[go: up one dir, main page]

JP6678519B2 - 制御部材が設けられたバヨネット継手圧力調理器 - Google Patents

制御部材が設けられたバヨネット継手圧力調理器 Download PDF

Info

Publication number
JP6678519B2
JP6678519B2 JP2016110153A JP2016110153A JP6678519B2 JP 6678519 B2 JP6678519 B2 JP 6678519B2 JP 2016110153 A JP2016110153 A JP 2016110153A JP 2016110153 A JP2016110153 A JP 2016110153A JP 6678519 B2 JP6678519 B2 JP 6678519B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
container
support
control member
cooking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016110153A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016221288A (ja
Inventor
シャムロワ エリック
シャムロワ エリック
ジャン マリー アノタ ダニエル
ジャン マリー アノタ ダニエル
ルサール フィリップ
ルサール フィリップ
Original Assignee
セブ ソシエテ アノニム
セブ ソシエテ アノニム
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by セブ ソシエテ アノニム, セブ ソシエテ アノニム filed Critical セブ ソシエテ アノニム
Publication of JP2016221288A publication Critical patent/JP2016221288A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6678519B2 publication Critical patent/JP6678519B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J27/00Cooking-vessels
    • A47J27/08Pressure-cookers; Lids or locking devices specially adapted therefor
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J27/00Cooking-vessels
    • A47J27/08Pressure-cookers; Lids or locking devices specially adapted therefor
    • A47J27/0802Control mechanisms for pressure-cookers
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J27/00Cooking-vessels
    • A47J27/08Pressure-cookers; Lids or locking devices specially adapted therefor
    • A47J27/0804Locking devices
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J27/00Cooking-vessels
    • A47J27/08Pressure-cookers; Lids or locking devices specially adapted therefor
    • A47J27/0804Locking devices
    • A47J27/0806Locking devices of the bayonet-type
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J27/00Cooking-vessels
    • A47J27/08Pressure-cookers; Lids or locking devices specially adapted therefor
    • A47J27/0804Locking devices
    • A47J27/0815Locking devices where vessel and lid have adapted shapes to provide for the locking action
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J27/00Cooking-vessels
    • A47J27/08Pressure-cookers; Lids or locking devices specially adapted therefor
    • A47J27/09Safety devices
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J36/00Parts, details or accessories of cooking-vessels
    • A47J36/06Lids or covers for cooking-vessels
    • A47J36/12Devices for holding lids in open position on the container
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J45/00Devices for fastening or gripping kitchen utensils or crockery
    • A47J45/06Handles for hollow-ware articles
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J45/00Devices for fastening or gripping kitchen utensils or crockery
    • A47J45/06Handles for hollow-ware articles
    • A47J45/062Bowl handles
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J45/00Devices for fastening or gripping kitchen utensils or crockery
    • A47J45/06Handles for hollow-ware articles
    • A47J45/063Knobs, e.g. for lids
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S220/00Receptacles
    • Y10S220/912Cookware, i.e. pots and pans

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Cookers (AREA)

Description

本発明は、圧力をかけて食品を調理するための器具の一般的な技術分野に関し、特に調理筺体を形成するように設計された圧力調理器タイプの家庭用器具であって、この調理筺体は、圧力をそれらの中で増大させることを可能にし、それによってそれらの中に含まれた食品を水蒸気下で調理することができる家庭用器具に関する。
本発明は、より詳細には、圧力をかけて食品を調理するための調理器具であって、容器と、蓋と、バヨネット継手ロックシステムとを有する調理器具に関する。
圧力をかけて食品を調理するための特に家庭用の調理器具がよく知られている。これらは一般に金属容器を備え、この金属容器上には、これもまた金属で作製された蓋が、圧力を中で増大させることを可能にすることができる調理筺体を構成するようにして、可撓性環状シールでシール式に装着されるように設計される。蓋は、蓋が容器に対してロックされ、調理筺体が圧力をその中で増大させることを可能にすることができるロックされた構成と、蓋が容器から自由に分離され得るロック解除された構成の間を圧力調理器が行き来することを可能にするロック手段を介して、容器に結合されるように設計される。様々なタイプのロック手段が、従来技術において良く知られている。最も幅広く使用されているシステムの1つは、バヨネット継手を有するロックシステムであり、このシステムは、容器および蓋のランプを実装することに基づき、これらのランプは、蓋が回転された後に相互に摺動当接し、それによって保持性機械的結合をもたらすように設計され、この保持性機械的結合は、容器および蓋が圧力の増大の効果を受けて分かれることを防止する。
蓋ランプは、従来、蓋の環状の下降した縁を局所的に内方向に折重ねることで形成され、一方で容器ランプは、容器の自由上部縁を折重ね、切断することで得られる。
バヨネット継手を有するそのようなロックシステムは、一般に、特にこれは、重量が比較的軽量であり、製造が簡単であり、高信頼性であるため、満足のいくものである。
しかし、これはまた、特に実用性および人間工学性に関して特定の大きな欠点に悩まされている。
はじめに、バヨネット継手によるロックの真の原理は、ユーザが容器上に蓋を精確に置くこと、および、容器の上端に設けられた切り欠きを蓋ランプが通過できるようにする特定の配置を、それらがそれらを容器ランプより下に見出すために、ロック準備位置において必要とし、その位置から、ユーザは、次いで、容器上で蓋を回すことによって蓋ランプおよび容器ランプをロッキング対応へと持って行く。実際、容器上で上述した精確且つ特定の配置に蓋を位置決めすることは、しばしばぎこちなく、人間工学的でない。加えて、蓋がいったんロック準備位置に在ると、そのとき、ユーザは、蓋を所定の向きに回すために、必ずしも直観的でないかなりな力を、場合によっては蓋上に下方向の圧力をかけることと組み合わせて、蓋にかけなければならない。そのようなロック操作は、非直感的でぎこちないだけでなく、特に蓋と容器の間に間置されたシールにおける摩擦により、特定の量の物理的強度も必要とする。したがって、実際、バヨネット継手圧力調理器をロックするには、しばしばいくつもの試みがそのために必要になる、容器上に蓋が正しく取り付けられることを必要とし、そして次に、一方の手で容器を固定状態に保ち、ロック構成に到達するまで、他方の手で蓋を容器に対して回転させるための力を及ぼしながら下方向の圧力も蓋上にかけるようにして、圧力調理器を両手で掴むことを必要とする。この点から、バヨネット継手圧力調理器は、例えば、顎部を有する圧力調理器より、使用がはるかに容易でなく実用性がかなり低いが、顎部を有するそのような圧力調理器はバヨネット継手圧力調理器よりかなり重く、一般に製造により一層のコストがかかる。
仏国特許出願公開第2722077号明細書 仏国特許出願公開第2722078号明細書
したがって、本発明は、上記で説明した様々な欠点を解消し、圧力をかけて食品を調理するための新規の調理器具であって、特に軽量であり、安全であり、製造がすばやく安価でありながらも、特に人間工学的なものであり、特に、片方の手だけで使用することが容易な新規の調理器具を提案することを提案する。
本発明の別の目的は、圧力をかけて食品を調理するための新規の調理器具であって、特にロックが簡単で高信頼性の新規な調理器具を提案することである。
本発明の別の目的は、圧力をかけて食品を調理するための新規の調理器具であって、自然かつ直感的なやり方で、これをどのように使用するべきかについての示唆に富む新規の調理器具を提案することである。
本発明の別の目的は、圧力をかけて食品を調理するための新規の調理器具であって、使用されている間、高レベルの安全性をもたらす、新規の調理器具を提案することである。
本発明の別の目的は、圧力をかけて食品を調理するための新規の調理器具であって、ユーザが蓋を容器に対してロックする間、ユーザが手動で容器を固定状態に保つことを全く不必要にする設計のものである、新規の調理器具を提案することである。
本発明の別の目的は、圧力をかけて食品を調理するための新規の調理器具であって、特に頑強でコンパクトなロック制御機構を実装する新規の調理器具を提案することである。
本発明の別の目的は、圧力をかけて食品を調理するための新規の調理器具であって、ロッキングを引き起こすためにユーザによって及ぼされる手動力を最小限に抑えることを可能にする設計の、新規の調理器具を提案することである。
本発明の別の目的は、圧力をかけて食品を調理するための新規な調理器具であって、特に簡易且つ軽量であり、高信頼性のロック制御機構を有する新規な調理器具を提案することである。
本発明の別の目的は、圧力をかけて食品を調理するための新規の調理器具であって、ロックおよびロック解除の両方を実行することを特に直感的にする制御部材が設けられた新規の調理器具を提案することである。
本発明の別の目的は、圧力をかけて食品を調理するための新規の調理器具であって、格納および食洗機内での洗浄が容易で実用的な新規の調理器具を提案することである。
本発明の別の目的は、圧力をかけて食品を調理するための新規の調理器具であって、ユーザが蓋によって器具全体を持ち上げるリスクをかなり抑制する新規の調理器具を提案することである。
本発明の別の目的は、圧力をかけて食品を調理するための新規の調理器具であって、特に人間工学的であり、ユーザが蓋から手を放すリスクを抑制する新規の調理器具を提案することである。
本発明に割り当てられた目的は、容器、蓋、および、バヨネット継手ロックシステムを含む、圧力をかけて食品を調理するための調理器具であって、当調理器具は、前記蓋、および、前記蓋に取り付けられる支持体の両方を含んでいる蓋サブアセンブリを含んでおり、そのために、それぞれ該蓋サブアセンブリのロック解除構成およびロック構成に対応する2つの位置の間で前記蓋が前記支持体に対し枢動することができ、前記ロック解除構成における前記蓋サブアセンブリ、および、前記容器は、前記バヨネット継手ロックシステムが前記蓋を前記容器にロックさせることを可能にする少なくとも1つの所定の相対配置において、前記蓋サブアセンブリをそのロック解除構成からそのロック構成に移行させるために枢動される前記蓋によって結合されるように設計されており、当調理器具は、ロック/ロック解除を制御するための制御部材を含み、該制御部材は、前記支持体に対してロック位置とロック解除位置の間で動くことが可能となるような方法で前記支持体に取り付けられており、当調理器具は、前記ロック位置および前記ロック解除位置がそれぞれ前記ロック構成および前記ロック解除構成に対応するように、前記制御部材の動きを前記支持体に対する前記蓋の枢動へと変換するための変換デバイスを含んでおり、前記制御部材は、前記蓋サブアセンブリがそれを介して操作されることを可能にするために、手動で掴まれることが可能に成形されており、前記制御部材は機械的に前記支持体に接続されており、そのために、前記制御部材を介して前記蓋サブアセンブリの重さに逆らって手動で持ち上げられる前記蓋サブアセンブリが、前記蓋サブアセンブリの前記重さの影響を受ける前記制御部材を追い立ててそのロック解除位置へ戻らせることを特徴とする、圧力をかけて食品を調理するための調理器具によって達成される。
本発明の他の特徴および利点は、非限定的な例示としてのみ与えられた添付の図を参照して以下の説明を読み取ることで明白になり、より詳細に確認され得る。
バヨネット継手ロックを有する、圧力をかけて食品を調理するための本発明の調理器具の概略斜視図であり、ここで、器具の蓋サブアセンブリはロック解除構成にあり、および、器具のロック準備構成に対応する所定の相対配置(ロック前配置)において容器と結合され、蓋が回転されることでロックが生じることを可能にし、ここで、ロック/ロック解除を制御するための制御部材は、蓋が容器に対してロック解除されていることに対応する展開位置にある。 図1の圧力調理器の容器の上方からの概略斜視図であり、容器には、この例において、これを操作でき、および、手動で輸送できるようにする2つの側部ハンドルが設けられている。 図1の圧力調理器の上方からの図である。 ロック解除構成にある蓋サブアセンブリであって、図1に示されたロック前の所定の相対配置において図2の容器の上部上に来てぴったりと嵌まる状態にある蓋サブアセンブリを示す図である。 図1から4の圧力調理器を示す図であり、制御部材の手動の動きを支持体に対する蓋の枢動に変換するための運動変換デバイスを確認することを可能にするために、支持体は示されていない。 プラスチック材料から作製され、図5において省略された支持体を形成する部分の概略斜視図である。 特に、水平平面内の蓋サブアセンブリおよび容器の相対角度位置をロックするための支持体と容器ハンドルの間の協働を、該蓋サブアセンブリおよび該容器がロック前の所定の相対配置において結合されているときに確認することを可能にする、図1から6の圧力調理器の設計詳細の概略斜視図である。 図7の設計詳細を示す下方からの図であるが、容器ハンドルが省略されていることが異なる。 ロック/ロック解除を制御するための制御部材および制御部材の動きを、支持体に対する蓋の枢動に変換するための変換デバイスにより正確に関連付ける、図1から8の圧力調理器の実施形態の詳細の概略斜視図である。 図9の実施形態詳細の上方からの図であるが、制御部材が省略されていることが異なる。 図10の実施形態詳細の下方からの図である。 図10および11の実施形態詳細の下方からの斜視図である。 図1〜12の圧力調理器の蓋を示す図であり、その蓋上には、支持体の他に、制御部材の手動の動きを支持体に対する蓋の枢動に変換するための変換デバイスもまた形成する部分の一部が装着される。 図1の圧力調理器を貫通する断面B−C上の断面図である。 図1の圧力調理器を貫通する断面A−C上の断面図である。 蓋が容器に対してロックされるようにロック構成の蓋サブアセンブリを持っている、図1の圧力調理器の概略斜視図であり、制御部材はロッキングに対応する退避位置で蓋に向かって下げられている。 図16の圧力調理器の上方からの図である。 図5に類似する図であるが、制御部材が、蓋がロックされていることに対応するその退避位置にあることが異なる。 図8に類似する図であるが、制御部材が、蓋がロックされていることに対応するその退避位置にあることが異なる。 図9に類似する図であるが、制御部材が、蓋がロックされていることに対応するその退避位置にあることが異なる。 図10に類似する図であるが、制御部材が、蓋がロックされていることに対応するその退避位置にあることが異なる。
図示のように、本発明は、圧力をかけて食品を調理するための調理器具1であって、大気圧を上回る圧力のレベル下で、蒸気、例えば水蒸気の存在下で多様な食品を調理するように設計された調理器具1に関する。蒸気または水蒸気は、調理液体、例えば水性液体が食品の存在下で器具1の内側で加熱されることによって生成される。本発明の器具1は、好ましくは、家庭用途に向けて設計されるが、本発明はまた、プロ仕様またはセミプロ仕様の器具に関し得ることも理解されたい。本発明の器具1は、圧力を(組み込まれているまたは外部のものでよい)熱源の効果だけの下で、いかなる外部圧力も供給されることなく増大させることを可能にするように設計される。したがって、圧力をかけて食品を調理するための調理器具1は、好ましくは、内容物を加熱するための独立したホットプレートまたはリング上に置かれるように設計された圧力調理器を構成する。本発明の調理装置1は、調理される食品を受け入れるように設計された調理レセプタクルを形成する少なくとも1つの容器2を含み、この容器2は、この例では、器具1が正常に作動しているとき、すなわちこれが水平平面に載置しているときに縦方向に類似する方向に延びる中央縦方向軸X−X’周りでほぼ円形に対称的である。従来の方法では、容器2は、ステンレス鋼またはアルミニウムなどの金属材料から製造される。容器2は、例えば、多層の熱伝導性底部である底部2Aを含む。容器2はまた、底部2Aと、この例では円形形状のものであり、容器2の内側へのアクセスを与えるアクセス開口部を画定する自由上部縁2Cとの間を上方向に延びる環状側壁2Bも含む。自由上部縁2Cの成形は、以下において、器具1のロック手段に関連してより詳細に説明される。有利には、また、図示のように、調理器具1には、少なくとも1つの容器ハンドル2Dが設けられ、容器ハンドル2Dは、容器から外方向に突出するようにして容器2に締め付けられる。図示の実施形態では、容器ハンドル2Dは、容器2から径方向に外方向に延び、したがって容器2を操作するために(例えば、これを持ち上げて動かすために)ユーザによって手動で掴まれるように設計された把持可能な手段を形成するようにして、容器2の側壁2Bの外面上に装着される。図示の実施形態では、調理器具1は、中央軸X−X’周りで正反対に容器2の側壁2Bに締め付けられた2つの同一のハンドル2D、2Eを有し、容器ハンドル2D、2Eは、この例では、容器2の自由上部縁2Cの近傍に配設される。しかし、本発明の範囲を超えることなく、容器2に単一の容器ハンドルまたは3つ以上の容器ハンドル(例えば3つまたは4つ)を設けることが十分に可能である。
本発明の器具1は、蓋3も含み、蓋3は、容器2に関連付けられ、容器2に対してロックされて圧力を中で増大させることを可能にするのに適した調理筺体、すなわち器具1の圧力を増大させることを可能にするのに十分に密閉された調理筺体を形成するように設計される。そのような漏れない密閉性を得るために、器具1は、有利には、好ましくは、例えばエラストマーから作製された可撓性の環状ガスケットによって形成されたシール(図示せず)を含み、このシールは、蓋3と容器2の間に間置されるように設計され、それによって、筺体の内側と外側の間の水蒸気および/または空気の制御されない如何なる漏出も防止する。従来の方法では、蓋3は、ステンレス鋼またはアルミニウムなどの金属材料から製造される。これは、有利には、容器2の形状と相補的な形状、例えばほぼディスク状の形状を有し、この形状は、有利には、これが容器上に装着されロックされた後、容器2の底部2Aが延びる平均平面にほぼ平行である平均平面(すなわちこの例ではほぼ水平である平面)内を延びる。図示の実施形態では、蓋3は、容器2の環状側壁2Bの自由上部縁2Cによって境界付けられたアクセス開口部の形状および寸法と相補的な形状および寸法のディスク形状の蓋要素3Aを含む。この実施形態では、蓋3は、有利には、環状バンド3Bを含み、環状バンド3Bは、例えば、ほぼ円筒状または円錐台の形状のものであり、ディスク形状の蓋要素3Aと一体的である(この例では、その周囲にある)第1の円形縁30Bと、例えば、それ自体端部フランジによって延ばされる第2の自由円形縁31Bとの間を延びる。図示のように、ディスク形状の蓋要素3Aは、水平な平均平面内、すなわちこの例では、蓋3が容器2に関連付けられて調理筺体を形成するとき、容器2の底部2Aの平均延長平面に対して平行な平均平面内を実質的に延び、一方で環状バンド3Bは、ほぼ縦方向に、すなわち中央軸X−X’に対して平行に延び、端部フランジはほぼ水平に延びている。当然ながら、これは、図示のようなディスク形状の蓋3Aが、例えば、制御機構を収容するために、わずかにドーム型にされ、または局所的に皿型にされる可能性も決して排除しない。図示の実施形態では、環状バンド3Bは、ディスク形状の蓋要素3Aの周囲から下方向に延びる下降した縁によって形成される。この実施形態では、蓋3は、容器2の上部上にほぼぴったりと嵌まるように設計され、それにより、環状バンド3Bは、環状側壁2Bの上部および自由上部縁2Cを外から取り囲み、一方でディスク形状の蓋要素3Aは、容器2と蓋3の間に間置されたシーリングガスケットを介して自由縁2C上に載置し、当接する。しかし、代替的に、本発明の範囲を超えることなく、環状バンド3Bが、容器2によって取り囲まれこの中に含まれるように容器2内に嵌合するように設計されることが十分可能である。
圧力をかけて食品を調理するための本発明の調理器具1は、有利には、例えば弁などの圧力調節手段4を含み、圧力調節手段4は、好ましくは、例えば、蓋3によって直接的に担持されるようにして蓋3上に装着され、調理筺体内に行き渡る圧力を「作動圧力」と称されるほぼ一定の所定の値に維持するように配置され、この値は、例えば実質的には、10キロパスカル(kPa)から120kPaの範囲にある値、好ましくは約100kPaだけ大気圧を超える。そのような圧力調節手段の一般的な作動原理は、それ自体よく知られており、それにより、以下ではこれをこれ以上詳細に説明する必要はない。圧力をかけて食品を調理するための調理器具1は、他の作動部材(例えば、以下でより詳細に説明する開放安全手段5、過圧安全弁6など)を含むことができる。容器2および蓋3は、したがって、好ましくは金属ケーシングである相補的なそれぞれのケーシングを構成し、これらケーシングは、互いに関連付けられた後、食品が水蒸気圧力下でその内側で調理される、閉鎖された容積部を境界付ける金属ケーシングを、結果として形成する。
本発明の器具1はまた、蓋3および容器2の関連付けによって形成された調理筺体が、筺体の内側に行き渡る圧力の効果を受けて蓋3が外れるといういかなるリスクも有することなく、少なくとも上記で述べた作動圧力に達することができるようにするために、バヨネット継手ロックシステムも含む。換言すれば、ロックシステムは、容器2と蓋3の間に機械的結合をもたらし、この機械的結合は、調理筺体の内側で増大する圧力の効果を受けて蓋3が容器2から分離することを防止するのに十分に頑強であるように設計される。より正確には、バヨネット継手ロックシステムは、この例では蓋3を容器2に対して中央縦方向軸X−X’周りで枢動させることによって容器2に対して蓋3をロックし、ロック解除するように設計され、それによって器具1を、蓋3が容器2上に装着され、容器2上に自由に載置するロック準備構成(図1および3)から、容器2および蓋3が相互作用してこれらが自由に分離されることを防止するロック構成(図16および17)にこうして移行させ、またはその逆に変化させる。したがって、図示の実施形態では、器具1は、蓋3が、容器2に対して、時計周り方向SIに、中央軸X−X’周りで所定の角度ストロークにわたって回転されることによって、ロック準備構成からそのロック構成に移行し、また、蓋3が、容器2に対して、半時計周り方向の反対方向S2に、中央軸X−X’周りで所定の角度ストロークにわたって回転されることによって、そのロック構成からそのロック準備構成に移行し(図3および17)、本発明の範囲を超えることなく、その逆も十分可能であることが理解される(このとき、S1は反時計周り方向であり、S2は時計周り方向である)。この目的のために、調理器具1のバヨネット継手ロックシステムは、有利には、それぞれ蓋3および容器2と一体的である第1および第2の組の突出部7A〜7J、8A〜8Jを含み、これらの突出部は、蓋3を容器2に対してロックし、ロック解除するために、蓋3が容器2に対して中央縦方向軸X−X’周りで所定の角度ストロークにわたって回転されることによって、相互に係合し、係合解除するように設計される。それ自体良く知られているように、第1および第2の組の各々の突出部7A〜7J、8A〜8Jは、対として協働するように設計され、すなわち、これらの組の一方の突出部の各々は、蓋3が容器2に対して回転されることによって、他方の組の対応する突出部下にもっていかれて蓋3を容器2に対してロックする。図示の実施形態では、蓋3と一体的である第1の組の突出部7A〜7Jは、蓋3から内方向に径方向に突出し、一方で容器2と一体的である第2の組の突出部8A〜8Jは、容器2の側壁2Bの外面から径方向に、容器2から外方向に突出する。しかし、蓋上のロック突出部7A〜7Jが蓋3から外方向に突出し、容器突出部8A〜8Jが容器から内方向に径方向に突出することが十分可能である。したがって、本発明は、バヨネット継手ロックシステムのロックランプの特定の構成に限定されず、必須の要求事項は、蓋突出部7A〜7Jおよび容器突出部8A〜8Jそれぞれが、蓋ランプおよび容器ランプを形成し、これらのランプは、容器2および蓋3が互いに対して、この例では中央縦方向軸X−X’周りで回転されることによって相互に協働し、それにより、蓋ランプが、容器ランプ下に位置決めされるようになり、それによって調理筺体の内側に行き渡る内部圧力に耐え得る機械的結合を容器2と蓋3の間に形成することである。図示した例では、蓋突出部7A〜7Jの各々は、蓋3のケーシングが作製される、より正確には、環状バンド3Bが作製される材料の局所的3D変形によって得られた三次元(3D)要素によって構成され、このバンドに沿って突出部7A〜7Jは、好ましくは、オプションで等間隔に配設される。各々の突出部は、したがって、環状バンド3Bと一体的に形成された隆起部分を形成し、この隆起部分は、一方の側では凸状の内面を、他方の側では、「負」として、例えば形成ツール、好ましくはダイスタンピングツールを施すことによる圧痕に対応する反対の凹状外面を画定しながら、環状バンドから突出する。しかし、本発明は、特有の突出部7A〜7J、特に図1に示す例のようにダイスタンピングによって得られた突出部の実装に絶対的に限定されるものではない。例えば、蓋突出部7A〜7Jは、蓋3の環状バンド3Bの自由縁31Bの局所化された、内方向の折り重なりによって得られた平坦な舌部によって形成されることが十分可能である。しかし、3D要素の使用は、材料を変形するだけで(ダイスタンピングまたは何らかの他の技法によって)、優れた機械的特性および小さい寸法を有する突出部を容易に得るため、これが好まれる。そのような小さい寸法を用いることにより、蓋3および容器2が、互いに対して比較的小さい角度で、例えば30°未満で回転されることによって、ロック準備構成(ロック前構成)からロック構成に、調理器具1を移行させることが可能であり、本発明は、いかなる特定の角度にも限定されず、これは、30°を上回っても、またはこれに等しくても、またはその反対に30°をかなり下回って、例えば10°から25°の範囲にあってもよいことを理解されたい。図示した例では、容器突出部8A〜8Jは、自由上部縁2Cを超えてそこから外方向に突出する環状リムによって形成され、切欠部9A〜9Jが、蓋突出部7A〜7Jが通り抜けることを可能にするようにして環状リムを貫通して設けられ、それにより、各々の切欠部9A〜9Jの間を延びる環状リムの部分は、蓋ランプを形成する蓋突出部7A〜7Jと協働するように設計されたそれぞれの容器ランプを形成する。したがって、蓋3が容器2上に嵌合するようになったとき、蓋突出部7A−7Jは、環状リムより低く位置するように切欠部9A〜9Jを通り抜けることができる。器具1は、そのとき、そのロック前構成(「ロック準備」構成とも称される)にあり、ここから、蓋3を容器2に対して縦方向軸X−X’周りで回転させるだけでロック構成に到達することができ、それによって蓋3の突出部7A〜7Jおよび環状リムの切欠部9A〜9Jを角度的にシフトさせて「バヨネット継手」タイプのロックを達成させる。好ましくは、図示の実施形態では、蓋突出部7A〜7Bは、蓋3の環状バンド3B上に環状バンド3Bの第2の自由円形縁31Bからいくらかの距離を離して位置付けされ、それにより、3D要素の下方に、環状バンド3Bは、蓋3を容器2に対して自己調心させるための自己調心スカートを形成するようになる。(切欠部9A〜9Jを除き)殆んど連続的であり、容器ランプを形成する、側部リムとの協働において、この環状スカートは、蓋3を自然にかつ自発的に、これがその上に置かれたときに容器2に対して調心されるようにして位置決めすることを可能にする。
本発明によれば、器具1は、蓋3、および、この例では蓋3に恒久的に取り付けられた支持体10の両方を含む蓋サブアセンブリ(図4に単独で示される)を含み、該蓋が該支持体に対して、好ましくは、この例では蓋サブアセンブリのロック解除位置とロック位置にそれぞれ対応する2つの位置の間で枢動することができるように取り付けられている。蓋3が支持体10に対して間で枢動することができる2つの位置は、有利には、器具1を図1に示したそのロック前構成(ロック準備構成)から、例えば、図16に示すそのロック構成に移行させるのに必要とされる角度ストロークに対応する所定の角度ストロークで分離している。蓋サブアセンブリはしたがって、(容器2自体によっておよび容器ハンドル2D、2Eによって形成される)容器サブアセンブリと関連して調理筺体を形成するように設計されている、独立した単一のユニットを形成する。図面に示された実施形態においては、蓋3はしたがって、中央縦方向軸X−X’周りに支持体10に対し枢動するように取り付けられる。蓋3と支持体10の間の、この枢動結合は、当業者に知られているどのような手段で形成してもよい。有利には、支持体10は、横材の形態、すなわち蓋3上で直径方向に延びる実質的に細長い部分の形態であり、この部分は、この例では、その端部の各々において、それぞれの下降した縁10A、10Bによって延ばされる。好ましくは、対象の横材は、例えば、より大きい中央ゾーン100を有し、このゾーンは、円形の全体形状であり、下降した縁10A、10Bのそれぞれ1つによってそれら自体終端される第1および第2のアーム101、102によって両側で延ばされる。中央部分100には、有利には、蓋の中心において、蓋3に締め付けられたピン30がそこを通って延びるように設計された中央オリフィス100Aが設けられ、そのピンの周りで、支持体10は、中央縦方向軸X−X’周りを回転するように設計される。例えば、ピン30は、蓋の中心から縦方向に延びるように、したがってオリフィス100A内に挿入されることが可能になるようにして蓋3に溶接される。好ましくは、ピン30にはねじ穴付きくぼみが設けられ、このねじ穴付きくぼみは、蓋3をピン30周りで枢動させることを可能にしながらも支持体10を蓋3に締め付けるためにねじ16と協働するように設計される。有利には、図6に示す横材の形態の部分に加えて、支持体10はまた、横材の中央部分100の形状にほぼ相補的な円形の全体的形状のものであるプレート17を含み、このプレート17は、横材と蓋3の上面の間に間置されるように設計されて、蓋3を支持体10に対して枢動させるための制御機構を少なくとも部分的に受け入れるように設計されたハウジングを形成する。例えば、図示の実施形態では、プレート17は、プラスチック材料から作製された皿型の形態であり、中央オリフィス17Aが設けられ、この中央オリフィス17Aは、ピン30が中に挿入されるように設計された縦方向の円筒状チューブを介して延ばされる。図6に確認することができる横材は、それ自体プレート17に永久的に(例えば複数のねじを用いて)締め付けられるように設計され、それによってプレートと協働して単一ユニットの、一体型の横材サブアセンブリを形成し、このサブアセンブリは、ピン30とねじ16の間の結合を用いて蓋3上に保持され、この結合は、蓋3が、この例では支持体10を形成する上記で述べた横材サブアセンブリに対して枢動することを可能にする。
上で説明したとおり、蓋3は、支持体10に対して、所定の角度ストロークによって分離された2つの位置の間、すなわち、第1の位置(ロックに対応)と第2の位置(ロック解除に対応)の間を枢動するように設計される。好ましくは、第1の位置および/または第2の位置は、安定した位置である。しかし、第1および第2の位置の一方または他方が不安定であり、それにより、蓋3が、第1の位置および第2の位置の一方からおよび/または他方から離れるときはいつでも、(例えばばねによって)他方の位置に自動的に付勢されて戻ることが十分可能である。有利には、第1の位置および/または第2の位置は当接位置である。例えば、図示の実施形態では、器具1には、少なくとも1つのガイドスタッド18、好ましくは2つのガイドスタッド18、19が設けられ、これら2つのガイドスタッド18、19は、中央軸X−X’周りで互いに正反対に配設され、(例えば、図示のように、蓋3の外側表面から、この例では蓋の周囲において縦方向に上方向に延びるようにして蓋に溶接されることによって)恒久的に蓋3に取り付けられる。ガイドスタッド18、19の各々は、支持体10内に設けられた相補的な細長いガイド溝18A、19A内で、例えば支持体10の各々の端部に向かって摺動するように設計される。各々の溝18A、19Aの長さは、この例では、支持体10に対する蓋3の角度ストロークに適合される。各々のスタッド18、19にはまた、より大きい横断面のヘッドが設けられ、このヘッドは、対応する溝18A、19Aの縁と協働して支持体10を縦方向に保持し、これが蓋3から縦方向に離れることを防止する。
本発明によれば、ロック解除構成における蓋サブアセンブリ、および、容器2は、バヨネット継手ロックシステムが蓋3を容器2に対しロックさせることを可能にする少なくとも1つの所定の相対配置(例えば図1および3に表されている)において、蓋サブアセンブリをそのロック解除構成からそのロック構成に移行させるために枢動される蓋3によって結合されるように設計されている。換言すると、蓋サブアセンブリがロック解除構成にあるときは、蓋3および支持体10は、容器2上にドッキングされた支持体10が上記所定の相対配置に対応する所定の位置において、容器ランプを分離しているノッチ9A−9Jを通して蓋ランプ7A−7Jを容器ランプ8A−8Jより下に低下させることを可能とするように互いに対して位置決めされ、蓋サブアセンブリは、次いで、準備位置において容器2の上部上にぴったりと嵌まり、そこから、それが容器2に対して蓋3をロックさせるために蓋3を容器2に対して枢動させるのに事足りる。したがって、容器2およびロック解除構成にある蓋サブアセンブリが図1に示したロック前の所定の相対配置において一旦、結合されると、支持体10を容器2に対し位置において維持すること、および、蓋ランプ7A−7Jを容器ランプ8A−8Jとの対応へ容器ランプの下で至らせるために、蓋3を支持体10に対して上述した所定の角度ストロークにわたって枢動させ、それによって蓋3を容器2に対しロックさせることに事足りる。
器具1はまた、ロック/ロック解除を制御するための制御部材11も含み、この制御部材は、この例では、ユーザがバヨネット継手ロックシステムを制御することを可能にするようにしてユーザによって操作されることが可能であるように設計され、したがって有利には、器具1を、そのロック前構成(図1に示した「ロック準備構成」とも称される)から(図16に示す)そのロック構成に、および、その逆に移行させることができるようにするために、制御部材11上に手動で作用することにより、蓋サブアセンブリをそのロック構成からそのロック前構成に、および、その逆に移行させる。制御部材11は、この例では恒久的に支持体10に、ロック位置(図16)とロック解除位置(図1)の間で前記支持体に対して動かすことができるような方法で取り付けられる。換言すれば、制御部材11は、有利には、支持体に対して動く可能性を保持しながらも支持体10に恒久的に締め付けられ、そのため、ユーザは、ロック解除位置からそのロック位置に、および、その逆に、制御部材11を支持体10に対して手動で動かすことができる。
本発明によれば、器具1はまた、制御部材11のロック解除位置およびロック位置がそれぞれ、蓋サブアセンブリのロック構成およびロック前構成に対応するように、制御部材11の動きを支持体10に対する蓋3の枢動に変換するための変換デバイスを含む。ユーザはしたがって、制御部材11を支持体10に対してそのロック解除位置からそのロック位置に、および、その逆に手動で移動させることによって、蓋サブアセンブリをそのロック解除構成からそのロック構成へ、および、その逆へ移行させることができる。特に図5、9から13、18、20、および、21で確認することができる変換デバイスは、したがって、支持体10に対する制御部材11の動きを、支持体10に対する蓋3の、この例では中央縦方向軸X−X’周りの回転運動に切り替えるように設計されており、そのために、蓋ランプが容器ランプより下に配置された状態で、蓋3が一旦、容器2上に取り付けられると、ユーザは、制御部材11を操作するだけで蓋3を支持体10に対して枢動させることにより、ロック/ロック解除をこうして引き起こすことができる。当然ながら、上記で述べた変換デバイスは、支持体10に対する制御部材11の動きのタイプに応じて設計されており、必要とされるあらゆる駆動構成要素(歯付きホイール、カム、レバー、連結棒など)を実装することができる。
有利には、支持体10および容器2は、ロック解除構成における蓋サブアセンブリおよび容器2が所定の相対配置において結合されているときはいつでも直接的にまたは間接的に相互作用するように設計され、そのため実質的に、制御部材11がそのロック位置からそのロック解除位置へ(または、その逆に)動かされているときは支持体10が容器2に対して(この例では中央縦方向軸X−X’周りで)枢動することを防ぐようにする。換言すれば、図1に示す所定の相対配置(ロック前配置)において結合されている、ロック解除構成における蓋サブアセンブリおよび容器2は、支持体10および容器2をインターロックさせ、それによって、この例では支持体10が容器2上に載置しながらも中央軸X−X’周りで回転することを防止する。支持体10および容器2の相対角度位置のこのロッキングは、支持体10が、容器2に対して固定状態である、固定状態の構造体として作用することを可能にし、この構造体に対して、蓋3は、中央縦方向軸X−X’周りで所定の角度ストロークにわたって枢動して、ロック解除された状態(図1に示す)からロックされた状態(図16に示す)に移行することができる。好ましくは、支持体10および容器2には、相互に相補的なそれぞれの支持体形状部分12、13および容器形状部分14、15が設けられ、これらの部分は、ロック解除構成における蓋サブアセンブリおよび容器2が所定の相対配置において結合されて調理筺体を形成するときに(図1)、相互嵌合係合によって協働するように設計されている。相補的な支持体形状部分12、13および容器形状部分14、15のこの相互嵌合係合は、中央縦方向軸X−X’に対して垂直な水平平面内の支持体10および容器2の相対的角度位置をロックすることを可能にする。図示の実施形態では、容器2には、中央縦方向軸X−X’周りで互いに正反対に配設され、容器2の側壁2Bの外面に締め付けられた2つの容器形状部分14、15が設けられ、一方で支持体10には、中央縦方向軸X−X’周りで蓋3上に互いに正反対に配設された2つの相補的な支持体形状部分12、13が設けられ、支持体形状部分12、13は、この例では、蓋3の環状バンド3Bの外面に面して配設される。しかし、本発明の範囲を超えることなく、支持体10および容器2に、単一の支持体形状部分および単一の容器形状部分をそれぞれ設けること、または実際には、相互嵌合係合によって協働するように設計されたそれぞれの支持体および容器の形状部分ではなく、支持体10および容器2に、支持体10および容器2の相対的角度位置をロックするのに十分な(摩擦、クリッピング、噛み合い、磁気引力などによる)力協働を実装することに基づく、何らか他のタイプの相互ロック要素が設けられることも十分可能である。有利には、各々の容器形状部分14、15は、雄型要素を形成し、一方で各々の支持体形状部分12、13は、雄型要素と相補的な雌型要素を形成し、この雄型要素は、有利には、雌型要素に挿入されるように設計されて、支持体10および容器2が互いに対して中央縦方向軸X−X’周りで回転運動することを防止する結合を確立する。しかし、本発明の範囲を超えることなく、各々の容器形状部分14、15が雌型要素を形成し、一方で各々の支持体形状部分12、13が雄型要素を形成することが十分可能である。有利には、容器形状部分14、15は、容器ハンドル2D、2Eによって担持される。したがって、図示の実施形態では、容器2の側壁2Bに恒久的に締め付けられた各々の容器ハンドル2D、2Eは、例えば、雄型要素を形成するリブの形態であるそれぞれの容器形状部分14、15を組み込む。上記で説明したように、支持体10は、有利には、(枢動結合を介して蓋に連結されたままで)蓋3上を延びる横材の形態であり、この横材は、その端部においてそれぞれの縦方向の下降した縁10A,10Bによって延ばされ、この下降した縁10A、10Bは、蓋3を超えて径方向に突出し、環状バンド3Bにほぼ平行に、バンドの外側を延びる。切欠部が、有利には、支持体10の下降した縁10A,10Bの各々の自由底部縁内に設けられて、好ましくは雄型要素を形成するリブと相補的な雌型要素を形成する。下降した縁10A、10Bの各々はまた、有利には、ロック解除構成における蓋サブアセンブリが、ロック解除構成における蓋サブアセンブリおよび容器2を所定の相対配置において結合させるように、ユーザによって容器2上に取り付けられたとき、蓋3を、下方向の縦方向の通路上で容器2に対して案内するようにして、対応するハンドル2D、2Eと容器2の間に設けられた相補的な形状のくぼみ内に挿入されるように設計される。
本発明によれば、制御部材11は、蓋サブアセンブリがそれを介して操作されることを可能にするために、手動で掴まれることが可能に成形されている。換言すると、制御部材11は、蓋サブアセンブリを、例えば、容器2上へのそれの取り付けを目的として輸送しおよび持ち上げるために、ユーザによって好ましくは片手で掴まれるように設計された把持可能な部材を形成するように設計されている。好ましくは、制御部材11は、蓋サブアセンブリを掴むために利用できるだけの把持可能な部材を形成し、すなわち、器具1は、蓋サブアセンブリが掴まれることを可能にするための把持可能な部材であって、制御部材11によって単独でおよび独占的に形成される把持可能な部材を備える。したがって、制御部材11は2つの機能、すなわち、把持可能部材機能および制御機能を備え、該把持可能部材機能は、ユーザが蓋サブアセンブリを持ち上げて動かす目的のために、すなわち、それを容器2上に取り付けることを目的とし、または、それを容器2から分離することを目的として、それを介して蓋サブアセンブリを掴むことを可能にするものであり、該制御機能は、支持体10に対する蓋3の枢動を制御することによってロック/ロック解除を制御するものである。
本発明によれば、制御部材11は支持体10に機械的に接続されており、そのために、制御部材11を介した、蓋サブアセンブリの重さに逆らう、蓋サブアセンブリの手動のどのような持ち上げも、蓋サブアセンブリの重さの影響を受ける制御部材11を追い立ててそのロック解除位置へ戻らせる。換言すると、制御部材11を支持体10に結合させる機械的結合は、制御部材11がそのロック解除位置に自発的に到達すること、または、蓋サブアセンブリの重さに対し反作用力が制御部材11上に作用したときに、ロック解除位置に留まることを可能にするように設計される。この技術的な特性により、蓋サブアセンブリは、ユーザが、蓋サブアセンブリを掴むための把持ハンドルとして用いられるように制御部材11を介して蓋サブアセンブリを持ち上げたとき、そのロック解除構成へ戻らせられ、および、必然的且つ自発的にそのロック解除構成に維持される。したがって、ユーザが支持形状部分12、13および容器形状部分14、15を相互に協働させつつ容器2上に蓋サブアセンブリを取り付ける場合、蓋サブアセンブリは必然的に且つ自発的に、自身をそのロック解除構成において見出し、それにより、図1に示したロック前の所定の相対配置に到達することを容易にする。制御部材11と支持体10の間の機械的な結合はしたがって、蓋サブアセンブリをその重さに逆らって持ち上げるだけで制御部材11をそのロック位置からそのロック解除位置へ移行させること、および、次いで、蓋サブアセンブリがその重さに逆らって制御部材11によって持ち上げられたままである限り制御部材11をそのロック解除位置に維持することを可能にする。
当然ながら、蓋サブアセンブリの重さの影響下で制御部材11をそのロック解除位置へ戻らせるための所望の戻り機能を取得するために、制御部材11を支持体10に結合させる、種々の可能性が存在する。有利には、制御部材11を支持体10に連結する機械的結合は、支持体10に対して制御部材11を手動で移かすことが、少なくとも(i)中央縦方向軸X−X’と交差する方向、例えば径方向に対して平行な、回転軸Y−Y’周りの制御部材11の回転運動によって、および/または、少なくとも(ii)例えば、中央縦方向軸X−X’に対して平行な縦方向平面内の制御部材11の並進運動によって、形成されるように設計される。上記で説明した2つの好ましい可能性(i)および(ii)の一方および/または他方のように制御部材11を手動で動かすことを実装することで、器具1がロック前構成(支持体10と容器2が相互作用して支持体10と容器2の相対的角度位置をロックする、図1に示す構成)にある間、制御部材11が支持体10に対して手動で動かされるとき、容器2が軸X−X’周りでタイミングを逸して回転させられるといういかなるリスクも回避される。実際、本発明は、ユーザが、特に容器2と蓋3の間に間置された環状シーリングガスケットによって存在し得るいかなる摩擦効果にも関わらず、一方の手だけを使用して制御部材11を操作するだけで、他方の手を用いて容器2を固定状態に保持することを必要とすることなく、蓋3を容器2に対してロックできることを保証し得ることを可能にする。加えて、制御部材11の動きを上述した2つの好ましい可能性(i)および(ii)の一方または他方の場合のように実施することは、それ自体が戻りを取得するのに特に十分役に立ち、そのために、制御部材11はそのロック解除位置に、蓋サブアセンブリの重さの影響を受けて戻らされる。
有利には、制御部材11は支持体10に機械的に接続されており、そのために、制御部材11をそのロック解除位置からロック位置へ移動させること(およびその逆)は、回転Y−Y’の軸であって、中央縦方向軸X−X’と交差する方向に対し平行な軸の周りの制御部材11の少なくとも回転運動によって、および/または、制御部材11の少なくとも並進運動によって形成される。例えば、制御部材11は、中央縦方向軸X−X’の方向と交差する方向に延びる回転軸周りで、および、よりいっそう好ましくは、中央縦方向軸X−X’と交差する回転軸周りで、または交互に、回転運動のみするように装着されてよく、制御部材11は、支持体10に対して並進運動するように、例えば、支持体10に対して縦方向に(好ましくは、中央縦方向軸X−X’と一致する摺動の軸に沿って)摺動するように装着されてよく、または実際には、並進運動および回転運動を組み合わせる機械的結合によって支持体10に連結されてよい(例えば、軸X−X’の斜め結合)。制御部材11は、したがって、ハンドルまたはノブ、レバー、制御スティック、ループ状ハンドル、または他のタイプの回転要素の形態、および/またはプッシュボタン、スライダなどの摺動可能に装着された要素の形態でよい。図示の好ましい実施形態では、制御部材11は、中央縦方向軸X−X’に対して垂直であって該中央縦方向軸と交差する、支持体10に対して径方向枢動軸Y−Y’周りで枢動するように取り付けられる。径方向軸Y−Y’周りで枢動するためのそのような枢動結合は、制御部材11を、支持体10に対して、回転運動のみによって形成された動きで、支持体10に対する蓋3の枢動軸X−X’に対して垂直である軸Y−Y’周りで動かし、それによって、容器2のタイミングを逸したいかなる回転運動も回避する。そのような回転運動はまた、特に人間工学的かつ直感的なものである。結局、そのような回転運動は、制御部材11をそのロック解除位置に蓋サブアセンブリの重さの影響下で戻らせるための、所望の戻り機能をそれ自体が取得するのに特に十分役に立つ。蓋サブアセンブリの重さに逆らって制御部材11上に作用する力を保持および維持することの影響下では、制御部材11は必然的に、それが中央縦方向軸X−X’とクロスする、均衡する縦の位置に、それがもう一度なるまでの間、枢動する傾向がある。図示の好ましい実施形態では、各々の容器ハンドル2D、2Eは、容器2から外方向に、制御部材11および支持体10を相互連結する枢動結合の径方向軸Y−Y’に対してほぼ平行である径方向に延びる。容器ハンドル2D、2Eが、支持体10に対して、制御部材11の回転軸Y−Y’と位置合わせされるそのような構成は、特に実用的かつ人間工学的である。しかし、本発明の範囲を超えることなく、制御部材11と支持体10の間の機械的結合が、中央縦方向軸X−X’、および、容器ハンドル2D,2Eが延びる径方向の両方に対して垂直である径方向軸の枢動結合であることが十分可能である。
有利には、変換デバイスは、ギア式機構を含み、このギア式機構は、制御部材11が、径方向軸Y−Y’周りで第1の所定の角度振幅αより大きい第2の所定の角度振幅βを有するストロークにわたって回転運動されることに応答して、蓋3を、回転式に中央縦方向軸X−X’周りで第1の所定の角度振幅αを有するストロークにわたって駆動するように設計される。例えば、制御部材11は、約90°の所定の角度振幅βを有するストロークによって分離された(ロック解除に対応する)上昇された位置と、(ロッキングに対応する)下げられた位置との間を径方向軸Y−Y’周りで枢動するように設計され、その間、制御部材11が約90°の角度で支持体10に対して動くことに応答して、蓋3は、約15°の所定の振幅角度αを有するストロークにわたって支持体10に対して枢動する。そのようなギア式機構は、したがって、ロックおよびロック解除のそれぞれ対応する制御部材11の位置間を明確に差別化し、調理器具1をそのロック準備構成からそのロックされた構成に移行させるためにユーザによって及ぼされる力を低減することを可能にする。当然ながら、そのようなギア効果を得るための多数の技術的可能性が存在し、本発明は、いかなる特定のギア式機構にも限定されない。実際、本発明は、ギア式機構を有することに全く限定されず、本発明の範囲を超えることなく、例えば変換デバイスが、望まれる人間工学性および機能に応じて、第1および第2の所定の角度振幅α、βを互いにほぼ等しくする、またはその反対に、第2の所定の角度振幅βを第1の所定の角度振幅αより小さくすることができることが十分可能である。
図示の実施形態では、変換デバイスは、支持体10に対して、中央縦方向軸X−X’に対して垂直な水平平面内で並進運動するように装着された伝達部20を含む。伝達部20は、したがって、例えば、プレート17と、プレート17上に嵌合する中央部分100との間に設けられたハウジングの内側で、支持体10に対して摺動するように装着される。この実施形態では、変換デバイスは、支持体10に対する制御部材11の枢動運動を、支持体10に対する変換部分20の並進運動に変換するための機構を備える。例えば、対象の変換機構は、制御部材11と一体的であり、またはこれに固定されたカム110、111によって形成され、カム110、111には、伝達部20内に設けられた対応するくぼみ内に受け入れられるスタッドが設けられ、それによって、制御部材11の枢動が、カム110、111の付随する枢動を引き起こし、カム110、111は、次いで伝達部20を、中央縦方向軸X−X’に対して垂直な水平平面内で押し戻すようになる。しかし、本発明は、カムを有する運動変換機構に絶対的に限定されるものではなく、例えば、本発明の範囲を超えることなく、任意の他の知られている運動変換機構を使用することが十分可能である。例えば、代替策として、制御部材11の枢動を伝達部20の並進運動に変換するための機構は、制御部材11と一体的であり、またはこれに固定される歯付きリングセクタと、伝達部20と一体的であり、またはこれに固定される直線ラックとの間の協働に基づくメッシュ機構であることができる。当然ながら、他の機構(例えば、連結棒、ウォームねじ、歯付きホイール噛み合いを有する)が可能である。有利には、図示の実施形態では、変換デバイスは、さらに、少なくとも1つの水平レバー21を備え、この水平レバー21は、支持体10に対して固定状態であり、中央縦方向軸X−X’に対して平行であり、中央縦方向軸から所定の距離だけ離れて位置している、中心を外した縦方向軸Z−Z’周りで支持体10に対して枢動するように装着される。好ましくは、図示のように、水平レバー21は、蓋3にヒンジ接続された第1の端部21Aと、制御部材11、または、変換デバイスの一部であり、例えば上記で説明した実施形態のように、制御部材11によって支持体10に対して動かされる、変換部(例えば、上記で述べた伝達部20など)のいずれかにヒンジ接続された第2の端部21Bとの間を長手方向に延びる。好ましくは、水平レバー21には、支持体10と一体的であり、またはこれに固定され、例えばプレート17と一体的に形成されたピン22を受け入れるように設計された(例えば、貫通オリフィスによって形成された)くぼみが設けられ、それによって水平レバー21と支持体10の間に軸Z−Z’の枢動結合を形成するようになる。好ましくは、水平レバー21は、第1の端部21Aと第2の端部21Bの間に位置する枢動点において支持体10に対して枢動するように装着され、それにより、中心を外した縦方向軸Z−Z’は、第1の端部21Aおよび第2の端部21Bの両方からいくらか距離を離して位置する水平レバー21のゾーンを介して通る。蓋3に対する第1の端部21Aのヒンジ接続は、例えば、蓋3と一体的であり、またはこれに固定された第1のペグ20Aを用いて達成され、第1のペグAは、例えば、蓋から上方向に縦方向に延びるようにして蓋3の外面に溶接される。ペグ210Aは、有利には、水平レバー21の第1の端部21Aに設けられた第1の対応する溝221Aに、第1のペグ210Aが、対象の第1の溝211A内で摺動および回転の両方を行うことができるようにして受け入れられる。変換デバイスはまた、有利には、この例では、伝達部20と一体的であり、またはこれに固定され、その中に組み込まれる第2のペグ210Bも含む。第2のペグ210Bは、有利には、水平レバー21の第2の端部21Bに設けられた相補的な第2の溝211B内に、第2のペグ210Bが、対象の第2の溝211B内で摺動および枢動の両方を行うことができるようにして受け入れられる。有利には、水平レバー21は、ほぼ直線状のアームを備えた全体的に鎌形状であり、この直線状のアームは、第1の端部21Aから、中心を外した縦方向軸Z−Z’が通り抜ける回転の点まで延び、それによってその後、弓状部分によって第2の端部まで延ばされる。水平平面内の伝達部20の直線状の並進運動は、中心を外した縦方向軸Z−Z’周りのレバー21の回転運動に切り替えられ、この回転運動は、それ自体、支持体10に対する中央縦方向軸X−X’周りの蓋3の回転運動に切り替えられる。しかし、本発明は、そのような運動変換機構に絶対的に限定されるものではなく、例えば、図示するようなレバーシステムの代わりに、本発明の範囲を超えることなく、連結棒、カム、または噛み合い相互係合を有するシステム、または任意の他の知られているシステムを実装することも十分可能である。また、枢動式に装着された制御部材11を実装する代わりに、摺動可能に装着された制御部材11を実装することも十分可能である。
有利には、また図示のように、制御部材11は、ロックおよびロック解除にそれぞれ対応する2つの好ましくは安定した当接位置間で、ユーザによって手で動くことが可能になるように手動で作動されるように設計されたループ状ハンドル11Aを備える。この好ましい実施形態では、制御部材11は、したがって、弓状部分の形態、ループの形態、またはアーチの形態であり、有利には、ユーザによって、好ましくは全ての手を使用してこれを把持することでしっかりと把持されるのに適するように設計される。しかし、本発明は、制御部材11を形成するためにループ状ハンドルを実装することに限定されず、制御部材は、例えば、ほぼ直線状である、またはT形状またはL形状プロファイル、円形型ノブ形状、広がったノブ形状などを有するレバーによって構成されてよく、その造形は、ユーザがそれによって蓋サブアセンブリを持ち上げることを可能にする。
制御部材11は、有利には、これが、支持体10に対してロック方向および反対のロック解除方向の両方に手動で(回転運動および/または並進運動)動かされ得るように設計される。したがって、この好ましい実施形態では、調理器具1は、単一の制御部材11を有し、この単一の制御部材11は、ユーザが、蓋3を、時計周り方向S1および反時計周り方向S2の両方に支持体10に対して枢動させることを可能にする。この場合、上記で述べた運動変換デバイスは、ロック方向およびロック解除方向それぞれの制御部材11の手動の動きを、それぞれ相反する回転方向の、中央縦方向軸X−X’周りの支持体10に対する蓋3の枢動に変換するように設計される。
有利には、図示のように、最初に、ロック解除位置を形成する展開位置(図1)であって、この例では制御部材11が、外側に向って蓋3と位置が合って垂直に突出している展開位置から、次に、ロック位置を形成する退避位置であって制御部材11が蓋3に向って降下される退避位置の間で、支持体10に対して枢動するように、制御部材11が取り付けられている。その展開位置では、制御部材11は、有利には、中央縦方向軸X−X’に対してほぼ平行である平均方向に延び、一方で、その退避位置では、これは、有利には、図示のように、中央縦方向軸X−X’に対してほぼ垂直である平均方向に延びる。この好ましい実施形態では、制御部材11は、こうして引っ込めることができ、これがその退避位置にあるとき、これを格納することを可能にする。
好ましくは、制御部材11は、これがその展開位置にあるときより、これがその退避位置にあるときの方が手動で掴むことがより難しくなり、それによってユーザが、危険な操作になり得る、制御部材11を掴み、それによってこれを用いて調理器具1を持ち上げ、操作するという可能性を抑制する。制御部材11が、ループ状ハンドル11Aによって形成されるとき、蓋3は、有利には、その表面内に起伏部23を有し、起伏部の形状は、好ましくは、ループ状ハンドル11Aによって境界付けられ、ユーザの指を受け入れるように設計された空間の形状にほぼ相補的である。換言すれば、起伏部23は、ハンドルが蓋3に押し付けて折り畳まれたとき、ループ状ハンドル11Aによって境界付けられた内部の空間を少なくとも部分的に充填するように設計される。したがって、ループ状ハンドル11Aが、蓋3に押し付けて、これに対して平行に完全に折り畳まれた(制御部材11は退避位置にある)とき、これは、有利には、起伏部23と連続的に延び、それによって調理器具1を操作する(すなわち持ち上げる、輸送する、など)ためにユーザがループ状ハンドル11Aを掴むという可能性を抑制する。換言すると、制御部材11は、有利には、それが展開位置にあるときだけ、蓋サブアセンブリがそれを介して操作されることを可能にするために、手動で掴まれることが可能に設計される。図示された好ましい実施形態において、器具1は蓋3が掴まれることを可能にするための把持可能な部材を含み、該把持可能な部材は、蓋3に取り付けられており、および、これを介して蓋3が操作および輸送されることを可能にするために手動で掴まれるように設計されており、対象の把持可能な部材は、展開位置にある制御部材11だけによって形成される。
好ましくは、調理筺体内に行き渡る圧力レベルの効果を受け、上記で述べた開放安全手段5は、これらが蓋3を容器2に対してロック解除することを可能にする解放構成と、これらが、蓋3を容器2に対してロック解除することを防止するブロック位置との間を行き来するのに適している。この目的を達成するために、安全手段5は、動き要素5Aを含み、この動き要素5Aは、蓋3上で摺動するように、この例では、蓋3を支持体10に対して枢動させることを防止するために、これが、支持体10によって担持された相補的なブロック要素5Bと協働することができる(当接位置である)高位置と、これが、相補的な要素5Bを妨害せず、それによって蓋3を支持体10に対して枢動させることを可能にする(これもまた当接位置である)低位置との間を、中央縦方向軸X−X’に対して平行である摺動方向に縦方向に摺動するように装着される。特に図12においてわかるように、動き要素5Aは、有利には、蓋3を貫通して設けられた漏出オリフィスに突き合わせ結合されたチューブの内側で縦方向に摺動するように設計された指部によって形成され、それにより、その高位置では、指部は、漏出オリフィスを密閉式に閉じ、一方で、指部がその低位置にあるとき、水蒸気は、対象のオリフィスを介して漏出させられる。相補的な要素5Bは、好ましくは、停止表面50Bおよび貫通オリフィス51Bを有する部分によって形成される。蓋が、これが支持体10に対してロック解除される位置にある限り、ブロック表面50Bは、動き要素がそれに沿って摺動する通路内で動き要素5Aと合致し、それによって、これがその高位置に到達することを防止し、したがって、調理筺体の内側と、外側の間の連通を維持して、筺体内のいかなる大きな圧力の増大も防止する。その反対に、蓋3が、支持体10に対して上記で述べた所定の角度ストロークにわたって枢動することによってそのロック位置に到達したとき、動き要素5Aは、次いで、開口部51Bと合致し、それによって動き要素5Aを、調理筺体の内側の圧力増大によって及ぼされた駆動力の効果を受けてそのシーリング高位置に到達させることを可能にする。高位置になった後、動き要素5Aは、オリフィス51Bの縁によって取り囲まれ、それによって支持体10に対する蓋3のロック解除方向のいかなる枢動も防止する。
図示した調理器具1の作動が、以下に簡潔に説明される。ユーザは、最初、図2に示す容器2を調理用食品で充填し、オプションで、空隙をその中に有する調理バスケット内に容器2の底部からいくらかの距離を離して食品を置く。ユーザは、次いで、ループ状ハンドル11Aにより蓋サブアセンブリ(図4に示す)を、それを容器2上に、該容器を閉じるように取り付ける目的で、蓋サブアセンブリを持ち上げるように掴む。蓋3の重さ、および、蓋サブアセンブリの他の要素の重さの影響を受けて、ループ状ハンドル11Aは、展開された縦方向の位置に戻って、その位置に維持され、それにより、蓋サブアセンブリをロック解除位置に戻らせおよび自発的に維持させる。ユーザは、こうして、ロック解除位置に必然的に維持されているときに蓋サブアセンブリを、図1に示した所定の相対配置であって支持体形状部分12、13および嵌合係合している容器形状部分14、15に対応する所定の相対配置にある容器2とロック解除構成にある蓋サブアセンブリを結合させるようなやり方で容器2上に取り付けるための輸送ハンドルとして、ループ状ハンドル11Aを使用する。圧力調理器1は次いで、蓋ランプ7A−7Jが容器ランプ8A−8Jより低く、容器ランプに対して角度的にずらされているロック準備構成になる。次いで、ユーザは、ループ状ハンドル11Aを、これが、特に図16および17に示す当接折り畳み位置に到達するまで、約90°の角度ストロークβにわたって折り畳む。ループ状ハンドル11Aの、その展開位置からその折り畳まれた位置までのこの手動の動きは、それと同時に、蓋3を約15°の角度αで支持体10に対して枢動させ、それによって蓋ランプ7A〜7Jを容器ランプ8A〜8J下に対応させて、圧力を増大させることを可能にするロック構成にすることを可能にする。調理サイクルの最後、筺体の内側に行き渡る圧力が所定の安全レベルまで降下した後、ユーザは、蓋3を支持体10に対して反対方向に枢動させるにはループ状ハンドル11Aを上昇させることだけが必要であり、それによって容器ランプを蓋ランプから係合解除し、蓋3を容器2から分離することを可能にする。

Claims (16)

  1. 容器(2)、蓋(3)、および、バヨネット継手ロックシステムを含む、圧力をかけて食品を調理するための調理器具(1)において、本調理器具(1)は、前記蓋(3)、および、前記蓋(3)に取り付けられる支持体(10)の両方を含んでいる蓋サブアセンブリを含んでおり、そのために、それぞれ該蓋サブアセンブリのロック解除構成およびロック構成に対応する2つの位置の間で前記蓋が前記支持体(10)に対し枢動することができ、前記ロック解除構成における前記蓋サブアセンブリ、および、前記容器(2)は、前記バヨネット継手ロックシステムが前記蓋(3)を前記容器(2)にロックさせることを可能にする少なくとも1つの所定の相対配置において、前記蓋サブアセンブリをそのロック解除構成からそのロック構成に移行させるために枢動される前記蓋(3)によって結合されるように設計されており、本調理器具(1)は、ロック/ロック解除を制御するための制御部材(11)を含み、該制御部材は、前記支持体に対してロック位置とロック解除位置の間で動くことが可能となるような方法で前記支持体(10)に取り付けられており、本調理器具(1)は、前記ロック位置および前記ロック解除位置がそれぞれ前記ロック構成および前記ロック解除構成に対応するように、前記制御部材(11)の動きを前記支持体(10)に対する前記蓋(3)の枢動へと変換するための変換デバイスを含んでおり、前記制御部材は、前記蓋サブアセンブリがそれを介して操作されることを可能にするために、手動で掴まれることが可能に成形されており、前記制御部材(11)は機械的に前記支持体(10)に接続されており、そのために、前記制御部材(11)を介して前記蓋サブアセンブリの重さに逆らって手動で持ち上げられる前記蓋サブアセンブリが、前記蓋サブアセンブリの前記重さの影響を受ける前記制御部材(11)を追い立ててそのロック解除位置へ戻らせる
    ことを特徴とする圧力をかけて食品を調理するための調理器具(1)。
  2. 前記支持体(10)および前記容器(2)は、
    前記ロック解除構成における前記蓋サブアセンブリおよび前記容器(2)が前記所定の相対配置において結合されているときはいつでも、前記制御部材(11)がそのロック解除位置とロック位置の間で動くときに前記支持体(10)が前記容器(2)に対して枢動できることを実質的に防止するために相互作用するように設計されていることを特徴とする、請求項1に記載の圧力をかけて食品を調理するための調理器具(1)。
  3. 前記支持体(10)および前記容器(2)には、前記ロック解除構成における前記蓋サブアセンブリおよび前記容器(2)が前記所定の相対配置において結合されるとき、相互に相補的であり、かつ相互の嵌合係合によって協働するように設計された、支持体形状部分(12、13)および容器形状部分(14、15)がそれぞれ設けられ、前記嵌合係合は、水平平面内の前記支持体(10)および前記容器(2)の相対角度位置をロックすることを可能にすることを特徴とする、請求項2に記載の圧力をかけて食品を調理するための調理器具(1)。
  4. 前記容器から外方向に突出するようにして前記容器(2)に締め付けられた少なくとも1つの容器ハンドル(2D、2E)を含み、前記容器形状部分(14、15)が、前記容器ハンドル(2D、2E)によって担持されることを特徴とする、請求項3に記載の圧力をかけて食品を調理するための調理器具(1)。
  5. 各々の容器形状部分(14、15)は、雄型要素を形成し、各々の支持形状部分(12、13)が、前記雄型要素と相補的な雌型要素を形成することを特徴とする、請求項3または請求項4に記載の圧力をかけて食品を調理するための調理器具(1)。
  6. 開放安全手段(5)であって、本調理器具(1)内に行き渡る圧力レベルの効果を受け、これらが、前記蓋(3)を前記容器(2)に対してロック解除することを可能にする解放構成と、これらが、前記蓋(3)を前記容器(2)に対してロック解除することを防止する、ブロック位置との間を行き来するのに適する、開放安全手段(5)を含み、前記開放安全手段(5)は、動き要素(5A)であって、これが前記蓋(3)を前記支持体(10)に対して枢動することを防止するために、前記支持体(10)によって担持された相補的なブロック要素(5B)と協働することができる高位置と、これが、前記相補的な要素を妨害せず、それによって、前記蓋(3)を前記支持体(10)に対して枢動させることを可能にする低位置との間を前記蓋(3)上で摺動するように装着された動き要素(5A)を含むことを特徴とする、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の圧力をかけて食品を調理するための調理器具(1)。
  7. 前記蓋(3)は中央縦方向軸(X−X’)の周りで前記支持体(10)に対して枢動するように取り付けられており、前記制御部材(11)は、前記中央縦方向軸(X−X’)と交差する方向に平行な回転軸(Y−Y’)周りの少なくとも前記制御部材(11)の回転運動によって、および/または、少なくとも前記制御部材(11)の並進運動によって、前記制御部材をそのロック解除位置とロック位置の間で動かすことが形成されるように、前記支持体(10)に機械的に接続されていることを特徴とする、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の圧力をかけて食品を調理するための調理器具(1)。
  8. 前記制御部材(11)は、前記中央縦方向軸(X−X’)に直角な径方向の枢動軸の周りで前記支持体(10)に対して枢動するように取り付けられていることを特徴とする、請求項7に記載の圧力をかけて食品を調理するための調理器具(1)。
  9. 前記容器ハンドル(2D、2E)が、前記容器(2)から外方向に、ピボット(Y−Y’)の前記径方向の軸に対してほぼ平行な径方向に延びることを特徴とする、請求項4および8に記載の圧力をかけて食品を調理するための調理器具(1)。
  10. 前記変換デバイスが、前記制御部材(11)が前記径方向の軸(Y−Y’)周りで第1の所定の角度振幅(α)より大きい第2の所定の角度振幅(β)を有するストロークにわたって回転運動されることに応答して、前記蓋(3)を前記中央縦方向軸(X−X’)周りで前記第1の所定の角度振幅(α)を有するストロークにわたって回転式に駆動するように設計されたギア式機構を含むことを特徴とする、請求項8または請求項9に記載の圧力をかけて食品を調理するための調理器具(1)。
  11. 前記変換デバイスが、伝達部であって、前記支持体(10)に対して前記中央縦方向軸(X−X’)に対して垂直な水平面内で並進運動するように装着される伝達部を含み、前記変換デバイスは、前記支持体(10)に対する前記制御部材(11)の前記枢動を、前記支持体(10)に対する前記伝達部(20)の並進運動に変換するための変換機構を含むことを特徴とする、請求項8乃至10のいずれか一項に記載の圧力をかけて食品を調理するための調理器具(1)。
  12. 前記変換デバイスは、少なくとも1つの水平レバー(21)であって、前記支持体に対して固定状態であり、前記中央縦方向軸(X−X’)に対して平行であり、前記中央縦方向軸から所定距離を離して位置する、中心を外した縦方向軸(Z−Z’)周りで、前記支持体に対して枢動するように装着される水平レバーを含み、前記水平レバー(21)は、前記蓋(3)にヒンジ接続された第1の端部(21A)と、前記制御部材(11)または前記伝達部(20)のいずれかにヒンジ接続された第2の端部(21B)との間を長手方向に延び、該伝達部は、前記変換デバイスの一部であり、および、前記制御部材(11)によって前記支持体(10)に対して動かされることを特徴とする、請求項8乃至11のいずれか一項に記載の圧力をかけて食品を調理するための調理器具(1)。
  13. 前記制御部材(11)は、最初に、前記ロック解除位置を形成する展開位置であって前記制御部材(11)が垂直に突出している展開位置から、次に、前記ロック位置を形成する退避位置であって前記制御部材(11)が前記蓋(3)に向って降下される退避位置の間で、前記支持体に対して枢動するように取り付けられていることを特徴とする、請求項12に記載の圧力をかけて食品を調理するための調理器具(1)。
  14. 前記蓋(3)を掴むことを可能にするための把持可能な部材であって、前記蓋(3)に取り付けられ、これを介して前記蓋(3)を操作し輸送することを可能にするために手動で掴まれるように設計される把持可能な部材を含み、前記把持可能な部材は、前記展開位置にある前記制御部材(11)だけによって形成されることを特徴とする、請求項13に記載の圧力をかけて食品を調理するための調理器具(1)。
  15. その展開位置では、前記制御部材は、前記中央縦方向軸(X−X’)に対してほぼ平行な平均方向に延び、一方でその退避位置では、これは、前記中央縦方向軸(X−X’)に対してほぼ垂直な平均方向に延びることを特徴とする、請求項13およびまたは請求項14に記載の圧力をかけて食品を調理するための調理器具(1)。
  16. 前記制御部材(11)は、ループ状ハンドル(11A)を備えることを特徴とする、請求項1乃至15のいずれか一項に記載の圧力をかけて食品を調理するための調理器具(1)。
JP2016110153A 2015-06-02 2016-06-01 制御部材が設けられたバヨネット継手圧力調理器 Active JP6678519B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR1554999 2015-06-02
FR1554999A FR3036935B1 (fr) 2015-06-02 2015-06-02 Autocuiseur a baionnette pourvu d'un organe de commande

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016221288A JP2016221288A (ja) 2016-12-28
JP6678519B2 true JP6678519B2 (ja) 2020-04-08

Family

ID=54007855

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016110153A Active JP6678519B2 (ja) 2015-06-02 2016-06-01 制御部材が設けられたバヨネット継手圧力調理器

Country Status (12)

Country Link
US (1) US10076206B2 (ja)
EP (1) EP3100653B1 (ja)
JP (1) JP6678519B2 (ja)
KR (1) KR102467231B1 (ja)
CN (2) CN206365739U (ja)
BR (1) BR102016012429B1 (ja)
ES (1) ES2668990T3 (ja)
FR (1) FR3036935B1 (ja)
MX (1) MX2016007106A (ja)
PL (1) PL3100653T3 (ja)
PT (1) PT3100653T (ja)
SA (1) SA116370668B1 (ja)

Families Citing this family (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR3036935B1 (fr) * 2015-06-02 2017-07-14 Seb Sa Autocuiseur a baionnette pourvu d'un organe de commande
US20180153329A1 (en) * 2016-12-01 2018-06-07 Dov Z. Glucksman Pressure cooking appliance
WO2018158034A1 (en) * 2017-03-02 2018-09-07 Living Innovations Cooking vessel having lid with integrated opening for pouring off cooking liquid
CA3107449A1 (en) 2017-08-09 2019-02-14 Sharkninja Operating Llc Cooking device and components thereof
CN109124329A (zh) * 2017-08-10 2019-01-04 武汉苏泊尔炊具有限公司 压力锅
CN108420331B (zh) * 2018-05-21 2024-07-02 广东万事泰电器有限公司 一种通过出粉重量进行驱动的磨豆机
USD914436S1 (en) 2018-06-19 2021-03-30 Sharkninja Operating Llc Air diffuser with food preparation pot
FR3082717B1 (fr) 2018-06-26 2020-07-03 Seb S.A. Autocuiseur muni d'une butee pour couvercle
CN108820610A (zh) * 2018-08-03 2018-11-16 青岛中集环境保护设备有限公司 一种环卫车的水罐密封盖结构、使用方法以及环卫车
USD934027S1 (en) 2018-08-09 2021-10-26 Sharkninja Operating Llc Reversible cooking rack
USD903413S1 (en) 2018-08-09 2020-12-01 Sharkninja Operating Llc Cooking basket
USD883015S1 (en) 2018-08-09 2020-05-05 Sharkninja Operating Llc Food preparation device and parts thereof
USD883014S1 (en) 2018-08-09 2020-05-05 Sharkninja Operating Llc Food preparation device
CN110870683B (zh) * 2018-08-31 2024-09-06 浙江绍兴苏泊尔生活电器有限公司 烹饪器具
US11033146B2 (en) 2019-02-25 2021-06-15 Sharkninja Operating Llc Cooking device and components thereof
EP3931493A1 (en) 2019-02-25 2022-01-05 SharkNinja Operating LLC Cooking system with guard
CN109805744B (zh) * 2019-03-04 2024-09-06 浙江朗厨厨具有限公司 一种低压锅
USD918654S1 (en) 2019-06-06 2021-05-11 Sharkninja Operating Llc Grill plate
USD982375S1 (en) 2019-06-06 2023-04-04 Sharkninja Operating Llc Food preparation device
CN110338641B (zh) * 2019-07-26 2021-09-10 九阳股份有限公司 用于蒸汽加热的烹饪锅具及蒸汽加热式烹饪器具
PT3884822T (pt) * 2020-03-26 2024-01-29 Vorwerk Co Interholding Sistema com robô de cozinha e misturador doméstico
US20210121012A1 (en) 2020-03-30 2021-04-29 Sharkninja Operating Llc Cooking device and components thereof
CN113491437B (zh) * 2020-04-08 2022-06-17 九阳股份有限公司 一种电压力锅
CN217390487U (zh) * 2022-05-07 2022-09-09 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 锅盖组件及烹饪器具

Family Cites Families (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2600703A (en) 1946-05-18 1952-06-17 Speed Meal Corp Pressure cooker
CH298375A (de) 1948-11-26 1954-04-30 Keller Max Druckkocher.
GB657982A (en) 1949-04-29 1951-10-03 Midland Metal Spinning Company Pressure cookers
US2583085A (en) * 1949-09-21 1952-01-22 John F Campbell Flexible sleeve type vulcanizing apparatus for v belts and the like
US3876385A (en) * 1972-07-31 1975-04-08 Johns Manville Fail-safe system for operating an autoclave door
CH571335A5 (en) 1972-11-28 1976-01-15 Tanner Willy Pressure cooker with bayonet type lid fixing - prevents excessive pressure by allowing local deflection of sealing ring
BR8601076A (pt) 1986-03-13 1987-10-27 Alcan Brasil Recipiente para preparacao de conservas de alimentos
KR0128775Y1 (ko) * 1995-12-07 1998-10-15 문무영 전기압력솥의 압력뚜껑 자동 개폐로크장치
FR2783687B1 (fr) * 1998-09-28 2000-11-17 Seb Sa Dispositif de verrouillage/deverrouillage d'un appareil de cuisson sous pression a fermeture a baionnettes
CN2389593Y (zh) 1999-09-09 2000-08-02 周赛方 压力锅
US6019029A (en) * 1999-09-09 2000-02-01 Chiaphua Industries Limited Pressure cooker
FR2802400B1 (fr) 1999-12-15 2002-07-12 Seb Sa Appareil de cuisson sous pression a poignees amovibles
CH694356A5 (de) 2000-09-27 2004-12-15 Marlene Hurni Dampfkochtopf für Linkshänder.
CN2469839Y (zh) * 2001-03-30 2002-01-09 简伟文 多功能电热锅
FR2836806B1 (fr) * 2002-03-08 2004-09-10 Seb Sa Appareil de cuisson d'aliments sous pression comportant un module de couvercle
CN101977536B (zh) * 2008-02-08 2012-08-15 Gero贸易有限公司 烹饪容器
CH701207A1 (de) 2009-06-02 2010-12-15 Kuhn Rikon Ag Schnellkochtopf.
CN201624512U (zh) 2010-03-30 2010-11-10 黄振雄 一种连体式电压力锅
US10321782B2 (en) 2011-09-15 2019-06-18 Woo Yong KIM Electric rice pressure cooker and pressure cooker without a rubber packing
CN102349791B (zh) * 2011-10-12 2014-04-02 中山市雅乐思电器实业有限公司 一种侧翻盖压力锅
JP2014014465A (ja) * 2012-07-06 2014-01-30 Katsufumi Aoyanagi 圧力調理器
FR2998152B1 (fr) * 2012-11-16 2017-11-24 Seb Sa Appareil de cuisson d'aliments sous pression comportant un organe de commande ameliore
CN203000535U (zh) 2013-01-15 2013-06-19 广东创迪电器有限公司 一种锅盖拆装方便的电压力锅
CN203407885U (zh) * 2013-07-25 2014-01-29 浙江永达工贸有限公司 一种旋转手柄锅盖
FR3036935B1 (fr) * 2015-06-02 2017-07-14 Seb Sa Autocuiseur a baionnette pourvu d'un organe de commande

Also Published As

Publication number Publication date
PT3100653T (pt) 2018-05-21
US20160353916A1 (en) 2016-12-08
PL3100653T3 (pl) 2018-07-31
BR102016012429A2 (pt) 2016-12-06
JP2016221288A (ja) 2016-12-28
EP3100653A1 (fr) 2016-12-07
FR3036935B1 (fr) 2017-07-14
BR102016012429B1 (pt) 2022-02-15
SA116370668B1 (ar) 2017-08-17
CN206365739U (zh) 2017-08-01
US10076206B2 (en) 2018-09-18
MX2016007106A (es) 2017-08-09
ES2668990T3 (es) 2018-05-23
CN106213982A (zh) 2016-12-14
KR102467231B1 (ko) 2022-11-16
FR3036935A1 (fr) 2016-12-09
EP3100653B1 (fr) 2018-04-18
CN106213982B (zh) 2019-12-20
KR20160142243A (ko) 2016-12-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6678519B2 (ja) 制御部材が設けられたバヨネット継手圧力調理器
JP6678518B2 (ja) ロッキングを制御するための手動制御部材が設けられた圧力調理器
KR102472981B1 (ko) 용기 손잡이를 구비한 베이어닛 피팅 압력 조리기
KR102472986B1 (ko) 안내 요소를 구비한 베이어닛 피팅 압력 조리기
US10362891B2 (en) Pressure-cooking utensil provided with a locking/unlocking control member that operates asymmetrically
JP2022097446A (ja) 動的挙動が改善された制御部材を備えたバヨネット型圧力鍋
BR102019013220A2 (pt) panela de pressão provida de um batente para sua tampa

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190328

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200123

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200218

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200317

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6678519

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250