JP6568369B2 - コネクター、電気機器 - Google Patents
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Description
図2は、本発明の第1の実施の形態に係るコネクター1を斜め後方から観た斜視図である。図3は、雄コネクター3を斜め前方から観た斜視図である。図2に示すように、コネクター1は、雌コネクター2と雄コネクター3とを有し、雌コネクター2と雄コネクター3とは互いに嵌合可能な形状に形成されている。
雌コネクター2は、外殻部4と、この外殻部4の内側に形成される嵌合空間5と、当接部6と、雄端子としてのピン端子7とを有する。外殻部4は、全体として直方体を呈し、たとえば、PBT(ポリブチレンテレフタレート樹脂)等の絶縁性のある材料にて形成されている。嵌合空間5は、内部に雄コネクター3を嵌合できる形状であり、挿入空間8と、移動許容空間9とを有する。嵌合空間5は、後方に開口部10が形成され、前方は壁部11により閉塞されている。つまり、嵌合空間5は、外殻部4の後面4Aに開口部10を有する前方に凹む凹部である。ピン端子7は、壁部11を貫通し、長手方向を雄コネクター3の挿入方向に沿わせて配置されている。ピン端子7の前端部は、電気計測器100に対して電気的に接続され、ピン端子7の後端側は、嵌合空間5内に突出している。
雄コネクター3は、本体部12と、当接部13と、雄端子挿入孔としてのピン端子挿入孔14と、雌端子15とを有する。当接部13は、本体部12の上面12Aの左側の前側に配置される。当接部13の後面13Aは、上面12Aから上方に突出する段面となっている。当接部13は、本体部12に一体に設けられ、本体部12におよび当接部13は、外殻部4と同様にPBT等の絶縁性のある材料にて形成されている。
図4を参照しながら雌コネクター2と雄コネクター3との接続について説明する。図4の上段(A)は、雌コネクター2と雄コネクター3とを接続する前の状態を示す。図4(A)に示すコネクター1の状態は、図1(A)に示すコネクター1の状態に対応する。
図7に示すように雌端子15にピン端子7の側面が嵌合する溝部16を形成してもよい。溝部16は、溝の長手方向を前後方向に配置する溝である。また、溝部16は、左右方向(雄コネクター3を挿入空間8から移動許容空間9に移動する方向)に沿って複数配列されている。雄コネクター3がロック位置に配置されたときに、ピン端子7は溝部16に嵌合することができる。ピン端子7が溝部16に嵌合しているため、雄コネクター3を挿入空間8側(右側)に移動し難くすることができる。
図8を参照しながら、本発明の第2の実施の形態に係るコネクター20の構成について説明する。上述の第1の実施の形態に係るコネクター1と同様な構成部分については同一の符号を付し、その説明を省略または簡略化する。図8の上段(A)は、コネクター20の雌側のコネクターである雌コネクター21を、下側部材21Aと上側部材21Bとに分割した状態を、斜め後方から観た斜視図である。図8の下段(B)は、コネクター20の雄側のコネクターである雄コネクター22を斜め前方から観た斜視図である。
雌コネクター21には、雌コネクター21の外側となる基板102の側から移動許容空間9内に基板102を配置させることができる開口部23が形成されている。
コネクター20における雌コネクター21と雄コネクター22との接続は、図4を参照して説明したコネクター1と同様である。つまり、先ず、雄コネクター22の本体部12および当接部13が、挿入空間8Aおよび挿入空間8Bに嵌まるように、雄コネクター22を挿入空間8に挿入する。このとき、基板挿入凹部24内に基板102が挿入される。そして、当接部13が嵌合部9Bの右側に配置される位置まで雄コネクター22を挿入空間8に挿入させた状態から、雄コネクター22をロック位置に移動させる。すなわち、雄コネクター22を移動許容空間9に移動し、当接部13を嵌合部9B内に嵌合させる。
図9を参照しながら、本発明の第3の実施の形態に係るコネクター30の構成について説明する。上述の第1の実施の形態に係るコネクター1と同様な構成部分については同一の符号を付し、その説明を省略または簡略化する。図9は、コネクター30を斜め後方から観た斜視図である。コネクター30は、雌コネクター31および雄コネクター32を有する。
コネクター30における雌コネクター31と雄コネクター32との接続について説明する。
図11を参照しながら、本発明の第4の実施の形態に係るコネクター40の構成について説明する。上述の第1の実施の形態に係るコネクター1と同様な構成部分については同一の符号を付し、その説明を省略または簡略化する。図11の上段(A)は、コネクター40を斜め後方から観た斜視図である。図11の下段(B)は、コネクター40の雄側のコネクターである雄コネクター42を斜め前方から観た斜視図である。
コネクター40における雌コネクター41と雄コネクター42との接続について説明する。
図12を参照しながら、本発明の第5の実施の形態に係るコネクター50の構成について説明する。上述の第1の実施の形態に係るコネクター1と同様な構成部分については同一の符号を付し、その説明を省略または簡略化する。図12の上段(A)は、コネクター50の雌側のコネクターである雌コネクター51を斜め後方から観た斜視図である。図12の下段(B)は、コネクター50の雄側のコネクターである雄コネクター52を斜め前方から観た斜視図である。
図13に示すように、コネクター1は、外殻部4の嵌合空間5側の内側面のうち移動許容空間9と対向する側の4Cに付勢手段としての板バネ60を設ける構成としてもよい。板バネ60は、左方に付勢力を生じる。したがって、嵌合空間5内に雄コネクター3が挿入されたときに、板バネ60は、雄コネクター3を移動許容空間9に向けて付勢する。これにより、ロック位置に配置された雄コネクター3が挿入空間8側に移動することを抑制でき、雄コネクター3が不用意に雌コネクター2から抜けてしまうことを防止できる。なお、付勢手段は、雄コネクター3の右側面12Cに備えても良い。コネクター20,30,40,50においても、上述のコネクター1と同様に、板バネ60を備える構成としてもよい。
図14は、電気計測器100に電気機器筐体収納カバー300を備えた構成を示す平面図である。図15は、電気計測器100を収納することができる電気機器筐体収納カバー300の構成を示す図である。図15の上段(A)は、電気機器筐体収納カバー300に電気計測器100を収納する前の状態を示す斜視図である。図15の下段(B)は、電気機器筐体収納カバー300に電気計測器100を収納した状態を示す斜視図である。図14,15は、電気計測器100にコネクター1が備えられている例を示している。
上述の本実施の形態におけるコネクター1は、電極端子接続用のコネクターであり、 雌コネクター2および雄コネクター3を有する。そして、雌コネクター2は、雄コネクター3が嵌合する嵌合空間5を有する。この嵌合空間5は、雄コネクター3を嵌合空間5内に挿入させる挿入空間8を有する。また、雄コネクター3が挿入空間8に挿入される挿入方向に対して交差する方向に、挿入空間8内に挿入された雄コネクター3の移動を許容する移動許容空間を有する。雌コネクター2と雄コネクター3とは、雄コネクター3が移動許容空間9に移動された状態で、雄コネクター3の挿入方向と反対方向への移動に対して互いに当接する当接部6および当接部13を有する。
2,21,31,41,51 … 雌コネクター
3,22,32,42,52 … 雄コネクター
5 … 嵌合空間
6,13 … 当接部
8 … 挿入空間
9 … 移動許容空間
10 … 開口部
14,33 … ピン端子挿入孔(雄端子挿入孔)
15 … 雌端子
16 … 溝部
23 … 開口部
24 … 基板挿入凹部
25 … 電極端子
43,44 … 当接部
60 … 板バネ(付勢手段)
100 … 電気計測器(電気機器)
101 … 筐体
102 … 基板
103 … 電極端子
200 … テストリード(リード線)
300 … 電気機器筐体収納カバー
301 … 側壁
301A … 側壁
305 … 突出部
306 … 切り欠け部(リード線通過部)
Claims (5)
- 電極端子接続用のコネクターにおいて、
雄コネクターおよび雌コネクターを有し、
前記雌コネクターは、前記雄コネクターが嵌合する嵌合空間を有し、
前記嵌合空間は、
前記雄コネクターを前記嵌合空間内に挿入させる挿入空間と、
前記雄コネクターを前記挿入空間に挿入させる挿入方向に対して交差する方向に、前記挿入空間内に挿入された前記雄コネクターの移動を許容する移動許容空間と、
を有し、
前記雌コネクターと前記雄コネクターとは、前記雄コネクターが前記移動許容空間に移動された状態で、前記雄コネクターの前記挿入方向と反対方向への移動に対して互いに当接する当接部を有し、
前記雌コネクターには、前記雌コネクターの外側から前記嵌合空間内に基板を配置させることができる開口部が形成され、
前記雄コネクターには、前記雄コネクターが前記嵌合空間内に配置されたときに前記基板が挿入される基板挿入凹部が形成され、
前記基板挿入凹部には、前記雄コネクターが前記雌コネクターと前記当接部で当接する位置に配置された状態で、前記基板に設けられる電極端子に接続する電極端子が設けられている、
ことを特徴とするコネクター。 - 請求項1に記載のコネクターにおいて、
前記挿入空間内に挿入された前記雄コネクターを前記移動許容空間に向けて付勢する付勢手段を備える、
ことを特徴とするコネクター。 - 請求項1または2に記載のコネクターにおいて、
前記雄コネクターに設けられる前記当接部および前記雌コネクターに設けられる前記当接部は、前記挿入空間に挿入された状態の前記雄コネクターに対して、前記雄コネクターが前記挿入空間から前記移動許容空間に移動される側に配置されている、
ことを特徴とするコネクター。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載のコネクターにおいて、
前記雌コネクターは、電気機器の筐体と一体成型にて形成されている、
ことを特徴とするコネクター。 - 雄コネクターおよび雌コネクターを有し、
前記雌コネクターは、前記雄コネクターが嵌合する嵌合空間を有し、
前記嵌合空間は、
前記雄コネクターを前記嵌合空間内に挿入させる挿入空間と、
前記雄コネクターを前記挿入空間に挿入させる挿入方向に対して交差する方向に、前記挿入空間内に挿入された前記雄コネクターの移動を許容する移動許容空間と、
を有し、
前記雌コネクターと前記雄コネクターとは、前記雄コネクターが前記移動許容空間に移動された状態で、前記雄コネクターの前記挿入方向と反対方向への移動に対して互いに当接する当接部を有するコネクターの前記雌コネクターを有する電気機器であって、
前記電気機器の筐体を収納する電気機器筐体収納カバーを有し、
前記電気機器筐体収納カバーは、
前記雌コネクターに前記雄コネクターを接続させた状態の前記筐体が収納された状態で、
前記電気機器筐体収納カバーの側壁のうち、前記雌コネクターの前記挿入空間の開口部が配置される前記筐体の側面に重なる側壁に、
前記開口部側に突出する突出部と、
前記雄コネクターに接続されるリード線を通すリード線通過部と、
を有することを特徴とする電気機器。
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