JP6558632B2 - Solar power plant - Google Patents
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Description
本開示は、太陽光発電装置に関する。 The present disclosure relates to a photovoltaic power generation apparatus.
従来、屋根に太陽電池モジュールを固定して太陽光発電装置を構築する際に用いられる種々の固定構造が知られている。例えば、特許文献1には、モジュールフレームの外側に張り出した鍔部を断面略U字形状の押え金具で押え付け、当該金具を屋根に設置された架台フレーム上にボルト止めして太陽電池モジュールを固定する構造が開示されている。 2. Description of the Related Art Conventionally, various fixing structures used when a solar power generation device is constructed by fixing a solar cell module to a roof are known. For example, in Patent Document 1, a collar portion protruding outside the module frame is pressed with a presser fitting having a substantially U-shaped cross section, and the bracket is bolted onto a pedestal frame installed on a roof to install a solar cell module. A fixing structure is disclosed.
太陽光発電装置では、屋根に対して太陽電池モジュールをしっかり固定できることはもとより、屋根上での固定作業が簡単で施工性に優れることが求められている。本開示の目的は、太陽光発電装置の耐荷重性と施工性を向上させることである。 In the solar power generation device, not only the solar cell module can be firmly fixed to the roof, but also the fixing work on the roof is required to be simple and excellent in workability. An object of the present disclosure is to improve load resistance and workability of a solar power generation device.
本開示の一態様である太陽光発電装置は、太陽電池パネル、及び当該パネルの端縁部に設けられたフレームを有する複数の太陽電池モジュールと、隣り合う各太陽電池モジュールに跨って取り付けられ、当該各モジュールを屋根に固定する固定金具とを備えた太陽光発電装置であって、固定金具は、隣り合う各太陽電池モジュールのうち少なくとも一方の太陽電池モジュールのフレームに係合する下金具と、下金具上に固定され、隣り合う各太陽電池モジュールのうち少なくとも他方の太陽電池モジュールのフレームに係合する上金具と、下金具をスライド可能に支持するガイドレール部を有し、屋根の野地板に固定されるベース金具とを備える。 A solar power generation apparatus according to an aspect of the present disclosure is attached across a solar cell panel and a plurality of solar cell modules having a frame provided at an edge of the panel, and adjacent solar cell modules, A solar power generation apparatus including a fixing bracket for fixing each module to the roof, wherein the fixing bracket is a lower bracket that engages with a frame of at least one solar cell module among adjacent solar cell modules; A roof base plate having an upper bracket that is fixed on the lower bracket and engages with a frame of at least the other solar cell module among adjacent solar cell modules, and a guide rail portion that slidably supports the lower bracket. And a base bracket fixed to the base plate.
本開示の一態様によれば、屋根に対して太陽電池モジュールをしっかり固定でき、且つ屋根上での固定作業が簡単で施工性に優れた太陽光発電装置を提供することができる。 According to one embodiment of the present disclosure, it is possible to provide a solar power generation device that can firmly fix a solar cell module to a roof, can be easily fixed on the roof, and has excellent workability.
以下、図面を参照しながら、実施形態の一例について詳細に説明する。
実施形態において参照する図面は、模式的に記載されたものであり、図面に描画された構成要素の寸法比率などは、現物と異なる場合がある。具体的な寸法比率等は、以下の説明を参酌して判断されるべきである。本明細書において、「略**」との記載は、略同一を例に挙げて説明すると、完全に同一はもとより、実質的に同一と認められる場合を含む意図である。
Hereinafter, an example of an embodiment will be described in detail with reference to the drawings.
The drawings referred to in the embodiments are schematically described, and the dimensional ratios of the components drawn in the drawings may be different from the actual products. Specific dimensional ratios and the like should be determined in consideration of the following description. In the present specification, the description of “substantially **” is intended to include the case where substantially the same is recognized as substantially the same as the case where substantially the same is described as an example.
本明細書では、固定金具が屋根に取り付けられた状態で、屋根の桁方向(屋根の軒棟方向に垂直な方向)に沿う金具の方向を「横方向」、屋根の野地板に垂直な方向に沿う金具の方向を「上下方向」という。また、屋根の軒棟方向に沿う金具の方向を縦方向という場合がある。実施形態の説明で用いる図面には、屋根の軒棟方向・縦方向を矢印α、桁方向・横方向を矢印β、上下方向を矢印γで示す。 In this specification, with the fixing bracket attached to the roof, the direction of the bracket along the roof girder direction (the direction perpendicular to the roof eaves direction) is the “lateral direction”, and the direction perpendicular to the roof base plate The direction of the metal fitting along the line is referred to as “vertical direction”. Moreover, the direction of the metal fitting along the eaves direction of a roof may be called the vertical direction. In the drawings used in the description of the embodiment, the roof eaves direction / vertical direction is indicated by an arrow α, the girder / lateral direction is indicated by an arrow β, and the vertical direction is indicated by an arrow γ.
図1〜図12を参照しながら、第1実施形態である太陽光発電装置10について以下詳細に説明する。
The photovoltaic
図1は、屋根に設置された太陽光発電装置10を示す図である。
図1に例示するように、太陽光発電装置10は、複数の太陽電池モジュール11と、隣り合う太陽電池モジュール11に跨って取り付けられ、当該各モジュールを屋根に固定する固定金具14とを備える。詳しくは後述するが、太陽光発電装置10は、固定金具14として、ガイドレール部34を有するベース金具30と、ガイドレール部34にスライド可能に支持される下金具40と、下金具40上に固定される上金具50とを備える(後述の図3参照)。
FIG. 1 is a diagram illustrating a solar
As illustrated in FIG. 1, the solar
本実施形態では、固定金具14が屋根の軒側に配置される太陽電池モジュール11a(第1の太陽電池モジュール)と、太陽電池モジュール11aの棟側に隣接配置される太陽電池モジュール11b(第2の太陽電池モジュール)とに跨って取り付けられる。この場合、ガイドレール部34が軒棟方向に沿って延びるように、ベース金具30が野地板90に固定されることが好ましい(後述の図3参照)。太陽光発電装置10の軒側端部には、ベース金具30x、軒側端部用下金具60、及び軒側端部用上金具70(後述の図10参照)が取り付けられる。以下、これらを総称して軒側端部用固定金具という場合がある。太陽光発電装置10の棟側端部には、例えば棟側端部用固定金具(図示せず)が取り付けられる。但し、棟側端部には固定金具14が取り付けられてもよい。
In the present embodiment, the
太陽電池モジュール11a,11b(第1、第2の太陽電池モジュール)の用語は、2つの太陽電池モジュールについての相対的な位置関係を示すものである。即ち、太陽光発電装置10を構成する複数の太陽電池モジュール11のうち、軒棟方向に隣接する任意の2枚の太陽電池モジュール11について、軒側に配置される方が太陽電池モジュール11aであり、棟側に配置される方が太陽電池モジュール11bである。なお、固定金具14は屋根の桁方向に隣接する2枚の太陽電池モジュール11に跨って取り付けることも可能である。この場合、ガイドレール部34が桁方向に沿って延びるように、ベース金具30が野地板90に固定されることが好ましい。
The terms of the
1枚の太陽電池モジュール11は、例えば屋根の桁方向に並んで適当な間隔で設置された複数の固定金具14を用いて屋根に固定される。図1に示す例では、1枚の太陽電池モジュール11に対して、軒棟方向両端部に2つずつ、合計4つの固定金具14が取り付けられている。各固定金具14は、例えば軒棟方向に並んでいなくてもよいが、好ましくは軒棟方向、桁方向のいずれにも整列配置される。
One
太陽電池モジュール11は、太陽電池パネル12と、当該パネルの端縁部に設けられたフレーム13とを有する。太陽電池パネル12は、例えば複数の太陽電池セルがガラス板等の保護部材で挟持された略平坦なパネルである。図1に例示する太陽電池モジュール11及び太陽電池パネル12は、平面視で略長方形である。各太陽電池モジュール11は、短辺が軒棟方向に略平行であり、隣り合う太陽電池モジュール11の短辺同士が接触した状態で屋根上に配置されている。太陽電池モジュール11は、長方形以外の平面視形状を有していてもよく、正方形等の他の形状であってもよい。
The
フレーム13は、太陽電池パネル12の端縁部を保護する。また、フレーム13は屋根に対する太陽電池モジュール11の固定に利用されることが好適である。フレーム13の構造は特定の構造に限定されないが、好ましくは後述する外溝24及び内鍔26を有する。フレーム13は、例えばアルミニウム等の金属材料を押出成形して形成される長尺状の部材である。フレーム13は、太陽電池パネル12の各長辺及び各短辺に沿って取り付けられる複数の部材からなり、コーナーピース等を用いて互いに接続されて太陽電池パネル12の四方を囲むことが好ましい。本実施形態では、外溝24及び内鍔26が、太陽電池パネル12の長辺に沿って取り付けられるフレーム13のみに設けられている。
The
図2は、太陽電池モジュール11の断面図(フレーム13の幅方向断面図)である。
図2に例示するように、フレーム13は、本体部20と、太陽電池パネル12の端縁部を収納する内溝22と、太陽電池パネル12と反対側に設けられる外溝24と、太陽電池モジュール11の内側に張り出した内鍔26とを有する。内溝22はフレーム13の幅方向一方側(内側)に開口した溝であって、外溝24は内溝22と反対側である幅方向他方側(外側)に開口した溝である。本実施形態では、内溝22及び外溝24の深さ方向、内鍔26の延出方向が屋根の軒棟方向に沿っている。また、内溝22はフレーム13の上部に形成され、外溝24及び内鍔26はフレーム13の下部に形成されている。本体部20の形状は特に限定されないが、剛性の向上、軽量化、材料コスト削減等の観点から、好ましくは中空の角柱形状を有する。
FIG. 2 is a cross-sectional view of the solar cell module 11 (a cross-sectional view in the width direction of the frame 13).
As illustrated in FIG. 2, the
フレーム13は、本体部20の上面に立設した鉤部21を有する。鉤部21は、本体部20の外側から上方に真っ直ぐ延び、途中で内側に折れ曲がって断面略L字形状に形成されている。本体部20の上面と鉤部21との間に、太陽電池パネル12を挿入可能な隙間である内溝22が形成されている。内溝22は、フレーム13の長手方向に沿って形成される。内溝22には太陽電池パネル12の端縁部が挿入され、太陽電池パネル12と内溝22の隙間には、例えば接着剤が充填される。
The
フレーム13は、本体部20の下面に立設した鉤部23を有する。鉤部23は、本体部20の内側から下方に真っ直ぐ延び、途中で外側に折れ曲がって断面略L字形状に形成されている。本体部20の下面と鉤部23との間に、固定金具14の挿嵌部を挿し込み可能な隙間である外溝24が形成される。外溝24は、固定金具14を取り付ける部分のみに形成されてもよいが、好ましくはフレーム13の長手方向に沿って連続的に形成される。底板25は、鉤部23の一部であって、フレーム13の底部を構成する部分である。
The
内鍔26は、フレーム13の下部から太陽電池モジュール11の内側(フレーム13の幅方向他方側)に向かって延出し、太陽電池モジュール11の内側に向いたフレーム13の内側壁に対して略垂直に設けられることが好ましい。本実施形態では、鉤部23のうちフレーム13の内側壁を構成する部分(上下方向に沿った部分)から内鍔26が延出し、内鍔26は底板25と共にフレーム13の底部を構成する。底板25の下面と内鍔26の下面は、連続した段差のない略平坦な面(フレーム13の下面)を形成している。内鍔26は、固定金具14を取り付ける部分のみに形成されてもよいが、好ましくはフレーム13の長手方向に沿って連続的に形成される。
The
図3は、図1中のAA線断面の一部を示す図である。
図3では、軒棟方向に隣接配置される太陽電池モジュール11a,11bの各構成要素に、それぞれ「a」、「b」を付する。
FIG. 3 is a diagram showing a part of a cross section taken along line AA in FIG.
In FIG. 3, “a” and “b” are respectively attached to the constituent elements of the
図3に例示するように、太陽光発電装置10は、軒棟方向に隣接配置される太陽電池モジュール11a,11bに跨って取り付けられ、当該各モジュールを屋根に固定する固定金具14として、ベース金具30と、下金具40と、上金具50とを備える。ベース金具30は、下金具40をスライド可能に支持するガイドレール部34を有し、野地板90に固定される金具である。ベース金具30は、例えばガイドレール部34を構成する一対の鉤部36を有する。下金具40は、太陽電池モジュール11a,11bの少なくとも一方のフレーム13a,13bに係合する金具である。上金具50は、下金具40上に固定され、太陽電池モジュール11a,11bのうち少なくとも他方のフレーム13a,13bに係合する金具である。即ち、下金具40がフレーム13a,13bの一方に係合する場合、上金具50は下金具40が係合しないフレームに係合する。下金具40はフレーム13a,13bの両方に係合する形態であってもよく、その場合、上金具50はフレーム13a,13bのいずれか又は両方に係合する形態であってもよい。
As illustrated in FIG. 3, the solar
図3に示す例では、ベース金具30と屋根材91の間にスペーサー92が設けられている。スペーサー92は、軒側から棟側に向かって次第に厚みが厚くなっている。スペーサー92は、ベース金具30と屋根材91の間に形成される段差を埋めて、屋根材91上におけるベース金具30の安定した取り付けを可能とする。換言すると、スペーサー92を用いることで、例えば屋根材91同士の重なりにより段差が形成される部分にもベース金具30を安定に取り付けることが可能となる。ベース金具30は、屋根材91及びスペーサー92を介して、ガイドレール部34が軒棟方向に沿って延びるように野地板90に固定されている。
In the example shown in FIG. 3, a
ベース金具30は、野地板90に固定される固定部31を有する。固定部31は、ベース金具30の横方向両側に2つ設けられることが好適である。ガイドレール部34は、2つの固定部31の間に設けられる。各固定部31は、それぞれ複数のネジ孔32を有することが好ましい。本実施形態では、各固定部31の軒棟方向に並んで、ネジ孔32が4つずつ形成されている。ベース金具30は、棟側から数えて2番目のネジ孔32を除く、3つのネジ孔32に挿通された木ネジ15を用いて野地板90に固定されている。なお、棟側から数えて2番目のネジ孔32を使用すると、屋根材91の端部近傍を木ネジ15が貫通することになり、屋根材91が破損し易くなるため好ましくない。軒棟方向に並んだ複数のネジ孔32を設けることにより、野地板90に対するベース金具30の良好な固定性を確保しながら設置の自由度を高めることができる。
The base metal fitting 30 has a fixing
ベース金具30のガイドレール部34に支持される下金具40は、例えばガイドレール部34の範囲内において任意の位置に配置可能である。軒棟方向に延びるガイドレール部34は、下金具40及び下金具40上に固定される上金具50の軒棟方向に対する設置の自由度を高め、太陽光発電装置10の施工性を向上させる。更に、ベース金具30は、下金具40及び上金具50をベース金具30に固定するためのボルト16の頭部をスライド可能に支持するボルト用ガイドレール部35を有することが好適である。ボルト用ガイドレール部35は、太陽光発電装置10の施工性を更に向上させる。
The
下金具40及び上金具50は、太陽電池モジュール11のフレーム13に取り付けられる。本実施形態では、下金具40が太陽電池モジュール11aに係合し、上金具50が太陽電池モジュール11a,11bの両方に係合している。下金具40上には太陽電池パネル12a(第1の太陽電池パネル)の端縁部に設けられたフレーム13a(第1のフレーム)が載せられる。上金具50は下金具40上に配置され、上金具50上には太陽電池パネル12b(第2の太陽電池パネル)の端縁部に設けられたフレーム13b(第2のフレーム)が載せられる。但し、太陽電池モジュール11に対する各金具の係合形態は図3に示すものに限定されず、例えば上金具50は太陽電池モジュール11bのフレーム13bのみに係合していてもよい。
The
下金具40は、フレーム13aの内鍔26aを押える金具であって、内鍔26aを利用して太陽電池モジュール11aの棟側端部をベース金具30に固定する。上金具50は、フレーム13a,13bの両方に取り付けられ、太陽電池モジュール11aの棟側端部及び太陽電池モジュール11bの軒側端部をベース金具30に固定する。上金具50は、フレーム13aの外溝24aに挿し込まれる挿嵌部54(軒側挿嵌部)と、フレーム13bの外溝24bに挿し込まれる挿嵌部56(棟側挿嵌部)とを有する。2つの挿嵌部54,56を設けることにより、挿嵌部が1つである場合と比べて、ベース金具30に対する太陽電池モジュール11a,11bの固定構造がより強固になり耐荷重性が向上する。
The
下金具40及び上金具50は、施工性の向上、材料コスト低減等の観点から、1本のボルト16を用いてベース金具30に固定されることが好適である。ボルト16には、下金具40を固定するためのナット17(下金具用ナット)、及び上金具50を固定するためのナット18(上金具用ナット)がそれぞれ取り付けられる。下金具40及び上金具50は、ボルト16が挿通されるボルト孔42,53をそれぞれ有する。ボルト孔42,53は、各金具の棟側部分の互いに重なり合う位置であって、フレーム13bの内鍔26bと重ならず、ナット17,18が内鍔26bと干渉しない位置に形成される。下金具40及び上金具50は、上金具50の上から各金具を押える1つのナットを用いて固定することもできるが、例えばナット17を用いることにより下金具40の取り付けが容易になり施工性が向上する(後述の手順(2)参照)。また、2つのナット17,18を取り付けることで、例えばナット18に緩みが発生したとしても、ナット17によってベース金具30に対する下金具40及び上金具50の固定状態が維持される。
The
下金具40は、ガイドレール部34を構成する一対の鉤部36に引っ掛けられる一対の脚部44を有する。下金具40は、一対の鉤部36上に配置されるベース部41を有し、一対の脚部44がベース部41から下方に延出していることが好ましい。一対の脚部44は、下金具40がガイドレール部34から外れることを防止し、当該レール部に沿った下金具40の安定なスライド移動を可能にする。また、一対の脚部44は、ベース金具30と下金具40との結束力を高め、例えば太陽電池モジュール11に作用する負圧に対する耐久性を向上させる。
The
以下、図3に加えて図4〜図9を参照しながら、ベース金具30、下金具40、及び上金具50の構成について更に詳説する。ここでは、各金具が太陽電池モジュール11a,11bに跨って取り付けられるものとして説明する。
Hereinafter, the configurations of the base metal fitting 30, the
図4及び図5は、ベース金具30を示す図である。
ベース金具30は、複数のネジ孔32がそれぞれ形成された2つの固定部31と、各固定部31の間に設けられた台座部33とを有する。ベース金具30は、横方向よりも縦方向(軒棟方向)に長く延びた平面視略矩形形状を有する。2つの固定部31は、いずれも縦方向に長い略平坦な板状に形成され、互いに同一形状、同一寸法を有する。台座部33は、固定部31よりも高く形成され、台座部33と屋根材91の間には雨水等を流すための隙間が形成されている。下金具40は台座部33上に配置される。なお、スペーサー92(図3参照)は固定部31と屋根材91の間に設けられることが好ましい。
4 and 5 are views showing the
The base metal fitting 30 includes two fixing
台座部33には、ガイドレール部34及びボルト用ガイドレール部35が設けられている。ガイドレール部34及びボルト用ガイドレール部35は、同じ方向(縦方向)に延びており、一対の鉤部36から構成される。各鉤部36は、互いに同一形状、同一寸法を有する。各鉤部36は、台座部33上において台座部33の横方向中央部を挟んで対向配置され、台座部33の縦方向全長に亘って形成されている。即ち、各ガイドレール部は台座部33の縦方向全長に亘って形成される。下金具40及びボルト16は、台座部33の縦方向両端から各ガイドレール部にそれぞれ挿入可能である。
The
各鉤部36は、台座部33の上面33aに立設した支持部37と、支持部37の上端から横方向に張り出した第1鍔部38とをそれぞれ有する。各支持部37は上下方向に真っ直ぐ延び、各第1鍔部38は台座部33の上面33aに対して略平行に設けられる。台座部33の上面33aと各第1鍔部38との間隔は、下金具40の脚部44の厚みよりも長く、上面33aと各第1鍔部38との間には脚部44を挿し込み可能で、好ましくは脚部44が上面33aと接触しない大きさの隙間が形成される。当該隙間が下金具40をスライド可能に支持するガイドレール部34となる。各第1鍔部38は互いに反対方向に延び、各々の先端部は台座部33の横方向両端部近傍にそれぞれ位置する。このため、ガイドレール部34は台座部33の横方向両側にそれぞれ形成される。
Each
各鉤部36は、各支持部37の上端から各第1鍔部38と反対側に、即ち台座部33の横方向中央部側に張り出した第2鍔部39をそれぞれ有する。各第2鍔部39は、ボルト16の軸部の直径よりも大きく、ボルト16の頭部の直径よりも小さな隙間をあけて、台座部33の上面33aに対して略平行に設けられる。台座部33の上面33aと各第2鍔部39との間隔は、ボルト16の頭部の厚みよりも長く、上面33aと各第2鍔部39との間にはボルト16の頭部を挿し込み可能な隙間が形成される。当該隙間がボルト16をスライド可能に支持するボルト用ガイドレール部35となる。ボルト用ガイドレール部35に挿入されたボルト16は、軸部が各第2鍔部39の間から突き出して台座部33上に起立し、頭部は各第2鍔部39に引っ掛かって当該レール部内に保持される。ボルト16の締結部分の耐久性を向上させるため、第2鍔部39は第1鍔部38よりも厚く形成されている。
Each
ベース金具30は、上記の通り一対のガイドレール部34の間にボルト用ガイドレール部35が形成された構造を有する。ボルト用ガイドレール部35は、各支持部37の間、即ち台座部33の横方向中央部に設けられ、各ガイドレール部を構成する一対の鉤部36は略T字状に形成されている。各ガイドレール部は、ボルト16を下金具40のボルト孔42に挿通した状態で、軒棟方向に沿って下金具40をスライド可能に支持する。ベース金具30は、例えば軒棟方向に沿った長さが1枚の屋根材91の長さと同程度又は屋根材91の長さよりも短い。このため、ベース金具30を用いることで、例えば装置の軽量化、材料コストの低減等を図ることができる。また、ベース金具30は高さが低いため、太陽電池モジュール11が屋根から大きく浮き上がることなく取り付け可能である。
The base metal fitting 30 has a structure in which a bolt
なお、ベース金具30の形状は、図4及び図5で図示する形状に限定されない。例えば、ガイドレール部34を構成する一対の鉤部36は形状が互いに異なっていてもよい。また、図5に例示する形態では一対の鉤部36によりガイドレール部34及びボルト用ガイドレール部35が形成されているが、各ガイドレール部は別々に形成されてもよい。例えば、台座部の下にボルト用ガイドレール部35を形成し、台座部の上にガイドレール部34を形成してもよい。
Note that the shape of the base metal fitting 30 is not limited to the shape illustrated in FIGS. 4 and 5. For example, the pair of
図6及び図7は、下金具40を示す図である。
下金具40は、略平坦な板状に形成されたベース部41と、フレーム13aが載せられる台座部43とを有する。ベース部41の下面はベース金具30の鉤部36と接触しており、ベース部41の上面には上金具50が載せられる(図3参照)。台座部43は、ベース部41よりも高く形成され、ベース金具30に接触しない。台座部43は、フレーム13aと、上金具50上に載せられるフレーム13bとの高さが略同一となるように形成されることが好ましい。例えば、台座部43の上面の高さがベース部41上に配置される上金具50の第1ベース部51の上面の高さと略同一となるように台座部43が形成される。台座部43は、下金具40の軒側において金具の横方向全長に亘って形成されている。
6 and 7 are diagrams showing the
The
下金具40は、横方向よりも縦方向に長く延び、フレーム13bの内鍔26bを超えて棟側に延びる(図3参照)。ベース部41には、横方向中央部にボルト孔42が形成されている。ボルト孔42は、軒棟方向に長く形成された長孔であって、長孔の軒側端部が内鍔26bと重ならない位置に形成される。ボルト孔42を長孔とすることで、下金具40の取り付けが容易になり施工性が向上する(後述の手順(3)参照)。
The
下金具40は、ベース部41から下方に延出して、ガイドレール部34を構成する一対の鉤部36に引っ掛けられる一対の脚部44を有する。各鉤部36の第1鍔部38上にベース部41が配置され、第1鍔部38の下面側に脚部44が回り込み、各脚部44はベース部41と共に鉤部36の第1鍔部38を挟持する。各脚部44は、ベース部41の下面との間に各第1鍔部38を挿入可能な隙間をあけてベース部41の下面上に設けられる。各脚部44は、ベース部41の横方向両端部から下方に延び、ベース部41の下面との間に当該隙間が形成されるように下金具40の横方向両側部分を下面側に折り返して形成される。各脚部44のうちベース部41に対向する部分は、ベース部41に対して略平行に形成されている。
The
各脚部44には、各第1鍔部38の下面に接触する凸部45がそれぞれ形成される。即ち、各凸部45は各脚部44の上面に形成された突起である。各凸部45は、各脚部44の横方向中央部等に形成されてもよいが、好ましくは各脚部44の横方向両端部にそれぞれ形成される。凸部45は、脚部44を下面側からプレスして形成することができる。ベース部41と凸部45の先端との好適な間隔の一例は、第1鍔部38の厚みの1.00〜1.10倍である。
Each
下金具40は、フレーム13aの内鍔26aを上から押え付ける押え部46を有する。押え部46は、台座部43との間に内鍔26aを挿し込み可能な隙間をあけて台座部43上に設けられる。具体的には、台座部43との間に当該隙間が形成されるように下金具40の軒側部分を棟側に折り返して、台座部43と略平行に延びる押え部46が形成される。押え部46は、下金具40の横方向全長に亘って形成されている。図3に示すように、フレーム13aの内鍔26aは台座部43と押え部46との間に挿し込まれる。即ち、下金具40は内鍔26aを挟持する挟持部を有すると言える。
The
押え部46には、内鍔26aの上面に接触する凸部47が形成されている。即ち、凸部47は押え部46の下面に形成された突起である。凸部47は、押え部46の横方向中央部等に形成されてもよいが、好ましくは押え部46の横方向両端部にそれぞれ形成される。凸部47は、押え部46を上面側からプレスして形成することができる。台座部43と凸部47の先端との間隔が内鍔26aの厚みと同程度となるように、台座部43と押え部46の間隔を設定することが好ましい。好適な間隔の一例は、内鍔26aの厚みの0.95〜1.05倍である。台座部43と凸部47の先端との間隔は内鍔26aの厚みよりも僅かに狭くすることが特に好ましく、特に好適な間隔の一例は、内鍔26aの厚みの0.95〜1.00倍未満である。これにより、凸部47が内鍔26aに強く接触し、押え部46によって内鍔26aが台座部43に押し付けられる。
The
下金具40は、棟側端部を上方に曲げて形成された立壁部48を有する。太陽光発電装置10の施工時において、台座部43と押え部46の間にフレーム13aの内鍔26aを挿し込むときには下金具40を棟側に移動させるが、このとき立壁部48を把手として使用できる。立壁部48を用いることで下金具40を強く引っ張ることができるため、内鍔26aの挿し込みが容易になり施工性が向上する。立壁部48は、ベース部41の横方向全長に亘って形成されてもよいが、ナット17の取り付け性等の観点から、好ましくはベース部41の横方向両側に別れて形成される。
The
なお、下金具40の形状は、図6及び図7で図示する形状に限定されない。例えば、脚部44の形状はガイドレール部34の形状等に応じて変更可能である。一例としては、ベース金具30の横方向両端部から横方向中央部側に延びる略L字形状の鉤部によりガイドレール部34が形成される場合に、ベース部の横方向両端部が脚部として機能する形態が挙げられる。また、一対の脚部44は形状が互いに異なっていてもよい。図6に例示する形態では、脚部44及び立壁部48が2つ設けられているが、これらは1つとすることも可能である。
Note that the shape of the
図8及び図9は、上金具50を示す図である。
上金具50は、略平坦な板状に形成された第1ベース部51を有する。第1ベース部51は、下金具40のベース部41に接した状態でベース部41上に配置される。そして、第1ベース部51上にはフレーム13bが載せられる(図3参照)。上金具50が下金具40上に配置された状態で、第1ベース部51の上面の高さは台座部43の上面の高さと略同一である。第1ベース部51は、フレーム13bの内鍔26bを超えて棟側に延びている(図3参照)。
8 and 9 are views showing the
The upper metal fitting 50 has the
上金具50は、第1ベース部51よりも棟側において、第1ベース部51よりも高く形成された第2ベース部52を有する。第2ベース部52は、第1ベース部51と同様に略平坦な板状に形成されている。ボルト16が挿通されるボルト孔53は、第2ベース部52に形成される。ボルト孔53は、略真円形状を有し、下金具40のボルト孔42と重なる位置に形成される。第2ベース部52は、下金具40のベース部41との間にナット17を取り付け可能なスペースをあけて形成される。第1ベース部51と第2ベース部52の間には段差が形成されるが、当該段差の高さはナット17の厚み以上である。
The upper metal fitting 50 has a
上金具50は、上記の通りフレーム13a,13bの外溝24a,24bにそれぞれ挿し込まれる2つの挿嵌部54,56を有する。第1ベース部51の軒側端部において、挿嵌部56が第1ベース部51の横方向両側にそれぞれ形成され、挿嵌部54が2つの挿嵌部56の間に形成されている。挿嵌部54の横方向長さと、挿嵌部56の2つ分の横方向長さは、例えば略同一である。挿嵌部54は、第1ベース部51の軒側端部から軒側に延出している。挿嵌部56は、第1ベース部51の軒側端部から挿嵌部54と反対側、即ち棟側に延びている。
The upper metal fitting 50 has the two
挿嵌部54は、例えば第1ベース部51の軒側端部から上方に真っ直ぐ延び、途中で軒側に折れ曲がって断面略L字形状に形成されている。挿嵌部56は、例えば第1ベース部51の軒側端部から上方に真っ直ぐ延び、途中で棟側に折れ曲がって断面略L字形状に形成されている。挿嵌部54,56の先端部分は、互いに略同一の高さで、第1ベース部51と略平行に形成されている。挿嵌部56の付け根部分は、挿嵌部54の付け根部分よりもやや棟側に配置されているが、各付け根部分は横方向に並んで形成されていてもよい。
The
挿嵌部54,56の縦方向長さは、好ましくは外溝24の深さ以下であり、より好ましくは外溝24の深さ以下且つ当該深さの50%以上である。本実施形態では、フレーム13aの底板25aが下金具40の台座部43と挿嵌部54との間に挿し込まれ、フレーム13bの底板25bが第1ベース部51と挿嵌部56との間に挿し込まれている。即ち、挿嵌部54は下金具40の台座部43との間に底板25aを挿し込み可能な隙間が形成されるように上方に折り曲げられる。また、挿嵌部56は第1ベース部51との間に底板25bを挿し込み可能な隙間をあけて上金具50の軒側部分を棟側に折り返して形成される。上金具50は底板25bを挟持する挟持部を有すると言える。
The longitudinal length of the
挿嵌部54,56には、外溝24a,24bの内壁に接触する凸部55,57がそれぞれ形成されている。凸部55,57は、各挿嵌部の上面に形成されてもよいが、好ましくは下面に形成される。凸部55は、挿嵌部54の横方向両端部にそれぞれ形成される。凸部57は、各挿嵌部56に1つずつ形成される。凸部55,57は、それぞれ挿嵌部54,56を上面側からプレスして形成することができる。挿嵌部54は、凸部55が底板25aの上面に接触し、底板25aを下金具40の台座部43に押し付ける。即ち、底板25aは台座部43と挿嵌部54によって上下から挟持されている。挿嵌部56は、凸部57が底板25bの上面に接触し、底板25bを第1ベース部51に押し付ける。
The
下金具40の台座部43と上金具50の挿嵌部54の間隔は、台座部43と凸部55の先端との間において底板25aの厚みと同程度であることが好ましい。好適な間隔の一例は、底板25aの厚みの0.95〜1.05倍であり、特に好ましくは底板25aの厚みよりも僅かに狭く、例えば0.95〜1.00倍未満である。第1ベース部51と挿嵌部56の間隔は、第1ベース部51と凸部57の先端との間において底板25bの厚みと同程度であることが好ましい。好適な間隔の一例は、底板25bの厚みの0.95〜1.05倍である。
The distance between the
上金具50は、第1ベース部51に対して略垂直に延びる立壁部58を有する。立壁部58は、フレーム13bの内鍔26bの先端に面する位置であって、上金具50上にフレーム13bを配置する際に支障がない位置に設けられる。立壁部58は、例えば太陽電池モジュール11に負圧が作用した場合に、フレーム13bの棟側への移動を防止する。立壁部58は、第1ベース部51と第2ベース部52との連結部の横方向両側に形成されている。上金具50では、当該連結部と立壁部58とが横方向に並んで形成されるため、当該連結部によってもフレーム13bの棟側への移動が防止される。更に、上金具50は第2ベース部52に対して略垂直に延びる立壁部59を有する。立壁部59は、第2ベース部52の棟側端部に形成されており、例えば第2ベース部52の強度を高める。
The upper metal fitting 50 has a standing
なお、上金具50の形状は、図8及び図9に示すものに限定されない。例えば、上金具50の横方向両側に挿嵌部54(軒側挿嵌部)をそれぞれ形成し、各挿嵌部54の間に挿嵌部56(棟側挿嵌部)を形成してもよい。或いは、上金具50の横方向一方側に挿嵌部54を形成し、横方向他方側に挿嵌部56を形成してもよい。また、上金具50は立壁部58,59を有さない形状としてもよい。
In addition, the shape of the upper metal fitting 50 is not limited to what is shown in FIG.8 and FIG.9. For example, even if the insertion part 54 (eave side insertion part) is formed in the horizontal direction both sides of the upper metal fitting 50, respectively, the insertion part 56 (ridge side insertion part) is formed between each
図10は、太陽光発電装置10の軒側端部及びその近傍を示す断面図である。
図10に示すように、太陽光発電装置10は、当該装置の軒側端部に取り付けられる化粧カバー80を備えることが好適である。化粧カバー80は、例えば太陽電池モジュール11の長辺に沿って設けられる。化粧カバー80は、軒側端部用下金具60及び軒側端部用上金具70を用いてベース金具30xに固定される。ベース金具30xは、軒棟方向長さがベース金具30よりも短い点を除き、ベース金具30と同じ形態を有する。即ち、ベース金具30xは固定部31x、ガイドレール部34x、及びボルト用ガイドレール部35x等を有する。ベース金具30xの代わりに、ベース金具30を用いることも可能である。
FIG. 10 is a cross-sectional view showing the eaves side end of the photovoltaic
As shown in FIG. 10, the solar
化粧カバー80は、例えば中空の略三角柱形状を有し、最も軒側に配置される太陽電池モジュール11の軒側端部に近接配置される。化粧カバー80は、軒側端部用下金具60が挿し込まれる溝部81を有することが好適である。溝部81は、化粧カバー80の下部に形成されている。化粧カバー80は、屋根の桁方向に隣接配置される他の化粧カバー80と連結されてもよい。各化粧カバー80は、例えば他の化粧カバー80内に挿し込み可能な接続部82を有し、各接続部82によって桁方向に隣接配置されるカバー同士が連結される。
The
軒側端部用下金具60は、下金具40と同様に、ガイドレール部34xを構成する一対の鉤部36x上に配置されるベース部61と、ベース部61から下方に延出して一対の鉤部36xに引っ掛けられる一対の脚部64とを有する。ベース部61には、軒棟方向に長いボルト孔62が形成されている。一方、軒側端部用下金具60は、内鍔26を押える押え部の代わりに、ベース部61の軒側端部から延出して化粧カバー80の溝部81に挿し込まれる挿嵌部66を有する点で、下金具40と異なる。挿嵌部66には、溝部81の内壁に当接する凸部67が形成されていることが好ましい。
Similar to the
軒側端部用上金具70は、上金具50と同様に、軒側端部用下金具60のベース部61上に配置される第1ベース部71、ボルト孔73が形成される第2ベース部72、及びフレーム13の外溝24に挿し込まれる挿嵌部76(棟側挿嵌部)を有する。一方、軒側端部用上金具70は、軒側挿嵌部の代わりに、第1ベース部71の軒側端部から上方に延びた固定部74を有する点で、上金具50と異なる。固定部74は、ビス83を用いて化粧カバー80の棟側に向いた側面に固定される。固定部74は、例えば第1ベース部71の横方向両側にそれぞれ形成され、2つの固定部74の間に挿嵌部76が形成される。挿嵌部76には、底板25の上面に当接する凸部77が形成されていることが好ましい。
Similar to the upper metal fitting 50, the upper metal fitting 70 for the eaves side edge portion is a first base portion 71 disposed on the
図11及び図12に、上記構成を備えた太陽光発電装置10の施工手順の一例を示す。
図11は下記手順(1)〜(3)を、図12は下記手順(4)及び(5)をそれぞれ示す。ここでは、太陽電池モジュール11a,11bの境界部分における施工手順を説明するが、太陽光発電装置10の施工では、まず軒側端部用固定金具が野地板90に固定される。太陽電池モジュール11a,11bの境界部分に取り付けられる固定金具14は、例えば軒側端部用固定金具のボルト16の位置を基準に位置合わせが行われる。
太陽電池モジュール11a,11bの境界部分における施工手順は下記の通りである。
(1)ベース金具30を野地板90に固定する。
(2)ベース金具30のガイドレール部34に下金具40を挿入して仮止めする。
(3)下金具40上に太陽電池モジュール11aを配置して、下金具40の押え部46により当該モジュールの内鍔26aを押え、下金具40をベース金具30に固定する。
(4)下金具40上に上金具50を配置して、上金具50の挿嵌部54を太陽電池モジュール11aの外溝24aに挿し込み、上金具50をベース金具30に固定する。
(5)上金具50上に太陽電池モジュール11bを配置して、上金具50の挿嵌部56を当該モジュールの外溝24bに挿し込む。
FIG. 11 and FIG. 12 show an example of the construction procedure of the solar
FIG. 11 shows the following procedures (1) to (3), and FIG. 12 shows the following procedures (4) and (5). Here, although the construction procedure in the boundary part of
The construction procedure at the boundary between the
(1) The base metal fitting 30 is fixed to the
(2) The
(3) The
(4) The upper metal fitting 50 is disposed on the
(5) The
図11(a)に示すように、軒側端部用固定金具の位置を基準として、ベース金具30を野地板90に固定する。ベース金具30は、必要により屋根材91との間にスペーサー92を介在させた状態で、例えば木ネジ15を用いて野地板90に固定される。木ネジ15は、屋根材91を貫通して野地板90に固定されるが、屋根材91の破損防止等の観点から、屋根材91の端部近傍を避けて取り付けられる。図11(a)に示す例では、各固定部31において棟側から数えて2番目のネジ孔32を除く、3つのネジ孔32に木ネジ15が取り付けられている。
As shown in FIG. 11A, the base metal fitting 30 is fixed to the
続いて、図11(b)に示すように、ベース金具30のガイドレール部34に下金具40を挿入して所定箇所までスライドさせ、当該所定箇所に下金具40を仮止めする。下金具40は、ボルト孔42にボルト16を挿通させた状態で、ガイドレール部34の縦方向端部から当該レール部に挿入される。このとき、ボルト16の頭部はボルト用ガイドレール部35に挿入される。ボルト16は、軸部が各第2鍔部39(図5参照)の間から突き出してベース金具30上に起立し、頭部はボルト用ガイドレール部35にスライド可能に支持されている。
Subsequently, as illustrated in FIG. 11B, the
下金具40は、ボルト孔42に挿通されたボルト16にナット17を取り付けることで所定箇所に仮止めされる。当該所定箇所は、上記の通り軒側端部用固定金具に取り付けられるボルト16の位置を基準に定められる。下金具40は、例えばボルト孔42に挿通されたボルト16が当該所定箇所に位置するように仮止めされる。
The
続いて、図11(c)に示すように、太陽電池モジュール11aのフレーム13aを下金具40の台座部43上に配置する。そして、下金具40を棟側に引っ張り、押え部46がフレーム13aの内鍔26aを押さえる位置まで、即ち台座部43と押え部46の間に内鍔26aが深く挿し込まれる位置まで下金具40を棟側に移動させる。これにより、内鍔26aが下金具40によって挟持され、下金具40がフレーム13aにしっかり固定される。なお、下金具40はナット17により仮止めされており、またボルト孔42は軒棟方向に長い長孔であるから、ボルト16を上記所定箇所に位置させた状態で下金具40を棟側に移動させることができる。その後、ナット17を本締めして、ベース金具30に下金具40をしっかり固定する。
Subsequently, as illustrated in FIG. 11C, the
続いて、図12(a)に示すように、下金具40のベース部41上に上金具50を配置し、挿嵌部54を太陽電池モジュール11aの外溝24aに挿し込む。これにより、上金具50がフレーム13aに固定される。このとき、上金具50のボルト孔53にナット17が取り付けられたボルト16、即ちナット17より上方に位置するボルト16の軸部が挿通される。上金具50の第1ベース部51はベース部41に接しているが、ボルト孔53が形成された第2ベース部52は第1ベース部51よりも高く形成されているため、上金具50はナット17と干渉することなく下金具40上に配置可能である。次に、ボルト孔53に挿通されたボルト16にナット18を取り付け、上金具50をベース金具30に固定する。
Subsequently, as shown in FIG. 12A, the upper metal fitting 50 is disposed on the
続いて、図12(b)に示すように、太陽電池モジュール11bのフレーム13bを上金具50の第1ベース部51上に配置し、挿嵌部56を外溝24bに挿し込む。これにより、上金具50がフレーム13bに固定される。太陽電池モジュール11bの棟側端部には、例えば別の固定金具14が取り付けられる。或いは、棟側端部には棟側端部用固定金具が取り付けられる。
Subsequently, as shown in FIG. 12B, the
上記構成を備えた太陽光発電装置10は、上記の簡便な工程を経て容易に構築可能であり、施工性に優れている。更に、太陽光発電装置10では、太陽電池モジュール11と固定金具14との結合力が強く太陽電池モジュール11が屋根にしっかり固定されるため、優れた耐荷重性が得られる。また、太陽光発電装置10は、長さの短いベース金具30を用いているため、例えば長尺フレームを用いる場合と比べて、軽量化、材料コストの低減等に寄与する。加えて、ベース金具30は高さが低いため、太陽電池モジュール11が屋根から大きく浮き上がることなく取り付け可能である。また、太陽光発電装置10によれば、例えばモジュールフレームの外側に張り出した外鍔を利用した取り付け構造と比べて、太陽電池モジュール11a,11bの隙間を小さくすることが可能であり、省スペース化を図ることもできる。
The solar
図13及び図14に、第2実施形態である太陽光発電装置100を示す。
以下では、上記実施形態と同様の構成要素には同じ符号を用いて重複する説明を省略し、特に上記実施形態との相違点について詳細に説明する。
The solar
In the following, the same reference numerals are used for the same components as those in the above embodiment, and redundant description is omitted, and differences from the above embodiment will be particularly described in detail.
図13は太陽光発電装置100の断面図、図14は第4金具160の斜視図である。
図13に示すように、太陽光発電装置100は太陽電池モジュール11a,11bに跨って取り付けられる固定金具として、ベース金具30と、下金具140と、上金具150と、太陽電池モジュール11aのフレーム13aに係合する第4金具160とを備える。即ち、太陽光発電装置100は、第4金具160を備える点で、太陽光発電装置10と異なる。第4金具160を用いることに起因して、下金具140及び上金具150の構造の一部も太陽光発電装置10の下金具40及び上金具50と異なる。第4金具160は、上金具150よりも軒側に配置され、フレーム13aの外溝24aに挿し込まれる。
FIG. 13 is a cross-sectional view of the solar
As shown in FIG. 13, the photovoltaic
図13及び図14に示すように、第4金具160は、略U字形状を呈し、ガイドレール部34を構成する一対の鉤部36上に配置されるベース部161と、外溝24aに挿し込まれる挿嵌部162とを有する。挿嵌部162は、第4金具160の棟側部分を軒側に折り返して形成される。挿嵌部162には、底板25aの上面に接触する凸部163が形成されることが好適である。凸部163は、挿嵌部162の横方向中央部等に形成されてもよいが、好ましくは挿嵌部162の横方向両端部にそれぞれ形成される。下金具140及び上金具150は、太陽光発電装置10の場合と同様に、ボルト16及びナット17,18を用いてベース金具30に固定されるが、第4金具160はボルト孔を有さず、下金具140と係合することでベース金具30に固定される。
As shown in FIGS. 13 and 14, the fourth metal fitting 160 has a substantially U shape, and is inserted into the
下金具140は、例えば第4金具160の下部が挿し込まれる貫通孔141を有する。貫通孔141は、台座部43の棟側部分に形成され、好ましくは台座部43の棟側部分からベース部41の軒側端部に亘って形成される。貫通孔141には第4金具160のベース部161が挿し込まれ、少なくともベース部161の先端部が台座部43の下面に引っ掛けられる。即ち、ベース部161は台座部43と鉤部36との間に挿し込まれ、好ましくは台座部43及び鉤部36に接触する。ベース部161は、例えば台座部43と鉤部36との間隔と略同一の厚みを有する。
The
太陽光発電装置100では、太陽光発電装置10の場合と同様に、フレーム13aが下金具140の台座部43上に載せられ、内鍔26aが押え部46により押え付けられる。フレーム13aの外溝24aには、上記の通り第4金具160の挿嵌部162が挿し込まれ、フレーム13aの底板25aは挿嵌部162と台座部43とで挟持される。挿嵌部162の凸部163の先端と台座部43との好適な間隔の一例は、底板25aの厚みの0.95〜1.05倍である。上記のように、ベース部161は台座部43と鉤部36との間に挿し込まれることから、挿嵌部162はベース部161との間に底板25b及び台座部43に対応する隙間が形成されるように第4金具160の棟側部分を軒側に折り返して形成される。
In the solar
上金具150は、例えば挿嵌部54を有さずフレーム13aと係合しない点を除き、上金具50と同様の構成を有する。上金具150は、フレーム13bの外溝24bに挿し込まれる挿嵌部56を有し、フレーム13bに固定される。挿嵌部56は、第1ベース部51の横方向両側に形成されていてもよいが、好ましくは第1ベース部51の横方向全長に亘って形成される。
The upper metal fitting 150 has the same configuration as that of the upper metal fitting 50 except that the upper metal fitting 150 does not have, for example, the
上記構成を備えた太陽光発電装置100は、太陽光発電装置10と同様に、耐荷重性及び施工性に優れる。第4金具160は、下金具140上に太陽電池モジュール11aを載せた後、挿嵌部162を外溝24aに、ベース部161を下金具140の貫通孔141にそれぞれ挿し込むことで、フレーム13a及びベース金具30に固定することができる。太陽光発電装置100では、第4金具160のベース部161が下金具140の台座部43と鉤部36の隙間に介在しているため、例えば台座部43に加わる荷重を鉤部36に伝達して分散させることができる。
Similar to the solar
図15〜図17に、第3実施形態である太陽光発電装置200を示す。
以下では、上記実施形態と同様の構成要素には同じ符号を用いて重複する説明を省略し、特に上記実施形態との相違点について詳細に説明する。
In FIGS. 15-17, the solar
In the following, the same reference numerals are used for the same components as those in the above embodiment, and redundant description is omitted, and differences from the above embodiment will be particularly described in detail.
図15は、太陽光発電装置200の断面図である。
図15に示すように、太陽光発電装置200は、太陽電池モジュール11a,11bに跨って取り付けられる固定金具として、ベース金具230と、下金具40と、上金具50とを備える。太陽光発電装置200が設置される屋根には、少なくとも太陽電池モジュール11が設置される部分に屋根材が設けられず、野地板90上にベースプレート260が設置されている。ベース金具230は、例えば固定部231のネジ孔232に取り付けられる木ネジ15を用いて野地板90に固定される。本実施形態では、木ネジ15を取り付ける部分に屋根材が設けられないため、太陽光発電装置10の場合よりも、ベース金具230の軒棟方向に沿った長さを短くし、またネジ孔232の数を減らすことができる。
FIG. 15 is a cross-sectional view of the solar
As shown in FIG. 15, the photovoltaic
ベース金具230は、ベース金具30と同様に、ガイドレール部234及びボルト用ガイドレール部235を有する。一方、ベース金具230は、上記の通りベース金具30よりも軒棟方向に沿った長さが短く、ネジ孔232の数が少ない。詳しくは後述するが、ベース金具230は当該金具が固定されるベースプレート260との間に、棟側に設置される別のベースプレート260の端部が挿し込まれる切り欠き部240を有する点で、ベース金具30と異なる。
Similar to the base metal fitting 30, the base metal fitting 230 includes a
図16は、ベースプレート260を野地板90上に設置した状態を示す。
図16に例示するように、太陽電池モジュール11の下には複数のベースプレート260が設置され、各ベースプレート260上にベース金具230が設けられる。ベースプレート260を用いずベース金具230を野地板90に直接固定することも可能であるが、ベースプレート260を用いることで、例えばベース金具230の位置合わせが容易になり施工性が向上する。ベースプレート260を用いる場合、ベースプレート260上の所定位置に粘着テープ等を用いてベース金具230を予め固定(仮止め)し、当該ベースプレートを屋根に運び上げて野地板90上に設置する。ベースプレート260の設置は、後述するように簡便でありながら高精度で行うことができる。
FIG. 16 shows a state where the
As illustrated in FIG. 16, a plurality of
ベースプレート260は、例えば金属製の板状部材であって、野地板90との間に屋根材を介在させることなく野地板90に直接固定される。ベースプレート260と野地板90との間には防水シート等が設けられていてもよい。図16に示す例では、1枚のベースプレート260上に1つのベース金具230と、2つの保持部261が設けられている。ベースプレート260は、例えば太陽電池モジュール11の半分程度の大きさを有し、大凡2枚のベースプレート260上に1枚の太陽電池モジュール11(一点鎖線で示す)が設置される。太陽電池モジュール11は、太陽光発電装置10の場合と同様に、軒側端部、棟側端部が2箇所ずつ、合計4箇所がベース金具230に固定される。
The
ベースプレート260は、軒側の横方向一方側(以下、「左側」とする)から野地板90上に配置される。左側に配置されるベースプレート260a上には、横方向他方側(以下、「右側」とする)に隣接配置されるベースプレート260cの一部が重ねられる。また、ベースプレート260a上には、棟側に隣接配置されるベースプレート260bの一部が重ねられる。このようにして、ベースプレート260は軒側の左から棟側の右に向かって順に設置される。ベースプレート260a,260b,260cは、太陽電池モジュール11の場合と同様に相対的な位置関係を示すものであり、いずれも同じプレートを使用することができる。
The
保持部261は、各ベースプレート260の右側に設けられる。ベースプレート260a上に設けられた保持部261は、ベースプレート260aとの間にベースプレート260cを挿し込み可能な隙間を有する。ベースプレート260a上に重ねられるベースプレート260cの端部は、当該隙間に挿し込まれ保持部261によって上方に浮き上がらないように押えられる。
The holding
図15〜図17に示すように、ベース金具230には切り欠き部240が形成されている。ベース金具230は各ベースプレート260の棟側に設けられ、切り欠き部240はベース金具230の棟側端部に形成される。例えば、ベースプレート260a上に設けられたベース金具230とベースプレート260aとの間には、ベースプレート30bの端部を挿し込み可能な隙間が存在する。切り欠き部240は、ベース金具230の棟側端部に位置する台座部233の下部及び固定部231を切除して形成され、ベース金具230とベースプレート260aとの間に上記隙間を形成する。換言すると、ベース金具230の一部がベースプレート260aとの間に上記隙間をあけて棟側に突出しており、ベースプレート260a上に重ねられるベースプレート260bの端部は、当該突出部によって上方に浮き上がらないように押えられる。
As shown in FIGS. 15 to 17, a
なお、上記各実施形態の構成要素を組み合わせた形態、或いは組み替えた形態としてもよい。例えば、図18に例示する太陽光発電装置300(第4実施形態)は、ベースプレート260が設置された野地板90にベース金具230が固定され、ベース金具230上に下金具140、上金具150、及び第4金具160が固定された構造を有する。
In addition, it is good also as a form which combined the component of said each embodiment, or the form rearranged. For example, in the photovoltaic power generation apparatus 300 (fourth embodiment) illustrated in FIG. 18, the base metal fitting 230 is fixed to the
10 太陽光発電装置、11,11a,11b 太陽電池モジュール、12,12a,12b 太陽電池パネル、13,13a,13b フレーム、14 固定金具、15 木ネジ、16 ボルト、17,18 ナット、20 本体部、21 鉤部、22,22a,22b 内溝、23 鉤部、24,24a,24b 外溝、25,25a,25b 底板、26,26a,26b 内鍔、30,30x ベース金具、31,31x 固定部、32,32x ネジ孔、33 台座部、34,34x ガイドレール部、35,35x ボルト用ガイドレール部、36,36x 鉤部、37 支持部、38 第1鍔部、39 第2鍔部、40 下金具、41 ベース部、42 ボルト孔、43 台座部、44 脚部、45 凸部、46 押え部、47 凸部、48 立壁部、50 上金具、51 第1ベース部、52 第2ベース部、53 ボルト孔、54 挿嵌部、55 凸部、56 挿嵌部、57 凸部、58,59 立壁部、60 軒側端部用下金具、61 ベース部、62 ボルト孔、64 脚部、66 挿嵌部、67 凸部、70 軒側端部用上金具、71 第1ベース部、72 第2ベース部、73 ボルト孔、74 固定部、76 挿嵌部、77 凸部、80 化粧カバー、81 溝部、82 接続部、83 ビス、90 野地板、91 屋根材、92 スペーサー、100 太陽光発電装置、140 下金具、141 貫通孔、150 上金具、160 第4金具、161 ベース部、162 挿嵌部、163 凸部、200 太陽光発電装置、230 ベース金具、231 固定部、232 ネジ孔、233 台座部、234 ガイドレール部、235 ボルト用ガイドレール部、236 鉤部、240 切り欠き部、260 ベースプレート、261 保持部、300 太陽光発電装置 DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 Solar power generation device, 11, 11a, 11b Solar cell module, 12, 12a, 12b Solar cell panel, 13, 13a, 13b Frame, 14 Fixing bracket, 15 Wood screw, 16 bolt, 17, 18 Nut, 20 Main part , 21 collar part, 22, 22a, 22b inner groove, 23 collar part, 24, 24a, 24b outer groove, 25, 25a, 25b bottom plate, 26, 26a, 26b inner collar, 30, 30x base bracket, 31, 31x fixed Part, 32, 32x screw hole, 33 pedestal part, 34, 34x guide rail part, 35, 35x bolt guide rail part, 36, 36x collar part, 37 support part, 38 first collar part, 39 second collar part, 40 Lower bracket, 41 Base part, 42 Bolt hole, 43 Base part, 44 Leg part, 45 Convex part, 46 Presser part, 47 Convex part, 48 Standing wall part 50 upper metal fitting, 51 first base part, 52 second base part, 53 bolt hole, 54 insertion part, 55 convex part, 56 insertion part, 57 convex part, 58, 59 standing wall part, for 60 eaves side edge part Lower bracket, 61 Base portion, 62 Bolt hole, 64 Leg portion, 66 Insertion portion, 67 Convex portion, 70 Eave side end upper bracket, 71 First base portion, 72 Second base portion, 73 Bolt hole, 74 Fixing part, 76 insertion part, 77 convex part, 80 decorative cover, 81 groove part, 82 connecting part, 83 screw, 90 base plate, 91 roofing material, 92 spacer, 100 solar power generation device, 140 lower metal fitting, 141 through hole , 150 Upper bracket, 160 Fourth bracket, 161 Base portion, 162 Insertion portion, 163 Convex portion, 200 Solar power generation device, 230 Base bracket, 231 Fixing portion, 232 Screw hole, 233 Base portion, 234 Guide rail part, 235 guide rail part for bolts, 236 collar part, 240 notch part, 260 base plate, 261 holding part, 300 solar power generation device
Claims (7)
隣り合う前記各太陽電池モジュールに跨って取り付けられ、当該各モジュールを屋根に固定する固定金具と、
を備えた太陽光発電装置であって、
前記固定金具は、
隣り合う前記各太陽電池モジュールのうち少なくとも一方の太陽電池モジュールの前記フレームに係合する下金具と、
前記下金具上に固定され、隣り合う前記各太陽電池モジュールのうち少なくとも他方の太陽電池モジュールの前記フレームに係合する上金具と、
前記下金具をスライド可能に支持するガイドレール部を有し、前記屋根の野地板に固定されるベース金具と、
を備え、
前記ベース金具は、前記ガイドレール部を構成する一対の鉤部を有し、
前記下金具は、前記一対の鉤部上に配置されるベース部と、前記ベース部から下方に延出して前記一対の鉤部の下面側に回り込み、前記ベース部と共に当該鉤部を挟持する一対の脚部とを有する、太陽光発電装置。 A plurality of solar cell modules having a solar cell panel and a frame provided at an edge of the panel;
Attached across each of the adjacent solar cell modules, a fixing bracket for fixing each module to the roof,
A solar power generation device comprising:
The fixing bracket is
A lower fitting that engages with the frame of at least one of the adjacent solar cell modules; and
An upper metal fitting fixed on the lower metal fitting and engaged with the frame of at least the other solar cell module among the adjacent solar cell modules;
A base bracket that has a guide rail portion that slidably supports the lower bracket, and is fixed to the roof base plate;
Bei to give a,
The base metal fitting has a pair of flange portions constituting the guide rail portion,
The lower bracket includes a base portion disposed on the pair of flanges, and a pair that extends downward from the base portion and wraps around the lower surface side of the pair of flanges, and sandwiches the flange with the base portion. A solar power generation device having a leg portion .
前記ベース金具は、前記一対の鉤部の間に、前記ボルトの頭部をスライド可能に支持するボルト用ガイドレール部を有し、
前記下金具及び前記上金具は、前記ボルト用ガイドレール部に支持された前記ボルトが挿通されるボルト孔をそれぞれ有する、
請求項1に記載の太陽光発電装置。 A bolt for fixing the lower bracket and the upper bracket to the base bracket;
The base metal fitting has a bolt guide rail portion that slidably supports the head of the bolt between the pair of flange portions,
The lower metal fitting and the upper metal fitting each have a bolt hole through which the bolt supported by the bolt guide rail portion is inserted.
The solar power generation device according to claim 1 .
前記ボルトに取り付けられる、前記上金具を固定するための上金具用ナットと、
を備え、
前記下金具と前記上金具の間には、前記下金具用ナットを取り付け可能なスペースが設けられている、
請求項2に記載の太陽光発電装置。 A nut for a lower bracket for fixing the lower bracket, which is attached to the bolt;
A nut for an upper bracket for fixing the upper bracket, which is attached to the bolt;
With
Between the lower metal fitting and the upper metal fitting, a space in which the lower metal fitting nut can be attached is provided,
The solar power generation device according to claim 2 .
第1の太陽電池パネル、及び当該パネルの端縁部に設けられた第1のフレームを有し、前記屋根の軒側に設置される第1の太陽電池モジュールと、
第2の太陽電池パネル、及び当該パネルの端縁部に設けられた第2のフレームを有し、前記第1の太陽電池モジュールの棟側に隣接配置される第2の太陽電池モジュールと、
を含み、
前記固定金具は、前記第1及び前記第2の太陽電池モジュールに跨って取り付けられ、
前記ベース金具は、前記ガイドレール部が前記屋根の軒棟方向に沿って延びるように前記野地板に固定される、
請求項1〜3のいずれか1項に記載の太陽光発電装置。 The solar cell module is
A first solar cell module, and a first solar cell module having a first frame provided on an edge of the panel and installed on the eaves side of the roof;
A second solar cell module having a second solar cell panel and a second frame provided at an edge of the panel, and being arranged adjacent to the ridge side of the first solar cell module;
Including
The fixing bracket is attached across the first and second solar cell modules,
The base bracket is fixed to the base plate so that the guide rail portion extends along the eaves direction of the roof.
The solar power generation device of any one of Claims 1-3 .
前記下金具は、前記第1のフレームの前記内鍔を押える押え部を有し、
前記上金具は、前記第2のフレームの前記外溝に挿し込まれる棟側挿嵌部を有する、
請求項4に記載の太陽光発電装置。 Each frame includes an inner groove that accommodates an end edge portion of each solar cell panel, an outer groove provided on the opposite side of each solar cell panel, and an inner flange projecting inside each solar cell module. Each has
The lower metal fitting has a presser part for pressing the inner flange of the first frame,
The upper metal fitting has a ridge-side insertion portion that is inserted into the outer groove of the second frame.
The solar power generation device according to claim 4 .
請求項5に記載の太陽光発電装置。 The upper metal fitting has an eaves side insertion portion to be inserted into the outer groove of the first frame.
The solar power generation device according to claim 5 .
前記下金具は、前記第4金具の下部が挿し込まれる貫通孔を有する、
請求項5に記載の太陽光発電装置。
The fixing bracket includes a fourth bracket inserted into the outer groove of the first frame,
The lower metal fitting has a through hole into which a lower part of the fourth metal fitting is inserted.
The solar power generation device according to claim 5 .
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