JP6672848B2 - ガーネット型又はガーネット型類似の結晶構造を有するリチウムイオン伝導性酸化物セラミックス材料 - Google Patents
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Description
ここでガーネット型結晶構造は空間群としてIa−3dを有するもの、ガーネット型類似結晶構造は空間群としてI41/acdを有する結晶群と定義する。
Li7+xLa3Zr2−xAxO12…(1)
(式(1)中、Aは、希土類元素からなる群より選ばれた1種以上の元素 xは、0<x≦0.5を満たす数)で表されることを特徴とする。
例えば組成式(1)、つまりLi7+xLa3Zr2−xAxO12 ・・・(1)で表され、式(1)中の、Aは、希土類元素からなる群より選ばれた1種以上の元素である。xは、0<x≦0.5を満たす数であるが、0<x≦0.3を満たすことがより好ましい。
このガーネット型又はガーネット型類似の結晶構造を有するリチウムイオン伝導性酸化物セラミックス材料に添加される希土類元素は、その材料粉末を高周波誘導結合プラズマ発光分光分析(ICP)にて定量すればよい。
本実施形態のリチウムイオン伝導性酸化物セラミックス材料は、Li化合物と、La化合物と、Zr化合物と、希土類元素群から選択されるいずれか1種以上の希土類元素化合物とを、混合した混合原料を焼成することにより得ることができる。また、このとき、前記混合原料に、Al化合物からなる焼結助剤を添加して焼成することにより、焼結を促進し、緻密化されたリチウムイオン伝導性セラミックス材料を得ることができる。
挙げることができる。
原料混合工程では、式(1)つまりLi7+xLa3Zr2−xAxO12の各元素を含む出発原料を式(1)の化学量論比になるようにそれぞれ秤量し、混合する。出発原料としては、各元素の炭酸塩や硫酸塩、硝酸塩、シュウ酸塩、塩化物、水酸化物、酸化物などを用いることができる。このうち、熱分解して炭酸ガスを生じる炭酸塩及び熱分解して水蒸気を生じる水酸化物が、ガスの処理が比較的容易であり好ましい。例えば、Liの炭酸塩、La及びAの水酸化物、Zrの酸化物を用いることが好ましい。混合方法は、溶媒に入れずに乾式で混合粉砕してもよいし、溶媒に入れて湿式で混合粉砕するものとしてもよいが、溶媒に入れて湿式の混合粉砕を行うことが混合性の向上の面からは好ましい。この混合方法は、例えば、遊星ミル、アトライター、ボールミルなどを用いることができる。溶媒としては、Liが溶解しにくいものが好ましく、例えばエタノールなどの有機溶媒がより好ましい。混合時間は、混合量にもよるが、例えば1時間〜32時間とすることができる。
仮焼工程では、混合工程で得られた混合粉末を仮焼する。このときの仮焼温度は、出発原料の状態変化(例えばガスの発生とか相変化など)が起きる温度以上、本焼結時の温度未満とするのが好ましい。例えば、出発原料の一つとしてLi2CO3を用いた場合には、この炭酸塩が分解する温度以上、本焼結時の温度未満とするのが好ましい。こうすれば、のちの本焼結において、熱分解でのガス発生による密度の低下を抑制することができる。具体的には、仮焼温度は、800℃〜1000℃とすることが好ましい。
本焼結では、仮焼工程で得られた材料(本焼結前粉末という)を成形した後、仮焼温度以上の温度で焼結を行う。成形体を得るための成形方法としては、本焼結前粉末にバインダーを添加し金型成形を行う方法、冷間等方成形(CIP)や熱間等方成形(HIP)、ホットプレスなどにより任意の形状に行うことができる。さらに、焼結前粉末を有機系のバインダー、分散剤、可塑剤等と混合し、シート状に成形し、複数積層構造に成形しても良い。焼結雰囲気は大気雰囲気以外に、必要に応じ還元雰囲気で行っても良い。
本実施形態の全固体型リチウム二次電池は、図2に示すとおり正極1と、負極2と、固体電解質3から構成され、固体電解質3は、LiとLaとZrとOから構成されるガーネット型又はガーネット型類似の結晶構造を有するリチウムイオン伝導性酸化物セラミックス材料に対し、希土類元素からなる群より選ばれた1種以上の元素をさらに含有する。たとえば、組成式Li7+xLa3Zr2−xAxO12・・・(1)(式(1)中、Aは、希土類元素からなる群より選ばれた1種以上の元素xは、0<x≦0.5を満たす数)で表されることを特徴とするガーネット型又はガーネット型類似の結晶構造を有するリチウムイオン伝導性酸化物セラミックス材料である。このような構成とすることで、従来に比して実用的な二次電池となっている。
リチウム二次電池に使用されている従来公知の正極活物質5及び負極活物質7を含むことができ、常法により製造される。
正極活物質としては特に制限はなく、従来公知の全固体電池に用いられる正極活物質を
用いることができる。こうした正極活物質の具体例としては、二酸化マンガン(MnO2)、酸化鉄、酸化銅、酸化ニッケル、リチウムマンガン複合酸化物(例えば、LixMn2O4又はLixMnO2)、リチウムニッケル複合酸化物(例えば、LixNiO2)、リチウムコバルト複合酸化物(例えば、LixCoO2)、リチウムニッケルコバルト複合酸化物(例えば、LiNi1−yCoyO2)、リチウムマンガンコバルト複合酸化物(例えば、LiMnyCo1−yO2)、スピネル型リチウムマンガンニッケル複合酸化物(例えば、LixMn2−yNiyO4)、オリビン構造を有するリチウムリン酸化合物(例えば、LixFePO4、LixFe1−yMnyPO4、LixCoPO4、LiVOPO4)、ナシコン構造を有するリチウムリン酸化合物(例えば、LixV2(PO4)3、Li2VOP2O7、Li2VP2O7、Li4(VO)(PO4)2、及びLi9V3(P2O7)3(PO4)2)、硫酸鉄(Fe2(SO4)3)、バナジウム酸化物(例えば、V2O5)などを挙げることができる。これらは1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用して用いてもよい。なお、これらの化学式中、x,yは1<x<5,0<y<1の範囲であることが好ましい。これらのなかでは、LiCoO2、LiNiO2、LixV2(PO4)3、LiFePO4が好ましい。
負極活物質としては特に制限はなく、従来公知の全固体電池に用いられる負極活物質を用いることができる。例えば、カーボン、金属リチウム(Li)、金属化合物、金属酸化物、Li金属化合物、Li金属酸化物(リチウム−遷移金属複合酸化物を含む)、ホウ素添加炭素、グラファイト、ナシコン構造を有する化合物などを挙げることができる。これらは1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用して用いてもよい。例えば、上記金属リチウム(Li)を用いた場合には、全固体電池の容量を拡大させることができる。上記カーボンとしては、例えば、グラファイトカーボン、ハードカーボン、ソフトカーボンなど、従来公知のカーボン材料を挙げることができる。上記金属化合物としては、LiAl、LiZn、Li3Bi、Li3Sd、Li4Si、Li4.4Sn、Li0.17C(LiC6)等を挙げることができる。上記金属酸化物としては、SnO、SnO2、GeO、GeO2、In2O、In2O3、Ag2O、AgO、Ag2O3、Sb2O3、Sb2O4、Sb2O5、SiO、ZnO、CoO、NiO、TiO2、FeO等を挙げることができる。Li金属化合物としては、Li3FeN2、Li2.6Co0.4N、Li2.6Cu0.4N等を挙げることができる。Li金属酸化物(リチウム−遷移金属複合酸化物)としては、Li4Ti5O12で表されるリチウム−チタン複合酸化物等を挙げることができる。上記ホウ素添加炭素としては、ホウ素添加カーボン、ホウ素添加グラファイト等を挙げることができる。
本実施形態の全固体型リチウムイオン二次電池の集電体を構成する材料は、導電率が大きい材料を用いるのが好ましく、例えば、銀、パラジウム、金、プラチナ、アルミニウム、銅、ニッケルなどを用いるのが好ましい。特に、銅はリン酸チタンアルミニウムリチウムと反応し難く、さらにリチウムイオン二次電池の内部抵抗の低減に効果があるため好ましい。集電体を構成する材料は、正極と負極で同じであってもよいし、異なっていてもよい。
本実施形態のリチウムイオン二次電池は、正極集電体層、正極活物質層、固体電解質層、負極活物質層、及び、負極集電体層の各材料をペースト化し、塗布乾燥してグリーンシートを作製し、係るグリーンシートを積層し、作製した積層体を同時に焼成することにより製造する。
[実施例1〜実施例10]
本実施形態の効果を実証するために、ガーネット型又はガーネット型類似の結晶構造を有するリチウムイオン伝導性酸化物セラミックス材料の例として、Li7.10La3.00(Zr1.90A0.10)O12(A=Y、Nd、Gd、Ho、Yb)のそれぞれを置換した組成(実施例1−実施例5)、さらにそれぞれの組成に対しAl2O3の1.0wt%添加した組成(実施例6−実施例10)を取り上げた。出発原料にはLi2CO3、La(OH)3、ZrO2、Y2O3、Nd2O3、Gd2O3、Ho2O3、Yb2O3及びAl2O3を用いた。はじめに、出発原料を化学量論比になるように秤量し、エタノール中にてボールミル(120rpm/ジルコニアボール)で16時間、混合・粉砕を行った。出発原料の混合粉末をボールとエタノールから分離した後、アルミナ製坩堝中にて、900℃、5時間大気雰囲気で仮焼を行った。その後仮焼粉末を、混合のためエタノール中にてボールミル(120rpm/ジルコニアボール)で16時間処理を行った。粉砕粉末をボールとエタノールから分離し乾燥後、本焼結前粉末を得た。次にそれらの本焼結前粉末に対して有機系バインダーを添加し顆粒を作製した。その顆粒をφ10mmの金型を用い、7kNにて円盤状に成型した。成形体は白金板上で1100℃から1150℃の焼結温度で2時間大気中本焼結を行い、円盤状の焼結試料を得た。
さらに、Li7.35La3.00(Zr1.65A0.35)O12、(A=Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、Lu)のそれぞれを置換した組成(実施例11−18)と、さらにそれぞれの組成に対しAl2O3の1.0wt%添加した組成(実施例19−実施例26)を取り上げた。出発原料にはLi2CO3、La(OH)3、ZrO2、Gd2O3、Tb2O3、Dy2O3、Ho2O3、Er2O3、Tm2O3、Yb2O3、Lu2O3及びAl2O3を用いた。はじめに、出発原料を化学量論比になるように秤量し、エタノール中にてボールミル(120rpm/ジルコニアボール)で16時間、混合・粉砕を行った。出発原料の混合粉末をボールとエタノールから分離した後、アルミナ製坩堝中にて、900℃、5時間大気雰囲気で仮焼を行った。その後仮焼粉末を、混合のためエタノール中にてボールミル(120rpm/ジルコニアボール)で16時間処理を行った。粉砕粉末をボールとエタノールから分離し乾燥後、本焼結前粉末を得た。次にそれらの本焼結前粉末に対して有機系バインダーを添加し顆粒を作製した。その顆粒をφ10mmの金型を用い、7kNにて円盤状に成型した。成形体は白金板上で1075℃から1125℃の焼結温度で2時間大気中本焼結を行い、円盤状の焼結試料を得た。
さらにLi7.05La3.00(Zr1.95Gd0.05)O12、Li7.25La3.00(Zr1.75Gd0.25)O12、Li7.50La3.00(Zr1.50Gd0.50)O12のそれぞれにAl2O3を1.0wt%添加した。出発原料にはLi2CO3、La(OH)3、ZrO2、Gd2O3及びAl2O3を用いた。はじめに、出発原料を化学量論比になるように秤量し、エタノール中にてボールミル(120rpm/ジルコニアボール)で16時間、混合・粉砕を行った。出発原料の混合粉末をボールとエタノールから分離した後、アルミナ製坩堝中にて、900℃、5時間大気雰囲気で仮焼を行った。その後仮焼粉末を、混合のためエタノール中にてボールミル(120rpm/ジルコニアボール)で16時間処理を行った。粉砕粉末をボールとエタノールから分離し乾燥後、本焼結前粉末を得た。次にそれらの本焼結前粉末に対して有機系バインダーを添加し顆粒を作製した。その顆粒をφ10mmの金型を用い、7kNにて円盤状に成型した。成形体は白金板上で1100℃から1125℃の焼結温度で2時間大気中本焼結を行い、円盤状の焼結試料を得た。
さらにLi7.05La3.00(Zr1.95Ho0.05)O12、Li7.25La3.00(Zr1.75Ho0.25)O12、Li7.50La3.00(Zr1.50Ho0.50)O12のそれぞれにAl2O3を1.0wt%添加した。出発原料にはLi2CO3、La(OH)3、ZrO2、Ho2O3及びAl2O3を用いた。はじめに、出発原料を化学量論比になるように秤量し、エタノール中にてボールミル(120rpm/ジルコニアボール)で16時間、混合・粉砕を行った。出発原料の混合粉末をボールとエタノールから分離した後、アルミナ製坩堝中にて、900℃、5時間大気雰囲気で仮焼を行った。その後仮焼粉末を、混合のためエタノール中にてボールミル(120rpm/ジルコニアボール)で16時間処理を行った。粉砕粉末をボールとエタノールから分離し乾燥後、本焼結前粉末を得た。次にそれらの本焼結前粉末に対して有機系バインダーを添加し顆粒を作製した。その顆粒をφ10mmの金型を用い、7kNにて円盤状に成型した。成形体は白金板上で1050℃から1125℃の焼結温度で2時間大気中本焼結を行い、円盤状の焼結試料を得た。
さらにLi7.05La3.00(Zr1.95Yb0.05)O12、Li7.25La3.00(Zr1.75Yb0.25)O12、Li7.50La3.00(Zr1.50Yb0.50)O12のそれぞれにAl2O3を1.0wt%添加した。出発原料にはLi2CO3、La(OH)3、ZrO2、Yb2O3及びAl2O3を用いた。はじめに、出発原料を化学量論比になるように秤量し、エタノール中にてボールミル(120rpm/ジルコニアボール)で16時間、混合・粉砕を行った。出発原料の混合粉末をボールとエタノールから分離した後、アルミナ製坩堝中にて、900℃、5時間大気雰囲気で仮焼を行った。その後仮焼粉末を、混合のためエタノール中にてボールミル(120rpm/ジルコニアボール)で16時間処理を行った。粉砕粉末をボールとエタノールから分離し乾燥後、本焼結前粉末を得た。次にそれらの本焼結前粉末に対して有機系バインダーを添加し顆粒を作製した。その顆粒をφ10mmの金型を用い、7kNにて円盤状に成型した。成形体は白金板上で1050℃から1100℃の焼結温度で2時間大気中本焼結を行い、円盤状の焼結試料を得た。
さらにLi7.35La3.00(Zr1.65Yb0.35)O12に対してAl2O3含有量(ywt%)を0.2wt%、0.3wt%、0.7wt%、1.5wt%、2.0wt%、2.1wt%となるようにを添加した。出発原料にはLi2CO3、La(OH)3、Yb2O3及びAl2O3を用いた。はじめに、出発原料を化学量論比になるように秤量し、エタノール中にてボールミル(120rpm/ジルコニアボール)で16時間、混合・粉砕を行った。出発原料の混合粉末をボールとエタノールから分離した後、アルミナ製坩堝中にて、900℃、5時間大気雰囲気で仮焼を行った。その後仮焼粉末を、混合のためエタノール中にてボールミル(120rpm/ジルコニアボール)で16時間処理を行った。粉砕粉末をボールとエタノールから分離し乾燥後、本焼結前粉末を得た。次にそれらの本焼結前粉末に対して有機系バインダーを添加し顆粒を作製した。その顆粒をφ10mmの金型を用い、7kNにて円盤状に成型した。成形体は白金板上で1100℃から1150℃の焼結温度で2時間大気中本焼結を行い、円盤状の焼結試料を得た。
Li7.00La3.00Zr2.00O12組成を用いた。出発原料にはLi2CO3、La(OH)3、ZrO2を用いた。はじめに、出発原料を化学量論比になるように秤量し、エタノール中にてボールミル(120rpm/ジルコニアボール)で16時間、混合・粉砕を行った。出発原料の混合粉末をボールとエタノールから分離した後、アルミナ製坩堝中にて、900℃、5時間大気雰囲気で仮焼を行った。その後仮焼粉末を、混合のためエタノール中にてボールミル(120rpm/ジルコニアボール)で16時間処理を行った。粉砕粉末をボールとエタノールから分離し乾燥後、本焼結前粉末を得た。次にそれらの本焼結前粉末に対して有機系バインダーを添加し顆粒を作製した。その顆粒をφ10mmの金型を用い、7kNにて円盤状に成型した。成形体は白金板上で1150℃の焼結温度で2時間大気中本焼結を行い、円盤状の焼結試料を得た。
また、Li7.00La3.00Zr2.00O12、にAl2O3の1.0wt%添加した組成を取り上げた。出発原料にはLi2CO3、La(OH)3、ZrO2、及びAl2O3を用いた。はじめに、出発原料を化学量論比になるように秤量し、エタノール中にてボールミル(120rpm/ジルコニアボール)で16時間、混合・粉砕を行った。出発原料の混合粉末をボールとエタノールから分離した後、アルミナ製坩堝中にて、900℃、5時間大気雰囲気で仮焼を行った。その後仮焼粉末を、混合のためエタノール中にてボールミル(120rpm/ジルコニアボール)で16時間処理を行った。粉砕粉末をボールとエタノールから分離し乾燥後、本焼結前粉末を得た。次にそれらの本焼結前粉末に対して有機系バインダーを添加し顆粒を作製した。その顆粒をφ10mmの金型を用い、7kNにて円盤状に成型した。成形体は白金板上で1100℃の焼結温度で2時間大気中本焼結を行い、円盤状の焼結試料を得た。
さらに、Li7.53La3.00(Zr1.67Gd0.53)O12にAl2O3を1.0wt%添加した組成を用いた。出発原料にはLi2CO3、La(OH)3、ZrO2 、Gd2O3、及びAl2O3を用いた。はじめに、出発原料を化学量論比になるように秤量し、エタノール中にてボールミル(120rpm/ジルコニアボール)で16時間、混合・粉砕を行った。出発原料の混合粉末をボールとエタノールから分離した後、アルミナ製坩堝中にて、900℃、5時間大気雰囲気で仮焼を行った。その後仮焼粉末を、混合のためエタノール中にてボールミル(120rpm/ジルコニアボール)で16時間処理を行った。粉砕粉末をボールとエタノールから分離し乾燥後、本焼結前粉末を得た。次にそれらの本焼結前粉末に対して有機系バインダーを添加し顆粒を作製した。その顆粒をφ10mmの金型を用い、7kNにて円盤状に成型した。成形体は白金板上で1050℃の焼結温度で2時間大気中本焼結を行い、円盤状の焼結試料を得た。
さらに、Li7.52La3.00(Zr1.68Ho0.52)O12にAl2O3を1.0wt%添加した組成を用いた。出発原料にはLi2CO3、La(OH)3、ZrO2 、Ho2O3、及びAl2O3を用いた。はじめに、出発原料を化学量論比になるように秤量し、エタノール中にてボールミル(120rpm/ジルコニアボール)で16時間、混合・粉砕を行った。出発原料の混合粉末をボールとエタノールから分離した後、アルミナ製坩堝中にて、900℃、5時間大気雰囲気で仮焼を行った。その後仮焼粉末を、混合のためエタノール中にてボールミル(120rpm/ジルコニアボール)で16時間処理を行った。粉砕粉末をボールとエタノールから分離し乾燥後、本焼結前粉末を得た。次にそれらの本焼結前粉末に対して有機系バインダーを添加し顆粒を作製した。その顆粒をφ10mmの金型を用い、7kNにて円盤状に成型した。成形体は白金板上で1050℃の焼結温度で2時間大気中本焼結を行い、円盤状の焼結試料を得た。
さらに、Li7.52La3.00(Zr1.68Yb0.52)O12にAl2O3を1.0wt%添加した組成を用いた。出発原料にはLi2CO3、La(OH)3、ZrO2 、Yb2O3、及びAl2O3を用いた。はじめに、出発原料を化学量論比になるように秤量し、エタノール中にてボールミル(120rpm/ジルコニアボール)で16時間、混合・粉砕を行った。出発原料の混合粉末をボールとエタノールから分離した後、アルミナ製坩堝中にて、900℃、5時間大気雰囲気で仮焼を行った。その後仮焼粉末を、混合のためエタノール中にてボールミル(120rpm/ジルコニアボール)で16時間処理を行った。粉砕粉末をボールとエタノールから分離し乾燥後、本焼結前粉末を得た。次にそれらの本焼結前粉末に対して有機系バインダーを添加し顆粒を作製した。その顆粒をφ10mmの金型を用い、7kNにて円盤状に成型した。成形体は白金板上で1050℃の焼結温度で2時間大気中本焼結を行い、円盤状の焼結試料を得た。
前記円盤状焼結体を形成するリチウムイオン伝導性酸化物セラミックスの焼結密度は、該円盤状焼結体の体積をマイクロメータにより計測した後、該円盤状焼結体の乾燥重量を該体積で除することにより焼結密度を算出した。そして、その焼結密度を理論密度で除し百分率を算出したものが相対密度(単位:%)である。各実施例、比較例の相対密度は、後述する表1〜8中に示した。
恒温槽中にてACインピーダンスアナライザー(ソーラトロン社製1260)を用い、測定温度を25℃、測定周波数を0.05Hz〜30MHz、振幅電圧:50mVとしてインピーダンスと位相角を測定した。これらの測定値をもとにナイキストプロットを描きその円弧より抵抗値を求め、この抵抗値から導電率を算出した。ACインピーダンスアナライザーで測定する際のブロッキング電極にはAu電極を用いた。Au電極は、φ3mm円状でスパッタ法によって形成した。
上記測定から図1に示すようなナイキストプロットを得た。このナイキストプロットから得られた抵抗値は、その円弧の種類により結晶内部の抵抗と粒界抵抗を含めた抵抗とに分けることで出来る。本特許では結晶内部の抵抗をもとに算出したイオン伝導度を表1〜表6に示した。
各試料について、XRD測定結果から相同定を行い、ほぼ単相であることを確認しており、置換のために用いた希土類元素はZrサイトに置換されていると判断した。XRD測定器はPANalytical社製X‘Pert PROを用い、試料粉末をCuKα、2θ:10〜90°、0.01°step/1sec.の条件で測定した。
各試料について、ICP発光分析法(測定装置:島津製作所製、商品名:ICP−7500)により、化学組成を分析したところ、評価試料組成と仕込み組成では変化の無いことを確認した。
以下に、全固体リチウム二次電池の実施例を示すが、本発明はこれらの実施例に限定されない。なお、部表示は、断りのない限り、質量部である。
正極活物質及び負極活物質として、以下の方法で作製したLi3V2(PO4)3を用いた。その作製方法としては、Li2CO3とV2O5とNH4H2PO4とを出発材料とし、ボールミルで16時間湿式混合を行い、脱水乾燥した後に得られた粉体を850℃で2時間、窒素水素混合ガス中で仮焼した。仮焼品をボールミルで湿式粉砕を行った後、脱水乾燥して粉末を得た。この作製した粉体の構造がLi3V2(PO4)3であることは、X線回折装置を使用して確認した。
正極活物質ペースト及び負極活物質ペーストは、ともにLi3V2(PO4)3の粉末100部に、バインダーとしてエチルセルロース15部と、溶媒としてジヒドロターピネオール65部とを加えて、混合・分散して活物質ペーストを作製した。
固体電解質として、以下の方法で作製したLi7.35La3.00(Zr1.65Yb0.35)O12に対しAl2O3の1.0wt%添加した組成を用いた。その作製方法とは、Li2CO3、La(OH)3、ZrO2、Yb2O3及びAl2O3を出発材料として、ボールミル(120rpm/ジルコニアボール)で16時間、混合・粉砕を行った。出発原料の混合粉末をボールとエタノールから分離した後、アルミナ製坩堝中にて、900℃、5時間大気雰囲気で仮焼を行った。その後仮焼粉末を、混合のためエタノール中にてボールミル(120rpm/ジルコニアボール)で16時間処理を行った。粉砕粉末をボールとエタノールから分離し乾燥後、本固体電解質の粉末を得た。作製した粉体の構造がLi7.35La3.00(Zr1.65Yb0.35)O12であることは、X線回折装置を使用して確認した。
この固体電解質ペーストをドクターブレード法でPETフィルムを基材としてシート成形し、厚さ15μmの固体電解質シートを得た。
集電体として用いたNiとLi3V2(PO4)3とを体積比率で80/20となるように混合した後、バインダーとしてエチルセルロースと、溶媒としてジヒドロターピネオールを加えて混合・分散して集電体ペーストを作製した。Niの平均粒径は0.9μmであった。
銀粉末とエポキシ樹脂、溶剤とを混合・分散し、熱硬化型の端子電極ペーストを作製した。
上記の固体電解質シート上に、スクリーン印刷により厚さ5μmで正極活物質層ペーストを印刷し、80℃で10分間乾燥した。次に、その上に、スクリーン印刷により厚さ5μmで正極集電体層ペーストを印刷し、80℃で10分間乾燥した。更にその上に、スクリーン印刷により厚さ5μmで正極活物質ペーストを再度印刷し、80℃で10分間乾燥し、次いでPETフィルムを剥離した。このようにして、固体電解質シート上に、正極活物質層ペースト、正極集電体層ペースト、正極活物質ペーストがこの順に印刷・乾燥された正極活物質層ユニットのシートを得た。
上記の固体電解質シート上に、スクリーン印刷により厚さ5μmで負極活物質ペーストを印刷し、80℃で10分間乾燥した。次に、その上に、スクリーン印刷により厚さ5μmで負極集電体層ペーストを印刷し、80℃で10分間乾燥した。更にその上に、スクリーン印刷により厚さ5μmで負極活物質ペーストを再度印刷し、80℃で10分間乾燥し、次いでPETフィルムを剥離した。このようにして、固体電解質シート上に、負極活物質ペースト、負極集電体層ペースト、負極活物質ペーストがこの順に印刷・乾燥された負極活物質層ユニットのシートを得た。
正極活物質層ユニット一枚と負極活物質層ユニット一枚を、固体電解質シートを介するようにして積み重ねた。このとき、一枚目の正極活物質層ユニットの正極集電体層ペーストが一の端面にのみ延出し、二枚目の負極活物質層ユニットの負極集電体層ペーストが他の面にのみ延出するように、各ユニットをずらして積み重ねた。この積み重ねられたユニットの両面に厚さ500μmとなるように固体電解質シートを積み重ね、その後、これを熱圧着により成形した後、切断して積層ブロックを作製した。その後、積層ブロックを同時焼成して積層体を得た。同時焼成は、窒素中で昇温速度200℃/時間で焼成温度1075℃まで昇温して、その温度に2時間保持し、焼成後は自然冷却した。
積層ブロックの端面に端子電極ペーストを塗布し、150℃、30分の熱硬化を行い、一対の端子電極を形成してリチウムイオン二次電池を得た。
得られたリチウムイオン二次電池の端子電極にリード線を取り付け、充放電試験を行った。測定条件は、充電及び放電時の電流はいずれも2.0μA、充電時及び放電時の打ち切り電圧をそれぞれ4.0V及び0Vとした。本電池は、良好に充放電し、また、電池特性としても、比較例1の固体電解質を使用した場合には放電容量0.4μAだったものが、2.4μAと非常に良好な電池特性を有することがわかった。
2 負極
3 固体電解質
4 正極集電体
5 正極活物質
6 負極集電体
7 負極活物質
8 リチウムイオン二次電池
Claims (4)
- LiとLaとZrとOとを含有し、希土類元素からなる群より選ばれた1種以上の元素をさらに含有し、
下記組成式(1)で表されることを特徴とするガーネット型又はガーネット型類似の結晶構造を有し、
前記組成式(1)中のAが、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、Luからなる群より選ばれた1種以上の元素であることを特徴とするリチウムイオン伝導性酸化物セラミックス材料。
Li7+xLa3Zr2−xAxO12 ・・・(1)
(式(1)中、Aは、希土類元素からなる群より選ばれた1種以上の元素。xは、0<x≦0.5を満たす数。) - 前記組成式(1)中のAが、Gd,Ho,Ybからなる群より選ばれた1種以上の元素であり、xが0<x≦0.30を満たすことを特徴とする請求項1に記載のガーネット型又はガーネット型類似の結晶構造を有するリチウムイオン伝導性酸化物セラミックス材料。
- Alを前記リチウムイオン伝導性酸化物セラミックス材料の全重量に対して0.3wt%以上2.0wt%以下、さらに含有していることを特徴とする請求項1から請求項2のいずれか一項に記載のガーネット型又はガーネット型類似の結晶構造を有するリチウムイオン伝導性酸化物セラミックス材料。
- 請求項1から請求項3のうち、いずれか一項に記載の前記リチウムイオン伝導性酸化物セラミックス材料を用いた全固体型リチウムイオン二次電池。
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