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JP6566672B2 - 発泡壁紙 - Google Patents

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Description

本発明は、水性インキが塗工された発泡壁紙に関し、特に、アルミ粉末を顔料として用いた水性インキで印刷層を形成した発泡壁紙に関する。
従来、手軽な住環境の変更等の需要から、家屋の新築、室内リフォーム、模様替え等において、各種壁紙が使用されている。壁紙としては、例えば、塩化ビニル樹脂を発泡させた発泡樹脂層の上に模様や絵柄等を印刷した印刷層を設けることで、意匠性を向上させた樹脂製の発泡壁紙(以下、単に「発泡壁紙」という)が知られている。
一方、近年においては、環境問題等の観点から、発泡壁紙の印刷層に、油性インキの代わりに、水性インキを使用した塗工が行われるようになってきている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、発泡壁紙に輝度感を出すために、油性インキの場合と同様に、アルミ粉末を顔料とした水性インキを用いようとすると、アルミが水と接触することで化学反応を起こし、発熱及び水素ガスの発生等を引き起こすおそれがある。
これに対しては、アルミ粉末にコーティング剤を単独又は複合的に表面被膜処理することで、アルミと水との接触やアルミ同士の凝集を防止する顔料が知られている。
特開2007−196590号公報
ここで、アルミ粉末を顔料として用いた水性インキで印刷層を形成する場合、輝度感及び隠蔽性を向上させるために、アルミ粉末が塗装表面に配向する処理を施したリーフィングタイプの顔料を使用すると、アルミ粉末と樹脂との密着性が低下し、更に皮膜表面に配向するためにアルミ粉末が外的要因の影響を受けやすくなる。一方、アルミ粉末が塗装内面に配向する処理を施したノンリーフィングタイプの顔料を使用すると、密着性及び摩擦色落ち度は向上するが、リーフィングタイプに比べると輝度感及び隠蔽性が低下する。
そこで、本発明は、密着性及び摩擦色落ち度を低下させることなく、輝度感及び隠蔽性を向上可能な発泡壁紙を提供することを目的とする。
本発明は、基材層と、該基材層に積層される発泡樹脂層と、該発泡樹脂層に積層される印刷層を備える発泡壁紙であって、シリカ化合物でコーティングされ、且つ平均粒子径が5〜10μmのノンリーフィングタイプのアルミ粉末を顔料とし、水分散型樹脂をバインダとする水性インキを前記発泡樹脂層に塗布して印刷層を形成し、該印刷層が形成された発泡樹脂層を加熱発泡させることで、前記印刷層の表面に凹凸を形成させて該印刷層の表面に位置する前記アルミ粉末を乱反射させることを特徴とする。
本発明によれば、密着性及び摩擦色落ち度を低下させることなく、輝度感及び隠蔽性を向上可能な発泡壁紙を提供することができる。
本発明の実施形態に係る発泡壁紙を模式的に示す断面図である。 本実施形態に係る印刷インキ層を模式的に示す断面図である。 本実施形態に係る発泡壁紙の製造工程を示す図である。
本発明の実施形態に係る発泡壁紙100について、図面を参照しながら説明する。まず、本実施形態に係る発泡壁紙100の概略構成について、図1を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施形態に係る発泡壁紙100を模式的に示す断面図である。
図1に示すように、発泡壁紙100は、最下層に位置する基材層110と、基材層110に積層される発泡樹脂層120と、発泡樹脂層120に印刷される印刷インキ層(印刷層)130と、印刷インキ層130に積層される表面処理層140と、を備えて構成されている。
基材層110は、発泡樹脂層120の寸法を安定させたり、施工特性(例えば、接着性等)を向上させたりする裏打ち層として機能する。基材層110を構成する材料としては、有機繊維が好ましく、例えば、綿、麻及び絹等の天然繊維、レーヨン、ナイロン、アラミド、ポリエステル、ポリ塩化ビニル等の合成繊維又はその組み合わせ、パルプ、紙、無機質紙、不織布等が挙げられる。
基材層110の坪量としては、特に限定はないが、50〜150g/m程度が好ましく、60〜70g/m程度がより好ましい。
発泡樹脂層120は、熱可塑性樹脂を主体に形成されており、熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリメチルペンテン樹脂、ポリ塩化ビニリデン樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂、エチレン−ビニルアルコール共重合樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポリエチレンナフタレート−イソフタレート共重合樹脂、ポリメタクリル酸メチル樹脂、ポリメタクリル酸エチル樹脂、ポリアクリル酸ブチル樹脂、ナイロン6又はナイロン66等で代表されるポリアミド樹脂、三酢酸セルロース樹脂、セロファン、ポリスチレン樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアリレート樹脂、又はポリイミド樹脂等を用いることができる。
また、発泡樹脂層120には、壁紙としての必要な機能を補強するために、必要に応じて、可塑剤、減粘剤、無機質系充填剤、無機質系顔料、有機質系顔料、有機質系発泡剤、有機質系安定剤及び各種添加剤等が添加される。
例えば、ポリ塩化ビニル樹脂を用いて発泡樹脂層120を形成した場合、添加される可塑剤としては、フタル酸系、テレフタル酸系、イソフタル酸系、アジピンサン系、ポリエステル系、DINCH系、エポキシ系、有機りん系、塩素化パラフィン系及びトリメリット酸系等が挙げられる。また、減粘剤としては、カルボン酸エステル系等が挙げられる。
また、無機質系充填剤としては、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、三酸化アンチモン、ホウ酸亜鉛等が挙げられる。無機質系顔料としては、酸化チタン、酸化鉄、酸化亜鉛、マイカ、タルク、シリカ、金属粉等が挙げられる。有機質系顔料としては、アゾ顔料、フタロシアニン系顔料及び縮合多環系顔料のいずれか又はこれらの組み合わせ等が挙げられる。
有機質系発泡剤としては、アゾジカルボンアミド系、オキシビスベンゼンスルホニルヒドラジド等が挙げられる。有機質系安定剤としては、亜鉛系化合物等が挙げられる。各種添加剤としては、防かび剤、抗菌剤、機能性付加剤、難燃剤等が挙げられる。
発泡樹脂層120の厚みとしては、特に限定的はないが、80〜250μm程度が好ましく、110〜150μm程度がより好ましい。
印刷インキ層130は、発泡樹脂層120の基材層110と反対側の面に、アルミ粉末を顔料とした水性インキを塗布、又は該水性インキで絵柄模様を印刷して、発泡壁紙100に意匠性を付与している。印刷される絵柄模様としては、木目模様、石目模様、砂目模様、タイル貼模様、レンガ模様、布目模様、皮絞模様、幾何学模様、文字、記号、抽象模様等が挙げられる。印刷手法としては、グラビア印刷、シルクスクリーン印刷、フレキソ印刷等が挙げられる。なお、印刷インキ層130に使用される水性インキについては、後に詳しく説明する。
印刷インキ層20の厚みとしては、特に限定的でないが、1〜20μm程度が好ましく、5〜10μmがより好ましい。
表面処理層140は、発泡壁紙100の最上層を構成しており、印刷インキ層130を保護している。表面処理層140は、熱可塑性樹脂を主体に構成されており、熱可塑性樹脂としては、エチレン酢酸ビニル系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、ウレタン系樹脂、アルコキシラン加水分解縮合物系樹脂、塩ビ系樹脂、アクリル系樹脂、シリコーン系樹脂、ポリエステル系樹脂、フッ素系樹脂のいずれか又はその組み合わせ等が挙げられる。
また、表面処理層140には、壁紙としての必要な機能を補強するために、必要に応じて、各種添加剤、補強材、充填剤等が添加される。例えば、紫外線吸収剤、光安定剤、熱安定剤、難燃剤、充填剤などが添加される。
表面処理層140の厚みは、特に限定はないが、例えば、1〜20μm程度が好ましく、5〜10μm程度がより好ましい。
次に、上述した印刷インキ層130に用いられる水性インキについて説明する。
本実施形態に係る発泡壁紙に用いられる水性インキとしては、水性バインダに、顔料や染料などの着色剤や体質顔料などを適宜混合したものが使用される。
ここで、水性バインダに用いられる樹脂には、水に樹脂を溶解させた水溶解性樹脂と、水に樹脂を分散させた水分散型樹脂(水性エマルジョン樹脂)と、がある。水溶解性樹脂は、樹脂自体が水に溶解しているために透明性が高いが、分子が小さいために比重の大きなアルミ粒子を運ぶ能力が弱く、アルミ粒子が配向し難い傾向にある。また、水溶解性樹脂自体が水に溶解し易いために、水よりも溶解性の高い有機溶剤や界面活性剤等と接触すると生成した皮膜が再溶解し、強固な皮膜を得ることができない。
一方、水分散型樹脂(水性エマルジョン樹脂)は、分子がある程度大きいので不透明であるが、アルミ粒子を運ぶ能力が高く、アルミをきれいに配向させ易い。また、水溶解型樹脂(水性エマルジョン樹脂)は水に溶解しないので、生成した皮膜に水や有機溶剤等が接触しても再溶解し難い。但し、分子が大きすぎると、アルミ粒子が自由に動くことができずに配向が悪くなり、輝度感、密着性及び摩擦色落ち度等の低下が発生する。本実施形態においては、比較的透明性の高い皮膜を得ることができる最適な大きさの分子を有する水分散型樹脂(水性エマルジョン樹脂)を使用することが好ましい。
水性バインダとしては、水に樹脂を分散させた水分散型樹脂(水性エマルジョン樹脂)を用いることができ、例えば、アクリル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリエーテル系樹脂、スチレン−アクリル系共重合樹脂、スチレン−マレイン酸系共重合樹脂、アクリル−ウレタン系共重合樹脂などの中から任意のものを1種単独で又は2種以上を混合したものが用いられる。
また、水性バインダは、水分散型樹脂(水性エマルジョン樹脂)に、アルミ粒子を水中に均一に分散させる分散剤を適宜混合するとよく、分散剤としては、負の電荷を持つアニオン性化合物、正の電荷を持つカチオン性化合物、水中でイオン分離しない非イオン性化合物及び理論分子量が数千から数万の高分子化合物などを用いることができる。
また、水性バインダは、水分散型樹脂(水性エマルジョン樹脂)に、アルミの配向を向上させるレベリング剤を適宜混合するとよく、レベリング剤としては、アクリル系、ビニル系、シリコーン系及びフッ素系などを用いることができる。
また、水性バインダは、水分散型樹脂(水性エマルジョン樹脂)に、アルミ粒子の表面に親水性を付与させたり、水等の液面の表面張力を低下させたりしてアルミ粒子や基材との濡れ性を向上させる湿潤剤等を混合させてアルミ粒子が自由に動ける環境を作り、配向性を向上させるとよく、この場合の湿潤剤としては、例えば、アセチレングリコール系やシリコーン系を用いることができる。
水性バインダに用いられる溶剤としては、例えば、公知の水系塗工剤に使用されているグレードの工業用水が使用できる。また、水系溶剤としては、水と有機溶剤とからなる混合溶剤も使用することができる。この場合の有機溶剤としては、例えば、エタノール、イソプロピルアルコール、n−プロピルアルコール等のアルコール類のほか、グリコール類、グリコールエーテル類等の水溶性有機溶剤を好適に用いることができる。混合溶媒の場合、水及び有機溶媒の割合は一般に水:有機溶媒20:80〜100:0(重量比)の範囲内で適宜調整することができる。
着色剤としては、アゾ系、フタロシアニン系、キナクリドン系、アントラキノン系、ジオキサジン系、インジゴ・チオインジゴ系、ベリノン・ベリレン系、イソインドレノン系、アゾメチレンアゾ系などの有機顔料、カーボンブラック、チタン白などの無機顔料、蛍光顔料、着色樹脂エマルジョン、パール顔料、鱗片状剥片からなる金属顔料などを用いることができる。本実施形態においては、金属顔料として、鱗片状のアルミ粉末が用いられている。
ここで、本実施形態に用いられるアルミ粉末について説明する。一般に、印刷インキに使用されるアルミ粉末は鱗片状をなしており、その形状(粒子径・厚み・形)、粒度分布、表面処理等によって印刷効果(例えば、輝度、隠蔽性、色調)に様々な影響を与える。例えば、粒子径が細かいと隠蔽力は向上するが輝度感が低下して黒味色調となる。一方、粒子径が大きいと、白味色調で輝度感は向上するが隠蔽力が不足する。また、アルミ粒子の厚みを薄くすれば平滑に配向し易くなることで隠蔽力や鏡面性は向上するが、アルミ粒子を叩いて薄くする工程を何度も行う必要があり、製造コスト面の高騰やアルミ粒子の鱗片形状が破壊される等、アルミ顔料特有の色調が再現されなくなる場合がある。形状は楕円形(コイン状)に近くなるほど輝度感や白色度が向上するが、厚みとのバランスを両立することが難しく、製造コストが高騰等するおそれがある。また、粒度分布のバラつきが大きい程、粒子径が不揃いであり、均一な皮膜や色調を得ることができない。
そこで、本実施形態に用いられる水性インキにおいては、鱗片状にする前の時点で粒子径・粒形の揃ったアルミ粒子を選定し、最適な圧で選定したアルミを延伸して鱗片状とした後、細かなメッシュの篩にて粒度の揃った粒子径の細かなアルミ粒子を選定することが好ましい。
また、印刷効果に大きな影響を与える要因として、塗膜中に存在するアルミの位置が重要となる。アルミの位置は、アルミの表面処理によって位置を変えることができる。例えば、印刷インキに使用されるアルミには、樹脂との濡れ性を意図的に低下させることで比重の大きなアルミを塗膜表面に浮かせて配列・配向するように表面処理したリーフィングタイプと、樹脂との濡れ性を向上させることで塗膜表面ではなく、塗膜内部に配列・配向するように表面処理したノンリーフィングタイプと、が存在する。
アルミの表面処理は、アルミの存在位置を変えるためだけではなく、水との接触による反応やアルミ同士の凝集等を抑制するためにアルミの表面にコーティング剤を単独又は複合的に皮膜処理される。
リーフィングタイプのアルミは、塗膜表面に配列・配向することで鏡面のように外光を正反射させることで輝度感を向上させている。また、アルミが塗膜表面を覆うために隠蔽性に優れる。しかし、樹脂との濡れ性を意図的に悪くしていることから塗膜との密着性が劣り、塗膜表面にアルミが存在するために外的要因を受けやすくシェアがかかると塗膜から剥がれ落ちる傾向がある。
一方、ノンリーフィングタイプのアルミは、リーフィングタイプのアルミのように塗膜表面に配列・配向しないので、リーフィングタイプのような輝度感及び隠蔽性を得ることが困難であるが、塗膜内部にアルミが存在することで密着性が良好となり、外的要因を受け難いので摩擦色落ち度も良好となる。
上述に基づいて、本実施形態においては、粒子径の細かいノンリーフィングタイプのアルミ粉末を使用している。具体的には、顔料としてアルミを使用する際、一般的に平均粒子径5〜100μmのものが使用される。また、グラビア印刷に使用できる粒子径としては、セルの線数及び深度にもよるが、5〜30μm程度が推奨される。本実施形態においては、5〜10μmの比較的粒子径の細かいアルミを使用する。アルミの粒子径が細かい程、輝度感が出にくくなるが、塗膜中にアルミをきれいに配列・配向させれば塗膜を通して外光が入射及び反射し、輝度感を付与させることができる。これを実現させるために、上述の水性バインダ及び添加剤等の選定を行った。
また、本実施形態においては、アルミ粉末のコーティング剤として、シリカ化合物でコーティングしたノンリーフィングタイプのアルミを使用している。ここで、一般にアルミは、水との接触やアルミ同士の凝集等を抑制するために、アルミの表面にコーティング剤を単独又は複合的に被膜処理される。
コーティング剤として有機化合物(リン酸エステル等)を被膜した場合、アルミ表面に強固に吸着してアルミと水との接触を抑制する効果をもたらすが、水だけではなくその他の成分(例えば、樹脂や添加剤等)との接触も抑制してしまい、塗膜の密着性が不十分になるおそれがある。例えば、リン酸化合物を被膜した場合は、処理方法が簡単であるため処理コストを抑えるメリットがあるが、バインダの種類によっては被膜した効果が十分に得られない場合がある。
また、コーティング剤としてモリブデンを被膜した場合、無機リン酸化合物よりも安定性及び被膜特性に優れており、化学的、技術的な課題をクリアするのに適した皮膜処理方法であるが、非常に高度な塗膜の密着性を要求される場合には不十分な場合がある。
また、コーティング剤としてシリカ化合物を被膜した場合、緻密な被膜を形成することが可能であり、腐食抑制効果も高い。また、全くの不透明である金属を被膜していないので、アルミ本来の鮮明な色調及び輝度感を損なわずに被膜することができる。更に化合物であるために、被膜に他の特性(水との濡れ性等)を付与させることが可能であり、腐食抑制効果、輝度感及びその他性能を兼ね備えた被膜を有するアルミを得ることができる。そこで、本実施形態においては、塗膜特性(密着性、摩擦色落ち度等)、印刷効果(輝度感、色調等)、印刷適性(原反への移転性等)及び安定性(ガス発生抑制、再分散等)等の性能が要求されることから、シリカ化合物で表面をコーティング処理したアルミ粉末を用いた。
体質顔料としては、公知又は市販のものを使用でき、特に限定はない。例えば、白土、タルク、クレー、ケイソウ土、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、酸化チタン、アルミナホワイト、シリカ、カオリン、マイカ、水酸化アルミニウム等の無機系顔料、ポリアクリル酸エステル、ポリウレタン、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリシロキサン、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、ベンゾグアナミン樹脂等の有機系顔料、あるいはこれらの共重合体からなる有機系顔料が利用できる。これらは、通常は粒子の形態で使用することが望ましい。
その他助剤成分として、耐摩擦性、滑り性等を向上させるためのパラフィン系ワックスやシリコーン系ワックス、及び樹脂を架橋させるためのアジリジン系架橋剤、カルボジイミド系架橋剤、イソシアネート系架橋剤、及び消泡するためのシリコーン系消泡剤、非シリコーン系消泡剤、及びアルミが凝集することを抑える凝集防止剤等も適宜混合することが好ましい。
次に、上述した発泡壁紙100の製造方法について、図2及び図3を参照しながら説明する。本実施形態においては、ポリ塩化ビニル樹脂で発泡樹脂層120を形成した発泡壁紙100を用いて説明する。図2は、本実施形態に係る印刷インキ層130を模式的に示す断面図である。図3は、本実施形態に係る発泡壁紙100の製造工程を示す図である。
先ず、図3(a)に示すように、基材層を構成する裏打ち紙等を準備し、裏打ち紙の上に、発泡樹脂層を構成するポリ塩化ビニル樹脂を一定の厚みになるように塗布する。裏打ち紙の上にポリ塩化ビニル樹脂を塗布すると、これをゲル化に必要な温度150℃で20〜30秒間加熱する。これにより、ポリ塩化ビニル樹脂がゲル化して、図3(b)に示すように、基材層110に発泡樹脂層120が積層された状態(所謂、原反)となる。このときポリ塩化ビニル樹脂の一部が裏打ち紙等に含浸する。
次に、図3(c)に示すように、発泡樹脂層120の上に、アルミ粉末を顔料として用いた上述した水性インキを一定の厚みになるように塗布する。発泡樹脂層120の上に水性インキを塗布すると、これを乾燥に必要な温度100℃で10秒から20秒間加熱する。これにより、水性インキが乾燥して、図3(d)に示すように、発泡樹脂層120に印刷インキ層130が積層された状態となる。
次に、図3(e)に示すように、印刷インキ層130の上に、表面処理樹脂を一定の厚みとなるように塗布する。印刷インキ層130の上に表面処理樹脂を塗布すると、これを発泡樹脂層120を発泡させるのに必要な温度220〜230℃で30〜45秒間加熱する。これにより、表面処理樹脂がゲル化して表面処理層140が形成されると共に、発泡樹脂層120が発泡する。このとき、図2に示すように、印刷インキ層130に配列・配向されたアルミ132により熱がランダムに印刷インキ層130及び発泡樹脂層120に伝わり、発泡樹脂層120の表面に凹凸が形成される。発泡樹脂層120の表面に凹凸が形成されると、結果として、発泡樹脂層120に印刷された印刷インキ層130のバインダ131が凹凸になり、印刷インキ層130に配列・配向されたアルミ132が乱反射するようになる。
発泡樹脂層120が発泡すると、次に、図3(f)に示すように、表面処理層140の上から所定形状の金型を押圧してエンボス加工を行い、発泡壁紙100が完成する。なお、上述においては、表面処理層140を有する発泡壁紙100を用いて説明したが、表面処理層を有さない3層構造の発泡壁紙の場合は、表面処理樹脂を塗布することなく発泡樹脂層を発泡させ、エンボス加工を行う。この場合の発泡に必要な温度及び発泡時間は、上述と同様である。
以上説明したように、本実施形態に係る発泡壁紙100は、シリカ化合物でコーティングされ、且つ平均粒子径が5〜10μmのノンリーフィングタイプのアルミ粉末を顔料とし、水分散型樹脂をバインダとする水性インキを印刷インキ層130に用いている。そのため、発泡樹脂層120を加熱発泡させた際に、塗膜中に一様に分散して配列されたアルミ132により発泡樹脂層120への熱の伝わり方がランダムとなり、発泡壁紙100の表面に凹凸が形成される。これにより、印刷インキ層130も凹凸となり、印刷インキ層130のアルミ132が乱反射するようになることで輝度感が向上する。
また、塗膜の内部に平均粒子径が5〜10μmのアルミ132が配列されているため、隠蔽性も保たれる。更に、ノンリーフィングタイプのアルミ粉末を用いているため、密着性及び摩擦色落ち度は保持されている。
以下に、実施例を挙げて、本発明を更に詳しく説明する。なお、本発明は、下記に限定されるものではない。
<実施例1>
上述の実施形態に係る発泡壁紙と同様の構成の発泡前の壁紙を準備した。発泡前壁紙の発泡樹脂層は、ポリ塩化ビニル樹脂を用いて形成した。発泡前壁紙の印刷インキ層に用いられる水性インキは、シリカ化合物でコーティングし、粒子径5〜10μmのノンリーフィングタイプの鱗片状のアルミ粉末を顔料として使用し、水分散型樹脂(水性エマルジョン樹脂)をバインダとして使用した。アルミ粉末は、1個の粒子に対して2カ所以上の長さを測定し、その平均値を粒子径(平均粒子径)とした。この発泡前壁紙を上述した方法で発泡させ、発泡後の表面の輝度感、隠蔽性(隠蔽率)、密着性、摩擦色落ち度及び耐薬性を評価した。評価は、下記の評価基準に基づいて行った。
輝度感は、アルミを顔料とした油性インキ及び水性インキを同条件下で発泡樹脂層に塗布し、発泡樹脂層を発泡させた後、油性インキを塗布した発泡壁紙と水性インキを塗布した発泡壁紙とを目視により比較した評価を行った。なお、ここでいう輝度感とは、金、銀等の独特のキラキラ感等の発色をいう。輝度感の評価基準としては、油性インキ以上の輝度感を「5」とし、油性インキと同等の輝度感を「4」とし、油性インキよりやや劣る輝度感を「3」とし、油性インキよりも劣る輝度感を「2」とし、輝度感なしを「1」とした。
隠蔽性は、アルミを顔料とした水性インキを発泡樹脂層に塗布し、発泡樹脂層を発泡させた後、水性インキを塗布した発泡壁紙に対して目視による評価を行った。なお、ここでいう隠蔽性とは、塗膜が下地の色の差を覆い隠す度合をいう。隠蔽性の評価基準としては、下地が顕出されない状態を「4」とし、下地が僅かに顕出される状態を「3」とし、下地が顕出される状態を「2」とし、下地が明瞭に顕出される状態を「1」とした。
密着性は、セロハンテープを約75mmの長さの小片にカットし、カットしたセロハンテープの小片を発泡壁紙の表面に貼り付けた後、5分以内に引き剥がした。このとき、発泡壁紙に対して60度に近い角度でセロハンテープの小片の端をつかみ、0.5〜1.0秒で確実に引き剥がした。引き離したセロハンテープの小片は、透明フィルムのシートを張り付けるなどして保存した。引き剥がしたセロハンテープの小片に付着した水性インキを目視により確認し、密着性の評価を行った。密着性の評価基準としては、印刷インキ層がセロハンテープに付着しない状態を「5」とし、印刷インキ層がセロハンテープにごく僅かに付着する状態を「4」とし、印刷インキ層がセロハンテープに30%ほど付着する状態を「3」とし、印刷インキ層がセロハンテープに60%ほど付着する状態を「2」とし、印刷インキ層がセロハンテープに100%付着する状態を「1」とした。
摩擦色落ち度は、JIS L 0849に規定する摩擦試験機II型(スガ試験機社製、製品名:染色堅ろう度試験用 摩擦試験機FR−II型)を用いて、乾燥摩擦及び湿潤摩擦を行った。乾燥摩擦及び湿潤摩擦としては、温度20℃(±15℃)、相対湿度65%(±20%)の常温常湿条件で、乾燥摩擦は縦及び横それぞれ50回、湿潤摩擦は縦及び横それぞれ25回往復させて行った。試験片は、3×22(cm)の大きさのものを用いた。なお、湿潤摩擦とは、試験白布を常温の水で湿らせて往復させる試験である。摩擦色落ち度の評価基準としては、色の変化が汚染用グレースケールの5号程度のものを「5」とし、色の変化が汚染用グレースケールの4号程度のものを「4」とし、色の変化が汚染用グレースケールの3号程度のものを「3」とし、色の変化が汚染用グレースケールで2号程度のものを「2」とし、色の変化が汚染用グレースケールで1号又はその程度を超えるものを「1」とした。
耐薬性は、発泡壁紙の表面に試薬を滴下し、直径3cmのろ紙をかぶせ、その上から試薬を滴下し、常温化で24時間放置した。試薬としては、トイレ用洗浄剤(サンポール、大日本除虫菊株式会社)、住宅・家具用合成洗剤(マイペット、花王株式会社)、台所用合成洗剤(ママレモン、ライオン株式会社)、台所用漂白剤(キッチンブリーチ、第一石鹸株式会社)、カビ取り用洗剤(カビキラー、ジョンソン株式会社)、住宅用合成洗剤(マジックリン、花王株式会社)、2%濃度水酸化ナトリウム、5%濃度塩酸、95%濃度エタノールを用いた。放置後ろ紙を取り、試薬を滴下した発泡壁紙の表面を、コットンにて水で洗浄を行い、乾燥後の外観を目視により観察し、評価した。
耐薬性の評価基準としては、色艶等の変化が確認できないものを「5」とし、色の変化はないが艶の変化が確認できるものを「4」とし、色の変化が確認できるものを「3」とし、若干下地の色が確認できるものを「2」とし、下地の色が確認できるものを「1」とした。
発泡後の発泡壁紙の表面の輝度感、隠蔽性、密着性、摩擦色落ち度(乾燥摩擦色落ち度及び湿潤摩擦色落ち度)及び耐薬性の評価結果を表1に示す。
Figure 0006566672
<比較例1>
上述の実施形態に係る発泡壁紙と同様の構成の発泡前の壁紙を準備した。発泡前壁紙の発泡樹脂層は、ポリ塩化ビニル樹脂を用いて形成した。発泡前壁紙の印刷層に用いられる水性インキは、リン酸エステルでコーティングされ、粒子径が5〜15μmのリーフィングタイプの鱗片状のアルミ粉末を顔料として使用し、水分散型樹脂(水性エマルジョン樹脂)をバインダとして使用した。アルミ粉末は、1個の粒子に対して2カ所以上の長さを測定し、その平均値を粒子径とした。
この発泡前壁紙を上述した方法で発泡させ、発泡後の発泡壁紙の表面の輝度感、隠蔽性、密着性、摩擦色落ち度及び耐薬性を、実施例1と同様の評価基準に基づいて評価した。評価結果を表1に示す。
<比較例2>
上述の実施形態に係る発泡壁紙と同様の構成の発泡前の壁紙を準備した。発泡前壁紙の発泡樹脂層は、ポリ塩化ビニル樹脂を用いて形成した。発泡前壁紙の印刷層に用いられる水性インキは、シリカ化合物でコーティングし、粒子径が20〜30μmのノンリーフィングタイプの鱗片状のアルミ粉末を含有した顔料を使用し、水分散型樹脂(水性エマルジョン樹脂)をバインダとして使用した。アルミ粉末は、1個の粒子に対して2カ所以上の長さを測定し、その平均値を粒子径とした。
この発泡前壁紙を上述した方法で発泡させ、発泡後の発泡壁紙の表面の輝度感、隠蔽性、密着性、摩擦色落ち度及び耐薬性を、実施例1と同様の評価基準に基づいて評価した。評価結果を表1に示す。
<比較例3>
上述の実施形態に係る発泡壁紙と同様の構成の発泡前の壁紙を準備した。発泡前壁紙の発泡樹脂層は、ポリ塩化ビニル樹脂を用いて形成した。発泡前壁紙の印刷層に用いられる水性インキは、リン酸エステル(有機化合物)でコーティングし、粒子径が5〜10μmのノンリーフィングタイプの鱗片状のアルミ粉末を含有した顔料を使用し、水分散型樹脂(水性エマルジョン樹脂)をバインダとして使用した。アルミ粉末は、1個の粒子に対して2カ所以上の長さを測定し、その平均値を粒子径とした。
この発泡前壁紙を上述した方法で発泡させ、発泡後の発泡壁紙の表面の輝度感、隠蔽性、密着性、摩擦色落ち度及び耐薬性を、実施例1と同様の評価基準に基づいて評価した。評価結果を表1に示す。
<比較例4>
上述の実施形態に係る発泡壁紙と同様の構成の発泡前の壁紙を準備した。発泡前壁紙の発泡樹脂層は、ポリ塩化ビニル樹脂を用いて形成した。発泡前壁紙の印刷層に用いられる水性インキは、シリカ化合物でコーティングし、粒子径が5〜10μmのノンリーフィングタイプの鱗片状のアルミ粉末を含有した顔料を使用し、水溶解性樹脂をバインダとして使用した。アルミ粉末は、1個の粒子に対して2カ所以上の長さを測定し、その平均値を粒子径とした。
この発泡前壁紙を上述した方法で発泡させ、発泡後の発泡壁紙の表面の輝度感、隠蔽性、密着性、摩擦色落ち度及び耐薬性を、実施例1と同様の評価基準に基づいて評価した。評価結果を表1に示す。
<評 価>
表1に示すように、シリカ化合物でコーティングしたノンリーフィングタイプのアルミを顔料とした水分散型樹脂を使用した水性バインダで印刷インキ層を形成した発泡壁紙は、密着性及び摩擦色落ち度を低下させることなく、輝度感及び隠蔽性が向上していることが分かる。また、実施例1の発泡壁紙はリーフィングタイプアルミを顔料として使用した水性インキを用いた発泡壁紙よりも密着性及び摩擦色落ち性が高いことが分かる。また、実施例1の発泡壁紙は、粒子径の粗い(20〜30μm)のアルミ粉末を顔料として使用した水性インキを用いた発泡壁紙よりも隠蔽性が高いことが分かる。また、実施例1の発泡壁紙は、リン酸エステルでコーティングしたアルミを顔料として使用した水性インキを用いた発泡壁紙よりも隠蔽性及び密着性が高いことが分かる。また、実施例1の発泡壁紙は、水溶解性樹脂をバインダとして使用した水性インキを用いた発泡壁紙よりも密着性が高い及び耐薬性が高いことが分かる。
100 発泡壁紙
110 基材層
120 発泡樹脂層
130 印刷インキ層(印刷層)
131 バインダ
132 アルミ

Claims (4)

  1. 基材層と、該基材層に積層される発泡樹脂層と、該発泡樹脂層に積層される印刷層と、を備える発泡壁紙であって、
    シリカ化合物でコーティングされ、且つ平均粒子径が5〜10μmのノンリーフィングタイプのアルミ粉末を顔料とし、水分散型樹脂をバインダとする水性インキを前記発泡樹脂層に塗布して印刷層を形成し、該印刷層が形成された発泡樹脂層を加熱発泡させることで、前記印刷層の表面に凹凸を形成させて該印刷層の表面に位置する前記アルミ粉末を乱反射させる、
    ことを特徴とする発泡壁紙。
  2. 前記水性インキには、前記アルミ粉末と前記バインダとの濡れ性を向上させる分散剤が添加されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の発泡壁紙。
  3. 前記印刷層に表面処理層が積層されている、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の発泡壁紙。
  4. 前記印刷層又は前記表面処理層にエンボス加工が施されている、
    ことを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の発泡壁紙。


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