JP6690616B2 - パーティクル診断方法及びパーティクル診断装置 - Google Patents
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Description
このように本発明によれば、イオンビームの照射に起因してパーティクルが発生していることや、基板の搬送に起因してパーティクルが発生していることが分かるので、装置全体の中からパーティクルの発生箇所を絞ることができ、効率の良い清掃でパーティクルの発生を低減することが可能となる。
このようにすれば、イオンビームの照射に起因して発生するパーティクルを低減させることができる。
このようにすれば、搬送ラインに起因してパーティクルが発生していることが分かった場合に、搬送ラインを形成するどのエリアでパーティクルが発生しているかを知ることができ、パーティクルの発生箇所をさらに絞ることができる。
そこで、前記エリア別搬送ステップにおいて前記各エリア別作業を前記第3基板に対して複数回繰り返すことが好ましい。
このようにすれば、上述した場合であっても、第1エリアのエリア別作業を複数回繰り返し行った第3基板に特にパーティクルが多く付着するので、パーティクルの発生箇所をより確実に絞ることができる。
このようにすれば、ビームライン形成要素を清掃している間における搬送ラインの空いている時間や、搬送ラインに第3基板を通している間におけるビームラインの空いている時間に、例えば簡易的な清掃方法によって空いているラインを清掃することができる。この簡易的な清掃によりパーティクルの発生を抑えることができれば、次回のパーティクル診断時において搬送ラインやビームラインがパーティクルの発生箇所とならずに済む可能性を高めることができ、これによりメンテナンスサイクルを延ばすことで、装置の稼働率を向上させることが可能となる。
このようなパーティクル診断装置によれば、上述したパーティクル診断方法によるパーティクルの発生箇所の特定を自動で行うことができる。
イオンビーム照射装置100は、図1に示すように、イオンビームIBの照射位置に基板W(以下、ターゲットWという)を搬送してイオンビームIBを照射するものであり、ターゲットWが搬送される搬送ラインL1と、イオンビームIBが通過するビームラインL2とが形成されている。
ビームラインL2は、イオン源1からイオンビームIBの照射位置に亘って形成されており、複数のビームライン形成要素から形成されている。ここでのビームライン形成要素は、内部でプラズマが生成されるプラズマ生成容器2、プラズマ生成容器2からイオンビームIBを引き出す引出し電極3、及びイオンビームIBの質量分析により所望のドーパントイオンを選別して導出する質量分離器4などが挙げられる。なお、イオンビーム照射装置100が、イオンビームIBを電界又は磁界によって往復走査する走査器や、この走査器から導出されたイオンビームIBを平行走査するビーム平行化器などを備えていれば、これらもビーム形成要素である。
なお、ここでいうパーティクルとは、例えば上述した種々の機構の可動部が擦れることで生じる微粒子や、上述した種々のビームライン形成要素の内壁面などに付着した付着物がスパッタされて生じる微粒子など、例えばイオン注入の不良などの要因となる異物である。
本実施形態では、搬送ラインL1が複数通りの経路でターゲットWを照射位置に搬送できるように構成されており、まずはその経路数と同じ枚数(以下、必要枚数という)の診断用基板(以下、第1基板という)を準備する。このように必要枚数の第1基板を準備しておくことで、ターゲットWが照射位置までに通り得る全ての経路、つまり搬送ラインL1の全体に第1基板を通すことができる。なお、本実施形態の必要枚数は12枚であるが、必要枚数は搬送ラインL1の構成によって適宜変更して構わないし、必要枚数以上の第1基板を準備しても良い。
ここでは、ターゲットWが照射位置までに通り得る経路それぞれに第1基板を通すように、言い換えれば必要枚数の第1基板それぞれの照射位置に到る経路が、互いに異なる経路となるように設定されており、照射位置に搬送してイオンビームIBを照射する動作を必要枚数の第1基板に対して連続的に行う。
ここではオペレータが上述した判断をするようにしており、判断基準の少なくとも1つとしてS1でイオンビームIBが照射された第1基板に付着しているパーティクルの個数(以下、照射後個数という)を用いている。具体的な判断方法としては、例えばS1の前であって第1基板の洗浄後に第1基板に付着しているパーティクルの個数(以下、照射前個数という)をカウントしておき、照射前個数から照射後個数への増加分(増加数や増加率)に基づいて判断する方法が挙げられる。その他の方法として、照射後個数と予め定めた閾値とを比較して判断しても良い。
なお、パーティクルの個数のカウントには、例えば所定の大きさ以上のパーティクルの個数を画像処理等を用いてカウントする異物検査装置などを用いることができる。
第2基板は、第1基板と同様、例えばターゲットWとして用いられるガラス板を洗浄するなどして1又は複数枚準備すれば良く、S1と同様の理由で、すなわちターゲットWが照射位置までに通り得る経路それぞれに第2基板を通すべく、ここでは必要枚数の第2基板を用いている。なお、必要枚数以上の第2基板を用いても良い。
ここでは、この判断もオペレータが行っており、具体的な判断方法はS2と同様である。すなわち、判断基準の少なくとも1つとしてS3で照射位置に搬送された第2基板に付着しているパーティクルの個数(以下、搬送後個数という)を用いており、具体的には、例えばS3の前であって第2基板の洗浄後に第2基板に付着しているパーティクルの個数(以下、搬送前個数という)をカウントしておき、搬送前個数から搬送後個数への増加分(増加数や増加率)に基づいて判断しても良いし、搬送後個数と予め定めた閾値とを比較して判断しても良い。
この場合、本実施形態ではビームライン形成要素を清掃する(ビームライン清掃ステップS5)。上述したようにビームラインL2は、複数のビームライン形成要素から構成されているので、これらのビームライン形成要素を予め決めておいた順番で自動的に清掃するようにしても良いし、オペレータがビームライン形成要素の清掃方法や清掃する順番等を適宜選択したうえで、各ビームライン形成要素をオペレータが手動で清掃するようにしても良い。
具体的に簡易的に行える清掃方法としては、例えばロードロック室R1の真空引きと大気開放とを繰り返してロードロック室R1に存在しているパーティクルを除去したり、洗浄した基板を複数枚(例えば100〜200枚)連続して照射位置に搬送してそれらの基板に搬送ラインL1に存在しているパーティクルを付着させて取り除く方法などが挙げられる。なお、この簡易的な清掃は必ずしも行う必要はない。
この場合は、第2基板に付着したパーティクルは、S3における第2基板の搬送に起因して発生したものであるといえると同時に、S1で第1基板に付着したパーティクルには、少なくとも第1基板の搬送に起因して発生したものが含まれているといえる。なお、第1基板に付着したパーティクルには、第1基板にイオンビームIBを照射することに起因して発生したものが含まれている可能性もある。
具体的には、各エリアに互いに異なる第3基板を搬送するとともに、S3において第2基板に対して各エリアで行われるエリア別作業を、互いに異なる第3基板に対して行う。
なお、第3基板は、第1基板や第2基板と同様、例えばターゲットWとして用いられるガラス板を洗浄するなどして準備すれば良い。
本実施形態のエリア別作業は、第1ロードロック室R1aにおいて行われる第1エリア別作業、第2ロードロック室R1bにおいて行われる第2エリア別作業、搬送室R2を介して第1ロードロック室R1aと処理室R3との間を往復させる際に行われる第3エリア別作業、搬送室R2を介して第2ロードロック室R1bと処理室R3との間を往復させる際に行われる第4エリア別作業、及び処理室R3において行われる第5エリア別作業であり、S10では各エリア別作業に含まれる工程の少なくとも一部を、互いに異なる第3基板に対して複数回繰り返して行うようにしている。
第1エリア別作業では、まず第1ゲートバルブV1を開き(Sa1)、第1ロードロック室R1aへ第3基板を搬入し(Sa2)、第1ゲートバルブV1を閉じる(Sa3)。
次に、第1ロードロック室R1aを真空引きし(Sa4)、その後、大気開放して(Sa5)、第1ゲートバルブV1を開く(Sa6)。
続いて、Sa3〜Sa6までの工程が所定回数(例えば10回)繰り返し行われたかを判断し(Sa7)、所定回数繰り返されていない場合は、所定時間(例えば数十秒)待機した後(Sa8)、Sa3に戻る。一方、Sa3〜Sa6までの工程が所定回数繰り返された場合は、第1ロードロック室R1aから第3基板を回収し(Sa9)、第1エリア別作業を終了する。
なお、第2エリア別作業については、第2ゲートバルブV2を第1ゲートバルブV1と同様に操作すれば良い。
第3エリア別作業の始めは、第1エリア別作業のSa1〜Sa4と同じである(Sb1〜Sb4)。
次いで、第3ゲートバルブV3を開き(Sb5)、第3基板を搬送室R2内の搬送ロボット等のターゲット搬送機構に受け取らせ(Sb6)、第3ゲートバルブV3を閉じる(Sb7)。
続いて、ターゲット搬送機構によって第3基板を第5ゲートバルブV5付近に移動させ(Sb8)、第5ゲートバルブV5を開き(Sb9)、第3基板を処理室R3内に設けられているプラテンPに載置して(Sb10)、第5ゲートバルブV5を閉じる(Sb11)。
その後、第5ゲートバルブV5を再び開き(Sb12)、搬送室R2内のターゲット搬送機構に受け取らせ(Sb13)、第5ゲートバルブV5を閉じる(Sb14)。
続いて、ターゲット搬送機構によって第3基板を第3ゲートバルブV3付近に移動させ(Sb15)、第3ゲートバルブV3を開き(Sb16)、第3基板を第1ロードロック室R1aに搬入し(Sb17)、第3ゲートバルブV3を閉じて(Sb18)、第1ロードロック室R1aを大気開放する(Sb19)。
そして、Sb4〜Sb19までの工程が所定回数(例えば10回)繰り返し行われたかを判断し(Sb20)、所定回数繰り返されていない場合はSb4に戻る。一方、Sb4〜Sb19までの工程が所定回数繰り返された場合は、第1ゲートバルブV1を開き(Sb21)、第1ロードロック室R1aから第3基板を回収し(Sb22)、第3エリア別作業を終了する。
なお、第4エリア別作業では、第2ゲートバルブV2を第1ゲートバルブV1と同様に操作するとともに、第4ゲートバルブV4を第3ゲートバルブV3と同様に操作すれば良い。
第5エリア別作業の始めは、第3エリア別作業のSb1〜Sb11と同じである(Sc1〜Sc11)。
次いで、プラテンPに載置された第3基板をクランプ機構によって保持(クランプ)し(Sc12)、チルト角変更機構によってプラテンを立てて第3基板のチルト角を変更し(Sc13)、走査機構によって第3基板をイオンビームIBと交差する方向にイオンビームIBを照射することなく走査する(Sc14)。
そして、チルト角変更機構によってプラテンを寝かして第3基板のチルト角を戻し(Sc15)、クランプ機構によって第3基板を開放(アンクランプ)する(Sc16)。
続いて、Sc12〜Sc16までの工程が所定回数(例えば10回)繰り返し行われたかを判断し(Sc17)、所定回数繰り返されていない場合はSc12に戻る。一方、Sc12〜Sc16までの工程が所定回数繰り返された場合は、第2エリア別作業のSb12〜Sb19と同様の作業を行い(Sc18〜Sc25)、第1ゲートバルブV1を開き(Sc26)、ロードロック室R1から第3基板を回収し(Sc27)、第5エリア別作業を終了する。
なお、第5エリア別作業の始めや終わりは、第4エリア別作業と同じにしても良い。つまり、第5エリア別作業は、第3基板を第2ロードロック室R1bに搬入することから始めて、第2ロードロック室Rb1から回収することで終了しても良い。
このように本実施形態のパーティクル診断方法によれば、イオンビームIBの照射に起因してパーティクルが発生していることや、基板の搬送に起因してパーティクルが発生していることが分かるので、装置全体の中からパーティクルの発生箇所を絞ることができ、効率の良い清掃でパーティクルの発生を低減させることが可能となる。
その他、自動光学検査装置(AOI)による検査結果に基づいて、基板に付着しているパーティクルが多いか少ないかを判断しても良い。
このように繰り返す工程や繰り返し回数を適宜変更することに鑑みれば、イオンビーム照射装置100は、例えばタッチパネルなどの入力手段を介してオペレータが繰り返す工程や繰り返し回数を変更できるように構成されていても良い。
具体的には、例えば処理室R3においてイオンビームIBが入射する開口をゲートバルブ等で閉じておき、その状態でエリア別搬送ステップ(S10)の最中に、ビームライン清掃ステップ(S5)と同様、イオンビームIBを磁界により走査したり、プラズマ生成容器2内に水素プラズマを生成することでビームライン形成要素を清掃する方法が挙げられる。
具体的にパーティクル診断装置200は、CPU、メモリ、入出力インターフェイス、AD変換器等を備えた汎用乃至専用のコンピュータであり、前記メモリの所定領域に記憶させた所定プログラムにしたがってCPUや周辺機器等を協働させることにより、基板に付着しているパーティクルの個数又は個数に関連する値を示す個数データを受け付ける個数データ受付部21と、個数データ受付部21により受け付けられた個数データに基づいて基板に付着しているパーティクルが多いか少ないかを判断する判断部22としての機能を発揮するものである。なお、「個数に関連する値」とは、上述したパーティクルのマップ情報などである。
そして、判断部22は、第1個数データに基づいて第1基板に付着しているパーティクルが多いか少ないかを判断するとともに、第2個数データに基づいて第2基板に付着しているパーティクルが多いか少ないかを判断し、その判断結果を例えばディスプレイ等に出力する。
一方、判断部22によって、第2基板に付着しているパーティクルが多いと判断された場合には、少なくとも基板の搬送に起因してパーティクルが発生していることが分かる。
このように、上述したパーティクル診断装置200によれば、イオンビーム照射装置100におけるパーティクルの発生箇所を自動で診断することができる。
IB ・・・イオンビーム
W ・・・ターゲット
L1 ・・・搬送ライン
L2 ・・・ビームライン
R1a・・・第1ロードロック室
R1b・・・第2ロードロック室
R2 ・・・搬送室
R3 ・・・処理室
Claims (7)
- イオンビーム照射装置におけるパーティクルの発生箇所を診断するためのパーティクル診断方法であって、
第1基板を所定の搬送ラインを通してイオンビームの照射位置に搬送し、前記照射位置に搬送された前記第1基板にイオンビームを照射する搬送・照射ステップと、
前記搬送・照射ステップにおいてイオンビームが照射された前記第1基板に付着しているパーティクルを装置によりカウントする第1カウントステップと、
前記第1カウントステップによりカウントされたパーティクルの個数と、前記搬送・照射ステップの前に装置によりカウントされた前記第1基板に付着しているパーティクルの個数又は予め定めた閾値とを比較して、前記搬送・照射ステップにおいてイオンビームが照射された前記第1基板に付着しているパーティクルが多いか少ないかを判断する第1判断ステップと、
前記第1判断ステップにおいてパーティクルが多いと判断した場合に、第2基板を前記搬送ラインを通して前記照射位置に搬送する搬送ステップと、
前記搬送ステップにおいて前記照射位置に搬送された前記第2基板に付着しているパーティクルを装置によりカウントする第2カウントステップと、
前記第2カウントステップによりカウントされたパーティクルの個数と、前記搬送ステップの前に装置によりカウントされた前記第2基板に付着しているパーティクルの個数又は予め定めた閾値とを比較して、前記搬送ステップにおいて前記照射位置に搬送された前記第2基板に付着しているパーティクルが多いか少ないかを判断する第2判断ステップとを備えるパーティクル診断方法。 - 前記イオンビーム照射装置が、前記イオンビームが通過するビームラインを形成するビームライン形成要素を具備しており、
前記第2判断ステップにおいてパーティクルが少ないと判断した場合に、前記ビームライン形成要素を清掃するビームライン清掃ステップをさらに備える請求項1記載のパーティクル診断方法。 - 前記搬送ラインが、複数のエリアに亘って形成されており、
前記第2判断ステップにおいてパーティクルが多いと判断した場合に、前記搬送・照射ステップにおいて前記第2基板に対して前記各エリアで行われるエリア別作業を、互いに異なる第3基板に対して行うエリア別搬送ステップと、
前記エリア別搬送ステップにおいて前記各エリア別作業を行った前記第3基板に付着しているパーティクルが多いか少ないかを、前記エリア別搬送ステップにおいて前記各エリアで前記エリア別作業が行われた前記第3基板に付着しているパーティクルの個数を用いて判断する第3判断ステップとをさらに備える請求項2記載のパーティクル診断方法。 - 前記第3判断ステップにおいてパーティクルが多いと判断した前記第3基板に対応する前記エリアを清掃する搬送ライン清掃ステップをさらに備える請求項3記載のパーティクル診断方法。
- 前記エリア別搬送ステップにおいて前記各エリア別作業を前記第3基板に対して複数回繰り返す請求項3又は4記載のパーティクル診断方法。
- 前記ビームライン清掃ステップにおいて少なくとも1つの前記エリアを清掃する、又は、前記エリア別搬送ステップにおいて前記ビームライン形成要素を清掃する請求項3乃至5のうち何れか一項に記載のパーティクル診断方法。
- イオンビーム照射装置におけるパーティクルの発生箇所を診断するためのパーティクル診断装置であって、
基板に付着しているパーティクルの個数又は個数に関連する値を示す個数データを受け付ける個数データ受付部と、
前記個数データ受付部により受け付けられた前記個数データに基づいて、前記基板に付着しているパーティクルが多いか少ないかを判断する判断部とを具備し、
前記個数データ受付部が、所定の搬送ラインを通してイオンビームの照射位置に搬送されて、当該照射位置でイオンビームが照射された第1基板に付着しているパーティクルの第1個数データ、及び、前記搬送ラインを通して前記照射位置に搬送された第2基板に付着しているパーティクルの第2個数データを受け付け、
前記判断部が、前記第1個数データに基づいて前記第1基板に付着しているパーティクルが多いか少ないかを判断するとともに、前記第2個数データに基づいて前記第2基板に付着しているパーティクルが多いか少ないかを判断するパーティクル診断装置。
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