JP6700125B2 - 電気機器ケース - Google Patents
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Description
箱形状のケース部を備え、
前記ケース部は、前記情報分電盤に前記ケース部を設置する際に前記情報分電盤に接近する前記ケース部の面を底面とし、前記底面の対向する一対の端辺を取付端辺として、前記取付端辺に前記升目の半分の大きさの間隔で形成された設置目印、を有する、ことを特徴とする。
前記設置目印は、前記取付端辺のそれぞれに垂直な同一線上において、前記取付端辺のそれぞれに形成されている、ことを特徴とする。
前記ケース部は、
前記ケース部を前記情報分電盤に螺子で固定するための螺子孔が形成された取付部を備え、
前記取付部に前記取付端辺を有する、ことを特徴とする。
前記取付端辺に形成されている目印を第1設置目印とし、
前記取付部が有する前記取付端辺は、前記第設置1目印のそれぞれに対して、前記升目の半分の大きさずれた位置に第2設置目印が形成されている、ことを特徴とする。
前記取付部が有する前記螺子孔は、前記取付端辺に平行な方向において、前記第1設置目印のそれぞれから前記升目の大きさの整数倍の間隔離れた位置に形成されている、ことを特徴とする。
前記ケース部は、2つの前記取付部を備え、
2つの前記取付部のそれぞれが有する前記螺子孔は、前記取付端辺に垂直な方向において、前記升目の大きさの整数倍の間隔離れて形成されている、ことを特徴とする。
前記取付部は、前記取付端辺に平行な方向の幅が、前記升目の大きさの整数倍に形成されている、ことを特徴とする。
前記ケース部は、2つの前記取付部を備え、
2つの前記取付部は、同じ形状に形成された部材である、ことを特徴とする。
前記ケース部は、前記取付部とは別体に構成されたケース本体部を有し、
前記ケース本体部は、前記ケース本体部に前記取付部を固定する際に固定位置を位置決めするための第1係合目印を有し、
前記取付部は、前記第1係合目印と係合する第2係合目印を有し、
前記取付部は、前記第1係合目印と前記第2係合目印とが係合した位置で、前記ケース部本体に固定される、ことを特徴とする。
<構成>
本実施形態に係る電気機器ケースの構成について、図面を参照して説明する。本実施形態では、電気機器として高周波回路を含み、情報分電盤に固定されるブースターを想定している。
一般に、高周波回路を含む電気機器のケースは、高周波回路から出力される高周波信号が周辺の機器に影響を与えないように、高周波信号を遮蔽する遮蔽性能が求められる。非特許文献1に記載のブースターのケースは、一面が開口した箱状のケース本体部に、カバー部を密着するように螺子止めして、高周波信号の遮蔽性能を実現している。
次に、ケース部100を情報分電盤300に固定するための取付部である取付金具40の構成について、図3〜図5を参照して説明する。取付金具40は、取付金具40A,40Bから構成されている。取付金具40A,40Bは、ケース本体部10とは別体に構成されており、ケース本体部10の底面11の対向する端部であるケース端辺111,112から、互いに反対方向に突出した板状の部材である。本実施形態では、ケース本体部10の底面11と側面12A,12Cとの交線がケース端辺111,112となっている。また、本実施形態では、取付金具40A,40Bは同じ形状に形成されているので、以下では、取付金具40Aの構成について説明する。
一般に、電気機器を内蔵する金属製のケースには、アースをするための端子設置部が設置されている。例えば、非特許文献1に記載のブースターは、上面にアース用のアース端子を有した板状の部材である端子設置部が設置されている。この端子設置部は、ケースを壁面等の取付面に取り付けたときに、ケースの側面から取付面に対して平行に突出する。
次に、機器ケース200の情報分電盤300への設置の仕方について、図6〜図10を参照して説明する。
まず、大スリット43A,43Bを使った設置について説明する。図7に示すように、取付金具40Bの螺子孔41の中心を、情報分電盤300のy軸方向の直線(以下、縦線)とz軸方向の直線(以下、横線)との交点に合わせて、ケース部100が揺動可能な状態に仮止めする。そして、図8に示すように、取付金具40Aの大スリット43A,43Bを、それぞれ縦線に合わせる。その後、図6に示すように、螺子孔41を螺子S1で固定するとともに、螺子孔42A,42Bを螺子S2で固定する。
次に、小スリット44A,44Bを使った設置について説明する。図9に示すように、取付金具40Bの螺子孔41の中心を、升目の中心に合わせて、ケース部100が揺動可能な状態に仮止めする。そして、図10に示すように、取付金具40Aの小スリット44A,44Bを、それぞれ縦線に合わせる。その後、螺子孔41を螺子S1で固定するとともに、螺子孔42A,42Bを螺子S2で固定する。
なお、本実施形態では、情報分電盤300が取付面に相当する。
以上詳述した本実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1)底面11のケース端辺111,112に平行な取付金具40の取付端辺491に、升目の大きさの整数倍の間隔で大スリット43A,43Bが形成されている。よって、大スリット43A,43Bをそれぞれ升目の縦線に合わせるだけで、ケース部100を情升目に対して真直ぐに設置することができる。
以上、本発明を実施するための形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
(i)ケース部100は、遮蔽性能、設置目印及び端子設置部の全ての構成を備えていなくてもよく、いずれか1つの構成を備えていればよい。すなわち、ケース部100が設置目印を備える場合、ケース部100は、遮蔽性能を有するケースでなくてもよい。よって、この場合、ケース部100は、金属に限らず樹脂で形成されていてもよい。この場合のケース部100は、ブレーカーボックスや配電盤ボックスなどで、情報分電盤300に取り付ける電気機器のケースであればなんでもよい。
(l)上記実施形態における1つの構成要素が有する複数の機能を、複数の構成要素によって実現したり、1つの構成要素が有する1つの機能を、複数の構成要素によって実現したりしてもよい。また、複数の構成要素が有する複数の機能を、1つの構成要素によって実現したり、複数の構成要素によって実現される1つの機能を、1つの構成要素によって実現したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。なお、特許請求の範囲に記載した文言のみによって特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本発明の実施形態である。
Claims (9)
- 電気機器を内蔵し、升目が描かれた情報分電盤に設置される電気機器ケースであって、
箱形状のケース部を備え、
前記ケース部は、前記情報分電盤に前記ケース部を設置する際に前記情報分電盤に接近する前記ケース部の面を底面とし、前記底面の対向する一対の端辺を取付端辺として、前記取付端辺に前記升目の半分の大きさの間隔で形成された設置目印を有する、ことを特徴とする電気機器ケース。 - 前記設置目印は、前記取付端辺のそれぞれに垂直な同一線上において、前記取付端辺のそれぞれに形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載の電気機器ケース。
- 前記ケース部は、
前記ケース部を前記情報分電盤に螺子で固定するための螺子孔が形成された取付部を備え、
前記取付部に前記取付端辺を有する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電気機器ケース。 - 前記取付端辺に形成されている目印を第1設置目印とし、
前記取付部が有する前記取付端辺は、前記第1設置目印のそれぞれに対して、前記升目の半分の大きさずれた位置に第2設置目印が形成されている、ことを特徴とする請求項3に記載の電気機器ケース。 - 前記取付部が有する前記螺子孔は、前記取付端辺に平行な方向において、前記第1設置目印のそれぞれから前記升目の大きさの整数倍の間隔離れた位置に形成されている、ことを特徴とする請求項4に記載の電気機器ケース。
- 前記ケース部は、2つの前記取付部を備え、
2つの前記取付部のそれぞれが有する前記螺子孔は、前記取付端辺に垂直な方向において、前記升目の大きさの整数倍の間隔離れて形成されている、ことを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載の電気機器ケース。 - 前記取付部は、前記取付端辺に平行な方向の幅が、前記升目の大きさの整数倍に形成されている、ことを特徴とする請求項3〜6のいずれか1項に記載の電気機器ケース。
- 前記ケース部は、2つの前記取付部を備え、
2つの前記取付部は、同じ形状に形成された部材である、ことを特徴とする、請求項3〜7のいずれか1項に記載の電気機器ケース。 - 前記ケース部は、前記取付部とは別体に構成されたケース本体部を有し、
前記ケース本体部は、前記ケース本体部に前記取付部を固定する際に固定位置を位置決めするための第1係合目印を有し、
前記取付部は、前記第1係合目印と係合する第2係合目印を有し、
前記取付部は、前記第1係合目印と前記第2係合目印とが係合した位置で、前記ケース部本体に固定される、ことを特徴とする請求項3〜8のいずれか1項に記載の電気機器ケース。
Priority Applications (1)
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JP2016131144A JP6700125B2 (ja) | 2016-06-30 | 2016-06-30 | 電気機器ケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016131144A JP6700125B2 (ja) | 2016-06-30 | 2016-06-30 | 電気機器ケース |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2018006565A JP2018006565A (ja) | 2018-01-11 |
JP6700125B2 true JP6700125B2 (ja) | 2020-05-27 |
Family
ID=60948078
Family Applications (1)
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JP2016131144A Active JP6700125B2 (ja) | 2016-06-30 | 2016-06-30 | 電気機器ケース |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6700125B2 (ja) |
-
2016
- 2016-06-30 JP JP2016131144A patent/JP6700125B2/ja active Active
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JP2018006565A (ja) | 2018-01-11 |
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