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JP6718609B1 - コップ用フタ - Google Patents

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Abstract

【課題】紙を用いながら密閉性の高いコップ用フタを提供する。【解決手段】このコップ用フタ80は第1のハーフカット線60aと第2のハーフカット線60bとで囲まれた領域を表面側と裏面側とで剥離して、表面側を掛止部64aとしてフランジ4の下部に掛け止め、また裏面側は封止部64bとしてフランジ4の封止に用いる。これにより、フランジ4の上面は隙間なく封止されることに加え、従来のフタ本体部10とは異なり切り口9がフランジ4の位置に存在しない。このため、高い密閉性を有することができる。また、内蓋部40をフタ本体部20の下に設置する構成では、さらなる密閉性の向上を図ることができる。またさらに、内蓋部40が突起部42を有する構成では、封止部64bの弾性力がフタ本体部20への密着力をさらに増大させる。これにより、コップ用フタ80の密閉性をさらにより一層向上することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、主に使い捨てコップ用のフタに関するものである。
コーヒーチェーン店やコンビニエンスストア、移動店舗等にて飲料やスナック菓子などを紙コップやプラスチックカップ等の使い捨てコップに入れて提供することが一般的に行われている。尚、これら使い捨てコップのフタにはプラスチップ製のものが多く用いられる。しかしながら、近年、マイクロプラスチックによる海洋汚染など、廃プラスチックによる環境汚染が問題視されており、使い捨てプラスチック容器の使用を規制する動きが各国で進行している。このため、コップ本体のみならずフタに関しても紙製のものへの転換が求められる。ここで、紙を用いた従来の使い捨てコップのフタに関し、例えば下記[特許文献1]に記載の発明が開示されている。ここで、[特許文献1]に記載の発明は、図8に示すように、フタ本体部10と内蓋部12とを有し、フタ本体部10に切り込み7、を入れて、この切り込み7の外側に位置する当接係止片5を下方に折り込んでコップ2のフランジ4に掛けることで、コップ2の開口部3を封止する。
特開2008−74485号公報
しかしながら、本願発明者が試験したところ[特許文献1]に記載の発明では切り込み7を形成するための切り口9が存在することに加え、切り込み7の外側は当接係止片5となるため、この部分の封止が弱く、たとえ内蓋部12を設けたとしても、この切り口9周辺の密閉性が不十分で液漏れが発生することが確認された。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、紙を用いながら密閉性の高いコップ用フタの提供を目的とする。
本発明は、
(1)開口部3の縁にフランジ4を備えたコップ2のフタであり、
フタ本体部20が紙で形成されるとともに、
前記フタ本体部20は前記フランジ4に沿うように複数形成されたフタ留め部50を備え、
前記フタ留め部50は、ハーフカット部60と、前記ハーフカット部60の両側に前記フランジ4の外径に沿うように形成されたフルカット線62と、を有し、
前記ハーフカット部60は、前記フタ本体部20の裏面側から前記フランジ4の外径に沿うように切り込まれた第1のハーフカット線60aと、前記第1のハーフカット線60aから内側に向けて前記フタ本体部20の表面側から切り込まれた第2のハーフカット線60bと、を有し、
使用時には、前記第1のハーフカット線60aと第2のハーフカット線60bとで囲まれた領域を表面側で且つ周縁側と繋がった掛止部64aと裏面側で且つ内側と繋がった封止部64bとに剥離して、前記掛止部64aを前記フランジ4の下端に引掛けるとともに、前記封止部64bが前記コップ2を閉塞することを特徴とするコップ用フタ80を提供することにより、上記課題を解決する。
(2)フタ留め部50が、フルカット線62の両端からフタ本体部20の周縁に向けて形成された折用罫線67を有することを特徴とする上記(1)記載のコップ用フタを提供することにより、上記課題を解決する。
(3)フタ本体部20の下に前記フランジ4の外径と略同等の寸法の内蓋部40をさらに有することを特徴とする上記(1)または(2)に記載のコップ用フタ80を提供することにより、上記課題を解決する。
(4)内蓋部40が上方に突出した突起部42を備え、
前記突起部42は前記封止部64bに当接するように位置して、使用時に前記封止部64bが前記突起部42を介して前記内蓋部40をフランジ4側に押圧することを特徴とする上記(3)記載のコップ用フタ80を提供することにより、上記課題を解決する。
(5)1つの第1のハーフカット線60aと両側のフルカット線62とを一つの円弧と見なした時に、前記円弧の中心角θが45°〜50°であることを特徴とする上記(1)または上記(2)に記載のコップ用フタ80を提供することにより、上記課題を解決する。
本発明に係るコップ用フタは第1のハーフカット線と第2のハーフカット線とで囲まれた領域を表面側と裏面側とで剥離して、表面側を掛止部としてフランジの下部に掛け止め、また裏面側は封止部としてフランジの封止に用いる。これにより、高い密閉性を有することができる。
本発明に係るコップ用フタの斜視図である。 本発明に係るコップ用フタのフタ本体部の例を示す図である。 本発明に係るコップ用フタのフタ留め部を説明する図である。 本発明に係るコップ用フタのフタ留め部の他の例を示す図である。 本発明に係るコップ用フタの装着方法を説明する図である。 内蓋部を有する本発明に係るコップ用フタを説明する図である。 本発明に係るコップ用フタの他の例を示す斜視図である。 従来のコップ用フタを示す図である。
本発明に係るコップ用フタ80の実施の形態について図面に基づいて説明する。ここで、図1(a)はフタ本体部20を単体でコップ用フタ80として用いる構成の斜視図であり、図1(b)はフタ本体部20と内蓋部40とを用いる構成の分解斜視図である。
本発明に係るコップ用フタ80は開口部3の縁にフランジ4を備えたコップ2に装着して、このコップ2の開口部3を閉塞するものであり、フタ本体部20はある程度の強度を備えた所定の厚みの紙で形成される。尚、コップ用フタ80を飲料等の液体用のコップ2に用いる場合には、フタ本体部20に使用する紙として表面に耐水性の被膜がコーティングされた耐水コート紙を用いることが好ましい。この耐水被膜の材料としては、例えばPET(ポリエチレンテレフタレート)、PP(ポリプロピレン)、ポリ塩化ビニル、熱可塑性樹脂等の合成樹脂やアルミニウム等の金属被膜等、一般的な被膜材料を用いることができる。ただし、コップ用フタ80を例えばポップコーン等の汁の無い食品用のコップ2に用いる場合には耐水被膜は必ずしも必要なく、ある程度の強度を有していれば如何なる紙を用いても良い。
また、フタ本体部20の形状に関しては特に限定は無く、図2(a)に示すように円形としても良いし、図2(b)に示すように方形としても良い。また、図2(c)〜(e)に示すように任意の多角形としても良いし、図2(f)に示すように円弧を組み合わせた形としても良い他、フタ本体部20の機能を損なわない範囲で如何なる形状にしても良い。そして、このフタ本体部20にはコップ2のフランジ4に沿うようにフタ留め部50が複数形成される。尚、フタ留め部50の個数に関しては特に限定は無く2個以上であれば良いが、3個〜6個とすることが好ましい。
次に、図3を用いてフタ留め部50の構成に関して説明を行う。尚、ここでは円形でフタ留め部50が4個のフタ本体部20を例に用いる。ここで、図3(a)はフタ本体部20の上面図であり、図3(b)はX−X部分断面拡大図である。図3(a)に示すようにフタ留め部50は、ハーフカット部60と、このハーフカット部60の両側に設けられた2つのフルカット線62と、を有している。そして、フルカット線62はフランジ4の外径と同等もしくはこれよりも若干大きい径でフランジ4の外径に沿うように形成される。尚、ここでのフルカット線とはフタ本体部20を貫通して形成する通常のカットラインである。
また、ハーフカット部60は、図3(a)、(b)に示すように、フタ本体部20の裏面側から切り込まれた第1のハーフカット線60aと、この第1のハーフカット線60aの両端から内側(フタ本体部20の中心方向)に向けてフタ本体部20の表面側から切り込まれた第2のハーフカット線60bと、を有している。尚、ここでのハーフカット線とはフタ本体部20の概ね半分の深さでフタ本体部20を貫通しないように形成したカットラインである。そして、第1のハーフカット線60aはフルカット線62と同様にフランジ4の外径と同等もしくはこれよりも若干大きい径でフランジ4の外径に沿うように形成される。
また、第2のハーフカット線60bの形状に関しても特に限定は無く、図2(a)、(b)に示すように弧状としても良いし、図2(c)に示すように角状としても良い。また、図2(d)に示すように直線状としても良いし、図2(e)、(f)に示すように波状、台形形状等、如何なる形としても良い。ただし、第1のハーフカット線60aから第2のハーフカット線60bの内端までの長さはフランジ4の幅と同等もしくは若干(概ね3mm以下)大きくすることが好ましい。
また、1つの第1のハーフカット線60aと両側のフルカット線62とを一つの円弧と見なした時に、図3(a)に示すこの円弧の中心角θは45°〜50°とすることが好ましい。ここで、中心角θが45°未満の場合、フタ留め部50の寸法的な余裕が少なくコップ2への装着が行い難い。また、中心角θが50°を超えると反対にフタ留め部50の余裕が大きすぎて後述するフタ本体部20への密着力が減少し密閉性が低下する。さらに、フタ留め部50は、図4に示すように、フルカット線62の両端からフタ本体部20の周縁に向けて所定の曲率で湾曲した弧状もしくは直線状の折用罫線67を有していても良い。尚、この折用罫線67はフタ本体部20の表面側から凸状の金型を押圧して窪ませた周知の折れ線により形成することが好ましい。
次に、コップ用フタ80の装着方法(使用方法)をフタ本体部20を単体で用いる構成を例に説明する。尚、内蓋部40を用いる構成の装着方法は、フタ本体部20とフランジ4との間に内蓋部40を挟んだ上で同様の方法により装着を行うのみで、基本的な装着手順は全く同じである。
ここで、図5(a)、(b)、(c)は本発明に係るフタ留め部50の模式的な断面図である。また、図5(a’)、(b’)、(c’)は本発明に係るフタ留め部50を側方から模式的に示した図である。先ず、図5(a)、(a’)に示すように飲料や食品が入ったコップ2の開口部3にフタ本体部20を被せる。次に図5(b)、(b’)に示すように、フタ留め部50の縁側を摘まんでハーフカット部60を表面側と裏面側とに剥離する。これにより、第1のハーフカット線60aと第2のハーフカット線60bとで囲まれた領域は、表面側で且つ周縁側と繋がった掛止部64aと裏面側で且つ内側と繋がった封止部64bとに分離する。次に、掛止部64aを下方に折り曲げる。この際、図4に示す折用罫線67を備えた構成では、掛止部64aを折用罫線67に沿って最適な部位及び状態で折り曲げることができる。次に、図5(c)、(c’)に示すように、その先端部をフランジ4とコップ本体の周面との隙間に挿し入れて掛け止める。または掛止部64aを折り畳み、折り畳んだ部位をフランジ4とコップ本体の周面との隙間に捻じ込んで掛け止める。そして、上記の作業を全てのフタ留め部50に対して行う。これにより、コップ用フタ80(フタ本体部20)はコップ2に嵌ってロックされ開口部3を封止する。そしてこのとき、各掛止部64aはフランジ4によって下方に押圧され、この押圧力は封止部64bを含むフタ本体部20をフランジ4側に密着させる密着力として作用する。これにより、本発明に係るコップ用フタ80は優れた密閉性を有する。特に、図4に示す折用罫線67を備えた構成では、フタ留め部50を折用罫線67に沿った最適な状態で封止することができるため極めて高い密閉性を得ることができる。また、本発明に係るコップ用フタ80は封止部64bが存在するため、従来のフタ本体部10とは異なりフランジ4の上面を隙間なく封止する。また、掛止部64aをハーフカットで形成するため、従来のフタ本体部10のように切り口9がフランジ4の位置に存在せず、従来よりも高い密閉性を有することができる。
また、本発明に係るコップ用フタ80は、図1(b)に示すように、フタ本体部20の下にフランジ4の外径と略同等寸法の内蓋部40を設けるようにしても良い。この内蓋部40の材質としてはフタ本体部20と同様に耐水被膜を有する耐水コート紙を用いることが好ましい。また、内蓋部40自体を例えばセルロース等の植物由来の原料を用いた生分解性の素材で構成するようにしても良い。この内蓋部40を用いた構成では、図6(a)に示すように、内蓋部40の厚みの分だけ密着力が増大し、密閉性を更に向上することができる。また、内蓋部40を有する構成では内蓋部40が開口部3を封止し、封止部64b及びフタ本体部20は内蓋部40を押圧する役割を果たすこととなる。ここで、封止部64bはハーフカット部60を剥離して形成するためフタ本体部20よりも厚みが薄く、他の部位と比較して強度が低い。この点、内蓋部40を有する構成では、前述のように内蓋部40が開口部3を封止するため、密閉性に加え密閉度の信頼性をも向上することができる。
さらに、内蓋部40は、上方に突出した突起部42を封止部64bが当接する位置に有していても良い。この突起部42は、個別に作製された突起部42を貼着して構成しても良いが、裏面側から凸の金型を押圧するエンボス加工により形成することが特に好ましい。そして、突起部42を有する構成では、図6(b)に示すように、突起部42が封止部64bを突き上げて湾曲させ、この封止部64bの弾性力もフタ本体部20への密着力として作用させる。即ち、湾曲した封止部64bの弾性力が突起部42を介して内蓋部40をフランジ4側に押圧し密着力として作用する。これにより、コップ2への密閉性をさらにより一層向上することができる。
ここで、フタ留め部50の各部の寸法を最適化したフタ本体部20と突起部42を備えた内蓋部40とで7分目まで水を入れた7オンス(205ml)の紙コップ2を封止し、この状態で真横に倒したところ数分間水漏れは発生せず、これにより本発明に係るコップ用フタ80の高い密閉性が確認された。また、折用罫線67を備え各部の寸法を最適化しフタ本体部20単体で7分目まで水を入れた7オンスの紙コップ2を封止し、この状態で真横に倒したところ数分間水漏れは発生せず、このことからも本発明に係るコップ用フタ80の高い密閉性が確認された。
また、フタ本体部20には図7(a)に示すようにハーフカット等により形成したストロー孔22を設けても良い。尚、コップ用フタ80が内蓋部40を有する場合には、内蓋部40側にも第2のストロー孔22aを設ける。尚、内蓋部40側の第2のストロー孔22aは予め切り抜いておいても良いし、ハーフカットやフルカットのミシン目等で形成しても良い。そして、これらストロー孔22、22aはユーザがストローを突き刺すことで貫通し、ユーザはコップ2内の飲料をコップ用フタ80を装着したまま飲むことができる。
またさらに、コップ用フタ80を食品用のコップ2に用いる場合、図7(b)に示すように取出口24を設けても良い。尚、コップ用フタ80を食品用のコップ2に用いる場合、要求される密閉性は高くないため、この取出口24はハーフカットの他にフルカットのミシン目等で形成することも可能である。また、食品用のコップ2の場合、基本的に内蓋部40は必要ないが、コップ用フタ80が内蓋部40を有する場合には、内蓋部40側にも第2の取出口を設ける。そして、これら取出口24を開封することでユーザはコップ2内の食品をコップ用フタ80を装着したまま取出して食べることができる。
以上のように、本発明に係るコップ用フタ80は第1のハーフカット線60aと第2のハーフカット線60bとで囲まれた領域を表面側と裏面側とで剥離して、表面側を掛止部64aとしてフランジ4の下部に掛け止め、また裏面側は封止部64bとしてフランジ4の封止に用いる。これにより、フランジ4の上面は隙間なく封止されることに加え、従来のフタ本体部10とは異なり切り口9がフランジ4の位置に存在しない。このため、高い密閉性を有することができる。また、内蓋部40をフタ本体部20の下に設置する構成では、さらなる密閉性の向上を図ることができる。またさらに、内蓋部40が突起部42を有する構成では、封止部64bの弾性力がフタ本体部20への密着力をさらに増大させる。これにより、コップ用フタ80の密閉性をさらにより一層向上することができる。またさらに、フタ留め部50が折用罫線67を備えた構成ではフタ留め部50を折用罫線67に沿った最適な状態で封止することができるため、フタ本体部20単体でも極めて高い密閉性を得ることができる。
尚、本例で示したコップ用フタ80は一例であり、フタ本体部20、フタ留め部50、ハーフカット部60、内蓋部40等の各構成部材の形状、寸法、デザイン等は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で変更して実施することが可能である。
2 コップ
4 フランジ
20 フタ本体部
40 内蓋部
42 突起部
50 フタ留め部
60 ハーフカット部
60a 第1のハーフカット線
60b 第2のハーフカット線
62 フルカット線
64a 掛止部
64b 封止部
67 折用罫線
80 コップ用フタ

Claims (5)

  1. 開口部の縁にフランジを備えたコップのフタであり、
    フタ本体部が紙で形成されるとともに、
    前記フタ本体部は前記フランジに沿うように複数形成されたフタ留め部を備え、
    前記フタ留め部は、ハーフカット部と、前記ハーフカット部の両側に前記フランジの外径に沿うように形成されたフルカット線と、を有し、
    前記ハーフカット部は、前記フタ本体部の裏面側から前記フランジの外径に沿うように切り込まれた第1のハーフカット線と、前記第1のハーフカット線から内側に向けて前記フタ本体部の表面側から切り込まれた第2のハーフカット線と、を有し、
    使用時には、前記第1のハーフカット線と第2のハーフカット線とで囲まれた領域を表面側で且つ周縁側と繋がった掛止部と裏面側で且つ内側と繋がった封止部とに剥離して、前記掛止部を前記フランジの下端に引掛けるとともに、前記封止部が前記コップを閉塞することを特徴とするコップ用フタ。
  2. フタ留め部が、フルカット線の両端からフタ本体部の周縁に向けて形成された折用罫線を有することを特徴とする請求項1記載のコップ用フタ。
  3. フタ本体部の下に前記フランジの外径と略同等の寸法の内蓋部をさらに有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコップ用フタ。
  4. 内蓋部が上方に突出した突起部を備え、
    前記突起部は前記封止部に当接するように位置して、使用時に前記封止部が前記突起部を介して前記内蓋部をフランジ側に押圧することを特徴とする請求項3記載のコップ用フタ。
  5. 1つの第1のハーフカット線と両側のフルカット線とを一つの円弧と見なした時に、前記円弧の中心角が45°〜50°であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコップ用フタ。

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