JP6675548B2 - Nc研削装置及びワークの研削方法 - Google Patents
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Description
[工程1] 接触センサ5の先端部51の位置を変化させながら、接触センサ5を全ての被接触治具接点J1,J2,・・・,Jnに接触させていく。
[工程2] 上記工程1で接触センサ5が被接触治具接点J1,J2,・・・,Jnに接触するそれぞれのタイミングで位置検出機4が実際に出力した値から、それぞれのタイミングにおけるテーブル3の位置L1’,L2’,…,Ln’を求める。
[工程3] 上記工程2で求められたテーブル3の位置L1’,L2’,…,Ln’と、ボールねじに熱変位が生じていないときのテーブル3の位置L1,L2,・・・,Lnとの差L1−L1’,L2−L2’,・・・,Ln−Ln’を求める。
[工程4] 上記工程3で求められた差L1−L1’,L2−L2’,・・・,Ln−Ln’から、ボールねじにおける各区間の熱変位係数α1,α2,・・・,αnを求める。
[工程5] 上記工程4で求められた熱変位係数α1,α2,・・・,αnを使用して、ボールねじの熱変位による影響を補正する熱変位補正パラメータを求める。
という工程を経るものとなっていた(同文献の段落0007〜0009)。
[課題1] 上記工程1において、接触センサ5の先端部51の位置を変化させて接触センサ5を移動させるという複雑な動作を、被接触治具接点J1,J2,・・・,Jn(被検知部)の個数だけ繰り返し実行する必要があり、時間を要する。
[課題2] 上記工程5において、ボールねじにおける各区間の熱変位係数α1,α2,・・・,αnの全てを用いて熱変位補正パラメータを求めるため、補正量の計算アルゴリズムが複雑になる。特に、ワークの目標寸法に変更が生じ、砥石の目標位置が変わったような場合には、被接触治具接点J1,J2,・・・,Jn(被検知部)の位置を調整したり、被接触治具接点J1,J2,・・・,Jn(被検知部)の個数を増減したり等の調整が必要になる虞もある。
[課題3] 上記工程5において、ボールねじにおける各区間の熱変位係数α1,α2,・・・,αnの全てを用いて熱変位補正パラメータを求めるため、熱変位係数α1,α2,・・・,αnを求める際に生じた丸め誤差が積算されてしまい、熱変位補正パラメータに大きな誤差が生じる虞がある。
[課題4] 被接触治具接点J1,J2,・・・,Jn(被検知部)の位置を予め高精度で設定しておく必要があり、被接触治具接点J1,J2,・・・,Jn(被検知部)の取り付けやその位置の測定に手間を要する。
という課題があった。
ワークを保持するためのワーク保持手段が設けられたワーク側ユニットと、
ワークを研削するための砥石が設けられた砥石側ユニットと、
ワーク側ユニットに対して砥石側ユニットを相対的に移動させることにより、砥石をワークの被加工面に向かって進退する方向であるx軸方向に移動させるボールねじ及びボールねじ回転手段と、
ボールねじの任意の基準点からの回転量Rを検出するボールねじ回転量検出手段と、
を備えたNC研削装置であって、
ワーク側ユニットと砥石側ユニットのうち一方のユニットに設けられ、x軸方向に非垂直な方向に任意の間隔を隔てた状態で配されたN個(Nは2以上の任意の整数)の被検知部α1〜αNと、
ワーク側ユニットと砥石側ユニットのうち他方のユニットに設けられ、砥石がx軸方向に移動する際に被検知部α1〜αNを順次検知していく検知手段βと、
ワークの研削加工を連続して行った場合のボールねじ又はその周辺部材の熱変位よる影響で、砥石が目標位置まで正確に移動しないことにより、実際に得られるワークの寸法とワークの目標寸法との間に生じる誤差を抑えるために、ボールねじの回転量を、ワークを目標寸法に仕上げることができる目標位置まで砥石を移動させることができる回転量に補正する際に用いる熱変位補正パラメータを求める補正パラメータ算出手段と、
をさらに備えるとともに、
動作モードとして、
砥石が、ワークを目標寸法に仕上げることができる目標位置に向けて移動するように、ボールねじによりワーク側ユニットに対して砥石側ユニットを相対的に移動させながら、検知手段βに最初に検知される被検知部α1から被検知部αM(Mは1以上N以下のいずれか1つの整数)までを順次検知していき、被検知部α M は、砥石の外周面がワークの外周面に当接するまでの間において、検知手段βによって最後に検知される被検知部又は最後に検知される被検知部から遡り、かつ最後に検知される被検知部にできるだけ近い被検知部であり、検知手段βによって被検知部α1〜αMが検知されたときの回転量Rを、それぞれ、基準回転量RS(α1)〜RS(αM)として記憶する基準回転量取得モードと、
基準回転量取得モードが実行された後に継続的に実行され、砥石が、ワークを目標寸法に仕上げることができる目標位置の近くに達するまで、ボールねじによりワーク側ユニットに対して砥石側ユニットを相対的に移動させながら、少なくとも、検知手段βによって被検知部αMが検知されたときの回転量Rを、実回転量RF(αM)として記憶する実回転量取得モードと、
を有し、
補正パラメータ算出制御手段は、実回転量取得モードの完了後、ワークを研削加工する前に、基準回転量RS(αM)と実回転量RF(αM)とに基づいて、熱変位補正パラメータを算出し、熱変位補正パラメータを用いて、ボールねじの回転量を砥石を目標位置まで移動させることができる回転量に補正し、新たに実回転量取得モードが実行される度に、回転量の前記補正を行い、
被検知部α M のうち前記できるだけ近い被検知部は、熱変位補正パラメータによるボールねじの回転量の補正により、実際に得られるワークの寸法が目標寸法の範囲内となる被検知部である
ことを特徴とするNC研削装置
を提供することによって解決される。
また、本発明のNC研削装置では、熱変位補正パラメータを求める際に、基準回転量RS(α1)〜RS(αN)及び実回転量RF(α1)〜RF(αN)の全てを用いる必要がない。すなわち、N個の基準回転量RS(α1)〜RS(αN)のうち、基準回転量RS(αM)を含む一部(N個未満)の基準回転量RSと、N個の実回転量RF(α1)〜RF(αN)のうち、実回転量RF(αM)を含む一部(N個未満)の実回転量RFとを用いるだけである。このため、熱変位補正パラメータの計算アルゴリズムを単純化できるだけでなく、上述した丸め誤差の積算による熱変位補正パラメータの精度低下を防ぐことも可能になる。
加えて、本発明のNC研削装置では、熱変位補正パラメータの算出に、被検知部α1〜αNの位置に関する情報は特に必要ない。このため、被検知部α1〜αNの位置を予め高精度に設定しておかなくても、熱変位の補正を高精度で行うことが可能になる。したがって、被検知部α1〜αNの取り付けを、手間を要することなく簡易に行うことが可能になるだけでなく、被検知部α1〜αNの位置を測定等する必要もなくなる。被検知部α1〜αNは、目測等で決定した任意の適当な位置に設置することも可能である。
さらに、本発明のNC研削装置では、ワークの目標寸法に変更が生じ、砥石の目標位置が変わったような場合であっても、基準回転量RS(αM)及び実回転量RF(αM)の検知に利用される被検知部αMが変わるだけ(Mの値が変わるだけ)であり、被検知部α1〜αNの位置を調整したり、被検知部α1〜αNの個数を増減したりすることなく対応することも可能となっている。
さらにまた、本発明のNC研削装置では、砥石が目標位置に近くになったときに検知手段βに検知される被検知部αMから取得した基準回転量RS(αM)と実回転量RF(αM)とに基づいて熱変位補正パラメータを用いるようにしている。換言すると、砥石が目標位置に近い場所になったときの情報を基に、熱変位補正パラメータを算出するようになっている。このため、熱変位の影響をより高精度で補正することが可能となっている。
このように、本発明のNC研削装置では、簡易且つ高精度に熱変位の影響を補正することができるようになっており、ボールねじやその周辺部材に熱変位が生じた場合であっても、実際に得られるワークの寸法と目標寸法との間の誤差を小さく抑えることも可能となっている。
図1は、本発明のNC研削装置を上方から見た状態を示した図である。本発明のNC研削装置は、図1に示すように、ワーク側ユニット10と、砥石側ユニット20と、ボールねじ30及びボールねじ回転手段33と、制御手段70とを備えたものとなっている。
[方法1]
基準状態にあるときに、ワーク保持手段11に保持されたマスターワーク(予め目標寸法DTに調整されたワークW)に対して砥石21をゆっくりと近づけていき、砥石21の外周面(加工面)がマスターの外周面(被加工面)に当接したときのボールねじ30の回転量Rを、基準目標回転量RS(W)としてボールねじ回転量検出手段40から取得する方法や、
[方法2]
基準状態にあるときに、ワーク保持手段11に保持されたワークW(目標寸法DTに調整されている必要はない。)に対して砥石21をゆっくりと近づけていき、砥石21の外周面(加工面)がワークWの外周面(被加工面)に当接したとき、又は、砥石21の外周面(加工面)によってワークWの外周面(被加工面)が僅かに研削加工されたときのボールねじ30の回転量Rをボールねじ回転量検出手段40から取得(このとき取得された回転量Rを「回転量RA」とする。)するとともに、そのときのワークWの寸法を測定(このとき測定された寸法を「寸法DA」とする。)して、差DA−DT又は比DA/DTを算出し、その差DA−DT又は比DA/DTの大きさに応じた値を回転量RAに対して加減又は乗除し、その加減又は乗除により得られた値に基づいて基準目標回転量RS(W)を取得する方法
等が挙げられる。
続いて、補正パラメータ算出手段50が実行する、熱変位補正パラメータの算出方法について説明する。はじめに、熱変位補正パラメータを算出する基となる、実回転量RF(αM)及び基準回転量RS(αM)の取得方法について説明する。本発明のNC研削装置は、既に述べたように、その動作モードとして、基準回転量取得モードと実回転量取得モードとを有している。このうち、基準回転量取得モードが実行されているときに、基準回転量RS(αM)が取得され、実回転量取得モードが実行されているときに、実回転量RF(αM)が取得される。以下、基準回転量取得モード及び実回転量取得モードについて説明する。
まず、基準回転量取得モードについて説明する。図3は、基準回転量取得モードが実行されているときのNC研削装置における砥石側ユニット20とワークWとの相対的位置関係の変化を段階的に示した図である。基準回転量取得モードにおいては、ワーク保持手段11にワークWを保持させておく必要は特にないが、以下においては、説明の便宜上、目標寸法DTを有するワークWをワーク保持手段11に保持させているものとして説明している。図3においては、図示の便宜上、ワーク側ユニット10におけるセンタ11、砥石側ユニット20における砥石21、砥石台22及び被検知部取付部材23、並びに、ワークWのみを示しており、ボールねじ30等の他の部材については図示を省略している。以下の説明文中では、図3には示されていない部材が登場するが、これらの部材については、図1又は図2を参照されたい。
図4は、実回転量取得モードが実行されているときのNC研削装置における砥石側ユニット20とワークWとの相対的位置関係の変化を段階的に示した図である。図4においては、図示の便宜上、ワーク側ユニット10におけるセンタ11、砥石側ユニット20における砥石21、砥石台22及び被検知部取付部材23、並びに、ワークWのみを示しており、ボールねじ30等の他の部材については図示を省略している。以下の説明文中では、図4には示されていない部材が登場するが、これらの部材については、図1又は図2を参照されたい。
以上のように、実回転量取得モードが完了した後には、ワークWを目標寸法DTまで研削加工するのであるが、その前に、補正パラメータ算出手段50により、熱変位の影響を補正する熱変位補正パラメータを算出する。本実施態様のNC研削装置においては、上記の基準回転量取得モード及び実回転量取得モードの双方を完了した状態にあっては、NC研削装置の基準回転量記憶手段61と、目標寸法記憶手段62と、実回転量記憶手段63には、下記表1に示す値が記憶された状態となっている。
続いて、本発明のNC研削装置の実施例について説明する。図5は、実施例で採用したNC研削装置を上方から見た状態を示した図である。図6は、実施例で採用したNC研削装置を側方から見た状態を示した図である。図6においては、ワーク側ユニット10におけるワーク保持手段11の図示を省略している。図5及び図6に示す実施例のNC研削装置については、上述した図1〜4に示すNC研削装置と異なる部分についてのみ説明する。実施例のNC研削装置で特に述べない構成については、図1〜4に示すNC研削装置で説明した構成を採用することができる。
本発明のNC研削装置で採用した上記の熱変位の補正方法は、多段形状のワークWを研削加工する場合(外径の異なる複数の部分を1つのワークWに研削加工する場合)等においても採用することができる。また、本発明のNC研削装置で採用した上記の熱変位の補正方法は、ワークWに研削加工を行う場合だけでなく、例えば、図5における部分δに示すような位置で砥石21のドレッシング(目立て)を行う場合等においても応用することができる。さらに、本発明のNC研削装置で採用した上記の熱変位の補正方法は、ワークWに対して砥石21を相対的に進退させる方向であるx軸方向での熱変位の補正を行う場合だけでなく、x軸方向に対して傾斜した方向(例えば、ワークWの中心線L1に平行な方向)に砥石21を相対的に移動させる場合の熱変位の補正を行う場合にも応用することができる。
11 ワーク保持手段
11a センタ
12 ベッド
13 検知手段取付部材
14 ワーク回転手段
20 砥石側ユニット
21 砥石
22 砥石台
23 被検知部取付部材
24 砥石回転手段
30 ボールねじ
31 ねじ軸
32 ナット部材
33 ボールねじ回転手段
40 ボールねじ回転量検出手段
50 補正パラメータ算出手段
60 記憶装置
61 基準回転量記憶手段
62 目標寸法記憶手段
63 実回転量記憶手段
70 プログラマブルコントローラ(制御手段)
L1 ワークの回転中心線
L2 砥石の回転中心線
W ワーク
α1〜αN 被検知部
β 検知手段
Claims (5)
- ワークを保持するためのワーク保持手段が設けられたワーク側ユニットと、
ワークを研削するための砥石が設けられた砥石側ユニットと、
ワーク側ユニットに対して砥石側ユニットを相対的に移動させることにより、砥石をワークの被加工面に向かって進退する方向であるx軸方向に移動させるボールねじ及びボールねじ回転手段と、
ボールねじの任意の基準点からの回転量Rを検出するボールねじ回転量検出手段と、
を備えたNC研削装置であって、
ワーク側ユニットと砥石側ユニットのうち一方のユニットに設けられ、x軸方向に非垂直な方向に任意の間隔を隔てた状態で配されたN個(Nは2以上の任意の整数)の被検知部α1〜αNと、
ワーク側ユニットと砥石側ユニットのうち他方のユニットに設けられ、砥石がx軸方向に移動する際に被検知部α1〜αNを順次検知していく検知手段βと、
ワークの研削加工を連続して行った場合のボールねじ又はその周辺部材の熱変位よる影響で、砥石が目標位置まで正確に移動しないことにより、実際に得られるワークの寸法とワークの目標寸法との間に生じる誤差を抑えるために、ボールねじの回転量を、ワークを目標寸法に仕上げることができる目標位置まで砥石を移動させることができる回転量に補正する際に用いる熱変位補正パラメータを求める補正パラメータ算出手段と、
をさらに備えるとともに、
動作モードとして、
砥石が、ワークを目標寸法に仕上げることができる目標位置に向けて移動するように、ボールねじによりワーク側ユニットに対して砥石側ユニットを相対的に移動させながら、検知手段βに最初に検知される被検知部α1から被検知部αM(Mは1以上N以下のいずれか1つの整数)までを順次検知していき、被検知部α M は、砥石の外周面がワークの外周面に当接するまでの間において、検知手段βによって最後に検知される被検知部又は最後に検知される被検知部から遡り、かつ最後に検知される被検知部にできるだけ近い被検知部であり、検知手段βによって被検知部α1〜αMが検知されたときの回転量Rを、それぞれ、基準回転量RS(α1)〜RS(αM)として記憶する基準回転量取得モードと、
基準回転量取得モードが実行された後に継続的に実行され、砥石が、ワークを目標寸法に仕上げることができる目標位置の近くに達するまで、ボールねじによりワーク側ユニットに対して砥石側ユニットを相対的に移動させながら、少なくとも、検知手段βによって被検知部αMが検知されたときの回転量Rを、実回転量RF(αM)として記憶する実回転量取得モードと、
を有し、
補正パラメータ算出制御手段は、実回転量取得モードの完了後、ワークを研削加工する前に、基準回転量RS(αM)と実回転量RF(αM)とに基づいて、熱変位補正パラメータを算出し、熱変位補正パラメータを用いて、ボールねじの回転量を砥石を目標位置まで移動させることができる回転量に補正し、新たに実回転量取得モードが実行される度に、回転量の前記補正を行い、
被検知部α M のうち前記できるだけ近い被検知部は、熱変位補正パラメータによるボールねじの回転量の補正により、実際に得られるワークの寸法が目標寸法の範囲内となる被検知部である
ことを特徴とするNC研削装置。 - 被検知部αMが、被検知部α1〜αNのうち、実回転量取得モードにおいて砥石が目標位置に最も近づいたときに検知手段βによって検知されるものとされた請求項1記載のNC研削装置。
- 補正パラメータ算出手段が、基準回転量RS(αM)と実回転量RF(αM)との差ΔR(αM)(=RS(αM)−RF(αM))を熱変位補正パラメータとして算出するものとされた請求項1又は2記載のNC研削装置。
- Mが2以上N以下のいずれか1つの整数とされ、
実回転量取得モードにおいて、検知手段βによって被検知部αM−m(mは1以上M未満のいずれか1つの整数)が検知されたときの回転量Rも、実回転量RF(αM−m)として記憶し、
補正パラメータ算出手段が、基準回転量RS(αM)及び実回転量RF(αM)に加えて、基準回転量RS(αM−m)と、実回転量RF(αM−m)と、ボールねじ又はその周辺部材の熱変位の具合が基準回転量取得モードと略同一の状態においてワークWを目標寸法まで研削加工するのに要する回転量Rである基準目標回転量RS(W)とに基づいて熱変位補正パラメータを算出するものとされた請求項1又は2記載のNC研削装置。 - 請求項1〜4いずれか記載のNC研削装置を用いてワークを研削するワークの研削方法。
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