JP6723632B2 - 配管摩擦抵抗低減剤及び輸送媒体 - Google Patents
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これは、配管内をある程度の速度で水が流れるとき、配管内壁部と中心部の水分子が激しく入り乱れながら流れる、すなわち「乱流」状態にある。配管摩擦抵抗の大部分は、この乱流運動に起因 するからであり、乱流を抑制(流れを層流化)することによって、配管摩擦抵抗を大幅に低減することが期待できる。
[1] セルロースナノファイバーを含有し、
下記式(1)で算出される渦抑制率が85%以上であり、
下記式(2)で算出される渦抑制率の経時安定性が94%以上であることを特徴とする輸送媒体。
渦抑制率α(%)=100×(DVW−DVDR)/DVW…(1)
(式(1)中、DVWおよびDVDRはそれぞれ水道水および輸送媒体の渦の深さ(mm)を示す。渦の深さ(mm)は、100mLビーカーに添加された90gの水道水、または輸送媒体を、マグネティックスターラー(攪拌子:8×30mm、550rpm)で攪拌したとき発生する渦の深さ(mm)を示す。)
渦抑制率の経時安定性(%)=100×α60/α…(2)
(式(2)中のα60は、100mLビーカーに輸送媒体を90g添加し、TKロボミックス(プライミクス(株)製)を用いて8000rpmで60分間攪拌した後、マグネティックスターラー(攪拌子:8×30mm、550rpm)で攪拌したとき発生する渦の深さをDVDR(mm)として上記式(1)より算出した渦抑制率を示す。)
[2] 前記セルロースナノファイバーの数平均繊維径が2nm以上500nm以下、繊維のアスペクト比が50以上、及びセルロースI型結晶構造を有することを特徴とする[1]に記載の輸送媒体。
[3] 前記セルロースナノファイバーがアニオン変性されている事を特徴とする[1]または[2]に記載の輸送媒体。
[4] 前記セルロースナノファイバーを0.01質量%以上10質量%以下含有することを特徴とする[1]ないし[3]のいずれか1に記載の輸送媒体。
前記セルロースナノファイバーの数平均繊維径は2nm以上500nm以下であるが、好ましくは2nm以上150nm以下であり、より好ましくは2nm以上100nm以下であり、特に好ましくは3nm以上80nm以下である。前記数平均繊維径が2nm未満であると、セルロースナノファイバーが溶解して摩擦抵抗低減効果を奏さない虞があり、前記数平均繊維径が500nmを超える場合、セルロースナノファイバーの分散性が低下し、摩擦低減効果が低下する虞がある。
前記セルロースナノファイバーの数平均繊維径および最大繊維径は、例えば、つぎのようにして測定することができる。すなわち、固形分率で0.05〜0.1重量%の微細セルロースの水分散体を調製し、その分散体を、親水化処理済みのカーボン膜被覆グリッド上にキャストして、透過型電子顕微鏡(TEM)の観察用試料とする。なお、大きな繊維径の繊維を含む場合には、ガラス上へキャストした表面の走査型電子顕微鏡(SEM)像を観察してもよい。そして、構成する繊維の大きさに応じて5000倍、10000倍あるいは50000倍のいずれかの倍率で電子顕微鏡画像による観察を行う。その際に、得られた画像内に縦横任意の画像幅の軸を想定し、その軸に対し、20本以上の繊維が交差するよう、試料および観察条件(倍率等)を調節する。そして、この条件を満たす観察画像を得た後、この画像に対し、1枚の画像当たり縦横2本ずつの無作為な軸を引き、軸に交錯する繊維の繊維径を目視で読み取っていく。このようにして、最低3枚の重複しない表面部分の画像を、電子顕微鏡で撮影し、各々2つの軸に交錯する繊維の繊維径の値を読み取る(したがって、最低20本×2×3=120本の繊維径の情報が得られる)。このようにして得られた繊維径のデータにより、最大繊維径および数平均繊維径を算出する。
の式(1)に従い算出した。
天然セルロースとN−オキシル化合物とを水(分散媒体)に分散させた後、共酸化剤を添加して、反応を開始する。反応中は0.5Mの水酸化ナトリウム水溶液を滴下してpHを10〜11に保ち、pHに変化が見られなくなった時点で反応終了と見なす。ここで、共酸化剤とは、直接的にセルロース水酸基を酸化する物質ではなく、酸化触媒として用いられるN−オキシル化合物を酸化する物質のことである。
前記酸化セルロースは、前記酸化反応後に、さらに還元反応を行うことが好ましい。具体的には、酸化反応後の微細酸化セルロースを精製水に分散し、水分散体のpHを約10に調整し、各種還元剤により還元反応を行う。本発明に使用する還元剤としては、一般的なものを使用することが可能であるが、好ましくは、LiBH4、NaBH3CN、NaBH4等があげられる。なかでも、コストや利用可能性の点から、NaBH4が好ましい。
つぎに、未反応の共酸化剤(次亜塩素酸等)や、各種副生成物等を除く目的で精製を行う。反応物繊維は通常、この段階ではナノファイバー単位までばらばらに分散しているわけではないため、通常の精製法、すなわち水洗とろ過を繰り返すことで高純度(99重量%以上)の反応物繊維と水の分散体とする。
前記精製工程にて得られる水を含浸した反応物繊維(水分散体)を、分散媒体中に分散させ分散処理を行う。処理に伴って粘度が上昇し、微細化処理されたセルロースナノファイバーの分散体を得ることができる。その後、必要に応じて前記セルロースナノファイバーを乾燥してもよく、前記セルロースナノファイバーの分散体の乾燥法としては、例えば、分散媒体が水である場合は、スプレードライ、凍結乾燥法、真空乾燥法等が用いられ、分散媒体が水と有機溶媒の混合溶液である場合は、ドラムドライヤーによる乾燥法、スプレードライヤーによる噴霧乾燥法等が用いられる。なお、前記セルロースナノファイバーの分散体を乾燥することなく、分散体の状態で用いても差し支えない。
〔セルロース繊維A1(実施例用)の製造〕
針葉樹漂白クラフトパルプ(NBKP)50gを水4950gに分散させ、パルプ濃度1質量%の分散液を調整した。この分散液をセレンディピターMKCA6−3(増幸産業(株)製)で30回処理し、セルロース繊維A1を得た。
針葉樹パルプ100gを、イソプロパノール(IPA) 435gと水65gとNaOH9.9gの混合液中にいれ、30℃で1時間撹拌した。このスラリー系に50%モノクロル酢酸のIPA 溶液23.0gを加え、70℃に昇温し1.5時間反応させた。得られた反応物を80%メタノールで洗浄し、その後メタノールで置換し乾燥させ、カルボキシメチル化セルロース繊維を製造した。つぎに、前記セルロース繊維に純水を加えて2%に希釈し、高圧ホモジナイザー(三和エンジニアリング製、H11)を用いて圧力100MPaで1回処理することにより、セルロース繊維A2を製造した。
針葉樹パルプ2gに、水150ml、臭化ナトリウム0.25g、TEMPO0.025gを加え、充分撹拌して分散させた後、13重量%次亜塩素酸ナトリウム水溶液(共酸化剤)を、前記パルプ1.0gに対して次亜塩素酸ナトリウム量が12mmol/gとなるように加え、反応を開始した。反応の進行に伴いpHが低下するため、pHを10〜11に保持するように0.5N水酸化ナトリウム水溶液を滴下しながら、pHの変化が見られなくなるまで反応させた(反応時間:120分)。反応終了後、0.1N塩酸を添加して中和した後、ろ過と水洗を繰り返して精製し、繊維表面が酸化されたセルロース繊維を得た。つぎに、前記セルロース繊維に純水を加えて2%に希釈し、高圧ホモジナイザー(三和エンジニアリング製、H11)を用いて圧力100MPaで1回処理することにより、セルロース繊維A3を製造した。
原料の針葉樹パルプに替えて再生セルロースを使用するとともに、次亜塩素酸ナトリウム水溶液の添加量を、再生セルロース1.0gに対して27.0mmol/gとした以外は、セルロース繊維A3の製造に準じて、セルロースA´1を製造した。
前記のようにして得られた各セルロースについて、下記の基準に従って、各特性の評価を行った。その結果を、下記表1に併せて示した。
X線回折装置(リガク社製、RINT‐Ultima3)を用いて、各セルロース繊維の回折プロファイルを測定し、2シータ=14〜17°付近と、2シータ=22〜23°付近の2つの位置に典型的なピークが見られる場合は結晶構造(I型結晶構造)が「あり」と評価し、ピークが見られない場合は「なし」と評価した。
セルロースの数平均幅を、透過型電子顕微鏡(TEM)(日本電子社製、JEM−1400)を用いて観察した。すなわち、各セルロース繊維を親水化処理済みのカーボン膜被覆グリッド上にキャストした後、2%ウラニルアセテートでネガティブ染色したTEM像(倍率:10000倍)から、先に述べた方法に従い、短幅の方の数平均幅を算出した。
セルロースを親水化処理済みのカーボン膜被覆グリッド上にキャストした後、2%ウラニルアセテートでネガティブ染色したTEM像(倍率:10000倍)から、セルロースの短幅の方の数平均幅、長幅の方の数平均幅を観察した。すなわち、各先に述べた方法に従い、短幅の方の数平均幅、および長幅の方の数平均幅を算出し、これらの値を用いてアスペクト比を下記の式(1)に従い算出した。
〔実施例1〕
上記セルロース繊維A1を水道水で0.1%に希釈した後、TKロボミックス(プライミクス((株)製)を用いて8000rpmで10分間攪拌し、輸送媒体を得た。
上記セルロース繊維A1に替えてA2、A3、を用いた以外は、実施例1と同様に調製した。
セルロース繊維A1に替えてA´1、キサンタンガム(XG)(テルナイト社製、製品名XCDポリマー)、ポリビニルピロリドン(PVP)(第一工業製薬社製、製品名ピッツコールK−90)、カルボキシメチルセルロース(CMC)(第一工業製薬社製、製品名セロゲン BSH−12)を用いた以外は、実施例1と同様に調製した。
<渦抑制率の評価方法>
100mLビーカー(柴田科学(株)製)に上記輸送媒体を90g添加し、マグネティックスターラー(攪拌子:8×30mm、550rpm)で攪拌したとき発生する渦の深さ(mm)を測定し、下記式(4)より渦抑制率α(%)を算出した。
100mLビーカー(柴田科学(株)製)に上記輸送媒体を90g添加し、TKロボミックス(プライミクス(株)製)を用いて8000rpmで60分間攪拌した。その後、マグネティックスターラー(攪拌子:8×30mm、550rpm)で攪拌したとき発生する渦の深さ(mm)を測定し、上記式(4)より渦抑制率α60(%)を算出した。そして算出されたα60を用いて、下記式(5)より渦抑制率の経時安定性(%)を算出した。
それに対して、セルロース繊維A’1を用いた場合は実施例ほどの摩擦抵抗低減効果を得るには至らなかった。また、一般的な摩擦抵抗低減剤であるHECやPVP、CMCを用いた場合、実施例と同様の摩擦抵抗低減効果を示すが、経時安定性は得られなかった。
Claims (4)
- セルロースナノファイバーを含有し、
下記式(1)で算出される渦抑制率が85%以上であり、
下記式(2)で算出される渦抑制率の経時安定性が94%以上であることを特徴とする輸送媒体。
渦抑制率α(%)=100×(DVW−DVDR)/DVW…(1)
(式(1)中、DVWおよびDVDRはそれぞれ水道水および輸送媒体の渦の深さ(mm)を示す。渦の深さ(mm)は、100mLビーカーに添加された90gの水道水、または輸送媒体を、マグネティックスターラー(攪拌子:8×30mm、550rpm)で攪拌したとき発生する渦の深さ(mm)を示す。)
渦抑制率の経時安定性(%)=100×α60/α…(2)
(式(2)中のα60は、100mLビーカーに輸送媒体を90g添加し、TKロボミックス(プライミクス(株)製)を用いて8000rpmで60分間攪拌した後、マグネティックスターラー(攪拌子:8×30mm、550rpm)で攪拌したとき発生する渦の深さをDVDR(mm)として上記式(1)より算出した渦抑制率を示す。) - 前記セルロースナノファイバーの数平均繊維径が2nm以上500nm以下、繊維のアスペクト比が50以上、及びセルロースI型結晶構造を有することを特徴とする請求項1に記載の輸送媒体。
- 前記セルロースナノファイバーがアニオン変性されている事を特徴とする請求項1または2に記載の輸送媒体。
- 前記セルロースナノファイバーを0.01質量%以上10質量%以下含有することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の輸送媒体。
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