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JP6568036B2 - 環境形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の物品が配置される内部空間の環境を予め設定された環境とする環境形成装置に関する。
複数の物品が配置される内部空間の環境を予め設定された環境とする環境形成装置が知られている。例えば特許文献1に記載の環境試験装置(環境形成装置)は、複数の区画に区切られた試験室(内部空間)を有し、被試験物(物品)が複数の区画に分かれて配置され、区画毎の試験の進行状況を報知する報知手段をさらに有する。
特許第5456600号公報
特許文献1に記載の環境試験装置では、区画毎の試験の進行状況を把握することはできても、試料毎の試験の進行状況を把握することは困難である。例えば、ある区画に複数の試料(物品)が配置され、当該複数の物品に対する運転開始時点や運転時間が互いに異なる場合、各物品に対する運転の進行状況を把握するには、各物品に対する運転開始時点をユーザが記録する作業や、各物品に対する運転終了時点をユーザがタイマーにセットする作業が必要となり得る。この場合、上記作業が必要となることから作業効率が下がる上、運転開始時点の記録間違いや記録忘れ、タイマーにセットする運転終了時点の間違い等のヒューマンエラーにより、物品の取出し忘れが生じ得る。物品を取り出し忘れると、物品に過度なストレスがかかると共に、試験や処理の精度が悪化し、ひいては再試験や再処理を行う必要が生じ得る。
本発明の目的は、複数の物品に対する運転を同時に行う場合(即ち、複数の物品に対する運転期間が互いに重複する場合)において、各物品に対する運転の進行状況を容易に把握することができ、作業効率の向上と各物品の取出し忘れの防止とを共に実現可能な環境形成装置を提供することである。
本発明によると、複数の物品が配置される内部空間の環境を予め設定された環境とする環境形成装置において、前記複数の物品それぞれに対する運転時間を記憶する記憶手段と、前記複数の物品それぞれに付された当該物品の識別情報を読み取る読取手段と、前記読取手段が読み取った前記複数の物品それぞれの識別情報を受信する識別情報受信手段と、前記複数の物品それぞれに対する運転開始時点を受信する運転開始時点受信手段と、前記記憶手段に記憶された前記複数の物品それぞれに対する運転時間、前記識別情報受信手段が受信した前記複数の物品それぞれの識別情報、及び、前記運転開始時点受信手段が受信した前記複数の物品それぞれに対する運転開始時点に基づいて、前記複数の物品それぞれに対する運転の進行状況を報知する報知手段と、を備え、前記読取手段は、運転終了情報を読み取り可能であり、前記報知手段は、前記内部空間に配置された前記複数の物品全てに対する前記運転終了情報を前記読取手段が読み取ると、スタンバイ状態であることを報知することを特徴とする環境形成装置が提供される。
本発明によれば、複数の物品に対する運転を同時に行う場合において、各物品に対する運転の進行状況を把握するために、各物品に対する運転開始時点をユーザが記録する作業や、各物品に対する運転終了時点をユーザがタイマーにセットする作業が必要ではなく、各物品に対する運転の進行状況を容易に把握できると共に、作業効率が向上する。また、運転の進行状況の報知により、各物品の取出し忘れを防止することができる。
また、本発明によれば、識別情報受信手段は、読取手段が読み取った識別情報を受信する。この場合、識別情報受信手段がキーボード等の入力手段を介して入力された識別情報を受信する場合に比べ、識別情報の入力間違いを抑制することができる。
さらに、本発明によれば、読取手段は、運転終了情報を読み取り可能であり、報知手段は、内部空間に配置された複数の物品全てに対する運転終了情報を読取手段が読み取ると、スタンバイ状態であることを報知する。この場合、内部空間に配置された全ての物品に対する運転が終了すると、スタンバイ状態であることが報知されることにより、ユーザは、次の試験や処理を実行可能な状況であることを把握することができ、次の試験や処理の準備をスムーズに進めることができる。
前記読取手段は、運転開始情報を読み取り可能であり、前記運転開始時点受信手段は、前記読取手段が前記運転開始情報を読み取ったタイミングを、前記読取手段が当該運転開始情報を読み取る前の直近に読み取った前記識別情報に対応する物品に対する運転開始時点として受信してよい。この場合、運転開始時点受信手段が読取手段以外の手段(タブレット型端末、押しボタン等の入力手段)を介して運転開始時点を受信する場合に比べ、構成要素の簡素化、入力作業の省略等が可能となる。
本発明に係る環境形成装置は、前記内部空間の環境が予め設定された環境となるように空調機器を制御する運転制御手段を有するメインコントローラと、前記記憶手段、前記識別情報受信手段及び前記運転開始時点受信手段を有し、前記メインコントローラと通信可能に接続されたサブコントローラと、を備え、前記サブコントローラは、前記運転開始時点受信手段が前記複数の物品のうち最初に前記内部空間に配置される物品に対する前記運転開始時点を受信すると、前記メインコントローラに運転開始に係る指令を送信する運転開始指令手段をさらに有し、前記運転制御手段は、前記運転開始指令手段から送信された前記運転開始に係る指令に応じて、前記空調機器の制御を開始してよい。この場合、既存の装置に備えられている制御ユニットをメインコントローラとし、サブコントローラをさらに追加的に設けることで、既存の装置においても本発明を容易に実現することができる。
本発明に係る環境形成装置は、前記内部空間の環境が予め設定された環境となるように空調機器を制御する運転制御手段を有するメインコントローラと、前記記憶手段、前記識別情報受信手段及び前記運転開始時点受信手段を有し、前記メインコントローラと通信可能に接続されたサブコントローラと、を備え、前記サブコントローラは、前記内部空間に配置された前記複数の物品全てに対する前記運転終了情報を前記読取手段が読み取ると、前記メインコントローラに運転停止に係る指令を送信する運転停止指令手段をさらに有し、前記運転制御手段は、前記運転停止指令手段から送信された前記運転停止に係る指令に応じて、前記空調機器の制御を停止してよい。この場合、既存の装置に備えられている制御ユニットをメインコントローラとし、サブコントローラをさらに追加的に設けることで、既存の装置においても本発明を容易に実現することができる。
前記進行状況は、運転の終了、運転の中断、運転の終了が近づいていること、及び、運転の中断が近づいていること、の少なくともいずれかを含んでよい。
前記報知手段は、前記複数の物品それぞれを管理する担当者が所持する情報端末に、当該物品に対する運転の進行状況を報知してよい。この場合、物品の取り出し忘れをより確実に防止することができる。
前記報知手段は、動作表示灯を含んでよい。この場合、環境形成装置に一般的に装備されている動作表示灯を報知手段として用いることで、構成要素の簡素化、コスト低減を実現することができる。
本発明によれば、複数の物品に対する運転を同時に行う場合において、各物品に対する運転の進行状況を把握するために、各物品に対する運転開始時点をユーザが記録する作業や、各物品に対する運転終了時点をユーザがタイマーにセットする作業が必要ではなく、各物品に対する運転の進行状況を容易に把握できると共に、作業効率が向上する。また、運転の進行状況の報知により、各物品の取出し忘れを防止することができる。
本発明の第1実施形態に係る環境試験装置の概略構成を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る環境試験装置におけるサブコントローラのROMに記憶されている記憶内容の一例を示す模式図である。 本発明の第1実施形態に係る環境試験装置において2つの試料の試験を行う場合の一例を示すタイムチャートである。 本発明の第1実施形態に係る環境試験装置において図3のように2つの試料の試験を行う場合にメインコントローラ及びサブコントローラが実行する制御内容を示すフロー図である。 図4に続く制御内容を示すフロー図である。 本発明の第2実施形態に係る環境試験装置の概略構成を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る環境試験装置の概略構成を示す図である。
<第1実施形態>
先ず、図1を参照し、本発明の第1実施形態に係る環境試験装置1の全体構成について説明する。
環境試験装置1は、例えば製品の品質試験における評価工程、製品の開発試験における開発工程等に用いられる。
環境試験装置1は、試験槽10と、メインコントローラ1cと、サブコントローラ20と、動作表示灯30と、バーコードスキャナ40と、無線ルータ50とを有する。
試験槽10は、複数の試料が配置される内部空間10vを有する。なお、図1には2つの試料Sa,Sbが示されているが、これら以外の試料(例えば試料Sc,Sd,Se:図2参照)も内部空間10vに配置可能である。
メインコントローラ1cは、CPU(Central Processing Unit)1c1、ROM(Read Only Memory)1c2、RAM(Random Access Memory)1c3等を含む。
サブコントローラ20は、CPU(Central Processing Unit)201、ROM(Read Only Memory)202、RAM(Random Access Memory)203等を含む。サブコントローラ20は、本実施形態ではRS−485/LAN変換機で構成され、RS485ケーブル5aを介してメインコントローラ1cと通信可能に接続されている。また、サブコントローラ20は、USBケーブル5bを介して動作表示灯30及びバーコードスキャナ40と通信可能に接続され、さらにLANケーブル5cを介して無線ルータ50と通信可能に接続されている。
動作表示灯30は、「スタンバイ」「試験中」「試料の投入(即ち、内部空間10vへの配置)待ち」「試料の取出し(即ち、内部空間10vからの取出し)待ち」の各段階に対応する態様で点灯可能であり、各試料の試験の進行状況を報知する。
バーコードスキャナ40は、各試料Sa〜Seの識別情報を示すバーコード(識別バーコード)、運転開始情報を示すバーコード(開始バーコード)及び運転終了情報を示すバーコード(終了バーコード)を読み取り可能である。識別バーコードは、各試料Sa〜Seに付されている。開始バーコード及び終了バーコードは、環境試験装置1を構成する任意の部材又は環境試験装置1外部の部材に付されてよい。
無線ルータ50は、各試料Sa〜Seを管理する担当者が所持する携帯電話(例えば図1に示すように、試料Saを管理する担当者が保持する携帯電話60a、及び、試料Sbを管理する担当者が保持する携帯電話60b)に信号を送信し、各担当者が管理する試料の試験の進行状況を報知する。当該報知は、Eメールの送信、ディスプレイを介した画像出力、アラームによる音声出力等により行われてよい。
サブコントローラ20のROM202は、内部空間10vに配置可能な各試料Sa〜Seの試験時間(運転時間)を記憶している。具体的には、ROM202は、図2に示すように、試料Saの試験時間が3時間、試料Sbの試験時間が2時間、試料Scの試験時間が1時間等、試料Sa〜Seそれぞれの試験時間(即ち、試料と試験時間とを一対一で紐付けた情報)を記憶している。
メインコントローラ1cのROM1c2は、試験時間以外の試験条件(温度、湿度等)を記憶している。
メインコントローラ1cのCPU1c1は、サブコントローラ20からの指令に基づき、加熱器、冷凍機等の空調機器(図示略)を制御することにより、内部空間10vの環境を予め設定された環境とする。
次いで、環境試験装置1において図3のように試料Sa,Sbの試験を行う場合にメインコントローラ1c及びサブコントローラ20が実行する制御内容について説明する。
試料Sa,Sbは、試験条件(温度、湿度等)が互いに同じであるが、図3に示すように試験開始時点が互いに異なり、また図2に示すように試験時間も互いに異なる。
先ず、サブコントローラ20のCPU201は、試料Sa,Sbが投入される前、図4に示すように、動作表示灯30を「スタンバイ」に対応する態様で点灯させ、スタンバイ状態であることを報知する(S1)。
S1の後、バーコードスキャナ40により、試料Saに付された識別バーコードが読み取られる(S2)。バーコードスキャナ40が読み取った当該識別バーコードの情報は、サブコントローラ20のRAM203に受信される。
S2の後、サブコントローラ20のCPU201は、動作表示灯30を「試料の投入待ち」に対応する態様で点灯させ、試料の投入待ちであることを報知する(S3)。
S3の後、試料Saが内部空間10vに配置された後、バーコードスキャナ40により、開始バーコードが読み取られる(S4)。バーコードスキャナ40が読み取った開始バーコードの情報は、サブコントローラ20のRAM203に受信される。ここで、RAM203は、バーコードスキャナ40が開始バーコードを読み取ったタイミングを、試料Saの試験開始時点(運転開始時点)として受信する。
S4の後、サブコントローラ20のCPU201は、メインコントローラ1cに運転開始に係る指令を送信すると共に、試料Saの試験時間のカウントを開始する(S5)。S5の後、メインコントローラ1cのCPU1c1は、上記空調機器(図示略)を制御することにより、環境試験装置1の運転を開始させる(S6)。S6の後、サブコントローラ20のCPU201は、動作表示灯30を「試験中」に対応する態様で点灯させ、試験中であることを報知する(S7)。
S7の後、バーコードスキャナ40により、試料Sbに付された識別バーコードが読み取られる(S8)。バーコードスキャナ40が読み取った当該識別バーコードの識別情報は、サブコントローラ20のRAM203に受信される。
S8の後、サブコントローラ20のCPU201は、動作表示灯30を「試料の投入待ち」に対応する態様で点灯させ、試料の投入待ちであることを報知する(S9)。
S9の後、試料Sbが内部空間10vに配置された後、バーコードスキャナ40により、開始バーコードが読み取られる(S10)。バーコードスキャナ40が読み取った開始バーコードの情報は、サブコントローラ20のRAM203に受信される。ここで、RAM203は、バーコードスキャナ40が開始バーコードを読み取ったタイミングを、試料Sbの試験開始時点として受信する。
S10の後、サブコントローラ20のCPU201は、試料Sbの試験時間のカウントを開始し(S11)、動作表示灯30を「試験中」に対応する態様で点灯させ、試験中であることを報知する(S12)。
S12の後、サブコントローラ20のCPU201は、試料Saの試験が終了したか否かを判断する(S13)。具体的には、サブコントローラ20のCPU201が、ROM202に記憶された試料Saの試験時間と、RAM203に記憶されている試料Saの試験開始時点とに基づいて、試料Saの試験が終了したか否か(即ち、試料Saの試験開始時点から試料Saの試験時間が経過したか否か)を判断する。
試料Saの試験が終了していないと判断した場合(S13:NO)、サブコントローラ20のCPU201は、当該判断処理を繰り返す。
試料Saの試験が終了したと判断した場合(S13:YES)、サブコントローラ20のCPU201は、携帯電話60aに信号を送信し、試料Saの試験が終了したことを報知する(S14)。さらにサブコントローラ20のCPU201は、S14の後、動作表示灯30を「試料の取出し待ち」に対応する態様で点灯させ、試料の取出し待ちであることを報知する(S15)。
S15の後、試料Saが内部空間10vから取り出された後、バーコードスキャナ40により、試料Saに付された識別バーコードが読み取られ(S16)、さらに終了バーコードが読み取られる(S17)。バーコードスキャナ40が読み取った終了バーコードの情報は、サブコントローラ20のRAM203に受信される。ここで、RAM203は、バーコードスキャナ40が終了バーコードを読み取ったタイミングを、試料Saの試験終了時点として受信する。
S17の後、サブコントローラ20のCPU201は、動作表示灯30を「試験中」に対応する態様で点灯させ、試験中であることを報知する(S18)。
S18の後、サブコントローラ20のCPU201は、試料Sbの試験が終了したか否かを判断する(S19)。具体的には、サブコントローラ20のCPU201が、ROM202に記憶された試料Sbの試験時間と、RAM203に記憶されている試料Sbの試験開始時点とに基づいて、試料Sbの試験が終了したか否か(即ち、試料Sbの試験開始時点から試料Sbの試験時間が経過したか否か)を判断する。
試料Sbの試験が終了していないと判断した場合(S19:NO)、サブコントローラ20のCPU201は、当該判断処理を繰り返す。
試料Sbの試験が終了したと判断した場合(S19:YES)、サブコントローラ20のCPU201は、携帯電話60bに信号を送信し、試料Sbの試験が終了したことを報知する(S20)。さらにサブコントローラ20のCPU201は、S20の後、動作表示灯30を「試料の取出し待ち」に対応する態様で点灯させ、試料の取出し待ちであることを報知する(S21)。
S21の後、試料Sbが内部空間10vから取り出された後、バーコードスキャナ40により、試料Sbに付された識別バーコードが読み取られ(S22)、さらに終了バーコードが読み取られる(S23)。バーコードスキャナ40が読み取った終了バーコードの情報は、サブコントローラ20のRAM203に受信される。ここで、RAM203は、バーコードスキャナ40が終了バーコードを読み取ったタイミングを、試料Sbの試験終了時点として受信する。
S23の後、サブコントローラ20のCPU201は、メインコントローラ1cに運転停止に係る指令を送信し、メインコントローラ1cのCPU1c1の制御により環境試験装置1の運転を停止させる(S24)。S24の後、サブコントローラ20のCPU201は、動作表示灯30を「スタンバイ」に対応する態様で点灯させ、スタンバイ状態であることを報知する(S25)。
以上に述べたように、本実施形態によれば、複数の試料Sa,Sbの試験を同時に行う場合において、サブコントローラ20のCPU201が、ROM202(記憶手段)に記憶された各試料Sa,Sbの試験時間、RAM203(識別情報受信手段)が受信した各試料Sa,Sbの識別情報、及び、RAM203(試験開始時点受信手段)が受信した各試料Sa,Sbの試験開始時点に基づいて、各試料Sa,Sbの試験の進行状況(本実施形態では、試験の終了)を判断し(図5のS13及びS19参照)、無線ルータ50を介した携帯電話60a,60bへの信号送信や、動作表示灯30の制御により、各試料Sa,Sbの試験の進行状況(複数の物品それぞれに対する運転の進行状況)を報知する(図5のS14,S15及びS20,S21参照)。即ち、サブコントローラ20のCPU201及び動作表示灯30が本発明に係る報知手段に該当する。これにより、複数の試料Sa,Sbの試験を同時に行う場合において、試料Sa,Sb毎の試験の進行状況を把握するために、試料Sa,Sb毎の試験開始時点をユーザが記録する作業や、試料Sa,Sb毎の試験終了時点をユーザがタイマーにセットする作業が必要ではなく、試料Sa,Sb毎の試験の進行状況を容易に把握できると共に、作業効率が向上する。また、試験の進行状況の報知により、各試料Sa,Sbの取出し忘れを防止することができる。
環境試験装置1は、各試料Sa〜Seに付された当該試料の識別情報を読み取るバーコードスキャナ40(読取手段)をさらに備え、サブコントローラ20のRAM203(識別情報受信手段)は、バーコードスキャナ40が読み取った識別情報を受信する。この場合、識別情報受信手段がキーボード等の入力手段を介して入力された識別情報を受信する場合に比べ、識別情報の入力間違いを抑制することができる。
バーコードスキャナ40は、開始バーコード(運転開始情報)を読み取り可能であり、サブコントローラ20のRAM203(試験開始時点受信手段)は、バーコードスキャナ40が開始バーコードを読み取ったタイミングを、バーコードスキャナ40が当該開始バーコードを読み取る前の直近に読み取った識別情報に対応する試料の試験開始時点として受信する(図4のS4,S5及びS10,S11参照)。この場合、運転開始時点受信手段が読取手段以外の手段(タブレット型端末、押しボタン等の入力手段)を介して運転開始時点を受信する場合に比べ、構成要素の簡素化、入力作業の省略等が可能となる。
環境試験装置1は、メインコントローラ1c及びサブコントローラ20を有し、サブコントローラ20のCPU201(運転開始指令手段)が、複数の試料Sa,Sbのうち最初に内部空間10vに配置される試料に対する運転開始時点を受信すると、メインコントローラ1cに運転開始に係る指令を送信し、メインコントローラ1cのCPU1c1(運転制御手段)は、当該指令に応じて、空調機器の制御を開始する(図4のS4〜S6参照)。この場合、既存の装置に備えられている制御ユニットをメインコントローラとし、サブコントローラをさらに追加的に設けることで、既存の装置においても本発明を容易に実現することができる。
バーコードスキャナ40は、終了バーコード(運転終了情報)を読み取り可能であり、サブコントローラ20のCPU201(報知手段)は、内部空間10vに配置された複数の試料Sa,Sb全てに対する終了バーコード(運転終了情報)をバーコードスキャナ40が読み取ると、スタンバイ状態であることを報知する(図5のS17,S23,S25参照)。この場合、内部空間10vに配置された全ての試料Sa,Sbの試験が終了すると、スタンバイ状態であることが報知されることにより、ユーザは、次の試験を実行可能な状況であることを把握することができ、次の試験の準備をスムーズに進めることができる。
サブコントローラ20のCPU201(運転停止指令手段)は、内部空間10vに配置された複数の試料Sa,Sb全てに対する終了バーコード(運転終了情報)をバーコードスキャナ40が読み取ると、メインコントローラ1cに運転停止に係る指令を送信し、メインコントローラ1cのCPU1c1(運転制御手段)は、当該指令に応じて、空調機器の制御を停止する(図5のS17,S23,S24参照)。この場合、既存の装置に備えられている制御ユニットをメインコントローラとし、サブコントローラをさらに追加的に設けることで、既存の装置においても本発明を容易に実現することができる。
サブコントローラ20のCPU201(報知手段)は、各試料Sa,Sbを管理する担当者が所持する携帯電話60a,60b(情報端末)に、当該試料の試験の進行状況を報知する(図5のS14及びS20参照)。この場合、試料Sa,Sbの取り出し忘れをより確実に防止することができる。
各試料Sa,Sbの試験の進行状況を報知する報知手段は、動作表示灯30を含む。この場合、環境試験装置1に一般的に装備されている動作表示灯30を報知手段として用いることで、構成要素の簡素化、コスト低減を実現することができる。
<第2実施形態>
続いて、図6を参照し、本発明の第2実施形態に係る環境試験装置1xについて説明する。
環境試験装置1xは、試料の試験開始時点及び試験終了時点の入力がバーコードスキャナ40ではなくタブレット型端末200により行われる点において第1実施形態と異なり、これ以外は第1実施形態と同じである。タブレット型端末200は、無線ルータ50を介してサブコントローラ20と通信可能である。
本実施形態では、図4のS4,S10において、バーコードスキャナ40により開始バーコードが読み取られる代わりに、タブレット型端末200のブラウザに表示された「START」のアイコンがタップされる。
本実施形態では、図5のS17,S23において、バーコードスキャナ40により終了バーコードが読み取られる代わりに、タブレット型端末200のブラウザに表示された「END」のアイコンがタップされる。
<第3実施形態>
続いて、図7を参照し、本発明の第3実施形態に係る環境試験装置1yについて説明する。
環境試験装置1yは、試料の試験開始時点及び試験終了時点の入力がバーコードスキャナ40ではなく押しボタン300a,300bにより行われる点において第1実施形態と異なり、これ以外は第1実施形態と同じである。押しボタン300a,300bは、試験槽10の外面に設けられており、メインコントローラ1c及びサブコントローラ20と通信可能に接続されている。
本実施形態では、図4のS4,S10において、バーコードスキャナ40により開始バーコードが読み取られる代わりに、試験開始を示す押しボタン300aが押下される。
また本実施形態では、図5のS17,S23において、バーコードスキャナ40により終了バーコードが読み取られる代わりに、試験終了を示す押しボタン300bが押下される。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な設計変更が可能なものである。
・内部空間に配置される物品の数は、複数である限り、特に限定されない。
・報知手段は、動作表示灯を含むことに限定されず、例えばスピーカ、ディスプレイ等を含んでもよい。
・報知手段が報知する運転の進行状況は、「運転(試験や処理)の終了」に限定されず、「運転(試験や処理)の終了」「運転(試験や処理)の中断」「運転(試験や処理)の終了が近づいていること」「運転(試験や処理)の中断が近づいていること」の少なくともいずれかを含めばよい。
・識別情報は、バーコードに限定されず、例えば試料や製品の番号であってもよい。
・読取手段は、バーコードスキャナに限定されず、例えば試料や製品の番号のような識別情報を読み取る装置であってもよい
・複数の物品それぞれを管理する担当者が所持する情報端末は、携帯電話に限定されず、例えばパーソナルコンピュータ、タブレット型端末等であってもよい。
・上述の実施形態では、メインコントローラ1c及びサブコントローラ20が設けられており、サブコントローラ20が記憶手段、識別情報受信手段及び運転開始時点受信手段を有するが、これに限定されない。例えば、上述の実施形態において、サブコントローラ20を省略し、メインコントローラ1cのROM1c2が記憶手段を構成し、メインコントローラ1cのRAM1c3が識別情報受信手段及び運転開始時点受信手段を構成してもよい。また、この場合において、メインコントローラ1cのCPU1c1が報知手段を構成してよい。
・上述の実施形態では、試料Sbの投入後のS13で試料Saの試験が終了したか否かが判断されるが、これに限定されず、試料Saの試験開始後の任意のタイミングで(例えば試料Sbの投入前に)試料Saの試験が終了したか否かが判断されてもよい。
・上述の実施形態では、試料Saの取出し後のS19で試料Sbの試験が終了したか否かが判断されるが、これに限定されず、試料Sbの試験開始後の任意のタイミングで(例えば試料Saの取出し前に)試料Sbの試験が終了したか否かが判断されてもよい。
・上述の実施形態では、試料Saの試験が試料Sbの試験よりも先に終了するが、これに限定されず、試料Sbの試験が試料Saの試験よりも先に終了する場合もある。つまり、本発明において、複数の物品に対する運転開始時点や運転時間は特に限定されない。
・本発明は、上述の実施形態で例示した環境試験装置に限定されず、例えば製品の生産ラインにおける熱処理工程に用いられるオーブン(熱処理装置)等、物品が配置される内部空間の環境を予め設定された環境とすることが可能な任意の装置に適用可能である。なお、本発明を製品の処理を行う装置(熱処理装置等)に適用する場合は、上述の実施形態における「試料」を「製品」に読み替え、「試験」を「処理」(例えば、「試験時間」を「処理時間」、「試験開始時点」を「処理開始時点」等)に読み替えればよい。
1;1x;1y 環境試験装置(環境形成装置)
1c メインコントローラ
1c1 CPU(運転制御手段)
1c2 ROM
1c3 RAM
10 試験槽
10v 内部空間
20 サブコントローラ
201 CPU(報知手段,運転開始指令手段,運転停止指令手段)
202 ROM(記憶手段)
203 RAM(識別情報受信手段,運転開始時点受信手段)
30 動作表示灯(報知手段)
40 バーコードスキャナ(読取手段)
50 無線ルータ
60a,60b 携帯電話(情報端末)
200 タブレット型端末
300a,300b 押しボタン
Sa〜Se 試料(物品)

Claims (7)

  1. 複数の物品が配置される内部空間の環境を予め設定された環境とする環境形成装置において、
    前記複数の物品それぞれに対する運転時間を記憶する記憶手段と、
    前記複数の物品それぞれに付された当該物品の識別情報を読み取る読取手段と、
    前記読取手段が読み取った前記複数の物品それぞれの識別情報を受信する識別情報受信手段と、
    前記複数の物品それぞれに対する運転開始時点を受信する運転開始時点受信手段と、
    前記記憶手段に記憶された前記複数の物品それぞれに対する運転時間、前記識別情報受信手段が受信した前記複数の物品それぞれの識別情報、及び、前記運転開始時点受信手段が受信した前記複数の物品それぞれに対する運転開始時点に基づいて、前記複数の物品それぞれに対する運転の進行状況を報知する報知手段と、
    を備え
    前記読取手段は、運転終了情報を読み取り可能であり、
    前記報知手段は、前記内部空間に配置された前記複数の物品全てに対する前記運転終了情報を前記読取手段が読み取ると、スタンバイ状態であることを報知することを特徴とする環境形成装置。
  2. 前記読取手段は、運転開始情報を読み取り可能であり、
    前記運転開始時点受信手段は、前記読取手段が前記運転開始情報を読み取ったタイミングを、前記読取手段が当該運転開始情報を読み取る前の直近に読み取った前記識別情報に対応する物品に対する運転開始時点として受信することを特徴とする請求項に記載の環境形成装置。
  3. 前記内部空間の環境が予め設定された環境となるように空調機器を制御する運転制御手段を有するメインコントローラと、
    前記記憶手段、前記識別情報受信手段及び前記運転開始時点受信手段を有し、前記メインコントローラと通信可能に接続されたサブコントローラと、
    を備え、
    前記サブコントローラは、前記運転開始時点受信手段が前記複数の物品のうち最初に前記内部空間に配置される物品に対する前記運転開始時点を受信すると、前記メインコントローラに運転開始に係る指令を送信する運転開始指令手段をさらに有し、
    前記運転制御手段は、前記運転開始指令手段から送信された前記運転開始に係る指令に応じて、前記空調機器の制御を開始することを特徴とする請求項1又は2に記載の環境形成装置。
  4. 前記内部空間の環境が予め設定された環境となるように空調機器を制御する運転制御手段を有するメインコントローラと、
    前記記憶手段、前記識別情報受信手段及び前記運転開始時点受信手段を有し、前記メインコントローラと通信可能に接続されたサブコントローラと、
    を備え、
    前記サブコントローラは、前記内部空間に配置された前記複数の物品全てに対する前記運転終了情報を前記読取手段が読み取ると、前記メインコントローラに運転停止に係る指令を送信する運転停止指令手段をさらに有し、
    前記運転制御手段は、前記運転停止指令手段から送信された前記運転停止に係る指令に応じて、前記空調機器の制御を停止することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の環境形成装置。
  5. 前記進行状況は、運転の終了、運転の中断、運転の終了が近づいていること、及び、運転の中断が近づいていること、の少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の環境形成装置。
  6. 前記報知手段は、前記複数の物品それぞれを管理する担当者が所持する情報端末に、当該物品に対する運転の進行状況を報知することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の環境形成装置。
  7. 前記報知手段は、動作表示灯を含むことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の環境形成装置。
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