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JP6649000B2 - 電気車制御装置 - Google Patents

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JP6649000B2
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Description

本発明による実施形態は、電気車制御装置に関する。
従来から永久磁石同期電動機(以下、PMSM(Permanent Magnet Synchronous Motor))が鉄道の車両の駆動装置として用いられている。このようなPMSMを有する車両の制御装置では、モータからインバータへ誘起電圧による電流が逆流しないように、モータ開放接触器(以下、MCOK(Motor Cut-Out Kontactor)が設けられている。MCOKは、故障時の保護動作、非常ブレーキ、レバーサ(逆転器)オフ、制御電源オフ等の状態において開放されるが、通常の運行時には接触状態を維持している。
しかし、車両を駅に停車させるときに非常ブレーキが用いられる場合があり、これに伴ってMCOKの接触・開放動作が頻繁となり、MCOKの負担が大きくなる。
特開2012−65438号公報
接触器の接触と開放との繰返しを抑制し、接触器の寿命の短縮化を抑制することができる電気車制御装置を提供する。
本実施形態による電気車制御装置は、電気車を駆動する電動機を備える。インバータは、電源からの直流電力を交流電力へ変換して電動機へ供給する。接触器は、少なくとも非常時に電気車を制動する非常ブレーキの状態または電気車の進行方向を制御するレバーサの状態に基づいて、インバータと電動機との間を接続し、あるいは、開放する。コントローラは、電気車の速度を示すパラメータに応じて、非常ブレーキの状態またはレバーサの状態による接触器の制御を有効または無効とする。
第1の実施形態による電気車制御装置1(以下、制御装置1ともいう)の構成の一例を示す図。 図2は、コントローラ40のアルゴリズムの一例を示す図。 第2の実施形態によるコントローラ40のアルゴリズムの一例を示す図。 電気車の速度とモータ10の回生トルク(回生電流)との関係を示すグラフ。 第3の実施形態による制御装置2の構成の一例を示す図。 第3の実施形態によるコントローラ40のアルゴリズムの一例を示す図。 第4の実施形態による制御装置3の構成の一例を示す図。 第4の実施形態によるコントローラ40のアルゴリズムの一例を示す図。
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態を説明する。本実施形態は、本発明を限定するものではない。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態による電気車制御装置1(以下、制御装置1ともいう)の構成の一例を示す図である。制御装置1は、鉄道等の電気車の制御に用いられる制御装置である。制御装置1は、電動機としてのモータ10と、インバータ20と、接触器30と、コントローラ40と、電流検出器50と、電圧検出器60と、パンタグラフPと、ヒューズMFと、主開閉器MSと、高速度遮断器HBと、断流器LBと、充電抵抗CRと、フィルタリアクトルFLおよびフィルタコンデンサFCからなるフィルタ回路Fとを備えている。
モータ10は、電気車を走行させるために電気車の車輪を駆動させる。モータ10は、例えば、三相交流モータであり、永久磁石同期電動機(PMSM)である。PMSMは永久磁石(高保磁力の磁石)を用いているため、ロータを機械的に回転させることによって誘起電力(回生電力)を発生する。回生電力は、通常、架線を介して他の力行中の電気車へ供給される。
インバータ20は、複数のスイッチング素子21を備え、それらのスイッチング素子21をオン・オフ制御することによって、架線から得られた直流電力を交流電力(例えば、三相交流電力)へ変換する。インバータ20において変換された交流電力は、モータ10へ供給される。
接触器30は、モータ10とインバータ20との間を電気的に接続し、あるいは、開放する電磁開閉器である。例えば、接触器30は、モータ開放接触器(以下、MCOK)でよい。接触器30は、以下、MCOK30とも呼ぶ。
コントローラ40は、電流検出器50からのモータ電流値IuとIw、電圧検出器60からのフィルタコンデンサFCの両端電圧Efc、制御状態信号CTL等を受け取り、それらの値や信号に基づいて、インバータ20のスイッチング素子21のオン・オフを制御し、更に、MCOK30の接続/開放を制御する。制御状態信号CTLは、例えば、インバータ20の制御信号、MCOK30の接続/開放を決定する制御信号、非常ブレーキの入り/切りの状態を示す信号、レバーサ(逆転器)の状態を示す信号等の様々な制御信号および状態信号を含む。レバーサは、電気車の進行方向を制御するために設けられている。レバーサがオン状態のときに、電気車は、力行し、前進または後進することができる。レバーサがオフ状態のときに、電気車は、停止しており、あるいは、惰行している。
電流検出器50は、インバータ20とMCOK30との間に接続されており、インバータ20からモータ10へ供給される交流電流、あるいは、モータ10からインバータ20へ回生される交流電流を検出する。以下、電流検出器50において検出されたインバータ20とモータ10との間に流れる電流値は、U相の交流電流値IuとW相の交流電流値Iwとする。なお、この例では、検出される電流値が、U相とW相の交流電流値としているが、V相を含む3相の交流電流のうちの任意の2相を選択すればよく、また、3相全ての交流電流値を検出するように電流検出器50を構成してもよい。
電圧検出器60は、パンタグラフPとインバータ20との間のいずれかのノードと接地電位との間に接続されており、フィルタコンデンサFCの端子電圧Efcを検出する。接地電位は、例えば、車輪を介して線路に電気的に接続されることによって得られる。
ヒューズMFは、架線から大きな電流が流れたときに電気車を保護するために設けられている。主開閉器MSは、電気車のメンテナンス等のときに電力を切断するために設けられている。高速度遮断器HBは、重大な故障が生じたときに電力を遮断するために設けられている。断流器LBは、レザーバをオフにしたときか、地絡が検知されるなどして保護動作が発生したときに電力を遮断するために設けられている。充電抵抗CRは、電力供給開始時にフィルタコンデンサFCをゆっくり充電させるために設けられている。フィルタ回路Fは、直流電圧を安定化させるために設けられている。
図2は、コントローラ40が有するアルゴリズムの一例を示す図である。図2に示すアルゴリズムは、CPUおよびプログラムで実現してもよく、ロジック回路で実現してもよい。制御信号Smcokは、MCOK30を制御するリレーを駆動するための信号であり、論理ゲートG20に入力する制御信号をSmock(in)、論理ゲートG20から出力される制御信号をSmock(out)とする。制御信号Smcok(out)が論理ハイに活性化されると、リレーが投入位置となるように駆動されてMCOK30は接触状態となり、インバータ20とモータ10との間を電気的に接続する。制御信号Smcok(out)が論理ロウに不活性化されると、リレーが非投入位置となるよう駆動されてMCOK30は非接触状態となり、インバータ20とモータ10との間を電気的に遮断する。
制御信号Smcok(in)は、力行条件が成立した場合、または、回生条件が成立した場合等において活性化され、制御信号Smock(out)として出力される。ただし、制御信号Smcok(in)は、非常ブレーキが入った場合、レバーサがオフ状態になった場合、または、その他の異常による保護信号Spが活性化された場合等に無効化され、この結果、Smock(in)の活性・不活性にかかわらず、Smock(out)は不活性となる。
非常ブレーキ信号Sebは、非常ブレーキの入り/切りの状態を示す信号である。非常時に電気車を制動するために非常ブレーキが入ったときに、非常ブレーキ信号Sebは、論理ハイに活性化される。非常ブレーキが入っていないときに、非常ブレーキ信号Sebは、論理ロウに不活性化される。
レバーサ信号Srbは、レバーサのオン/オフの状態を示す信号である。電気車の進行方向を制御するレバーサがオン状態(前進または後進可能状態)であるときに、レバーサ信号Srbは、論理ハイに活性化される。レバーサがオフ状態(停止または惰行状態)であるときに、レバーサ信号Srbは、論理ロウに不活性化される。なお、レバーサ信号Srbは、否定論理(NOT)によって反転されて論理ゲートG5へ入力される。
保護検知信号Spは、非常ブレーキ信号Sebおよびレバーサ信号rb以外の異常を示す信号である。例えば、保護検知信号Spは、電気車の故障を示す信号、架線電圧の異常を示す信号、緊急時の信号等である。なお、保護検知信号Spは、緊急時に必要な信号であるので、電気車の速度によって無効化すべきものではない。従って、保護検知信号Spは、電気車の速度によらず有効である。
推定速度Velは、電気車の速度の推定値であり、電流検出器50からの電流値IuとIwを用いて算出される。
インバータ信号Sinvは、インバータ20の稼働状態を示す信号である。インバータ20が稼働状態(以下、ゲートスタート状態という)であることは、インバータ20内のスイッチング素子21がオン・オフ動作することで直流電力から交流電力への変換が行われていることを意味する。一方、インバータ20が稼働していない状態(以下、ゲートオフ状態という)であることは、インバータ20内のスイッチング素子21がオン・オフ動作せず、直流電力から交流電力への変換が行われていないことを意味する。
インバータ20がゲートオン状態のとき、インバータ信号Sinvは不活性状態となっており、コントローラ40は、インバータ信号Sinvが不活性状態となったときにラッチ(記憶)した推定速度Velと閾値速度Velthと比較する。これは、インバータ信号Sinvが不活性状態のときは、不活性状態になったときにラッチした推定速度VelがQから出力され続けるためである。一方、インバータ20がゲートオフ状態のときには、インバータ信号Sinvは活性状態となり、ラッチ回路のD端子へ入力された推定速度VelがそのままQ端子から出力され、コントローラ40は、Q端子から出力された推定速度Vel、すなわちD端子へ入力された推定速度Velと閾値速度Velthとを比較する。なお、ラッチ動作については後述する。
閾値速度Velthは、予め設定されており、コントローラ40内のメモリ(図示せず)に格納されている。
本実施形態によるコントローラ40は、非常ブレーキ信号Seb、レバーサ信号Srbおよび保護検知信号SpによってMCOK30を制御している。ここで、コントローラ40は、非常ブレーキ信号Sebおよびレバーサ信号SrbによるMCOK30の制御を、推定速度Velに応じて有効または無効にする。
以下、インバータ20がゲートスタート状態(インバータ信号Sinvが活性状態)である場合について説明する。
(Vel≧Velthの場合:ケース1)
例えば、推定速度Velが閾値速度Velth以上である場合(Vel≧Velth)、コントローラ40は、非常ブレーキ信号Sebまたはレバーサ信号SrbによるMCOK30の制御を有効とする。具体的には、推定速度Velが閾値速度Velth以上である場合、結果信号Sr1が論理ロウとなり、論理ゲートG10は、論理和Sr2を有効に出力する。論理和Sr2は、非常ブレーキ信号Sebとレバーサ信号Srbの反転信号とを入力した論理ゲートG5の出力信号である。論理ゲートG10が論理和Sr2を有効に出力することによって、結果信号Sr3は、非常ブレーキ信号Seb、レバーサ信号Srbおよび保護検知信号Spの論理和となる。結果信号Sr3は、論理ゲートG10の出力信号と保護検知信号Spとを入力した論理ゲートG15の出力信号である。これにより、論理ゲートG20は、非常ブレーキ信号Seb、レバーサ信号Srbおよび保護検知信号Spに応じて制御信号Smock(in)を有効または無効とする。論理ゲートG20は、非常ブレーキ信号Sebおよび保護検知信号Spが不活性状態であり、さらにレバーサ信号Srbが活性状態である場合に、制御信号Smock(in)を有効とする。即ち、非常ブレーキが入っておらず、レバーサがオン状態になっており、かつ、その他の異常が発生していない場合に、コントローラ40は、制御信号Smock(in)をそのまま出力する。従って、MCOK30は、制御信号Smock(in)に従って接触または開放可能に制御される。
一方、論理ゲートG20は、非常ブレーキ信号Seb、および保護検知信号Spのいずれかが活性状態である場合、またはレバーサ信号Srbが不活性状態である場合に、制御信号Smock(in)を無効とする。即ち、非常ブレーキが入っているか、レバーサがオフ状態になっている、あるいは、他の異常が発生している場合に、コントローラ40は、制御信号Smock(in)を無効とする。従って、MCOK30は、制御信号Smock(in)に関わらず、開放状態になる。
(Vel<Velthの場合:ケース2)
例えば、推定速度Velが閾値速度Velth未満である場合(Vel<Velth)、コントローラ40は、非常ブレーキ信号Sebまたはレバーサ信号SrbによるMCOK30の制御を無効とする。より詳細には、推定速度Velが閾値速度Velth未満である場合、結果信号Sr1が論理ハイとなり、論理ゲートG10は非常ブレーキ信号Sebおよびレバーサ信号Srbの論理和Sr2を無効にする。従って、結果信号Sr3は、非常ブレーキ信号Sebおよびレバーサ信号Srbの論理に関わらず、保護検知信号Spに従った信号となる。これにより、非常ブレーキが入っても、あるいは、レバーサがオフ状態になっても、コントローラ40は、制御信号Smock(in)をそのままとする。一方、コントローラ40は、保護検知信号Spが活性状態である場合には、制御信号Smock(in)を無効とする。即ち、コントローラ40は、保護検知信号Spが不活性状態である限り、非常ブレーキ信号Sebおよびレバーサ信号Srbに関わらず、制御信号Smock(in)をそのまま制御信号Smock(out)として出力する。制御信号Smock(in)が無効化されない場合、MCOK30は、制御信号Smock(out)に従って接触または開放可能に制御される。
上述の通り、乗務員は、車両を駅に停車させるとき等に非常ブレーキを頻繁に用いる場合がある。このような場合、MCOKは、接触と開放とを頻繁に繰り返すため、MCOKの寿命が短縮してしまう。
これに対し、本実施形態による制御装置1は、推定速度Velが閾値速度Velth未満である場合(Vel<Velth)、非常ブレーキ信号Sebまたはレバーサ信号SrbによるMCOK30の制御を無効とする。即ち、電気車の速度が充分に低い場合には、非常ブレーキが入っても、あるいは、レバーサがオフ状態になっても、MCOK30は無効にならない。通常、電気車の速度が遅い場合、モータ10に発生する誘起電圧が小さいので、電流はモータ10からインバータ20へほとんど流れ込まない。このようなモータの性質を利用して、電気車の速度が充分に低い場合には、コントローラ40は、非常ブレーキ信号Sebまたはレバーサ信号Srbによって、MCOK30を遮断しない。従って、乗務員が車両を駅に停車させる度に非常ブレーキを用いたとしても、コントローラ40は、低速走行中におけるMCOK30の接触と開放との繰り返しを抑制することができる。また、レバーサがオフ状態のときに電気車は停車または惰行状態である(速度はゼロまたは低下する)ので、電気車の速度が充分に低い場合には、コントローラ40は、MCOK30を遮断する必要は無い。その結果、本実施形態は、MCOK30の動作負荷を緩和させることができ、MCOKの寿命を長期化することができる。
以下、インバータ20がオフ状態(インバータ信号Sinvが活性状態)である場合について説明する。尚、第1の実施形態による制御装置1は、モータ10の回転角速度および回転角度を検出するハードウェアを用いない。即ち、第1の実施形態では、センサレス制御を想定している。センサレス制御を行う制御装置1では、モータ10の磁極位置または電気車の速度は、インバータ20のゲートオフ状態のときに推定することができない。従って、以下のように、コントローラ40は、ラッチ動作を行う必要がある。
(インバータ20がゲートオフ状態の場合:ラッチ動作)
コントローラ40がインバータ20をゲートオフ状態にした場合、コントローラ40は、インバータ20をゲートオフする直前の推定速度Velを、コントローラ40内部のメモリまたはレジスタ等にラッチ(記憶)する。
その後、コントローラ40がインバータ20を再びゲートスタート状態にするまで、コントローラ40は、ラッチされた推定速度Vel(以下、推定速度Vel_lachともいう)と閾値速度Velthとを比較する。そして、コントローラ40は、推定速度Vel_lachに応じて、非常ブレーキ信号Sebまたはレバーサ信号SrbによるMCOK30の制御を有効または無効とする。例えば、推定速度Vel_lachが閾値速度Velth以上である場合、上記ケース1と同様に動作する。推定速度Vel_lachが閾値速度Velth未満である場合、上記ケース2と同様に動作する。
インバータ20を再びゲートスタート状態にした場合、コントローラ40は、推定速度Vel_lachのラッチ状態を解除(リセット)し、現状の推定速度Velと閾値速度Velthとを比較する。そして、コントローラ40は、推定速度Velに応じて、非常ブレーキ信号Sebまたはレバーサ信号SrbによるMCOK30の制御を有効または無効とする。この場合、非常ブレーキ信号Sebまたはレバーサ信号SrbによるMCOK30の制御は、上記ケース1およびケース2と同様となる。
以上のように、本実施形態による制御装置1は、推定速度Velが閾値速度Velth未満である場合に、非常ブレーキ信号Sebまたはレバーサ信号SrbによるMCOK30の制御を無効とする。即ち、電気車の速度が充分に低い場合には、コントローラ40は、非常ブレーキ信号Sebまたはレバーサ信号Srbによって、MCOK30を遮断しない。従って、コントローラ40は、低速走行中におけるMCOK30の接触と開放が繰り返されることを抑制することができる。また、レバーサがオフ状態の場合においても、電気車の速度が充分に低い場合には、コントローラ40は、MCOK30を無効にしない。その結果、本実施形態は、MCOK30の動作負荷を緩和させることができ、MCOK30の寿命を長期化することができる。
(第2の実施形態)
図3は、第2の実施形態によるコントローラ40が有するアルゴリズムの一例を示す図である。図3に示すアルゴリズムは、CPUおよびプログラムで実現してもよく、ロジック回路で実現してもよい。
第2の実施形態では、コントローラ40は、回生絞込開始信号Srg_dn_st、回生絞込完了信号Srg_dn_cmp、回生受付信号Srg_st、ノッチオフ信号Snoffの論理演算に基づいて、非常ブレーキ信号Sebまたはレバーサ信号SrbによるMCOK30の制御を有効または無効とする。
第1の実施形態において電気車の速度を示すパラメータは推定速度Velである。一方、第2の実施形態において電気車の速度を示すパラメータは、回生絞込開始信号Srg_dn_st、回生絞込完了信号Srg_dn_cmp、回生受付信号Srg_st、ノッチオフ信号Snoff(またはブレーキオフ信号Sbroff)である。従って、第2の実施形態は、電気車の速度を示すパラメータにおいて第1の実施形態と異なる。第2の実施形態のその他の構成は、第1の実施形態の対応する構成と同様でよい。
図4を参照して、回生絞込開始信号Srg_dn_st、回生絞込完了信号Srg_dn_cmpおよび回生受付信号Srg_stについて説明する。
図4は、電気車の速度とモータ10の回生トルク(回生電流)との関係を示すグラフである。電気車の速度がV3からV2へ低下すると、制御装置1は、回生トルク(回生電力)の絞込みを開始し、機械ブレーキ(例えば、空気制動)の使用を開始する。即ち、制御装置1は、制動方式を回生ブレーキから機械ブレーキへ移行し始める。このように回生トルクの絞込みを開始するときに、回生絞込開始信号Srg_dn_stが活性化される。
そして、電気車の速度がV2からV1へ低下すると、制御装置1は、回生トルク(回生電力)の絞込みを完了する。即ち、制動方式が回生ブレーキから機械的ブレーキへ移行完了する。このように回生トルクの絞込みが完了したときに、回生絞込完了信号Srg_dn_cmpが活性化される。
一方、電気車の速度が低速度からV3へ上昇すると、回生ブレーキの使用が可能になる。即ち、V3は、回生電力を受け付ける回生閾値と言ってよい。回生閾値V3を一旦超えると、その後、電気車が制動する際に、回生ブレーキが使用される。もし、回生閾値V3を超えることなく、電気車が制動した場合、回生ブレーキは作動せず、機械ブレーキが使用される。電気車の速度が上昇して回生閾値V3を一旦超えると、回生受付信号Srg_stが活性化される。
図3に示すノッチオフ信号Snoffは、電気車のノッチがオフ状態になり、惰行走行中であるときに活性化される。なお、ノッチオフ信号Snoffに代えて、ブレーキオフ信号Sbroffが用いられてもよい。ブレーキオフ信号Sbroffは、電気車のブレーキがオフ状態になり、惰行走行中であるときに活性化される。ノッチオフ信号Snoffおよびブレーキオフ信号Sbroffは、いずれも電気車が惰行走行中であるか否かを示す信号である。
ゲートスタート信号Sgate_stは、力行のためにインバータ20をゲートスタート状態にするときに活性化される。
これらの信号を用いて、コントローラ40は、以下のように動作する。
例えば、回生ブレーキ中において、コントローラ40は、回生絞込開始信号Srg_dn_stまたは回生絞込完了信号Srg_dn_cmpが活性化された場合(即ち、モータ10からの回生電力の絞込みを開始しあるいは絞込みを完了した場合:条件1)に、非常ブレーキ信号Sebまたはレバーサ信号SrbによるMCOK30の制御を無効とする。即ち、電気車の速度がV2またはV1以下になった場合、コントローラ40は、非常ブレーキ信号Sebまたはレバーサ信号SrbによるMCOK30の制御を無効とする。あるいは、コントローラ40は、回生受付信号Srg_stが不活性状態でありかつノッチオフ信号Snoffまたはブレーキオフ信号Sbroffが活性状態の場合(電気車の速度がモータ10からの回生電力を受け付ける閾値速度V3以上に上昇せずかつ電気車が惰行中である場合:条件2)に、非常ブレーキ信号Sebまたはレバーサ信号SrbによるMCOK30の制御を無効とする。このように電気車の速度が低い場合には、コントローラ40は、非常ブレーキ信号Sebまたはレバーサ信号SrbによってMCOK30を遮断しない。
惰行中または回生中であり、ゲートスタート信号Sgate_stが不活性状態である場合、コントローラ40は、上記条件1または条件2に該当するときに、その信号状態(例えば、論理ハイ)をラッチする。これにより、結果信号Sr1が論理ハイに立ち上がる。従って、この場合、制御装置1は、上記ケース2と同様に動作する。
一方、条件1および条件2に該当しない場合、コントローラ40は、結果信号Sr1を論理ロウにし、非常ブレーキ信号Sebまたはレバーサ信号SrbによるMCOK30の制御を有効とする。この場合、制御装置1は、上記ケース1と同様に動作する。
力行開始し、ゲートスタート信号Sgate_stが活性化された場合、コントローラ40は、結果信号Sr1のラッチ状態をリセットする。このように、コントローラ40は、リセット・セットフリップフロップRS−FFの機能を有する。
コントローラ40のその他の構成および機能は、第1の実施形態におけるコントローラ40の構成および機能と同じでよい。
第2の実施形態においても、電気車の速度が低い場合に、制御装置1は、非常ブレーキ信号Sebまたはレバーサ信号Srbに関わらず、MCOK30を遮断しない。従って、第2の実施形態は、電気車の速度を示すパラメータが第1の実施形態と異なるものの、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、第2の実施形態において、コントローラ40は、条件1および条件2の両方の論理和(OR)を用いて結果信号Sr1を出力しているが、条件1または条件2のいずれか一方だけを用いて結果信号Sr1を出力してもよい。さらに、コントローラ40は、回生絞込開始信号Srg_dn_stと回生絞込完了信号Srg_dn_cmpとの論理和(OR)を条件1としているが、回生絞込開始信号Srg_dn_stまたは回生絞込完了信号Srg_dn_cmpのいずれか一方だけを用いて条件1を判断してもよい。即ち、コントローラ40は、図4に示す速度V1、V2またはV3のいずれかを用いて、非常ブレーキ信号Sebまたはレバーサ信号SrbによるMCOK30の制御を判断してもよい。
なお、閾値速度Velthを上回る高速域まで加速した後、ゲートオフした場合、インバータ20の温度が非常に高くなることがある。このような場合、ゲートオフ状態になっても、インバータ20の負荷を軽減させるために、回生動作を実行しないことがある。このような状態は、回生開放状態とも呼ばれる。センサレス制御の場合、インバータ20が回生開放状態であると、ブレーキ中に速度を推定できない。従って、コントローラ40は、電気車のブレーキ中において、速度に基づいてMCOK30を制御できない場合がある。
(第3の実施形態)
図5は、第3の実施形態による制御装置2の構成の一例を示す図である。制御装置2は、モータ10に回転角検出器(レゾルバ)70をさらに備えている。第3の実施形態のその他の構成は、第1の実施形態の対応する構成と同様でよい。回転角検出器70は、モータ10のロータの回転角を周期的に検出することができる。コントローラ40は、モータ10のロータの回転角を微分することによってロータの角速度を算出し、この角速度に基づいて電気車の速度を算出することができる。尚、ここでは、ロータの回転角から得られる電気車の速度を、上記推定速度Velと区別するために実速度Velaと表す。
図6は、第3の実施形態によるコントローラ40が有するアルゴリズムの一例を示す図である。図6に示すアルゴリズムは、CPUおよびプログラムで実現してもよく、ロジック回路で実現してもよい。
ここで、制御装置2は、モータ10の回転角速度および回転角度を検出する回転角検出器70を用いている。従って、制御装置2の電源が入っている限りにおいて、電気車の実速度Velaは、インバータ20のゲートオフ状態においても得られる。よって、コントローラ40は、ラッチ動作を行う必要がない。
コントローラ40は、実速度Velaと閾値速度Velthとを比較する。Vel≧Velthの場合には、コントローラ40は、ケース1と同様に動作する。Vel<Velthの場合には、コントローラ40は、ケース2と同様に動作する。従って、第3の実施形態は、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第4の実施形態)
図7は、第4の実施形態による制御装置3の構成の一例を示す図である。制御装置3は、モータ10とインバータ20との間のノードに接続されたモータ電圧検出器80をさらに備えている。第4の実施形態のその他の構成は、第1の実施形態の対応する構成と同様でよい。モータ電圧検出器(MPT(Motor Potential Transformer))80は、モータ10から誘起されるモータ電圧(回生電圧)を検出する。モータ電圧は、電気車の速度に対応しているため、電気車の速度を示すパラメータとして用いることができる。
図8は、第4の実施形態によるコントローラ40が有するアルゴリズムの一例を示す図である。図8に示すアルゴリズムは、CPUおよびプログラムで実現してもよく、ロジック回路で実現してもよい。
コントローラ40は、モータ電圧値V(実効値または瞬時値)と閾値電圧Vthとを比較する。例えば、モータ電圧値Vが閾値電圧Vthを下回る場合、コントローラ40は、電気車が低速で走行しているものと判断する。従って、V≧Vthの場合には、コントローラ40は、ケース1と同様に動作する。
一方、例えば、モータ電圧値Vが閾値電圧Vth以上の場合、コントローラ40は、電気車が高速で走行しているものと判断する。従って、V<Vthの場合には、コントローラ40は、ケース2と同様に動作する。従って、第4の実施形態は、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
尚、コントローラ40は、モータ電圧検出器80から取得した電圧波形から車両速度を推定してもよい。この場合、制御装置3は、第3の実施形態の制御装置2と同様に動作する。
上記第1〜第4の実施形態のいずれか複数を組み合わせてもよい。例えば、第1または第2の実施形態は、回転角検出器70および/またはモータ電圧検出器80を備えてもよい。第3の実施形態は、モータ電圧検出器80を備えてもよい。この場合、コントローラ40は、図2、図3、図6、図8のいずれか複数のアルゴリズムを組み合わせた制御を実行してもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1・・・電気車制御装置、10・・・モータ、20・・・インバータ、30・・・接触器、40・・・コントローラ、50・・・電流検出器、60・・・電圧検出器、70・・・回転角検出器、80・・・モータ電圧検出器

Claims (6)

  1. 電気車を駆動する電動機と、
    電源からの直流電力を交流電力へ変換し該交流電力を前記電動機へ供給するインバータと、
    少なくとも非常時に前記電気車を制動する非常ブレーキの状態前記電気車の進行方向を制御するレバーサの状態、または、緊急事態を示す保護検知信号に基づいて、前記インバータと前記電動機との間を接続しあるいは開放する接触器と、
    前記電気車の速度を示すパラメータに応じて、前記非常ブレーキの状態または前記レバーサの状態による前記接触器の制御を有効または無効とし、前記パラメータに依らず前記保護検知信号による前記接触器の制御を有効に維持するコントローラとを備え
    前記電気車の速度が予め設定された閾値速度よりも低いことを示す場合に、前記コントローラは、前記保護検知信号による前記接触器の制御を有効にしたまま、前記非常ブレーキの状態または前記レバーサの状態による前記接触器の制御を無効とする、電気車制御装置。
  2. 前記インバータと前記電動機との間に流れる電流を検出する電流検出器をさらに備え、 前記コントローラは、前記電流に基づいて前記電気車の推定速度を算出し、該推定速度を前記パラメータとして用いて該推定速度が予め設定された閾値速度よりも低い場合に、前記保護検知信号による前記接触器の制御を有効にしたまま、前記非常ブレーキの状態または前記レバーサの状態による前記接触器の制御を無効とすることを特徴とする請求項1に記載の電気車制御装置。
  3. 前記コントローラは、前記電動機からの回生電力の絞込みを開始しあるいは絞込みを完了した場合に、あるいは、前記電気車の速度が前記電動機からの回生電力を受け付ける閾値速度以上に上昇せずかつ前記電気車が惰行中である場合に、前記保護検知信号による前記接触器の制御を有効にしたまま、前記非常ブレーキの状態または前記レバーサの状態による前記接触器の制御を無効とすることを特徴とする請求項1に記載の電気車制御装置。
  4. 前記電動機の軸の回転角を検出する回転角検出器をさらに備え、
    前記コントローラは、前記回転角から得られる前記電気車の速度を算出し、該速度を前記パラメータとして用いて該速度が予め設定された閾値速度よりも低い場合に、前記保護検知信号による前記接触器の制御を有効にしたまま、前記非常ブレーキの状態または前記レバーサの状態による前記接触器の制御を無効とすることを特徴とする請求項1に記載の電気車制御装置。
  5. 前記電動機において回生される電圧を検出する電圧検出器をさらに備え、
    前記コントローラは、該電圧を前記パラメータとして用いて該電圧が予め設定された閾値電圧よりも低い場合に、前記保護検知信号による前記接触器の制御を有効にしたまま、前記非常ブレーキの状態または前記レバーサの状態による前記接触器の制御を無効とすることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の電気車制御装置。
  6. 前記コントローラは、前記インバータのゲートをオフ状態にしたときに前記パラメータをラッチし、該ラッチされたパラメータに応じて、前記非常ブレーキの状態または前記レバーサの状態による前記接触器の制御を有効または無効とし、
    前記コントローラは、前記インバータのゲートをオン状態にしたときに前記パラメータのラッチ状態をリセットすることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の電気車制御装置。
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