JP6675147B2 - 電気化学セル - Google Patents
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Description
本発明は、このような従来の事情を鑑みてなされたものであり、ガスバリア性を好適に維持可能な電気化学セルを提供することである。
この特徴によれば、板状部材によりフィルム状部材、融着部およびその周辺部分の変形を防止することができる。これにより電気化学セルの破損が防がれ、ガスバリア性の維持が出来る。
この特徴によれば、融着部から電極タブ等を導出して外装体の内部と外部の電気的接続を行う必要が無い。そのため、電極タブの導出部の封止性に起因する漏液やガスバリア性の低下の問題が発生しないため、より信頼性の高い電気化学セルを提供することが出来る。
また、外装体の内部と外部の電気接続を行うための電極タブ等の部材を電気化学セル内部に別途入れる必要がない。そのため、電極タブ等の分の空間を有効に使うことが出来るので、例えば容量を増やすことができる。このように体積エネルギー密度の向上において有効である。
この特徴によれば、貫通電極が外装体の内部と外部の電気的接続を行う導電部であるため、電極タブを使用する際の導出部の封止性に起因する漏液やガスバリア性の低下の問題が発生しない。そのため、より信頼性の高い電気化学セルを提供することが出来る。
また、板状部材の構成部材が少ないため、薄型化に向き、体積エネルギー密度の点で効果的である。
この特徴によれば、板状部材自体が導電性を有する導電部であり、外装体の内部と外部の電気的接続を行うため、電極タブを使用する際の導出部の封止性に起因する漏液やガスバリア性の低下の問題が発生しない。そのため、より信頼性の高い電気化学セルを提供することが出来る。また、板状部材がそれぞれ正極・負極と電気的に別々に接続することができるため、外部への電極の取り出し位置を自由に設定することが可能である。
この特徴によれば、この厚みを有する板状部材によりフィルム状部材、融着部およびその周辺部分の変形を十分に防止することができる。これにより電気化学セルの破損が防がれ、ガスバリア性の維持が出来る。また、電気化学セルの製造、検査、運搬、製品への組み込み等において融着部7および周辺部の変形を防止し、ガスバリア性を担保することが出来る。
この特徴によれば、凹部に電極体を設置することが出来、電池内部の体積を有効に利用することが出来る。これにより、電気化学セルのエネルギー密度を高めることが出来る。
(第一実施形態)
最初に、第一実施形態の電気化学セルについて説明する。
図1は、第一実施形態に係る電気化学セルを示す概略図であり、図2は、第一実施形態に係る電気化学セルのA‐A’の断面図である。本実施形態では、リチウムイオン電池10を例に挙げて説明する。
融着部は、内側樹脂層4と樹脂層9とが熱や超音波によって融着した部分である。また、樹脂層9と内側樹脂層4に融着部を形成するための樹脂を別途準備してもよい。その際は、樹脂層9や内側樹脂層4と同様の材料からなるフィルム状、もしくはペレット状の樹脂を用いることができる。
次に、第二実施形態の電気化学セルについて説明する。
図3は、第二実施形態に係る電気化学セルを示す概略図である。図4は、第二実施形態に係る電気化学セルのB‐B’の断面図である。図5は、第二実施形態に係る正負極端子と板状部材の導電部の接合の概略図である。図6は、第二実施形態に係る電気化学セルのC‐C’の断面図である。本実施形態では、リチウムイオン電池20、21を例に挙げて説明する。
また、図5が貫通電極で構成される場合の導電部11と板状部材8と端子5の関係を図6に示す。
また、板状部材の構成部材が少ないため、薄型化に向き、体積エネルギー密度の点で効果的である。
次に、第二実施形態の第一変形例の電気化学セルについて説明する。本変形例の板状部材18は、形状が図6のものとは異なっている。この点において、第二実施形態と異なっている。なお、第二実施形態と同様の構成となる部分については、詳細な説明を省略する。図7は、第二実施形態の第一変形例に係る電気化学セルのC‐C’の断面図である。図8、第二実施形態の第一変形例に係る電気化学セルのD‐D’の断面図である。図9は、第二実施形態の第一変形例に係る電気化学セルの板状部材の概略図である。
次に第一板状部材18aと第二板状部材18bと同様に、孔が配された絶縁性の接着層12によって、この第一板状部材18aと第二板状部材18bとを接着する。
このようにして本変形例の板状部材18は形成される。
次に、第二実施形態の第二変形例の電気化学セルについて説明する。本変形例の板状部材18は、形状が図6及び図7のものとは異なっている。なお、第二実施形態の第一変形例と同様の構成となる部分については、詳細な説明を省略する。図10は、第二実施形態の第二変形例に係る電気化学セルのD‐D’の断面図である。図11は、第二実施形態の第二変形例に係る電気化学セルの板状部材の概略図である。
図11に示すように、絶縁層13の孔を任意の位置に設定することができる。
次に、第二実施形態の第三変形例の電気化学セルについて説明する。本変形例の板状部材18は、形状が図6、図7、図10のものとは異なっている。なお、第二実施形態の第二変形例と同様の構成となる部分については、詳細な説明を省略する。図12は第二実施形態の第三変形例に係る電気化学セルのD‐D’の断面図である。図13は第二実施形態の第三変形例に係る電気化学セルの板状部材の概略図である。
図13に示すように、絶縁層13の孔を任意の位置に、任意の数だけ設定することができる。
次に、第二実施形態の第四変形例の電気化学セルについて説明する。本変形例の板状部材18は、形状が図6、図7、図10、図12のものとは異なっている。なお、第二実施形態の第一変形例と同様の構成となる部分については、詳細な説明を省略する。図14は第二実施形態の第四変形例に係る電気化学セルのC‐C’の断面図である。図15は第二実施形態の第四変形例に係る電気化学セルのD‐D’の断面図である。
次に、第三実施形態の電気化学セルについて説明する。
図16は、第三実施形態に係る電気化学セルを示す概略図である。図17は、第三実施形態に係る電気化学セル図16のE‐E’の断面図である。本実施形態では、リチウムイオン電池30を例に挙げて説明する。
次に、第三実施形態の第一変形例の電気化学セルについて説明する。本変形例の板状部材18は、形状が図17のものとは異なっている。この点において、第三実施形態と異なっている。なお、第三実施形態と同様の構成となる部分については、詳細な説明を省略する。図18は、第三実施形態の第一変形例に係る電気化学セルのE‐E’の断面図である。図19は、第三実施形態の第一変形例に係る電気化学セルのF‐F’の断面図である。また、E‐E’およびF‐F’の切断位置は図16に示す。また、図16の概略図については本変形例においても同様であるため、説明を省略する。図20は、第三実施形態の第一変形例に係る電気化学セルの板状部材の概略図である。
次に、第四実施形態の電気化学セルについて説明する。第四実施形態の板状部材は、板状部材8を例に挙げ図示しているが、第二実施形態に記載の板状部材18を用いることも出来る。
図21は、第四実施形態に係る電気化学セルを示す概略図である。(a)は平面図であり、(b)はG‐G’の断面図である。
図21(a)に示すように、リチウムイオン電池40は正極および負極を有する電極体1と、正極に接続される正極端子5aと、負極に接続される負極端子5bと、正極端子5aと負極端子5b(端子5)を外部へ引きだした状態で電極体1を収納する外装体14と、を備える。
また、図21(b)に示すように、外装材14の裏面に、フィルム状部材6と板状部材8との融着部(不図示)を有している。本実施形態では、この点において、第一実施形態と異なっている。なお、第一実施形態と同様の構成となる部分については、詳細な説明を省略する。
次に、第四実施形態の第一変形例の電気化学セルについて説明する。
本変形例の外装材14は、その平面内において正極導電部11a及び負極導電部11bを有しており、外装材14の外周部から正極端子5aと負極端子5bが延出していない点で、図21(a)と異なる。この点において、本変形例は、第四実施形態と異なっている。なお、第四実施形態と同様の構成となる部分については、詳細な説明を省略する。
図22(b)に示すように、外装体14はフィルム状部材6と板状部材8とからなる。また、フィルム状部材6と板状部材8は、内側樹脂層4と樹脂層9とが熱や超音波によって融着され、融着部(不図示)が形成されている。板状部材8は、絶縁材料からなり、電極体1を収納する側に樹脂層9を有している。さらに2つの貫通孔を有し、その中に導電性の正極導電部11aと負極導電部11b(導電部11)を配している。
次に、第四実施形態の第二変形例の電気化学セルについて説明する。
本変形例では、リチウムイオン電池60の長さ方向において、フィルム状部材6が板状部材8に回り込んでいる点が特徴である。
本変形例では、この点において、第四実施形態の第一変形例と異なっている。なお、第四実施形態の第一変形例と同様の構成となる部分については、詳細な説明を省略する。
本変形例では、リチウムイオン電池60の長さ方向において、フィルム状部材6が板状部材8に回り込むように構成されているため、長さ方向の融着部(不図示)が開口し難くなり、電池異常時の融着部の長さ方向での開口を防ぐことが出来る。
次に、第四実施形態の第三変形例の電気化学セルについて説明する。
本変形例では、リチウムイオン電池70の長さ方向の正極端子5aと負極端子5b(不図示)が、外装体14の内部に収納されている方向のみがフィルム状部材6が板状部材8に回り込むようにして互いに融着されている。
本変形例において、フィルム状部材6が回り込み融着されている部分は開口し難い。これにより、電池異常の場合に残りの3方向が開口し、開口する方向に配置されている部品に影響を及ぼす虞がない。
次に、第五実施形態の電気化学セルについて説明する。第五実施形態の板状部材は、板状部材8を例に挙げ図示しているが、第二実施形態に記載の板状部材18を用いることも出来る。
図25は、第五実施形態に係る電気化学セルを示す概略図である。(a)は平面図であり、(b)はK‐K’の断面図である。なお、本実施形態では、リチウムイオン電池80を例に挙げて説明する。
次に、第五実施形態の第一変形例の電気化学セルについて説明する。
本変形例の外装材14は、その平面内に、正極導電部11a及び負極導電部11bを有している。さらに、正極端子5a、負極端子5bが、正極導電部11aと負極導電部11bに対して、外装体14の内部で接続されている。本変形例は、この点において、第五実施形態と異なっている。なお、第五実施形態と同様の構成となる部分については、詳細な説明を省略する。
図26(b)の外装体14は、フィルム状部材6と板状部材8とからなる。また、フィルム状部材6と板状部材8には、内側樹脂層4と樹脂層9とが熱や超音波によって融着されることで融着部(不図示)が形成されている。
また、板状部材8に複数の凹部を形成し、リチウムイオン電池を構成後に1つ1つのリチウムイオン電池に切り分けることで製造することも出来る。
次に、第五実施形態の第二変形例の電気化学セルについて説明する。
本変形例では、外装体14の板状部材8の湾曲方向が、電極体1の設置方向と逆方向である点を特徴とする。この点において、本変形例は、第五実施形態と異なっている。なお、第五実施形態と同様の構成となる部分については、詳細な説明を省略する。
次に、第五実施形態の第三変形例の電気化学セルについて説明する。
本変形例では、外装体14を構成する板状部材8に凹形状となっている。この点において、第五実施形態と異なっている。なお、第五実施形態と同様の構成となる部分については、詳細な説明を省略する。
図28(b)に示すように、本変形例では、外装体14を構成する板状部材8が凹形状となり、この凹部に電極体1が設置されている。
次に、第五実施形態の第四変形例の電気化学セルについて説明する。
本変形例では、リチウムイオン電池120が幅方向に湾曲している点を特徴とする。
本変形例では、この点において、第五実施形態と異なっている。なお、第五実施形態と同様の構成となる部分については、詳細な説明を省略する。
本変形例では、図29(b)に示すように、リチウムイオン電池120の湾曲の向きが、リチウムイオン電池120の幅方向である点が特徴である。これにより、例えば、電極体1を捲回により構成する場合に、既存の製造方法で電極体1を作成することが出来る。
次に、第五実施形態の第五変形例の電気化学セルについて説明する。
本変形例では、板状部材8の湾曲の方向が電極体1の設置方向である点を特徴とする。
この点において、本変形例は、第四変形例と異なっている。なお、第四変形例と同様の構成となる部分については、詳細な説明を省略する。
本変形例では、リチウムイオン電池130の板状部材8の湾曲の方向が、電極体1の設置方向である。これにより、湾曲された電極体1が充放電に伴う変形による形状の変化を、板状部材8の湾曲により抑制することが出来る。
次に、第六実施形態の電気化学セルについて説明する。
本実施形態の板状部材としては、第二実施形態に記載の板状部材18を用いることも出来る。
図32に示すように、本実施形態では、外装体14を構成する板状部材8が凹形状であり、この凹部に電極体1を設置されている点を特徴とする。
次に、第六実施形態の第一変形例の電気化学セルについて説明する。
本変形例では、外装材14の平面内において、正極導電部11a及び負極導電部11bを有しており、正極端子5a、負極端子5bが、正極導電部11aと負極導電部11bに対して、外装体14の内部で接続されている点を特徴とする。
図32は第六実施形態の第一変形例に係る電気化学セルを示す概略図である。(a)は平面図であり、(b)はR‐R’の断面図である。本実施形態では、リチウムイオン電池150を例に挙げて説明する。
次に、第六実施形態の第二変形例の電気化学セルについて説明する。
本変形例では、外装材14の凹部側面に正極導電部11a及び負極導電部11bを有しており、正極端子5a、負極端子5bが、正極導電部11aと負極導電部11bに対して、外装体14の内部で接続されている。この点において、本変形例は、第六実施形態と異なっている。なお、第六実施形態と同様の構成となる部分については、詳細な説明を省略する。
図33(b)に示すように、本変形例は、外装材14の板状部材8の凹部側面に正極導電部11a及び負極導電部11bを有しており、正極端子5a、負極端子5bが、それぞれ正極導電部11aと負極導電部11bに外装体14の内部で接続されている。
次に、第六実施形態の第三変形例の電気化学セルについて説明する。
本変形例は、板状部材8の凹部に、電極体1と正極端子5aと負極端子5bを収めることができるように構成されている。この点において、本変形例は、第六実施形態と異なっている。なお、第六実施形態と同様の構成となる部分については、詳細な説明を省略する。
図34(b)に示すように、本変形例では、リチウムイオン電池170の板状部材8の凹部に、電極体1と正極端子5aと負極端子5bを収めること可能に構成されている。これにより、正極端子5aと負極端子5bとを、それぞれ、正極導電部11aと負極導電部11bに接続する際の位置決めがし易くなる。
2 ・・・ 外側樹脂層
3 ・・・ 金属層
4 ・・・ 内側樹脂層
5a ・・・ 正極端子
5b ・・・ 負極端子
6 ・・・ フィルム状部材
7 ・・・ 融着部
8、18 ・・・ 板状部材
18a ・・・ 第一板状部材
18b ・・・ 第二板状部材
9 ・・・ 樹脂層
10、 20、 21、 30、40、50、60、70、80、90、100、110、120、130、140、150、160、170 ・・・ リチウムイオン電池
11 ・・・ 導電部
11a1、11a2 ・・・ 正極導電部
11b1、11b2 ・・・ 負極導電部
12 ・・・ 接着層
13 ・・・ 絶縁層
131 ・・・ 負極開口部
91 ・・・ 正極開口部
14 ・・・ 外装体
Claims (8)
- 正極と負極とを有する電極体と、
前記電極体を収納する外装体と、を有する電気化学セルであって、
前記外装体は、
ガスバリア性を有するフィルム状部材と、
セラミック、樹脂、ガラスのうちいずれか1つから構成されガスバリア性を有する板状部材と、からなり、
前記板状部材は、厚さが0.1mm〜15mmであり、さらに、前記電極体を収納する側の面に樹脂層を有し、
前記フィルム状部材と前記板状部材の縁部が前記樹脂層を介して融着したことを特徴とする電気化学セル。 - 正極と負極とを有する電極体と、
前記電極体を収納する外装体と、を有する電気化学セルであって、
前記外装体は、
ガスバリア性を有するフィルム状部材と、
セラミック、樹脂、ガラスのうちいずれか1つから構成されガスバリア性を有する板状部材と、からなり、
前記板状部材は、厚さが0.1mm〜15mmであり、さらに、前記電極体を収納する側の面と、前記電極体を収納する側の面とは逆側の面の縁部とに樹脂層を有し、
前記フィルム状部材と前記板状部材の縁部が前記樹脂層を介して融着し融着部が形成され、前記融着部は前記逆側の面の少なくとも一つの縁部に形成されていることを特徴とする電気化学セル。 - 正極と負極とを有する電極体と、
前記電極体を収納する外装体と、を有する電気化学セルであって、
前記外装体は、
ガスバリア性を有するフィルム状部材と、
セラミック、樹脂、ガラスのうちいずれか1つから構成され、一の方向に湾曲し、かつ、ガスバリア性を有する板状部材と、からなり、
前記板状部材は、厚さが0.1mm〜15mmであり、さらに、前記電極体を収納する側の面に樹脂層を有し、
前記フィルム状部材と前記板状部材の縁部が前記樹脂層を介して融着したことを特徴とする電気化学セル。 - 前記板状部材は、前記電極体が収納された内部から外部へ導通する導電部を有し、前記電極体の前記正極と前記負極がそれぞれ、異なる前記導電部に接続される構成であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の電気化学セル。
- 前記板状部材は絶縁性を有しており、セラミック、樹脂、ガラスのうちいずれか1つ以上から構成され、
前記導電部が前記板状部材に設けられた貫通電極であることを特徴とする請求項4に記載の電気化学セル。 - 正極と負極とを有する電極体と、
前記電極体を収納する外装体と、を有する電気化学セルであって、
前記外装体は、
ガスバリア性を有するフィルム状部材と、
セラミック、金属、樹脂、ガラスのうちいずれか1つ以上から構成されガスバリア性を有する板状部材と、からなり、
前記板状部材は、厚さが0.1mm〜15mmであり、導電性の第一板状部材と導電性の第二板状部材とが絶縁性の接着層を介して積層された構造であり、さらに、前記第一板状部材上に絶縁層を有し、前記第二板状部材上に樹脂層を有し、前記電極体の前記正極と前記負極がそれぞれ、前記第一板状部材と前記第二板状部材のいずれか一方に電気的に接続し、他方とは絶縁されてなり、
前記フィルム状部材と前記板状部材の縁部が前記樹脂層を介して融着したことを特徴とする電気化学セル。 - 前記板状部材は、厚さが0.1mm〜10mmであることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の電気化学セル。
- 前記板状部材に凹部が形成されることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の電気化学セル。
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