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JP6658336B2 - 着用ループ部材、及び、印刷装置 - Google Patents

着用ループ部材、及び、印刷装置 Download PDF

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JP6658336B2 JP2016127082A JP2016127082A JP6658336B2 JP 6658336 B2 JP6658336 B2 JP 6658336B2 JP 2016127082 A JP2016127082 A JP 2016127082A JP 2016127082 A JP2016127082 A JP 2016127082A JP 6658336 B2 JP6658336 B2 JP 6658336B2
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Description

本発明は、ユーザによって着用される着用体に取り付けられる着用ループ部材、及び、印刷装置に関する。
ユーザが着用するベルト等の着用体に印刷装置を取り付けるための部材が知られている。特許文献1は、嵌合型連結機構を開示する。嵌合型連結機構は、次の手順に基づいて、ベルトに取り付けられたベルトクリップに携帯型電話機を装着可能である。はじめに、ベルトクリップに設けられた軸の先端の顎部が、携帯型電話機の大穴部に挿通される。次に、携帯型電話機が移動されることに応じて、大穴部から小穴部に向けて鍔部が移動される。次に、携帯型電話機が軸を中心として半回転される。これによって、携帯型電話機はベルトクリップから外れないように保持される。一方、上記と逆の手順に基づいて、ベルトクリップから携帯型電話機が外される。
特開平11−257319号公報
特許文献1に記載された機構が、印刷装置を取り付けるための部材として用いられる場合、着用体に対する印刷装置の装着、及び、着用体からの印刷装置の脱離の際に印刷装置を回転させる手順等が必要になる。このため、手順が煩雑になるという問題点がある。又、特許文献1に記載されたベルトクリップに設けられる軸部及び鍔部は、ベルトクリップに対して外側に突出する。このため、ベルトクリップの大きさを増大させたり、鍔部に他物が引っ掛かり易くなったりするという問題点がある。
本発明の目的は、着用体に対する印刷装置の着脱時の手順が簡単で、且つ、全体の大きさを抑制して他物が引っ掛かることを防止できる着用ループ部材、及び、印刷装置を提供することである。
本発明の第1態様に係る着用ループ部材は、装置側部材及び着用側部材を有する着用ループ部材であって、前記装置側部材は、印刷装置を固定する為の固定部が設けられた平板状の装置側板部、前記装置側板部の一端に設けられた軸部、及び、前記装置側板部の前記一端と対向する他端に設けられた係合部を有し、前記着用側部材は、前記軸部と係脱可能であり、且つ、前記軸部が係合した係合状態で前記装置側部材を回転可能に支持する軸受部、前記係合部と係脱可能な被係合部、及び、前記軸受部と前記被係合部との間に設けられ、所定の挿通方向に貫通し、ユーザが着用する着用体を前記挿通方向に挿通可能な孔部を有し、前記係合状態において、前記装置側部材の前記他端が前記着用側部材に近づく方向に回転することに応じ、前記係合部が前記被係合部に係合し、前記装置側部材の前記他端が前記着用側部材から遠ざかる方向に回転することに応じ、前記係合部が前記被係合部から脱離し、前記着用側部材は、偏平状の着用側板部を有し、前記着用側板部は、それぞれが平板状である基部、第1片部、及び、第2片部と、前記基部の一端と前記第1片部の一端とを接続する、U字状に湾曲した第1屈曲部と、前記基部の前記一端と対向する他端と前記第2片部の一端とを接続する、U字状に湾曲した第2屈曲部とを有し、前記第1片部及び前記第2片部は、前記基部に対して同一面側に間隔を空けて対向し、前記第1屈曲部の内側に前記軸受部が形成され、前記第2屈曲部の外側に前記被係合部が形成され、前記基部と、前記第1片部及び前記第2片部との間に前記孔部が形成され、前記装置側部材の前記係合部は、前記着用側部材の前記第2屈曲部の外側面と略同一の曲率半径で湾曲し、且つ、可撓性を有し、前記係合状態において、前記装置側部材の前記他端が前記着用側部材に近づく方向に回転することに応じ、前記係合部が弾性変形することによって前記被係合部に係合することを特徴とする。
上記の着用ループ部材を用いて印刷装置を着用体に取り付ける手順は、次の通りである。はじめに、着用側部材の軸受部に装置側部材の軸部が係合され、係合状態とされる。次に、軸部を中心として装置側部材を回転させ、着用側部材の被係合部に装置側部材の係合部を係合させる。これによって、装置側部材に固定された印刷装置は、着用側部材の孔部に挿通する着用体に保持される。一方、上記と逆の手順を経て、印刷装置は着用体から脱離される。このように、着用側部材は、簡単な手順で、着用側部材に対して装置側部材を着脱させることができる。このため、ユーザは、着用体に印刷装置を取り付けるための操作を容易に実行できる。又、着用側部材は、軸受部、被係合部、及び、孔部を備えることのみによって、装置側部材を着脱可能な構成を実現する。従って、着用ループ部材は、着用側部材の構成を単純化できるので、例えば、着用側部材の一部に他物が引っ掛かることを防止できる
、着用ループ部材は、着用側部材を小型化・薄型化できる。又、着用側部材は、外側に突出する部位を有していないので、装置側部材を脱離した状態で、一部に他物が引っ掛かることを抑制できる。
第1態様において、前記着用側部材は、前記第1片部の前記一端と対向する他端と、前記第2片部の前記一端と対向する他端との間に、前記挿通方向に延びる溝部が形成され、前記装置側部材の前記軸部は、前記着用側部材の前記挿通方向の長さよりも長く、前記装置側板部から突出する軸支部によって前記挿通方向の両端が支持され、前記装置側板部と平行に延び、前記装置側板部に対して前記着用側部材の前記第1片部の厚み以上の間隔を空けて配置され、前記係合状態において、前記軸受部に係合された状態の前記軸部は前記挿通方向に延び、前記溝部の間隔、及び、前記基部と前記第1片部との間隔は、何れも、前記軸部が通過可能な長さであってもよい。この場合、装置側部材の軸部を着用側部材の軸受部に係合させる過程において、はじめに、軸部を溝部から孔部内に挿入させることができる。次いで、軸部を、基部と第1片部との間を通過させて軸受部に移動させることができる。
第1態様において、前記装置側部材は、前記係合状態において前記挿通方向に延び、且つ、前記装置側板部に対して前記軸部と同一面側に突出するリブを有し、前記リブは、前記係合状態において前記溝部に嵌合してもよい。この場合、装置側部材に固定された印刷装置の荷重は、係合状態において、軸部を受ける軸受部だけでなく、リブが嵌合する溝部によっても支持される。このため、着用ループ部材は、軸部を介して軸受部が受ける荷重を、溝部によって低減できる。従って、着用ループ部材は、荷重によって軸部が軸受部から外れることを抑制できる。
第1態様において、前記着用側部材は、前記孔部の内側に向けて突出する突起を、前記基部及び前記第1片部の少なくとも一方のうち前記軸受部の近傍に有し、前記突起は、前記第1屈曲部が弾性変形することに応じて前記基部と前記第1片部との間隔が拡張した場合、前記軸部の通過を可能とし、前記第1屈曲部が弾性変形しない状態で、前記軸部の通過を抑制してもよい。この場合、着用ループ部材は、第1屈曲部を弾性変形させることによって、軸部を軸受部に容易に係合させることができる。又、着用ループ部材は、係合状態において軸受部から軸部が離脱することを、突起によって抑制できる。
第1態様において、前記第1片部の前記一端と前記溝部との間の距離は、前記第2片部の前記一端と前記溝部との間の距離よりも短くてもよい。この場合、孔部に挿通された着用体を、第2片部の他端側に寄せた状態で、軸部を溝部に通過させることができる。従って、着用側部材を着用体に装着した状態で、装置側部材に固定された印刷装置を着脱できる。
第1態様において、前記軸受部、及び、前記孔部が連通してもよい。この場合、軸受部に係合した軸部が脱離することを、孔部に挿通する着用体によって抑制できる。
本発明の第2態様に係る印刷装置は、第1態様に係る前記着用側部材を備えたことを特徴とする。第2態様によれば、第1態様と同様の効果を奏することができる。
印刷装置2及び着用ループ部材3の斜視図である。 印刷装置2及び着用ループ部材3の斜視図である。 印刷装置2及び装置側部材5の斜視図である。 装置側部材5の斜視図である。 装置側部材5の左側面図である。 装置側部材5の斜視図である。 着用側部材6の斜視図である。 着用側部材6の斜視図である。 着用側部材6の左側面図である。 着用側部材6に装置側部材5が装着される過程を示す左側面図である。 第1係合状態における着用ループ部材3の左側面図である。 第2係合状態における着用ループ部材3の左側面図である。 第2係合状態における着用ループ部材3の斜視図である。 第2係合状態における着用ループ部材3の斜視図である。 変形例における着用側部材7の斜視図である。 変形例における着用側部材7の左側面図である。 変形例における、第2係合状態の着用ループ部材3の斜視図である。 変形例における、第2係合状態の着用ループ部材3の左側面図である。
本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。以下、説明を容易とする為に、印刷装置2及び着用ループ部材3の方向を定義する。図1の上側、下側、左上側、右下側、左下側、及び、右上側を、それぞれ、印刷装置2及び着用ループ部材3の上側、下側、前側、後側、左側、及び、右側と定義する。
<印刷装置2>
印刷装置2は、印刷媒体である感熱紙に文字、図形、及び記号等のキャラクタを印刷可能な携帯型の印刷装置である。印刷装置2は、例えば、USB(登録商標)ケーブルを介してパーソナルコンピュータ(図示略)から受信するデータに基づいて、感熱紙に印刷を実行する。図1〜図3に示すように、印刷装置2は、上下方向に長い略直方体状の筐体20を有する。筐体20は、第1カバー20A、第2カバー20B、保護板201、及び、蓋部20Cを有する。第1カバー20Aは、筐体20の上側面、左右両側面、及び、前側面のうち上側略半分の部分に対応する。第2カバー20Bは、筐体20の後側面、及び、下側面のうち後側略半分の部分に対応する。保護板201は、第2カバー20Bの後側面に対して後側に接続される、平板状の部材である。蓋部20Cは、筐体20の前側面のうち下側略半分の部分、及び、下側面のうち前側略半分の部分に対応する。
図2、図3に示すように、第2カバー20Bの上端部に、前側に向けて凹む凹部23が設けられる。凹部23にねじ穴23Aが形成される。凹部23には、後述する着用ループ部材3が固定される。なお、印刷装置2は、凹部23に着用ループ部材3が固定されない状態、つまり、着用ループ部材3が取り外された状態でも使用可能である。
蓋部20Cは、第2カバー20Bの下端部に回転可能に支持される。蓋部20Cは、回転に応じて収容部を開閉可能である。収容部は、筐体20の内部のうち下側略半分の部分に設けられ、感熱紙が巻回されたロール(図示略)を収容する。収容部を閉塞した状態の蓋部20Cの上端部と、第1カバー20Aの前側面の下端部との間に、排出口(図示略)が形成される。排出口は、左右方向に長いスリットである。排出口の内側には、サーマルヘッド(図示略)、プラテンローラ(図示略)、及び、切断歯(図示略)が設けられる。排出口は、サーマルヘッド及びプラテンローラを用いて印刷された感熱紙を、印刷装置2の外側へ向けて排出可能である。
<着用ループ部材3>
着用ループ部材3は、ユーザが着用する着用体であるベルト(図示略)に、上記の印刷装置2を吊り下げて使用する場合に用いられる。図1、図2に示すように、着用ループ部材3は、装置側部材5及び着用側部材6を有する。装置側部材5及び着用側部材6は、相対回転可能である。装置側部材5及び着用側部材6は、例えば合成樹脂材料で形成されている。着用側部材6は、装置側部材5に対して着脱可能である。図3は、着用側部材6を装置側部材5から取り外して図示していない状態を示している。
<装置側部材5>
図2、図3に示すように、装置側部材5は印刷装置2の凹部23に固定される。図4〜図6に示すように、装置側部材5は、装置側板部51、固定部53、軸支部54、軸部55、係合部57、及び、リブ58を有する。
装置側板部51は偏平板状である。装置側板部51は、第1部分511及び第2部分512を有する。第1部分511の形状は、上下方向に長い長方形である。第2部分512は、第1部分511の上端部に連結する。第2部分512の形状は、左右方向に長い長方形である。第2部分512の左右両端部は、第1部分511の左右両端部に対して、左右両側に突出する。
図6に示すように、第1部分511の上端部の左右両角の近傍に、2つの穴51Aが設けられる。各穴51Aは、第1部分511を前後方向に貫通する円形の貫通穴である。各穴51Aには、後側から前側に向けてねじ230(図2、図3参照)が挿通される。
以下、第1部分511の左右方向の長さをL11と表記し、上下方向の長さをL21と表記する。第2部分512の左右方向の長さを、L12と表記し、上下方向の長さをL22と表記する。第2部分512の左右方向の長さL12は、第1部分511の左右方向の長さL11よりも大きい。第1部分511の上下方向の長さL21は、第2部分512の上下方向の長さL22よりも大きい。装置側部材5の第1部分511と第2部分512とのそれぞれの上下方向の長さの総計を、「装置側部材5の上下方向の長さ」といい、L2と表記する。
図4、図5に示すように、固定部53は、装置側板部51の第1部分511の前側面のうち上端部分、及び、第2部分512の前側面に亘って設けられる。固定部53は箱状を有し、装置側板部51の前側面から前側に向けて突出する。固定部53の前側面のうち下端部は、印刷装置2の凹部23(図2、図3参照)に嵌合可能である。図4に示すように、固定部53の前側面のうち下端部の左右両角の近傍に、2つの穴53Aが設けられる。各穴53Aは、固定部53の前側面を前後方向に貫通する円形の貫通穴である。各穴53Aには、装置側板部51の各穴51A(図6参照)を通過したねじ230(図2、図3参照)が、後側から前側に向けて挿通される。
図6に示すように、軸支部541は、装置側板部51の第2部分512の上端部のうち左角に設けられる。軸支部542は、装置側板部51の第2部分512の上端部のうち右角に設けられる。軸支部541、542を総称して「軸支部54」という。軸支部54は棒状である。軸支部54は、装置側板部51の第2部分512の後側面から、後側に向けて突出する。軸支部541、542の間隔、より詳細には、軸支部541、542のそれぞれの左右内側の間の長さは、装置側板部51の第1部分511の左右方向の長さL11よりも僅かに大きい。
軸部55は円柱状である。軸部55は、装置側板部51の第2部分512の上端部に配置される。軸部55は左右方向に延びる。軸部55の左端部は軸支部541によって支持され、軸部55の右端部は軸支部542によって支持される。軸部55は、軸支部541、542のそれぞれの後端部の間に亘って、装置側板部51と平行に延びる。軸部55の左右方向の長さは、装置側板部51の第2部分512の左右方向の長さと略一致し、L12である。図5に示すように、軸部55は、装置側板部51に対して後側に所定間隔を空けて配置される。以下、この間隔をL31と表記する。軸部55の直径を、R11と表記する。
図4に示すように、係合部57は、装置側板部51の第1部分511の下端部に設けられる。係合部57は、第1部分511の下端部から後側に湾曲しながら延びる。係合部57は可撓性を有する。係合部57に沿った円弧の曲率中心側を、「係合部57の内側」といい、曲率中心と反対側を、「係合部57の外側」という。図5に示すように、係合部57の内側面の曲率半径(以下、「係合部57の曲率半径」という。)を、R12と表記する。係合部57は、第1部分511側と反対側の端部(以下、「係合部57の先端」という。)に、突出部571を有する。突出部571は、端部に沿って左右方向に延びる。突出部571は、係合部57の外側面から外側に向けて突出する。
図6に示すように、リブ58は、装置側板部51の第2部分512の後側面のうち下端部に設けられる。リブ58は後側に向けて突出する。リブ58は左右方向に延びる。リブ58は四角柱状である。リブ58の左右方向の長さは、装置側板部51の第1部分511の左右方向の長さと略一致し、L11である。以下、図5に示すように、リブ58の上下方向の長さを、L23と表記する。
<着用側部材6>
図1、図2に示すように、着用側部材6は、装置側部材5に回転可能に支持される。図7〜図9に示すように、着用側部材6は、着用側板部6Aを有する。着用側板部6Aは、湾曲した板状である。着用側板部6Aは、基部60、第1片部61、第2片部62、第1屈曲部63、第2屈曲部64を備える。
基部60、第1片部61、及び、第2片部62は、それぞれ、偏平板状である。基部60、第1片部61、及び、第2片部62の各面は、それぞれ、前後方向と直交する。基部60及び第2片部62は、上下方向に長い長方形状である。第1片部61は、左右方向に長い長方形状である。第1片部61及び第2片部62は、基部60に対して前側に、所定間隔を空けて対向する。第1屈曲部63は、基部60及び第1片部61のそれぞれの上端部を接続する。第2屈曲部64は、基部60及び第2片部62のそれぞれの下端部を接続する。第1屈曲部63及び第2屈曲部64は、側面視略U字状に湾曲する。第1屈曲部63は、基部60及び第1片部61のそれぞれの上端部に対して上側に張り出している。第2屈曲部64は、基部60及び第2片部62のそれぞれの下端部に対して下側に張り出している。第1屈曲部63及び第2屈曲部64のそれぞれに沿った円弧の曲率中心側を、「第1屈曲部63の内側」「第2屈曲部64の内側」といい、曲率中心と反対側を、「第1屈曲部63の外側」「第2屈曲部64の外側」という。第1屈曲部63及び第2屈曲部64は、弾性変形可能である。
以下、第1屈曲部63の内側部分を、「軸受部63A」という。第2屈曲部64の外側面を、「被係合部64A」という。着用側板部6Aのうち、基部60、第1片部61、及び、第2片部62によって覆われる部分、即ち、基部60よりも前側、且つ、第1片部61及び第2片部62よりも後側の部分を、「孔部60A」という。孔部60Aは、左右方向に貫通する。孔部60Aは、軸受部63Aと被係合部64Aとの間に亘って形成される。軸受部63A及び孔部60Aは連通する。軸受部63A及び孔部60Aは、上下方向に一直線状に配置される。
図7に示すように、着用側板部6A(基部60、第1片部61、及び、第2片部62)の左右方向の長さは、装置側部材5の第1部分511(図6参照)の左右方向の長さと等しく、L11である。基部60の上下方向の長さは、装置側部材5(図6参照)の上下方向の長さと略一致し、L2である。第2片部62の上下方向の長さは、装置側部材5の第1部分511(図6参照)の上下方向の長さと略一致し、L21である。第1片部61の上下方向の長さを、L24と表記する。L24は、第2片部62の上下方向の長さL21よりも短い。
図9に示すように、着用側板部6Aの孔部60Aの幅、より具体的には、第1片部61及び第2片部62と基部60との間の間隔を、L32と表記する。L32は、装置側部材5の軸部55の直径R11(図5参照)よりも僅かに大きい。着用側板部6Aの厚さは、基部60、第1片部61、及び、第2片部62において同一である。以下、この厚さを、「L33」と表記する。L33は、装置側板部51の第2部分512と軸部55との間の間隔L31(図5参照)。よりも僅かに小さい。第1屈曲部63の内側面の曲率半径(以下、「軸受部63Aの曲率半径」という。)、及び、第2屈曲部64の内側面の曲率半径は、何れも、装置側部材5の軸部55(図5参照)の半径(R11/2)と略一致する。第2屈曲部64の外側面の曲率半径(以下、「被係合部64Aの曲率半径」という。)、及び、第1屈曲部63の外側面の曲率半径は、何れも、装置側部材5の係合部57(図5参照)の曲率半径と略一致し、R12である。
図7に示すように、第1片部61の下端部と第2片部62の上端部との間に、溝部65が形成される。溝部65は、着用側板部6Aの左右両端部に連通し、左右方向に延びる。溝部65の左右方向の長さは、着用側板部6Aの左右方向の長さと略一致し、L11である。溝部65の幅、より具体的には、第1片部61の下端部と第2片部62の上端部との間の上下方向の長さは、装置側部材5のリブ58(図5参照)の上下方向の長さと略一致し、L23である。溝部65の幅L23は、軸部55の直径R11(図5参照)よりも僅かに大きい。溝部65の上下方向の長さL23と、第1片部61の上下方向の長さL24とを加算した値は、装置側部材5の装置側板部51の第2部分512(図6参照)の上下方向の長さL22と略一致する。
図9に示すように、基部60の上端部に、前側に向けて突出する突起66Aが設けられる。第1片部61の上端部に、後側に向けて突出する突起66Bが設けられる。突起66A、66Bは、前後方向に対向する。突起66A、66Bを総称して、「突起66」という。突起66は、着用側板部6Aの一部が孔部60Aに向けて内側に湾曲することによって形成される。突起66は、軸受部63Aの下側に近接する。着用側板部6Aの孔部60Aの幅、より具体的には、基部60と第1片部61との間の間隔は、突起66が設けられる部分で、L32よりも僅かに小さい。より詳細には、基部60と第1片部61との間の間隔は、装置側部材5の軸部55の直径R11(図5参照)よりも僅かに小さい。以下、孔部60Aのうち突起66A、66Bが設けられる部分の間隔を、「突起66A、66B間の間隔」ともいう。
<着用ループ部材3の使用方法>
はじめに、着用ループ部材3の装置側部材5と着用側部材6とが別々にされる。以下、この状態を「脱離状態」という。着用側部材6(図7〜図9参照)の着用側板部6Aの孔部60Aの延びる方向に沿って、左右方向にベルト1B(図10〜図12参照)が挿通される。なお、一般的なベルト1Bの幅は、着用側板部6Aの第2片部62の上下方向の長さL21(図7参照)よりも小さい。このため、挿通されたベルト1Bは、孔部60A内を上下方向に移動可能となる。
一方、図3に示すように、印刷装置2の第2カバー20Bの凹部23に装置側部材5が次のようにして固定される。2つのねじ230は、装置側板部51の2つの穴51A、及び、固定部53の2つの穴53A(図4参照)に後側から挿通される。2つのねじ230は、凹部23の2つのねじ穴23Aに螺合される。装置側部材5が印刷装置2に固定された状態で、装置側部材5の上側略半分の部分は、印刷装置2の上端部よりも上側に突出する。
ベルト1Bに装着された着用側部材6の前側に、装置側部材5が配置される。装置側部材5は、装置側板部51の各面が前後方向に対して傾斜するように調節される。具体的には、着用側部材6に対する装置側部材5の角度は、装置側板部51のうち固定部53が設けられる側の面が前斜め上側を向くように調節される(図10参照)。装置側部材5の軸部55は、着用側部材6の溝部65に対して前側に配置される。又、孔部60Aのうち溝部65よりも下側にベルト1Bが配置される。
図10に示すように、着用側部材6に向けて装置側部材5が後側に近づけられる(矢印Y1)。装置側部材5の軸部55は、着用側部材6の溝部65に対して前側から挿通する。軸部55は、着用側部材6の孔部60Aに進入する。なお、図10〜図14では、装置側部材5に固定された印刷装置2の図示は省略する。前述のように、溝部65の幅L23(図7参照)は、軸部55の直径R11(図5参照)よりも僅かに大きい。つまり、溝部65は、軸部55を通過させることが可能な幅を有している。このため、上記の過程において、孔部60Aに対する軸部55の進入は溝部65によって阻害されない。又、溝部65よりも下側にベルト1Bが配置されているので、孔部60Aに対する軸部55の進入は、ベルト1Bによって阻害されない。
次いで、装置側部材5に対して上側に向かう方向の力が加えられる(矢印Y2、図11参照)。装置側部材5の軸部55は、着用側部材6の孔部60A内を通って上側に向けて移動する。前述のように、孔部60Aの幅L32(図9参照)は、軸部55の直径R11(図5参照)よりも僅かに大きい。つまり、基部60と第1片部61との間は、軸部55を通過させることが可能な間隔を有している。このため、孔部60Aに沿った軸部55の移動は、基部60及び第1片部61によって阻害されない。
なお、軸部55が孔部60Aに沿って上側に移動する過程で、着用側部材6の第1片部61は、軸部55に対して下側に向けて相対移動する。ここで、装置側板部51の第2部分512と軸部55との間の間隔L31(図5参照)は、着用側部材6の第1片部61の厚さL33(図9参照)よりも僅かに大きい。更に、軸部55を支持する軸支部541、542の左右内側の間の長さは、L11よりも僅かに大きい(図6参照)。このため、軸部55が孔部60A内を通って上側に向けて移動することに伴い、第1片部61は、装置側板部51の第2部分512と軸部55との間、且つ軸支部541と軸支部542との間を通過して下側に相対移動する。
孔部60Aの幅は、突起66が設けられる部分で、装置側部材5の軸部55の直径R11よりも僅かに小さい。このため、軸部55が孔部60Aに沿って上側に移動した場合、軸部55は突起66に下側から接触する。軸部55の上側に向かう方向の移動は、突起66によって規制される。
装置側部材5に対し、上側に向かう方向の力が更に加えられる。軸部55が上側に移動しようとすることに応じ、突起66に対して外側に向かう方向の力が作用する。第1屈曲部63は、軸部55から突起66に対して力が作用することによって、突起66A、66B間の間隔が広がる向きに弾性変形する。基部60と第1片部61との間の間隔は、軸部55が通過可能な状態まで拡張する。軸部55は、突起66の下側から上側に向けて通過する。図11に示すように、軸部55は、着用側部材6の軸受部63Aまで移動する。軸部55が軸受部63Aまで移動した場合、突起66は軸部55から力をうけなくなる。第1屈曲部63の弾性変形は元に戻る。軸部55は軸受部63Aに係合する。孔部60Aの幅は、突起66が設けられる部分で、装置側部材5の軸部55の直径R11よりも僅かに小さいので、軸部55は軸受部63Aによって保持される。つまり、軸部55の突起66よりも下側への移動が抑制される。
軸部55は、軸受部63Aに保持された状態で左右方向に延びる。前述のように、軸部55の半径(R11/2)は、軸受部63Aの曲率半径と略一致する。このため、軸部55は、軸受部63Aによって回転可能に支持される。以下、軸部55が軸受部63Aに回転可能に支持され、且つ、係合部57が被係合部64Aに係合する前の状態を、「第1係合状態」という。
第1係合状態において、着用側部材6に対して装置側部材5が軸部55を中心として回転した場合を例示する。具体的には、装置側部材5は、係合部57が着用側部材6に近づく方向(以下、「係合方向」という。)に回転する(矢印Y3、図12参照)。回転の過程で、係合部57の先端は、着用側部材6の被係合部64Aに接触する。装置側部材5を係合方向に回転させる力が、装置側部材5に対して更に加えられる。係合部57の曲率半径を増加させようとする力が、被係合部64Aから係合部57に対して作用する。なお前述のように、係合部57は可撓性を有する。このため係合部57は、曲率半径がR12よりも大きくなるように弾性変形する。装置側部材5は、着用側部材6の第1片部61及び第2片部62のそれぞれの前側面に、装置側板部51の後側面が接触するまで回転する。係合部57の内側面は、被係合部64Aに接触する。
係合部57の内側面が被係合部64Aに接触した後、係合部57の弾性変形は元に戻る。係合部57の曲率半径は、元のR12に戻る。なお、被係合部64Aの曲率半径R12は、係合部57の曲率半径と略同である。このため、図12〜図14に示すように、係合部57は被係合部64Aに外側から接触し、係合する。係合部57の内側面は、被係合部64Aに外側から密着する。以下、被係合部64Aに係合部57が係合した状態を、「第2係合状態」という。
第1係合状態から第2係合状態に変化する過程で、装置側部材5のリブ58は、着用側部材6の溝部65に嵌合する。ここで、溝部65の幅とリブ58の上下方向の長さとは略一致し、L23である(図5、図7参照)。このため、リブ58は溝部65を閉塞する。従って、例えば図12に示すように、着用側部材6の孔部60Aに沿ってベルト1Bが上側に向けて移動した場合、リブ58は、溝部65を介して孔部60Aからベルト1Bが外れることを抑制する。
印刷装置2は、第2係合状態の着用ループ部材3によってベルト1Bに保持される。なお、印刷装置2及び装置側部材5に作用する下向きの荷重(例えば、印刷装置2及び装置側部材5の自重)は、軸部55を支持する軸受部63A、及び、リブ58を下側から支持する溝部65に加わる。ここで、溝部65は、前述のとおり、第1片部61の下端部と第2片部62の上端部で形成されている。よって、詳しくは、リブ58を下側から支持するのは第2片部62の上端部であるが、説明を簡単にするため、溝部65がリブ58を支持するものとする。つまり、印刷装置2及び装置側部材5は、着用側部材6の軸受部63A及び溝部65によって支持され、ベルト1Bに保持される。
図13、図14に示すように、第2係合状態において、装置側部材5が係合方向と反対方向(以下、「脱離方向」という。)、即ち、係合部57が被係合部64Aから遠ざかる方向に回転する動きは、被係合部64Aに係合部57が係合しているため抑制される。このため、着用ループ部材3は、第2係合状態で安定的に保持され、元の第1係合状態に戻り難い。従って、装置側部材5に固定された印刷装置2は、着用側部材6を介してベルト1Bに安定的に保持される。
印刷装置2及び着用ループ部材3が、下向きの荷重によって、ベルト1Bに対して下側に相対移動した場合を例示する。ここで、孔部60A及び軸受部63Aは、上下方向に一直線状に配置される。このため、ベルト1Bは、着用ループ部材3に対して上側にスムーズに相対移動する。図12に示すように、ベルト1Bの上端部は、軸受部63Aによって支持された軸部55に下側から接触する。軸部55の下向きの移動は、ベルト1Bによって規制される。従って、軸受部63Aから軸部55が脱離することが抑制される。
ユーザが印刷装置2をベルト1Bから脱離させる場合を例示する。この場合、はじめにユーザは、係合部57の曲率半径をR12よりも増加させるために、突出部571に力を加えて係合部57を外側に広げる。係合部57は、曲率半径がR12よりも大きくなるように弾性変形する。次に、ユーザは、装置側部材5を脱離方向に回転させる。係合部57は、被係合部64Aから離脱する。その後、係合部57に対する力の付与が停止され、係合部57の弾性変形は元に戻る。これによって、着用ループ部材3は、第2係合状態(図12〜図14参照)から第1係合状態(図11参照)に変化する。
次いで、ユーザは、着用側部材6に対して装置側部材5を下側に相対移動させる。第1屈曲部63は弾性変形し、軸部55は、突起66A、66Bの間を通過する。軸部55は、孔部60Aに沿って溝部65まで移動する(図10参照)。軸部55は、溝部65を介して孔部60Aの外側に移動される。これによって、着用ループ部材3は、第1係合状態から脱離状態に変化する。印刷装置2は、ベルト1Bから脱離する。
<本実施形態の主たる作用、効果>
以上のように、ユーザは、脱離状態の着用ループ部材3を、第1係合状態を経て第2係合状態とすることによって、着用ループ部材3を介して印刷装置2をベルト1Bに保持できる。一方、ユーザは、第2係合状態の着用ループ部材3を、第1係合状態を経て脱離状態とすることによって、ベルト1Bから印刷装置2を脱離させることができる。このように、着用ループ部材3は、装置側部材5及び着用側部材6を簡単な手順で着脱できる。従って、ユーザは、ベルト1Bに印刷装置2を取り付けるための操作を容易に実行できる。
着用ループ部材3において、着用側部材6は、着用側板部6A(基部60、第1片部61、及び、第2片部62、第1屈曲部63、第2屈曲部64)、軸受部63A、被係合部64A、及び、孔部60Aというシンプルな構成を備えることのみによって、装置側部材5を着脱可能な構成を実現する。又、孔部60A及び軸受部63Aは、上下方向に一直線状に配置される。従って、着用ループ部材3は、着用側部材6の構成を単純化できる。このため、例えば、印刷装置2及び装置側部材5が着用側部材6から外され、着用側部材6のみがベルト1Bに保持された状態でユーザが作業を行う場合において、着用側部材6の一部に他物が引っ掛かって作業を妨げることを防止できる。
着用ループ部材3は、第1係合状態から第2係合状態に変化する場合、係合部57が弾性変形して被係合部64Aに係合する。又、装置側部材5の係合部57の曲率半径と、着用側部材6の被係合部64Aの曲率半径とは略一致する。この場合、被係合部64Aに係合部57が係合した状態で、係合部57の内側面と被係合部64Aとを密着させることができる。従って、着用ループ部材3は、被係合部64Aに係合部57を強固に係合させることができる。
第1片部61の下端部と第2片部62の上端部との間に、溝部65が形成される。溝部65の幅は、装置側部材5のリブ58の上下方向の長さと略一致し、L23である。溝部65の幅L23は、軸部55の直径R11よりも僅かに大きい。このため、着用ループ部材3を離脱状態から第1係合状態に変化させる過程で、軸部55を溝部65から孔部60A内に挿入させることができる。又、着用側板部6Aの孔部60Aの幅L32は、装置側部材5の軸部55の直径R11よりも僅かに大きい。このため、着用ループ部材3を離脱状態から第1係合状態に変化させる過程で、孔部60Aのうち基部60と第1片部61との間の部分に軸部55を通過させ、軸受部63Aに向けて移動させることができる。
装置側板部51の第2部分512と軸部55との間の間隔L31は、着用側部材6の第1片部61の厚さL33よりも僅かに大きい。更に、軸部55を支持する。軸支部541、542の左右内側の間の長さは、L11よりも僅かに大きい。このため、着用ループ部材3を離脱状態から第1係合状態に変化させる過程で、軸部55が孔部60A内を通って上側に向けて移動することに伴い、装置側板部51の第2部分512と軸部55との間、且つ軸支部541と軸支部542との間に第1片部61を通過させることができる。
装置側板部51の後側面にリブ58が設けられる。リブ58は、第1係合状態から第2係合状態に変化する過程で、着用側部材6の溝部65に嵌合する。この場合、印刷装置2及び装置側部材5は、第2係合状態において、軸部55を受ける軸受部63Aだけでなく、リブ58が嵌合する溝部65によっても支持される。このため、着用ループ部材3は、軸部55を介して軸受部63Aが受ける下向きの荷重を、溝部65によって低減できる。従って、着用ループ部材3は、印刷装置2及び装置側部材5に作用する下向きの荷重によって軸部55が軸受部63Aから外れることを抑制できる。
基部60及び第1片部61のそれぞれの上端部に突起66が設けられる。着用側板部6Aの孔部60Aの幅は、突起66が設けられる部分で、軸部55の直径R11よりも僅かに小さい。離脱状態から第1係合状態に変化する過程で、第1屈曲部63は、突起66A、66B間の間隔が広がる向きに弾性変形する。軸部55が突起66の下側から上側に向けて通過した後、第1屈曲部63の弾性変形は元に戻る。軸部55は軸受部63Aによって保持され、突起66よりも下側への移動が抑制される。このように、着用ループ部材3は、第1係合状態において軸受部63Aから軸部55が離脱することを、突起66によって抑制できる。又、第1屈曲部63の弾性変形によって、軸部55を軸受部63Aに適切に係合させることができる。
着用ループ部材3において、第2片部62の上下方向の長さL21は、第1片部61の上下方向の長さL24よりも大きい。つまり、着用ループ部材3では、第2片部62の上下方向の長さL21が他の部材に比べて相対的に大きくなるように、それぞれの大きさが調整されている。このため、孔部60Aに挿通されたベルト1Bが第2片部62側に寄せられた状態で、ベルト1Bの上端部は、溝部65よりも下側に配置され易くなる。従って、着用ループ部材3は、孔部60Aにベルト1Bを挿通させた状態で、軸部55を溝部65に通過させることができる。従って、着用ループ部材3は、着用側部材6をベルト1Bに装着した状態で、装置側部材5に固定された印刷装置2を着脱できる。
着用ループ部材3において、着用側部材6の軸受部63A及び孔部60Aは連通する。このため、印刷装置2及び着用ループ部材3に作用する下向きの荷重によって、ベルト1Bが上側に相対移動した場合、ベルト1Bの上端部は、着用側部材6の軸受部63Aによって支持された軸部55に下側から接触する。ベルト1Bは、軸部55が下側に向けて移動することを規制する。このため、軸受部63Aから軸部55が脱離することを、ベルト1Bによって抑制できる。
<変形例>
図15〜図18を参照し、着用側部材7について説明する。着用側部材7は、第1屈曲部73及び突起76が着用側部材6と異なる。それ以外は、着用側部材6と同一である。以下、着用側部材6と異なる点について説明し、同一部分の説明は省略する。着用側板部7A、基部70、第1片部71、第2片部72、第2屈曲部74、溝部75、孔部70A、被係合部74Aは、それぞれ、着用側部材6の着用側板部6A、基部60、第1片部61、第2片部62、第2屈曲部64、溝部65、孔部60A、被係合部64Aに対応する。
図15、図16に示すように、第1屈曲部73は、基部70及び第1片部71のそれぞれの上端部に接続する。第1屈曲部73は、側面視略U字状に湾曲する。第1屈曲部73は、基部70及び第1片部71のそれぞれの上端部に対して下側に配置される。このため、第1屈曲部73の内側部分に対応する軸受部73Aは、基部70及び第1片部71とのそれぞれの上端部よりも下側に配置される。着用側部材6と異なり、孔部70Aは軸受部73Aと連通しない。軸受部73Aは、上側に向けて開口する。
図16に示すように、基部70の上端部に、前側に向けて突出する突起76Aが設けられる。第1片部71の上端部に、後側に向けて突出する突起76Bが設けられる。突起76A、76Bは、前後方向に対向する。突起76A、76Bを総称して、「突起76」という。突起76は、軸受部73Aの上側に近接する。突起76Aと突起76Bとの間の間隔は、装置側部材5の軸部55の直径R11(図5参照)よりも僅かに小さい。
着用ループ部材3が使用される場合について説明する。着用ループ部材3の装置側部材5と着用側部材7とが別々にされ、脱離状態とされる。着用側部材7の着用側板部7Aの孔部70Aにベルト1Bが装着される。ベルト1Bに装着された着用側部材7の上側に、装置側部材5が配置される。装置側部材5は、装置側板部51の各面が前後方向に対して傾斜するように調節される。装置側部材5の軸部55は、着用側部材7の軸受部73Aに対して上側に配置される。
着用側部材7に向けて装置側部材5が下側に近づけられる。装置側部材5の軸部55は、着用側部材7の突起76に上側から接触する。軸部55の下側に向かう方向の移動は、突起76によって規制される。装置側部材5に対し、下側に向かう方向の力が更に加えられる。軸部55が下側に移動しようとすることに応じ、突起76に対して外側に向かう方向の力が作用する。第1屈曲部73は、突起76A、76B間の間隔が広がる向きに弾性変形する。基部70と第1片部71との間の間隔は、軸部55が通過可能な状態まで拡張する。軸部55は、突起76の上側から下側に向けて通過し、軸受部73Aに配置される。第1屈曲部73の弾性変形は元に戻る。軸部55は軸受部73Aに係合する。軸部55は、軸受部73Aによって回転可能に支持され、第1係合状態になる。
第1係合状態において、着用側部材7に対して装置側部材5が軸部55を中心として係合方向に回転される。図17、図18に示すように、係合部57は被係合部74Aに係合し、第2係合状態になる。第1係合状態から第2係合状態に変化する過程で、装置側部材5のリブ58は、着用側部材7の溝部75に嵌合する。リブ58は溝部75を閉塞する。印刷装置2は、第2係合状態の着用ループ部材3によってベルト1Bに保持される。
以上の場合において、印刷装置2及び装置側部材5に作用する下向きの荷重は、第1屈曲部73が軸部55を下側から受けることによって支持されると共に、リブ58が嵌合する溝部75によっても支持される。従って、着用側部材7は、装置側部材5に固定された印刷装置2を安定的にベルト1Bに保持できる。
<その他の変形例>
本発明は上記実施形態に限定されず、種々の変更が可能である。着用ループ部材3の着用側部材6の孔部60Aに挿通される対象は、ユーザが腰に着用するベルトに限定されない。例えば、肩から吊り下げるショルダーベルト等に取り付けられて使用されてもよい。
着用側部材6の第2片部62の上端部が後側に向けて曲折してもよい。この場合、第2片部62の後側に向けて曲折した端部は、基部60の前側面に接合されてもよい。即ち、基部60及び第2片部62のみで閉塞するループ状が形成されてもよい。この場合、基部60及び第2片部62のそれぞれの内側に孔部60Aが形成されてもよい。係合部57及び被係合部64Aのそれぞれの曲率半径は異なっていてもよい。この場合、例えば、係合部57の先端の一部が突出し、この部分に嵌合する溝が被係合部64Aに形成されてもよい。更にこの場合、係合部57は可撓性を有していなくてもよい。
着用側部材6の溝部65の幅L23は、装置側部材5の軸部55の直径R11と略一致してもよいし、幅L23の方が直径R11より小さくてもよい。例えば溝部65の幅は、着用側部材6の第1屈曲部63及び第2屈曲部64が弾性変形することによって拡張され、軸部55の直径R11より大きくなってもよい。これによって、軸部55は溝部65を通過可能となる。
第1片部61と基部60との間の間隔L32は、装置側部材5の軸部55の直径R11と略一致してもよいし、幅L32の方が直径R11より小さくてもよい。例えば、第1片部61と基部60との間の間隔は、第1屈曲部63が弾性変形することによって拡張され、軸部55の直径R11より大きくなってもよい。これによって、軸部55は、孔部60Aのうち基部60と第1片部61との間の部分を通過可能となる。
軸支部541、542の間隔は、着用側部材6の溝部65の左右方向の長さL11より小さくてもよい。この場合、例えば、着用側部材6の第1片部61に、溝部65から上側に向けて延びる溝が形成されてもよい。着用ループ部材3を離脱状態から第1係合状態に変化させる過程で、軸部55が孔部60Aに沿って上側に向けて移動する場合、軸支部541、542は、この溝を通って上側に移動してもよい。
リブ58の上下方向の長さは、溝部65の幅より小さくてもよい。装置側部材5にリブ58は設けられていなくてもよい。
突起66は、着用側板部6Aの一部が孔部60Aに向けて内側に湾曲することによって形成されていた。これに対し、突起66は、着用側板部6Aの内面に設けられた突出部によって形成されてもよい。着用側板部6Aには、突起66A、66Bのうち一方のみが形成されてもよい。着用側板部6Aに突起66が設けられていなくてもよい。
第1片部61及び第2片部62のそれぞれの上下方向の長さは、略一致してもよい。又、第1片部61の上下方向の長さは、第2片部62の上下方向の長さよりも大きくてもよい。一般的なベルト1Bの幅は、着用側板部6Aの第2片部62の上下方向の長さより大きくてもよい。この場合、ベルト1Bは、溝部65を介して孔部60A内に挿入されてもよい。
装置側部材5は、印刷装置2と一体化されてもよい。つまり、装置側部材5の装置側板部51、固定部53、軸支部54、軸部55、係合部57、及び、リブ58は、印刷装置2の第2カバー20Bの一部として形成されてもよい。
<その他>
上記実施形態における左右方向は、本発明の「挿通方向」の一例である。第1係合状態は、本発明の「係合状態」の一例である。
2 :印刷装置
3 :着用ループ部材
5 :装置側部材
6、7 :着用側部材
6A、7A :着用側板部
51 :装置側板部
54、541、542 :軸支部
55 :軸部
57 :係合部
58 :リブ
60、70 :基部
61、71 :第1片部
62、72 :第2片部
63、73 :第1屈曲部
63A、73A :軸受部
64、74 :第2屈曲部
64A、74A :被係合部
65、75 :溝部
66、66A、66B、76、76A、76B :突起

Claims (7)

  1. 装置側部材及び着用側部材を有する着用ループ部材であって、
    前記装置側部材は、
    印刷装置を固定する為の固定部が設けられた平板状の装置側板部、
    前記装置側板部の一端に設けられた軸部、及び、
    前記装置側板部の前記一端と対向する他端に設けられた係合部を有し、
    前記着用側部材は、
    前記軸部と係脱可能であり、且つ、前記軸部が係合した係合状態で前記装置側部材を回転可能に支持する軸受部、
    前記係合部と係脱可能な被係合部、及び、
    前記軸受部と前記被係合部との間に設けられ、所定の挿通方向に貫通し、ユーザが着用する着用体を前記挿通方向に挿通可能な孔部を有し、
    前記係合状態において、前記装置側部材の前記他端が前記着用側部材に近づく方向に回転することに応じ、前記係合部が前記被係合部に係合し、前記装置側部材の前記他端が前記着用側部材から遠ざかる方向に回転することに応じ、前記係合部が前記被係合部から脱離し、
    前記着用側部材は、偏平状の着用側板部を有し、
    前記着用側板部は、
    それぞれが平板状である基部、第1片部、及び、第2片部と、
    前記基部の一端と前記第1片部の一端とを接続する、U字状に湾曲した第1屈曲部と、
    前記基部の前記一端と対向する他端と前記第2片部の一端とを接続する、U字状に湾曲した第2屈曲部と
    を有し、
    前記第1片部及び前記第2片部は、前記基部に対して同一面側に間隔を空けて対向し、
    前記第1屈曲部の内側に前記軸受部が形成され、
    前記第2屈曲部の外側に前記被係合部が形成され、
    前記基部と、前記第1片部及び前記第2片部との間に前記孔部が形成され、
    前記装置側部材の前記係合部は、
    前記着用側部材の前記第2屈曲部の外側面と略同一の曲率半径で湾曲し、且つ、可撓性を有し、
    前記係合状態において、前記装置側部材の前記他端が前記着用側部材に近づく方向に回転することに応じ、前記係合部が弾性変形することによって前記被係合部に係合することを特徴とする着用ループ部材。
  2. 前記着用側部材は、
    前記第1片部の前記一端と対向する他端と、前記第2片部の前記一端と対向する他端との間に、前記挿通方向に延びる溝部が形成され、
    前記装置側部材の前記軸部は、
    前記着用側部材の前記挿通方向の長さよりも長く、前記装置側板部から突出する軸支部によって前記挿通方向の両端が支持され、前記装置側板部と平行に延び、前記装置側板部に対して前記着用側部材の前記第1片部の厚み以上の間隔を空けて配置され、
    前記係合状態において、前記軸受部に係合された状態の前記軸部は前記挿通方向に延び、
    前記溝部の間隔、及び、前記基部と前記第1片部との間隔は、何れも、前記軸部が通過可能な長さであることを特徴とする請求項に記載の着用ループ部材。
  3. 前記装置側部材は、
    前記係合状態において前記挿通方向に延び、且つ、前記装置側板部に対して前記軸部と同一面側に突出するリブを有し、
    前記リブは、
    前記係合状態において前記溝部に嵌合することを特徴とする請求項に記載の着用ループ部材。
  4. 前記着用側部材は、
    前記孔部の内側に向けて突出する突起を、前記基部及び前記第1片部の少なくとも一方のうち前記軸受部の近傍に有し、
    前記突起は、
    前記第1屈曲部が弾性変形することに応じて前記基部と前記第1片部との間隔が拡張した場合、前記軸部の通過を可能とし、前記第1屈曲部が弾性変形しない状態で、前記軸部の通過を抑制することを特徴とする請求項からの何れかに記載の着用ループ部材。
  5. 前記第1片部の前記一端と前記溝部との間の距離は、前記第2片部の前記一端と前記溝部との間の距離よりも短いことを特徴とする請求項又はに記載の着用ループ部材。
  6. 前記軸受部、及び、前記孔部が連通することを特徴とする請求項1からの何れかに記載の着用ループ部材。
  7. 請求項1からの何れかに記載の前記着用側部材を備えたことを特徴とする印刷装置。
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