JP6673887B2 - 窓付きドア - Google Patents
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Description
すなわち、特許文献1に記載された構成によると、上記ドア板の裏表両面は面一になっているものの、小窓がユニット化されていないために、その着脱が困難であるという問題があった。以下、詳しく説明する。
まず、小窓を小窓枠に設置する場合であるが、まず、小窓枠の係合溝に保持部材の係合突起を係合させて設置し、次いで、その保持部材の表裏両面にガラス板をそれぞれ接着しなければならない。
また、ガラス板の破損等により小窓を交換する場合には、まず、上記保持部材の表裏両面に接着・固定されているガラス板を撤去し、次いで、上記保持部材を上記小窓枠から撤去しなければならない。
このように、小窓の着脱は困難でありその改善が要求されていた。
また、請求項2に記載された窓付きドアは、請求項1記載の窓付きドアにおいて、上記連結手段は固定ネジであることを特徴とするものである。
また、請求項3に記載された窓付きドアは、請求項1又は請求項2記載の窓付きドアにおいて、上記窓ユニット設置部に上記窓ユニットを設置した状態で上記窓ユニットの外周に隙間が形成され、上記隙間はパッキンにより面一に閉塞されていることを特徴とするものである。
また、請求項4に記載された窓付きドアは、請求項3記載の窓付きドアにおいて、上記隙間内には上記パッキンを支持するパッキン支持部材が設置されていることを特徴とするものである。
また、請求項5に記載された窓付きドアは、請求項1〜請求項4の何れかに記載の窓付きドアにおいて、上記窓ユニットは一対の光透過板と上記一対の光透過板間に介挿されたスペーサとから構成されていて、上記スペーサには乾燥剤が設置されていることを特徴とするものである。
また、請求項2に記載された窓付きドアは、請求項1記載の窓付きドアにおいて、上記連結手段は固定ネジであるため、上記窓ユニットを確実に固定できるとともに、上記窓ユニットの着脱を容易に行うことができる。
また、請求項3に記載された窓付きドアは、請求項1又は請求項2記載の窓付きドアにおいて、上記窓ユニット設置部に上記窓ユニットを設置した状態で上記窓ユニットの外周に隙間が形成され、上記隙間はパッキンにより面一に閉塞されているため、塵埃の堆積を防止することができるともに美感の向上を図ることができる。
また、請求項4に記載された窓付きドアは、請求項3記載の窓付きドアにおいて、上記隙間内には上記パッキンを支持するパッキン支持部材が設置されているため、上記パッキンの隙間内への過剰な入り込みを防止することができ、それにより、上記効果を高めることができる。
また、請求項5に記載された窓付きドアは、請求項1〜請求項4の何れかに記載の窓付きドアにおいて、上記窓ユニットは一対の光透過板と上記一対の光透過板間に介挿されたスペーサとから構成されていて、上記スペーサには乾燥剤が設置されているため、上記窓ユニット内の湿度を減少させて上記窓ユニット内部の結露を防止することができる。
図1に示すように、この一実施の形態による窓付きドア1は、部屋3の壁面5に設けられた出入口7に設置される。上記窓付きドア1の図1中右端と上記出入口7の図1中右側の縁は蝶番9、9によって回動可能に連結されている。また、上記窓付きドア1の図1中上端と上記出入口7の図1中上側の縁はダンパ11によって連結されていて、上記ダンパ11によって上記窓付きドア1が急激に閉じられることを防止している。
また、図2に示すように、上記窓用上側枠材31にも、アダプタ係合部36、36が形成されていて、これらアダプタ係合部36、36にはアダプタ37、37が係合されている。上記窓用下側枠材33にも、アダプタ係合部36、36が形成されていて、これらアダプタ係合部36、36にはアダプタ37、37が係合されている。
また、図3(b)に示すように、上記辺部スペーサ67の幅方向(図3(b)中上下方向)両端面と上記角部スペーサ69の幅方向(図3(b)中上下方向)両端面は、上記スペーサ65を構成した際、段差がなく連続するように構成されている。
なお、上記両面接着テープ83は、図5(a)に示すように、上記辺部スペーサ67や上記角部スペーサ69の幅方向(図5(a)中左右方向)両端面に、それぞれ配置されている。
上記チャンネル材91の設置作業と上記固定用ネジ93の締結作業は、上記窓ユニット設置部55内に上記窓ユニット61を設置した際に生じる隙間94(図3(b)に示す)を介して行われる。
図3(b)に示すように、化粧板51、51の窓ユニット用貫通孔53の縁部が、上記窓付きドア1内部側(図3(b)中上側又は下側)に屈曲されているとともに、上記ガラス板63の縁部にも面取加工が施されている。そして、上記窓ユニット用貫通孔53の縁部と上記ガラス板63の縁部に、上記パッキン95、97の表面側(図3(b)中上側又は下側)の端部から幅方向(図3(b)中左右方向)両側に突出された閉塞用凸部101、101が当接されることで、上記窓ユニット61と上記ドア本体21との間の隙間が完全に閉塞されている。また、上記ドア本体21と上記窓ユニット61、及び、上記パッキン95、97に段差が生じず、上記窓付きドア1の図3(a)上側の面及び下側の面が面一となっている。
なお、図3(b)には、上記窓用側面側枠材35の上記窓ユニット設置部55側の端部(図3(b)中右端)に上記パッキン95、97の係合凸部103、103が係合されている様子が示されている。
まず、上記窓ユニット61を上記ドア本体21に取り付ける場合には次のような作業を行う。
最初に、上記ドア本体21の窓ユニット設置部55内に上記窓ユニット61を設置し、ドア本体側連結部39と窓ユニット側連結部71を当接させる。
次に、上記窓ユニット設置部55内に上記窓ユニット61を設置した際に生じる隙間94を介してチャンネル材91を設置し、固定用ネジ93によって上記チャンネル材91と上記窓ユニット61を上記ドア本体21に固定する。
次に、バックアップ材99を設置するとともに、パッキン95、97を上記窓ユニット61と上記ドア本体21との隙間に嵌め込む。
これで上記窓ユニット61の上記ドア本体21への取り付けは完了する。
最初に、パッキン95、97を撤去する。
次に、固定用ネジ93を外し、上記チャンネル材91と上記窓ユニット61を上記ドア本体21から取り外す。
これで、上記窓ユニット61の上記ドア本体21からの取り外しが完了する。
まず、窓部を窓ユニット61としてユニット化しているので着脱作業の容易化を図ることができる。すなわち、パッキン95、97を撤去した状態で、ドア本体側連結部39と窓ユニット側連結部71を連結・固定している固定用ネジ93を締めたり緩めたりするだけで、上記窓ユニット61の着脱が可能な構成になっているからである。
また、ドア本体21と窓ユニット61は同じ厚みであり、且つ、窓ユニット設置部55と窓ユニット61の隙間をパッキン95、97によって面一に閉塞する構成になっているので、上記窓付きドア1の裏表両面を面一とする構成を担保することができる。
また、上記パッキン95、97の内側にはチャンネル91、支持部材99が設置されているので、上記パッキン95、97の隙間94内への過剰な落ち込みを防止して面一の状態を確実に保持することができるので、上記効果を高めることができる。
また、上記固定用ネジ93は上記隙間94の位置に位置しているので、図示しない治具を挿し込んで上記固定用ネジ93を締めたり緩めたりする作業も容易である。
また、既に説明したように、上記窓ユニット61は上記固定用ネジ93によって固定されており、例えば、単なる係合構造により固定される場合に比べて、上記窓ユニット61を上記ドア本体21に対して確実に固定することができる。
前記一実施の形態の場合には、ドア本体側連結部と窓ユニット側連結部を固定ねじによって締結・締結解除することにより着脱するようにしたが、着脱の構成はそれに限定されるものではなく、様々な構成が考えられる。
また、光透過板としてガラス板を用いたが、その他にも、アクリル板等、様々な材質のものを用いることが考えられる。
また、複数の窓ユニット収容部を設けて、ドア本体に複数の窓ユニットを設置する場合も考えられる。
また、乾燥剤を乾燥剤ケース内に充填して設置しているが、乾燥剤そのものをスペーサ内に設置してもよい。
また、パッキンがドア本体側連結部や窓ユニット側連結部に当接される大きさであれば、パッキン支持部材を設置しない構成とすることも考えられる。
その他、図示した構成はあくまで一例である。
21 ドア本体
39 ドア本体側連結部
55 窓ユニット設置部
61 窓ユニット
63 ガラス板(光透過部材)
65 スペーサ
71 窓ユニット側連結部
77 乾燥剤
89 空間
91 チャンネル材(パッキン支持部材)
93 固定用ネジ(連結手段)
95 パッキン
97 パッキン
99 パックアップ材(パッキン支持部材)
Claims (5)
- ドア本体と、
上記ドア本体に設けられた窓ユニット設置部と、
上記ドア本体と同じ厚さであり上記窓ユニット設置部に着脱可能に設置された窓ユニットと、
上記ドア本体から上記窓ユニット設置部内に突設されたドア本体側連結部と、
上記窓ユニットから外方に突設された窓ユニット側連結部と、
上記ドア本体側連結部と上記窓ユニット側連結部を連結する連結手段と、
を具備したことを特徴とする窓付きドア。 - 請求項1記載の窓付きドアにおいて、
上記連結手段は固定ネジであることを特徴とする窓付きドア。 - 請求項1又は請求項2記載の窓付きドアにおいて、
上記窓ユニット設置部に上記窓ユニットを設置した状態で上記窓ユニットの外周に隙間が形成され、上記隙間はパッキンにより面一に閉塞されていることを特徴とする窓付きドア。 - 請求項3記載の窓付きドアにおいて、
上記隙間内には上記パッキンを支持するパッキン支持部材が設置されていることを特徴とする窓付きドア。 - 請求項1〜請求項4の何れかに記載の窓付きドアにおいて、
上記窓ユニットは一対の光透過板と上記一対の光透過板間に介挿されたスペーサとから構成されていて、
上記スペーサには乾燥剤が設置されていることを特徴とする窓付きドア。
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2017
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