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JP6700125B2 - 電気機器ケース - Google Patents

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JP6700125B2
JP6700125B2 JP2016131144A JP2016131144A JP6700125B2 JP 6700125 B2 JP6700125 B2 JP 6700125B2 JP 2016131144 A JP2016131144 A JP 2016131144A JP 2016131144 A JP2016131144 A JP 2016131144A JP 6700125 B2 JP6700125 B2 JP 6700125B2
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Description

本発明は、情報分電盤に設置する電気機器ケースに関する。
情報分電盤には、情報通信網に関連する複数の電気機器が設置される。この種の電気機器の1つとして、非特許文献1に記載のブースターがある。上記ブースターは、ケースの底面の対向する端部から突出した2つの取り付け部材を、情報分電盤に螺子止めして設置される。
CUF40M/UF40M/C45M 取扱説明書、[online]、DXアンテナ株式会社[平成28年6月13日検索]、インターネット<URL:http://www.dxantenna.co.jp/product/item/manualImg/CUF40M(4992).pdf>
情報分電盤内の限られたスペースを有効に利用するため、また見た目をよくするためにも、情報分電盤内に設置する電気機器は、情報分電盤に描かれている升目に対して真直ぐに設置することが求められる。しかしながら、電気機器を設置する場合、電気機器のケースを、升目に対して真直ぐになるように設置することは難しい。例えば、上側の取り付け部材を、電気機器が揺動可能な状態に仮止めし、離れた所から見て真直ぐになっているか確認と微調整を繰り返して位置決めし、螺子で固定する。そのため、真直ぐに設置できたとしても、時間がかかり作業効率に問題がある。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、容易に情報分電盤の升目に対して真直ぐに設置することができる電気機器ケースを提供することを主たる目的とする。
請求項1に記載の発明は、電気機器を内蔵し、升目が描かれた情報分電盤に設置される電気機器ケースであって、
箱形状のケース部を備え、
前記ケース部は、前記情報分電盤に前記ケース部を設置する際に前記情報分電盤に接近する前記ケース部の面を底面とし、前記底面の対向する一対の端辺を取付端辺として、前記取付端辺に前記升目の半分の大きさの間隔で形成された設置目印、を有する、ことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電気機器ケースにおいて、
前記設置目印は、前記取付端辺のそれぞれに垂直な同一線上において、前記取付端辺のそれぞれに形成されている、ことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の電気機器ケースにおいて、
前記ケース部は、
前記ケース部を前記情報分電盤に螺子で固定するための螺子孔が形成された取付部を備え、
前記取付部に前記取付端辺を有する、ことを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の電気機器ケースにおいて、
前記取付端辺に形成されている目印を第1設置目印とし、
前記取付部が有する前記取付端辺は、前記第設置1目印のそれぞれに対して、前記升目の半分の大きさずれた位置に第2設置目印が形成されている、ことを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項3又は4に記載の電気機器ケースにおいて、
前記取付部が有する前記螺子孔は、前記取付端辺に平行な方向において、前記第1設置目印のそれぞれから前記升目の大きさの整数倍の間隔離れた位置に形成されている、ことを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項3〜5のいずれか1項に記載の電気機器ケースにおいて、
前記ケース部は、2つの前記取付部を備え、
2つの前記取付部のそれぞれが有する前記螺子孔は、前記取付端辺に垂直な方向において、前記升目の大きさの整数倍の間隔離れて形成されている、ことを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、請求項3〜6のいずれか1項に記載の電気機器ケースにおいて、
前記取付部は、前記取付端辺に平行な方向の幅が、前記升目の大きさの整数倍に形成されている、ことを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、請求項3〜7のいずれか1項に記載の電気機器ケースにおいて、
前記ケース部は、2つの前記取付部を備え、
2つの前記取付部は、同じ形状に形成された部材である、ことを特徴とする。
また、請求項9に記載の発明は、請求項3〜8のいずれか1項に記載の電気機器ケースにおいて、
前記ケース部は、前記取付部とは別体に構成されたケース本体部を有し、
前記ケース本体部は、前記ケース本体部に前記取付部を固定する際に固定位置を位置決めするための第1係合目印を有し、
前記取付部は、前記第1係合目印と係合する第2係合目印を有し、
前記取付部は、前記第1係合目印と前記第2係合目印とが係合した位置で、前記ケース部本体に固定される、ことを特徴とする。
請求項1に記載の電気機器ケースによれば、取付端辺に形成されている設置目印を、升目の直線に合わせることで、取付端辺を升目に対して真直ぐに設置することができる。すなわち、電機器ケースを升目に対して真直ぐに設置することができる。したがって、設置目印を升目の直線に合わせるだけでの容易な手法で、情報分電盤の升目に対して電気機器ケースを真直ぐに設置することができる。
また、請求項2に記載の電気機器ケースによれば、一対の取付端辺のそれぞれに形成されている設置目印を、升目の直線に合わせることで、精度よく情報分電盤の升目に対して電気機器ケースを真直ぐに設置することができる。
また、請求項3に記載の電気機器ケースによれば、螺子孔が形成された取付部に設置目印が形成されているため、より容易に、情報分電盤の升目に対して電気機器ケースを真直ぐに設置することができる。
また、請求項4に記載の電気機器ケースによれば、第1設置目印、及び、第1設置目印から升目の半分の大きさずれた位置に形成されている第2設置目印のいずれかを用いることで、取付端辺に水平な方向において、升目の半分の大きさの単位で、升目に対し電気機器ケースを真直ぐに設置することができる。
また、請求項5に記載の電気機器ケースによれば、取付部の螺子孔を升目の交点に合せ、第1設置目印を升目の直線に合わせることで、容易に精度良く電気機器ケースを升目に対して真直ぐに設置することができる。さらに、第2設置目印が形成されている場合は、螺子孔を升目の中央の位置に合せ、第2設置目印を升目の直線に合わせることで、電気機器ケースを升目に対して真直ぐに設置することができる。
また、請求項6に記載の電気機器ケースによれば、さらに、2つの取付部材が有する螺子孔を、取付端辺に水平な方向の升目の直線に合わせることで、より精度良く電気機器ケースを升目に対して真直ぐに設置することができる。
また、請求項7に記載の電気機器ケースによれば、第1設置目印とともに、取付部の両端も升目の直線に合わせることで、さらに精度良く電気機器ケースを升目に対して真直ぐに設置することができる。
また、請求項8に記載の電気機器ケースによれば、2つの取付部を同じ形状にすることにより、製造工程及びコストを低減できる。また、第2設置目印が形成されている場合、螺子孔を升の中央に設置する際に、2つの取付部の第2設置目印をそれぞれ升目の直線に合わせることで、精度良く電気機器ケースを升目に対して真直ぐに設置することができる。
また、請求項9に記載の電気機器ケースによれば、ケース本体部の第1係合目印と取付部の第2係合目印とを係合させることで、ケース本体部に対する取付部の位置が一意に決まる。そのため、取付端辺、スリット、及び螺子孔の位置関係を、適切な関係にすることができる。
機器ケースの外観を示す斜視図である。 機器ケースから表示カバーを取り外したシールドケースの外観を示す斜視図である。 取付金具の外観を示す斜視図である。 片方の取付金具を外した状態の機器ケースの底面を示す斜視図である。 両方の取付金具を付けた状態の機器ケースの底面を示す斜視図である。 情報分電盤に設置した機器ケースの外観を示す上面図である。 螺子孔を升目の交点に合わせた状態の取付金具を示す上面図である。 大スリットを升目の直線に合わせた状態の取付金具を示す上面図である。 螺子孔を升目の中央に合わせた状態の取付金具を示す上面図である。 小スリットを升目の直線に合わせた状態の取付金具を示す上面図である。
以下、図面を参照しながら、発明を実施するための形態を説明する。
<構成>
本実施形態に係る電気機器ケースの構成について、図面を参照して説明する。本実施形態では、電気機器として高周波回路を含み、情報分電盤に固定されるブースターを想定している。
[1.シールドケース]
一般に、高周波回路を含む電気機器のケースは、高周波回路から出力される高周波信号が周辺の機器に影響を与えないように、高周波信号を遮蔽する遮蔽性能が求められる。非特許文献1に記載のブースターのケースは、一面が開口した箱状のケース本体部に、カバー部を密着するように螺子止めして、高周波信号の遮蔽性能を実現している。
しかしながら、非特許文献1に記載のブースターのケースは、ケース本体部とカバー部との螺子止め部分が露出しているため、ユーザが誤って螺子を外すおそれがある。螺子が外されると、ケース本体部に対するカバー部の密着性が低下し、ケースの遮蔽性能も低下する。そこで、ユーザの誤操作により遮蔽性能が低下することを抑制した電気機器ケースを提供する。
本実施形態に係る機器ケースは、図1に示すように、ケース部100から構成されている。ここでは、ケース部100の深さ方向をx方向、ケース部100の長手方向をy方向、ケース部100の短手方向をz方向とし、x方向を上下方向、y方向を前後方向、z方向を左右方向とする。
まず、ケース部100の構成について、図1及び図2を参照して説明する。ケース部100は、ケース本体部10及びケースカバー部30から構成される金属製のシールドケース150と、金属製の表示カバー20と、取付金具40と、を備える。
ケース本体部10は、図2及び図4に示すように、矩形状の底面11と、底面11の4辺の各縁部から上方に略直立に起立する4枚の側面12A〜12Dと、を備える。側面12C及び側面12Dは図示されていないが、側面12Cは側面12Aと対向する面であり、側面12Dは側面12Bと対向する面である。側面12Aと側面12B、側面12Bと側面12C、側面12Cと側面12D、側面12Dと側面12Aにより、上面が開口した箱形状のケース本体部10が形成される。ケース本体部10の内部には、ブースターが収納される。なお、上側の角部分に形成された螺子止め部16は、EMC/EMIを改善するために設けられた螺子を止める部分である。螺子が無くても所要の性能が得られる場合は不要である。
側面12A〜側面12Dには、複数の通気孔13が形成されている。この通気孔13は、シールドケース150が十分な遮蔽性能を実現できる程度の大きさに形成されている。また、側面12Aには、上部に4つの同軸コネクタ14がナット15で固定されているとともに、ACコネクタ19が突出している。
図4に示すように、底面11には、前部及び後部のそれぞれに、ケース本体部10に取付金具40を固定する際に固定位置を位置決めするための目印である孔17A,17Bと、取付金具40を螺子止めするため螺子孔18A、18Bが形成されている。孔17A及び螺子孔18Aは、底面11の左部及び右部の一方に形成されており、孔17B及び螺子孔18Bは、底面11の左部及び右部の他方に形成されている。z軸方向において、前部の孔17A,17Bと、後部の孔17A、17Bとは同じ位置に形成されているとともに、前部の螺子孔18A、18Bと後部の螺子孔18A、18Bとは同じ位置に形成されている。
また、前部の螺子孔18Aと螺子孔18Bとの間には、底面11と側面12Aとを連通した凹部191が形成されている。凹部191には、ACコネクタ19に接続されたACコードが底面11側から差し込まれる。ACコネクタ19とACコードとの境界には固定部が形成されており、この固定部は、側面12Aを挟んで、ACコネクタ19が側面12Aから前方に引き抜かれないようにしている。
ケースカバー部30は、矩形状の上面31と、上面31の4辺の各縁部から下方に略直立に起立する4枚の側面32A〜32Dと、を備える。側面32C及び側面32Dは図示されていないが、側面32Cは側面32Aと対向する面であり、側面32Dは側面32Bと対向する面である。上面31は、ケース本体部10の開口面の大きさ、すなわち底面11の大きさと略同じ大きさに形成されている。側面32A〜32Dの上下方向の幅は、螺子孔が形成できる程度の幅に形成されている。また、側面32Aは、下端部に、ナット15の形状に合わせた凹みが形成されている。
そして、ケースカバー部30は、上面31がケース本体部10の開口面を覆い、側面32Aの下端部の凹みがナット15の上側に合った位置で、側面32A〜32Dに形成された螺子止め部33において、螺子で側面12A〜12Dの上部に固定されている。これにより、シールドケース150が形成される。
シールドケース150は、ケース本体部10の側面同士を螺子止めした螺子止め部16、及び、ケース本体部10とケースカバー部30とを螺子止めした螺子止め部33の螺子が外されると、遮蔽性能が低下する。また、シールドケース150は、側面12Aに同軸コネクタ14を固定しているナットが外されても、遮蔽性能が低下する。
表示カバー20は、矩形状の上面21と、上面21の4辺の各縁部から下方に略直立に起立する4枚の側面22A〜22Dと、を備える。側面22C及び側面22Dは図示されていないが、側面22Cは側面22Aと対向する面であり、側面22Dは側面22Bと対向する面である。上面21の外面には、シールドケース150の内部の電気機器に関する情報等が記載されている。
上面21及び側面22A〜22Dは、それぞれ上面31及び側面32A〜32Dの大きさ以上の大きさに形成されている。すなわち、表示カバー20は、ケースカバー部30の上側に設置された際に、ケースカバー部30を覆う寸法に形成されている。また、側面22Aは、下端部に、同軸コネクタ14の外周形状に合わせた凹みが形成されている。
表示カバー20は、上面21が上面31の上に設置され、側面22Aの下端部の凹みが同軸コネクタ14の上側になるように位置合わせがされる。そして、表示カバー20は、側面22B,22Dに形成された螺子止め部23において、螺子で側面32B,32Dに固定され、上面21に形成された螺子止め部24において、螺子で上面31にて固定されている。よって、螺子止め部16,33、及びナット15の上部が、表示カバー20に覆われて露出しなくなる。
以上から電気機器ケースは、高周波回路を含む電気機器を内蔵する電気機器ケースであって、一面が開口した箱形状のケース本体部と、前記ケース本体部の開口した面を覆い、前記ケース本体部に螺子止めされるケースカバー部と、を有し、高周波信号を遮蔽するシールドケースと、表面に前記電気機器に関する情報が記載され前記シールドケースに螺子止めされる表示カバーと、を備え、前記表示カバーは、前記ケースカバー部の螺子止め部分を覆う形状に形成されている、ことを特徴とする。
さらに、電気機器ケースは、前記ケース本体部は、側面に、ナットで固定された同軸コネクタを備え、前記表示カバーは、前記ナットの一部分を覆う形状に形成されている、ことを特徴とする。
[2.取付金具]
次に、ケース部100を情報分電盤300に固定するための取付部である取付金具40の構成について、図3〜図5を参照して説明する。取付金具40は、取付金具40A,40Bから構成されている。取付金具40A,40Bは、ケース本体部10とは別体に構成されており、ケース本体部10の底面11の対向する端部であるケース端辺111,112から、互いに反対方向に突出した板状の部材である。本実施形態では、ケース本体部10の底面11と側面12A,12Cとの交線がケース端辺111,112となっている。また、本実施形態では、取付金具40A,40Bは同じ形状に形成されているので、以下では、取付金具40Aの構成について説明する。
図3に示すように、取付金具40Aは、第1面45と第2面46と第3面49とを備える。第1面45は、yz平面上に広がる面である。第3面49は、第1面45とy軸方向において反対方向にyz平面上に広がる面である。第2面46は、第1面45のz軸方向の端部から第3面49のz軸方向の端部まで、xz平面上に広がる面であり、x軸方向の幅が狭い面である。すなわち、取付金具40Aは、第1面45と第3面49との間に、第2面46の幅の分の低い段差が形成されている。さらに、取付金具40Aの左部には、後述する端子設置部50が取付金具40Aと一体的に形成されている。
第3面49は、第2面46と当接する側と反対側に、直線状の取付端辺491を備える。取付端辺491には、y軸方向に、大スリット43A,43Bと、大スリット43A,43Bよりも切り込みが浅い小スリット44A,44Bと、が形成されている。さらに、第3面49には、ケース部100を情報分電盤300に螺子で固定するための螺子孔41,42A,42Bが形成されている。螺子孔41は、第2面46と第3面49とを連通した三角形状の孔の頂点部分に形成されている円形の孔である。螺子孔42A,42Bは、y軸方向において、螺子孔41と同じ位置に形成されているとともに、z軸方向において、螺子孔41を中心として対照な位置に形成されている円形の孔である。
大スリット43Aと大スリット43Bとは、情報分電盤300に描かれた升目(以下、升目)の大きさの整数倍の間隔で形成されている。一般に、升目の大きさは10[mm]であり、大スリット43Aと大スリット43Bとの間隔は、N×10[mm]、Nは整数、となっている。また、小スリット44A,44Bは、それぞれ、大スリット43A,43Bに対して、升目の半分の大きさずれた位置に形成されている。升目の大きさが10[mm]の場合、大スリット43Aと小スリット44Aとの間隔、及び大スリット43Bと小スリット44Bとの間隔は5[mm]となっている。
また、螺子孔41は、取付端辺491に平行な方向において、大スリット43A,43Bのそれぞれから升目の大きさの整数倍離れた位置に、円形の中心が位置するように形成されている。さらに、取付金具40Aのz軸方向の幅は、升目の大きさの整数倍に形成されており、取付金具40Aの取付端辺491に垂直な端部(以下、垂直端部)と大スリット43A,43Bとの間隔は、升目の整数倍に形成されている。
一方、第1面45には、底面11の孔17A、17Bに係合する突起47A,47Bと、螺子孔48A,48Bが形成されている。孔17A,17Bに突起47A,47Bをそれぞれ係合させることで、底面11に対する取付金具40Aの位置が一意に決まる。孔17A,17B及び突起47A,47Bは、それぞれ係合させた際に、螺子孔18A、18Bと螺子孔48A,48Bとが連通し、取付端辺491がケース端辺111,112に平行になるように形成されている。孔17A、17Bと突起47A,47Bをそれぞれ係合させて、螺子孔18A、18Bと螺子孔48A,48Bとを螺子で止めることで、底面11に取付金具40Aが固定される。同様にして、底面11に取付金具40Bが固定される。
底面11に取付金具40A,40Bを固定した状態で、取付金具40Aに形成された螺子孔41,42A,42Bと、取付金具40Bに形成された螺子孔41,42A,42Bとは、取付端辺491に垂直なy軸方向において、升目の大きさの整数倍の間隔離れた位置となる。また、底面11に取付金具40A,40Bを固定した状態で、z軸方向において、取付金具40Aに形成された螺子孔41の位置と、取付金具40Bに形成された螺子孔41の位置は同じ位置になっている。
さらに、図5に示すように、底面11に取付金具40Aを固定した状態では、凹部191は、取付金具40Aにより塞がれる。凹部191が塞がれることにより、ACコネクタ19は、ケース部100から取り外せない状態となり、ケース部100に固定される。なお、本実施形態では、大スリット43A,43Bが第1設置目印に相当し、小スリット44A,44Bが第2設置目印に相当する。また、孔17A,17Bが第1係合目印に相当し、突起47A,47Bが第2係合目印に相当する。
[3.アース端子]
一般に、電気機器を内蔵する金属製のケースには、アースをするための端子設置部が設置されている。例えば、非特許文献1に記載のブースターは、上面にアース用のアース端子を有した板状の部材である端子設置部が設置されている。この端子設置部は、ケースを壁面等の取付面に取り付けたときに、ケースの側面から取付面に対して平行に突出する。
電気機器を内蔵したケースを取付面に取り付けた状態で、端子設置部のアース端子にアース線をドライバで取り付ける場合、端子設置部に対して取付面に押し付ける方向に力がかけられる。その結果、端子設置部が変形して取付面に接近する方向に曲がり、取付面を傷つけるおそれがある。特に、端子設置部がケースの底面に近い位置に設置されている場合、アース端子にアース線を取り付ける際に取付面を傷つけやすい。そこで、アース端子へのアース線の取り付け作業に伴う端子設置部の変形を抑制した電気機器ケースを提供する。
本実施形態において、ケース部100をアースするための端子設置部50は、図1、図2及び図5に示すように、取付金具40Aと一体的に形成されている。詳しくは、端子設置部50は、第1面45の左部と第1面45の左部から延伸した延伸部とからなる端子面51と、端子面51の前側端部と第3面49とを繋ぐ支持面52と、端子台53と、を備える。端子台53は、端子面51に形成された取付孔54に取り付けられる。端子台53は、機能アース端子であり、銅線等のアース線がドライバで取り付けられる。
ケース部100を情報分電盤300に取り付けた状態において、端子面51は、側面12Aから情報分電盤300に対して平行に突出する面であり、支持面52は、端子面51から情報分電盤300に至る幅を有する面である。すなわち、支持面52は、情報分電盤300側から端子面51を支える面である。支持面52を設けたことにより、端子面51の上側から端子面51に力をかけても、端子面51の下方への変形が抑制される。なお、取付金具40Bにも、端子面51、支持面52及び取付孔54は形成されている。端子台53は、配線の引きまわしにより、取付金具40A及び取付金具40Bのどちらにも取り付けることができるようにしている。
以上から電気機器ケースは、電気機器を内蔵する金属製の電気機器ケースであって、箱形状のケース本体部と、前記電気機器ケースをアースするための端子設置部と、を備え、前記端子設置部は、上面にアース用のアース端子を有し、前記ケース部を取付面に取り付けた状態において、前記ケース部の側面から前記取付面に対して平行に突出した板状の部材である第1部材と、前記ケース部を前記取付面に取り付けた状態において、前記第1部材の端部から前記取付面に至る幅を有する板状の部材である第2部材と、を有する、ことを特徴とする。
さらに、電気機器ケースは、前記ケース本体部を前記取付面に螺子で固定するための螺子孔を有し、前記ケース本体部の底面から、互いに対向する前記側面を超えて突出した板状の部材である取付部を備え、前記第1部材及び前記第2部材は、前記取付部と一体の部材である、ことを特徴とする。
なお、ここでの「平行」とは、厳密な意味での平行に限るものではなく、目的とする効果を奏するのであれば厳密に平行でなくてもよい。また、本実施形態において、端子面51が第1部材に相当し、支持面52が第2部材に相当する。
<機器ケースの設置>
次に、機器ケース200の情報分電盤300への設置の仕方について、図6〜図10を参照して説明する。
[1.大スリットを使った設置]
まず、大スリット43A,43Bを使った設置について説明する。図7に示すように、取付金具40Bの螺子孔41の中心を、情報分電盤300のy軸方向の直線(以下、縦線)とz軸方向の直線(以下、横線)との交点に合わせて、ケース部100が揺動可能な状態に仮止めする。そして、図8に示すように、取付金具40Aの大スリット43A,43Bを、それぞれ縦線に合わせる。その後、図6に示すように、螺子孔41を螺子S1で固定するとともに、螺子孔42A,42Bを螺子S2で固定する。
なお、取付金具40Aの大スリット43A,43Bを使う方が良いが、取付金具40Bの螺子孔41の中心を縦線と横線との交点に合わせた後、取付金具40Bの大スリット43A,43Bを縦線に合わせて固定してもよい。取付金具40Aにおいて、螺子孔41は、同軸コネクタ14との位置関係の都合で螺子止めに使うことができないため、螺子孔42A,42Bを使っている。
上述したように、螺子孔41と大スリット43A,43Bとの間隔が、それぞれ升目の整数倍になっているので、螺子孔41、大スリット43A,43Bを縦線に合わせると、取付端辺491は横線に平行になる。ひいては、ケース端辺111,112は横線に平行になり、ケース端辺111,112に垂直な底面11の端部は縦線に平行になる。すなわち、升目に対してケース部100が真直ぐな状態となる。
また、取付金具40Bの螺子孔41と、取付金具40Aの螺子孔42A,42Bのy軸方向の間隔は、升目の整数倍となっているので、螺子孔42A,42Bの中心を、横線に合わせると、より高精度にケース部100が升目に対して真直ぐに設置される。また、取付金具40Bの大スリット43A,43Bも縦線に合わせると、より高精度にケース部100が升目に対して真直ぐに設置される。さらに、取付金具40A,40Bの垂直端部と大スリット43A,43Bとの間隔が升目の整数倍になっているので、取付金具40A,40Bの垂直端部を縦線に合わせると、より高精度にケース部100が升目に対して真直ぐに設置される。
[2.小スリットを使った設置]
次に、小スリット44A,44Bを使った設置について説明する。図9に示すように、取付金具40Bの螺子孔41の中心を、升目の中心に合わせて、ケース部100が揺動可能な状態に仮止めする。そして、図10に示すように、取付金具40Aの小スリット44A,44Bを、それぞれ縦線に合わせる。その後、螺子孔41を螺子S1で固定するとともに、螺子孔42A,42Bを螺子S2で固定する。
上述したように、螺子孔41と小スリット44A,44Bの間隔は、升目の半分の大きさになっているので、螺子孔41を升目の中心に合わせ、小スリット44A,44Bを縦線に合わせると、取付端辺491は横線に平行になる、すなわち、升目に対して機器ケース200が真直ぐに設置される。
また、取付金具40Bの小スリット44A,44Bも縦線に合わせると、より高精度に升目に対してケース部100が真直ぐに設置される。
なお、本実施形態では、情報分電盤300が取付面に相当する。
<効果>
以上詳述した本実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1)底面11のケース端辺111,112に平行な取付金具40の取付端辺491に、升目の大きさの整数倍の間隔で大スリット43A,43Bが形成されている。よって、大スリット43A,43Bをそれぞれ升目の縦線に合わせるだけで、ケース部100を情升目に対して真直ぐに設置することができる。
(2)取付端辺491の大スリット43A,43Bから升目の半分の大きさずれた位置に、小スリット44A,44Bが形成されている。よって、大スリット43A,43Bと小スリット44A,44Bのどちらかを升目の縦線に合わせることで、取付端辺491に水平な方向において、升目の半分の大きさの単位で、ケース部100を升目に対して真直ぐに設置することができる。
(3)螺子孔41が、取付端辺491に平行な方向において、大スリット43A,43Bのそれぞれから、升目の大きさの整数倍の間隔離れた位置に形成されている。よって、螺子孔41を升目の交点又は升目の中心に合せ、大スリット43A,43B又は小スリット44A,44Bを升目の縦線に合わせることで、容易に精度良くケース部100を升目に対して真直ぐに設置することができる。
(4)取付金具40A,40Bの螺子孔41は、取付端辺491に垂直な方向において、升目の大きさの整数倍の間隔離れた位置に形成されている。よって、取付金具40A,40Bの螺子孔41を、升目の横線に合わせることで、より精度良くケース部100を升目に対して真直ぐに設置することができる。
(5)取付金具40A,40Bは、取付端辺491に平行な方向の幅が、升目の大きさの整数倍に形成されている。よって、大スリット43A,43Bに加えて、取付金具40A,40Bの両端を升目の縦線に合わせることで、より精度よくケース部100を升目に対して真直ぐに設置することができる。
(6)取付金具40A,40Bを同じ形状にすることにより、製造工程及びコストを低減することができる。また、螺子孔41を升目の中心に設置する際に、取付金具40A,40Bの両方の小スリット44A,44Bを、それぞれ升目の縦線に合わせることで、より精度よくケース部100を升目に対して真直ぐに設置することができる。
(7)ケース本体部10の孔17A、17Bと、取付金具40の突起47A,47Bと、を係合させることで、ケース本体部10に対する取付金具40の位置が一意に決まる。そのため、取付端辺491、大スリット43A,43B、小スリット44A,44B、及び螺子孔41の位置関係を適切な関係にすることができる。
(8)表示カバー20により、シールドケース150の螺子止め部16,33が覆われるため、ユーザが誤ってシールドケース150の螺子を外すことを抑制できる。ひいては、ユーザの誤操作によりシールドケース150の遮蔽性能が低下することを抑制できる。
(9)表示カバー20により、ナット15の上部が覆われるため、ユーザが誤ってナット15を外すことを抑制できる。ひいては、ユーザの誤操作によりシールドケース150の遮蔽性能が低下することを抑制できる。
(10)端子設置部50の端子面51に対して情報分電盤300に押し付ける方向に力がかけられても、端子面51は、端子面51の端部から情報分電盤300に至る幅を有する支持面52により情報分電盤300側から支えられる。よって、端子台53へのアース線の取り付け作業に伴い、端子面51が情報分電盤300に向かって曲がることを抑制することができる。
(11)端子面51及び支持面52を取付金具40と一体の板状の部材とすることにより、部品点数を減らすことができる。この場合、端子面51は、情報分電盤300に近い高さに設置されることになるが、支持面52を備えることにより、情報分電盤300を傷つけることを抑制できる。
(他の実施形態)
以上、本発明を実施するための形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
(a)上記実施形態では、取付金具40A,40Bの取付端辺491に、2つの大スリット43A,43Bと、2つの小スリット44A,44Bが形成されていたが、取付金具40A,40Bの取付端辺491に1つのスリットが形成されていてもよい。取付金具40Aのスリットと取付金具40Bのスリットは、取付端辺491に垂直な同一線上に形成する。この場合、取付金具40Aのスリットと、取付金具40Bのスリットを、情報分電盤300の同じ縦線に合わせることで、ケース部100を升目に対して真直ぐに設置することができる。また、3つ以上の大スリットや3つ以上の小スリットが形成されていてもよい。
(b)上記実施形態では、取付金具40A,40Bの両方に、大スリット43A,43Bと小スリット44A,44Bが形成されていたが、取付金具40A,40Bのいずれか一方のみに形成されていてもよい。また、大スリット43A,43B及び小スリット44A,44Bは、升目の大きさの半分の間隔で形成されていてもよい。すなわち、大スリット43A,43Bの間隔や、小スリット44A,44Bの間隔が、升目の大きさの半分の整数倍であってもよい。また、取付金具40に、大スリット43A,43Bが形成されていれば、小スリット44A,44Bは形成されていなくてもよい。少なくとも、いずれか一方の取付金具40に大スリット43A,43Bが形成されていれば、取付端辺491を横線に合わせ、大スリット43A,43Bを縦線に合わせて、升目単位で、ケース部100を升目に対して真直ぐに設置することができる。さらに、いずれか一方の取付金具40に、取付端辺491に垂直なある程度の長さを持ったスリットが1つ形成されているだけでもよい。
(c)螺子孔41は、取付端辺491に平行な方向において、大スリット43A,43Bのそれぞれから、升目の大きさの整数倍離れた位置に形成されていなくてもよい。螺子孔41を升目の交点や中央に合わせる場合よりも精度が劣るおそれはあるが、大スリット43A,43B又は小スリット44A,44Bを升目の縦線に合わせて設置するだけでも、ケース部100を升目に対して真直ぐに配置することができる。
(d)取付金具40のz軸方向の幅は、升目の大きさの整数倍に形成されていなくてもよい。大スリット43A,43Bを縦線に合わせるだけでも、ケース部100を升目に対して真直ぐに設置することができる。また、ケース本体部10には、取付金具40は1つだけ設置されていてもよい。
(e)底面11に取付金具40A,40Bを固定した状態で、取付金具40Aの螺子孔41,42A,42Bと、取付金具40Bの螺子孔41,42A,42Bとは、y軸方向において、升目の大きさの整数倍の間隔離れていなくてもよい。大スリット43A,43Bを縦線に合わせるだけでも、ケース部100を升目に対して真直ぐに設置することができる。
(f)上記実施形態では、設置目印として、大スリット43A,43B、小スリット44A,44Bを形成しているが、設置目印はスリットに限らない。例えば、設置目印は、取付金具40に描かれた線でもよい。また、設置目印は、取付金具40の取付端辺491に限らず、ケース本体部10に形成されていてもよい。例えば、設置目印は、ケース端辺111,112を取付端辺として、ケース端辺111,112から側面12A,12C上に向けて形成されていてもよい。また、底面11のケース端辺111,112に垂直な2辺を取付端辺として、上記垂直な2辺から側面12B,12D上に向けて形成されていてもよい。
(g)支持面52は、機器ケース200を情報分電盤300に取り付けた状態において、端子面51から情報分電盤300に至る幅を有していれば、端子面51の前側端部に限らず、左側端部や右側端部に当接して形成されていてもよい。
(h)端子設置部50は、取付金具40Aとは別体の部材として構成されていてもよい。
(i)ケース部100は、遮蔽性能、設置目印及び端子設置部の全ての構成を備えていなくてもよく、いずれか1つの構成を備えていればよい。すなわち、ケース部100が設置目印を備える場合、ケース部100は、遮蔽性能を有するケースでなくてもよい。よって、この場合、ケース部100は、金属に限らず樹脂で形成されていてもよい。この場合のケース部100は、ブレーカーボックスや配電盤ボックスなどで、情報分電盤300に取り付ける電気機器のケースであればなんでもよい。
(j)また、ケース部100が遮蔽性能を備える場合、ケース部100には、情報分電盤300に対する位置決めのための設置目印が形成されていなくてもよい。この場合、シールドケース150に収納される電気機器は、ブレーカーに限らず、高周波回路を有する機器であればなんでもよい。
(k)また、ケース部100は、設置目印及び遮蔽性能を備えず、端子設置部を備えていてもよい。この場合、ケース部100は、金属製のケースになる。
(l)上記実施形態における1つの構成要素が有する複数の機能を、複数の構成要素によって実現したり、1つの構成要素が有する1つの機能を、複数の構成要素によって実現したりしてもよい。また、複数の構成要素が有する複数の機能を、1つの構成要素によって実現したり、複数の構成要素によって実現される1つの機能を、1つの構成要素によって実現したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。なお、特許請求の範囲に記載した文言のみによって特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本発明の実施形態である。
(m)上述した電気機器ケースの他、当該電気機器ケースを構成要素とする電気機器、電気機器ケースの設置方法など、種々の形態で本発明を実現することもできる。
10…ケース本体部、11…底面、14…同軸コネクタ、15…ナット、16…螺子止め部、17A,17B…孔、20…表示カバー、30…ケースカバー部、33…螺子止め部、40,40A,40B…取付金具、41,42A,42B…螺子孔、43A,43B…大スリット、44A,44B…小スリット、47A,47B…突起、50…端子設置部、51…端子面、52…支持面、53…アース端子、100…ケース部、111…ケース端辺、150…シールドケース、300…情報分電盤、491…取付端辺、S1…螺子、S2…螺子。

Claims (9)

  1. 電気機器を内蔵し、升目が描かれた情報分電盤に設置される電気機器ケースであって、
    箱形状のケース部を備え、
    前記ケース部は、前記情報分電盤に前記ケース部を設置する際に前記情報分電盤に接近する前記ケース部の面を底面とし、前記底面の対向する一対の端辺を取付端辺として、前記取付端辺に前記升目の半分の大きさの間隔で形成された設置目印を有する、ことを特徴とする電気機器ケース。
  2. 前記設置目印は、前記取付端辺のそれぞれに垂直な同一線上において、前記取付端辺のそれぞれに形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載の電気機器ケース。
  3. 前記ケース部は、
    前記ケース部を前記情報分電盤に螺子で固定するための螺子孔が形成された取付部を備え、
    前記取付部に前記取付端辺を有する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電気機器ケース。
  4. 前記取付端辺に形成されている目印を第1設置目印とし、
    前記取付部が有する前記取付端辺は、前記第1設置目印のそれぞれに対して、前記升目の半分の大きさずれた位置に第2設置目印が形成されている、ことを特徴とする請求項3に記載の電気機器ケース。
  5. 前記取付部が有する前記螺子孔は、前記取付端辺に平行な方向において、前記第1設置目印のそれぞれから前記升目の大きさの整数倍の間隔離れた位置に形成されている、ことを特徴とする請求項4に記載の電気機器ケース。
  6. 前記ケース部は、2つの前記取付部を備え、
    2つの前記取付部のそれぞれが有する前記螺子孔は、前記取付端辺に垂直な方向において、前記升目の大きさの整数倍の間隔離れて形成されている、ことを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載の電気機器ケース。
  7. 前記取付部は、前記取付端辺に平行な方向の幅が、前記升目の大きさの整数倍に形成されている、ことを特徴とする請求項3〜6のいずれか1項に記載の電気機器ケース。
  8. 前記ケース部は、2つの前記取付部を備え、
    2つの前記取付部は、同じ形状に形成された部材である、ことを特徴とする、請求項3〜7のいずれか1項に記載の電気機器ケース。
  9. 前記ケース部は、前記取付部とは別体に構成されたケース本体部を有し、
    前記ケース本体部は、前記ケース本体部に前記取付部を固定する際に固定位置を位置決めするための第1係合目印を有し、
    前記取付部は、前記第1係合目印と係合する第2係合目印を有し、
    前記取付部は、前記第1係合目印と前記第2係合目印とが係合した位置で、前記ケース部本体に固定される、ことを特徴とする請求項3〜8のいずれか1項に記載の電気機器ケース。
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