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JP6731636B2 - 照明器具 - Google Patents

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Description

本発明は、一般に照明器具に関し、より詳細には、器具本体と器具本体に取り付けられる光源ユニットとを備えた照明器具に関する。
特許文献1には、従来の照明器具の一例が開示されている。
特許文献1の照明器具は、天井直付け型の照明器具であって、吊りボルト及びナットを用いて天井材の下面に取り付けられる器具本体と、器具本体に対して着脱自在に取り付けられる光源ユニットと、を備えている。
器具本体には、光源ユニットを収容するための凹部が設けられている。凹部の底壁部には、吊りボルトを通すための孔と、天井材から室内側に引き出された電源ケーブルを通すための孔と、が設けられており、電源ケーブルが接続される端子台が取り付けられている。端子台には電線が接続され、電線の先端にはコネクタが取り付けられている。
光源ユニットは、複数のLEDが設けられた基板を有するLEDモジュールと、LEDに電力を供給する電源装置と、を備える。電源装置には、端子台からのコネクタが接続される。
特開2016−46101号公報
特許文献1の照明器具では、端子台が器具本体に取り付けられ、コネクタが電線を介して端子台に接続されている。このため、器具本体の運搬時や取り付け時などに、コネクタが器具本体に対して揺れ動く可能性がある。特に、器具本体を段ボール箱などに収容して運搬する際にコネクタが動くと、コネクタが器具本体にぶつかってからからと音がし、器具本体などが破損したと誤解されてしまう可能性がある。
これに対し、コネクタや電線を、テープなどで器具本体に仮止めしておくことも考えられる。しかし、その場合には、器具本体の施工時にテープの取り外しや廃棄といった手間が生じてしまう。
本発明の目的は、コネクタを器具本体に仮保持させることができ、仮保持されたコネクタが器具本体から意図せずに外れてしまう可能性の低い照明器具を提供することである。
本発明の一態様に係る照明器具は、光源ユニットと、器具本体と、端子台と、コネクタと、を備える。前記光源ユニットは、電源装置、及び前記電源装置からの電力により点灯される光源を備える。前記器具本体は、厚さ方向の一方側に第1面を有し他方側に第2面を有する板状の底板部を備える。前記器具本体は、前記底板部の前記第1面を底面とする収容凹部を有する。前記器具本体は、前記光源ユニットの少なくとも一部を前記収容凹部に収容した状態で前記光源ユニットを保持する。前記端子台は、前記底板部の前記第1面に取り付けられており、外部からの電源線が電気的に接続される。前記コネクタは、前記端子台から延びる接続線の先端に設けられており、前記電源装置に電気的に接続される。前記底板部には、外部からの吊りボルトを通すための引き込み孔と、前記電源線を通すための電源孔と、が貫通して設けられている。前記底板部には、前記引き込み孔と前記電源孔とのうちの少なくとも一方の開口縁に、前記第2面側へ突出する突出部が設けられている。前記底板部には、さらに、前記突出部と隣接する位置に係合孔が貫通して設けられている。前記コネクタには、前記係合孔に挿入されて前記コネクタを前記器具本体に仮保持させる係合突部が設けられている。
本発明の一態様に係る照明器具は、コネクタを器具本体に仮保持させることができ、仮保持されたコネクタが器具本体から意図せずに外れてしまう可能性が低いという効果がある。
図1は、本発明の実施形態に係る照明器具に用いられる器具本体の正面図である。 図2A、図2B、図2Cはそれぞれ、同上の器具本体の、コネクタを仮保持した状態での正面図、断面図、背面図である。 図3は、同上の器具本体のコネクタの斜視図である。 図4は、同上の照明器具の分解斜視図である。 図5は、同上の照明器具の斜視図である。 図6は、同上の変形例に係る照明器具に用いられる器具本体の要部の正面図である。
本発明の実施形態に係る照明器具について、図面を参照して説明する。ただし、以下に説明する構成は、本発明の一例に過ぎず、本発明は下記の実施形態に限定されることなく、この実施形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
なお、以下の説明では特に断りがない限り、図4において前後・左右・上下の各方向を規定する。したがって、本実施形態では、器具本体1の長手方向が前後方向、器具本体1の短手方向(幅方向)が左右方向、器具本体1の高さ方向が上下方向となる。ただし、これらの方向は照明器具の取付方向を規定するものではない。
本実施形態の照明器具は、図4に示すように天井直付け型の照明器具である。この照明器具は、吊りボルト200及びナット201を用いて天井材100の下面に取り付けられる器具本体1と、器具本体1に対して着脱自在に取り付けられる光源ユニット2と、を備える。
器具本体1は、板金に曲げ加工することにより、前後方向に長くかつ上面が開口する扁平な箱形に形成されている。
図4に示すように、器具本体1の上下方向における天井材100と反対側(下側)には、光源ユニット2を収容するための収容凹部11が器具本体1の全長に亘って設けられている。収容凹部11は、前後方向に長い矩形板状に形成された底板部111と、底板部111の左右方向における両端から下向きに突出する一対の側板部112と、で矩形状に形成されている。また、器具本体1の左右方向における収容凹部11の両側には、収容凹部11の開口端縁(側板部112の下端縁)から延出し、かつ外側ほど上側となるように傾斜する傾斜部12がそれぞれ設けられている。さらに、器具本体1において、各傾斜部12の上端縁からは、立壁部121が上方に延出している。ここで、図2B(器具本体1の断面図)に示すように、立壁部121は底板部111よりも上方まで延出しており、立壁部121の端縁(上端縁)は、底板部111よりも上方(天井材100側)に位置している。
図2A、図2B、図2Cに示すように、底板部111は、第1面(下面)111Aと第2面(上面)111Bとを有する板状であり、底板部111の第1面111Aが収容凹部11の底面となっている。なお、図2Aは器具本体1の正面図、図2Bは器具本体1の断面図、図2Cは器具本体1の背面図(図2Aの裏側から見た図)である。
図1に示すように、底板部111には、電線を通すための電源孔1111が、前後方向に沿って3つ、貫通して設けられている。3つの電源孔1111は、底板部111の前後方向における中央及び両端寄りの位置に、1つずつ設けられている。
前側と中央側の電源孔1111の各々には、この電源孔1111に通される電線を保護するためのブッシング14が設けられている。ブッシング14は、例えば樹脂材料により円筒状に形成され、電源孔1111の開口縁に設けられている。図2Bに示すように、ブッシング14は、底板部111の第2面111B側(上側)へ突出する突出部141を有している。ブッシング14の突出部141の端面(上面)は、立壁部121の上端縁とほぼ同一面上にある。
また、図1に示すように、底板部111には、吊りボルト200を通すための引き込み孔1112が、前後方向における両端寄りの位置にそれぞれ1つずつ貫通して設けられている。各引き込み孔1112は、電源孔1111のうちの一つと隣接する位置に設けられている。具体的には、前側(図1の左側)の引き込み孔1112は、前側の電源孔1111と隣接する位置(前側の電源孔1111の後隣)に設けられている。また、後側(図1の右側)の引き込み孔1112は、後側の電源孔1111と隣接する位置(後側の電源孔1111の前隣)に設けられている。
底板部111において、各引き込み孔1112の左右両側の位置には、前後方向に長い一対の長孔1113が貫通して設けられている。長孔1113は、吊りボルト200を用いて器具本体1を天井に設置する際の、器具本体1の歪みを逃がすために設けられている。すなわち、引き込み孔1112に吊りボルト200を挿入し、吊りボルト200にナット201をねじ込むと、ナット201と天井材100とに挟まれて器具本体1が歪む可能性がある。これに対し、長孔1113が引き込み孔1112に隣接して設けられていることで、器具本体1において歪みが生じる範囲が、引き込み孔1112と長孔1113との間に制限される。これにより、光源ユニット2を器具本体1に取り付けた後に外部から見える傾斜部12には、歪みが生じにくくなる。
底板部111には、さらに、前後方向における引き込み孔1112と電源孔1111との間(前側の引き込み孔1112と前側の電源孔1111との間)の位置に、一対の係合孔1114が左右方向に並んで設けられている。一対の係合孔1114は、ブッシング14(突出部141)が設けられた電源孔1111と隣接する位置に、貫通して設けられている。
また、図1、図2Bに示すように、底板部111において、各引き込み孔1112よりも前後方向における中央側には、第2面111B側(上側)へ突出する突部1115が設けられている。すなわち、本実施形態の底板部111では、前後方向において、前側の電源孔1111(ブッシング14)と突部1115との間の位置に、一対の係合孔1114が設けられている。突部1115は、底板部111の一部を上側へ凹ますことで形成されている。図2Bに示すように、突部1115の上端は、立壁部121の上端縁とほぼ同一面上にある。
また、底板部111において、中央の電源孔1111の前後方向の両側には、一対の第1の取付孔1116及び第2の取付孔1117が設けられている。第1の取付孔1116は左右方向に長く形成され、第2の取付孔1117は前後方向(第1の取付孔1116の長手方向と交差する方向)に長く形成されている。第1の取付孔1116及び第2の取付孔1117は、例えば、器具本体1を天井又は壁に設けられた埋込ボックスに取り付ける際に用いられる。
なお、底板部111には、木ねじを用いて器具本体1を天井又は壁に取り付ける際に用いられる孔1118や、板金を折り曲げ加工する際に、折り曲げ位置の精度を高めるための位置決め用の孔1119なども設けられている。
図1、図4に示すように、底板部111には、前後方向における中央よりも前側の位置に、端子台13が取り付けられている。端子台13には、例えば、天井材100を通して室内側に露出され、電源孔1111を通された電源線4が電気的に接続される。端子台13は、直方体状に形成された本体部131を有する。本体部131には、3本の電線(接続線)133(接地線1331、中性線1332、電圧線1333)が接続されている。これらの電線133の先端には、コネクタ132が接続されている。コネクタ132は、いわゆるレセプタクルコネクタであって、後述する光源ユニット2の電源装置24のコネクタ243に接続されることで、端子台13と電源装置24とを電気的に接続する。
図3に示すように、コネクタ132はハウジング1321を備えている。ハウジング1321は、それぞれ矩形箱状に形成された3つの端子収納部1322を有している。端子収納部1322には、2つの電源端子及び接地端子が、個別に収納されている。2つの電源端子は、電圧線1333と中性線1332とにそれぞれ接続され、接地端子は、接地線1331に接続されている。各端子収納部1322は、先端に開口1320が形成されており、開口1320内に電源端子又は接地端子が配置されている。また、3つの端子収納部1322のうち、接地端子が収納された端子収納部1322には、操作力を受けて端子収納部1322に対して揺動するクリップ部1323が設けられている。
また、ハウジング1321には、ハウジング1321の一面から突出する一対の係合突部1324が設けられている。係合突部1324の先端部には、互いに離れる向き(外向き)に膨らんだ突部1325が設けられている。また、一対の係合突部1324の間隔は、器具本体1に設けられている一対の係合孔1114の間隔よりも、大きく設定されている。具体的には、一対の係合突部1324の外側面同士の間隔L1(図3参照)は、一対の係合孔1114の最も離れた部分同士の間隔L2(図1参照)よりも、大きく設定されている。図2A、図2B、図2Cに示すように、一対の係合突部1324を、一対の係合孔1114に差し込むことで、コネクタ132を器具本体1に仮保持させることができる。
図4に示すように、器具本体1の前後方向における両端部には、エンドカバー3がそれぞれ取り付けられている。各エンドカバー3は、器具本体1の前後方向における断面形状と略同じ外形形状に形成され、器具本体1の前後方向における両端部の開口を閉塞するように取り付けられる。
図4に示すように、光源ユニット2は、LEDモジュール22と、LEDモジュール22が取り付けられる取付部材21と、LEDモジュールを覆うようにして取付部材21に取り付けられるカバー部材23と、を備える。また光源ユニット2は、LEDモジュール22に所定の点灯電力を供給する電源装置24を備える。
取付部材21は、前後方向に長い矩形板状に形成された底壁部211と、底壁部211の左右方向における両端から上向き(底壁部211と直交する方向)に延出する一対の側壁部212と、を有するU字状に形成されている。取付部材21は、例えば、板金に曲げ加工を施すことで形成される。側壁部212の先端には、互いに離れる向き(外向き)に傾斜する傾斜部2121が全長に亘って設けられている。
LEDモジュール22は、前後方向に長い矩形板状に形成された基板221を備える。基板221の下面には、複数のLED(光源)222が前後方向に沿って実装されている。また、基板221の後端部(図4中の右端部)にはコネクタ223が実装されている。両端にコネクタが設けられた電線(図示せず)を、コネクタ223と、電源装置のコネクタ(図示せず)とにそれぞれ電気的に接続することで、LEDモジュール22と電源装置24とが電気的に接続される。
取付部材21の底壁部211の後端部(図4中の右端部)には、LEDモジュール22と電源装置24とを電気的に接続する上記電線を通すための孔2111が設けられている。なお、上述したLEDモジュール22は、例えば取付部材21の底壁部211の一部を下方に切り起こすことで形成された係止爪(図示せず)により、取付部材21に固定される。
カバー部材23は、光拡散性を有する材料(例えば乳白色のアクリル樹脂やポリカーボネート)から、前後方向に長くかつ上面(取付部材21側の面)が開口する箱形に形成されている。カバー部材23は、左右方向において両端側から中央側に行くほど下側への突出量が大きくなるような凸形状(半円筒形状)の透光部231を有している。また、カバー部材23の左右方向における両端部には、上向き(取付部材21側)に突出する突壁部232がそれぞれ全長に亘って設けられている。また、突壁部232の先端(上端)には、互いに近づく向き(内向き)に突出する突出部2321が設けられている。カバー部材23の左右両側の突出部2321を、取付部材21の傾斜部2121にそれぞれ引っ掛けることで、カバー部材23が取付部材21に取り付けられる。
電源装置24は、前後方向に長尺な矩形板状に形成された回路基板241と、回路基板241を収納する収納ケース242とを有する。回路基板241には、LED222の点灯電力を生成するための回路部品(例えば、トランジスタ、ダイオード、コンデンサ)や、コネクタ243などが実装されている。
収納ケース242は、下面が開口し、かつ前後方向に長尺な矩形箱状に形成され、開口側が取付部材21と対向するように、例えば、ねじなどによって、取付部材21に取り付けられる。
上記のような光源ユニット2は、例えば、以下のような組立手順で組み立てられる。まず、取付部材21の底壁部211の上面側に、電源装置24が取り付けられる。次に、上記係止爪によって、LEDモジュール22が取付部材21の底壁部211の下面に固定される。また、上記の電線が、取付部材21の底壁部211に設けた孔2111に通された後、その両端に設けられた上記コネクタが、LEDモジュール22のコネクタ223と電源装置24のコネクタとに接続される。最後に、開口側を上向きにした状態でカバー部材23が取付部材21に組み付けられる。このとき、カバー部材23の各突壁部232に設けた突出部2321が、取付部材21の各側壁部212に設けた傾斜部2121と係合し、カバー部材23が取付部材21に取り付けられる。
次に、照明器具の天井材100への施工手順について、説明する。
工場などからの出荷時、器具本体1は、端子台13の本体部131が器具本体1の底板部111に取り付けられ、一対の係合突部1324が一対の係合孔1114に挿入されてコネクタ132が器具本体1に仮保持された状態で、段ボール箱などで梱包されている。そこで作業者は、まず、梱包を解いて器具本体1を取り出す。
続いて、作業者は、天井材100から室内側に露出する電源線4を、器具本体1に設けられた電源孔1111のいずれか一つ(図4の例では、中央の電源孔1111)に通す。また、作業者は、器具本体1を上方に持ち上げ、天井材100を通して室内側に露出する2つの吊りボルト200を、それぞれ引き込み孔1112に通す。そして作業者は、作業者は、吊りボルト200にナット201をねじ込んで、器具本体1を天井材100に固定する。
次に作業者は、電源線4を端子台13に接続する。そして、作業者は、一対の係合突部1324を一対の係合孔1114から引き抜いてコネクタ132を器具本体1から取り外し、外したコネクタ132を電源装置24のコネクタ243に接続する。最後に、作業者は、器具本体1および光源ユニット2にそれぞれ設けられた周知の嵌合構造(図示せず)によって、光源ユニット2を器具本体1に取り付ける。このとき、光源ユニット2の少なくとも一部(電源装置24、カバー部材23の突壁部232など)が、器具本体1の収容凹部11内に収容される。以上のような手順によって、照明器具が天井に施工される(図5参照)。
上述のように、本実施形態の照明器具では、器具本体1の底板部111に一対の係合孔1114が設けられ、コネクタ132のハウジング1321に、一対の係合突部1324が設けられている。これにより、器具本体1の搬送時や、器具本体1の天井材100などへの取り付け時などに、コネクタ132を器具本体1に仮保持させることができる。このため、器具本体1の搬送時などにコネクタ132が器具本体1に対して動く可能性が低く、また、器具本体1の取り付け時にもコネクタ132や電線133が邪魔になりにくい。
ここで、図2Bに示すように、コネクタ132を器具本体1に仮保持させた状態では、係合突部1324は、底板部111の第2面111B側へ突出している。このため、係合突部1324が、例えば段ボール箱などの側面によって第2面111B側から押されると、係合突部1324が係合孔1114から抜けて、コネクタ132が器具本体1から外れてしまう可能性がある。これに対し本実施形態の器具本体1では、係合孔1114が、器具本体1の底板部111において、突出部141(ブッシング14)が設けられた電源孔1111と隣接する位置に、設けられている。これにより、係合突部1324が意図せずに第2面111B側から押される可能性が低くなり、仮保持されたコネクタ132が器具本体1から意図せずに外れてしまう可能性を低くすることができる。
また、本実施形態の照明器具では、電源孔1111に取り付けられたブッシング14の一部が、第2面111B側へ突出する突出部141として機能する。このため、例えば、係合突部1324の抜け落ち防止専用の突部を、係合孔1114に隣接する位置に設ける場合に比べて、製造工程を削減することができる。
また、本実施形態の照明器具では、一対の係合突部1324の間隔を、一対の係合孔1114の間隔よりも大きく設定している。これにより、係合突部1324が係合孔1114から外れにくくなり、コネクタ132が器具本体1から抜け落ちにくくなる。
なお、図1の例では、電源孔1111の開口縁にブッシング14(突出部141)を設け、電源孔1111と隣接する位置に係合孔1114を設けている。ただし、図6に示す変形例のように、吊りボルト200を通すための引き込み孔1112の開口縁にブッシング14(突出部141)を設け、引き込み孔1112と隣接する位置に係合孔1114を設けてもよい。
また、引き込み孔1112と長孔1113との組(前側の引き込み孔1112と長孔1113との組)を、一対の係合孔1114に流用してもよい。すなわち、一対の係合突部1324を、引き込み孔1112と長孔1113とにそれぞれ差し込むことで、器具本体1にコネクタ132を仮保持させてもよい。この場合であっても、ブッシング14(突出部141)が、引き込み孔1112と長孔1113との組と隣接する位置に設けられているので、コネクタ132が器具本体1から意図せずに外れてしまう可能性を低くできる。また、この場合には、仮保持用に係合孔1114を新たに設ける必要がない。なお、この場合、コネクタ132に設けられる一対の係合突部1324の間隔は、引き込み孔1112と長孔1113との間隔(円形の引き込み孔1112と長孔1113との最短距離)よりも、僅かに小さく設定されていることが好ましい。
また、係合突部1324と係合孔1114とは、一つずつでもよい。この場合、係合突部1324の径が、係合孔1114の径よりも僅かに大きく設定されていることが好ましい。
以上説明したように、本実施形態の照明器具は、光源ユニット2と、器具本体1と、端子台13と、コネクタ132と、を備える。光源ユニット2は、電源装置24、及び電源装置24からの電力により点灯される光源(LED222)を備える。器具本体1は、第1面111Aと第2面111Bとを有する板状の底板部111を備える。器具本体1は、底板部111の第1面111Aを底面とする収容凹部11を有する。器具本体1は、光源ユニット2の少なくとも一部を収容凹部11に収容した状態で光源ユニット2を保持する。端子台13は、底板部111の第1面111Aに取り付けられており、外部からの電源線4が電気的に接続される。コネクタ132は、端子台13から延びる電線133の先端に設けられており、電源装置24に電気的に接続される。底板部111には、外部からの吊りボルト200を通すための引き込み孔1112と、電源線4を通すための電源孔1111と、が貫通して設けられている。底板部111には、引き込み孔1112と電源孔1111とのうちの少なくとも一方の開口縁に、第2面111B側へ突出する突出部141が設けられている。底板部111には、突出部141と隣接する位置に係合孔1114が貫通して設けられている。コネクタ132には、係合孔1114に挿入されてコネクタ132を器具本体1に仮保持させる係合突部1324が設けられている。
この構成によれば、コネクタ132を器具本体1に仮保持させることができ、仮保持されたコネクタ132が器具本体1から意図せずに外れてしまう可能性を低くすることができる。
本実施形態の照明器具のように、好ましくは、突出部141は、電源孔1111の開口縁の周りに設けられたブッシング14から構成される。係合孔1114は、電源孔1111に隣接して設けられている。
この構成によれば、別途係合突部1324の抜け落ち防止用の突部を設ける必要がなく、製造工程を簡略化することができる。
本実施形態の照明器具のように、好ましくは、コネクタ132は、係合突部1324として一対の係合突部1324を有する。底板部111は、長尺状に形成されている。引き込み孔1112と電源孔1111とは、底板部111の長手方向に並んで設けられている。底板部111において、引き込み孔1112に対して底板部111の短手方向の少なくとも一方側には、底板部111の長手方向に長い長孔1113が形成されている。コネクタ132は、一対の係合突部1324それぞれが引き込み孔1112と長孔1113とに挿入されて器具本体1に仮保持される。
この構成によれば、別途係合突部1324を仮保持するための係合孔1114を設ける必要がなく、製造工程を簡略化することができる。
本実施形態の照明器具のように、好ましくは、コネクタ132は、係合突部1324として一対の係合突部1324を有する。底板部111は、係合孔1114として一対の係合孔1114を有する。一対の係合突部1324の間隔は、一対の係合孔1114の間隔よりも大きい。
この構成によれば、仮保持されたコネクタ132が、器具本体1から意図せずに外れてしまう可能性をさらに低くすることができる。
1 器具本体
11 収容凹部
111 底板部
111A 第1面
111B 第2面
1111 電源孔
1112 引き込み孔
1114 係合孔
13 端子台
132 コネクタ
1324 係合突部
133 電線(接続線)
14 ブッシング
141 突出部
2 光源ユニット
222 光源(LED)
24 電源装置
200 吊りボルト
4 電源線

Claims (4)

  1. 電源装置、及び前記電源装置からの電力により点灯される光源を備える光源ユニットと、
    厚さ方向の一方側に第1面を有し他方側に第2面を有する板状の底板部を備え、前記底板部の前記第1面を底面とする収容凹部を有し、前記光源ユニットの少なくとも一部を前記収容凹部に収容した状態で前記光源ユニットを保持する器具本体と、
    前記底板部の前記第1面に取り付けられており、外部からの電源線が電気的に接続される端子台と、
    前記端子台から延びる接続線の先端に設けられており、前記電源装置に電気的に接続されるコネクタと、
    を備え、
    前記底板部には、外部からの吊りボルトを通すための引き込み孔と、前記電源線を通すための電源孔と、が貫通して設けられており、
    前記底板部には、前記引き込み孔と前記電源孔とのうちの少なくとも一方の開口縁に、前記第2面側へ突出する突出部が設けられており、
    前記底板部には、さらに、前記突出部と隣接する位置に係合孔が貫通して設けられており、
    前記コネクタには、前記係合孔に挿入されて前記コネクタを前記器具本体に仮保持させる係合突部が設けられている
    ことを特徴とする照明器具。
  2. 前記突出部は、前記電源孔の開口縁の周りに設けられたブッシングから構成され、
    前記係合孔は前記電源孔に隣接して設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載の照明器具。
  3. 前記コネクタは、前記係合突部として一対の係合突部を有し、
    前記底板部は長尺状に形成されており、
    前記引き込み孔と前記電源孔とは、前記底板部の長手方向に並んで設けられており、
    前記底板部において、前記引き込み孔に対して前記底板部の短手方向の少なくとも一方側には、前記底板部の前記長手方向に長い長孔が形成され、
    前記コネクタは、前記一対の係合突部それぞれが前記引き込み孔と前記長孔とに挿入されて前記器具本体に仮保持される
    ことを特徴とする請求項2記載の照明器具。
  4. 前記コネクタは、前記係合突部として一対の係合突部を有し、
    前記底板部は、前記係合孔として一対の係合孔を有し、
    前記一対の係合突部の間隔は、前記一対の係合孔の間隔よりも大きい
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の照明器具。
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