JP6594076B2 - 開閉装置 - Google Patents
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Description
また、モータ部と制御部とを接続する配線や制御部に接続される各種配線が、明確な収納スペースや束ね方がなく、現場での施工の熟練度に頼っており、品質が悪いと、開閉体などに引っ掛かることでの断線や、雨水による漏電などが発生する虞があった。また、束ね方も施工時に任されることでそれぞれであり、粘着テープなどを使用すると作業が煩雑な上、メンテナンスもし難い問題があった。
本発明の開閉装置11は、建物開口部15の上縁近傍に設けられる開閉体収容部19に内設され、前記建物開口部15を開閉する開閉体17を巻き取り繰り出し駆動するモータ部37と、
前記モータ部37の上方に配置され、前記モータ部37と制御配線53を介して接続されて前記モータ部37の駆動を制御する制御部39と、
前記モータ部37と前記制御部39とに亘って設けられ、前記制御部39を前記モータ部37と上下に重なる位置と前記制御部39を前記開閉体17の巻き取り中心軸に沿う方向へオフセットさせて前記制御部39の下面の一部を下向きに露出させた位置とに配置する連結手段と、
を具備する。
前記連結手段は、前記巻き取り中心軸に沿う方向をスライド方向として延在するレール溝93と、前記レール溝93に係合する係合片91と、を有することを特徴とする。
本発明の請求項5記載の開閉装置は、上記連結手段は、底板の長辺縁部から一対の側板部が起立し上方が開放されて形成される連結具を有し、連結具の一対の側板部の上端には、前記巻き取り中心軸に沿う方向をスライド方向として延在する前記レール溝を有し、前記制御部の下面における前記被作業面を挟む両側には前記レール溝に係合する前記係合片を有することを特徴とする。
前記制御部39は、前記オフセットされた位置で前記モータ部37から外れた前記下面の一部に、被作業面63を備えることを特徴とする。
前記連結手段は、前記巻き取り中心軸に沿う方向に貫通する配線収容部115を備え、前記配線収容部115には少なくとも前記制御配線53が収容されることを特徴とする。
前記連結手段は、前記配線収容部115の外面に現場施工配線29を保持する配線保持部121を有することを特徴とする。
図1は本発明の実施形態に係る開閉装置11を備えるシャッター装置13の正面図である。
本実施形態に係る開閉装置11は、住宅やビル、倉庫、工場、商業施設などの建物開口部15に設置されるシャッター装置13に好適に用いることができる。開閉装置11は、この他、車両の荷台などに設けられる開閉体にも適用可能なものである。
本実施形態に係る開閉装置11は、モータ部37と、制御部39と、連結手段と、を主要な構成として有する。開閉装置11は、左右勝手により一対のブラケット25の何れか一方に固定される。開閉装置11は、開閉体収容部19の開閉体収容部外側板43や開閉体収容部下板45などによって覆われる。
開閉装置11には、停電時の手動巻き上げ具としてのチェーン55を備える。このチェーン55は、開閉体収容部下板45に設けられる点検口57の近傍に設置された掛金具を介して常備状態で保管される。
制御部39は、略直方体形状に形成される。この制御部39は、長手方向がモータ部37の軸線に沿う方向となって、モータ部37の上方に配置される。すなわち、モータ部37、制御部39は、長手方向がシャッターカーテン17の巻き取り中心軸に沿うようにして配置される。制御部39は、他端側(図4の左端側)に、電源入力ブレーカ59のブレーカスイッチ61が配置されている。
連結手段は、本実施形態では、制御部39に設けられる一対の係合片91と、この係合片91に係合するレール溝93とからなるとともに、このレール溝93を具備する連結具41とからなる。
連結具41は、モータ部37と制御部39とに亘って設けられる。この連結具41は、レール溝93と係合片91とで、制御部39を、モータ部37と上下に重なる位置と、制御部39をシャッターカーテン17の巻き取り中心軸に沿う方向へオフセットさせて制御部39の下面の一部である被作業面63を下向きに露出させた位置と、に配置する。
開閉装置11は、制御部39とモータ部37とが制御配線53によって接続された状態で、工場より梱包されて出荷される。開閉装置11は、梱包時、図6に示すように、モータ部37と制御部39とが上下に重ねられた状態に配置される。モータ部37と制御部39とは、単体での長手方向の寸法がほぼ同じとなる。開閉装置11は、梱包時、単体での長手方向の寸法と同じとなるように、コンパクトに縮められる。これにより、縦横の長さ方向で大きく突出するような外形状とならず、略矩形状の最小の梱包材127によってコンパクトに収容することができる。
開閉装置11は、施工現場に到着の後、梱包材127から開梱される。開閉装置11は、図7に示すそのままの状態で、開閉体収容部19の内方へ搬入される。これにより、開閉装置11は、コンパクトな状態のままで、高所での作業が容易となる。この状態で、開閉装置11は、モータ部37の固定基板129が、ブラケット25にボルト固定される。
開閉装置11は、モータ部37が固定され、ブラケット25を介して建物躯体側への支持が完了後、スライド規制ネジ111が螺合解除される。制御部39は、スライド規制ネジ111が外されることで、連結具41を介しモータ部37に対してスライド範囲Sでのスライドが自在となる。制御部39は、現場にてスライドされることで、下面の被作業面63がモータ部37からオフセットされて露出される。この状態で、制御部39は、再びスライド規制ネジ用穴105に螺合されたスライド規制ネジ111が、使用時固定用切欠109に係合することで、オフセット位置である制御部39が引き出された位置に固定される。
制御部39は、モータ部37に対しオフセットされることで、点検口近傍の直上に配置される。被作業面63の近傍には、配線保持部121に結束バンド116によって保持された各種の現場施工配線29が配置される。したがって、開閉装置11では、従来の開閉装置のように、点検口57の奥まで進入して結線作業を行う必要がなく、点検口57の近傍において容易な結線、すなわち、制御部39のコネクタ類と現場施工配線29のコネクタとの結合作業が可能となる。
本実施形態に係る開閉装置11では、制御部39が、梱包、運搬、設置時に、モータ部37と上下に重なる位置で配置され、巻き取り中心軸に沿う方向の寸法が小さくなる。開閉装置11は、開閉体収容部19へ搬入し、モータ部37が固定された後には、制御部39がシャッターカーテン17の巻き取り中心軸に沿う方向へ移動してモータ部37に対しオフセットした位置に配置される。制御部39は、このオフセットした位置で、下面の一部である被作業面63がモータ部37からはみ出した位置となり、下方からの操作や結線等のアクセスが可能となる。
図10は変形例に係る配線保持部131を備えた連結具の斜視図である。
この変形例に係る連結具133は、側板部97に、上記と異なる配線保持部131を備える。配線保持部131は、複数の現場施工配線束ね片135を有する。現場施工配線束ね片135は、可撓性を有し、開いた状態で現場施工配線29を挟み込み、元の位置に戻すことで、現場施工配線29を側板部97に沿わせて保持することができる。すなわち、結束バンド等の別部材を使用しなくとも保持することができ、少ない部品点数で現場施工配線29を束ねることができる。
この変形例に係る連結具139は、側板部97に、上記と異なる配線保持部137を備える。配線保持部137は、複数の結束バンド取付部141を有する。結束バンド取付部141は、側板部97に平行なスリットを入れ、この一対のスリットに挟まれた帯状部を外側にアーチ状に張り出させて形成される。この結束バンド取付部141は、側板部97との間に、上下に貫通する空間が形成されるので、現場施工配線29の外周に回した結束バンド116を容易に挿入して取り付けでき、作業性を高めることができる。
15…建物開口部
17…開閉体(シャッターカーテン)
19…開閉体収容部
29…現場施工配線
37…モータ部
39…制御部
53…制御配線
63…被作業面
91…係合片
93…レール溝
115…配線収容部
121…配線保持部
Claims (5)
- 建物開口部の上縁近傍に設けられる開閉体収容部に内設され、前記建物開口部を開閉する開閉体を巻き取り繰り出し駆動するモータ部と、
前記モータ部の上方に配置され、前記モータ部と制御配線を介して接続されて前記モータ部の駆動を制御する制御部と、
前記モータ部と前記制御部とに亘って設けられ、前記制御部を前記モータ部と上下に重なる位置と前記制御部を前記開閉体の巻き取り中心軸に沿う方向へオフセットさせて前記制御部の下面の一部を下向きに露出させた位置とに配置する連結手段と、
を具備し、
前記制御部は、前記オフセットされた位置で前記モータ部から外れた前記下面の一部に、被作業面を備えることを特徴とする開閉装置。 - 請求項1に記載の開閉装置であって、
前記連結手段は、前記巻き取り中心軸に沿う方向に貫通する配線収容部を備え、前記配線収容部には少なくとも前記制御配線が収容されることを特徴とする開閉装置。 - 請求項2記載の開閉装置であって、
前記連結手段は、前記配線収容部の外面に現場施工配線を保持する配線保持部を有することを特徴とする開閉装置。 - 請求項1または2または3記載の開閉装置であって、
前記連結手段は、前記巻き取り中心軸に沿う方向をスライド方向として延在するレール溝と、前記レール溝に係合する係合片と、を有することを特徴とする開閉装置。 - 請求項4記載の開閉装置であって、
前記連結手段は、底板の長辺縁部から一対の側板部が起立し上方が開放されて形成される連結具を有し、連結具の一対の側板部の上端には、前記巻き取り中心軸に沿う方向をスライド方向として延在する前記レール溝を有し、前記制御部の下面における前記被作業面を挟む両側には前記レール溝に係合する前記係合片を有することを特徴とする開閉装置。
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