JP6690624B2 - エレベータの巻上機およびエレベータ - Google Patents
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Description
かごおよび釣合い錘を昇降させるために、巻上機を駆動して綱車を回転させると、電動機が発熱して温度が上昇する。この発熱による電動機の焼損、巻上機を構成する各機器の膨張による機器同士の干渉、軸受のグリス寿命の短縮などの問題を防ぐため、温度上昇を一定以下に抑える必要があり、巻上機の設計が制限されることが問題となっている。
このため、冷却に複雑な構造を必要としない巻上機、及び該巻上機を備えたエレベータを、安価に提供することができる。
なお、以下の実施例によりこの発明が限定されるものではない。
なお、図1では巻上機1が昇降路100の上部に配置されている場合を示したが、返し車を追加して主索103の経路を変更することにより、巻上機1を昇降路100の下部に配置してもよい。
また、綱車2は、端面21から端面22に貫通する少なくとも1個の穴(図示せず)を有する。以下、この穴を通風路と称する。
この現象により、温度上昇した電動機3に向かって、温度の低い周囲の空気が送られて冷却される。冷却の効果を高めるため、軸受台5に通風口をあけておいてもよい。
この現象により、電動機13の温度上昇により加熱された空気が、電動機13から離れる方向に送られる。前記実施例と同様に、軸受台6に通風口をあけておいてもよい。
まず、図5を使用して、巻上機1の構造を説明する。ただし、実施例1と共通の構成部品には図2と同一の符号を与え、詳細な説明を省略する。
本実施例においては、主軸4の、軸受台5に軸支されている側の端部に電動機3を設け、軸受台6に軸支されている側の端部に電動機13を設ける。
(巻上機の構成部品の配置又は変更例)
電動機13が追加される場合も同様である。電動機13に近い側の軸受台6を省略し、主軸4を電動機13によって軸支してもよい。軸受台6を省略した場合、隙間9は綱車2の端面22と電動機13の隙間である。
2 綱車
21、22 綱車の端面
3、13 電動機
4 主軸
5、6 軸受台
51、61 軸受
7 架台
8、9 綱車と軸受けの隙間
10 ブレーキディスク
11 空気の流路
100 昇降路
101 かご
102 釣合い錘
103 主索
Claims (6)
- 昇降路内を昇降するかご及び釣合い錘と、
前記かご及び前記釣合い錘とを連結する主索と、
前記主索が巻きかけられている綱車と、
前記綱車に貫設された主軸と、
前記主軸の略両端を軸支する第1の機器および第2の機器と、
を有するエレベータの巻上機であって、
前記綱車は前記第1の機器に対向する一方の面から前記第2の機器に対向する他方の面に貫通する少なくとも一つの通風路を有し、
前記綱車は前記第1の機器側から見て前記第1の機器と重なり、かつ、前記第2の機器側から見て前記第2の機器と重なって設けられ、
前記主軸の前記第1の機器側端部に前記綱車を駆動するための電動機が設けられ、
前記第1の機器は前記電動機に対向する面から前記綱車に対向する面に貫通する少なくとも一つの通風口を有し、
さらに、前記一方の面と前記第1の機器までの距離が前記他方の面と前記第2の機器までの距離より大きいこと
を特徴とするエレベータの巻上機。 - 昇降路内を昇降するかご及び釣合い錘と、
前記かご及び前記釣合い錘とを連結する主索と、
前記主索が巻きかけられている綱車と、
前記綱車に貫設された主軸と、
前記主軸の略両端を軸支する第1の機器および第2の機器と、
を有するエレベータの巻上機であって、
前記綱車は前記第1の機器に対向する一方の面から前記第2の機器に対向する他方の面に貫通する少なくとも一つの通風路を有し、
前記綱車は前記第1の機器側から見て前記第1の機器と重なり、かつ、前記第2の機器側から見て前記第2の機器と重なって設けられ、
前記主軸の前記第2の機器側端部に前記綱車を駆動するための電動機が設けられ、
前記第2の機器は前記電動機に対向する面から前記綱車に対向する面に貫通する少なくとも一つの通風口を有し、
さらに、前記一方の面と前記第1の機器までの距離が前記他方の面と前記第2の機器までの距離より大きいこと
を特徴とするエレベータの巻上機。 - 昇降路内を昇降するかご及び釣合い錘と、
前記かご及び前記釣合い錘とを連結する主索と、
前記主索が巻きかけられている綱車と、
前記綱車に貫設された主軸と、
前記主軸の略両端を軸支する第1の機器および第2の機器と、
を有するエレベータの巻上機であって、
前記綱車は前記第1の機器に対向する一方の面から前記第2の機器に対向する他方の面に貫通する少なくとも一つの通風路を有し、
前記綱車は前記第1の機器側から見て前記第1の機器と重なり、かつ、前記第2の機器側から見て前記第2の機器と重なって設けられ、
前記主軸の前記第1の機器側端部と前記第2の機器側端部のそれぞれに前記綱車を駆動するための電動機が設けられ、
前記第1の機器は前記電動機に対向する面から前記綱車に対向する面に貫通する少なくとも一つの通風口を有し、前記第2の機器は前記電動機に対向する面から前記綱車に対向する面に貫通する少なくとも一つの通風口を有し、
さらに、前記一方の面と前記第1の機器までの距離が前記他方の面と前記第2の機器までの距離より大きいこと
を特徴とするエレベータの巻上機。 - 前記第1の機器または前記第2の機器のうち、少なくとも一方が前記主軸を軸支する軸受台であること
を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のエレベータの巻上機。 - 前記第1の機器又は前記第2の機器のうち、少なくとも一方が前記主軸を軸支する電動機であること
を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のエレベータの巻上機。 - 請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のエレベータの巻上機を備えたこと
を特徴とするエレベータ。
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JP2017210427A JP6690624B2 (ja) | 2017-10-31 | 2017-10-31 | エレベータの巻上機およびエレベータ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2017210427A JP6690624B2 (ja) | 2017-10-31 | 2017-10-31 | エレベータの巻上機およびエレベータ |
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JP2019081645A JP2019081645A (ja) | 2019-05-30 |
JP6690624B2 true JP6690624B2 (ja) | 2020-04-28 |
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ID=66671023
Family Applications (1)
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JP2017210427A Active JP6690624B2 (ja) | 2017-10-31 | 2017-10-31 | エレベータの巻上機およびエレベータ |
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JP (1) | JP6690624B2 (ja) |
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2017
- 2017-10-31 JP JP2017210427A patent/JP6690624B2/ja active Active
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JP2019081645A (ja) | 2019-05-30 |
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