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JP6598895B2 - 可撓性リング嵌め込み装置 - Google Patents

可撓性リング嵌め込み装置 Download PDF

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JP6598895B2
JP6598895B2 JP2018023515A JP2018023515A JP6598895B2 JP 6598895 B2 JP6598895 B2 JP 6598895B2 JP 2018023515 A JP2018023515 A JP 2018023515A JP 2018023515 A JP2018023515 A JP 2018023515A JP 6598895 B2 JP6598895 B2 JP 6598895B2
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Description

本発明は、可撓性リング嵌め込み装置に関する。
従来より、外周面に溝(環状溝)が形成された円柱形状のワークの溝に、可撓性リングであるOリングを嵌める装置が知られている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。これらの装置においては、ワークの外周面に沿って回転する棒状の部材を、ワークにOリングを押し付けながら回転させることにより、ワークの溝にOリングを嵌め込む。
特公平2−11384号公報 特開平11−114731号公報
上記特許文献1、特許文献2に記載されている従来の装置においては、棒状の部材(腕部)が所定の径を有するワークの軸心を中心として回転する。このため、当該所定の径とは異なる径を有するワークの溝にOリングを嵌めることはできない。即ち、従来の装置は、1種類の径のワークのみに対して、Oリングを嵌め込むことが可能な構成を有していた。
また、従来の装置では、1種類の径のワークに対してOリングを嵌め込む場合であっても、腕部の回転の軸心とワークの軸心とが一致した位置関係でなければ、ワークの溝にOリングを嵌めることは困難であった。
本発明は、径の異なるワークに対応して可撓性リングを嵌め込むことが可能であり、且つ、腕部の回転の軸心とワークの軸心とがずれた位置関係であっても可撓性リングを嵌め込むことが可能な可撓性リング嵌め込み装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明は、外周に環状溝(例えば、後述の溝G)を有するワーク(例えば、後述のワークW)の前記環状溝に可撓性リング(例えば、後述のOリングR)を嵌め込む可撓性リング嵌め込み装置(例えば、後述の可撓性リング嵌め込み装置1)であって、前記可撓性リングを前記ワークの前記環状溝に相対して配置する可撓性リング配置手段(例えば、後述のOリング供給レール10、Oリング一時載置台47)と、前記可撓性リングを前記ワークの外周に沿って押さえながら回転する腕部を有する可撓性リング組付手段(例えば、後述の回転部本体421、直径方向移動部422、腕部424)と、を備え、前記可撓性リング組付手段は、前記ワークに対して移動可能であり、前記可撓性リング組付手段の腕部を前記ワークに対して押圧するように付勢する弾性体(例えば、後述のスプリング51)を備える可撓性リング嵌め込み装置を提供する。
本発明によれば、弾性体の付勢力に抗して可撓性リング組付手段は、ワークに対して押圧するように移動して押圧するため、ワークの径が大きい場合や、小さい場合や、ワークの中心が腕部の回転の軸心からずれている場合であっても、弾性体の伸縮によって、ワークの外周面に位置しておりこれからワークWの環状溝に嵌め込まれる可撓性リングの周面に倣った適切な位置に移動して、腕部が可撓性リングをワークの環状溝に適切な押圧力により嵌め込むことが可能である。即ち、可撓性リング嵌め込み装置は、様々な径のワークに柔軟に対応して、可撓性リングをワークの環状溝に嵌め込むことができる。
そして、前記可撓性リング組付手段の腕部の面であって前記可撓性リングと接する面は、先端に向けて傾斜している。このため、腕部により可撓性リングを押し付けてワークの環状溝に可撓性リングを嵌め込む際に、傾斜している傾斜面において可撓性リングを押圧することができるため、ワークの径の大きい場合であっても小さい場合であっても、可撓性リングに過度に押圧力が腕部から作用しないようにすることが可能となる。また、腕部が回転するときに、傾斜する傾斜面に可撓性リングが当接するため、スムーズに、可撓性リングをワークの環状溝へ導くことが可能である。また、可撓性リング嵌め込み装置をより小型化する場合には、弾性体によって移動する腕部の移動範囲をより狭い範囲とすることが可能である。
そして、前記可撓性リングの一部を前記ワークの前記環状溝に嵌合させる可撓性リング保持手段(例えば、後述のOリング保持シャフト426)を有する押圧手段を備え、前記押圧手段は、前記可撓性リング組付手段とともに移動する。このため、可撓性リングの一部がワークの環状溝に嵌め込まれた状態が維持されたまま、腕部が可撓性リングの他の部分をワークの環状溝に押込むことができるため、腕部による可撓性リングの他の部分の、ワークの環状溝への嵌め込みを確実にすることができる。
本発明によれば、径の異なるワークに対応して可撓性リングを嵌め込むことが可能であり、且つ、腕部の回転の軸心とワークの軸心とがずれた位置関係であっても可撓性リングを嵌め込むことが可能な可撓性リング嵌め込み装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る可撓性リング嵌め込み装置を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る可撓性リング嵌め込み装置を示す拡大斜視図である。 本発明の一実施形態に係る可撓性リング嵌め込み装置のスプリング及びその周辺の構成を示す拡大斜視図である。 本発明の一実施形態に係る可撓性リング嵌め込み装置においてワークからOリング等が離間した位置にある状態を示す拡大上方斜視図である。 本発明の一実施形態に係る可撓性リング嵌め込み装置においてワークにOリングを押圧した状態を示す拡大前方斜視図である。 本発明の一実施形態に係る可撓性リング嵌め込み装置においてワークにOリングを押圧した状態を示す拡大上方斜視図である。 本発明の一実施形態に係る可撓性リング嵌め込み装置においてワークにOリングを押圧した状態を示す拡大側方斜視図である。 本発明の一実施形態に係る可撓性リング嵌め込み装置において腕部の回転により、ワークの溝にOリングが嵌め込まれている状態を示す拡大側方斜視図である。
本発明の一実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。可撓性リング嵌め込み装置1は、例えば、車両におけるクランクケースやディファレンシャルケース等のケースとケースとを接続する管部材(パイプ)である円筒形状を有するワークWの、長手方向における端部の外周面にそれぞれ形成された、ワークWの周方向に延びて一周する溝G(環状溝G)に、可撓性リングであるゴム製のOリングRを嵌め込むために用いられる。
図1は、可撓性リング嵌め込み装置1を示す斜視図である。
以下の説明においては、後述の一対のロータリシリンダー41の回転軸が延びる方向(図1において左側のロータリシリンダー41と右側のロータリシリンダー41とを結ぶ方向である図1の略左右方向)を左右方向と定義して説明する。また、後述のOリング供給レール10からワーク保持部48に向かう方向(図1における左斜め手前下方向)を前方向と定義し、その反対の方向(図1における右斜め後上方向)を後方向と定義して説明する。また、ベースプレート101からOリング供給レール10へ向かう方向(図1における上方向)を上方向と定義し、その反対の方向(図1における下方向)を下方向と定義して説明する。また、可撓性リング嵌め込み装置1は、左右対称の構成を有しているため、主に右側についてのみ説明し、左側については、説明を省略する。
可撓性リング嵌め込み装置1は、図1に示すように、Oリング供給レール10と、可撓性リング組付部30と、スプリング51(図3参照)と、を備えており、これらは、長方形状を有する平板状のベースプレート101上に配置されている。
具体的には、ベースプレート101には、一対のロータリシリンダー41が左右方向に対向して配置されている。ロータリシリンダー41は、それぞれシリンダー支持部材42によって、ベースプレート101に対して前後方向に移動可能に支持されている。
一対のロータリシリンダー41の間には、Oリング供給レール10が配置されている。Oリング供給レール10は、長方形状の板状を有している。左右方向におけるOリング供給レール10の両端が一対の支持板44にそれぞれ固定されて長手方向が上下方向に一致する位置関係で、支持されている。Oリング供給レール10の内部には、Oリング供給レール10の長手方向に延びる一対のOリング搬送空間45が形成されており、Oリング搬送空間45において、OリングRは、Oリング供給レール10の上端部から下端部へと搬送されるように構成されている。
Oリング供給レール10の下端部の下側には、図2に示すように、Oリング一時載置台47が設けられている。図2は、可撓性リング嵌め込み装置1のワーク保持部48を示す拡大斜視図である。
Oリング一時載置台47は、水平な上面を有する水平板状部471と、水平板状部471の後部から上方向へ立ち上がる背壁部472とを有している。Oリング供給レール10の下端部から下方向へ落下したOリングRは、水平板状部471の上面に当接して、下方向の落下が阻止され、その位置においてOリングRは、水平板状部471の上面,及び、背壁部472に当接することにより、図2に示すように、OリングRの軸心が略前後方向に指向する位置関係で、水平板状部471の上面,及び、背壁部472によって支持されるように構成されている。このように支持された状態のOリングRは、ワークWの溝Gに相対、より具体的には正対して配置されている。なお、OリングRは、ワークWの溝Gに正対していなくても相対していればよい。
Oリング供給レール10の下端部の前側には、ワーク保持部48が設けられている。ワーク保持部48は、下側支持部481と、上側支持部482とを備えている。下側支持部481の上面には、V字状に下方向に窪んだ下側凹部483(図5参照)が形成されている。また、上側支持部482の下面には、V字状に上方向に窪んだ図示しない上側凹部が形成されている。下側支持部481の上面が上側支持部482の下面に接近して近接配置されることにより、下側凹部483と図示しない上側凹部とで貫通孔が形成され、この貫通孔において、円柱形状のワークWは、図2に示すように、下側支持部481と上側支持部482とによって挟まれるようにして、ベースプレート101に対して移動不能に保持される。
可撓性リング組付部30及びスプリング51は、ロータリシリンダー41の回転部42に設けられている。具体的には、回転部42には、図2、図3等に示すように、回転部本体421を備えており、可撓性リング組付部30は、直径方向移動部422と、腕部424とを有している。
図3は、可撓性リング嵌め込み装置1のスプリング51及びその周辺の構成を示す拡大斜視図である。
回転部本体421は、外形が円柱形状を有しており、ロータリシリンダー41の図示しない回転軸と同軸的な位置関係で、ロータリシリンダー41の図示しない回転軸と一体回転可能に接続されている。回転部本体421の直径位置には、回転部本体421の直径方向に延びるガイド溝4211が形成されている。ガイド溝4211には、直径方向移動部422が、ガイド溝4211内を回転部本体421の直径方向に移動可能に配置されている。
直径方向移動部422は、ガイド溝4211に嵌合してガイド溝4211内を回転部本体421に対して摺動する移動部基部4221と、移動部基部4221から突出する略長円形状の基部突出部4222と、基部突出部4222の突出端面の長手方向における端部から更に突出する腕部424とを有している。
移動部基部4221は、長方形状を有している。移動部基部4221の一端部は、移動部基部4221がガイド溝4211内を移動することにより、ガイド溝4211の一端部にピン4213により固定された抜け止め4214に当接可能である。また、移動部基部4221の他端部は、圧縮ばねにより構成される弾性体としてのスプリング51の一端部に当接している。スプリング51の他端部は、ガイド溝4211の他端部において回転部本体421に固定されたスプリング当接部4215に当接している。これによりスプリング51は、直径方向移動部422を抜け止め4214に近づく方向、即ち、腕部424をワーク保持部48に保持されたワークWに対して押圧する方向へ付勢する。
基部突出部4222は、移動部基部4221の長手方向の中央部に一体成形されて設けられている。腕部424は、基部突出部4222に一体成形されて設けられている。腕部424の先端部の一部には、図4等に示すように、矩形の切欠き4241が形成されている。矩形の切欠き4241においては、後述のように、Oリング保持シャフト426がOリングRの一部をワークWの溝Gに嵌め込むときに通過する。
また、腕部424の先端部の切欠き4241が形成されていない部分であって、後述のようにOリングRに当接する部分は、図4等に示すように、延出端である先端に向けて先細りとなるように傾斜する傾斜面4242を有している。腕部424は、ロータリシリンダー41が駆動することにより、傾斜面4242がOリングRに当接して、OリングRをワークWの外周に沿って押さえながら回転し、これにより、OリングRをワークWの溝Gに嵌め込むように構成されている。
図4は、可撓性リング嵌め込み装置1においてワーク#からOリングR等が離間した位置にある状態を示す拡大上方斜視図である。
また、ワーク保持部48の後側には、Oリング保持シャフト426が設けられている。Oリング保持シャフト426は、長手方向が前後方向に指向する位置関係で、前後方向にロータリシリンダー41と一体的に移動可能に、図示しないスプリングやシリンダー等によって駆動可能に構成されている。Oリング保持シャフト426が前方向に移動してOリングRの一部をワークWの溝Gに嵌合させる。
次に、上述の構成の可撓性リング嵌め込み装置1によってOリングRをワークWの溝Gに嵌め込む動作について説明する。
先ず、Oリング供給レール10の下端部からOリングRが落下されて、Oリング一時載置台47に支持される。次に、ベースプレート101に対してロータリシリンダー41が前方向へ移動して、OリングRは、腕部424によって前方向へ移動させられ、図5〜図7に示すように、腕部424とワークWとによって挟まれるような位置関係とされる。
図5は、可撓性リング嵌め込み装置1においてワークにOリングRを押圧した状態を示す拡大前方斜視図である。図6は、可撓性リング嵌め込み装置1においてワークWにOリングRを押圧した状態を示す拡大上方斜視図である。図7は可撓性リング嵌め込み装置1においてワークWにOリングRを押圧した状態を示す拡大側方斜視図である。
このとき、ロータリシリンダー41の前方向への移動が終了して停止する。この腕部424及びロータリシリンダー41の移動と同時にOリング保持シャフト426が前方向へ移動してOリングRの一部に当接して、OリングRの一部が溝Gに嵌め込まれる。そして、Oリング保持シャフト426は、溝Gに嵌め込まれた状態のOリングRをワークWに対して押し付け続け、OリングRは、この状態で保持される。このように、Oリング保持シャフト426の移動が、腕部424及びロータリシリンダー41の移動と同時に行われるため、OリングRをワークWの溝Gに嵌め込む工程のサイクルタイムを向上させることが可能となる。
次に、ロータリシリンダー41が駆動して腕部424が回転部本体421の回転軸を中心として、270度回転する。この際、図8に示すように、腕部424によってOリングR及びワークWは、腕部424の回転の軸心に近づく方向へ押圧されている。図8は、可撓性リング嵌め込み装置1において腕部424の回転により、ワークWの溝GにOリングRが嵌め込まれている状態を示す拡大側方斜視図である。
ワークWの径が大きい場合や小さい場合、ワークWの中心が腕部424の回転の軸心からずれている場合には、この押圧による反力により、腕部424がワークWの外周面に倣った位置に、より具体的には、ワークWの外周面に位置しておりこれからワークWの溝Gに嵌め込まれるOリングRの周面に倣った位置に移動するように、スプリング51の付勢力に抗して直径方向移動部422は、ガイド溝4211に沿って移動する。これにより、OリングRに極端に強い押圧力が作用せずに、図8に示すように、OリングRが腕部424によって押圧されて嵌め込まれてゆく。
本実施形態によれば、以下の効果が奏される。
本実施形態では、外周に環状溝Gを有するワークWの環状溝Gに可撓性リングとしてのOリングを嵌め込む可撓性リング嵌め込み装置1は、OリングをワークWの環状溝Gに相対して配置する可撓性リング配置手段と、OリングをワークWの外周に沿って押さえながら回転する腕部424を有する可撓性リング組付手段としての回転部本体421、直径方向移動部422、腕部424と、を備える。
可撓性リング組付手段は、ワークWに対して移動可能であり、可撓性リング組付手段の腕部424をワークWに対して押圧するように付勢する弾性体を備える。
これにより、スプリング51の付勢力に抗して直径方向移動部422は、ガイド溝4211に沿って移動することにより、ワークWの径が大きい場合や、小さい場合や、ワークWの中心が腕部424の回転の軸心からずれている場合であっても、スプリング51の伸縮によって、ワークWの外周面に位置しておりこれからワークWの溝Gに嵌め込まれるOリングRの周面に倣った適切な位置に移動して、腕部424がOリングRをワークWの溝Gに適切な押圧力により嵌め込むことが可能である。即ち、可撓性リング嵌め込み装置1は、様々な径のワークWに柔軟に対応して、OリングRをワークWの溝Gに嵌め込むことができる。
また、可撓性リング組付手段の腕部424の面であって可撓性リングとしてのOリングRと接する面は、先端に向けて傾斜している傾斜面4242を有している。これにより、腕部424によりOリングRを押し付けてワークWの溝GにOリングRを嵌め込む際に、傾斜面4242においてOリングRを押圧することができるため、ワークWの径の大きい場合であっても小さい場合であっても、OリングRに過度に押圧力が腕部424から作用せず、OリングRを溝Gの方へ押し流すことが可能となる。また、腕部424が回転するときに、傾斜面4242にOリングRが当接するため、スムーズに、OリングRをワークWの溝Gへ導くことが可能である。また、可撓性リング嵌め込み装置1をより小型化する場合には、スプリング51によって移動する直径方向移動部422の移動範囲をより狭い範囲とすることが可能である。
また、Oリングの一部をワークWの溝Gに嵌合させる可撓性リング保持手段としてのOリング保持シャフト426を有する押圧手段を備えている。押圧手段のOリング保持シャフト426は、可撓性リング組付手段としての腕部424等とともに移動する。これにより、OリングRの一部がワークWの溝Gに嵌め込まれた状態が維持されたまま、腕部424がOリングRの他の部分をワークWの溝Gに押込むことができるため、腕部424によるOリングRの他の部分の、ワークWの溝Gへの嵌め込みを確実にすることができる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれる。
例えば、可撓性リング嵌め込み装置の各部の構成は、本実施形態における可撓性リング嵌め込み装置1の各部の構成に限定されない。即ち、可撓性リング配置手段、可撓性リング組付手段、弾性体、傾斜面、可撓性リング保持手段、押圧手段、等の各構成は、本実施形態における、Oリング供給レール10、Oリング一時載置台47、回転部本体421、直径方向移動部422、腕部424、スプリング51、傾斜面4242、Oリング保持シャフト426、等の各構成に限定されない。従って、例えばOリングRを保持できるのであれば、可撓性リング嵌め込み装置は、Oリング保持シャフト426を備えていなくてもよい。
また、本実施形態では、ピン4213により固定された抜け止め4214によって、移動部基部4221の抜け止めが行われたが、この構成に限定されない。例えば、移動部基部4221の抜け止めは、抜け止め4214が設けられずにピン4213で行われるようにしても良い。
1…可撓性リング嵌め込み装置
10…Oリング供給レール
47…Oリング一時載置台
51…スプリング
421…回転部本体
422…直径方向移動部
424…腕部
426…Oリング保持シャフト
G…溝
R…Oリング
W…ワーク

Claims (3)

  1. 外周に環状溝を有するワークの前記環状溝に可撓性リングを嵌め込む可撓性リング嵌め込み装置であって、
    前記可撓性リングを前記ワークの前記環状溝に相対して配置する可撓性リング配置手段と、
    前記可撓性リングを前記ワークの外周に沿って押さえながら回転する腕部を有する可撓性リング組付手段と、を備え、
    前記可撓性リング組付手段は、前記ワークに対して移動可能であり、
    前記腕部は、前記腕部を回転させる回転機構の直径方向に移動可能であり、
    前記可撓性リング組付手段の腕部を前記回転機構の直径方向に押圧するように付勢する弾性体を備える可撓性リング嵌め込み装置。
  2. 前記可撓性リング組付手段の腕部の面であって前記可撓性リングと接する面は、先端に向けて傾斜している請求項1に記載の可撓性リング嵌め込み装置。
  3. 前記可撓性リングの一部を前記ワークの前記環状溝に嵌合させる可撓性リング保持手段を有する押圧手段を備え、
    前記押圧手段は、前記可撓性リング組付手段とともに移動する請求項1に記載の可撓性リング嵌め込み装置。
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