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JP6715202B2 - 棚板取付具およびそれを用いることにより取付けられた棚 - Google Patents

棚板取付具およびそれを用いることにより取付けられた棚 Download PDF

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JP6715202B2 JP2017047156A JP2017047156A JP6715202B2 JP 6715202 B2 JP6715202 B2 JP 6715202B2 JP 2017047156 A JP2017047156 A JP 2017047156A JP 2017047156 A JP2017047156 A JP 2017047156A JP 6715202 B2 JP6715202 B2 JP 6715202B2
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Description

本発明は、建物の室内の壁面に取付けることが可能な棚板取付具および棚であり、とりわけ、荷重に対する耐久性を有しない石膏ボード等の壁材からなる壁の壁面に取付る棚板取付具およびそれを用いることにより取付けられた棚に関する。
従来、建物の室内の壁面に釘を打ち込んで固定し、壁面に種々の板厚の棚板を固定するための棚板取付具が提案されている(例えば、特許文献1ないし6参照)。
実開平1−114832号公報 実開平1−99251号公報 特開2006−102424号公報 特開2006−122082号公報 特開2006−239128号公報( 特許第4880908号 ) 特開2010−88755号公報( 特許第5173728号 )
一方、断熱性、遮音性、施工性などに優れていることから、室内の壁材として石膏ボードが広く普及しているが、棚板及びその棚板に載置する物の荷重に対する耐久性を有していない。そのため、上記特許文献に記載の発明の棚板取付具を石膏ボードの壁材からなる壁面に釘を打ち込んで固定する場合、それらの荷重によって石膏ボードの釘穴が広がって釘が抜け落ち棚板取付具が脱落してしまう恐れがある。従って、壁面の裏側に配設された柱まで釘を打ち込むことでそれらの荷重に対する耐久性を確保するように固定しなければならず、壁面の裏側の柱の配置されていない所望の位置に棚板を取付けることができない欠点があった。
また、上記特許文献に記載の発明の棚板取付具は、棚板より下方に配置される壁面固定部材及び幅広の棚板支持部材を有するものであり、棚板の取り付け位置より下方に洗面台等があった場合、壁面固定部材が邪魔となって洗面台近傍に棚板を取付けることが困難となる恐れがあった。
また、棚板がガラス等の透明部材からなる場合、棚板より下方に配置された壁面固定部材及び幅広の棚板支持部材によって、棚に載置した物を棚板下方から視認することが困難となる恐れがあった。
そこで、本発明は、下記(1)(2)を有する棚板取付具および棚を提供することを目的とする。
(1)荷重に対する耐久性のない石膏ボード等の壁材に留め具を打ち込んだとしても、棚板及びその棚板に載置する物の荷重による留め穴の拡がりを抑えて棚板取付具の脱落を防止する固定手段を有するとともに、棚板及び棚板に載置する物の荷重をより一層安定して保持することができる挟持手段を有すること。
(2)棚板より上方のみに壁面固定部材を配置するとともに、棚板押圧部材と同程度の幅を有する棚板支持部材にすることで、棚板より下方に洗面台等がある場合は、容易に取付けることができるとともに、棚板が透明部材からなるものである場合は、棚板下方から棚板に載置した物を視認することを妨げない壁面固定部材及び棚板支持部材を有すること。
本発明の棚板取付具は、上記課題に鑑み、開孔部を介して留め具を壁面に打ち込んで固定するための壁面固定部材と、前記壁面固定部材の下端部から前記壁面固定部材に対して略垂直方向に配設された棚板支持部材と、前記壁面固定部材に形成されたガイド孔に沿って摺動させて棚板を押圧する棚板押圧部材と、前記棚板支持部材と前記棚板押圧部材とで棚板を挟持する挟持手段と、を有し、
前記留め具は、壁面固定部材を押圧する押え面を有する略方形状の押え部と、前記押え部の上端側部から前記押え面と鋭角をなすように折曲げられて形成された2つの刺込部と、からなり、
前記刺込部は、鋭利な先端部と、前記押え面から前記先端部にかけて連続して形成される凹状の湾曲面と、を有し、
前記押え部は、上端中央部から突出し、前記押え部の前記押え面側に対して反対方向に折曲げられて前記刺込部と平行に位置するように形成された突片を有することを特徴とする。
また、上述した構成に加え、開孔部は、平行に位置した2つの孔からなり、壁面固定部材の長手方向に複数形成するとともに、長手方向の中心線より前記孔間の中間位置を左右方向に交互にずらしながら配置することが好ましい。
また、上述した構成に加え、棚板支持部材は、壁面固定部材の下端部から壁面固定部材に対して略垂直方向に延設された支持面と、該支持面に装着する第一カバーと、からなり、該第一カバーは、棚板に形成された嵌合孔に嵌合し得る上方に突設された突起を有する
ことが好ましい。
また、上述した構成に加え、挟持手段は、固定ねじと、棚板押圧部材に形成されたねじ孔と、棚板支持部材の突起の中心部に形成された挿通孔と、棚板支持部材の支持面に形成された雌ねじ部と、からなり、棚板の嵌合孔を棚板支持部材の突起に嵌合させ、棚板上面に棚板押圧部材を摺動して載置した後、前記固定ねじを前記ねじ孔と前記挿通孔とに挿通し、前記雌ねじ部にねじ込んで締め付けて前記棚板を挟持することが好ましい。
上述した構成を有する棚板取付具の挟持手段によって挟持され得る棚板を有し、前記棚板は透明部材からなることを特徴とする棚である。
請求項1記載の発明によれば、壁面固定部材の下端部に棚板を挟持する挟持手段を有することで壁面固定部材の下端側に荷重の重心を位置させることにより、壁面固定部材の上端部に棚板を挟持する挟持手段を有する場合に比べて、壁面固定部材の壁面との摩擦力や留め具による抗力を増加させて棚の耐荷重性を向上させることが可能である。また、洗面台等の設置物がある場合、設置物上方近傍に棚を取付けることができるとともに、棚板がガラス等の透明部材からなるものである場合、棚板上面に載置した物等が棚板下方より視認しやすくなり、壁面固定部材が棚板より上方に配置されているため、壁面固定部材によって棚板を下方より視認することを妨げることがなく、棚板上面に載置した物がより視認しやすくすることが可能である棚板取付具を提供することができる。
また、請求項記載の発明によれば、留め具の刺込部に生じる壁からの抗力により、棚板等の荷重に対して棚板取付具が壁面から脱落せずにしっかり保持することができるとともに、略方形状の押え面及び湾曲面によって、生じる抗力が分散されるため、荷重に対する耐久性を有していない石膏ボード等の壁材からなる壁の壁面に対して、壁面の裏側に釘を打ち込むことができる柱等がなくとも、留め穴が広がって脱落することなく所望の位置に取付けることが可能である。
請求項記載の発明によれば、壁面に対して長手方向に掛かる荷重を左右方向に分散させることで、壁に対して長手方向に連続したひび割れの発生を防止することができるとともに、石膏ボード等の耐久性のない壁材からなる壁の壁面に対して取付けた棚板取付具の脱落を防止することが可能である。
請求項記載の発明によれば、棚板を壁面に取付ける際に、あらかじめ棚板に設けられた嵌合孔に壁面支持部の突起に嵌合させることで位置決めを容易に行うことができるとともに、棚板押圧部材と同程度の幅の棚板支持部材を有する棚板取付具を提供することが可能である。
請求項記載の発明によれば、壁面固定部材にガイド孔に沿って摺動させ得る棚板押圧部材を棚板上面に載置した状態で、棚板支持部材に固定ねじで固定することで、種々の板厚の棚板を挟持することが可能である。
請求項記載の発明によれば、上述した作用効果を奏する棚板取付具によって棚板下方より棚板上面に載置した物を容易に視認することができる棚を提供することが可能である。
本発明の実施形態に係る棚板取付具の一例を示す分解斜視図である。 図1における留め具のみの(a)正面斜視図、(b)背面斜視図、(c)F-F線断面図である。 図1における壁面固定部材のみの正面図である。 図1における示すける第一カバー及び第二カバーのみの背面図である。 図1の棚板取付具を用いて棚板を壁面に取付けた棚を示す斜視図であり、左側においては、第一カバーおよび第二カバーを透過した状態の棚板取付具を示す斜視図である。 図5に示す壁面固定部材を留め具によって壁面に固定した状態を示すD-D線断面図である。 図5に示す棚板押圧部材と棚板支持部材とで棚板を挟持した状態を示すE-E線断面図である。
本発明の実施形態について図に基づいて詳細に説明する。
(実施形態)
本発明は、図1に示すように、壁面Sと接して固定するための壁面固定部材10と、この壁面固定部材10の下端部から壁面固定部材10の平面に対して略垂直方向に配設してなる棚板支持部材20と、壁面固定部材10に形成されたガイド孔12に沿って摺動させ得る棚板押圧部材30と、からなり、壁面Sに壁面固定部材10を固定する固定手段と、棚板支持部材20と棚板押圧部材30とで棚板Bを挟持する挟持手段と、を有することを特徴とする棚板取付具Aである。
壁面固定部材10は、略長方形状の板体からなり、留め具40、40を打ち込んで壁面Sに壁面固定部材10を固定するために、棚板支持部材20より上方に形成された複数の開孔部11、11と、壁面固定部材10の長手方向に沿って棚板押圧部材30を上下方向に摺動させるためのガイド孔12と、を有するものである。また、この壁面固定部材10の側部には、後述する第二カバー50を摺接して案内するフランジ13、13が上下方向に間隔を空けて形成されている。このフランジ13、13は、側部から壁面固定部材10の前方に向けて傾斜させることが好ましい。
棚板支持部材20は、一枚の板材からなる棚板70下面を支持するように、壁面固定部材10に対して、略垂直方向に壁面固定部材10の下端部から延設された平坦な支持面21と、この支持面21に装着する第一カバー23と、からなり、支持面21は、この支持面21の中央付近に形成された雌ねじ部22を有し、第一カバー23は、雌ねじ部22の上方に位置し、固定ねじ60を挿通するとともに、棚板70の嵌合孔71と嵌合して棚板70の位置決めをする上方に突出した略筒状の突起26を有するものである。
この第一カバー23は、支持面21を嵌入させ得るように一部が開口した中空部24を有している。この中空部24は、この棚板支持部材20の雌ねじ部22と接触しないように、支持面21と相対する内面に左右2つの第一凸部25、25を有することが好ましい(図4参照)。
棚板押圧部材30は、棚板70上面を押える押圧面31と、この押圧面31の中央付近に貫通したねじ孔32と、押圧面31から後方に延出したガイド部34と、後述する第二カバー50と係止するように押圧面31から上方に迫り上った左右2つの係止片33、33と、を有するものである。また、この棚板押圧部材30の押圧面31には、ゴム等からなる薄板状の弾性部材35を貼着することが好ましい。
留め具40は、壁面固定部材10を押圧するため、正面から見て略方形状の押え部41と、この押え部41の上端側部より延出し、押え面42側に鋭角に折曲げて形成された2つの刺込部43、43と、からなるものである。この2つの刺込部43、43の先端には、鋭利な先端部44、44を有するものである。また、この留め具40の押え部41から刺込部43、43にかけて壁面固定部材10及び壁W内と接する部分には、連続する凹状の湾曲面45、45を形成することが好ましい。また、この押え部41は、この押え部41の上端中央部から突出し、押え部41の押え面42側に対して反対方向に折曲げ、刺込部43、43と平行に位置するように形成された突片46を有することが好ましい。
上述した留め具40を用いる場合、図3に示すように、壁面固定部材10の開孔部11、11は、平行に位置した略方形状の2つの孔、からなり、壁面固定部材10の長手方向の中心線Cより左右方向に交互にずらしながら配置するとともに、長手方向に複数配置することが好ましい。また、上述した留め具40を打ち込んで本固定する前に壁面固定部材10を壁面Sにビスで仮固定するために、ビス穴14、14を中心線C上の位置に複数設けることが好ましい。なお、木材等の壁材からなる壁や壁面の裏側に配設された柱がある場合、このビス穴14、14にビスを打ち込んで、壁面固定部材10を壁面Sに本固定してもよい。
第二カバー50は、留め具40の押え部41及び固定ねじ60のねじ頭に接触させないように、壁面固定部材10及び棚板押圧部材30に対して適度な隙間を生じ得る程度の高さを備えるように、第二カバー50の内面に左右2つの第二凸部51、51を設けるとともに、壁面固定部材10のフランジ13と摺動する第二カバー側部52と、この第二カバー側部52から延設され、壁面固定部材10のフランジ13に係止し得る第二係止片53、53と、を有するものである(図4参照)。
棚Bを構成する棚板70には、棚板押圧部材30のねじ孔32と棚板支持部材20の突起26との対応する位置に載置され得るように、第一カバー23の突起26の外周面と嵌合して位置決めをする嵌合孔71が形成されている。また、この棚板70は、この棚板70下方より棚板70に載置した物を視認することができるように、ガラス等の透明部材を主体とする素材からなることが好ましい。
壁面Sに壁面固定部材10を固定するための固定手段は、壁面Sに対して壁面固定部材10を接触させたまま、壁面固定部材10の開孔部11、11に留め具40の刺込部43、43を挿して、壁面Sに刺込部43、43先端のみを突き刺した状態にした後、留め具40の押え部41をハンマーで打って刺込部43、43を壁W内部まで打ち込んで壁面固定部材10を固定することができるものである。また、押え部41の突片46によって、斜上方からハンマーを打ち付ける際に突片46がハンマーを受けることができ、刺込部43、43を容易に壁W内に打ち込むことができる(図6参照)。
棚板70を棚板押圧部材30と棚板支持部材20とで挟持する挟持手段は、前記固定手段によって壁面Sに固定された壁面固定部材10から延出された棚板支持部材20の突起26に棚板70の嵌合孔71を嵌合し載置し、さらに、棚板押圧部材30のガイド部34をガイド孔12に沿って摺動させながら、棚板押圧部材30を棚板70上面に載置する。その後、固定ねじ60を、棚板押圧部材30のねじ孔32と、突起26の挿通孔27と、に挿通し、固定ねじ60を棚板支持部材20の雌ねじ部22にねじ込んで締め付けることで棚板70を挟持することができるものである(図7参照)。
したがって、上述した本実施形態によって、壁面固定部材10の下端部に棚Bを構成する棚板70を挟持する挟持手段を有することで壁面固定部材10の下端側に荷重の重心を位置させることにより、壁面固定部材10の壁面Sとの摩擦力や留め具40による抗力を増加させ、壁面固定部材10の上端部において棚板70を挟持する場合に比べて、より大きな荷重を有する物を載置させることができる棚板取付具Aを提供することが可能である。
また、洗面台等の設置物がある場合、この設置物上方近傍に棚Bを取付けることができるとともに、棚板70がガラス等の透明部材からなるものである場合には、棚板70上面に載置した物等が棚板70下方より視認しやすくなり、壁面固定部材10が棚板70より上方に配置されているとともに、棚板押圧部材30と同程度の幅の棚板支持部材20とするため、壁面固定部材10によって棚板70を下方より視認することを妨げることがなく、棚板70上面に載置した物をより視認しやすくすることが可能である棚板取付具Aを提供することが可能である。
また、留め具40の刺込部43、43に生じる壁からの抗力により、棚板70等の荷重に対して棚板取付具Aが壁面Sから脱落せずにしっかり保持することができるとともに、略方形状の押え面42及び刺込部43、43の湾曲面45、45によって、生じる抗力を分散させることができ、荷重に対する耐久性を有していない石膏ボード等の壁材からなる壁Wの壁面Sに対して、壁面Sの裏側に柱等がなくとも、留め穴が広がって脱落することなく所望の位置(例えば、壁面Sの高所など)に取付けることが可能である。
また、壁面Sに対して掛かる荷重を左右方向に分散させることで、壁面Sに対して連続したひび割れの発生を防止することができるとともに、石膏ボード等の耐久性のない壁材からなる壁Wの壁面Sに対して取付けた棚板取付具Aの脱落を防止することが可能である。
また、棚板70を壁面Sに取付ける際に、あらかじめ棚板70に設けられた嵌合孔71に壁面支持部20の突起26に嵌合させることで施工を容易に行うことができるとともに、棚板支持部材20の支持面21を小さくして棚板70を挟持することができ、棚板70下方より棚板70に載置した物を容易に視認すること可能である。
また、壁面固定部材10のガイド孔12に沿って摺動させ得る棚板押圧部材30を、棚板70上面に載置した状態で、棚板支持部材20に固定ねじ60で固定することで、種々の板厚の棚板70を挟持することが可能である。
また、上述した作用効果を有する棚板取付具Aは、例えば壁面Sの高所に取付けた際に、棚板70下方より棚板70に載置した物を容易に視認することができる棚Bを提供することが可能である。
A…棚板取付具、B…棚、C…中心線、S…壁面、W…壁、
10…壁面固定部材、11…開孔部、12…ガイド孔、13…フランジ、14…ビス穴、
20…棚板支持部材、21…支持面、22…雌ねじ部、23…第一カバー、24…中空部、25…第一凸部、26…突起、27…挿通孔、
30…棚板押圧部材、31…押圧面、32…ねじ孔、33…係止片、34…ガイド部、35…弾性部材、
40…留め具、41…押え部、42…押え面、43…刺込部、44…先端部、45…湾曲面、46…突片、
50…第二カバー、51…第二凸部、52…第二カバー側部、53…第二係止片、
60…固定ねじ、
70…棚板、71…嵌合孔

Claims (5)

  1. 開孔部を介して留め具を壁面に打ち込んで固定するための壁面固定部材と、前記壁面固定部材の下端部から前記壁面固定部材に対して略垂直方向に配設された棚板支持部材と、前記壁面固定部材に形成されたガイド孔に沿って摺動させて棚板を押圧する棚板押圧部材と、前記棚板支持部材と前記棚板押圧部材とで棚板を挟持する挟持手段と、を有し、
    前記留め具は、壁面固定部材を押圧する押え面を有する略方形状の押え部と、前記押え部の上端側部から前記押え面と鋭角をなすように折曲げられて形成された2つの刺込部と、からなり、
    前記刺込部は、鋭利な先端部と、前記押え面から前記先端部にかけて連続して形成される凹状の湾曲面と、を有し、
    前記押え部は、上端中央部から突出し、前記押え部の前記押え面側に対して反対方向に折曲げられて前記刺込部と平行に位置するように形成された突片を有することを特徴とする棚板取付具。
  2. 開孔部は、平行に位置した2つの孔からなり、壁面固定部材の長手方向に複数形成するとともに、長手方向の中心線より前記孔間の中間位置を左右方向に交互にずらしながら配置することを特徴とする請求項1記載の棚板取付具。
  3. 棚板支持部材は、壁面固定部材の下端部から壁面固定部材に対して略垂直方向に延設された支持面と、該支持面に装着する第一カバーと、からなり、該第一カバーは、棚板に形成された嵌合孔に嵌合し得る上方に突設された突起を有することを特徴とする請求項1記載の棚板取付具。
  4. 挟持手段は、固定ねじと、棚板押圧部材に形成されたねじ孔と、棚板支持部材の突起の中心部に形成された挿通孔と、棚板支持部材の支持面に形成された雌ねじ部と、からなり、棚板の嵌合孔を棚板支持部材の突起に嵌合させ、棚板上面に棚板押圧部材を摺動して載置した後、前記固定ねじを前記ねじ孔と前記挿通孔とに挿通し、前記雌ねじ部にねじ込んで締め付けて前記棚板を挟持することを特徴とする請求項1又はのいずれか一項に記載の棚板取付具。
  5. 請求項1ないしのいずれか一項に記載の棚板取付具の挟持手段によって挟持され得る棚板を有し、前記棚板は透明部材からなることを特徴とする棚。
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