JP6729522B2 - 厚肉耐摩耗鋼板およびその製造方法並びに耐摩耗部材の製造方法 - Google Patents
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(1)質量%で、C:0.13〜0.35%、Si:0.05〜0.50%、Mn:0.50〜1.60%、P:0.010%以下、S:0.005%以下、Nb:0.005〜0.024%、Ti:0.005〜0.05%、B:0.0003〜0.0030%、Al:0.1%以下を含み、さらに、Mo:0.05〜1.0%、W:0.05〜1.0%、Cu:0.1〜1.0%、Ni:0.1〜2.0%、Cr:0.1〜1.0%、V:0.005〜0.10%のうちから選ばれた1種または2種以上を含有し、かつ次(1)式
Ceq*=C+Mn/6+(Cu+Ni)/15+(Cr+Mo+V)/5+W/10 ……(1)
ここで、C、Mn、Cu、Ni、Cr、Mo、V、W:各元素の含有量(質量%)
で定義されるCeq*が0.68〜0.78%を、次(2)式
DI*=33.85×(0.1×C)0.5×(0.7×Si+1)×(3.33×Mn+1)×(0.35×Cu+1)×(0.36×Ni+1)×(2.16×Cr+1)×(3×Mo+1)×(1.75×V+1)×(1.5×W+1) ……(2)
ここで、C、Si、Mn、Cu、Ni、Cr、Mo、V、W:各元素の含有量(質量%)
で示されるDI*が170以上300以下を、それぞれ満足し、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成と、表層が体積率で90%以上のマルテンサイト相を含み、かつ板厚中央部が体積率で70%以上のマルテンサイト相を含む組織とを有し、表面下0.5mm位置および板厚中央位置における硬さがいずれも、450HB10/3000以上であり、耐摩耗性と耐溶接割れ性に優れることを特徴とする厚肉耐摩耗鋼板。
(2)(1)において、前記組成に加えてさらに、Ca:0.0005〜0.0050%、REM:0.0005〜0.0050%のうちから選ばれた1種または2種を含有することを特徴とする厚肉耐摩耗鋼板。
(3)鋼素材を、加熱し、熱間圧延を施して、厚肉耐摩耗鋼板とするにあたり、
前記鋼素材を、質量%で、C:0.13〜0.35%、Si:0.05〜0.50%、Mn:0.50〜1.60%、P:0.010%以下、S:0.005%以下、Nb:0.005〜0.024%、Ti:0.005〜0.05%、B:0.0003〜0.0030%、Al:0.1%以下を含み、さらに、Mo:0.05〜1.0%、W:0.05〜1.0%、Cu:0.1〜1.0%、Ni:0.1〜2.0%、Cr:0.1〜1.0%、V:0.005〜0.10%のうちから選ばれた1種または2種以上を含有し、かつ次(1)式
Ceq*=C+Mn/6+(Cu+Ni)/15+(Cr+Mo+V)/5+W/10 ……(1)
ここで、C、Mn、Cu、Ni、Cr、Mo、V、W:各元素の含有量(質量%)
で定義されるCeq*が0.68以上0.78%以下を、次(2)式
DI*=33.85×(0.1×C)0.5×(0.7×Si+1)×(3.33×Mn+1)×(0.35×Cu+1)×(0.36×Ni+1)×(2.16×Cr+1)×(3×Mo+1)×(1.75×V+1)×(1.5×W+1) ……(2)
ここで、C、Si、Mn、Cu、Ni、Cr、Mo、V、W:各元素の含有量(質量%)
で示されるDI*が170以上300以下を、それぞれ満足し、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成の鋼素材とし、前記加熱を、加熱温度:950〜1250℃とする加熱とし、前記熱間圧延の圧延終了温度を、800〜900℃の範囲の温度とし、前記熱間圧延終了後に、直ちに200℃以下まで水冷する直接焼入れ処理を施し、耐摩耗性および耐溶接割れ性に優れる鋼板とすることを特徴とする厚肉耐摩耗鋼板の製造方法。
(4)(3)において、前記熱間圧延終了後に、200℃以下まで空冷し、さらに再加熱温度:800〜950℃に再加熱したのち、200℃以下まで水冷する再加熱焼入れ処理を施すことを特徴とする厚肉耐摩耗鋼板の製造方法。
(5)(3)または(4)において、前記組成に加えてさらに、Ca:0.0005〜0.0050%、REM:0.0005〜0.0050%のうちから選ばれた1種または2種を含有することを特徴とする厚肉耐摩耗鋼板の製造方法。
(6)(1)または(2)に記載の厚肉耐摩耗鋼板を素材とし、該素材を、溶接材料としてソリッドワイヤを用いたガスメタルアーク溶接法を用いて、予熱温度:200℃以下、溶接入熱:15〜40kJ/cmで、溶接し、所定形状の部材とすることを特徴とする耐摩耗部材の製造方法。
Cは、固溶してマトリクスを高硬度化して、耐摩耗性を向上させる元素である。このような効果を得るためには、0.13%以上の含有を必要とする。一方、0.35%を超える多量の含有は、耐溶接割れ性を低下させる。このため、Cは0.13〜0.35%の範囲に限定した。なお、好ましくは、0.18〜0.30%、より好ましくは0.23〜0.27%である。
Siは、脱酸剤として有効に作用するとともに、鋼中に固溶して鋼の固溶強化により、高硬度化にも寄与する有効な元素であり、このような効果を得るためには0.05%以上の含有を必要とする。しかし、0.50%を超える含有は、延性、靭性を低下させ、さらに介在物量を増加させる。このため、Siは0.05〜0.50%の範囲に限定した。なお、好ましくは0.05〜0.40%であり、さらに好ましくは0.15〜0.40%である。
Mnは、安価に焼入れ性を向上させる元素であり、合金コストの低減という観点から本発明では有用な元素である。厚肉鋼板の硬さを所望の高硬度とするためには、0.50%以上の含有を必要とする。また、MnはPの粒界偏析を助長し、粒界破壊の発生、および、遅れ破壊の発生、さらには溶接時の遅れ割れの発生を助長する。このため、Mnの含有は必要最小限とすることが好ましいが、1.60%以下の含有であれば、粒界破壊の発生が抑制される。このため、Mnは1.60%以下に限定した。このようなことから、Mnは0.50〜1.60%の範囲に限定した。なお、好ましくは0.80〜1.60%であり、さらに好ましくは、0.80〜1.20%である。
Pは、不可避的不純物として存在し、粒界に偏析し、粒界破壊、遅れ破壊や、溶接割れの発生を助長する元素であり、本発明ではできるだけ低減することが好ましいが、0.010%以下であれば、とくに悪影響を及ぼさない。このようなことから、Pは0.010%以下に限定した。
Sは、主としてMnS等の非金属介在物として存在し、破壊の発生起点となり、延性、靭性等を低下させる。このため、本発明ではできるだけ低減することが好ましいが、0.005% 以下であれば、とくに悪影響は認められない。このようなことから、Sは0.005%以下に限定した。
Nbは、炭窒化物あるいは炭化物として析出し、組織を微細化し、遅れ破壊発生を抑制する効果を有する元素である。このような効果を得るためには、0.005% 以上の含有を必要である。一方、0.024%を超える多量の含有は、粗大な炭窒化物が析出し、破壊の起点となることがあり、延性、靭性等が低下する。このため、Nbは0.005〜0.024%の範囲に限定した。なお、好ましくは0.010〜0.020%である。
Tiは、窒化物形成元素であり、窒化物としてNを固定することにより、BNの析出を抑制しBの焼入れ性向上効果を助長する効果を有する元素であり、本発明ではBとともに含有させる。このような効果を得るためには、Tiは0.005%以上の含有を必要とする。一方、0.05%を超える多量の含有は、TiCを析出させ、母材靭性を低下させる。このため、Tiは0.005〜0.05%の範囲に限定した。なお、好ましくは0.005〜0.020%である。
Bは、微量含有で、焼入れ性を著しく向上させる作用を有する元素である。このような効果を得るためには、0.0003%以上の含有を必要とする。一方、0.0030%を超える多量の含有は、溶接性を低下させる。このため、Bは0.0003〜0.0030%の範囲に限定した。なお、好ましくは、0.0005〜0.0020%である。
Alは、脱酸剤として作用するとともに、Nと結合しAlNとして再加熱時の結晶粒の粗大化を抑制する作用を有する元素である。このような効果を得るためには、0.0020%以上含有することが好ましいが、0.1%を超える多量の含有は、鋼の清浄度を低下させる。このため、Alは0.1%以下に限定した。なお、好ましくは0.015〜0.060%である。
Mo、W、Cu、Ni、Cr、Vは、いずれも焼入れ性を向上させる元素であり、本発明では、1種または2種以上を選択して含有させる。
Crは、鋼中に固溶して、焼入れ性を向上させる元素である。このような効果を得るためには、0.1%以上の含有を必要とする。一方、1.0%を超える含有は、溶接性を低下させる。このため、含有する場合には、Crは0.1〜1.0%の範囲に限定した。なお、好ましくは0.1〜0.80%である。
Vは、鋼中に固溶して、焼入れ性を向上される元素である。このような効果を得るためには、0.005%以上の含有を必要とする。一方、0.10% を超える含有は溶接性を低下させる。このため、含有する場合には、Vは0.005〜0.10%の範囲に限定した。なお、好ましくは0.030〜0.080%である。
Ca、REMはいずれも、硫化物形態制御に寄与し、延性、靭性を向上させる元素であり、必要に応じて選択して含有できる。
Ceq*=C+Mn/6+(Cu+Ni)/15+(Cr+Mo+V)/5+W/10 ……(1)
ここで、C、Mn、Cu、Ni、Cr、Mo、V、W:各元素の含有量(質量%)
で定義されるCeq*が0.68〜0.78%を、次(2)式
DI*=33.85×(0.1×C)0.5×(0.7×Si+1)×(3.33×Mn+1)×(0.35×Cu+1)×(0.36×Ni+1)×(2.16×Cr+1)×(3×Mo+1)×(1.75×V+1)×(1.5×W+1) ……(2)
ここで、C、Si、Mn、Cu、Ni、Cr、Mo、V、W:各元素の含有量(質量%)
で定義されるDI*が170以上300以下を、それぞれ満足するように、調整する。
上記した組成を有する溶鋼を、転炉、電気炉、真空溶解炉等の常用の溶製方法で溶製し、連続鋳造法あるいは造塊−分塊圧延法により、所定寸法のスラブ等の鋼素材とすることが好ましい。得られた鋼素材は、ついで、加熱され、熱間圧延を施されて、所望の板厚の厚肉耐摩耗鋼板とされる。
(1)組織観察
得られた厚鋼板から組織観察用試験片を採取し、研磨、腐食し、走査型電子顕微鏡を用いて組織を観察し撮像した。観察位置は、表面から深さ方向に0.5mmの位置と板厚中央位置(1/2t)とした。なお、腐食液はナイタールとした。得られた組織写真から画像解析装置により、組織分率を算出した。
(2)硬さ測定
得られた厚鋼板から試験片を採取し、JIS Z 2243の規定に準拠して、ブリネル硬さ計(球圧子直径:10mm、試験力:29.42kN)を用いて、硬さHBW10/3000を測定した。なお、球圧子はタングステン硬球を使用した。測定位置は、厚鋼板の表面下0.5mm位置と板厚中央位置(1/2t)とし、該各測定位置でランダムに選んだ5点とした。得られた硬さの平均値を当該測定位置における硬さHB10/3000とし、耐摩耗性を評価した。なお、表面下0.5mm位置と板厚中央位置(1/2t)のいずれにおいても、450 HB10/3000以上の硬さを有する場合を「耐摩耗性に優れる」として「○」と評価した。それ以外の場合は「耐摩耗性が低下している」として「×」と評価した。
(3)y形溶接割れ試験
得られた厚鋼板からy形溶接割れ試験片を採取し、JIS Z 3158の規定に準拠し、予熱温度を150℃、200℃とするy形溶接割れ試験を実施した。試験ビードの溶接後、48時間以上経過したのち、試験溶接部における割れの有無を調査し、厚鋼板の耐溶接割れ性を評価した。なお、試験ビードの溶接は、溶接材料として、(株)神戸製鋼所製「MG50(商品名)」を使用し、溶接入熱量:17kJ/cmのガスメタルアーク溶接とした。(株)神戸製鋼所製「MG50(商品名)」は、JIS Z 3312に規定される「軟鋼、高張力鋼及び低温用鋼用マグ溶接及びミグ溶接ソリッドワイヤ」のマグ溶接用「YGW11」に相当する。
Claims (6)
- 質量%で、
C :0.13〜0.35%、 Si:0.05〜0.50%、
Mn:0.50〜1.60%、 P :0.010%以下、
S :0.005%以下、 Nb:0.005〜0.024%、
Ti:0.005〜0.020%、 B :0.0003〜0.0030%、
Al:0.1%以下
を含み、さらに、Mo:0.05〜1.0%、W:0.05〜1.0%、Cu:0.1〜1.0%、Ni:0.1〜2.0%、Cr:0.1〜1.0%、V:0.005〜0.10%のうちから選ばれた1種または2種以上
を含有し、かつ下記(1)式で定義されるCeq*が0.68〜0.78%を、下記(2)式で示されるDI*が170以上300以下を、それぞれ満足し、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成と、表層が体積率で90%以上のマルテンサイト相を含み、かつ板厚中央部が体積率で70%以上のマルテンサイト相を含む組織とを有し、
表面下0.5mm位置および板厚中央位置における硬さがいずれも、450HB10/3000以上であり、
耐摩耗性と耐溶接割れ性に優れることを特徴とする厚肉耐摩耗鋼板。
記
Ceq*=C+Mn/6+(Cu+Ni)/15+(Cr+Mo+V)/5+W/10 ……(1)
DI*=33.85×(0.1×C)0.5×(0.7×Si+1)×(3.33×Mn+1)×(0.35×Cu+1)×(0.36×Ni+1)×(2.16×Cr+1)×(3×Mo+1)×(1.75×V+1)×(1.5×W+1) ……(2)
ここで、C、Si、Mn、Cu、Ni、Cr、Mo、V、W:各元素の含有量(質量%) - 前記組成に加えてさらに、Ca:0.0005〜0.0050%、REM:0.0005〜0.0050%のうちから選ばれた1種または2種を含有することを特徴とする請求項1に記載の厚肉耐摩耗鋼板。
- 鋼素材を、加熱し、熱間圧延を施して、厚肉耐摩耗鋼板とするにあたり、
前記鋼素材を、質量%で、
C :0.13〜0.35%、 Si:0.05〜0.50%、
Mn:0.50〜1.60%、 P :0.010%以下、
S :0.005%以下、 Nb:0.005〜0.024%、
Ti:0.005〜0.020%、 B :0.0003〜0.0030%、
Al:0.1%以下
を含み、さらに、Mo:0.05〜1.0%、W:0.05〜1.0%、Cu:0.1〜1.0%、Ni:0.1〜2.0%、Cr:0.1〜1.0%、V:0.005〜0.10%のうちから選ばれた1種または2種以上
を含有し、かつ下記(1)式で定義されるCeq*が0.68以上0.78%以下を、下記(2)式で示されるDI*が170以上300以下を、それぞれ満足し、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成の鋼素材とし、
前記加熱を、加熱温度:950〜1250℃とする加熱とし、
前記熱間圧延の圧延終了温度を、800〜900℃の範囲の温度とし、
前記熱間圧延終了後に、直ちに200℃以下まで水冷する直接焼入れ処理を施し、表層が体積率で90%以上のマルテンサイト相を含み、かつ板厚中央部が体積率で70%以上のマルテンサイト相を含む組織とを有し、表面下0.5mm位置および板厚中央位置における硬さがいずれも、450HB10/3000以上であり、耐摩耗性および耐溶接割れ性に優れる鋼板とすることを特徴とする厚肉耐摩耗鋼板の製造方法。
記
Ceq*=C+Mn/6+(Cu+Ni)/15+(Cr+Mo+V)/5+W/10 ……(1)
DI*=33.85×(0.1×C)0.5×(0.7×Si+1)×(3.33×Mn+1)×(0.35×Cu+1)×(0.36×Ni+1)×(2.16×Cr+1)×(3×Mo+1)×(1.75×V+1)×(1.5×W+1) ……(2)
ここで、C、Si、Mn、Cu、Ni、Cr、Mo、V、W:各元素の含有量(質量%) - 前記熱間圧延終了後に、200℃以下まで空冷し、さらに再加熱温度:800〜950℃に再加熱したのち、200℃以下まで水冷する再加熱焼入れ処理を施すことを特徴とする請求項3に記載の厚肉耐摩耗鋼板の製造方法。
- 前記組成に加えてさらに、Ca:0.0005〜0.0050%、REM:0.0005〜0.0050%のうちから選ばれた1種または2種を含有することを特徴とする請求項3または4に記載の厚肉耐摩耗鋼板の製造方法。
- 請求項1または2に記載の厚肉耐摩耗鋼板を素材とし、該素材を、溶接材料としてソリッドワイヤを用いたガスメタルアーク溶接法を用いて、予熱温度:200℃以下、溶接入熱:15〜40kJ/cmで、溶接し、所定形状の部材とすることを特徴とする耐摩耗部材の製造方法。
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