JP6695756B2 - 架橋剤を含む超吸収性ポリマー - Google Patents
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Description
a)重合性モノマーであって、モノマーは、不飽和酸性基含有モノマー、エチレン性不飽和カルボン酸の無水物、塩、又はこれらの誘導体から選択される、重合性モノマーと;
b)内部架橋剤組成物であって、
(i)飽和アミン及び/若しくは飽和ポリアミン、並びにエチレン性不飽和グリシジル化合物及び/若しくはエチレン性不飽和ポリグリシジル化合物、又は
(ii)エチレン性不飽和アミン及び/若しくはエチレン性不飽和ポリアミン、並びに飽和グリシジル化合物及び/若しくは飽和ポリグリシジル化合物、又は
(iii)エチレン性不飽和アミン及び/若しくはエチレン性不飽和ポリアミン、並びにエチレン性不飽和グリシジル化合物及び/若しくはエチレン性不飽和ポリグリシジル化合物から選択されるものの反応生成物である、内部架橋剤組成物と;
ここで、成分a)及びb)は重合及び粒状化されて、粒子表面を有する粒状超吸収性ポリマーを形成しており、粒状超吸収性ポリマーの少なくとも40質量%が300μm〜600μmの粒子径を有しており;並びに
c)乾燥した超吸収性ポリマー組成物の質量に基づいて0.01〜5質量%の、粒子表面に適用された表面架橋剤と;
を含んでおり、
粒状超吸収性ポリマー組成物は、本明細書に記載の遠心保持容量試験(Centrifuge Retention Capacity Test)によって決定される20g/g〜40g/gの遠心保持容量、及び本明細書に記載のゲル床透過性試験(Gel Bed Permeability Test)によって決定される少なくとも5ダーシー以上のゲル床透過性を有する、
粒状超吸収性ポリマー組成物である。
a)超吸収性ポリマーに基づいて、エチレン性不飽和カルボン酸、エチレン性不飽和カルボン酸の無水物、塩、又はこれらの誘導体から選択される少なくとも1つのモノマーと、
(i)飽和アミン及び/若しくは飽和ポリアミン、並びにエチレン性不飽和グリシジル化合物及び/若しくはエチレン性不飽和ポリグリシジル化合物、
(ii)エチレン性不飽和アミン及び/若しくはエチレン性不飽和ポリアミン、並びに飽和グリシジル化合物及び/若しくは飽和ポリグリシジル化合物、又は
(iii)エチレン性不飽和アミン及び/若しくはエチレン性不飽和ポリアミン、並びにエチレン性不飽和グリシジル化合物及び/若しくはエチレン性不飽和ポリグリシジル化合物から選択されるものの反応生成物である、0.001質量%〜1質量%の内部架橋剤組成物とを重合させることによって超吸収性ポリマーを調製すること;
b)超吸収性ポリマーを重合させること;
c)超吸収性ポリマーを粒状化して、粒状超吸収性ポリマーの少なくとも40質量%が300μm〜600μmの粒子径を有する粒状超吸収性ポリマーを形成すること;
d)乾燥した超吸収性ポリマー組成物粉末の質量に基づいて0.001〜5.0質量%の、粒子表面に適用された表面架橋剤で、粒状超吸収性ポリマーを表面架橋すること;並びに
e)工程e)の表面架橋した粒状超吸収性ポリマーを150℃〜250℃の温度で20〜120分間熱処理して、表面架橋した粒状超吸収性ポリマーを形成すること;
を含んでおり、
粒状超吸収性ポリマー組成物は、本明細書に記載の遠心保持容量試験によって決定される20g/g〜40g/gの遠心保持容量、及び本明細書に記載のゲル床透過性試験によって決定される少なくとも5ダーシー以上のゲル床透過性を有する、
粒状超吸収性ポリマー組成物の製造方法である。
a)超吸収性ポリマーに基づいて、エチレン性不飽和カルボン酸、エチレン性不飽和カルボン酸の無水物、塩、又はこれらの誘導体から選択される少なくとも1つのモノマーと、
(i)飽和アミン及び/若しくは飽和ポリアミン、並びにエチレン性不飽和グリシジル化合物及び/若しくはエチレン性不飽和ポリグリシジル化合物、
(ii)エチレン性不飽和アミン及び/若しくはエチレン性不飽和ポリアミン、並びに飽和グリシジル化合物及び/若しくは飽和ポリグリシジル化合物、又は
(iii)エチレン性不飽和アミン及び/若しくはエチレン性不飽和ポリアミン、並びにエチレン性不飽和グリシジル化合物及び/若しくはエチレン性不飽和ポリグリシジル化合物から選択されるものの反応生成物である、0.001質量%〜1質量%の内部架橋剤組成物とを重合させることによって超吸収性ポリマーを調製すること;
b)超吸収性ポリマーを重合させること;
c)超吸収性ポリマーを粒状化して、粒状超吸収性ポリマーの少なくとも40質量%が300μm〜850μmの粒子径を有する、粒状超吸収性ポリマーを形成すること;
d)工程c)の表面架橋した粒状超吸収性ポリマーを、乾燥した超吸収性ポリマー組成物粉末の質量に基づいて0.01〜5質量%の不溶性無機粉末、及び/又は乾燥した超吸収性ポリマー組成物粉末の質量に基づいて0.01〜5質量%の多価金属塩で表面処理すること;
e)乾燥した超吸収性ポリマー組成物の質量に基づいて0.001質量%〜5.0質量%の、粒子表面に適用された表面架橋剤で、粒状超吸収性ポリマーを表面架橋すること;並びに
f)工程d)の表面架橋した粒状超吸収性ポリマーを、150℃〜250℃の温度で20〜120分間熱処理して、表面架橋した粒状超吸収性ポリマーを形成すること;
を含んでおり、
粒状超吸収性ポリマー組成物は、本明細書に記載の遠心保持容量試験によって決定される20g/g〜40g/gの遠心保持容量、及び本明細書に記載のゲル床透過性試験によって決定される少なくとも5ダーシー以上のゲル床透過性を有する、
粒状超吸収性ポリマー組成物の製造方法。
(a)液体通過性上面シートと;
(b)液体非通過性背面シートと;
(c)(a)と(b)との間に配置されたコアであって、上記コアは10%〜100質量%の粒状超吸収性ポリマー組成物、及び0質量%〜90質量%の親水性繊維材料を含む、コアと;
(d)上記コア(c)の上及び下に直接配置された任意の組織層と;
(e)(a)と(c)との間に配置された任意の捕捉層と
を含んでおり、
粒状超吸収性ポリマー組成物は、
i)エチレン性不飽和カルボン酸、エチレン性不飽和カルボン酸の無水物、塩、又はこれらの誘導体から選択されたモノマーと、
ii)内部架橋剤組成物であって、
(α)飽和アミン及び/若しくは飽和ポリアミン、並びにエチレン性不飽和グリシジル化合物及び/若しくはエチレン性不飽和ポリグリシジル化合物、
(β)エチレン性不飽和アミン及び/若しくはエチレン性不飽和ポリアミン、並びに飽和グリシジル化合物及び/若しくは飽和ポリグリシジル化合物、又は
(γ)エチレン性不飽和アミン及び/若しくはエチレン性不飽和ポリアミン、並びにエチレン性不飽和グリシジル化合物及び/若しくはエチレン性不飽和ポリグリシジル化合物
から選択されるものの反応生成物である、内部架橋剤組成物と;
iii)乾燥した超吸収性ポリマー組成物の質量に基づき0.001〜5質量%の、粒子表面に適用された表面架橋剤と;
を含んでおり、
粒状超吸収性ポリマー組成物は、本明細書に記載の遠心保持容量試験(Centrifuge Retention Capacity Test)によって決定される20g/g〜40g/gの遠心保持容量、及び本明細書に記載のゲル床透過性試験(Gel Bed Permeability Test)によって決定される少なくとも5ダーシー以上のゲル床透過性を有する、
吸収性物品。
本開示において使用する場合、用語「含む(comprises)」、「含む(comprising)」、及び語源「含む(comprise)」からの他の派生語は、何らかの記載された特徴、要素、整数、工程、又は成分の存在を特定するオープンエンドな用語であることを意図しており、一つ以上の他の特徴、要素、整数、工程、成分、又はそれらの組合せの存在又は添加を排除することを意図するものではないことを留意すべきである。
a)重合性不飽和酸性基含有モノマーであって、モノマーは、不飽和酸性基含有モノマー、エチレン性不飽和カルボン酸の無水物、塩、又はこれらの誘導体から選択される、重合性不飽和酸性基含有モノマーと;
b)内部架橋剤組成物であって、
(i)飽和アミン及び/若しくは飽和ポリアミン、並びにエチレン性不飽和グリシジル化合物及び/若しくはエチレン性不飽和ポリグリシジル化合物、
(ii)エチレン性不飽和アミン及び/若しくはエチレン性不飽和ポリアミン、並びに飽和グリシジル化合物及び/若しくは飽和ポリグリシジル化合物、又は
(iii)エチレン性不飽和アミン及び/若しくはエチレン性不飽和ポリアミン、並びに飽和グリシジル化合物及び/若しくは飽和ポリグリシジル化合物、又は
(iii)エチレン性不飽和アミン及び/若しくはエチレン性不飽和ポリアミン、並びにエチレン性不飽和グリシジル化合物及び/若しくはエチレン性不飽和ポリグリシジル化合物から選択されるものの反応生成物である、内部架橋剤組成物と;
ここで、成分a)及びb)は重合及び粒状化され、粒子表面を有する粒状超吸収性ポリマーを形成しており、粒状超吸収性ポリマーの少なくとも40質量%が300μm〜600μmの粒子径を有しており;
c)乾燥した超吸収性ポリマー組成物粉末の質量に基づいて0.01〜5質量%の、粒子表面に適用された表面架橋剤と;
を含んでおり、
粒状超吸収性ポリマー組成物は、本明細書に記載の遠心保持容量試験によって決定される20g/g〜40g/gの遠心保持容量、及び本明細書に記載のゲル床透過性試験によって決定される少なくとも5ダーシー以上のゲル床透過性を有する、
粒状超吸収性ポリマー組成物である。
a)超吸収性ポリマーに基づいて、エチレン性不飽和カルボン酸、エチレン性不飽和カルボン酸の無水物、塩、又はこれらの誘導体から選択される少なくとも1つのモノマーと、
モノマーに基づいて0.001質量%〜1質量%の内部架橋剤組成物であって、
(i)飽和アミン及び/若しくは飽和ポリアミン、並びにエチレン性不飽和グリシジル化合物及び/若しくはエチレン性不飽和ポリグリシジル化合物、
(ii)エチレン性不飽和アミン及び/若しくはエチレン性不飽和ポリアミン、並びに飽和グリシジル化合物及び/若しくは飽和ポリグリシジル化合物、又は
(iii)エチレン性不飽和アミン及び/若しくはエチレン性不飽和ポリアミン、並びにエチレン性不飽和グリシジル化合物及び/若しくはエチレン性不飽和ポリグリシジル化合物から選択されるものの反応生成物である、内部架橋剤組成物と
を重合させることによって超吸収性ポリマーを調製すること;
c)超吸収性ポリマーを重合させること;
d)超吸収性ポリマーを粒状化して、粒状超吸収性ポリマーの少なくとも40質量%が300μm〜600μmの粒子径を有する粒状超吸収性ポリマーを形成すること;
e)乾燥した超吸収性ポリマー組成物粉末の質量に基づいて0.001〜5.0質量%の粒子表面に適用された表面架橋剤で、粒状超吸収性ポリマーを表面架橋すること;並びに
f)工程e)の表面架橋した粒状超吸収性ポリマーを、150℃〜250℃の温度で20〜120分間熱処理して、表面架橋した粒状超吸収性ポリマーを形成すること;
を含んでおり、
粒状超吸収性ポリマー組成物は、本明細書に記載の遠心保持容量試験によって決定される20g/g〜40g/gの遠心保持容量、及び本明細書に記載のゲル床透過性試験によって決定される少なくとも5ダーシー以上のゲル床透過性を有する、
粒状超吸収性ポリマー組成物の製造方法である。
a)超吸収性ポリマーに基づいて、エチレン性不飽和カルボン酸、エチレン性不飽和カルボン酸の無水物、塩、又はこれらの誘導体から選択される少なくとも1つのモノマーと、
モノマーに基づいて0.001質量%〜1質量%の内部架橋剤組成物であって、
(i)飽和アミン及び/若しくは飽和ポリアミン、並びにエチレン性不飽和グリシジル化合物及び/若しくはエチレン性不飽和ポリグリシジル化合物、
(ii)エチレン性不飽和アミン及び/若しくはエチレン性不飽和ポリアミン、並びに飽和グリシジル化合物及び/若しくは飽和ポリグリシジル化合物、又は
(iii)エチレン性不飽和アミン及び/若しくはエチレン性不飽和ポリアミン、並びにエチレン性不飽和グリシジル化合物及び/若しくはエチレン性不飽和ポリグリシジル化合物から選択されるものの反応生成物である、内部架橋剤組成物とを重合させることによって超吸収性ポリマーを調製すること;
b)超吸収性ポリマーを重合させること;
c)超吸収性ポリマーを粒状化して、粒状超吸収性ポリマーの少なくとも40質量%が300μm〜600μmの粒子径を有する粒状超吸収性ポリマーを形成すること;
d)工程c)の表面架橋した粒状超吸収性ポリマーを、乾燥した超吸収性ポリマー組成物の質量に基づいて0.01〜5質量%の不溶性無機粉末、及び/又は乾燥した超吸収性ポリマー組成物粉末の質量に基づいて0.01〜5質量%の多価金属塩で表面処理すること;
e)乾燥した超吸収性ポリマー組成物の質量に基づいて0.001〜5.0質量%の粒子表面に適用された表面架橋剤で、粒状超吸収性ポリマーを表面架橋すること;並びに
f)工程e)の表面架橋した粒状超吸収性ポリマーを、150℃〜250℃の温度で20〜120分間熱処理して、表面架橋した粒状超吸収性ポリマーを形成すること;
を含んでおり、
粒状超吸収性ポリマー組成物は、本明細書に記載の遠心保持容量試験によって決定される20g/g〜40g/gの遠心保持容量、及び本明細書に記載のゲル床透過性試験によって決定される少なくとも5ダーシー以上のゲル床透過性を有する、
粒状超吸収性ポリマー組成物の製造方法である。
粒状超吸収性ポリマー組成物は、
i)エチレン性不飽和カルボン酸、エチレン性不飽和カルボン酸の無水物、塩、又はこれらの誘導体から選択されたモノマーと、
ii)内部架橋剤組成物であって、
(α)飽和アミン及び/若しくは飽和ポリアミン、並びにエチレン性不飽和グリシジル化合物及び/若しくはエチレン性不飽和ポリグリシジル化合物、
(β)エチレン性不飽和アミン及び/若しくはエチレン性不飽和ポリアミン、並びに飽和グリシジル化合物及び/若しくは飽和ポリグリシジル化合物、又は
(γ)エチレン性不飽和アミン及び/若しくはエチレン性不飽和ポリアミン、並びにエチレン性不飽和グリシジル化合物及び/若しくはエチレン性不飽和ポリグリシジル化合物から選択されるものの反応生成物である、内部架橋剤組成物と;
iii)乾燥した超吸収性ポリマー組成物の質量に基づいて0.001〜5質量%の、粒子表面に適用された表面架橋剤と;
を含んでおり、
粒状超吸収性ポリマー組成物は、本明細書に記載の遠心保持容量試験によって決定される20g/g〜40g/gの遠心保持容量、及び本明細書に記載のゲル床透過性試験によって決定される少なくとも5ダーシー以上のゲル床透過性を有する、
吸収性物品である。
(i)飽和アミン及び/若しくは飽和ポリアミン、並びにエチレン性不飽和グリシジル化合物及び/若しくはエチレン性不飽和ポリグリシジル化合物、
(ii)エチレン性不飽和アミン及び/若しくはエチレン性不飽和ポリアミン、並びに飽和グリシジル化合物及び/若しくは飽和ポリグリシジル化合物、又は
(iii)エチレン性不飽和アミン及び/若しくはエチレン性不飽和ポリアミン、並びにエチレン性不飽和グリシジル化合物及び/若しくはエチレン性不飽和ポリグリシジル化合物から選択されるものの反応生成物である内部架橋剤組成物が挙げられる。
〈遠心保持容量試験(CRC)〉
CRC試験は、飽和し、制御条件で遠心分離を受けた後に液体を保持する、超吸収性ポリマーの能力を測定する。得られる保持能力は、サンプルのグラム質量当たりに保持される液体のグラム(g/g)として記載する。
本明細書で用いる、膨張圧力0psi下のゲル床透過性(GBP)試験とも呼ばれる自由膨張ゲル床透過性試験は、一般に「自由膨張」条件と呼ばれる条件の下、ゲル粒子(例えば、表面処理した吸収材料、又は表面処理する前の高吸収性材料)の膨張した床の透過性を決定する。用語「自由膨張」は、後述するように、ゲル粒子が、抑制する荷重なしで試験溶液を吸収して膨張することができることを意味する。ゲル床透過性試験を行う適切な装置を、図1、2、及び3に示し、一般に500として示す。試験装置アセンブリ528は、一般に530で示すサンプル容器、及び一般に536で示すプランジャーを含む。プランジャーは、長軸の下にあいたシリンダー孔を有する軸538、及び軸の底に配置されたヘッド550を含む。軸孔562は、16mmの直径を有する。プランジャーヘッドは、例えば接着によって軸に取り付けられている。シャフト軸の半径方向に12個の孔544があいており、90度ごとに、6.4mmの直径を有する3個が位置している。軸538は、LEXANロッド、又は等価な材料から機械加工して作られ、2.2cmの外径、及び16mmの内径を有する。
K=[Q*H*μ]/[A*ρ*P]。
ここで、K=透過性(cm2)、Q=流速(g/秒)、H=膨張したサンプルの高さ(cm)、μ=液体の粘度(ポアズ)(この試験で使用した試験溶液について約1センチポアズ)、A=液体の流れの断面積(この試験で使用したサンプル容器について28.27cm2)、ρ=液体密度(g/cm3)(この試験で使用した試験溶液について約1g/cm3)、及びP=静水圧(ダイン/cm2)(通常は約7,797ダイン/cm2)である。静水圧はP=ρ*g*hから算出され、ここで、ρ=液体密度(g/cm3)、g=重力加速度、公称981cm/秒2、及びh=液体高さ、例えば、本明細書に記載されているゲル床透過性試験について7.95cmである。
荷重吸収性(AUL)試験は、超吸収性ポリマー組成物粒子が、材料が0.9psi(6.2kPa)の負荷の下、室温で蒸留水中の0.9質量パーセントの塩化ナトリウム溶液(試験溶液)を吸収する能力を測定する。AUL試験装置は、以下からなるものであった。
・シリンダー、4.4gのピストン、及び標準317gmの錘を含むAULアセンブリ。
このアセンブリの部品は、以下の更なる詳細に記載する。
・ガラスフリットがトレイ壁と接触することなく底部に横たわることができるよう、十分に広い平底の四角形の可塑性のトレイ。9”×9”(22.9cm×22.9cm)、0.5”〜1”(1.3cm〜2.5cm)の深さを有するプラスチックトレイを、この試験方法について一般的に用いた。
・9cmの直径、多孔性「C」(25〜50マイクロメートル)を有する、焼結したガラスフリット。このフリットは、生理食塩水(蒸留水中に0.9質量%の塩化ナトリウム)中の平衡を通して予め調製した。フリットは、新しい食塩水で少なくとも2回洗浄することに加えて、AUL測定の前に少なくとも12時間生理食塩水中に浸漬しなければならない。
・ワットマングレード1、直径9cmの丸いフィルタ紙。
・食塩水(蒸留水水中に0.9質量%の塩化ナトリウム)の供給。
一つの丸いフィルタ紙426をガラスフリット424上に穏やかに置き、超吸収性ポリマー組成物粒子410を有するAULアセンブリ400を、フィルタ紙426の上に置いた。AULアセンブリ400を、トレイ内の生理食塩水レベルを一定に保つよう注意して、1時間の試験時間の間、フィルタ紙426の上に置いたままにした。1時間の試験時間の終わりに、AUL装置を計量して、この値を質量「B」として記録した。
AUL(0.9psi(6.2kPa))=(B−A)/SA。
ここで、A=乾燥したSAPを有するAUL装置の質量、
B=60分の吸収させた後のSAPを有するAUL装置の質量、
SA=実際のSAPの質量である。
欧州特許出願公開第0339461号明細書、7頁に記載されている方法によって、0.7psi(4.8kPa)(圧力負荷50g/cm2)の圧力での吸収性を決定した。約0.9gの粒状超吸収性ポリマー組成物を、篩板を有するシリンダー内に計量した。均一に分散した粒状超吸収性ポリマー組成物層を、0.7psi(4.8kPa)又は50g/cm2の圧力を発揮するプランジャーの形式で、負荷の下に置いた。0.9%のNaCl溶液を含むボウル内に立たせたガラスフィルタディスクの上に、予め計量したシリンダーを置き、その液体レベルは正確にフィルタディスクの高さに対応させた。シリンダー装置に0.9%のNaCl溶液を1時間吸い上げさせたあと、再び計量して、AAPを以下のように算出した:AAP=出ているときに計量した量(amount weighed out)(シリンダー装置+微粒子超吸収性ポリマー組成物)−入っているときに計量した量(weighed in)(シリンダー装置+容量まで浸漬した粒状超吸収性ポリマー組成物)/粒状超吸収性ポリマー組成物の入っているときに計量した量(weighed in)。
膨張状態(SFC)における0.9%の一般的な塩溶液に対する透過性。膨張状態における透過性(国際公開第95/22356号公報に従うSFC試験)。約0.9gの粒状超吸収性ポリマー組成物を、篩板を有するシリンダー内に計量して、篩の表面上に慎重に分布させた。粒状超吸収性ポリマー組成物を、JAYCO合成尿[組成物:1リットルの蒸留水中に溶解した無水塩としての、2.0gの塩化カリウム;2.0gの硫酸ナトリウム;0.85gの無水リン酸アンモニウム;0.15gのリン酸水素アンモニウム;0.19gの塩化カルシウム;0.23gの塩化マグネシウム]中で、20g/cm2の対向圧力で、1時間膨張させた。超吸収体の膨張した高さを決定した後に、0.118MのNaCl溶液を、あるレベルの供給容器から一定の静水圧で、膨張したゲル層を通過させた。測定の間、0.118MのNaCl溶液をゲル上に均一に分布させ、及びゲル床の状態に関して測定の間の一定の条件(測定温度20〜25℃)を保証する特別な篩シリンダーで、膨張したゲル層を覆った。膨張した粒状超吸収性ポリマー組成物に作用する圧力は、20g/cm2で続いた。コンピュータ及び天秤を用いて、ゲル層を通過する液量を、時間の関数として、10分間、20秒間隔で決定した。回帰分析を使用して、t=0における膨張したゲル層を通る流速(g/s)を、勾配を外挿することによって、2分と10分との間の流量の中点で決定した。
K=Fs(t=0)・L0/(r・A・ΔP)=Fs(t=0)・L0/(139506)
ここで、Fs(t=0)は流速g/sであり、
L0は、ゲル層の厚みcmであり、
rは、NaCl溶液の密度(1.003g/cm3)であり、
Aは、測定シリンダー内のゲル層の上側表面の面積(28.27cm2)であり、
ΔPは、ゲル層を圧迫する静水圧(4920ダイン/cm2)であり、及びKは、SFC値[10−7・cm3・s・g−1]である。
エチレンジアミン(60.1g)、及び水(10.0g)を、アリルグリシジルエーテル(456.2g)と、80℃で反応させた。透明でわずかに黄色い生成物は、エチレンジアミンと、4.0molのアリルグリシジルエーテルとの付加体であった。
エチレンジアミン(60.1g)、及び水(10.0g)を、アリルグリシジルエーテル(456.2g)と、80℃で反応させた。透明でわずかに黄色い生成物は、エチレンジアミンと、4.0molのアリルグリシジルエーテルとの付加体であった。エチレンジアミン―AGE付加体をモノマー混合物に加えて、Easton PAのSartomer Company社から入手可能な、エトキシル化(3)トリメチロールプロパントリアクリレートである、0.035質量%のSR454を重合直前に添加した。
エチレンジアミン(60.1g)、及び水(10.0g)を、アリルグリシジルエーテル(456.2g)と、80℃で反応させた。4時間反応させた後、プロピレンオキシド(27.4g)を2分以内に管に入れた。混合物を80℃で75分攪拌して、110℃まで加熱した。水、及び未反応のプロピレンオキシドを、減圧下(20mbar)で蒸留し、最終生成物を室温まで冷却した。透明でわずかに黄色い生成物は、エチレンジアミンと、4.0molのアリルグリシジルエーテルとの付加体であった。
架橋剤3に記載の手順を繰り返してモノマーに加え、Easton PAのSartomer Company社から入手可能なエトキシル化(3)トリメチロールプロパントリアクリレートである、0.035質量%のSR454を重合直前に加えた。
ジアリルアミン(97.1g)、及び水(3.0g)を、100℃で4.5時間、アリルグリシジルエーテル(102.6g)と反応させた。水、及び残留するジアリルアミンを、減圧下、115℃で蒸留した。透明でわずかに黄色い生成物は、ジアリルアミンと、0.9molのアリルグリシジルエーテルとの付加体であった。
架橋剤5に記載の手順を繰り返して、Easton PAのSartomer Company社から入手可能なエトキシル化(3)トリメチロールプロパントリアクリレートである、0.035質量%のSR454を重合の直前に加えた。
ジアリルアミン(97.1g)及び水(3.0g)を、100℃で4.5時間、アリルグリシジルエーテル(102.6g)と反応させた。プロピレンオキシド(17.4g)を管に入れた。100℃で70分間の更なる反応の後、水及び残留するプロピレンオキシドを、減圧下、115℃で蒸留した。透明でわずかに黄色の生成物は、ジアリルアミンと、アリルグリシジルエーテルと、プロピレンオキシドとの付加体の組成物であった。
架橋剤7に記載の手順を繰り返してモノマーに加え、Easton PAのSartomer Company社から入手可能なエトキシル化(3)トリメチロールプロパントリアクリレートである、0.035質量%のSR454を重合直前に加えた。
ヘキサメチレンジアミン(116.1g)及び水(10.0g)を、アリルグリシジルエーテル(456.2g)と80℃で反応させた。透明でわずかに黄色い生成物は、本発明における架橋剤組成物である、ヘキサメチレンジアミンと、4.0molのアリルグリシジルエーテルとの付加体であった。
架橋剤9に記載の手順を繰り返してモノマーに加え、Easton PAのSartomer Company社から入手可能なエトキシル化(3)トリメチロールプロパントリアクリレートである、0.035質量%のSR454を重合直前に加えた。
ヘキサメチレンジアミン(116.1g)及び水(10.0g)を、アリルグリシジルエーテル(456.2g)と80℃で反応させた。4時間反応させた後、プロピレンオキシド(23.2g)を管に入れた。80℃で60分間更に反応させた後、水及び残留したプロピレンオキシドを、115℃の減圧蒸留によって除去した。透明でわずかに黄色い生成物は、本発明の架橋剤組成物である、ヘキサメチレンジアミンと、3.8molのアリルグリシジルエーテルと、0.2molのプロピレンオキシドとの付加体であった。
架橋剤11に記載の手順を繰り返して、Easton PAのSartomer Company社から入手可能なエトキシル化(3)トリメチロールプロパントリアクリレートである、0.035質量%のSR454を重合直前に加えた。
粒状超吸収性ポリマー組成物を以下のようにして作った。アジテーター及び冷却コイルを備えるポリエチレン容器内に、482グラムの50%NaOH、及び821グラムの蒸留水を加え、20℃まで冷却した。207グラムの氷状アクリル酸を、苛性溶液に加え、溶液を再び20℃まで冷却した。酸性基の中和度は、75mol%であった。下表1〜12に従い、内部架橋剤組成物、及び所定量の内部架橋剤組成物、並びに413グラムの氷状アクリル酸を第一の溶液に加えて、4〜6℃まで冷却した。窒素をモノマー溶液に通して10分間泡立てた。冷却コイルを容器から除去した。20gの1質量%H2O2水溶液、30gの2質量%過硫酸ナトリウム水性溶液、及び18gの0.5質量%エリソルビン酸ナトリウム水性溶液を、モノマー溶液へと加えて、重合反応を開始した。アジテーターを止め、開始したモノマーを20分間重合させた。材料の固形分は30%であった。得られたヒドロゲルは、市販の押出機Hobart 4M6で細断及び押出し、Procter&Schwartz 062型熱風乾燥機を用いて、20インチ×40インチの穴あき金属トレイ上で、上方への空気の流れで150℃で120分、及び下方への空気の流れで6分間乾燥させて、最終製品の水分濃度を5質量%未満にした。乾燥粒状超吸収性ポリマー組成物を、Prodeva Model 315―S圧砕機で粗く挽いて、MPI 666―F 3―ステージローラーミルでミリングし、Minox MTS 600DS3Vを用いて篩分けして、850μmより大きい粒子及び150μm未満の粒子を除去した。
例1〜240、及び比較例C1〜C36を含む表1〜12に従い、内部架橋剤組成物1〜12を、例1〜240の超吸収性ポリマー組成物のモノマー溶液へと加え、粒状超吸収性ポリマーを、下表に示すように表面架橋及び任意の表面処理によって更に処理した。
〔1〕
増大した透過性を有する粒状超吸収性ポリマー組成物であって、前記粒状超吸収性ポリマーは、
a)重合性モノマーであって、前記モノマーは、不飽和酸性基含有モノマー、エチレン性不飽和カルボン酸の無水物、塩、又はこれらの誘導体から選択される、重合性モノマーと;
b)内部架橋剤組成物であって、
(i)飽和アミン及び/若しくは飽和ポリアミン、並びにエチレン性不飽和グリシジル化合物及び/若しくはエチレン性不飽和ポリグリシジル化合物、又は
(ii)エチレン性不飽和アミン及び/若しくはエチレン性不飽和ポリアミン、並びに飽和グリシジル化合物及び/若しくは飽和ポリグリシジル化合物、又は
(iii)エチレン性不飽和アミン及び/若しくはエチレン性不飽和ポリアミン、並びにエチレン性不飽和グリシジル化合物及び/若しくはエチレン性不飽和ポリグリシジル化合物から選択されるものの反応生成物である、内部架橋剤組成物と;
ここで、成分a)及びb)は重合及び粒状化されて、粒子表面を有する粒状超吸収性ポリマーを形成しており、前記粒状超吸収性ポリマーの少なくとも40質量%は300μm〜600μmの粒子径を有しており;
c)乾燥した超吸収性ポリマー組成物粉末の質量に基づいて0.01〜5質量%の、前記粒子表面に適用された表面架橋剤と;
を含んでおり、
前記粒状超吸収性ポリマー組成物は、本明細書に記載の遠心保持容量試験によって決定される20g/g〜40g/gの遠心保持容量、及び本明細書に記載のゲル床透過性試験によって決定される少なくとも5ダーシー以上のゲル床透過性を有する、
粒状超吸収性ポリマー組成物。
〔2〕
項目1に記載の粒状超吸収性ポリマー組成物であって、
d)乾燥した粒状超吸収性ポリマー組成物粉末の質量に基づいて0.01質量%〜5質量%の不溶性無機粉末、及び/又は乾燥ポリマー粉末の質量に基づいて0.01〜5質量%の多価金属塩;
を更に含んでおり、
前記粒状超吸収性ポリマー組成物は、本明細書に記載のゲル床透過性試験によって決定される10ダーシー〜200ダーシーのゲル床透過性を有する、
粒状超吸収性ポリマー組成物。
〔3〕
e)乾燥した超吸収性ポリマー組成物粉末の質量に基づいて0.01質量%〜5質量%の多価金属塩を更に含む、項目1に記載の粒状超吸収性ポリマー組成物。
〔4〕
f)乾燥した超吸収性ポリマー組成物の質量に基づいて0.01〜0.5質量%の熱可塑性ポリマーを更に含む、項目1〜3のいずれか一項に記載の粒状超吸収性ポリマー組成物。
〔5〕
g)乾燥した粒状超吸収性ポリマー組成物の質量に基づいて0.01〜1質量%のカチオン性ポリマーを更に含む、項目1〜4のいずれか一項に記載の粒状超吸収性ポリマー組成物。
〔6〕
前記重合性モノマーに基づいて0.01〜1質量%の内部架橋剤組成物、及び前記重合性モノマーに基づいて0.001〜1.0質量%の第二の内部架橋剤組成物を含む、項目1〜6のいずれか一項に記載の粒状超吸収性ポリマー組成物。
〔7〕
前記エチレン性不飽和グリシジル化合物及び/又は前記エチレン性不飽和ポリグリシジル化合物が、エチレングリコールモノグリシジルエーテル、及び関連するC 1 〜C 6 ―アルキルエーテル若しくはそのエステル;グリシドール、エチレンオキシド、プロピレンオキシド、(メタ)アリルグリシジルエーテル、ポリエチレングリコールモノグリシジルエーテル、関連するC 1 〜C 6 ―アルキルエーテル若しくはそのエステル;ビニルグリシジルエーテル、グリシジル(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)アリルエーテル、又は1―ハロゲン―2,3―エポキシプロパン;エチレングリコール、又はポリグリコールジグリシジルエーテル;グリセロール、トリメチロールプロパン、又はペンタエリスリトールトリグリシジルエーテル;ポリグリセロールポリグリシジルエーテル、ソルビトールポリグリシジルエーテル、又はこれらの混合物から選択される、項目1〜6のいずれか一項に記載の粒状超吸収性ポリマー組成物。
〔8〕
前記エチレン性不飽和グリシジル化合物及び/又は前記エチレン性不飽和ポリグリシジル化合物が、最高45個のエチレングリコールユニット、又は最高20個のエチレングリコールユニット、又は最高12個のエチレングリコールユニットを有するポリエチレングリコール鎖を含むグリシジル化合物を含む、項目1〜7のいずれか一項に記載の粒状超吸収性ポリマー組成物。
〔9〕
前記エチレン性不飽和グリシジル化合物及び/又は前記エチレン性不飽和ポリグリシジル化合物が、(メタ)アリルグリシジルエーテル、又はグリシジル(メタ)アクリレートから選択される、項目1〜8のいずれか一項に記載の粒状超吸収性ポリマー組成物。
〔10〕
前記飽和アミン及び/又は前記飽和ポリアミンが、(モノ、ジ、及びポリ)アミノアルカン、(モノ、ジ、及びポリ)アミノポリエーテル、アリルアミン、アルキル(メタ)アリルアミン、例えば、メチルアリルアミン、メチルメタリルアミン、エチルメタリルアミン、及びエチルアリルアミン;メチル―、エチル―、プロピル―、及びブチルアミン、ジアリルアミン、ジメタリルアミン、アニリン、エチレンジアミン、ジエチレントリアミン、ヘキサメチレンジアミン、トリメチルヘキサメチレンジアミン、ネオペンタンジアミン、1,2―プロピレンジアミン、4,7―ジオキサデカン―1,10―ジアミン、4,9―ジオキサドデカン―1,12―ジアミン、ポリエーテルジアミン、ポリアルキレングリコールジアミン、3―アミノ―1―メチルアミノプロパン、ビス(3―アミノプロピル)メチルアミン、イソホロンジアミン、4,4’―ジアミノジシクロヘキシルメタン、1―(2―アミノエチル)ピペラジン、o―、m―、又はp―フェニレンジアミン、4,4’―ジアミノジフェニルメタン、1,4―ジアミノアントラキノン、2,4,6―トリアミノ―1,3,5―トリアジン、アミノピリジン、グルコサミン、及びこれらの混合物から選択される、項目1〜9のいずれか一項に記載の粒状超吸収性ポリマー組成物。
〔11〕
前記飽和アミン及び/又は前記飽和ポリアミンが、エチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、ジエチレントリアミン、又は2,2’―[1,2―エタンジイルビス(オキシ)]ビス―エタンアミンから選択される、項目1〜10のいずれか一項に記載の粒状超吸収性ポリマー組成物。
〔12〕
前記第二の内部架橋剤組成物が、メチレンビスアクリルアミド若しくは―メタクリルアミド、又はエチレンビスアクリルアミド;ジアクリレート、又はトリアクリレート、ブタンジオール―若しくはエチレングリコールジアクリレート若しくは―メタクリレートを含む、ポリオールの不飽和モノ―又はポリカルボン酸のエステル;トリメチロールプロパントリアクリレート、及びそのアルコキシレート;アリル(メタ)アクリレート、トリアリルシアヌレート、マレイン酸ジアリルエステル、ポリアリルエステル、テトラアリルオキシエタン、ジ―及びトリアリルアミン、テトラアリルエチレンジアミン、リン酸又は亜リン酸のアリルエステルを含む、アリル化合物から選択される、項目6〜11のいずれか一項に記載の粒状超吸収性ポリマー組成物。
〔13〕
前記不飽和酸性基含有モノマーが、アクリル酸、メタクリル酸、ビニル酢酸、ビニルスルホン酸、メタリルスルホン酸、及び2―アクリルアミド―2―メチルプロパンスルホン酸から選択される、項目1〜12のいずれか一項に記載の粒状超吸収性ポリマー組成物。
〔14〕
前記重合性モノマーに対して0〜40質量%の、(メタ)アクリルアミド、(メタ)アクリロニトリル、ビニルピロリドン、ヒドロキシエチルアクリレート、及びビニルアセトアミドからなる群から選択されるコモノマーを更に含む、項目1〜13のいずれか一項に記載の粒状超吸収性ポリマー組成物。
〔15〕
前記表面架橋剤がエチレンカーボネートを含む、項目1〜14のいずれか一項に記載の粒状超吸収性ポリマー組成物。
〔16〕
前記重合性モノマーが50mol%〜85mol%の中和度を有する、項目1〜15のいずれか一項に記載の粒状超吸収性ポリマー組成物。
〔17〕
本明細書に記載のゲル床透過性試験によって決定される50ダーシー〜150ダーシーのゲル床透過性を有する、項目1〜16のいずれか一項に記載の粒状超吸収性ポリマー組成物。
〔18〕
本明細書に記載の荷重吸収性(0.9psi(6.2kPa))試験によって決定される、12g/g〜30g/gの、0.9psi(6.2kPa)荷重吸収性(AUL(0.9psi(6.2kPa)))を有する;又は、本明細書に記載の加圧吸収性(0.7psi(4.8kPa))試験によって決定される、15g/g〜40g/gの、0.7psi(4.8kPa)加圧吸収性(AAP(0.7psi(4.8kPa)))を有する;又は、本明細書に記載の生理食塩水流れ誘導値(SFC)試験によって決定される、20×10 −7 ・cm 3 ・s・g −1 〜200×10 −7 ・cm 3 ・s・g −1 の生理食塩水流れ誘導値を有する、項目1〜17のいずれか一項に記載の粒状超吸収性ポリマー組成物。
〔19〕
粒状超吸収性ポリマー組成物の製造方法であって、
a)超吸収性ポリマーに基づいて、エチレン性不飽和カルボン酸、エチレン性不飽和カルボン酸の無水物、塩、又はこれらの誘導体から選択される少なくとも1つのモノマーと、
(i)飽和アミン及び/若しくは飽和ポリアミン、並びにエチレン性不飽和グリシジル化合物及び/若しくはエチレン性不飽和ポリグリシジル化合物、
(ii)エチレン性不飽和アミン及び/若しくはエチレン性不飽和ポリアミン、並びに飽和グリシジル化合物及び/若しくは飽和ポリグリシジル化合物、又は
(iii)エチレン性不飽和アミン及び/若しくはエチレン性不飽和ポリアミン、並びにエチレン性不飽和グリシジル化合物及び/若しくはエチレン性不飽和ポリグリシジル化合物から選択されるものの反応生成物である、0.001質量%〜1質量%の内部架橋剤組成物とを重合させることによって超吸収性ポリマーを調製すること;
b)前記超吸収性ポリマーを重合させること;
c)前記超吸収性ポリマーを粒状化して、前記粒状超吸収性ポリマー%の少なくとも40質量が300μm〜600μmの粒子径を有する粒状超吸収性ポリマーを形成すること;
d)乾燥した超吸収性ポリマー組成物粉末の質量に基づいて0.001質量%〜5.0質量%の、粒子表面に適用された表面架橋剤で、前記粒状超吸収性ポリマーを表面架橋すること;及び
e)工程d)の表面架橋した粒状超吸収性ポリマーを、150℃〜250℃の温度で20〜120分間熱処理して、表面架橋した前記粒状超吸収性ポリマーを形成すること;
を含んでおり、
前記粒状超吸収性ポリマー組成物は、本明細書に記載の遠心保持容量試験によって決定される20g/g〜40g/gの遠心保持容量、及び本明細書に記載のゲル床透過性試験によって決定される少なくとも5ダーシー以上のゲル床透過性を有する、
粒状超吸収性ポリマー組成物の製造方法。
〔20〕
項目19に記載の方法であって、
f)工程e)の表面架橋した前記粒状超吸収性ポリマー組成物を、乾燥した超吸収性ポリマー組成物粉末の質量に基づいて0.01〜5質量%の不溶性無機粉末、及び/又は乾燥した超吸収性ポリマー組成物の質量に基づいて0.01質量%〜5質量%の多価金属塩で表面処理することを更に含んでおり、
前記超吸収性ポリマーは、本明細書に記載のゲル床透過性試験によって決定される20ダーシー〜200ダーシーのゲル床透過性を有する、方法。
〔21〕
項目19に記載の方法であって、
g)前記粒状超吸収性ポリマー組成物を、乾燥した粒状超吸収性ポリマー組成物粉末の質量に基づいて0.01質量%〜5質量%の、乾燥した粒状超吸収性ポリマー組成物の質量に基づいて0.01質量%〜5質量%の多価金属塩で表面処理することを更に含んでおり、
前記超吸収性ポリマーは、本明細書に記載のゲル床透過性試験によって決定される20ダーシー〜200ダーシーのゲル床透過性を有する、
方法。
〔22〕
前記エチレン性不飽和グリシジル化合物及び/又は前記エチレン性不飽和ポリグリシジル化合物が、エチレングリコールモノグリシジルエーテル、及び関連するC 1 〜C 6 ―アルキルエーテル若しくはそのエステル;グリシドール、エチレンオキシド、プロピレンオキシド、(メタ)アリルグリシジルエーテル、ポリエチレングリコールモノグリシジルエーテル、関連するC 1 〜C 6 ―アルキルエーテル若しくはそのエステル;ビニルグリシジルエーテル、グリシジル(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)アリルエーテル、又は1―ハロゲン―2,3―エポキシプロパン;エチレングリコール、又はポリグリコールジグリシジルエーテル;グリセロール、トリメチロールプロパン、又はペンタエリスリトールトリグリシジルエーテル;ポリグリセロールポリグリシジルエーテル、ソルビトールポリグリシジルエーテル、又はこれらの混合物から選択される、項目19に記載の方法。
〔23〕
前記エチレン性不飽和グリシジル化合物及び/又は前記エチレン性不飽和ポリグリシジル化合物が、最高45個のエチレングリコールユニット、又は最高20個のエチレングリコールユニット、又は最高12個のエチレングリコールユニットを有するポリエチレングリコール鎖を含むグリシジル化合物を含む、項目19に記載の方法。
〔24〕
前記エチレン性不飽和グリシジル化合物及び/又は前記エチレン性不飽和ポリグリシジル化合物が(メタ)アリルグリシジルエーテル、又はグリシジル(メタ)アクリレートから選択される、項目19に記載の方法。
〔25〕
前記アミン化合物が、(モノ、ジ、及びポリ)アミノアルカン、(モノ、ジ、及びポリ)アミノポリエーテル、アリルアミン、アルキル(メタ)アリルアミン、例えば、メチルアリルアミン、メチルメタリルアミン、エチルメタリルアミン、及びエチルアリルアミン;メチル―、エチル―、プロピル―、及びブチルアミン、ジアリルアミン、ジメタリルアミン、アニリン、エチレンジアミン、ジエチレントリアミン、ヘキサメチレンジアミン、トリメチルヘキサメチレンジアミン、ネオペンタンジアミン、1,2―プロピレンジアミン、4,7―ジオキサデカン―1,10―ジアミン、4,9―ジオキサドデカン―1,12―ジアミン、ポリエーテルジアミン、ポリアルキレングリコールジアミン、3―アミノ―1―メチルアミノプロパン、ビス(3―アミノプロピル)メチルアミン、イソホロンジアミン、4,4’―ジアミノジシクロヘキシルメタン、1―(2―アミノエチル)ピペラジン、o―、m―、又はp―フェニレンジアミン、4,4’―ジアミノジフェニルメタン、1,4―ジアミノアントラキノン、2,4,6―トリアミノ―1,3,5―トリアジン、アミノピリジン、グルコサミン、及びこれらの混合物から選択される、項目19〜24に記載の方法。
〔26〕
アミン化合物が、エチレンジアミン、ジアリルアミン、ヘキサメチレンジアミン、ジエチレントリアミン、又は2,2’―[1,2―エタンジイルビス(オキシ)]ビス―エタンアミンから選択される、項目19〜25に記載の方法。
〔27〕
粒状超吸収性ポリマー組成物の製造方法であって、
a)超吸収性ポリマーに基づいて、エチレン性不飽和カルボン酸、エチレン性不飽和カルボン酸の無水物、塩、又はこれらの誘導体から選択される少なくとも1つのモノマーと、
モノマーに基づいて0.001質量%〜1質量%の内部架橋剤組成物であって、
(i)飽和アミン及び/若しくは飽和ポリアミン、並びにエチレン性不飽和グリシジル化合物及び/若しくはエチレン性不飽和ポリグリシジル化合物、
(ii)エチレン性不飽和アミン及び/若しくはエチレン性不飽和ポリアミン、並びに飽和グリシジル化合物及び/若しくは飽和ポリグリシジル化合物、又は
(iii)エチレン性不飽和アミン及び/若しくはエチレン性不飽和ポリアミン、並びにエチレン性不飽和グリシジル化合物及び/若しくはエチレン性不飽和ポリグリシジル化合物から選択されるものの反応生成物である、内部架橋剤組成物と
を重合させることによって超吸収性ポリマーを調製すること;
b)前記超吸収性ポリマーを重合させること;
c)前記超吸収性ポリマーを粒状化して、粒状超吸収性ポリマーの少なくとも40質量%が300μm〜600μmの粒子径を有する、粒状超吸収性ポリマーを形成すること;
d)工程c)の表面架橋した前記粒状超吸収性ポリマーを、乾燥した超吸収性ポリマー組成物の質量に基づいて0.01〜5質量%の不溶性無機粉末、及び/又は乾燥した超吸収性ポリマー組成物の質量に基づいて0.01〜5質量%の多価金属塩で表面処理すること;
e)前記粒状超吸収性ポリマーを、乾燥した超吸収性ポリマー組成物粉末の質量に基づいて0.001質量%〜5.0質量%の、粒子表面に適用された表面架橋剤で表面架橋すること;及び
f)工程e)の表面架橋した前記粒状超吸収性ポリマーを、150℃〜250℃の温度で20〜120分間熱処理して、表面架橋した粒状超吸収性ポリマーを形成すること;
を含んでおり、
前記粒状超吸収性ポリマー組成物は、本明細書に記載の遠心保持容量試験によって決定される20g/g〜40g/gの遠心保持容量、及び本明細書に記載のゲル床透過性試験によって決定される少なくとも5ダーシー以上のゲル床透過性を有する、
粒状超吸収性ポリマー組成物の製造方法。
〔28〕
項目27に記載の方法であって、
g)工程f)の表面架橋した前記粒状超吸収性ポリマーを、乾燥した超吸収性ポリマー組成物粉末の質量に基づいて0.01〜5質量%の不溶性無機粉末、及び/又は乾燥した超吸収性ポリマー組成物粉末の質量に基づいて0.01〜5質量%の多価金属塩で表面処理することを含んでおり、
前記粒状超吸収性ポリマー組成物は、本明細書に記載のゲル床透過性試験によって決定される、20ダーシー〜200ダーシーのゲル床透過性を有する、
方法。
〔29〕
前記エチレン性不飽和グリシジル化合物及び/又は前記エチレン性不飽和ポリグリシジル化合物が、最高45個のエチレングリコールユニット、又は最高20個のエチレングリコールユニット、又は最高12個のエチレングリコールユニットを有するポリエチレングリコール鎖を含むグリシジル化合物を含む、項目28に記載の方法。
〔30〕
前記エチレン性不飽和グリシジル及び/又は前記エチレン性不飽和ポリグリシジル化合物が、(メタ)アリルグリシジルエーテル、又はグリシジル(メタ)アクリレートから選択される、項目27に記載の方法。
〔31〕
前記アミン化合物が、(モノ、ジ、及びポリ)アミノアルカン、(モノ、ジ、及びポリ)アミノポリエーテル、アリルアミン、アルキル(メタ)アリルアミン、例えば、メチルアリルアミン、メチルメタリルアミン、エチルメタリルアミン、及びエチルアリルアミン;メチル―、エチル―、プロピル―、及びブチルアミン、ジアリルアミン、ジメタリルアミン、アニリン、エチレンジアミン、ジエチレントリアミン、ヘキサメチレンジアミン、トリメチルヘキサメチレンジアミン、ネオペンタンジアミン、1,2―プロピレンジアミン、4,7―ジオキサデカン―1,10―ジアミン、4,9―ジオキサドデカン―1,12―ジアミン、ポリエーテルジアミン、ポリアルキレングリコールジアミン、3―アミノ―1―メチルアミノプロパン、ビス(3―アミノプロピル)メチルアミン、イソホロンジアミン、4,4’―ジアミノジシクロヘキシルメタン、1―(2―アミノエチル)ピペラジン、o―、m―、又はp―フェニレンジアミン、4,4’―ジアミノジフェニルメタン、1,4―ジアミノアントラキノン、2,4,6―トリアミノ―1,3,5―トリアジン、アミノピリジン、グルコサミン、及びこれらの混合物から選択される、項目27〜30に記載の方法。
〔32〕
前記アミン化合物が、エチレンジアミン、ジアリルアミン、ヘキサメチレンジアミン、ジエチレントリアミン、又は2,2’―[1,2―エタンジイルビス(オキシ)]ビス―エタンアミンから選択される、項目27〜31に記載の方法。
〔33〕
吸収性物品であって、(a)液体通過性上面シートと;(b)液体非通過性背面シートと;(c)(a)と(b)との間に配置されたコアであって、前記コアは、10質量%〜100質量%の粒状超吸収性ポリマー組成物、及び0質量%〜90%の親水性繊維材料を含む、コアと;(d)上記コア(c)の上及び下に直接配置された任意の組織層と;(e)(a)と(c)との間に配置された任意の捕捉層とを含んでおり、
前記粒状超吸収性ポリマー組成物は、
i)エチレン性不飽和カルボン酸、エチレン性不飽和カルボン酸の無水物、塩、又はこれらの誘導体から選択されたモノマーと、
ii)内部架橋剤組成物であって、
(α)飽和アミン及び/若しくは飽和ポリアミン、並びにエチレン性不飽和グリシジル化合物及び/若しくはエチレン性不飽和ポリグリシジル化合物、
(β)エチレン性不飽和アミン及び/若しくはエチレン性不飽和ポリアミン、並びに飽和グリシジル化合物及び/若しくは飽和ポリグリシジル化合物、又は
(γ)エチレン性不飽和アミン及び/若しくはエチレン性不飽和ポリアミン、並びにエチレン性不飽和グリシジル化合物及び/若しくはエチレン性不飽和ポリグリシジル化合物から選択されるものの反応生成物である、内部架橋剤組成物と;
iii)乾燥した超吸収性ポリマー組成物粉末の質量に基づいて0.001質量%〜5.0質量%の、粒子表面に適用された表面架橋剤と
を含んでおり、
前記粒状超吸収性ポリマー組成物は、本明細書に記載の遠心保持容量試験によって決定される20g/g〜40g/gの遠心保持容量、及び本明細書に記載のゲル床透過性試験によって決定される少なくとも5ダーシー以上のゲル床透過性を有する、
吸収性物品。
〔34〕
項目33に記載の吸収性物品であって、前記粒状超吸収性ポリマー組成物が、
iv)乾燥した超吸収性ポリマー組成物の質量に基づいて0.01〜5質量%の不溶性無機粉末を更に含んでおり、
前記粒状超吸収性ポリマー組成物は、本明細書に記載のゲル床透過性試験によって決定される20ダーシー〜200ダーシーのゲル床透過性を有する、
吸収性物品。
〔35〕
前記エチレン性不飽和グリシジル化合物及び/又は前記エチレン性不飽和ポリグリシジル化合物が、エチレングリコールモノグリシジルエーテル、及び関連するC 1 〜C 6 ―アルキルエーテル若しくはそのエステル;グリシドール、エチレンオキシド、プロピレンオキシド、(メタ)アリルグリシジルエーテル、ポリエチレングリコールモノグリシジルエーテル、関連するC 1 〜C 6 ―アルキルエーテル若しくはそのエステル;ビニルグリシジルエーテル、グリシジル(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)アリルエーテル、又は1―ハロゲン―2,3―エポキシプロパン;エチレングリコール、又はポリグリコールジグリシジルエーテル;グリセロール、トリメチロールプロパン、又はペンタエリスリトールトリグリシジルエーテル;ポリグリセロールポリグリシジルエーテル、ソルビトールポリグリシジルエーテル、又はこれらの混合物から選択される、項目33に記載の吸収性物品。
〔36〕
前記エチレン性不飽和グリシジル及び/又は前記エチレン性不飽和ポリグリシジル化合物が、最高45個のエチレングリコールユニット、又は最高20個のエチレングリコールユニット、又は最高12個のエチレングリコールユニットを有するポリエチレングリコール鎖を含む、項目33に記載の吸収性物品。
〔37〕
前記エチレン性不飽和グリシジル及び/又は前記エチレン性不飽和ポリグリシジル化合物が、(メタ)アリルグリシジルエーテル、又はグリシジル(メタ)アクリレートから選択される、項目33に記載の吸収性物品。
〔38〕
前記アミン化合物が、(モノ、ジ、及びポリ)アミノアルカン、(モノ、ジ、及びポリ)アミノポリエーテル、アリルアミン、アルキル(メタ)アリルアミン、例えば、メチルアリルアミン、メチルメタリルアミン、エチルメタリルアミン、及びエチルアリルアミン;メチル―、エチル―、プロピル―、及びブチルアミン、ジアリルアミン、ジメタリルアミン、アニリン、エチレンジアミン、ジエチレントリアミン、ヘキサメチレンジアミン、トリメチルヘキサメチレンジアミン、ネオペンタンジアミン、1,2―プロピレンジアミン、4,7―ジオキサデカン―1,10―ジアミン、4,9―ジオキサドデカン―1,12―ジアミン、ポリエーテルジアミン、ポリアルキレングリコールジアミン、3―アミノ―1―メチルアミノプロパン、ビス(3―アミノプロピル)メチルアミン、イソホロンジアミン、4,4’―ジアミノジシクロヘキシルメタン、1―(2―アミノエチル)ピペラジン、o―、m―、又はp―フェニレンジアミン、4,4’―ジアミノジフェニルメタン、1,4―ジアミノアントラキノン、2,4,6―トリアミノ―1,3,5―トリアジン、アミノピリジン、グルコサミン、及びこれらの混合物から選択される、項目33〜37に記載の吸収性物品。
〔39〕
前記アミン化合物が、エチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、ジエチレントリアミン、又は2,2’―[1,2―エタンジイルビス(オキシ)]ビス―エタンアミンから選択される、項目33〜38に記載の吸収性物品。
〔40〕
前記吸収性物品がおむつである、項目33〜39に記載の吸収性物品。
Claims (27)
- 増大した透過性を有する粒状超吸収性ポリマー組成物であって、前記粒状超吸収性ポリマーは、
a)不飽和酸性基含有モノマーを含む重合性モノマーであって、前記不飽和酸性基含有モノマーは、アクリル酸、メタクリル酸、及びビニル酢酸から選択される、重合性モノマーと;
b)前記重合性モノマーに基づいて0.001〜1質量%の内部架橋剤組成物であって、
(i)飽和ジアミンとエチレン性不飽和モノグリシジル化合物との、又は
(ii)エチレン性不飽和モノアミンとエチレン性不飽和モノグリシジル化合物との開環付加反応生成物である、内部架橋剤組成物と;
ここで、成分a)及びb)は重合及び粒状化されて、粒子表面を有する粒状超吸収性ポリマーを形成しており、前記粒状超吸収性ポリマー組成物の少なくとも40質量%は300μm〜600μmの粒子径を有しており;
c)乾燥した超吸収性ポリマー組成物粉末の質量に基づいて0.01〜5質量%の、前記粒子表面に適用された表面架橋剤であって、アルキレンカーボネートを含む表面架橋剤と;
d)乾燥した粒状超吸収性ポリマー組成物粉末の質量に基づいて0.01質量%〜5質量%の前記粒子表面に適用された不溶性無機粉末、及び乾燥した粒状超吸収性ポリマー組成物粉末の質量に基づいて0.01〜5質量%の前記粒子表面に適用された多価金属塩と;
を含んでおり、
前記粒状超吸収性ポリマー組成物は、CRC=[遠心分離後のサンプルバッグ−遠心分離後の空のバッグ−乾燥したサンプル質量]/乾燥状態サンプル質量によって決定される20g/g〜40g/gの遠心保持容量、及びK=[Q*H*μ]/[A*ρ*P]によって決定される5ダーシー以上200ダーシー以下のゲル床透過性を有する、
粒状超吸収性ポリマー組成物。 - e)乾燥した超吸収性ポリマー組成物粉末の質量に基づいて0.01質量%〜5質量%の多価金属塩を更に含む、請求項1に記載の粒状超吸収性ポリマー組成物。
- f)乾燥した超吸収性ポリマー組成物の質量に基づいて0.01〜0.5質量%の熱可塑性ポリマーを更に含む、請求項1又は2に記載の粒状超吸収性ポリマー組成物。
- g)乾燥した粒状超吸収性ポリマー組成物の質量に基づいて0.01〜1質量%のカチオン性ポリマーを更に含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の粒状超吸収性ポリマー組成物。
- 前記重合性モノマーに基づいて0.01〜1質量%の内部架橋剤組成物、及び前記重合性モノマーに基づいて0.001〜1.0質量%の第二の内部架橋剤組成物を含み、
前記第二の内部架橋剤組成物が、メチレンビスアクリルアミド若しくは―メタクリルアミド、又はエチレンビスアクリルアミド;ポリオールの不飽和モノ―又はポリカルボン酸のエステル;トリメチロールプロパントリアクリレート、及びそのアルコキシレート;並びにアリル化合物から選択される、請求項1〜4のいずれか一項に記載の粒状超吸収性ポリマー組成物。 - 前記エチレン性不飽和モノグリシジル化合物が、(メタ)アリルグリシジルエーテル、ビニルグリシジルエーテル、グリシジル(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)アリルエーテル、又はこれらの混合物から選択される、請求項1〜5のいずれか一項に記載の粒状超吸収性ポリマー組成物。
- 前記エチレン性不飽和モノグリシジル化合物が、最高45個のエチレンオキシド基を有するモノグリシジル化合物を含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の粒状超吸収性ポリマー組成物。
- 前記エチレン性不飽和モノグリシジル化合物が、(メタ)アリルグリシジルエーテル、又はグリシジル(メタ)アクリレートから選択される、請求項1〜5のいずれか一項に記載の粒状超吸収性ポリマー組成物。
- 前記飽和ジアミンが、ジアミノアルカン、ジアミノポリエーテル、又はこれらの混合物から選択される、請求項1〜8のいずれか一項に記載の粒状超吸収性ポリマー組成物。
- 前記飽和ジアミンが、エチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、又は2,2’―[1,2―エタンジイルビス(オキシ)]ビス―エタンアミンから選択される、請求項1〜9のいずれか一項に記載の粒状超吸収性ポリマー組成物。
- 前記重合性モノマーに対して0〜40質量%の、(メタ)アクリルアミド、(メタ)アクリロニトリル、ビニルピロリドン、ヒドロキシエチルアクリレート、及びビニルアセトアミドからなる群から選択されるコモノマーを更に含む、請求項1〜10のいずれか一項に記載の粒状超吸収性ポリマー組成物。
- 前記表面架橋剤がエチレンカーボネートを含む、請求項1〜11のいずれか一項に記載の粒状超吸収性ポリマー組成物。
- 前記重合性モノマーが50mol%〜85mol%の中和度を有する、請求項1〜12のいずれか一項に記載の粒状超吸収性ポリマー組成物。
- 生理食塩水流れ誘導値(SFC)試験によって決定される、20×10−7・cm3・s・g−1〜200×10−7・cm3・s・g−1の生理食塩水流れ誘導値を有する、請求項1〜13のいずれか一項に記載の粒状超吸収性ポリマー組成物。
- 荷重吸収性(0.9psi(6.2kPa))試験によって決定される、12g/g〜30g/gの、0.9psi(6.2kPa)荷重吸収性(AUL(0.9psi(6.2kPa)))を有する;又は、加圧吸収性(0.7psi(4.8kPa))試験によって決定される、15g/g〜40g/gの、0.7psi(4.8kPa)加圧吸収性(AAP(0.7psi(4.8kPa)))を有する、請求項1〜14のいずれか一項に記載の粒状超吸収性ポリマー組成物。
- 粒状超吸収性ポリマー組成物の製造方法であって、
a)超吸収性ポリマー組成物に基づいて、不飽和酸性基含有モノマーを含む少なくとも1つのモノマーと、
モノマーに基づいて0.001質量%〜1質量%の内部架橋剤組成物であって、
(i)飽和ジアミンとエチレン性不飽和モノグリシジル化合物との、又は
(ii)エチレン性不飽和モノアミンとエチレン性不飽和モノグリシジル化合物との開環付加反応生成物である、内部架橋剤組成物と
を重合させることによって超吸収性ポリマー組成物を調製することであって、前記不飽和酸性基含有モノマーは、アクリル酸、メタクリル酸、及びビニル酢酸から選択される、ことと;
b)前記超吸収性ポリマー組成物を重合させること;
c)前記超吸収性ポリマー組成物を粒状化して、粒状超吸収性ポリマー組成物の少なくとも40質量%が300μm〜600μmの粒子径を有する、粒状超吸収性ポリマー組成物を形成すること;
を含み、前記方法は、以下d)、e)及びf)、又は以下e)、f)及びg):
d)工程c)の前記粒状超吸収性ポリマー組成物を、乾燥した超吸収性ポリマー組成物の質量に基づいて0.01〜5質量%の不溶性無機粉末、及び乾燥した超吸収性ポリマー組成物の質量に基づいて0.01〜5質量%の多価金属塩で表面処理すること;
e)前記粒状超吸収性ポリマー組成物を、乾燥した超吸収性ポリマー組成物粉末の質量に基づいて0.001質量%〜5.0質量%の、粒子表面に適用された表面架橋剤で表面架橋することであって、前記表面架橋剤はアルキレンカーボネートを含む、ことと;
f)工程e)の表面架橋した前記粒状超吸収性ポリマー組成物を、150℃〜250℃の温度で20〜120分間熱処理して、表面架橋した粒状超吸収性ポリマー組成物を形成すること;並びに
g)工程f)の表面架橋した前記粒状超吸収性ポリマー組成物を、乾燥した超吸収性ポリマー組成物粉末の質量に基づいて0.01〜5質量%の不溶性無機粉末、及び/又は乾燥した超吸収性ポリマー組成物粉末の質量に基づいて0.01〜5質量%の多価金属塩で表面処理すること;
を更に含んでおり、
前記粒状超吸収性ポリマー組成物は、CRC=[遠心分離後のサンプルバッグ−遠心分離後の空のバッグ−乾燥したサンプル質量]/乾燥状態サンプル質量によって決定される20g/g〜40g/gの遠心保持容量、及びK=[Q*H*μ]/[A*ρ*P]によって決定される5ダーシー以上200ダーシー以下のゲル床透過性を有する、
粒状超吸収性ポリマー組成物の製造方法。 - 前記エチレン性不飽和モノグリシジル化合物が、最高45個のエチレンオキシド基を有するモノグリシジル化合物を含む、請求項16に記載の方法。
- 前記エチレン性不飽和モノグリシジル化合物が、(メタ)アリルグリシジルエーテル、又はグリシジル(メタ)アクリレートから選択される、請求項16に記載の方法。
- 前記飽和ジアミンが、ジアミノアルカン、ジアミノポリエーテル、又はこれらの混合物から選択される、請求項16〜18のいずれか一項に記載の方法。
- 前記飽和ジアミンが、エチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、又は2,2’―[1,2―エタンジイルビス(オキシ)]ビス―エタンアミンから選択される、請求項16〜19のいずれか一項に記載の方法。
- 吸収性物品であって、(a)液体通過性上面シートと;(b)液体非通過性背面シートと;(c)(a)と(b)との間に配置されたコアであって、前記コアは、10質量%〜100質量%の粒状超吸収性ポリマー組成物、及び0質量%〜90%の親水性繊維材料を含む、コアと;(d)上記コア(c)の上及び下に直接配置された任意の組織層と;(e)(a)と(c)との間に配置された任意の捕捉層とを含んでおり、
前記粒状超吸収性ポリマー組成物は、
i)不飽和酸性基含有モノマーを含むモノマーであって、前記不飽和酸性基含有モノマーは、アクリル酸、メタクリル酸、及びビニル酢酸から選択される、モノマーと、
ii)前記モノマーに基づいて0.001〜1質量%の内部架橋剤組成物であって、
(α)飽和ジアミンとエチレン性不飽和モノグリシジル化合物との、又は
(β)エチレン性不飽和モノアミンとエチレン性不飽和モノグリシジル化合物との開環付加反応生成物である、内部架橋剤組成物と;
ここで、成分i)及びii)は重合及び粒状化されて、粒子表面を有する粒状超吸収性ポリマーを形成しており、前記粒状超吸収性ポリマー組成物の少なくとも40質量%は300μm〜600μmの粒子径を有しており;
iii)乾燥した超吸収性ポリマー組成物粉末の質量に基づいて0.001質量%〜5.0質量%の、粒子表面に適用された表面架橋剤であって、アルキレンカーボネートを含む表面架橋剤と;
iv)乾燥した超吸収性ポリマー組成物の質量に基づいて0.01〜5質量%の前記粒子表面に適用された不溶性無機粉末と;
v)乾燥した超吸収性ポリマー組成物の質量に基づいて0.01〜5質量%の前記粒子表面に適用された多価金属塩と;
を含んでおり、
前記粒状超吸収性ポリマー組成物は、CRC=[遠心分離後のサンプルバッグ−遠心分離後の空のバッグ−乾燥したサンプル質量]/乾燥状態サンプル質量によって決定される20g/g〜40g/gの遠心保持容量、及びK=[Q*H*μ]/[A*ρ*P]によって決定される5ダーシー以上200ダーシー以下のゲル床透過性を有する、
吸収性物品。 - 前記エチレン性不飽和モノグリシジル化合物が、(メタ)アリルグリシジルエーテル、ビニルグリシジルエーテル、グリシジル(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)アリルエーテル、又はこれらの混合物から選択される、請求項21に記載の吸収性物品。
- 前記エチレン性不飽和モノグリシジル化合物が、最高45個のエチレンオキシド基を有するモノグリシジル化合物を含む、請求項21に記載の吸収性物品。
- 前記エチレン性不飽和モノグリシジル化合物が、(メタ)アリルグリシジルエーテル、又はグリシジル(メタ)アクリレートから選択される、請求項21に記載の吸収性物品。
- 前記飽和ジアミンが、ジアミノアルカン、ジアミノポリエーテル、又はこれらの混合物から選択される、請求項21〜24のいずれか一項に記載の吸収性物品。
- 前記飽和ジアミンが、エチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、又は2,2’―[1,2―エタンジイルビス(オキシ)]ビス―エタンアミンから選択される、請求項21〜25のいずれか一項に記載の吸収性物品。
- 前記吸収性物品がおむつである、請求項21〜26のいずれか一項に記載の吸収性物品。
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