JP6630180B2 - コンクリート配管切替装置 - Google Patents
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Description
本発明の実施形態に係るコンクリート配管切替装置は、並列した複数の配管切替口のいずれか1つにコンクリート配管を対向させた状態とすることにより、コンクリートの圧送経路を変更するためのコンクリート配管切替装置に関するものであり、例えば、セントル型枠を用いてトンネル覆工を施工する際に使用する装置である。一般的に使用するコンクリート配管切替装置は、2〜4箇所の配管切替口を有しているが、本発明のコンクリート配管切替装置は、さらに多数の配管切替口を有している場合であっても適用することができる。以下に説明する実施形態では、2箇所の配管切替口を有しているコンクリート配管切替装置を例にとって説明するが、3箇所または4箇所以上の配管切替口を有しているコンクリート配管切替装置であっても、ほぼ同様の構成で対応することができる。
本発明の実施形態に係るコンクリート配管切替装置10は、図1〜図4に示すように、主要な構成部材として、配管接続部材20と、配管閉塞部材30と、支持部材40と、固定部材50とを備えている。このような構成からなるコンクリート配管切替装置10は、コンクリート圧送を行う複数の配管切替口60のいずれか一つに配管接続部材20を位置させて、当該配管切替口60に連通接続されたコンクリート配管70及びコンクリート送出管80を介して所定の打設口(図示せず)からコンクリートを打設する。この際、コンクリート圧送を行わない配管切替口60は、配管閉塞部材30により閉塞されており、当該配管切替口60からコンクリートが漏れ出すことがない。
配管接続部材20は、図1〜図4に示すように、配管切替口60の並設方向にスライド可能で、配管切替口60のいずれか1つにコンクリート配管70を接続するための部材である。この配管接続部材20は、駆動装置である油圧シリンダー90の駆動力により配管切替口60の並設方向にスライドする移動プレート21と、当該移動プレート21に設けられ、配管切替口60に当接する接続開口22とを備えている。
配管閉塞部材30は、図1〜図4に示すように、配管接続部材20に対して複数の配管切替口60の並設方向両側に配設され、配管接続部材20とともにスライドして、コンクリート配管70を接続した配管切替口60以外の配管切替口60を閉塞するための部材である。この配管閉塞部材30は、図9に示すように、配管接続部材20に連続して接続可能な断面略L字状の閉塞プレート31と、閉塞プレート31の外側面(配管切替口60とは反対側の面)に設けられ、上方へ向かって突出した着脱取っ手32とを備えている。この閉塞プレート31は、配管切替口60を覆う閉塞部31aと、閉塞部31aの一端(配管接続部材20への接続側)を外側面(配管切替口60とは反対側の面)側へ突出させた支持片31bを備えている。
支持部材40は、図1に示すように、配管接続部材20及び配管閉塞部材30を、配管切替口60の並設方向にスライド可能に支持するための部材である。この支持部材40は、例えば、配管切替口60の並設方向に設けたガイドレール41と、ガイドレール41に対して配管接続部材20(移動プレート21)をスライド可能に係止するための係止部材42とからなる。なお、本実施形態では、ガイドレール41と係止部材42は、上下一対設けてある。支持部材40は、上述した構成に限られず、配管接続部材20及び配管閉塞部材30を、配管切替口60の並設方向にスライド可能に支持することができれば、どのような構成であってもよい。また、配管接続部材20(移動プレート21)の一側面には、連結部材23を取り付けてあり、連結部材23には油圧シリンダー90のロッド91を接続してある。
固定部材50は、図5及び図6に示すように、閉塞プレート31の支持片31bを挿入するための挿入枠52と、閉塞プレート31の支持片31bを挿入枠52内に固定する固定ピン51とからなる。挿入枠52は、配管接続部材20の移動方向先端側の側面に取り付けた(例えば、溶接した)断面コ字状の枠部材からなる。この挿入枠52の側壁は、配管接続部材20への取付側よりも、閉塞部31aへの延長側が短くなっており、挿入枠52内に閉塞部31aを固定した状態で、閉塞部31aへの延長側において、固定ピン51の奥行き程度の隙間が生じるように構成してある。また、挿入枠52の幅は、支持片31bの幅よりも若干広めに設定されており、挿入枠52の奥行きは、支持片31bを挿入した状態で、支持片31bの先端側に固定ピン51を挿入可能となるように設定されている。
配管接続部材20に対して配管閉塞部材30を取り付けるには、図7に示すように、支持片31bの先端部を挿入枠52の奥側に位置させて、挿入枠52内へ支持片31bを挿入した後(a)、支持片31bを配管切替口60に向かって押し出し(b)、挿入枠52の奥側にできた隙間内に、上方から固定ピン51を挿入することにより、配管接続部材20と配管閉塞部材30(閉塞プレート31)を一体に連結するとともに、閉塞プレート31(閉塞部31a)を配管切替口60へ向かって押圧することができる(c)。
コンクリートを圧送する配管を切り替えるには、図1〜図4に示すように、コンクリートを圧送する配管切替口60の位置に配管接続部材20をスライドさせる。この際、コンクリートの圧送を行わない他の配管切替口60は、配管接続部材20と一体にスライドする配管閉塞部材30により閉塞される。
コンクリートの打設作業が終了したら、配管切替口60を清掃する。配管切替口60を清掃するには、固定部材50を操作して、配管接続部材20から配管閉塞部材30を取り外せばよい。配管閉塞部材30を取り外すと、配管切替口60が露出した状態となり、容易に配管切替口60及びその周辺部を清掃することができる。
先に説明したように、本発明のコンクリート配管切替装置10は、切り替える配管の数に制限はなく、2つ、3つ、4つ、それ以上とすることができる。すなわち、本発明のコンクリート配管切替装置10は、並列した複数の配管切替口60のいずれか1つにコンクリート配管70を対向させた状態とすることにより、コンクリートの圧送経路を変更するとともに、他の配管切替口60に配管閉塞部材30を位置させて、コンクリートの漏れ出しを抑制する。
20 配管接続部材
21 移動プレート
22 接続開口
23 移動部材
30 配管閉塞部材
31 閉塞プレート
31a 閉塞部
31b 支持片
32 着脱取っ手
40 支持部材
41 ガイドレール
42 係止部材
50 固定部材
51 固定ピン
52 挿入枠
53 ピン取っ手
60 配管切替口
70 コンクリート配管
80 コンクリート送出管
90 油圧シリンダー
91 ロッド
Claims (3)
- 並列した複数の配管切替口のいずれか1つにコンクリート配管を対向させた状態とすることにより、コンクリートの圧送経路を変更するためのコンクリート配管切替装置であって、
前記配管切替口の並設方向にスライド可能で、前記配管切替口のいずれか1つに前記コンクリート配管を接続するための配管接続部材と、
前記配管接続部材に対して配管切替口の並設方向両側に配設され、前記配管接続部材とともにスライドして、前記コンクリート配管を接続した配管切替口以外の配管切替口を閉塞する配管閉塞部材と、
前記配管接続部材及び前記配管閉塞部材を、前記配管切替口の並設方向にスライド可能に支持する支持部材と、
前記配管閉塞部材を前記配管接続部材に対して着脱可能に固定する固定部材と、
を備えたことを特徴とするコンクリート配管切替装置。 - 前記配管接続部材は、駆動装置の駆動力により前記配管切替口の並設方向にスライドする移動プレートと、当該移動プレートに設けられ、前記配管切替口に当接する接続開口と、を備え、
前記接続開口は、前記コンクリート配管に連通接続している、
ことを特徴とする請求項1に記載のコンクリート配管切替装置。 - 前記配管閉塞部材は、前記配管接続部材に連結して接続可能な閉塞プレートを備え、
前記固定部材は、前記閉塞プレートを挿入するための挿入枠と、前記閉塞プレートを前記挿入枠内に固定する固定ピンとからなる、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のコンクリート配管切替装置。
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016026506A JP6630180B2 (ja) | 2016-02-16 | 2016-02-16 | コンクリート配管切替装置 |
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Family Applications (1)
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JP2016026506A Active JP6630180B2 (ja) | 2016-02-16 | 2016-02-16 | コンクリート配管切替装置 |
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