JP6703467B2 - 電力変換器及びアンテナ装置 - Google Patents
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Description
<1.第1実施形態>
以下では、まず第1実施形態の電力変換器について説明し、その後、この電力変換器を有するアンテナ装置について説明する。この電力変換器は、電磁波を送受信するアンテナと、ミリ波及びマイクロ波などの高周波を送受信する高周波回路との間で電力の変換を行う機器である。
図1は、第1実施形態に係る電力変換器の斜視図である。図2は、図1の分解斜視図である。図3は、導波管の平面図である。図4は、整合素子を含むグランド基板の平面図である。図5は、シールドユニット及び伝送パターンの平面図である。図6は、図2の直線αにおける断面図である。図7は、図2の直線γにおける断面図である。
導波管11は、導電性材料から形成された筐体である。図2、図3、図6、図7等に示すように、導波管11の中央部には、上下方向に貫通する直方体状の貫通孔15が形成されている。この貫通孔15は、上端の上部開口13と、下端の下部開口16とを有しており、上部開口13から下部開口16に至るまで概ね一定の大きさである。下部開口16は、電磁波の送受信端子となる結合素子と対向し、上部開口13は、整合素子ユニット17の整合素子19と対向する。よって、結合素子から供給された電磁波は、下部開口16を介して導波管11の貫通孔15内に入り、貫通孔15の内壁面を反射壁として伝播し、上部開口13を介して整合素子ユニット17の整合素子19に供給される。逆に、整合素子19からの電磁波は、上部開口13を介して導波管11の貫通孔15内を伝播し、下部開口16を介して結合素子に供給される。
整合素子ユニット17は、板状のグランド基板18と、導波管11との間で電磁波を送受信する整合素子19と、整合素子19をグランド基板18に対して支持する第2支持部21とを含む。グランド基板18の中央部には、上下方向に貫通する長方形状の貫通孔23が形成されている。整合素子19は、貫通孔23よりも小さく、第2支持部21によって貫通孔23内に支持されて配置されている。以下に、整合素子ユニット17の各部について説明する。
グランド基板(第1支持基板)18は、接地された板状の基板であり、導波管11の上面に接触して配置される。グランド基板18に形成された貫通孔23は、上述した導波管11の上部開口13に対応して位置合わせされている。また、貫通孔23内には、整合素子19が配置されているため、上部開口13を介して導波管11と整合素子19との間で電磁波が送受信される。また、整合素子19の周囲はグランド基板18により取り囲まれているため、整合素子19からの電磁波の不要放射の広がりがグランド基板18により抑制されている。
また、整合素子19は、導波管11の貫通孔15に電磁波を送信し、又は貫通孔15から電磁波を受信する素子である。整合素子19は矩形状であり、左右方向に対向する一対の左第1辺19L及び右第1辺19Rと、前後方向に対向する一対の前第2辺19F及び後第2辺19Bとを有する。このとき、左第1辺19Lと左辺23Lとが、後述の第2支持部21の左第2支持部21Lによって接続されている。また、右第1辺19Rと右辺23Rとが、後述の第2支持部21の右第2支持部21Rによって接続されている。そして、整合素子19は、その各辺19L、19R、19F、19Bが、それぞれ貫通孔23の各辺23L、23R、23F、23Bから離隔するように配置されている。よって、整合素子19は、グランド基板18の貫通孔23内に第2支持部21のみを介して支持される。
図1、図2、図4等に示すように、第2支持部21は、左第2支持部21L及び右第2支持部21Rを含み、整合素子19をグランド基板18に支持しており、左右方向に延びる棒状部材である。左第2支持部21Lと右第2支持部21Rとは直線αを中心として左右対称であるので、以下では右第2支持部21Rについてのみ説明する。
上記の、グランド基板18、整合素子19及び第2支持部21は例えば導体から形成されており、例えば金、銀、銅、銅合金、アルミニウム等の金属から適切な材料が選択される。グランド基板18、整合素子19及び第2支持部21は、例えば打ち抜き加工等により一体に形成される。その他、グランド基板18、整合素子19及び第2支持部21は、メッキ処理及びフォトレジストリソグラフィ等により基体上に薄膜状に一体に導体を形成した後、形成された導体を基体から剥離することで得られてもよい。
シールドユニット24は、シールド板25と、シールド板25をグランド基板18上に支持する第1支持部27とを含む。以下に各部について説明する。
(a)シールド板25
図1、図2、図4、図5等に示すように、シールド板25は、長方形状の板状基板であり、第1支持部27に支持されることにより、整合素子19との間に隙間を有して、その上方を覆うように配置されている。シールド板25の前側の端部には後側に凹む矩形状の切欠き25aが形成されている。切欠き25a内には、伝送パターン29の後方端部29aが非接触状態で挿入されている。このようなシールド板25は、整合素子19及び伝送パターン29等から漏出した電磁波が、例えば空気中等に広がるのを抑制する。よって、整合素子19と伝送パターン29との間での電磁波の送受信効率を高め、電力損失を抑制できる。
第1支持部27は、図1及び図2等に示すように、L字型に形成されており、グランド基板18に対してシールド板25を支持することで、シールド板25と整合素子19との間に隙間を形成している。第1支持部27は、直線αを中心として左右対称な左第1支持部27Lと右第1支持部27Rとを有する。よって、以下では、右第1支持部27Rについてのみ説明する。
シールドユニット24の材料及び加工方法は、前述の整合素子ユニット17の材料及び加工方法と同様であり、例えば、金、銀、銅、銅合金、アルミニウム等の金属から適切な材料が選択され、打ち抜き加工等により形成される。なお、シールド板25及び第1支持部27は一体に形成してもよいし、別個に形成して組み合わせてもよい。
図5に示すように、伝送パターン29は、シールド板25の切欠き25a内に挿入されている後方端部29aから前方に向かって前後方向に延びる帯状に形成されている。そして、図4に示すように、後方端部29aが整合素子19の端部と重畳している。つまり、整合素子19の前後方向の中央部よりも前側において、伝送パターン29の後方端部29aと、整合素子19とが重畳している。伝送パターン29は、後述の平面アンテナ200に接続されて支持されており、シールド板25と概ね面一に配置されている。
次に、上記の電力変換器100を含むアンテナ装置1000について説明する。図10は、第1実施形態に係る電力変換器100を含むアンテナ装置の一部分解斜視図である。図11は、第1実施形態に係る電力変換器100を含む別のアンテナ装置の一部分解斜視図である。
まず、平面アンテナ200の構成1について、図10を用いて説明する。図10に示す構成1の平面アンテナ200は、電磁波を送受信する4個の第1〜第4アンテナ導体213(213a〜213d)と、接地されたグランド導体216と、各アンテナ導体213をグランド導体216に対して支持する第1〜第4支持部215(215a〜215d)とを含む。また、4個の第1〜第4アンテナ導体213a〜213dは、一直線上に並び、互いに第2〜第4接続導体211b〜211dによって接続されている。そして、最後尾に配置された第1アンテナ導体213aが、第1接続導体211aを介して伝送パターン29と接続されており、この伝送パターン29は、電力変換器100に接続されている。
次に、平面アンテナ200の構成2について、図11を用いて説明する。図11に示す構成2の平面アンテナ200は、構成1の平面アンテナ200の第1〜第4支持部215を備えておらず、代わりに、アンテナ導体213とグランド導体216との間に誘電体214が介在している。つまり、平面アンテナ200は、電磁波を送受信する4個の第1〜第4アンテナ導体213(213a〜213d)と、接地されたグランド導体216と、これらの導体の間に挟まれた誘電体214とを含む。その他の構成は、構成1の平面アンテナ200と同様であるので説明を省略する。
(3−1)
上記第1実施形態では、整合素子19とシールド板25とは隙間を有するように支持されているため、整合素子19とシールド板25との間には、比誘電率が約1.0である空気が介在する。空気は、整合素子19とシールド板25との間に誘電体材料を介在させる場合よりも比誘電率が小さい。これにより、整合素子19とシールド板25近傍の伝送パターン29との間での電磁波の送受信における電力損失を抑制できる。よって、電力損失を抑制し、効率の良い電力変換器100を得ることができる。また、整合素子19とシールド板25との間に誘電体材料を配置する必要がないため、電力変換器100の小型化、軽量化及び低コスト化を実現できる。
上記第1実施形態では、第1支持部27は、平面視において、整合素子19の中心点βを通る直線γに対応するように位置しつつ、シールド板25に接続される。前述の通り、直線γは整合素子19の中央近傍に対応しており、定在波の節が位置する。そのため、シールド板25において、整合素子19の電磁波の共振方向の中央近傍に対向する部分は、電界強度が他の領域に比べて小さい。よって、第1支持部27を直線γに対応してシールド板25に設けることで、シールド板25における電磁波への影響を抑制し、電力損失を抑制できる。また、シールド板25は整合素子19とも対向しているため、ひいては整合素子19における電磁波への影響を抑制し、電力損失を抑制できる。
上記第1実施形態では、整合素子19の中心点βを通り、左右方向に延びる直線γに対応して第1支持部27が位置する。ここで、整合素子19における電磁波は共振状態にあり、整合素子19の共振方向の中央部では、定在波の節が位置する。そして、直線γは、定在波の節の位置に対応して延びている。よって、整合素子19の中央近傍を通る直線γ上では、電磁波の電界強度が中央近傍以外の他の領域に比べて小さい。しかし、整合素子19の左第1辺19Lと右第1辺19Rでは、整合素子19の中央部に比べて、電磁波の電界強度が大きくなる傾向にある。これは、左第1辺19L、右第1辺19Rでは、整合素子19が空気と接することで、整合素子19の実効誘電率が変化し、この変化によって電磁波が集中し易くなることによると考えられる。
以下に、第1実施形態の電力変換器100の変形例について説明する。なお、以下の第2、第3実施係形態と同様の変形例については、共通の変形例として後述する。
上記第1実施形態では、第1支持部27は直線γに対応しているが、必ずしも直線γに対応している必要はない。例えば、第1支持部27は、電磁波が形成する定在波の節の位置、つまり整合素子19の中央近傍に対応して位置すればよい。なお、「中央近傍」とは、整合素子19のうち電界強度の小さい領域であればよく、整合素子19の中心点βのみならず、中心点β及びその近傍を含む意味である。例えば、整合素子19の対向する前第2辺19F及び後第2辺19Bからλg/4の近傍、つまり前第2辺19F及び後第2辺19B間の中央部分ということができる。この位置に第1支持部27を設けることで、電力損失を抑制できる。なお、一組の前第2辺19F及び後第2辺19Bからλg/4の近傍とは、例えば、一組の前第2辺19F及び後第2辺19Bからλg/4を中心として、±λg/8の範囲ということができる。
上記第1実施形態では、左第1支持部27Lと右第1支持部27Rとは、直線αを中心として概ね左右対称である。しかし、少なくとも、左第1支持部27Lとシールド板25との接続部分と、右第1支持部27Rとシールド板25との接続部分とが左右対称であればよい。そのような例として図12を用いて説明する。図12は、左第1支持部及び右第1支持部のシールド板に対する配置関係を示す平面図である。
上記第1実施形態では、第1支持部27はL字型に形成されている。しかし、第1支持部27は直方体状に形成されてもよい。図14は、変形例に係るシールド板の斜視図である。図14に示す通り、直線γに対応する位置において、右第1支持部27Rがシールド板25の右シールド辺25Rからグランド基板18に延び、左第1支持部27Lが左シールド辺25Lからグランド基板18に延びる。その他、第1支持部27は、直線γに対応する位置であり、かつシールド板25の下部からグランド基板18に向かって延びてもよい。
上記第1実施形態では、高周波回路300が導体パターン165を介して導波管11と接続されているが、導波管11を用いない構成にも本発明を適用できる。図15は、平板状の電力変換器を示す分解斜視図である。図15に示す電力変換器105は、下から順に第1基板ユニット101(伝送部)と、第2基板ユニット107と、シールドユニット24とが順に互いに接触するように積層されて構成されている。伝送パターン29はシールドユニット24に隣接して配置されている。シールドユニット24及び伝送パターン29は、上記第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
上記第1実施形態では、整合素子19は第2支持部21を介してグランド基板18に接続されている。しかし、整合素子19は、グランド基板18を介さず、第2支持部21によって導波管11に対して支持されてもよい。図16は、整合素子を支持する第2支持部の別の一例を示す分解斜視図である。図16の電力変換器105aでは、整合素子19は、左第1辺19Lの前後方向の中央部に接続されたL字型の左第2支持部21Lと、右第1辺19Rの前後方向の中央部に接続されたL字型の右第2支持部21Rとによって、導波管11の上面に支持される。第2支持部21は、導波管11上に整合素子19を支持できれば形状は特に限定されない。例えば、図16に示すように、左第2支持部21Lは左水平部21HL及び左垂直部21VLを有し、右第2支持部21Rは右水平部21HR及び右垂直部21VRを有する。この場合、整合素子19とシールド板25との間に隙間を有するように、第1支持部27の上下方向の長さが調整されている。
上記第1実施形態では、左第1水平部27HL及び右第1水平部27HRは、直線γ上に対応して左右方向に沿って直線状に延びている。しかし、左第1水平部27HL及び右第1水平部27HRは、湾曲又は屈曲していてもよい。
左第1支持部27L及び右第1支持部27Rは、少なくともシールド板25との接続部分が直線γ上に位置すればよく、必ずしも左第1支持部27L及び右第1支持部27R全体が直線γ上に位置する必要はない。
上記第1実施形態では、第1支持部27(27L、27R)は直方体状の棒状部材である。しかし、第1支持部27はシールド板25を支持できれば形状は限定されず、例えば円柱状の棒状部材であってもよい。ただし、グランド基板18とともに打ち抜き加工等で一体に形成する場合には、加工の容易性から第1支持部27は直方体状の棒状部材であるのが好ましい。
次に、図面を参照しつつ、本発明の第2実施形態に係る電力変換器及びこれを含むアンテナ装置について説明する。第2実施形態が第1実施形態と異なるのはシールドユニットの第1支持部の構成であり、その他の構成は第1実施形態とほぼ同様であるため、同一構成には同一の符号を付して説明を省略する。図18は、第2実施形態に係る電力変換器の斜視図である。図19は、図18の分解斜視図である。図20は、導波管の平面図である。図21は、整合素子を含むグランド基板の平面図である。図22は、シールドユニット及び伝送パターンの平面図である。図23は、図19の直線αにおける断面図である。図24は、図19の直線γにおける断面図である。
第2実施形態のシールドユニット24aの第1支持部31は、シールド板25の下部に配置された柱状部材からなる。この第1支持部31は、シールド板25をその下部から支持し、シールド板25とグランド基板18との間、ひいてはシールド板25と整合素子19との間に隙間を形成する。
(2−1)
上記第1実施形態と同様に、整合素子19とシールド板25との間に空気を介在させることで、誘電体を介在させる場合よりも電力損失を抑制し、効率の良い電力変換器を得ることができる。
第1支持部31は、整合素子19を内部に有する貫通孔23を取り囲むことで、整合素子19等からの電磁波の不要放射を反射する。これにより、電磁波がシールド板25及び空気中等に広がるのを抑制し、電力損失を抑制できる。また、第1支持部31の壁面間の間隔L15(図20)が1/4λbであるため、整合素子19等からの電磁波を第1支持部31により囲まれる内部に閉じ込め、不要放射の広がりを抑制できる。
複数の第1支持部31は、直線αを中心として左右対称に配置されているため、左右均等に整合素子19等からの不要放射を抑制することができる。よって、不要放射の抑制が不均一であることに起因する、整合素子19における電磁波の共振状態の不均一を抑制できる。これにより、共振状態の不均一による電力損失を抑制できる。
以下に、第2実施形態の電力変換器180の変形例について説明する。なお、第1、第3実施係形態と同様の変形例については、共通の変形例として後述する。
(3−1)
上記第2実施形態では、円筒である第1支持部31によってシールド板25をグランド基板18に対して支持し、整合素子19とシールド板25との間に隙間を形成している。しかし、シールド板25の支持部として図26に示す第1支持部を用いてもよい。図26は、第2実施形態の変形例に係る電力変換器の分解斜視図である。図26に示すように、変形例に係る電力変換器183では、第1支持部33は、グランド基板18の貫通孔23を取り囲み、伝送パターン29に対応して開口を有する隔壁である。このような隔壁である第1支持部33は、上述した第2実施形態の第1支持部31と同様に、シールド板25と整合素子19との間に隙間を形成しつつ、かつ、整合素子19等からの電磁波の不要放射を抑制する。
上記第2実施形態は、上記第1実施形態の変形例に係る図15と同様に、導波管11を用いない構成とすることもできる。図27は、平板状の電力変換器を示す分解斜視図である。図27の電力変換器185では、第2実施形態と同様にグランド基板18の貫通孔23に沿って、円筒である複数の第1支持部31が配置されている。この第1支持部31によってシールド板25が支持されることで、シールド板25と整合素子19とが隙間を有して対向している。その他の構成は図15と同様であるので説明を省略する。また、第1支持部31は、図26の隔壁である第1支持部33により代替可能である。
上記第2実施形態において、上記第1実施形態の変形例に係る図16と同様に、整合素子19は、グランド基板18を介さず、第2支持部21によって導波管11に対して支持されてもよい。図28は、整合素子を支持する第2支持部の別の一例を示す分解斜視図である。図28の電力変換器185aでは、導波管11の上面に、第2支持部21が設けられている。さらに、導波管11の貫通孔15に沿って、円筒である複数の第1支持部31が配置されている。複数の第1支持部31の上下方向の長さは、第2支持部21の上下方向の長さよりも長い。これにより、シールド板25を第1支持部31により導波管11の上面に対して支持した場合に、シールド板25と整合素子19との間に隙間を形成することができる。その他の構成は図16と同様であるので説明を省略する。また、第1支持部31は、図26の隔壁である第1支持部33により代替可能である。
(3−4)
上記第2実施形態では、第1支持部31は円筒であるが、グランド基板18に対してシールド板25を支持し、電磁波の不要放射を抑制できればよく、その形状は限定されない。例えば、第1支持部31は、内部に空洞を有する四角柱状及び多角柱状などに形成されてもよい。また、第1支持部31は内部に空洞を有していなくてもよい。さらに、整合素子19等からの電磁波の不要放射を抑制できれば、第1支持部31の直径及び数等は特に限定されない。
次に、図面を参照しつつ、本発明の第3実施形態に係る電力変換器及びこれを含むアンテナ装置について説明する。第3実施形態が第1実施形態と異なるのはシールドユニットの第1支持部の構成であり、その他の構成は第1実施形態とほぼ同様であるため、同一構成には同一の符号を付して説明を省略する。図30は、第3実施形態に係る電力変換器の斜視図である。図31は、図30の分解斜視図である。図32は、導波管の平面図である。図33は、整合素子を含むグランド基板の平面図である。図34は、シールドユニット及び伝送パターンの平面図である。図35は、図31の直線αにおける断面図である。図36は、図31の直線γにおける断面図である。
第3実施形態のシールドユニット24bの第1支持部41(第2支持基板)は、シールド板25の上部に設けられた誘電体基板からなる。第1支持部41は、その下面によってシールド板25を支持し、シールド板25とグランド基板18との間、ひいてはシールド板25と整合素子19との間に隙間を形成する。
上記第1実施形態と同様に、整合素子19とシールド板25との間に空気を介在させることで、誘電体を介在させる場合よりも電力損失を抑制し、効率の良い電力変換器100を得ることができる。また、誘電体基板である第1支持部41により、シールド板25を安定に支持できる。
以下に、第3実施形態の電力変換器190の変形例について説明する。なお、第1、第2実施係形態と同様の変形例については、共通の変形例として後述する。
(3−1)
上記第3実施形態は、上記第1実施形態の変形例に係る図15と同様に、導波管11を用いない構成とすることもできる。図37は、平板状の電力変換器を示す分解斜視図である。図37の電力変換器195では、第3実施形態と同様にシールド板25は、第1支持部41及び支持台ユニット50によって、整合素子19との間に隙間を有するように支持されている。その他の構成は図15と同様であるので説明を省略する。
上記第3実施形態において、上記第1実施形態の変形例に係る図16と同様に、整合素子19は、グランド基板18を介さず、第2支持部21によって導波管11に対して支持されてもよい。図38は、整合素子を支持する第2支持部の別の一例を示す分解斜視図である。図38の電力変換器195aでは、導波管11の上面に、第2支持部21が設けられている。さらに、上記第3実施形態と同様にシールド板25は、第1支持部41及び支持台ユニット50によって、整合素子19との間に隙間を有するように支持されている。その他の構成は図16と同様であるので説明を省略する。
上記第3実施形態では、第1支持部41は誘電体基板である。しかし、シールド板25を支持可能な部材であれば、誘電体基板に限定されない。例えば、第1支持部41は接地電位のグランド基板であってもよい。
以上、本発明の第1〜第3実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて、以下のような種々の変更が可能である。以下の変形例の要旨は、適宜組み合わせることができる。なお、各実施形態における特有の変形例については各実施形態において述べたが、ここでは、第1〜第3実施形態に共通の変形例を述べる。
上記第1〜第3実施形態では、左第2支持部21Lと右第2支持部21Rとは、直線αを中心として左右対称である。しかし、少なくとも、左第2支持部21Lと整合素子19との接続部分と、右第2支持部21Rと整合素子19との接続部分とが左右対称であればよい。そのような例として図40を用いて説明する。図40は、左第2支持部及び右第2支持部の整合素子に対する配置関係を示す平面図である。図40では、左第2支持部21Lと整合素子19との接続部分と、右第2支持部21Rと整合素子19との接続部分とは、直線αに対して左右対称である。しかし、左第2支持部21Lと右第2支持部21Rとは反転対称に配置されている。少なくとも、左第2支持部21L及び右第2支持部21Rと整合素子19との接続部分が左右対称であるため、整合素子19における電磁波の共振状態の不均一による電力損失を抑制できる。なお、整合素子19における電磁波の共振状態が不均一とならない程度であれば、左第2支持部21L及び右第2支持部21Rと整合素子19との接続部分が完全な左右対称である必要はない。
<4−2>
上記第1〜第3実施形態では、整合素子19と、グランド基板18の貫通孔23とは同位置の中心点βを有する。しかし、整合素子19の左第1辺19Lの中心近傍から左第2支持部21Lが延びており、整合素子19の右第1辺19Rの中心近傍から右第2支持部21Rが延びていればよく、整合素子19の中心と貫通孔23の中心とはずれていてもよい。例えば、左第2支持部21Lは、貫通孔23の左辺23Lの中央近傍からずれた位置に接続されていてもよい。同様に、右第2支持部21Rは、貫通孔23の右辺23Rの中央近傍からずれた位置に接続されていてもよい。この場合であっても、整合素子19のうち電界強度の弱い中央近傍の領域と、左第2支持部21L及び右第2支持部21Rとが接続されることで、第2支持部21を設けることにより生じる、整合素子19における電磁波への影響を抑制し、電力損失を抑制できる。
上記第1〜第3実施形態では、左第2支持部21L及び右第2支持部21Rは、直線γ上において左右方向に沿って直線状に延びている。しかし、左第2支持部21L及び右第2支持部21Rは、湾曲又は屈曲していてもよい。
左第2支持部21L及び右第2支持部21Rは、少なくとも整合素子19との接続部分が直線γ上に位置すればよく、必ずしも左第2支持部21L及び右第2支持部21R全体が直線γ上に位置する必要はない。
上記第1〜第3実施形態では、第2支持部21は直線γ上に位置するが、必ずしも直線γ上に位置する必要はない。例えば、第2支持部21は、電磁波が形成する定在波の節が位置する整合素子19の中央近傍に対応して位置すればよい。なお、「中央近傍」とは、整合素子19のうち電界強度の小さい領域であればよく、整合素子19の中心点βのみならず、中心点β及びその近傍を含む意味である。例えば、整合素子19の対向する前第2辺19F及び後第2辺19Bからλg/4の近傍、つまり前第2辺19F及び後第2辺19B間の中央部分ということができる。このλg/4の近傍とは、例えば、一組の前第2辺19F及び後第2辺19Bからλg/4を中心として、±λg/8の範囲ということができる。
上記第1〜第3実施形態では、整合素子19は、グランド基板18と面一で形成されている。しかし、整合素子19の上下方向の位置はこれに限定されず、グランド基板18よりも上又は下に位置するように、第2支持部21により支持されてもよい。
上記第1〜第3実施形態では、整合素子19の前後方向の長さL3はλg/2である。しかし、整合素子19の前後方向において電磁波が共振状態にあればよく、長さL3はλg/2に限定されない。例えば、整合素子19の前後方向の長さL3は(λg/2)×p(pは2以上の整数)であってもよい。ただし、電力変換器100の小型化を達成し、かつ電磁波を安定に共振状態に維持するためには、整合素子19の前後方向の長さL3はλg/2であるのが好ましい。
上記第1〜第3実施形態では、第2支持部21(21L、21R)は直方体状の棒状部材である。しかし、第2支持部21は整合素子19を支持する部材であれば形状は限定されず、例えば円柱状の棒状部材であってもよい。ただし、グランド基板18とともに打ち抜き加工等で一体に形成する場合には、加工の容易性から第2支持部21は直方体状の棒状部材であるのが好ましい。
上記第1〜第3実施形態では、シールド板25内の切欠き25a内に伝送パターン29が配置されている。しかし、シールド板25によって整合素子19からの電磁波の不要放射を抑制できればよく、切欠き25a内に伝送パターン29が配置されている必要はない。例えば、整合素子19の上方に伝送パターン29が配置され、さらに伝送パターン29の上方にシールド板25が配置されてもよい。
上記第1〜第3実施形態では、整合素子19は正方形状であるが、例えば正方形状以外の長方形状及び台形状などの矩形状でもよい。また、整合素子19は、共振方向において対向する一組の辺が互いに平行であるのが好ましい。その他、整合素子19は、共振方向において対向する一組の辺が互いに平行であれば、四角形よりも多角形状及び円弧を含む形状であってもよい。
上記第1〜第3実施形態では、整合素子19を支持する支持基板としてとしてグランド基板18を例示している。しかし、支持基板は接地されている必要はなく、例えば、所定の電位を有する導体であってもよい。ただし、接地されたグランド基板18を用いると、電磁波の電界を安定化できるので好ましい。
上記第1〜第3実施形態では、伝送パターン29は1本であるが、伝送パターン29の本数は複数本であってもよい。なお、第1支持部27は、伝送パターン29が設けられている領域を除くように配置される。
13 :上部開口
15 :貫通孔
16 :下部開口
17 :整合素子ユニット
18 :グランド基板
19 :整合素子
21 :第2支持部
21L :左第2支持部
21R :右第2支持部
23 :貫通孔
24、24a、24b :シールドユニット
25 :シールド板
25a :切欠き
27 :第1支持部
27HL :左第1水平部
27HR :右第1水平部
29 :伝送パターン
31、33、41 :第1支持部
50 :支持台ユニット
100 :電力変換器
105、105a、105b :電力変換器
111、160 :結合素子
165 :導体パターン
180、183、185 :電力変換器
190、195 :電力変換器
200 :平面アンテナ
300 :高周波回路
1000 :アンテナ装置
Claims (6)
- 電磁波が伝送される伝送部と、
前記伝送部において伝送される電磁波を送受信する整合素子と、
前記整合素子に対向して配置されるシールド板と、
前記シールド板を、前記整合素子との間に隙間を有するように支持する少なくとも1つの第1支持部と、
前記シールド板の近傍に配置され、前記整合素子との間で電磁波を送受信する伝送パターンと、を備え、
平面視において、前記整合素子の中央近傍を通り、前記整合素子における電磁波の共振方向と直交する直交方向に延びる直線に対応するように、前記少なくとも1つの第1支持部が設けられている、
電力変換器。 - 平面視において、前記整合素子が収容される貫通孔を有する第1支持基板と、
前記整合素子と前記第1支持基板の貫通孔の内縁とを接続する少なくとも1つの第2支持部と、をさらに備える、請求項1に記載の電力変換器。 - 前記伝送部は、前記電磁波の伝送路である貫通孔を有する導波管であり、
前記導波管の貫通孔の端部の開口と、前記第1支持基板の貫通孔とが対向するように、前記第1支持基板が前記導波管の端部に載置されている、請求項2に記載の電力変換器。 - 前記第2支持部は、平面視において、前記整合素子の中央近傍を通り、前記整合素子における電磁波の共振方向と直交する直交方向に延びる直線上に設けられている、請求項2に記載の電力変換器。
- 電磁波の送受信を行うアンテナ素子と、
前記アンテナ素子との間で電磁波の電力変換を行う、請求項1〜4のいずれか一項に記載の電力変換器と、
を備えるアンテナ装置。 - 前記電力変換器に接続される高周波回路をさらに備える、請求項5に記載のアンテナ装置。
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