JP6654057B2 - 局所麻酔薬を含有するポリイオンコンプレックスを有効成分とする局所疼痛制御用組成物 - Google Patents
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Description
生理活性ペプチド(インスリン、ウシ血清アルブミン、グルコースオキシダーゼ)を制御された様式で十数日にわたり放出できることを記載している。特許文献3は、炎症に伴い臓器癒着を起こすモデル動物において、該PICミセルそれ自体を投与することにより癒着を防止できることを記載している。
ポリイオンコンプレックスが式I
L1は、同一または異なる連結基を表し、
L2は、独立して、−C1-6アルキレン−NH−(C1-6アルキレン)q−であり、ここでqは0または1の整数であり、そして
Rは、独立して、各Rの総数mの少なくとも30%が2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−1−オキシル−4−イル、2,2,5,5−テトラメチルピロリジン−1−オキシル−3−イル、2,2,5,5−テトラメチルピロリン−1−オキシル−3−イル及び2,4,4−トリメチル−1,3−オキサゾリジン−3−オキシル−2−イル、2,4,4−トリメチル−1,3−チアゾリジン−3−オキシル−2−イル及び2,4,4−トリメチル−イミダゾリンジン−3−オキシル−2−イルからなる群より選ばれる環状ニトロキシドラジカル化合物の残基を表し、存在する場合には、残りのRが水素原子、ハロゲン原子またはヒドロキシ基であり、
Yは、独立して、H、C1-6アルキルで置換されていてもよいフェニルチオカルボニルチオ、C1-6アルキルチオカルボニルチオ、C1-6アルキルオキシチオカルボニルチオまたはSHからなる群より選ばれ、
mは、独立して、3〜500の整数であり、そして
nは、5〜5,000の整数である
で表されるカチオン性トリブロックコポリマーを含み、かつ、ポリ(アクリル酸)、ポリ(メタクリル酸)、ポリ(スルホン酸)、ポリアニオン性多糖類からなる群より選ばれる1種またはそれ以上のポリアニオン性ポリマーを含み、
該ポリイオンコンプレックスがさらに第三級アミン系局所麻酔薬を含む、
組成物。
以下、本発明の各構成について、詳述する。
式Iで表されるトリブロックコポリマーにおけるL1は、該トリブロックコポリマーとポリアニオン性ポリマーとのPICを水性媒体中で溶解または分散した場合にミセルを形成することができるものであれば、如何なる連結基であってもよい。しかし、限定されるものでないが、各L1は、例えば、独立して、単結合、−S−(CH2)c−、−S−(CH2)cCO−、−(CH2)cS−、−CO(CH2)cS−、
式
式Iにおける、各mは、独立して、一般に3〜500、好ましくは、6〜400、より好ましくは9〜100の整数であり、そして
nは、好ましくは、5〜1000、より好ましくは8〜600、最も好ましくは12〜400の整数であることができる。
−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、ヘキシル等の分岐もしくは直鎖の低級アルキル基を挙げることができ、C1-12アルキレンに該当する基は、限定されるものではないが具体的には、メチレン、1,2−プロパンジイル、1,3−プロパンジイル、1,4−ブタンジイル、等の対応するアルキルのジイル基を挙げることができる。
本発明で用いる、ポリアニオン性ポリマーは、水性媒体(生理的pHに緩衝化されていてもよい、水(純水もしくはイオン交換水))中で前記式I表されるトリブロックコポリマーと安定なPICを形成でき、かつ、安定なPICミセル溶液またはPICミセル分散液を形成できるものであれば、理論上、限定されるものでない。しかし、ポリ(アクリル酸)、ポリ(メタクリル酸)、ポリ(スルホン酸)、ポリアニオン性多糖類等からなる群から選ばれる1種またはそれ以上であり、ポリアニオン性多糖について、好ましいものとしては、カルボキシメチルデキストラン、カラギーナン、キサンタンガム、コンドロイチン硫酸、ヒアル酸、ヘパリンからなる群より選ばれるポリアニオン性多糖類を挙げることができる。特に、ポリ(アクリル酸)またはポリ(メタクリル酸)が好ましい。これらのポリアニオン性ポリマーの分子量は、ポリマーの種類によって最適値が異なり、所期の目的を達成するものであれば限定されるものでない。しかし、ポリアクリル酸の場合、Mnが、1000〜1000000、好ましくは、1000〜100000、より好ましくは、1000〜10000であり、ポリアニオン性多糖類、例えばコンドロイチン硫酸の場合、MnまたはMwが1000〜1000000、好ましくは1000〜100000であり、これらは市販のものを、必要に応じて精製して使用することができる。
トリブロックコポリマーとポリアニオン性ポリマーは、それらを含む組成物が、当該技術分野で常用されている水性溶液または水性媒体中でそれらの分子が会合してミセルを形成することにより、透明なポリイオンコンプレックスミセルとして存在し得る適当な割合で使用することが望ましい。このようなPICミセル溶液または分散液は、さらに本発明の目的に沿うためには、水性溶液中のイオン強度、pH、温度変化、特に、生体内環境下または生理学的条件下への変化により、不可逆的ゲルを形成することのできる割合でトリブロックコポリマーとポリアニオン性ポリマーが含められる。このような変化は、例えば、イオン強度が、イオン濃度0(ゼロ)もしくは数十mMであり、室温(20℃〜30℃)から34℃〜37℃付近の温度に変化することが挙げられる。
第三級アミン系局所麻酔薬は、上述のPICと一緒になって、本発明所期の目的を達成できるものであれば限定されることなく、使用できる。しかし、具体的には、プロカイン、クロロプロカイン、テトラカイン等の、所謂、エステル型局所麻酔薬、ならびに、リドカイン、ジブカイン、メピバカイン、ブピバカイン、ロピバカイン、レボブピバカイン等の、所謂、アミド型局所麻酔薬を例示できる。好ましいものとしては、アミド型局所麻酔薬である。
局所麻酔薬を含有するPICを含んでなる組成物は、PICフラワーミセルまたは組成物を含んでなる水性ミセル溶液として、当該技術分野で、それ自体公知の患者における疼痛の予防または消失に必要な部位に注入できる。注入には、注射、点滴、噴射、塗布が包含される。疼痛の予防または消失に必要な有効量は、本願のモデル動物を用いた試験例、または小実験等を参照に専門医により最適量が決定できる。このような組成物または組成物に含まれるPIC、特に、そのミセル溶液は、使用前に、必要に応じて、滅菌濾過、電子線照射等、により滅菌される。
Br−PEG−Brは、次の合成スキーム1に従い合成した。
PEG−CTAは、次の合成スキーム2に従って合成した。
二硫化炭素15.4mmolをTHF 10mLに加え、氷浴中で撹拌したのち、窒素雰囲気化で9.4mmol(3.2mL,3M)のグリニャール試薬をゆっくりと滴下して加え、一晩反応させることで調製した。
Br−PEG−Brの20gをナスフラスコに量りとり、真空化で110℃に熱し、一晩脱水した。脱水後、フラスコを65℃へ冷却し、窒素フロー化でTHF 100mLを加え、ポリマーを溶解させた。次に、調製したCTAをゆっくりと滴下し、40℃で24時間撹拌して反応を進行させた。反応終了後、IPAによる再沈殿を6回行い、デシケーターを用いた減圧乾燥により、目的物を薄赤色粉末として回収した(回収量:19.6g,収率:93.5%)。
PCMS−b−PEG−b−PCMSは、次の合成スキーム3に従い合成した。
PMNT−b−PEG−b−PMNTは、次の合成スキーム4に従い合成した。
PMNT−b−PEG−b−PMNTを0.1M HCl中に適当量溶かし、凍結乾燥機で一晩乾燥させた。乾燥後、アミノ基をプロトン化させたポリマーを粉末状態で回収した。プロトン化させたPMNT−b−PEG−b−PMNT及びポリ(アクリル酸)(PAAc;分子量5,000)それぞれを、5mg/mLとなるようにリン酸バッファー(pH6.1,50または100mM)に溶解させた。PAAc溶液にPMNT−b−PEG−b−PMNT溶液を撹拌させながら加えた。カチオン(NH2 +)/アニオン(COO-)比が1:1となるように調製した。
m、50mMで調製したミセルは平均粒径94−98nmの単峰性の粒子であることが確認された(図8,図9参照)。さらに、下記表1及び2を参照されたい。
作製した局所麻酔薬内包ポリイオンコンプレックスミセルを遠心チューブに入れ、遠心エバポレーターを用いて濃縮し、ミセル濃度、塩濃度、リドカイン濃度を調整した(最終ミセル濃度:30または60mg/mL、最終リン酸ナトリウム塩濃度:60mM、最終リドカイン濃度:6,18,30mg/mL)。
濃縮した局所麻酔薬内包ポリイオンコンプレックスミセル200μLを5mLエッペンドルフチューブ内に加え、37℃の水浴中に入れてゲル化させた(最終ミセル濃度:30または60mg/mL、最終リン酸ナトリウム塩濃度:600mM、最終リドカイン濃度
:6,30mgスラッシュ/mL)。続いて、ゲル化したサンプルの上に、上澄みとして37℃のPBS(−)を4.8mL加え、37℃に設定した恒温槽中で、速度100rpmで撹拌した。各時間(撹拌開始1,3,5,24,48,120,168時間後)毎に上澄みを3mL回収し、新たに上澄みとしてPBS(−)を3mL加え、再度撹拌を続けた。回収した上澄みは、液体クロマトグラフ質量分析装置を用いて分析し、上澄み中のリドカイン濃度を測定した。試験管内の実験では、封入された薬物が3−5日間にわたって徐放されていることを確認した。試験結果を図11に示す。
今回作製した局所麻酔薬封入インジェクタブルゲル(リドカイン濃度:18mg/mL)を0.15% λ−カラゲニン懸濁液(生理食塩水容量当たりの重量(w))を50μL投与して作製した炎症モデルマウスに対し皮下投与し、疼痛緩和効果の評価を行った。結果を図13(カラゲニンなしでサンプルを投与した場合の比較図)および図14(カラゲニンを投与した場合での比較図)に、それぞれ示す。有意差検定は一次元配置分析及びTukey法による事後比較により行った。
より優れた疼痛緩和効果を示す材料であることが示された。
Claims (4)
- ポリイオンコンプレックスを有効成分として含む局所疼痛制御用組成物であって、
ポリイオンコンプレックスが式I
L1は、同一または異なる連結基を表し、
L2は、独立して、−C1-6アルキレン−NH−(C1-6アルキレン)q−であり、ここでqは0または1の整数であり、そして
Rは、独立して、各Rの総数mの少なくとも30%が2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−1−オキシル−4−イル、2,2,5,5−テトラメチルピロリジン−1−オキシル−3−イル、2,2,5,5−テトラメチルピロリン−1−オキシル−3−イル及び2,4,4−トリメチル−1,3−オキサゾリジン−3−オキシル−2−イル、2,4,4−トリメチル−1,3−チアゾリジン−3−オキシル−2−イル及び2,4,4−トリメチル−イミダゾリンジン−3−オキシル−2−イルからなる群より選ばれる環状ニトロキシドラジカル化合物の残基を表し、存在する場合には、残りのRが水素原子、ハロゲン原子またはヒドロキシ基であり、
Yは、独立して、H、C1-6アルキルで置換されていてもよいフェニルチオカルボニル
チオ、C1-6アルキルチオカルボニルチオ、C1-6アルキルオキシチオカルボニルチオまたはSHからなる群より選ばれ、
mは、独立して、3〜500の整数であり、そして
nは、5〜5,000の整数である
で表されるカチオン性トリブロックコポリマーを含み、かつ、ポリ(アクリル酸)、ポリ(メタクリル酸)、ポリ(スルホン酸)、ポリアニオン性多糖類からなる群より選ばれる1種またはそれ以上のポリアニオン性ポリマーを含み、
該ポリイオンコンプレックスがさらにリドカイン、メビカイン、ロピバカイン、ブピバカイン、レボブピバカイン、ジブカインからなる群より選ばれる第三級アミン系局所麻酔薬を含む、
組成物。 - ポリイオンコンプレックスが水性媒体中でポリイオンコンプレクスミセルの形態にある、請求項1に記載の組成物。
- ポリイオンコンプレクスミセルが動的光散乱測定した場合に平均粒径50nm〜200nmの値を有する、請求項2に記載の組成物。
- 請求項3に記載の組成物であって、該ポリイオンコンプレクスミセルが32〜34℃のゲル化温度を有する、組成物。
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