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JP6712197B2 - オーバーモールドコネクタサブアセンブリ - Google Patents

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JP6712197B2 JP2016142893A JP2016142893A JP6712197B2 JP 6712197 B2 JP6712197 B2 JP 6712197B2 JP 2016142893 A JP2016142893 A JP 2016142893A JP 2016142893 A JP2016142893 A JP 2016142893A JP 6712197 B2 JP6712197 B2 JP 6712197B2
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Description

本発明は、高速のデータ信号を搬送する電気コネクタに関する。
高速の電気コネクタは、典型的には、差動対と呼ばれる信号導体の対を介して高速データ信号を送信および受信する。信号導体の隣接する差動対は、隣接する対の間のクロストーク等の電気的干渉を低減するために、接地導体によって分離されている。信号導体と接地導体は、誘電性の内部ハウジング構造体によってコネクタサブアセンブリにおける所定の位置に保持されている。既知のコネクタでは、誘電性の内部ハウジングは、内部ハウジングの多数の部分を互いに対して組み付けるための多数の機械的ファスナおよび/又は接着剤を含んでいる場合がある。機械的ファスナとしては、圧入ピン、ラッチ、戻り止め等が挙げられる。接着剤は、グルーおよびその他の接合剤、および超音波溶接等の接合作業を指す場合がある。しかしながら、かかるファスナおよび/又は接着剤の利用は、更なる組立ステップを要することになる。また、例えば、機械的ファスナを用いて内部ハウジングの多数の異なる部分を連結することは、誘電性材料が、内部ハウジングの組み付け部分同士の間の連結箇所に跨って均一ではないため、電気コネクタを通した信号品質に対して悪影響がある場合がある。さらに、より小型で、より高速で、より高性能なコネクタへと向かう現在の傾向に従って高速の入力/出力(I/O)コネクタの益々減少するピッチのために、内部ハウジングの部分同士の間の、機械的ファスナおよび/又は接着剤が適用される指定の締結空間に利用できる空間が減少している。
信号導体および接地導体を含む電気的なサブアセンブリの組立時に機械的ファスナ又は接着剤を必要としない高速の電気コネクタが必要である。
本発明によれば、電気コネクタのためのコネクタサブアセンブリが、オーバーモールド境界面にて互いに係合する個別の内側を有する第1および第2のオーバーモールド体によって区画される誘電性キャリアを備える。複数の信号導体が一列に配列され、前記信号導体の各々は、嵌合信号コンタクト、接続信号コンタクト、および前記嵌合信号コンタクトと前記接続信号コンタクトとの間の中間部分を区画している。前記中間部分は、前記誘電性キャリア内に内包され、前記嵌合信号コンタクトおよび前記接続信号コンタクトは、前記誘電性キャリアから延出している。接地フレームが、接地バスバーと、前記接地バスバーに連結して前記接地バスバーから延出する複数の接地導体を含む。前記接地バスバーは、前記誘電性キャリア内に内包された前記信号導体に跨って延在する。前記接地導体は、それぞれ、前記嵌合信号コンタクトと前記接続信号コンタクトとの間に遮蔽を提供するために前記誘電性キャリアから延出する嵌合接地コンタクトおよび接続接地コンタクトを区画する。前記第2のオーバーモールド体は、前記第1のオーバーモールド体の前記内側上にそのまま形成され、前記オーバーモールド境界面における前記第2のオーバーモールド体の前記内側は、前記第1のオーバーモールド体の前記内側のプロファイルによって少なくとも部分的に区画されている。
一実施形態に係る回路基板アセンブリの正面の斜視図である。
電気コネクタシステムを区画するために回路基板アセンブリのレセプタクル電気コネクタと嵌合するように構成されたプラグ電気コネクタの斜視図である。
一実施形態に係るレセプタクル電気コネクタの斜視の分解図である。
一実施形態に係るレセプタクル電気コネクタのコネクタサブアセンブリの背面の斜視図である。
第2のオーバーモールド体を省略した図4のコネクタサブアセンブリの背面の斜視図である。
図5に示す線6−6に沿うコネクタサブアセンブリの断面図である。
図5に示す線7−7に沿うコネクタサブアセンブリの断面図である。
一実施形態に係る部分的な組立状態のコネクタサブアセンブリの斜視図である。
一実施形態に係る他の部分的な組立状態のコネクタサブアセンブリの斜視図である。
一実施形態に係る組立工程の一段階におけるコネクタサブアセンブリの斜視図である。
組立工程の他の一段階におけるコネクタサブアセンブリの斜視図である。
組立工程のさらに他の一段階におけるコネクタサブアセンブリの斜視図である。
組立工程のさらに他の一段階におけるコネクタサブアセンブリの斜視図である。
図1は、一実施形態に係る回路基板アセンブリ100の正面の斜視図である。回路基板アセンブリ100は、回路基板102と、回路基板102に取り付けられた電気コネクタ104とを含む。図2は、電気コネクタシステムを区画するために回路基板アセンブリ100の電気コネクタ104に嵌合するように構成された相手電気コネクタ105の斜視図である。相手電気コネクタ105の一部は電気コネクタ104により区画されるソケット内に受容されるように構成されているため、電気コネクタ104はレセプタクルコネクタであり、相手電気コネクタ105はプラグコネクタである。電気コネクタ104は、本書明細書ではレセプタクルコネクタ104と呼ばれ、相手電気コネクタ105は、プラグコネクタ105、相手コネクタ105、又は相手プラグコネクタ105と呼ばれる。レセプタクルコネクタ104は、回路基板102と相手プラグコネクタ105との間に導電性の信号路を提供する。レセプタクルコネクタ104およびプラグコネクタ105は、毎秒10ギガビット(Gbps)を超える速度で、例えば、25Gbpsを超える速度で、データ信号を伝送する高速の入力−出力(I/O)コネクタである。コネクタ104,105は、高速のデータ信号を伝送することに加えて、低速のデータ信号および/又は電力を伝送するようにも構成されることができる。
レセプタクルコネクタ104は、嵌合端106と取り付け端108との間で延在している。取り付け端108は、回路基板102の上面110に接続される。嵌合端106は、相手コネクタ105に接続するための境界面を区画する。図示の実施形態では、嵌合端106は、内部に相手コネクタ105を受容するスロット112を区画する。図示の実施形態におけるレセプタクルコネクタ104は、嵌合端106が取り付け端108に対して略垂直になるような直角型のコネクタである。スロット112は、回路基板102の上面110と平行な装着方向に相手コネクタ105を受容するように構成される。他の一実施形態では、コネクタ104は、嵌合端が取り付け端に対して略反対側にあり、コネクタは、上面110を横断する装着方向等の、上面110に対して垂直な装着方向に、相手コネクタ105を受容する縦型のコネクタであることができる。さらに他の実施形態では、レセプタクルコネクタ104は、回路基板102の代わりに電気ケーブルに接続されることができる。
レセプタクルコネクタ104はハウジング114を含む。ハウジング114は、前側118、上側122、および底側124等の複数の側部を含む。本明細書で用いられているように、「前」、「後」、「第1の」、「第2の」、「左」、および「右」等の相対的又は空間的な用語は、参照された要素を区別するために用いられているに過ぎず、重力又は周辺環境に対する回路基板アセンブリ100又はレセプタクルコネクタ104における特定の位置又は向きを必ずしも必要としている訳ではない。前側118は、コネクタ104の嵌合端106を区画し、スロット112は、前側118からハウジング114内へと延出している。スロット112は、上側壁120と下側壁121との間で縦方向に区画されている。底側124は、取り付け端108を区画する。底側124は、回路基板102の上面110に当接するか、少なくとも上面110に対向している。
レセプタクルコネクタ104は、ハウジング114内に少なくとも部分的に保持された導体116も含む。導体116は、レセプタクルコネクタ104を通る導電路を提供するように構成される。一実施形態では、導体116は、2つのアレイ126に編成される。各アレイ126における導体116は、一列に並置される。第1のアレイ126Aにおける導体116は、上側壁120からスロット112内へと少なくとも部分的に延出し、第2のアレイ126Bの導体116は、下側壁121からスロット112内へと少なくとも部分的に延出する。
相手プラグコネクタ105は、嵌合端128と接続端130との間に延在している。プラグコネクタ105の接続端130は、電気ケーブル(図示せず)に、或いは、回路カード等に接続されるように構成することができる。プラグコネクタ105は、端部128,130の間に延在するプラグハウジング132を含む。プラグハウジング132は、嵌合端128を区画して接続端130に向かって延在する前側トレイ134を含む。前側トレイ134は、レセプタクルコネクタ104のスロット112内に装着されるように構成される。前側トレイ134は、第1の外面136と、反対側の第2の外面138を区画する。プラグコネクタ105は、レセプタクルコネクタ104の対応する導体116と係合するために、前側トレイ134上に露出した相手コンタクト140を含む。相手コンタクト140のアレイ142は、第1の外面136上に平面状の列になって延在する。図示されていないが、プラグコネクタ105は、第2の外面138上に配置された相手コンタクト140の他のアレイを含む。
嵌合のとき、相手プラグコネクタ105の前側トレイ134がレセプタクルコネクタ104のスロット112内に受容されると、第1の外面136に沿う相手コンタクト140は、上側壁120から延出する第1のアレイ126Aにおける対応する導体116と係合し、第2の外面138に沿う相手コンタクト140は、下側壁121から延出する第2のアレイ126Bにおける対応する導体116と係合する。導体116は、相手コンタクト140との機械的且つ電気的な接触を保持するために対応する相手コンタクト140に対して付勢された保持力を発揮するために、導体116が延出する各側壁120,121に向かって撓むように構成することができる。
図3は、一実施形態に係るレセプタクルコネクタ104の斜視の分解図である。レセプタクルコネクタ104は、ハウジング114、前側のコネクタサブアセンブリ144、および後側のコネクタサブアセンブリ146を含む。前側および後側のコネクタサブアセンブリ144,146は、レセプタクルコネクタ104を組み立てるために、ハウジング114内に受容され且つハウジング114に固定されるように構成される。前側および後側のコネクタサブアセンブリ144,146は、レセプタクルコネクタ104の導体116を保持する。例えば、前側のコネクタサブアセンブリ144は、(図1に示すように)ハウジング114の下側壁121からスロット112内へと延出する導体116の第2のアレイ126Bを含有する。後側のコネクタサブアセンブリ146は、上側壁120からスロット112内へと延出する導体116の第1のアレイ126Aを含有する。
前側のコネクタサブアセンブリ144は、導体116の配置および向きを固定するために、第2のアレイ126Bにある導体116の一部を内包する前側の誘電性キャリア148を含む。前側の誘電性キャリア148は、1つ以上のプラスチック又はその他のポリマーを含む誘電性材料からなる。前側の誘電性キャリア148は、第2のアレイ126B内の導体116を互いに電気的に分離するために導体116同士の間に延在している。誘電性キャリア148は、本明細書ではシングルショットオーバーモールドと呼ばれる工程によって導体116上に単一のステップでオーバーモールドされることができる。一実施形態において、前側のコネクタサブアセンブリ144は、低速のデータ信号、制御信号、および/又は電力を搬送するように構成されるが、高速のデータ信号を搬送するようには構成されない。信号伝送導体116は、高速のデータ信号を搬送するように構成されないため、一実施形態においては、信号伝送導体116間の接地および遮蔽を提供する導体116は、接地タイバーを介して電気的には通信しない。他の一実施形態では、前側のコネクタサブアセンブリ144は、高速のデータ信号を伝送するように構成されることができ、接地を提供する導体116は、任意で、接地タイバーを介して電気的に連通することができる。
後側のコネクタサブアセンブリ146は、導体116の配置および向きを固定するために第1のアレイ126Aにおける導体116の一部を内包する後側の誘電性キャリア150を含む。前側の誘電性キャリア148と同様に、後側の誘電性キャリア150は、1つ以上のプラスチック又はその他のポリマーを含む誘電性材料からなる。後側の誘電性キャリア150は、第1のアレイ126Aにおける導体116を互いに電気的に分離させる。例示的な一実施形態において、後側の誘電性キャリア150は、本明細において詳細に説明されるように、2つの別々のオーバーモールドステップを伴うツーステップのオーバーモールド工程で形成される。誘電性キャリア150は、高速のデータ信号を搬送するように構成されているが、低速のデータ信号、制御信号、および/又は電力を搬送するように用いられることもできる。本明細書にて説明されるように、後側のコネクタサブアセンブリ146は、信号を伝送する導体116のための接地および遮蔽を提供する導体116と電気的に連通する接地バスバー200(図5に示す)を含む。接地バスバー200は、誘電性キャリア150内に含有される。
コネクタサブアセンブリ144,146の両方がハウジング114内に受容される際に前側の誘電性キャリア148が後側の誘電性キャリア150の前方にある(例えば、ハウジング114の前側118により近接している)ため、前側のコネクタサブアセンブリ144は、「前側の」と呼ばれる一方で、後側のコネクタサブアセンブリ146は「後側の」と呼ばれる。
図4は、一実施形態に係る後側のコネクタサブアセンブリ146の背面の斜視図である。コネクタサブアセンブリ146は、長手軸191、横軸192、および縦軸即ち高さ軸193に沿って配置されている。軸191〜193は互いに垂直である。高さ軸193が重力に平行な縦方向に延在しているように見えるが、軸191〜193は、重力に関する特定の向きを有する必要はないものと理解される。
後側のコネクタサブアセンブリ146の誘電性キャリア150は、オーバーモールド境界面156にて互いに係合する第1のオーバーモールド体152と第2のオーバーモールド体154によって区画される。例えば、第1のオーバーモールド体152は、個別の内側158を有し、第2のオーバーモールド体154も、個別の内側160を有する。第2のオーバーモールド体154の内側160は、オーバーモールド境界面156にて第1のオーバーモールド体152の.内側158と係合する。本明細書にてさらに説明されるように、例示的な一実施形態において、第2のオーバーモールド体154は、第1のオーバーモールド体152の内側158上にそのまま形成される。従って、第2のオーバーモールド体154の内側160は、第1のオーバーモールド体152の内側158のプロファイルによって少なくとも部分的に区画される。
第1および第2のオーバーモールド体152,154は、少なくとも3つの側部を有する多角形の断面形状をそれぞれ区画する平行六面体(又は角柱)構造を有する。第1および第2のオーバーモールド体152,154によって区画される誘電性キャリア150は、少なくとも4つの側部を有する多角形の断面形状を区画する平行六面体構造を有する。例えば、図示の実施形態における第1のオーバーモールド体152は、第1のオーバーモールド体152が、内側158を含む3つの側部を有する略三角形の断面形状を有するような三角柱である。図示の実施形態における第2のオーバーモールド体154は、内側160を含む5つの側部を有する五角形の断面形状を有する角柱である。図示の実施形態における誘電性キャリア150の断面形状は、6つの外側を含む。第1のオーバーモールド体152、第2のオーバーモールド体154、および/又は第1および第2のオーバーモールド体152,154によって区画される誘電性キャリア150は、他の実施形態では、異なる断面形状を有することができる。オーバーモールド境界面156は、誘電性キャリア150の2つの対角157の間に延在する。「対角」という用語は、誘電性キャリア150の周囲に沿って互いに隣接しない(隣接する外側間の交点における)2つの角を指す。
コネクタサブアセンブリ146の導体116は、信号導体162および接地導体164を含む。信号導体および接地導体162,164は、誘電性キャリア150の対向する第1および第2の端部166,168の間の誘電性キャリア150の長さに渡って列170に配列される。信号導体162および接地導体164は、列170に沿って反復的な接地‐信号‐信号‐接地(GSSG)パターンに編成されている。例えば、信号導体162は、対172になって配列され、接地導体164は、信号導体162の対172同士の間に挟み込まれる。図示の実施形態では、信号導体162の2つの隣接する対172の間に1つの接地導体164が配置されているが、他の実施形態では、2つ以上の接地導体164が、信号導体162の対172を分離することができる。信号導体162の対172は、高速の差動信号を搬送するために利用することができる。任意で、信号導体162の一部は、低速のデータ信号、制御信号、又は電力を搬送するためにシングルエンドの導体として選択的に利用することができる。
信号導体162の各々は、嵌合信号コンタクト174、接続信号コンタクト176、および各導体162の長さに沿う嵌合信号コンタクト174と接続信号コンタクト176との間の中間部分178(図5に示す)を区画する。中間部分178は、誘電性キャリア150内に内包される。例えば、中間部分178に沿う信号導体162は、誘電性キャリア150の誘電性材料によって完全に包囲され、且つ誘電性キャリア150の誘電性材料によって係合される。嵌合信号コンタクト174および接続信号コンタクト176は、誘電性キャリア150から外側に延出する。
嵌合信号コンタクト174は、誘電性キャリア150の前方に面する側184に対して略前方に延出する。嵌合信号コンタクト174は、それぞれ、長手軸191に対して平行に延在することができる。相手プラグコネクタ105(図2)の前側トレイ134(図2に示す)は、長手軸191に沿って装着方向にレセプタクルコネクタ104(図1)のスロット112(図1)に装着される。嵌合信号コンタクト174は、相手プラグコネクタ105(図2)の対応する相手コンタクト140(図2に示す)と係合するように構成された湾曲した係合機能部190を含む。列170に跨る嵌合信号コンタクト174は、コンタクト平面188に沿って互いに整列することができる。例えば、嵌合信号コンタクト174は、横軸192に沿って互いに離間しているが、嵌合信号コンタクト174は、縦軸193および長手軸即ち嵌合軸191に沿って互いに整列することができる。
接続信号コンタクト176は、誘電性キャリア150の後方に面する側186に対して略後方に延在する。接続信号コンタクト176は、接続信号コンタクト176のテール194が回路基板102(図1に示す)と係合して回路基板102に電気的に接続するために、略下方にも延在する。図示の実施形態では、テール194は、導電パッド(図示せず)への表面実装のために回路基板102の上面110(図1)に略平行に延在する半田テールである。しかしながら、他の実施形態では、テール194は、回路基板102の導電バイア(図示せず)内にスルーホール実装されるように構成されるピンとしてもよい。列170に跨る接続信号コンタクト176は、互いに平行に延在することができ、嵌合信号コンタクト174と同様に互いに整列することができる。
一実施形態における接地導体164は、接地フレーム198(図5に示す)の全ての部分である。接地フレーム198は、誘電性キャリア150内に内包される接地バスバー200(図5に示す)も含む。接地導体164は、それぞれ、嵌合信号コンタクト174と接続信号コンタクト176との間に遮蔽を提供するために誘電性キャリア150から延出する嵌合接地コンタクト180および接続接地コンタクト182を含む。例えば、嵌合接地コンタクト180は、列170に沿って嵌合信号コンタクト174によって区画されるコンタクト平面188において嵌合信号コンタクト174と整列することができる。同様に、接続接地コンタクト182は、接続信号コンタクト176と整列することができる。嵌合接地コンタクト180および接続接地コンタクト182は、任意で、それぞれの嵌合信号コンタクト174および接続信号コンタクト176と同一のサイズおよび/又は形状を有する。
図5は、第2のオーバーモールド体154(図4に示す)を省略した後側のコネクタサブアセンブリ146の背面の斜視図である。第2のオーバーモールド体154が図示されていないため、コネクタサブアセンブリ146の接地フレーム198を見ることができる。接地フレーム198は、第1のオーバーモールド体152の内側158上に配置される。接地フレーム198は、接地バスバー200を含む。接地導体164は、接地バスバー200から延出する。接地導体164は全て、接地バスバー200に連結され、接地導体164の全てが、接地バスバー200を介して電気的に連通されるようになっている。接地バスバー200は、信号導体162を跨って横方向に(例えば、図4に示す横軸192に沿って)延在している。接地導体164同士は、接地バスバー200の横方向の長さに沿って離間している。一実施形態における接地バスバー200は平面状である。例えば、接地バスバー200は、上(平らで広い)側202および反対側の底(平らで広い)側204(図6に示す)を区画することができる。底側204は、第1のオーバーモールド体152の内側158と係合する。第2のオーバーモールド体154が、内側158およびその上に配置された接地フレーム198上に形成されるため、上側202は、第2のオーバーモールド体154の内側160(図6に示す)に係合し、内側160を少なくとも部分的に区画する。
接地バスバー200は、前縁側206および後縁側208も含む。嵌合接地コンタクト180は、前縁側206から延出し、接続接地コンタクト182は、後縁側208から延出する。内側158に沿って延在する嵌合接地コンタクト180の部分および接続接地コンタクト182の部分は、接地バスバー200と同一平面内にあることができる。さらに、内側158の外部にある嵌合接地コンタクト180の部分および接続接地コンタクト182の部分は屈曲され、或いは、接地バスバー200によって区画される平面の外方に延在するように形成される。
一実施形態では、接地フレーム198は、接地導体164が接地バスバー200と一体的であるような単一構造体として形成される。接地フレーム198は、1つ以上の金属、例えば、銅、銀、又は銅および/又は銀を含む合金からなることができ、又は、内部に分散した金属粒子を含有する電気的に損失性の誘電性材料から形成されることができる。接地フレーム198は、金属パネル又は金属板から打ち抜いて曲げることができる。
図6および図7において断面で示すように、一部の信号導体162の中間部分178は、第1のオーバーモールド体152に内包され、その他の信号導体162の中間部分178は、第2のオーバーモールド体154(図4に示す)に内包される。図5では第2のオーバーモールド体154が示されていないため、第2のオーバーモールド体154内に内包された対応する信号導体162の中間部分178を見ることができる。第1のオーバーモールド体152内に内包される対応する信号導体162の中間部分178を図5では見ることができないのは、かかる中間部分178が、内側158の下方に隠れているためである。第2のオーバーモールド体154に内包される中間部分178は、接地バスバー200の上側202の上方で延在している。第1のオーバーモールド体152に内包される中間部分178は、接地バスバー200の底側204(図6に示す)の下方で延在している。一実施形態では、信号導体162の中間部分178は、接地バスバー200と係合することなく接地バスバー200の周囲に延在するようにそれぞれの中間部分178を湾曲させたS字湾曲部210を含む。
図示の実施形態では、信号導体162の各対172における信号導体162の中間部分178は、第1のオーバーモールド体152に内包され、各対172に隣接する信号導体162の対172の中間部分178は、第2のオーバーモールド体154(図4に示す)に内包されている。このように、列の長さに沿う信号導体162の対172は、略反対方向に湾曲される。一実施形態では、信号導体162は、2つの異なる組になって配列される。第1の組の信号導体162は、第1のリードフレーム212の一部を形成し、第2の組の信号導体162は、第2のリードフレーム214の一部を形成する。第1および第2のリードフレームの各々は、それぞれのリードフレームのリードをまとめるキャリアストリップに同時に連結されたリードを区画するそれぞれの信号導体162を含む。キャリアストリップは図10〜図13に示されている。一実施形態では、第1のリードフレーム212の一部を形成する第1の組の信号導体162は、第1のオーバーモールド体152に内包される中間部分178を有する信号導体162である。第2のリードフレーム214の一部を形成する第2の組の信号導体162は、第2のオーバーモールド体154に内包される中間部分178を有する信号導体162である。第1の組の信号導体162は、第2の組の信号導体162に対して反対の方向に湾曲している。
図6は、図5に示す線6−6に沿う後側のコネクタサブアセンブリ146の断面図である。図7は、図5に示す線7−7に沿う後側のコネクタサブアセンブリ146の断面図である。第2のオーバーモールド体154は、図6および図7の両方に示されている。接地バスバー200は、誘電性キャリア150に内包される。一実施形態では、接地バスバー200は、第1のオーバーモールド体152の内側158と第2のオーバーモールド体154の内側160の間のオーバーモールド境界面156にて保持される。例えば、接地バスバー200の底側204は、第1のオーバーモールド体152の内側158と係合し、上側202は、第2のオーバーモールド体154の内側160と係合する。第2のオーバーモールド体154は、第1のオーバーモールド体152の内側158によって部分的に区画され、且つ接地バスバー200によって部分的に区画され、内側160が、接地バスバー200の上側202上に係合し、上側202を覆うようになっている。内側158は、本明細書にてより詳細に説明されるように、少なくとも接地バスバー200に隣接する部分にて、内側160と直接的に係合する。他の一実施形態では、接地バスバー200は、第1のオーバーモールド体152に内包され、オーバーモールド境界面156内に延出しない。かかる他の実施形態では、第1のオーバーモールド体152の内側158は、第2のオーバーモールド体154の内側160の全て(又は少なくともほとんど)を区画し、接地バスバー200は、内側160を区画しない。
オーバーモールド境界面156は、境界面平面216を区画する。一実施形態では、信号導体162の中間部分178は、誘電性キャリア150の異なる第1および第2のオーバーモールド体152,154内で境界面平面216に平行な2つの異なる内包面に沿って延在するように湾曲している。一部の信号導体162の中間部分178は、第1のオーバーモールド体152内の第1の内包平面218に沿って延在する。コネクタサブアセンブリ146のその他の信号導体162の中間部分178は、第2のオーバーモールド体154内で第2の内包平面220に沿って延在する。第1および第2の内包平面218,220は、境界面平面216から離間している。
図6に示す断面は、第1のオーバーモールド体152に内包される中間部分178を有する信号導体162Aを通っている。信号導体162Aは、第1のリードフレーム212(図5に示す)の信号導体162のひとつである。中間部分178は、第1の内包平面218に沿って接地バスバー200の下方で延在するようにS字湾曲部210を介して湾曲されている。信号導体162Aは、接地バスバー200の底側204から離間しており、接地バスバー200と係合していない。図6に示すように、信号導体162Aが湾曲していなければ、中間部分178は、接地バスバー200と接触することになり、接地バスバー200は、信号導体162Aと短絡することになる。一実施形態では、第1のリードフレーム212の導体162の中間部分178は、全て第1の内包平面218に沿って延在するように湾曲している。
図7に示す断面は、第2のオーバーモールド体154に内包される中間部分178を有する信号導体162Bを通っている。信号導体162Bは、第2のリードフレーム214(図5に示す)の信号導体162のひとつである。中間部分178は、第2の内包平面220に沿って接地バスバー200の上方に延在するようにS字湾曲部210を介して湾曲されている。信号導体162Bは、接地バスバー200の上側202から離間しており、接地バスバー200と係合していない。第2のリードフレーム214の導体162の中間部分178は、全て第2の内包平面220に沿って延在するように湾曲することができる。
上述のように、例示的な一実施形態では、第2のオーバーモールド体154は、第1のオーバーモールド体152の内側158上にそのまま形成される。例えば、第2のオーバーモールド体154は、内側158上に配置された接地フレーム198と、第2のリードフレーム214(図5に示す)の信号導体162の中間部分178とを含む図5に示す部品の上に形成されることができる。第2のオーバーモールド体154は、オーバーモールディング工程を介して形成される。オーバーモールド境界面156における第2のオーバーモールド体154の内側160は、第1のオーバーモールド体152の内側158のプロファイルによって部分的に区画され、接地フレーム198によって部分的に区画される。従って、第2のオーバーモールド体154の内側160の輪郭は、接地フレーム198の形状および表面トポロジーおよび内側158のプロファイルによって直接的に区画される。第2のオーバーモールド体154は内側158上に形成されるため、第2のオーバーモールド体154は、第2のリードフレーム214の信号導体162の中間部分178を内包する。第2のオーバーモールド体154は、接地バスバー200および/又は第1のオーバーモールド体152の内側158に沿って位置する突起の周りおよび/又は凹部の内部を覆う。
ここで図8を参照するが、図8は、一実施形態に係る部分的な組立状態のコネクタサブアセンブリ146の斜視図である。第1のオーバーモールド体152は、第1のリードフレーム212の信号導体162の周囲に形成されて、それらの信号導体162を内包する。例えば、第1のオーバーモールド体152は、第1のリードフレーム212の周囲にオーバーモールドされる。一実施形態では、第1のオーバーモールド体152は、内側158から外方に延出する1つ以上の突起を含む。図示の実施形態では、オーバーモールド体152の突起は、2つのポスト222および多数のラグ224である。ラグ224は、内側158の上縁228に沿う第1の列226と、内側158の底縁232に沿う第2の列230に配列されている。ラグ224は、信号導体162の対172と整列している。図6をさらに参照すると、信号導体162Aの嵌合信号コンタクト174は、誘電性キャリア150から対応する第1の列の(第1の列226に整列している)ラグ224Aを通っている。信号導体162Aの接続信号コンタクト176は、誘電性キャリア150から対応する第2の列の(第2の列230に整列している)ラグ224Bを通っている。
ここで図8のみを参照すると、ポスト222は、ラグ224の第1および第2の列226,230との間に区画されたチャネル236に配置されている。第1のオーバーモールド体152は、内側158から内方に(オーバーモールド体152内へ)延在する少なくとも1つの凹部も区画する。図示の実施形態では、これらの凹部は、ラグ224の第1および第2の列226,230の間のチャネル236に配置された2つの空洞234である。その他の実施形態では、内側158に沿う突起および/又は凹部は、その他のそれぞれの形状、数、および/又は配列を有することができる。例えば、他の一実施形態では、内側158は、平行な波状の凹部および凸部を含む周期的な表面トポロジーを含むことができる。周期的な表面トポロジーは、第2のオーバーモールド体154が周期的な表面トポロジーを形成するときに、第1のオーバーモールド体152への第2のオーバーモールド体154の固定を支持することができる。
図9は、一実施形態に係る他の部分的な組立状態のコネクタサブアセンブリ146の斜視図である。図9は、第1のオーバーモールド体152の内側158に取り付けられた接地フレーム198を示す。接地バスバー200は、ラグ224の第1および第2の列226,230の間のチャネル236(図8に示す)に配置される。ラグ224の第1および第2の列226,230は、それぞれ、内側158上に接地フレーム198を固定するために接地バスバー200の前縁側および後縁側206,208と係合することができる。嵌合接地コンタクト180は、第1の列226におけるラグ224間に延在し、接続接地コンタクト182は、第2の列230におけるラグ224間で延在している。接地バスバー200は、バスバー200を通る多数の開口238を区画する。開口238は、第1のオーバーモールド体152の内側158のポスト222および空洞234と整列するように構成されている。ポスト222は、対応する開口238を貫通し、ポスト222が、接地バスバー200の上側202の上方に延出するようになっている。
ここで図6および図7に戻ると、第2のオーバーモールド体154が、内側158と、その上に配置された接地フレーム198の上方に形成されているため、第2のオーバーモールド体154は、ポスト222およびラグ224の周囲を覆い、第1のオーバーモールド体152における空洞234を少なくとも部分的に充填するように接地バスバー200の開口238を通る。特に図6に示すように、第2のオーバーモールド体154は、接地バスバー200に隣接するラグ224の周囲を覆う。第2のオーバーモールド体154は、ポスト222の周囲も覆い、第2のオーバーモールド体154の内側160における対応する凹部240を区画する。図7を特に参照すると、第2のオーバーモールド体154は、接地バスバー200の前縁側および後縁側206,208の周囲を覆う。第2のオーバーモールド体154は、第1のオーバーモールド体152の内側158に沿って区画された空洞234を充填するように接地バスバー200の開口238も通る。空洞234を充填する誘電性材料は、第2のオーバーモールド体154の内側160から延出する対応する突起242を区画する。
従って、図6および図7に示すように、第2のオーバーモールド体154の内側160は、内側158に沿って区画される突起及び凹部を含む第1のオーバーモールド体152の内側158のプロファイルと、接地フレーム198の(特に接地バスバー200の)形状および表面トポロジーとの両方によって区画される。例えば、第2のオーバーモールド体154の内側160に沿う図6に示す凹部240が、第1のオーバーモールド体152のポスト222によって区画されるため、凹部240の内表面の略全体が、ポスト222の周囲表面と係合する。同様に、図7に示す第2のオーバーモールド体154の突起242の周囲表面の略全体が、第1のオーバーモールド体152の空洞234の内表面と係合する。かかる係合機能部を生じるオーバーモールディング工程により、第1および第2のオーバーモールド体152,154の間の誤差およびクリアランスは、第1および第2のオーバーモールド体152,154が両方とも別々に形成され且つファスナおよび/又は接着剤を用いて連結される場合よりも小さくなることができる。ツーショットオーバーモールディングによって可能になるより良い嵌合の結果、コネクタサブアセンブリ146は、構造的インテグリティを有することができ、ツーショットオーバーモールディングによって生成されていない既知の電気的コネクタサブアセンブリよりも良好な信号品質を提供することができる。
図10〜図13は、一実施形態に係る組立即ち製造工程の様々な段階におけるコネクタサブアセンブリ146の斜視図である。図10では、第1のリードフレーム212の信号導体162は、第1のオーバーモールド体152にオーバーモールドされている。第1のリードフレーム212は、導体162の先端252にて各キャリアストリップ250を含む。キャリアストリップ250は、第1のオーバーモールド体152にオーバーモールドされる前に導体162の配置を保持するために使用することができる。信号導体162は、対172になって配列されている。隣接する対172は、第1のオーバーモールド体152の長さに沿って互いに離間している。
図11では、接地フレーム198は、第1のオーバーモールド体152の内側158上に取り付けられている。接地フレーム198の接地バスバー200の底側204(図6に示す)は、内側158と係合する。図12では、第2のリードフレーム214の信号導体162Bは、第1のオーバーモールド体152の内側158に沿って配置される。第2のリードフレーム214は、信号導体162Bと、導体162Bが第2のオーバーモールド体154に内包されるまで信号導体162Bの相対位置を保持する各キャリアストリップ254とを含む。信号導体162Bの中間部分178は、接地バスバー200の上側202の周囲に湾曲され、信号導体162Bは、接地バスバー200からある距離だけ離間するようになっている。第2のリードフレーム214における信号導体162Bは、第1のリードフレーム212において信号導体162Aの隣接する対172間にそれぞれ横方向に配置された対172になって配列される。図13では、第2のオーバーモールド体154は、第1のオーバーモールド体152の内側158上にオーバーモールドされる。第2のオーバーモールド体154は、第2のリードフレーム214における信号導体162Bの中間部分178を内包する。第2のオーバーモールディングステップは、オーバーモールド境界面156にて第1および第2のオーバーモールド体152,154を互いに接合する。任意で、第1および第2のオーバーモールド体152,154は、同一の誘電性材料からなることができる。或いは、第1のオーバーモールド体152は、第2のオーバーモールド体154とは異なる材料からなる。後の段階では、キャリアストリップ250,254は、図4に示すコネクタサブアセンブリ146を生じるように各導体162から分離されることができる。

Claims (10)

  1. 電気コネクタ(104)のためのコネクタサブアセンブリ(146)であって、
    オーバーモールド境界面(156)にて互いに係合するそれぞれの内側(158,160)を有する第1および第2のオーバーモールド体(152,154)によって区画される誘電性キャリア(150)と、
    一列(170)に配列された複数の信号導体(162)であって、当該信号導体の各々は、嵌合信号コンタクト(174)と、接続信号コンタクト(176)と、前記嵌合信号コンタクト(174)と前記接続信号コンタクト(176)の間の中間部分(178)とを区画し、前記中間部分は、前記誘電性キャリア内に内包され、前記嵌合信号コンタクトおよび前記接続信号コンタクトは、前記誘電性キャリアから延出している複数の信号導体(162)と、
    接地バスバー(200)と、前記接地バスバーに連結して前記接地バスバーから延出する複数の接地導体(164)を含む接地フレーム(198)であって、前記接地バスバーは、前記信号導体に跨って延在し、前記誘電性キャリア内に内包され、前記接地導体は、それぞれ前記嵌合信号コンタクトと前記接続信号コンタクトとの間に遮蔽を提供するために前記誘電性キャリアから延出する嵌合接地コンタクト(180)および接続接地コンタクト(182)を区画する接地フレーム(198)とを備え、
    前記第2のオーバーモールド体は、前記第1のオーバーモールド体の前記内側上にそのまま形成され、前記オーバーモールド境界面における前記第2のオーバーモールド体の前記内側は、前記第1のオーバーモールド体の前記内側のプロファイルによって少なくとも部分的に区画されることを特徴とするコネクタサブアセンブリ。
  2. 一部の前記信号導体(162A)の前記中間部分(178)は、前記第1のオーバーモールド体(152)に内包され、当該コネクタサブアセンブリのその他の前記信号導体(162B)の前記中間部分(178)は、前記第2のオーバーモールド体(154)に内包される、
    請求項1のコネクタサブアセンブリ。
  3. 前記信号導体(162)は、前記誘電性キャリア(150)の長さに沿って対(172)になって配列され、各対の信号導体の前記中間部分(178)は、前記第1のオーバーモールド体(152)に内包され、前記対に隣接する対の信号導体の前記中間部分は、前記第2のオーバーモールド体(154)内に内包される、
    請求項2のコネクタサブアセンブリ。
  4. 前記第1のオーバーモールド体(152)は、前記第1のオーバーモールド体の前記内側(158)から外方に延出する1つ以上の突起(222)を含み、前記第2のオーバーモールド体(154)は、前記第2のオーバーモールド体の前記内側(160)に1つ以上の対応する凹部(240)を区画するために前記1つ以上の突起の周囲を覆う、
    請求項1のコネクタサブアセンブリ。
  5. 前記接地バスバー(200)は、前記オーバーモールド境界面(156)にて前記第1および第2のオーバーモールド体(152,154)の間に保持され、前記接地バスバーは、前記接地バスバーを通る少なくとも1つの開口(238)を区画し、前記少なくとも1つの開口は、前記第1のオーバーモールド体の対応する突起(222)を受容する、
    請求項4のコネクタサブアセンブリ。
  6. 前記第1のオーバーモールド体(152)は、前記第1のオーバーモールド体の前記内側(158)から内方に延出する1つ以上の凹部(234)を含み、前記第2のオーバーモールド体(154)は、前記第2のオーバーモールド体の前記内側(160)から外方に延出する1つ以上の対応する突起(242)を区画するために1つ以上の凹部を充填する、
    請求項1のコネクタサブアセンブリ。
  7. 前記接地フレーム(198)の前記接地バスバー(200)は平面状であり、相反する上側および底側(202,204)を区画し、前記接地バスバーは、前記オーバーモールド境界面(156)にて前記第1および第2のオーバーモールド体(152,154)の間に保持され、前記底側が前記第1のオーバーモールド体の前記内側(158)と係合し、前記上側が前記第2のオーバーモールド体の前記内側(160)のプロファイルと係合し且つ少なくとも部分的に当該プロファイル区画する、
    請求項1のコネクタサブアセンブリ。
  8. 前記第1のオーバーモールド体(152)および前記第2のオーバーモールド体(154)は、同一の誘電性材料からなる、
    請求項1のコネクタサブアセンブリ。
  9. 前記第1のオーバーモールド体(152)は、略三角形の断面形状を有し、前記第1および第2のオーバーモールド体(152,154)によって区画される前記誘電性キャリア(150)は、少なくとも4つの外側を区画する多角形の断面形状を有し、前記オーバーモールド境界面(156)は、前記誘電性キャリアの対角(157)同士の間に延在する、
    請求項1のコネクタサブアセンブリ。
  10. 前記オーバーモールド境界面(156)は境界面平面(216)を区画し、前記接地バスバー(200)は、前記第1および第2のオーバーモールド体(152,154)の間に前記境界面平面に沿って延在し、前記信号導体(162)の前記中間部分(178)は、前記誘電性キャリアの前記異なる第1および第2のオーバーモールド体内で前記境界面平面に平行な2つの異なる内包平面(218,220)に沿って延在するように湾曲され、一部の前記信号導体(162A)の前記中間部分は、前記第1のオーバーモールド体内で前記2つの内包平面の一方(218)に沿って延在し、当該コネクタサブアセンブリのその他の前記信号導体(162B)の前記中間部分は、前記第2のオーバーモールド体内で前記2つの内包平面の他方(220)に沿って延在する、
    請求項1のコネクタサブアセンブリ。
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