明のギフト管理システムは、これ以外の種々の目的、用途で贈呈される各種ギフトについて適用され得る。例えば、葬儀参列者に対する御礼(いわゆる香典返し)の目的で贈呈されるギフト資産に適用され得る。また、多くの人が集まる会合に関連して贈呈されるギフト資産の他、誕生祝いや就職祝い等、単発的なお祝い品として贈呈されるギフト資産について適用されることもあり得る。
1 メインサーバ
2 記憶部
21 ギフト情報ファイル
31 ギフト発行情報登録プログラム
32 注文情報登録プログラム
33 有形化プログラム
34 交換申請受付プログラム
35 交換実績情報登録プログラム
36 交換状況閲覧プログラム
37 代理申請受付プログラム
38 返金情報登録プログラム
39 リマインダー出力プログラム
4 ギフトカード
41 アクセス情報印刷部
42 アクセス情報印刷部
51 注文情報ファイル
52 贈り主情報ファイル
53 返金情報ファイル
64 返金申請ボタン
65 返金チェック欄
90 インターネット
91 贈り主端末
92 被贈呈者端末

Claims (6)

  1. 商品又はサービスとの交換が可能であって贈り主が被贈呈者に贈呈するギフト資産について、発行されたギフト資産を管理するギフト資産管理システムであって、
    ギフト発行情報登録手段と、
    交換実績情報登録手段と、
    記憶部と
    を備えており、
    記憶部には、ギフト情報ファイルが記憶されており、
    ギフト発行情報登録手段は、発行された各ギフト資産を特定するギフトIDと、ギフト資産が贈呈される被贈呈者の情報である被贈呈者情報とを対応させてギフト情報ファイルに記録する手段であり、
    交換実績情報登録手段は、発行された各ギフト資産について商品又はサービスと交換された旨の情報である交換実績情報をギフトIDにより特定可能な状態でギフト情報ファイルに記録する手段であり、
    被贈呈者情報は、少なくとも被贈呈者の氏名を含んでおり、
    ギフト情報ファイルは、交換されたギフト資産が贈呈された被贈呈者の氏名を特定可能な状態でファイル内容の確認ができるファイルであり、
    ギフト発行情報登録手段は、ギフト資産について贈り主が代金を支払った場合にギフトIDと被贈呈者情報とを対応させてギフト情報ファイルに記録する手段であり、
    交換実績情報登録手段は、当該ギフト資産を贈呈した贈り主からの交換の代理申請の場合であっても交換実績情報をギフト情報ファイルに記録する手段であり、
    ギフト資産について、当該ギフト資産を贈呈した贈り主からの交換の代理申請を受け付ける代理申請受付手段が設けられており、
    ギフト発行情報登録手段は、発行されたギフト資産の被贈呈者による交換期限をギフト情報ファイルに記録する手段であり、
    代理申請受付手段は、被贈呈者による交換期限を過ぎた後に贈り主からの交換の代理申請を受け付けて交換実績情報登録手段に交換実績情報を記録させる手段であり、
    ギフト資産について、当該ギフト資産を贈呈した贈り主からの返金の申請を受け付ける返金申請受付手段が設けられており、
    記憶部は、返金に必要な情報である返金情報が記録される返金情報ファイルを記憶するものであり、
    返金申請受付手段は、被贈呈者による交換期限を過ぎた後に返金の申請を受け付けて返金情報ファイルに返金情報を記録する手段であり、
    返金申請受付手段は、代理申請受付手段が贈り主からの交換の代理申請を受け付けて交換実績情報登録手段に交換実績情報を記録させた際には返金の申請を受け付けない手段であることを特徴とするギフト資産管理システム。
  2. 発行された前記ギフト資産の被贈呈者による交換期限後において交換の代理申請か返金かを贈り主に選択させる選択手段が設けられており、
    選択手段は、交換の代理申請が選択された場合に前記代理申請受付手段を動作させ、返金が選択された場合には前記返金申請受付手段を動作させる手段であることを特徴とする請求項記載のギフト資産管理システム。
  3. 被贈呈者にギフト資産の前記交換期限を知らせる連絡であるリマインダーを出力するリマインダー出力手段が設けられており、
    前記ギフト発行情報登録手段は、被贈呈者がリマインダーを受け取るアドレスであるリマインダー受け取りアドレスをギフト情報ファイルに記録する手段であり、
    リマインダー出力手段は、ギフト情報ファイルに記録された情報に従い、交換期限より前の所定の時期に、交換実績情報が記録されていないギフト資産のギフトIDに対応した被贈呈者のリマインダー受け取りアドレスに到達可能な状態でリマインダーを出力する手段であることを特徴とする請求項1又は2記載のギフト資産管理システム。
  4. 前記リマインダー受け取りアドレスは、被贈呈者が操作する端末である被贈呈者端末で受信可能な電子メールのアドレスであるか、又はショートメール若しくはプッシュ通知を受信可能な被贈呈者端末の識別番号であり、
    前記リマインダー出力手段は、電子メール、ショートメール又はプッシュ通知の形で前記リマインダーを出力して被贈呈者端末に受信させる手段であることを特徴とする請求項記載のギフト資産管理システム。
  5. 前記ギフト発行情報登録手段は、ギフト資産を贈呈した贈り主の情報である贈り主情報を前記ギフト情報ファイルに記録する手段であり、
    贈り主情報には、前記リマインダーを出力した旨の報告であるリマインド報告を贈り主が受け取るためのリマインド報告受け取りアドレスが含まれており、
    前記リマインダー出力手段は、前記リマインダーを出力した際、リマインド報告を当該リマインダーに係るギフト資産を贈呈した贈り主のリマインド報告受け取りアドレスに到達可能な状態で出力する手段であることを特徴とする請求項3又は4記載のギフト資産管理システム。
  6. 前記リマインド報告受け取りアドレスは、贈り主が操作する端末である贈り主端末で受信可能な電子メールのアドレスであるか、又はショートメール若しくはプッシュ通知を受信可能な贈り主端末の識別番号であり、
    前記リマインダー出力手段は、電子メール、ショートメール又はプッシュ通知の形で前記リマインド報告を出力して贈り主端末に受信させる手段であることを特徴とする請求項記載のギフト資産管理システム。
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