JP6598961B1 - 無機繊維質成形体 - Google Patents
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10リットルの水に、セラミックス繊維としてシリカアルミナ繊維(Al2O3:45質量%以上、Al2O3+SiO2:98質量%以上)10.0質量部、D50が12μmのコーディライト粉末83.0質量部、コロイダルシリカが固形分換算で3.0質量部、D50が5μmの窒化ホウ素4.0質量部の配合割合となるようにそれぞれ秤量して添加し、数分間攪拌してスラリー濃度0.038kg/m3のスラリーを調製した。このスラリーに有機バインダとして高分子凝集剤をスラリー中の濃度が2質量%となるように添加して凝集させ、湿式吸引成形にて縦150mm×横150mm×厚さ30mmの板状に成形した。得られた板状の成形体を120℃の空気中で乾燥処理を行った後、1250℃の空気中で3時間焼成処理し、無機繊維質成形体を得た。
10リットルの水に、セラミックス繊維としてシリカアルミナ繊維(Al2O3:45質量%以上、Al2O3+SiO2:98質量%以上)52.0質量部、D50が12μmのコーディライト粉末40.0質量部、コロイダルシリカが固形分換算で2.0質量部、D50が5μmの窒化ホウ素6.0質量部の配合割合となるようにそれぞれ秤量して添加し、数分間攪拌してスラリー濃度0.016kg/m3のスラリーを調製した。以降は実施例1と同様にして成形及び乾燥処理を行った後、1250℃で3時間焼成して無機繊維質成形体を得た。
10リットルの水に、セラミックス繊維としてシリカアルミナ繊維(Al2O3:45質量%以上、Al2O3+SiO2:98質量%以上)46.0質量部、D50が12μmのコーディライト粉末40.0質量部、コロイダルシリカが固形分換算で7.0質量部、D50が5μmの窒化ホウ素7.0質量部の配合割合となるようにそれぞれ秤量して添加し、数分間攪拌してスラリー濃度0.022kg/m3のスラリーを調製した。以降は実施例1と同様にして成形及び乾燥処理を行った後、1200℃で3時間焼成して無機繊維質成形体を得た。
10リットルの水に、セラミックス繊維としてシリカアルミナ繊維(Al2O3:45質量%以上、Al2O3+SiO2:98質量%以上)26.0質量部、D50が12μmのコーディライト粉末26.0質量部、D50が9μmのカオリン粉末26.0質量部、D50が23μmのスピネル粉末(MgO、Al2O3)12.0質量部、コロイダルシリカが固形分換算で6.0質量部、D50が5μmの窒化ホウ素4.0質量部の配合割合となるようにそれぞれ秤量して添加し、数分間攪拌してスラリー濃度0.025kg/m3のスラリーを調製した。以降は実施例1と同様にして成形及び乾燥処理を行った後、1300℃で3時間焼成して無機繊維質成形体を得た。
10リットルの水に、セラミックス繊維としてシリカアルミナ繊維(Al2O3:45質量%以上、Al2O3+SiO2:98質量%以上)30.0質量部、D50が12μmのコーディライト粉末31.0質量部、D50が9μmのカオリン粉末31.0質量部、D50が23μmのスピネル粉末(MgO、Al2O3)2.0質量部、コロイダルシリカが固形分換算で3.0質量部、D50が5μmの窒化ホウ素3.0質量部の配合割合となるようにそれぞれ秤量して添加し、数分間攪拌してスラリー濃度0.022kg/m3のスラリーを調製した。以降は実施例1と同様にして成形及び乾燥処理を行った後、1300℃で3時間焼成して無機繊維質成形体を得た。
10リットルの水に、セラミックス繊維としてシリカアルミナ繊維(Al2O3:45質量%以上、Al2O3+SiO2:98質量%以上)28.0質量部、D50が12μmのコーディライト粉末63.0質量部、D50が9μmのカオリン粉末3.0質量部、D50が23μmのスピネル粉末(MgO、Al2O3)2.0質量部、コロイダルシリカが固形分換算で2.0質量部、D50が5μmの窒化ホウ素2.0質量部の配合割合となるようにそれぞれ秤量して添加し、数分間攪拌してスラリー濃度0.033kg/m3のスラリーを調製した。以降は実施例1と同様にして成形及び乾燥処理を行った後、1350℃で3時間焼成して無機繊維質成形体を得た。
10リットルの水に、セラミックス繊維としてシリカアルミナ繊維(Al2O3:45質量%以上、Al2O3+SiO2:98質量%以上)27.0質量部、D50が12μmのコーディライト粉末52.0質量部、D50が9μmのカオリン粉末3.0質量部、D50が23μmのスピネル粉末(MgO、Al2O3)13.0質量部、コロイダルシリカが固形分換算で1.0質量部、D50が5μmの窒化ホウ素4.0質量部の配合割合となるようにそれぞれ秤量して添加し、数分間攪拌してスラリー濃度0.032kg/m3のスラリーを調製した。以降は実施例1と同様にして成形及び乾燥処理を行った後、1300℃で3時間焼成して無機繊維質成形体を得た。
10リットルの水に、セラミックス繊維として生体溶解性繊維(SiO2:70〜80質量%、CaO+MgO:19〜25質量%)30.0質量部、D50が12μmのコーディライト粉末31.0質量部、D50が9μmのカオリン粉末31.0質量部、コロイダルシリカが固形分換算で4.0質量部、D50が5μmの窒化ホウ素4.0質量部の配合割合となるようにそれぞれ秤量して添加し、数分間攪拌してスラリー濃度0.031kg/m3のスラリーを調製した。以降は実施例1と同様にして成形及び乾燥処理を行った後、1300℃で3時間焼成して無機繊維質成形体を得た。
10リットルの水に、セラミックス繊維としてアルミナ繊維(Al2O3:72〜100質量%)20.0質量部、D50が12μmのコーディライト粉末37.5質量部、D50が9μmのカオリン粉末37.5質量部、コロイダルシリカが固形分換算で1.0質量部、D50が5μmの窒化ホウ素4.0質量部の配合割合となるようにそれぞれ秤量して添加し、数分間攪拌してスラリー濃度0.032kg/m3%のスラリーを調製した。以降は実施例1と同様にして成形及び乾燥処理を行った後、1350℃で3時間焼成して無機繊維質成形体を得た。
10リットルの水にセラミックス繊維としてシリカ繊維(SiO2:75〜100重量%)25.0質量部、D50が12μmのコーディライト粉末30.0質量部、D50が9μmのカオリン粉末30.0質量部、D50が23μmのスピネル粉末(MgO、Al2O3)10.0質量部、コロイダルシリカ2.0質量部、D50が5μmの窒化ホウ素3.0質量部の配合割合となるようにそれぞれ秤量して添加し、数分間攪拌してスラリー濃度0.028kg/m3のスラリーを調製した。以降は実施例1と同様にして成形及び乾燥処理を行った後、1200℃で3時間焼成して無機繊維質成形体を得た。
10リットルの水に、セラミックス繊維としてシリカアルミナ繊維(Al2O3:45質量%以上、Al2O3+SiO2:98質量%以上)66.0質量部、D50が12μmのコーディライト粉末30.0質量部、コロイダルシリカが固形分換算で2.0質量部、D50が5μmの窒化ホウ素2.0質量部の配合割合となるようにそれぞれ秤量して添加し、数分間攪拌してスラリー濃度0.012kg/m3のスラリーを調製した。以降は実施例1と同様にして成形及び乾燥処理を行った後、1250℃で3時間焼成して無機繊維質成形体を得た。
10リットルの水に、セラミックス繊維としてシリカアルミナ繊維(Al2O3:45質量%以上、Al2O3+SiO2:98質量%以上)5.0質量部、D50が12μmのコーディライト粉末90.0質量部、コロイダルシリカが固形分換算で2.0質量部、D50が5μmの窒化ホウ素3.0質量部の配合割合となるようにそれぞれ秤量して添加し、数分間攪拌してスラリー濃度0.016kg/m3のスラリーを調製した。以降は実施例1と同様にして成形を試みたところ、得られた成形体は脱型後の目視確認において亀裂が入っていたため、その後の測定(曲げ強度、表面粗さ、熱膨張係数、加熱線収縮率)及び耐熱スポーリング試験を行うことができなかった。上記の比較例1〜2の無機繊維質成形体の組成及び測定結果を下記表2に示す。
Claims (11)
- セラミックス繊維の含有率が10〜60質量%、コロイダルシリカの含有率が固形分換算で1.0〜10質量%、ホウ素化合物の含有率が酸化ホウ素換算で1.0〜10質量%であり、残部が少なくともMgOを含むセラミックス粉末(ホウ素化合物を除く)であり、前記セラミックス粉末(ホウ素化合物を除く)が、コーディライト粉末、カオリン粉末、及びスピネル粉末のうち、少なくともコーディライト粉末を含むことを特徴とする無機繊維質成形体。
- 前記セラミックス繊維が、シリカ繊維、アルミナ繊維、シリカアルミナ繊維及び生体溶解性繊維のうちの少なくとも1種であることを特徴とする、請求項1に記載の無機繊維質成形体。
- 前記ホウ素化合物が、酸化ホウ素、窒化ホウ素、及び炭化ホウ素のうちの少なくとも1種であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の無機繊維質成形体。
- 前記セラミックス粉末のメジアン径(D50)が、0.1〜40μmであることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の無機繊維質成形体。
- かさ密度が500〜1200kg/m3であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の無機繊維質成形体。
- SiO2を30.0質量%以上60.0質量%以下、Al2O3を20.0質量%以上50.0質量%以下、MgOを3.0質量%以上13.0質量%以下、B2O3を1.4質量%以上14.0質量%以下含有することを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の無機繊維質成形体。
- 曲げ強度が6MPa以上であることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の無機繊維質成形体。
- 表面粗さが9.5μm以下であることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載の無機繊維質成形体。
- RT〜700℃における熱間線膨張係数が、4.6×10−6/K以下であることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載の無機繊維質成形体。
- 1000℃×24hでの加熱線収縮率が0.3%以下であることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1項に記載の無機繊維質成形体。
- セラミックス繊維の含有率が10〜60質量%、コロイダルシリカの含有率が固形分換算で1.0〜10質量%、ホウ素化合物の含有率が酸化ホウ素換算で1.0〜10質量%であり、残部が少なくともMgOを含むセラミックス粉末(ホウ素化合物を除く)であり、SiO 2 を30.0質量%以上60.0質量%以下、Al 2 O 3 を20.0質量%以上50.0質量%以下、MgOを3.0質量%以上13.0質量%以下、B 2 O 3 を1.4質量%以上14.0質量%以下含有することを特徴とする無機繊維質成形体。
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