JP6729213B2 - ステアリング制御装置 - Google Patents
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Description
そこで従来、ハンドルを中立位置に戻す方向の補正トルクを演算しアシストトルクに付加する「戻し制御」を実行するステアリング制御装置が知られている。
本発明は、このような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、操舵速度を目標操舵速度に追従させるように戻し制御量を演算する戻し制御において、戻り速度の急変を抑制するステアリング制御装置を提供することにある。
このステアリング制御装置は、基本アシストトルク(Tb)を演算する基本アシストトルク演算部(11)と、戻し制御部(14)と、を備える。
戻し制御部は、基本アシストトルクに付加される補正トルクとして、ハンドル(91)が中立位置に戻るようにアシストする戻し制御量(Tr*)を演算する。
目標操舵速度演算部は、操舵速度(ω)の目標値である目標操舵速度(ω***)を演算する。
戻し制御量演算部は、操舵速度を目標操舵速度に追従させるように戻し制御量を演算する。
戻し状態判定部は、ハンドルの切り込みと戻しとを判別する。
目標操舵速度演算部は、ハンドルの戻しのとき、目標操舵速度の絶対値を操舵速度の絶対値から漸増させる。
これにより、特許文献1の従来技術において問題であった「ハンドルの戻り速度が急に増加しドライバに違和感を与える」という不都合を防止することができる。よって、戻り速度の急変を抑制することができる。
典型的には、ハンドル位置関連情報は操舵角であり、ハンドル位置関連情報の時間変化率は操舵速度である。戻し状態判定部は、操舵角に応じて決定される角度状態量(αθ)と、操舵速度に応じて決定される速度状態量(αω)との積に基づいて、戻し状態量を演算する。
以下、ステアリング制御装置の一実施形態を図面に基づいて説明する。この実施形態において、「ステアリング制御装置」としてのECUは、車両の電動パワーステアリングシステムに適用され、操舵アシストモータが出力するアシストトルクを制御する。
[電動パワーステアリングシステムの構成]
図1に示すように、電動パワーステアリングシステム1はドライバによるハンドル91の操作を操舵アシストモータ80のトルクによってアシストするものである。
インターミディエイトシャフト93のトルクセンサ94と反対側の端部には、ピニオンギア961及びラック962を含むギアボックス96が設けられている。
また、車両の所定の部位には、車速Vを検出する車速センサ71が設けられている。
モータ80の回転は、ウォームギア86及びウォームホイール87を含む減速機構85を経由してインターミディエイトシャフト93に伝達される。また、タイヤ99側からのセルフアライニングトルクや路面反力によってインターミディエイトシャフト93が回転すると、この回転が減速機構85を経由してモータ80に伝達される。
また、他の実施形態では、操舵アシストモータとして、3相以外の多相交流モータや、ブラシ付DCモータを用いてもよい。
ECU10における各種演算処理は、ROM等の実体的なメモリ装置に予め記憶されたプログラムをCPUで実行することによるソフトウェア処理であってもよいし、専用の電子回路によるハードウェア処理であってもよい。
基本アシストトルク演算部11は、操舵トルクTs及び操舵速度ωに基づいて、基本アシストトルクTbを演算する。
補正トルク演算部14は、基本アシストトルクTbに付加される各種補正トルクを演算する。ただし本実施形態では、補正トルクとして、戻し制御における戻し制御量Tr*のみに着目し、その他の補正トルクには言及しない。そこで、以下、「補正トルク演算部」を具体的に「戻し制御部14」として説明する。
なお、各量について記した[Nm]、[deg]、[deg/s]の単位は、各量の次元を表すためのものであり、その単位での使用を限定する意図ではない。例えば角度単位として[rad]を用いてもよい。以下の図でも同様に解釈する。
さらに、「操舵角θ」及び「操舵速度ω」の用語は、ドライバの積極的な操舵によってハンドル91が回転する場合のみでなく、ドライバが手を放した状態でのハンドル91の位置及び回転速度についても拡張して用いる。
ステアリング制御装置における基本アシストトルク演算部11や電流フィードバック部70の構成は周知技術であるため、詳細な説明を省略する。
次に、戻し制御の概要について、図2を参照する。
車速の低い領域では、高速時に比べて相対的に車体やタイヤの横滑り角が小さくなり、同じ操舵角や横加速度において路面から受けるセルフアライニングトルクが小さくなる。
セルフアライニングトルクが操舵機構の摩擦と同程度以下になるとハンドルは中立位置に戻り難くなるため、ドライバが意識的にハンドルを戻す操作をしなければならなくなる。
具体的には、トー角やキャスタトレールが小さい車両や、低転がり抵抗のタイヤを装着した車両では、復元力が小さくなる。また、ラックピニオン機構の歯打ち音低減のために部材の接触圧を高く設定した車両では、摩擦が高くなる。これらは、いずれもハンドルの中立位置への復元を妨げる要因となる。
以下、本明細書では、ハンドルが中立位置から離れる方向を「切り込み方向」といい、ハンドルが中立位置に向かう方向を「戻し方向」という。つまり、ドライバの感覚にかかわらず、ハンドルと中立位置との関係で客観的に「戻し/切り込み方向」を定義する。
そして、切り込み方向及び戻し方向への操舵を、それぞれ、「切り込み操舵」及び「戻し操舵」という。また、ドライバが積極的にハンドルを戻す操作をしなくても、セルフアライニングトルク及び戻し制御によってハンドルが中立位置へ戻るときの速度を「戻り速度」という。
また、一点鎖線R2及び二点鎖線R3は、不適当な戻し制御の例を示す。一点鎖線R2の動作では、戻し制御の出力が過剰であり、戻り速度が速すぎるため、操舵を阻害する。二点鎖線R3の動作では、戻り速度が安定しないため、ドライバに違和感を与えるおそれがある。したがって戻し制御では、操舵を阻害せず、違和感の無い自然な速度でハンドルが戻る短破線R1の動作を実現することが制御目標となる。
ドライバがハンドルを切り込んでいる切り込み期には、操舵角θの絶対値が増加する。なお、図示上のカーブ形状は、一例を示すものに過ぎない。切り込み期には、操舵を阻害しないため戻し制御を実施しない。
ハンドルを戻し始めたとき、操舵角θはほぼ変化せず、操舵速度ωの絶対値が比較的小さい。この第1遷移期には、戻し制御を積極的に実施するとドライバが強い戻され感を感じることとなるため、戻し制御を徐々に開始する。
ハンドルが中立位置に近づいた第2遷移期には、操舵角θの絶対値が比較的小さい範囲で0に漸近する。この期間に、戻し制御を徐々に終了させる。
そして、戻し状態を定量的に示す情報が、後述する戻し状態判定部50により演算される「戻し状態量α」である。図2(b)の各期間における戻し状態量αは、切り込み期には「α=0」、戻し期には「α=1」、第1及び第2遷移期には「0<α<1」となる。
続いて、戻し制御部14の構成について詳しく説明する。
戻し制御部14の全体構成を図3に示す。
戻し制御部14は、大きく、目標操舵速度演算部20、戻し制御量演算部30、及び、戻し状態判定部50の3つのブロックで構成される。各ブロックの機能を簡単に記すと、目標操舵速度演算部20は、ハンドル戻り時の目標操舵速度ω***を演算する。戻し制御量演算部30は、ハンドルを中立位置に戻す復元力指令値を演算する。戻し状態判定部50は、ハンドルの切り込みと戻しとを判別するものである。
基本目標操舵速度演算部21は、操舵角θに基づいて、ハンドル戻り時の目標操舵速度の基本値である基本目標操舵速度ω*を演算する。
目標値制限部26は、戻し状態感応後目標操舵速度ω**及び操舵速度ωに基づいて目標操舵速度ω***を演算することにより、目標操舵速度ω***の絶対値の下限値を設定する。
戻し状態感応目標値演算部25及び目標値制限部26による詳細な作用は後述する。
操舵速度偏差算出部31は、目標操舵速度演算部20が出力した目標操舵速度ω***と操舵速度ωとの偏差Δωを算出する。
操舵速度サーボ制御器32は、操舵速度偏差Δωが0になるように、つまり、操舵速度ωを目標操舵速度ω***に追従させるようにサーボ制御を実行し、基本戻し制御量Tr*_0を演算する。
戻し状態判定部50は、操舵角θ及び操舵速度ωに基づいて、操舵状態が「戻し状態」である否かを判定する。ここで、操舵角θは、「ハンドル位置と相関するハンドル位置関連情報」に相当し、ハンドルが中立位置にあるときの値が0であり、ハンドルの中立位置からの回転方向に応じて正又は負の値を取る。また、操舵速度ωは、「ハンドル位置関連情報の時間変化率」に相当する。
図5(a)、(b)のマップは、それぞれ操舵速度ω及び操舵角θが正の領域のマップを示しており、操舵速度ω及び操舵角θが負の領域のマップは、これと原点対称に現れる。また、マップの数値は、一つの例示に過ぎない。
詳しくは図5(a)に示すように、操舵速度ωが0[deg/s]のとき、速度状態量αωは0である。
操舵速度ωが正のとき、速度状態量αωは、操舵速度ωが増加するに従って0から−1まで減少する。
操舵速度ωが負のとき、速度状態量αωは、操舵速度ωが減少するに従って0から+1まで増加する。
詳しくは図5(b)に示すように、操舵角θが0[deg]のとき、角度状態量αθは0である。
操舵角θが正のとき、角度状態量αθは、操舵角θが増加するに従って0から+1まで増加し、操舵角θが60[deg]付近で、ほぼ+1に収束する。
操舵角θが負のとき、角度状態量αθは、操舵角θが減少するに従って0から−1まで減少し、操舵角θが−60[deg]付近で、ほぼ−1に収束する。
出力制限部54は、図6に示すように、制限前戻し状態量α0のうち、切り込み期の値に相当し、以下の演算において不要である「−1から0までの負の値」を削除する。そして、戻し期又は遷移期の値に相当する「0から+1までの正の値」のみを戻し状態量αとして、目標操舵速度演算部20の戻し状態感応目標値演算部25に出力する。
時刻ta以前、及び、時刻td以後の切り込み期には、戻し状態量αは0である。
時刻taから時刻tbまでの第1遷移期には、戻し状態量αは0から1まで増加する。
時刻tbから時刻tcまでの戻し期には、戻し状態量αは1である。
時刻tcから時刻tdまでの第2遷移期には、戻し状態量αは1から0まで減少する。
この実機データからもわかるように、戻し状態量αとして1が出力されているとき、操舵状態が戻し期にあると判断することができる。
なお、操舵トルクTsと操舵速度ωとの符号の積に基づいて判断した場合、正方向の操舵トルクTsが加わっているとき、操舵角θの正負に関わらず、操舵角θが増加している期間は「Ts×ω」の符号は正となる。一方、負方向の操舵トルクTsが加わっているとき、操舵角θの正負に関わらず、操舵角θが減少している期間は「Ts×ω」の符号は正となる。すなわち、操舵角θ=0となる中立位置で、「Ts×ω」の正負が切り替わらない。したがって、本実施形態では、操舵トルクTs及び操舵速度ωに基づいて戻し状態を判別しない。
まず、戻し状態感応目標値演算部25が実行する戻し状態感応目標値演算について、図8を参照して説明する。図8(a)、(b)の時間軸は共通とする。
図8(a)には、第1遷移期における戻し状態量αの時間変化を示す。時刻teから時刻tfまで、戻し状態量αは0から1に向かって漸増する。
図8(b)には、戻し状態量αの変化に伴う戻し状態感応後目標操舵速度ω**の変化を示す。ここでは、操舵角θが負であり、戻し方向の操舵速度ωが正である場合を想定する。図8(b)において、操舵速度ωは破線、基本目標操舵速度ω*は一点鎖線、戻し状態感応後目標操舵速度ω**は二点鎖線で示される。
ω**=αω*+(1−α)ω・・・(1)
したがって、戻し状態感応後目標操舵速度ω**は、戻し状態量αが0に近いほど操舵速度ωに近づき、戻し状態量αが1に近いほど基本目標操舵速度ω*に近づく。
図9のフローチャートの説明で記号Sは「ステップ」を表す。
操舵角θが正のとき、S1でYESと判断されS2に移行する。操舵角θが負のとき、S1でNOと判断されS5に移行する。操舵角θが0の場合は、事実上、戻し操舵が完了しているため考慮の必要はなく、正負のどちらに準じて扱っても良い。S1では、操舵角θが0の場合、操舵角θが正の場合に準じて判断される。
図10には、操舵速度ωが時間に対して一定であり、且つ、戻し状態感応後目標操舵速度ω**の絶対値が時間に対して単調増加することを前提として、目標操舵速度ω***の設定を示す。図10において、操舵速度ωは破線、戻し状態感応後目標操舵速度ω**は二点鎖線、目標操舵速度ω***は太実線で示される。また、線が重なるのを避けるため、目標操舵速度ω***は、わざと少しずらして記載されている。
図9のS2−S4は、図10の下半分に示す操舵速度ωが負の場合の処理であり、図9のS5−S7は、図10の上半分に示す操舵速度ωが正の場合の処理である。
S5では、正の戻し状態感応後目標操舵速度ω**が操舵速度ω以下であるか判断される。時刻X以前には、S5でYESと判断され、S6にて、目標操舵速度ω***が操舵速度ωに等しく設定される。時刻X以後には、S5でNOと判断され、S7にて、目標操舵速度ω***が戻し状態感応後目標操舵速度ω**に等しく設定される。
また、S4、S7の領域では、目標操舵速度ω***の絶対値を下限値である操舵速度ωの絶対値から漸増させることで、ハンドルの戻り速度を緩やかに増加させる。これにより、特許文献1の従来技術のように、ハンドルの戻り速度が急に増加しドライバに違和感を与えることを防止することができる。
図11(a)、(b)、(c)の各横軸は共通の時間軸を示す。各図の縦軸は、(a)操舵速度ω,ω**,ω***、(b)操舵角θ、(c)戻し状態量である。
図11(a)、及び、そのXII部拡大図である図12において、操舵速度ωは破線、基本目標操舵速度ω*は一点鎖線、戻し状態感応後目標操舵速度ω**は二点鎖線、目標操舵速度ω***は太実線で示される。
操舵角θが中立位置に戻りつつある時刻t1から時刻t3まで、及び、時刻t4から時刻t6までの期間は、戻し期に相当し、図11(c)に示すように、戻し状態量αが0から1に立ち上がる。
時刻t4以前の期間、戻し状態量αが0であり、目標操舵速度ω***は操舵速度ωに一致している。つまり、図12において、太実線が破線に重なっている。
時刻t4から時刻t5までの期間、戻し状態量αは0から1まで増加する。目標操舵速度ω***は、戻し状態量αの増加に感応し、破線で示す操舵速度ωから、一点鎖線で示す基本目標操舵速度ω*まで漸増、すなわち、緩やかに増加する。
時刻t5から時刻t6までの期間は、「θ<0」且つ「ω**<ω」の関係が成り立つ。したがって、図9のS6により、「ω***=ω」となる、すなわち、目標操舵速度ω***が操舵速度ωに等しく設定される。
また、戻し状態のとき、目標操舵速度ω***は操舵速度ωから漸増し、戻り速度の急変が抑制される。そして、戻し制御量演算部30では、操舵速度ωを目標操舵速度ω***に近づけ、操舵速度偏差Δωが0となるように戻し制御量Tr*が出力される。よって、戻し方向のドライバの操舵負荷を低減することができる。
(1)上記実施形態では、戻し状態判定部50における戻し状態量αの演算において、「ハンドル位置と相関するハンドル位置関連情報」及び「ハンドル位置関連情報の時間変化率」として、操舵角θ及び操舵速度ωを用いている。他の実施形態では、操舵角θに代えて、モータ回転角や伝達系ギアの回転角、タイヤの舵角、ヨーレート等のハンドル位置関連情報を用い、操舵速度ωに代えて、それらのハンドル位置関連情報の時間変化率を用いてもよい。
(3)本発明の作用が得られる限り、上記実施形態の図3において、具体的な構成は適宜、変更してもよい。
以上、本発明は、上記実施形態になんら限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実施可能である。
11・・・基本アシストトルク演算部
14・・・戻し制御部
20・・・目標操舵速度演算部
30・・・戻し制御量演算部
50・・・戻し状態判定部
80 ・・操舵アシストモータ
91 ・・ハンドル
Claims (5)
- ドライバの操舵トルク(Ts)に基づいて操舵アシストモータ(80)が出力するアシストトルクを制御するステアリング制御装置であって、
基本アシストトルク(Tb)を演算する基本アシストトルク演算部(11)と、
前記基本アシストトルクに付加される補正トルクとして、ハンドル(91)が中立位置に戻るようにアシストする戻し制御量(Tr*)を演算する戻し制御部(14)と、
を備え、
前記戻し制御部は、
操舵速度(ω)の目標値である目標操舵速度(ω***)を演算する目標操舵速度演算部(20)と、
操舵速度を前記目標操舵速度に追従させるように前記戻し制御量を演算する戻し制御量演算部(30)と、
ハンドルの切り込みと戻しとを判別する戻し状態判定部(50)と、
を含み、
前記目標操舵速度演算部は、ハンドルの戻しのとき、前記目標操舵速度の絶対値を操舵速度の絶対値から漸増させるステアリング制御装置。 - 前記戻し状態判定部は、
ハンドル位置が中立位置から離れる方向に変化している切り込み状態であるか、中立位置に向かって変化している戻し状態であるかを判別する請求項1に記載のステアリング制御装置。 - 前記目標操舵速度演算部は、前記切り込み状態のとき、前記目標操舵速度を操舵速度に等しく設定する請求項2に記載のステアリング制御装置。
- 前記戻し状態判定部は、
ハンドル位置と相関するハンドル位置関連情報と、前記ハンドル位置関連情報の時間変化率とから演算される戻し状態量(α)により前記戻し状態を判定する請求項2または3に記載のステアリング制御装置。 - 前記ハンドル位置関連情報は操舵角であり、
前記ハンドル位置関連情報の時間変化率は操舵速度であり、
前記戻し状態判定部は、
操舵角に応じて決定される角度状態量(αθ)と、操舵速度に応じて決定される速度状態量(αω)との積に基づいて、前記戻し状態量を演算する請求項4に記載のステアリング制御装置。
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