[go: up one dir, main page]

JP6676632B2 - 毛髪成形用組成物 - Google Patents

毛髪成形用組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP6676632B2
JP6676632B2 JP2017526081A JP2017526081A JP6676632B2 JP 6676632 B2 JP6676632 B2 JP 6676632B2 JP 2017526081 A JP2017526081 A JP 2017526081A JP 2017526081 A JP2017526081 A JP 2017526081A JP 6676632 B2 JP6676632 B2 JP 6676632B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hair
composition
shaping
weight
total weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017526081A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017533942A (ja
Inventor
ポール,プレム・クマール・チェヤラザガン
パイ,スーザン
Original Assignee
ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ filed Critical ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ
Publication of JP2017533942A publication Critical patent/JP2017533942A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6676632B2 publication Critical patent/JP6676632B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/30Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
    • A61K8/33Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing oxygen
    • A61K8/34Alcohols
    • A61K8/345Alcohols containing more than one hydroxy group
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/30Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
    • A61K8/33Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing oxygen
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/30Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
    • A61K8/33Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing oxygen
    • A61K8/39Derivatives containing from 2 to 10 oxyalkylene groups
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/30Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
    • A61K8/40Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing nitrogen
    • A61K8/42Amides
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q5/00Preparations for care of the hair
    • A61Q5/04Preparations for permanent waving or straightening the hair

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Birds (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Emergency Medicine (AREA)
  • Cosmetics (AREA)

Description

本発明は毛髪成形用組成物に関し、より詳細には、毛髪のジスルフィド結合の切断を必要としない毛髪成形用組成物に関する。
天然に縮れた、カールした、またはさらに波状の毛髪を持つ多くの人々は、多くの場合、自分の毛髪をストレートにすることを望む。市販のパーマネントヘアストレートニング用組成物は、毛髪のジスルフィド結合を切断する還元剤の使用および、その後の所望の形状に新しいジスルフィド結合を再確立するための中和または酸化ステップによる2ステッププロセスの毛髪の化学処理に基づく。このような系は、この方法自体が実施困難であり、多くの場合このストレートニング方法は専門店において熟練した美容師により施術されるという点で、さまざまな欠点を有する。さらに、このストレートニング方法は毛髪にダメージを与え、不快臭を有し頭皮に刺激を引き起こし得る。
驚くべきことに、本発明者らは、毛髪のジスルフィド結合の切断を伴うパーマネントヘアーストレートニングプロセスに従来付随する化学的損傷を引き起こすことなく、毛髪を成形することができることを見出した。有利なことに、本発明の方法は、専門の美容師の介入なしに消費者によって達成することができる。さらに、本発明の方法で成形された毛髪は、その後の洗浄の後でも成形されたままである。
本発明は、毛髪への局所適用に好適な毛髪成形用組成物であって、水性担体中に溶解または分散された、1〜25重量%の1または複数種のC2−4モノアルデヒドおよび1〜25重量%の1または複数種の尿素化合物を含む組成物を提供する。
本発明はまた、毛髪を成形する方法であって、
(i)上記定義の毛髪成形用組成物を局所適用することによって毛髪を処理する工程、および
(ii)処理した毛髪を機械的に成形する工程、
を含む方法を提供する。
1回の処置および2回の洗浄後の、本発明による尿素およびグリセルアルデヒドを用いた処理の効果を示す写真である。
本発明における使用に適切なC2−4モノアルデヒドは、一般式:
X−(CHY)CHO
(式中、nは1から3の整数であり、Xは−Hまたは−OHであり、各Yは独立して−Hおよび−OHから選択される。)
の脂肪族モノアルデヒドである。
上記一般式の好ましいC2−4モノアルデヒドは、少なくとも1つの−OH基、より好ましくは2つの−OH基を含む。
本発明における使用に特に好ましいC2−4モノアルデヒドは、グリセルアルデヒドである。
上記化合物のいずれかの混合物も使用することができる。
好ましくは、本発明の組成物におけるC2−4モノアルデヒドのレベルは、組成物の総重量を基準にして、総C2−4モノアルデヒド1〜10重量%、より好ましくは1〜5重量%の範囲である。
組成物中で本発明に使用するのに好適な尿素化合物は、一般式:
Figure 0006676632
(式中、R1、R2、R3およびR4はそれぞれ独立して、水素、C−Cアルキル基および(1から5個のヒドロキシル基を含有し得る)C−Cヒドロキシアルキル基から選択される。)
を有する。
本発明の文脈において「アルキル」という用語は、一般に、飽和した、直鎖または分枝炭化水素鎖を表す。
好ましくは、R1、R2、R3およびR4は、それぞれ独立して、水素、メチル、エチルおよびヒドロキシエチルから選択される。
より好ましくは、R1、R2、R3およびR4は、それぞれ水素である。
上記化合物のいずれかの混合物も使用することができる。
好ましくは、本発明の組成物における尿素化合物のレベルは、組成物の総重量を基準にして総尿素化合物1〜10重量%、より好ましくは1〜5重量%の範囲である。
本発明の組成物におけるCモノアルデヒド対尿素化合物の重量比は、好ましくは5:1〜1:2、より好ましくは3:1〜2:3、最も好ましくは約1:1の範囲である。
有利には、本発明の毛髪成形用組成物は、還元剤の組み込みを必要とせず、本発明による毛髪成形用組成物は、一般に、このような材料を実質的に含まない。本発明の文脈における「実質的に含まない」という用語は、還元剤が存在しないか、または(組成物の総重量を基準にして)0.1重量%以下、好ましくは0.01重量%以下、より好ましくは0〜0.001重量%などの微量のみ含まれることを意味する。
本発明の文脈における「還元剤」という用語は、毛髪に約3〜15分の範囲の期間、約20〜30℃の範囲の温度で適用されると、毛髪のジスルフィド結合を切断するのに有効な薬剤を意味する。このような還元剤の例は、(約7〜10.5のpHを有する溶液中の)アンモニウムチオグリコレート、(7未満のpHで使用される)モノチオグリコレートグリセリル、チオグリコール酸、ジチオグリコール酸、メルカプトエチルアミン、メルカプトプロピオン酸、ジチオグリコレートおよびアルカリ金属またはアンモニウムの亜硫酸塩または重亜硫酸塩である。
本発明の毛髪成形用組成物は、一般に、(組成物の総重量を基準にして)少なくとも60重量%、好ましくは少なくとも70重量%、より好ましくは少なくとも80重量%の水を含む。好ましくは、組成物は、(組成物の総重量を基準にして)99重量%以下、より好ましくは98重量%以下の水を含む。他の有機溶媒、例えば低級アルキルアルコールおよび多価アルコールも存在してもよい。低級アルキルアルコールの例としては、エタノールおよびイソプロパノールなどのC−C一価アルコールが挙げられる。多価アルコールの例としては、プロピレングリコール、ヘキシレングリコール、グリセリン、およびプロパンジオールが挙げられる。上記の有機溶媒のいずれかの混合物も使用することができる。
本発明による毛髪成形用組成物は、好適には、界面活性剤二分子膜からなるゲル(Lβ)界面活性剤中間相として一般に特徴付けられるコンディショニングゲル相を有してもよい。このようなコンディショニングゲル相は、カチオン性界面活性剤、高融点脂肪アルコールおよび水性担体から形成することができる。典型的には、これらの成分を加熱して混合物を形成し、これを剪断下で室温まで冷却する。混合物は冷却中に多くの相転移を受け、通常界面活性剤二分子膜からなるゲル(Lβ)界面活性剤中間相を生じる。
コンディショニングゲル相を形成するために有用な、好適なカチオン性界面活性剤の例としては、以下の一般式に対応する第4級アンモニウムカチオン性界面活性剤が挙げられる:[N(R)(R)(R)(R)](X)(式中、R、R、RおよびRは、(a)炭素原子数1から22の脂肪族基または(b)炭素原子数22までの芳香族基、アルコキシ基、ポリオキシアルキレン基、アルキルアミド基、ヒドロキシアルキル基、アリール基またはアルキルアリール基から、それぞれ独立して選択され、Xは、ハロゲン化物(例えば、塩化物、臭化物)、酢酸塩、クエン酸塩、乳酸塩、グリコール酸塩、リン酸塩、硝酸塩、硫酸塩、およびアルキル硫酸塩基から選択されるものなどの塩形成陰イオンである。
脂肪族基は、炭素および水素原子に加えて、エーテル結合ならびにアミノ基などの他の基を含むことができる。より長い鎖の脂肪族基、例えば約12個またはそれ以上の炭素原子の脂肪族基は、飽和であっても、または不飽和であってもよい。
上記の一般式のような第4級アンモニウムカチオン性界面活性剤の特定の例は、塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム(BTAC)、塩化セチルピリジニウム、塩化テトラメチルアンモニウム、塩化テトラエチルアンモニウム、塩化オクチルトリメチルアンモニウム、塩化ドデシルトリメチルアンモニウム、塩化ヘキサデシルトリメチルアンモニウム、塩化オクチルジメチルベンジルアンモニウム、塩化デシルジメチルベンジルアンモニウム、塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニウム、塩化ジドデシルジメチルアンモニウム、塩化ジオクタデシルジメチルアンモニウム、塩化タロートリメチルアンモニウム、塩化ココトリメチルアンモニウム、塩化ジパルミトイルエチルジメチルアンモニウム、PEG−2塩化オレイルアンモニウムおよび、塩化物を他のハロゲン化物(例えば臭化物)、酢酸塩、クエン酸塩、乳酸塩、グリコール酸塩、リン酸塩、硝酸塩、硫酸塩、またはアルキル硫酸塩に置き換えたこれらの塩である。
上記一般式のカチオン性界面活性剤の好ましい部類において、RはC16からC22の飽和または不飽和、好ましくは飽和のアルキル鎖であり、R、RおよびRはそれぞれ独立してCHおよびCHCHOH、好ましくはCHから選択される。
コンディショニングゲル相の形成に使用するこのような好ましい第4級アンモニウムカチオン性界面活性剤の特定の例は、塩化セチルトリメチルアンモニウム(CTAC)、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム(BTAC)およびこれらの混合物である。
上記カチオン性界面活性剤のいずれかの混合物も好適であり得る。
カチオン性界面活性剤のレベルは、(組成物の総重量を基準としてカチオン性界面活性剤の総重量で)0.1〜10重量%、好ましくは0.2〜5重量%、より好ましくは0.25〜4重量%の範囲が適切である。
本発明の文脈における「高融点」とは、概して、25℃以上の融点を意味する。概して、融点は25℃〜90℃、好ましくは40℃〜70℃、より好ましくは50℃〜約65℃の範囲である。
高融点脂肪アルコールは、単一の化合物として、または少なくとも2つの高融点脂肪アルコールのブレンドまたは混合物として使用することができる。脂肪アルコールのブレンドまたは混合物を使用する場合、融点はブレンドまたは混合物の融点を意味する。
このタイプの好適な脂肪アルコールは、一般式R−OH(式中、Rは脂肪族炭素鎖である)を有する。好ましくは、Rは、8〜30個の炭素原子、より好ましくは14〜30個の炭素原子、最も好ましくは16〜22個の炭素原子を含む飽和脂肪族炭素鎖である。
Rは、炭素および水素原子に加えて、エーテル結合、ならびにアミノ基などの他の基を含むことができる。
最も好ましくは、脂肪アルコールは、一般式CH(CHOHを有し、nは7〜29、好ましくは15〜21の整数である。
好適な脂肪アルコールの特定の例は、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコールおよびこれらの混合物である。セチルアルコール、ステアリルアルコールおよびこれらの混合物が特に好ましい。
上記の脂肪アルコールのいずれかの混合物も好適であり得る。
脂肪アルコールのレベルは、(組成物の総重量を基準にして)0.01〜10重量%、好ましくは0.1〜8重量%、より好ましくは0.2〜7重量%、最も好ましくは0.3〜6重量%の範囲が好適である。
カチオン性界面活性剤対脂肪アルコールの重量比は、好適には1:1〜1:10、好ましくは1:1.5〜1:8、最適には1:2〜1:5である。
本発明による毛髪成形用組成物は、性能および/または消費者の受容性を高めるために、他の任意選択成分を組み込んでもよい。適切な任意選択成分としては、防腐剤、着色剤、キレート剤、抗酸化剤、香料、抗菌剤、ふけ防止剤、カチオン性コンディショニングポリマー、スタイリング成分、日焼け止め剤、タンパク質および加水分解タンパク質が挙げられる。
好ましくは、毛髪成形用組成物は単回量組成物である。本発明の文脈における「単回量」という用語は、組成物が一度に毛髪に局所適用されることを意味する。
本発明の毛髪成形用組成物は、毛髪のボリュームダウンを改善するための毛髪への局所適用に適している。本発明の文脈における「ボリュームダウン」という用語は、概して、目で見える毛髪のかさ高さの低減を意味する。多くの消費者にとって、ヘアボリュームダウンの改善は、ストレートさ、滑らかさ、扱いやすさの改善およびスタイル保持の向上など、多くの関連する利点を提供する。
本発明の毛髪成形用組成物は、好ましくは、15〜40℃の温度、より好ましくは20〜30℃の温度で毛髪に局所適用される。
好ましくは、組成物は乾いた毛髪に適用される。本発明の文脈における「乾いた毛髪」という用語は、概して、遊離水(すなわち、キューティクル表面上に膜または液滴として付いている水)が実質的に除去された毛髪を意味する。毛髪は、空気への曝露、加熱毛髪乾燥器具の使用、吸水性物品で擦ることによって、またはこれらの方法のいずれかの組み合わせによって乾かすことができる。好ましくは、乾いた毛髪は、本組成物の局所適用の2時間前、より好ましくは3時間前に(洗髪、コンディショニング、すすぎ、または他の水性組成物による処理などによって)洗浄されていないかまたは積極的に濡らされておらず、大気条件に慣らされている。このような状況において、適用時に組成物の吸着を妨げる遊離水は実質的に存在しない。本発明の文脈における乾いた毛髪の適切な指標は、計算された含水量が、毛髪繊維の総重量を基準にして25重量%を超えない毛髪繊維である。
毛髪への局所適用の後、毛髪成形用組成物をすすがずに毛髪と接触させたままにすることが好ましい。より好ましくは、このように処理された毛髪が乾くまで、毛髪成形用組成物をすすがずに毛髪と接触させたままにする。
このように処理された毛髪は、自然に空気への曝露によって、加熱毛髪乾燥器具の使用によって、吸水性物品で擦ることによって、またはこれらの方法のいずれかの組み合わせによって乾かすことができる。
したがって、毛髪を自然乾燥させる場合には、毛髪成形用組成物は、少なくとも約3分〜3時間以上までの期間、局所適用後に毛髪と接触したままであってよい。
本発明の方法の工程(ii)では、処理された毛髪が成形される。
本発明の方法における毛髪の成形は、指先、プラスチック毛髪ピックまたは櫛の尾のような手段によって達成することができ、この成形はさまざまな数の毛束を含む毛髪の部分に対して行われる。このような手段を使用して、毛髪は、まっすぐな形状に引っ張られ、梳かれ、平滑化され、プレスされ、もしくは平坦化されるか、または湾曲、ウェーブ状またはカールに柔らかく成形される。
好ましくは、本発明の方法の工程(ii)において、毛髪は機械的にストレートにされる。例えば、毛髪を引っ張ったり、梳かしたり、平滑にしたり、プレスしたり、平らにしてストレートな形状にすることができる。
電気的に加熱されたフラットヘアアイロンまたは手持ち式ヘアドライヤーのようなホットツールを機械的成形工程において使用することができる。このようなツールは、毛髪に直接高レベルの熱を加える。大抵の場合45℃〜250℃の範囲で動作し、通常は個別のツールに応じて50℃〜約220℃の範囲の温度設定で使用される。
電気的に加熱されたフラットヘアアイロンのようなホットツールを用いて本発明の方法の工程(ii)において毛髪を機械的にストレートにした場合、特に良好な結果が得られた。このような場合、ホットツールの動作温度は、120〜220℃、より好ましくは150〜220℃、最も好ましくは170〜220℃の範囲であることが好ましい。
本発明による毛髪を成形する典型的な方法において、毛髪成形用組成物を乾いた毛髪に局所適用し、このように処理した毛髪を15〜40℃の温度、好ましくは20〜30℃の温度において梳かして、ストレートにする。組成物を毛髪からすすがずに、処理し、梳かした毛髪を乾かし(または乾燥させ)、その後、乾いた毛髪を、120〜220℃、好ましくは150〜220℃、より好ましくは170〜220℃の動作温度でホットツールを用いて機械的にストレートにする。
その後、毛髪成形用組成物は、次の洗浄時に毛髪からすすがれる。
驚くべきことに、本発明者らは、本発明による毛髪成形用組成物により提供される改善された「ボリュームダウン」は、洗浄後に持続できることを見出した。
したがって、本発明はまた、以下の工程を含む毛髪の成形および再成形方法を提供する:
(i)上記定義の毛髪成形用組成物を局所適用することによって毛髪を処理する工程;
(ii)処理された毛髪を機械的に成形する工程;
(iii)成形された毛髪をすすぐ工程、および
(iv)すすがれた毛髪を機械的に再成形する工程。
本発明による毛髪を成形および再成形する典型的な方法において、毛髪成形用組成物を乾いた毛髪に局所適用し、このように処理した毛髪を15〜40℃の温度、好ましくは20〜30℃の温度において梳かして、ストレートにする。組成物を毛髪からすすがずに、処理し、梳かした毛髪を乾かし(または乾燥させ)、その後、乾いた毛髪を、120〜220℃、好ましくは150〜220℃、より好ましくは170〜220℃の動作温度でホットツールを用いて機械的にストレートにする。次いで、毛髪成形用組成物は、次の洗浄時に、典型的には、工程(i)における組成物の初回適用の後、約24〜72時間後に毛髪からすすがれる。すすいだ毛髪は機械的に再成形される。
すすぎ工程は、水単独またはシャンプーで行うことができる。
ホットツールの使用は、再成形工程において必須ではない。これは、例えば、毛髪が痛みやすいか、または脱色およびパーマネントのような以前の化学的処理から過剰に処理された場合など、毛髪の高温への曝露の低減または回避を望む消費者にとって特に有利である。
したがって、毛髪は、好ましくは、15〜40℃の温度、より好ましくは20〜30℃の温度においてストレートな形状に梳かすことによって再成形される。
上述の方法の工程(i)から(iv)はまた、1または複数回(例えば、2回または3回)のサイクルにわたって繰り返されてもよい。
本発明を、以下の非限定的な実施例を参照しながらさらに説明する。
[実施例]
すべての成分は、全配合物の重量パーセントで、有効成分のレベルとして表される。
暗褐色のヨーロッパ人波形#6スイッチを、3%グリセルアルデヒド(比較)、3%尿素(比較)および2つの組合わせ(本発明による)の溶液に20分間浸漬した。対照スイッチを水に浸した。
すべてのスイッチをストレートに梳かし、乾燥キャビネットにおいて乾かした。
乾かして、スイッチを、200℃のストレートナーを用いて5〜7回のパスでアイロンをかけた。2日後、それらをシャンプーを用いて洗浄し、ストレートに梳かし、乾燥キャビネットで乾かした。乾かして、スイッチを梳かし、写真を撮影した。これをもう一度洗浄するために繰り返した。最初のアイロンかけ段階の後で、最初の洗濯の前にヒートスタイリングは行わなかった。
画像解析キットを使用してスイッチのボリュームを測定した。スイッチのボリュームは、処置のボリュームダウン(ストレートさ)の利益を示す(ここで、ボリュームは、スイッチの画像のスクリーンへの投射を指し、mmで示される)。対照(水)に対する利益(すなわち、ボリュームの減少)の百分率も示す。
結果を表1に示す。
Figure 0006676632
この結果は、本発明による尿素およびグリセルアルデヒドによる処理が、対照と比較して極めて優れたボリュームダウン(ストレートさ)利益をもたらすことを示す。
この結果はまた、本発明による尿素およびグリセルアルデヒドによる処理が、いずれかの成分を単独で用いた比較実施例と比較して、極めて優れたボリュームダウン(ストレートさ)利益をもたらすことも示している。本発明による尿素とグリセルアルデヒドとの組み合わせが相乗効果を有することは明らかである。
図1は、1回の処置および2回の洗浄後の、本発明による尿素およびグリセルアルデヒドを用いた処理の効果を示す写真である。ボリュームダウン(ストレートさ)利益は、左手の写真(対照)と右手の写真(本発明による)との視覚的比較から明々白々である。

Claims (3)

  1. 毛髪への局所適用に好適な毛髪成形用組成物であって、
    水性担体中に溶解された、(組成物の総重量を基準にして)1〜5重量%のグリセルアルデヒドおよび(組成物の総重量を基準にして)1〜5重量%の下記一般式:
    Figure 0006676632

    (式中、R1、R2、R3およびR4はそれぞれ、水素である)
    の尿素化合物を含む組成物(ただし、レゾルシノールを含有する毛髪形成用組成物は除かれる)
  2. 毛髪を成形する方法であって、
    (i)水性担体中に溶解された、(組成物の総重量を基準にして)1〜5重量%のグリセルアルデヒドおよび(組成物の総重量を基準にして)1〜5重量%の下記一般式:
    Figure 0006676632

    (式中、R1、R2、R3およびR4はそれぞれ、水素である)
    の尿素化合物を含む毛髪成形用組成物を局所適用することによって毛髪を処理する工程、および
    (ii)前記処理した毛髪を機械的に成形する工程、
    を含み、
    前記毛髪から前記毛髪成形用組成物をすすがずに、前記処理された毛髪を乾かし(または乾燥させ)、その後、前記乾いた毛髪を、120〜220℃の動作温度でホットツールを用いて機械的にストレートにする、方法。
  3. (iii)前記成形された毛髪をすすぐ工程、および
    (iv)前記すすがれた毛髪を機械的に再成形する工程
    をさらに含む、請求項に記載の方法。
JP2017526081A 2014-11-17 2015-11-10 毛髪成形用組成物 Active JP6676632B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP14193420.8 2014-11-17
EP14193420 2014-11-17
PCT/EP2015/076214 WO2016078970A1 (en) 2014-11-17 2015-11-10 Hair shaping composition

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017533942A JP2017533942A (ja) 2017-11-16
JP6676632B2 true JP6676632B2 (ja) 2020-04-08

Family

ID=51900300

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017526081A Active JP6676632B2 (ja) 2014-11-17 2015-11-10 毛髪成形用組成物

Country Status (6)

Country Link
US (1) US10463586B2 (ja)
EP (1) EP3220880B1 (ja)
JP (1) JP6676632B2 (ja)
BR (1) BR112017009811B1 (ja)
EA (1) EA032472B9 (ja)
WO (1) WO2016078970A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017182819A1 (en) * 2016-04-22 2017-10-26 Innospec Limited Methods, compositions and uses relating thereto
WO2017182821A1 (en) * 2016-04-22 2017-10-26 Innospec Limited Methods, compositions and uses relating thereto
GB2552571B (en) 2016-04-22 2019-04-17 Innospec Ltd A method of treating hair with a composition comprising a hydroxy-substituted aldehyde
JP7105196B2 (ja) 2016-04-22 2022-07-22 インノスペック リミテッド 方法、組成物、及びそれらに関する使用

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3650280A (en) * 1969-12-03 1972-03-21 David Roberts Cosmetic treatment of hair with thiourea or urea and glyoxal
GB1540384A (en) * 1975-06-12 1979-02-14 Beecham Inc Shampoo
US4338295A (en) 1980-11-12 1982-07-06 The Gillette Company Hair setting and bodying composition and method
US5181529A (en) * 1991-07-18 1993-01-26 David Roberts Kit and two-step cosmetic treatment for hair
US5993787A (en) * 1996-09-13 1999-11-30 Johnson & Johnson Consumer Products, Inc. Composition base for topical therapeutic and cosmetic preparations
US7094666B2 (en) * 2004-07-29 2006-08-22 Silicon Genesis Corporation Method and system for fabricating strained layers for the manufacture of integrated circuits
US20090126756A1 (en) * 2005-09-12 2009-05-21 Avlon Industries, Inc. Keratin-protective curl minimizer, compostions, method, and kit therefor
US8414872B2 (en) 2007-09-10 2013-04-09 Liquid Keratin, Inc. Hair straightening formulations, methods and systems
KR101042752B1 (ko) 2008-08-01 2011-06-20 주식회사 엘지생활건강 생체 분자 결합을 활용한 모발과 피부의 손상회복 또는강화용 조성물
CN102258438A (zh) * 2010-11-19 2011-11-30 浙江养生堂天然药物研究所有限公司 茶多酚和/或茶色素作为染料的用途及其产品
JP6080859B2 (ja) 2011-11-10 2017-02-15 フイルメニツヒ ソシエテ アノニムFirmenich Sa 安定なホルムアルデヒドを有さないマイクロカプセル

Also Published As

Publication number Publication date
BR112017009811A2 (pt) 2018-01-09
US20170304166A1 (en) 2017-10-26
JP2017533942A (ja) 2017-11-16
EP3220880A1 (en) 2017-09-27
EA201790809A1 (ru) 2017-11-30
US10463586B2 (en) 2019-11-05
EA032472B1 (ru) 2019-05-31
WO2016078970A1 (en) 2016-05-26
BR112017009811B1 (pt) 2020-12-08
EA032472B9 (ru) 2020-04-10
EP3220880B1 (en) 2018-07-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10588839B2 (en) Method of shaping hair
JP6676632B2 (ja) 毛髪成形用組成物
JP2019504856A (ja) 毛髪整形組成物
JP6869946B2 (ja) 毛髪成形組成物
JP6776325B2 (ja) 毛髪整形組成物
JP6732740B2 (ja) 毛髪ボリュームを改善する方法
JP6657204B2 (ja) 毛髪成形組成物
WO2017129300A1 (en) Hair shaping composition
JP6644003B2 (ja) 毛髪の整形方法
WO2015074969A2 (en) Method of shaping hair
WO2015074970A1 (en) Method of shaping hair

Legal Events

Date Code Title Description
A529 Written submission of copy of amendment under article 34 pct

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A529

Effective date: 20170623

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180910

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190730

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20191024

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200108

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200212

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200312

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6676632

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250