JP6722876B2 - 三次元レーザー光走査装置 - Google Patents
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Description
従来の三次元レーザー光走査装置には、レーザー光を出力するレーザー光源と測定対象物から反射されて戻る戻り光を受光する受光器とを備える光学ユニット、レーザー光を周囲環境の測定対象物に投射する走査装置として、レーザー光源からのレーザー光を水平軸回りに回転するミラーによって光路を偏向して周囲環境に投射するミラー回転駆動機構、このミラー回転駆動機構および光学ユニットを垂直軸回りに回転させて、水平方向に走査させる水平回転機構を備えたものがある。そして、光学ユニット内に、出射するレーザー光と測定対象物から反射して戻った戻り光との時間差や位相差から、測定対象物までの距離を算出し、測定対象物までの距離、ミラー回転駆動機構のミラー回転角度、水平回転機構の回転角度から測定対象物の三次元座標情報を得る制御部を備えている。
この制御部は、測定対象となる周囲環境の三次元座標情報を算出する演算装置とともに、レーザー光源、受光器、ミラーや装置の回転駆動を制御する制御機構を備え、また、算出した三次元座標情報を外部に出力する機能を有する。
従来の三次元レーザー光走査装置(以下従来の装置ともいう)を土木建設現場で用いる場合、三脚などの支持構造体を設置した上で使用する。この場合、従来の装置は、本体装置を水平面に垂直な軸まわりに回転しながら、水平面に対して45度になるミラーを水平な軸まわりに回転させるため、設置場所の直下近傍が走査できない。この測定できない領域を「走査不能領域」という。
例えば、道路舗装の工事完了部分である出来形を確認する場合、従来の装置を使って測量するには、走査不能領域を意識して、路側(ろそく)に従来の装置の三脚をおいて、測量を行う必要がある。また、道路内で測量する場合には、設置場所直下近傍の走査不能領域を考慮して、走査不能領域を解消するように測定領域を重複して測量を行う必要がある。
このため、測定回数が多くなり、測定時間も増加する。また、重複測定部分が多くなり、その分、後処理にも時間がかかる。
同様に、従来の装置を土木建設現場で用いる場合、従来の装置は、ミラーを水平軸回りに定速度で高速に回転させるとともに、本体を垂直軸回りに回転させて、レーザー光を周囲環境に投射する構造であるため、一定間隔の時間で測距を行うことによって得られる点群データは、測定を行う領域によって密度にばらつきが生じる。例えば、道路舗装の出来形を確認する際には、従来の装置の設置場所から近い領域においては、点群データ密度は高いが、遠くに行くにしたがって点群データの密度は低くなる。
これは、ミラーの回転が定速度であるため、一定時間間隔によって生じる回転角度の差は同じであっても、ミラーによって反射されたレーザー測距のレーザー光が到達する距離が遠い領域においては、距離が近い領域と比較して道路面に照射されるレーザー光の間隔が大きく広がってしまうからである。つまり、従来の装置と測定対象面である道路とのtanθの傾きがθによって大きく異なるためである。
加えて、従来の装置を土木建設の現場で用いる場合、特定の面の測定を要求されることが多い。例えば、道路や法面、擁壁や護岸等である。
道路などの面を測定対象面とすると、装置から遠くになると、反射角度が小さくなるので、測定点に入射するレーザー光の角度は小さくなって、反射が少なくなる。また、道路舗装の出来形検査では、アスファルト舗装面にレーザー光を当てるが、アスファルトのように反射係数の小さいものでは、戻ってくる反射光は少なくなる。
従来の装置は、要求される点群データの密度の水準を満たそうとすると、近傍については、多くの点群データを取り込んでいる。この取り込んだ点群データを用いて、現場で設計図面と比較して出来形確認を行うことは難しい。例えば、測定対象面が道路である場合、道路以外のものに照射されて測定された点群データは、不要のものであるので、一連の測定作業が完了してから後処理で点群データを加工することになる。このため、データ処理に時間がかかっており、現場でリアルタイムに行われるのが好ましい設計図面と比較する出来形検査には適さない問題がある。また、一連の測定作業で、多量の点群データを保持する必要があり、その点群データの記憶のために大容量の記憶装置が必要となる。また、点群データから三次元座標値に基づく画像を生成するなどの情報処理を行う装置を高速化する必要もあり、ハードウェアのコストが高くなる問題がある。
図1は、本発明の実施の形態に用いる三次元レーザー光走査装置の構成を示す図である。
この図1に示す三次元レーザー光走査装置の機械的な機構構成は、従来の三次元レーザー光走査装置と共通であり、後述するように、測定対象物が平面である点、本体軸まわりの回転または回動制御、ミラーの回転制御が従来の三次元レーザー光走査装置とは異なっている。
光学ユニット20、ミラー回転駆動機構30を本体回転軸回りに回転させる本体回転機構は、基台10上で、光学ユニット20、ミラー回転駆動機構30が載置された載置台12の回転軸であるスピンドル13を回転駆動するモータ、減速機構を有する装置回転駆動機構11を有する。スピンドル13には、このスピンドル13の回転角度を検出するエンコーダ14が設けられている。
なお、三次元レーザー光走査装置1を測量に使用するときは、この基台10が三脚の上に取り付けられ、基台10とともに、本体も傾けることが可能となっている。
上述の三次元レーザー光走査装置が三脚の上に載置され、レーザー光が周囲に照射されて測量が行われるとする。
先述の通り、三次元レーザー光走査装置(以下装置と略することもある)が三脚に載置された上で平面に設置されて走査を行った場合、装置の足元には測定不能領域ができる。三脚や装置の構造上の都合で下方向へレーザー光が照射できないからである。
この状況を図2で示している。図2は装置を平面に置いて走査した際のレーザー光が照射される点の状況を上から見たものである。中心部にある円内の空白が測定不能領域である。また、中心からの距離が遠くになるにしたがって、レーザー光の照射される点の間隔が広がっていく。
仮に道路面の長辺方向が上下になるよう上からみた場合、装置を道路右側の路側に設置するためには、この測定不能領域である円が道路面にかからないよう、道路と路側の境が測定不能領域の中心円の左縁に接するようにする必要がある。
よって、点群データの中心は道路面の外である路側の領域となるため、測定した点群データの半分以上が無駄となる。
図3は、本発明の第1の実施の形態の一例であり、路側に置いた装置を三脚上で90度傾けて、本体回転軸を道路面に対して平行にするとともに、道路の短辺方向に本体回転軸方向を向けた様子を示している。
本体回転軸を90度傾けることで、基台10の本体回転軸、すなわち本体回転軸方向が垂直方向であったものが、水平方向になり、道路の短辺方向(道路を横断する方向)と平行となる。
一方、ミラーの回転軸は本体回転軸と直交しているので従来は水平であったものが、本実施形態では本体回転軸の回転に応じて変化することになる。ミラーの回転軸と本体回転軸とを回転させながら一定の時間間隔でレーザー光を照射すると、レーザー光が照射された測定対象である各点の連なりは言うなればレーザー光照射の軌跡と看做すことができる。
先述のとおり、ミラーの回転軸における回転速度は本体回転軸の回転速度より1000倍程度速い。よって、本実施例でのレーザー光照射の軌跡は道路面の短辺方向に平行な筋となり、この筋が複数に道路面の長辺方向に現れる。
これにより、従来に比べると、測定可能距離が伸びるので、装置を路側に設置する回数を減らすことができ、段取り時間などを含めた総測定時間を短縮することが可能である。
第2の実施の形態は、装置を道路面に対して90度傾けておいて、本体回転軸まわりの回転の速度、すなわち角速度を、装置の近傍を測定する際には高速に、測定する箇所が装置から遠ざかるにしたがって低速にするように制御する。
図3の第1の実施の形態は、装置足元の測定不能領域は解消するが、装置の近傍と遠端では点群データ密度に差異があり、近傍は密度が高く、遠端は密度が低い。なお、遠端とは、装置から計測可能な遠くの距離にある測定対象物の意味で用いている。
図5は、本体回転軸の角速度と距離との対応関係を示す図であり、測定対象との距離が長くなる(=本体回転軸の回転角度が大きくなる)にしたがって、本体回転軸回りの角速度を漸減させている。
道路面に垂直方向をZ軸、道路の短辺方向をX軸、長辺方向をY軸方向とする。第2の実施の形態では、装置の近傍、足元では、角速度を大きく、遠くに行くにしたがって、角速度が低下するので、Y軸方向の点群データの間隔を図6に示されるように、均整化することができる。
この回動は、180度の幅で往復するようにしてもよいし、また、180度以上、以下でもよい。
このように、本体回転軸の角速度をレーザー光を照射する距離、すなわち、装置から測量点までの角度によって可変とすることで、点群データの密度の均整化を図ることが可能である。
(X軸方向の点群データ密度均整化 ミラー回転速度の制御)
第2の実施の形態で、本体回転軸の角速度を変化させることで、道路の長辺方向であるY軸方向での点群データ密度を均整化できることを説明した。
一方、道路の短辺(横断)方向であるX軸方向でも装置の近傍から遠端に行くにしたがって、点群データの密度は低くなるので、装置の近傍と遠端とでは、点群データ密度にばらつきが生ずる。
ミラー回転軸の回転は、上述のように、2000rpmから6000rpmというように数千rpmで回転させており、数rpm程度の速度で回転する本体軸回転速度と異なり、経済的な部品を採用した三次元レーザー走査装置では、1回転中での角速度の可変制御は困難である。
しかしながら、本体回転軸の回転の角速度をY軸方向の距離に対応して可変に制御しても、X軸方向の点群データ密度は、装置の近傍と遠端とでは、X軸方向の点群データの密度が異なっている。
なお、装置から測定対象面である道路をみた近傍と遠端とでは、点群データの密度のアンバランスは完全に解消されない場合がある。この際には、遠端部で規定の点群データ密度となるようにした上で、近傍の点群過密領域において、点群データを間引くようにしてもよい。このようにして、点群データ全体の精度とデータ総量のバランスをとることが可能である。
(近傍から遠端に行くに伴う光量低下による計測精度の悪化の抑止)
図8は、三次元レーザー光走査装置から照射されるレーザー光の様子を示すものである。三次元レーザー光走査装置は、三脚の上に載置されており、近くの地表面と遠くの地表面とのそれぞれについてのレーザー光の入射する角度が異なることを明示している。
このように、照射距離が長くなる(遠い)地点ほど光路長が伸びることによる反射光量の減衰がある。また、入射角が浅くなることによる反射光量の低下が生ずる。さらに、測定対象面である道路面がアスファルトのような光を吸収しやすい低反射率な素材であると、道路面で反射して戻る戻り光の光量はさらに低下するので、測距精度の低下に結びつく。従って、レーザー光の発光量が一定であると、遠い地点ほど測距精度が低下してしまうことになる。
通常では多数の点群データを短時間で取得することが求められるために、変調基準周波数には例えば1GHzといった周波数が採用される。この周波数を維持したまま同一点に対して複数回の測距を行って平均値を求めても良いし、変調基準周波数をより低い周波数の発振回路に切り換えたり分周器などで低周波化したりするなどして同一点の測距におけるレーザー光照射時間を長くしても良い。また、この両者を組合せ、変調基準周波数をより低い値にしつつ同一点に対して複数回の測距を行っても良い。
これらは個別に発振回路を設けても良いが、精度に影響力のある一番周波数が高い変調基準周波数で発振させ他の周波数は分周やPLLなどで生成させると精度安定度が向上する。
位相差方式での場合、変調基準周波数を掃引することによってレーザー光照射時間を増加させても良い。掃引を施すことで、出射されるレーザー光41と測定対象に反射されて戻る戻り光42との比較の際に変調基準周波数の変化が距離成分として加味されるため、測距精度向上につながる。
(予備的粗走査による走査パラメーターの取得)
上述の走査の前にあらかじめ粗走査を行って、測定を行う測定対象物を認識して、本走査のための各種パラメーターを設定して、測定を行うことができる。
まず、測定の事前設定として、「測定に必要な最低限の点群密度」や「許容される測距精度」などの情報を入力しておき、三次元レーザー光走査装置を測定対象である道路工事現場近傍に設置する。
操作者は、装置に対して一次粗走査を指示し、装置は、一次粗走査として、通常より粗い点密度での走査を行い、周囲に存在する測定面を検出する。そして、所定の条件に合致する面を測定対象面として自動認識する。続けて二次粗走査を自動認識した対象面に対して行う。この際に、「対象面の全領域で点群データ密度が所定値以上になること」、「対象面内の各領域の計算上の反射率および実際の受光量より測距精度を担保するための必要な1点あたりの測距時間」などを考慮して本体回転軸、ミラー回転軸の変化範囲および角速度変化特性などの各種パラメーターを決定する。
そして、この決定されたパラメーターに基づいて本走査を行う。
本発明では、三次元レーザー光走査装置のミラー回転駆動機構、光学ユニット、本体回転駆動機構は、従来装置と大幅な変更はなく、量産可能な三次元レーザー光走査装置を使用して、短時間で高精度な点群データを容易に得ることができる。
このため、装置のコストが高価になることなく、短時間で高精度な測定ができるので、道路面などの測量に用いた場合において、高い実用性を発揮できる。
11 装置回転駆動機構
12 載置台
13 スピンドル
14 エンコーダ
20 光学ユニット
21 レーザー光源
22 ミラー
23 集光レンズ
24 受光センサ
25 制御部
30 ミラー回転駆動機構
31 モータ
32 シリンダ
33 ミラー
34 エンコーダ
41 レーザー光
42 戻り光
Claims (7)
- レーザー光を周囲環境に投射して戻る反射光を受光し測定対象物の三次元座標を求める三次元レーザー光走査装置であって、
レーザー光を出射するレーザー光源および該レーザー光が測定対象物から反射されて戻る戻り光を受光する受光器を備えた光学ユニットと、
前記レーザー光源から出射されるレーザー光の光路を偏向させると共に前記戻り光の光路を偏向させるミラーおよび該ミラーを第1の軸回りに回転させる回転機構を備えたミラー駆動部と、
前記光学ユニットおよび前記ミラー駆動部を前記第1の軸と直交する第2の軸回りに回転または回動させる本体駆動部と、
レーザー光源から出射した前記レーザー光と測定対象物から反射されて戻る前記戻り光とを比較して得られる前記測定対象物まで距離および前記第1の軸ならびに前記第2の軸の回転角度に基づいて前記測定対象物の三次元座標値を演算して記憶するとともに、前記ミラー駆動部の回転および前記本体駆動部の回転または回動の制御を行う制御部と
を備え、
前記制御部は、
前記測定対象物が平面で且つ前記平面に直交する方向に対して前記第2の軸が所定の角度で交叉するとき、前記平面における測定対象が近傍から遠端になるに従い、前記第2の軸の回転または回動の角速度を漸減させ、
前記測定対象が近傍から遠端になるに従い、前記第1の軸の回転の角速度を前記第2の回転または回動の角速度の変化に対応させて漸減させる、ことを特徴とする三次元レーザー光走査装置。 - 請求項1に記載の三次元レーザー光走査装置であって、
前記制御部は、あらかじめ通常より粗い密度で測定された前記平面の測定結果に基づいて、設定された測定点密度の基準を満たすように、前記第2の軸の回転または回動の角速度を制御する、ことを特徴とする三次元レーザー光走査装置。 - 請求項1に記載の三次元レーザー光走査装置であって、
前記制御部は、あらかじめ通常より粗い密度で測定された前記平面の測定結果に基づいて、設定された測定点密度の基準を満たすように、前記第1の軸の回転の角速度を制御する、ことを特徴とする三次元レーザー光走査装置。 - レーザー光を周囲環境に投射して戻る反射光を受光し測定対象物の三次元座標を求める三次元レーザー光走査装置であって、
レーザー光を出射するレーザー光源および該レーザー光が測定対象物から反射されて戻る戻り光を受光する受光器を備えた光学ユニットと、
前記レーザー光源から出射されるレーザー光の光路を偏向させると共に前記戻り光の光路を偏向させるミラーおよび該ミラーを第1の軸回りに回転させる回転機構を備えたミラー駆動部と、
前記光学ユニットおよび前記ミラー駆動部を前記第1の軸と直交する第2の軸回りに回転または回動させる本体駆動部と、
レーザー光源から出射した前記レーザー光と測定対象物から反射されて戻る前記戻り光とを比較して得られる前記測定対象物まで距離および前記第1の軸ならびに前記第2の軸の回転角度に基づいて前記測定対象物の三次元座標値を演算して記憶するとともに、前記ミラー駆動部の回転および前記本体駆動部の回転または回動の制御を行う制御部と
を備え、
前記制御部は、
前記測定対象物が平面で且つ前記平面に直交する方向に対して前記第2の軸が所定の角度で交叉するとき、前記測定対象面が近傍から遠端になるに従って、1つの測量点への前記レーザー光の照射時間または前記レーザー光の強度を増加させる、ことを特徴とする三次元レーザー光走査装置。 - 請求項4に記載の三次元レーザー光走査装置であって、
前記制御部は、前記測定対象面が近傍から遠端になるに従い、前記第2の軸の回転または回動の角速度を漸減させる、ことを特徴とする三次元レーザー光走査装置。 - 請求項1から5のいずれか1項に記載の三次元レーザー光走査装置であって、
前記制御部は、あらかじめ通常より粗い走査を行い、前記第2の軸を制御して回転または回動させる範囲の情報を取得する、ことを特徴とする三次元レーザー光走査装置。 - 請求項6記載の三次元レーザー光走査装置であって、
前記制御部は、あらかじめ通常より粗い走査を行い、前記第1の軸を制御して回転させる範囲の情報を取得する、ことを特徴とする三次元レーザー光走査装置。
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