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JP6553996B2 - パス予約支援装置、パス予約支援プログラム及びパス予約支援方法 - Google Patents

パス予約支援装置、パス予約支援プログラム及びパス予約支援方法 Download PDF

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Description

本発明は、通信ネットワーク上に設定されるパスの予約を支援する技術に関する。
ネットワーク事業者においては、ネットワーク全体の資源を有効に利用し、転送品質の維持、ネットワークコストの低減を図ることが重要である。キャリア網では、物理的なインフラ網上に波長パスやパケットパス(MPLS(Multi Protocol Label Switching)パス等)を設定し、ユーザのトラヒックの転送路すなわちパスを構成する。
かかるパスの設定環境として、近年、SDN(Software Defined Network)ポータルサービスのように、通信網資源に対してユーザが直接パスを設定可能な環境が出現している。かかる環境における通信手法としては、ユーザからのパス設定要求が発生したタイミングでオンデマンドにパスを開通するオンデマンド通信(非特許文献1参照)と、ユーザが通信網を利用する期間を指定し、その期間が開始した際にパスを開通する予約型通信(非特許文献2参照)が挙げられる。
予約型通信においては、ユーザはパスの始点、終点、利用期間、必要帯域(要求帯域)、遅延等のパスの制約条件をシステムに入力すると、システムからパスの設定可否が応答される(非特許文献2参照)。通常、予約型パスの収容システムなどのネットワーク管理システムは、ネットワークの状態を管理している。よって、ユーザからの予約要求に先立って、通信網資源の使用状況を予約可能/予約不可としてユーザに提供することで、ユーザは予約要求を行うパスの設定可否を事前に確認することが可能となり、ユーザにとってのシステム利便性を向上させることが可能となる。
A. Mahimkar, A. L. Chiu, R. Doverspike, M. D. Feuer,P. Magill, E. Mavrogiorgis, J. Pastor, S. L. Woodward, and J. Yates, "Bandwidth on demand for inter-data center communication," in Proc. of the 10th ACM Workshop on Hot Topics in Networks, 2011, paper 24. L. Shen, X. Yang, A. Todimala, and B. Ramamurthy, "A two-phase approach for dynamic lightpath scheduling inWDMoptical networks,"in Proc. IEEE Int. Conf. Commun., Glasgow, U.K., Jun. 24-28, 2007, pp. 2412-2417
予約型通信においては、ユーザの予約要求(パスの始点、終点、帯域、利用期間、等)に対し予約可否すなわち予約可能であるか予約不可であるかをユーザに対して応答している。一方、ユーザが要求するパスの形態(端点や帯域等)やその利用期間がどこに集中するかを事前に予測することはできないため、資源利用可否だけをシステムが応答する場合には、ユーザ要求が特定のパスや時間帯に偏る可能性があり、通信資源を提供するキャリアにとって必ずしも効率的に資源が使用されるとは限らない。例えば、特定の資源使用にユーザ要求が集中すると、ユーザ要求の棄却率が増加する一方で、他の時間帯、経路では未使用資源が存在する非効率な状態となり、設備投資対効果が低下し、収益減を招くおそれがある。
かかる事項に鑑み、ユーザ要求を特定のタイムスロット及び経路に実際に割り当てる前に、存在する経路及びタイムスロットに対してユーザ要求を割り当てた時の評価値を事前に算出することによって、ユーザ要求による影響を事前にシミュレーションすることが考えられる。
この事前シミュレーションには、非特許文献2に記載の資源割当アルゴリズムが適用可能である。この資源割当アルゴリズムは、各経路及びタイムスロットへの資源割当をグリーディ探索(総当たり探索)し、最適な資源割当解を算出する。
しかし、かかる資源割当アルゴリズムを数カ月〜1年といった一般的な予約システムに見られる長期の予約期間に適用すると、計算対象となるタイムスロット数が増加し、処理時間が大幅に増加してしまう。
これに対し、事前シミュレーションは、ユーザの予約要求が発生してから応答を返すまでの間に実行されることを想定しているため、例えばウェブと同等のユーザインタフェースを提供するためには、処理時間を数秒程度に抑える必要がある。
本発明は、前記事情に鑑みて創案されたものであり、長期の予約期間を想定した場合においても好適に予約支援を行うことが可能なパス予約支援装置、パス予約支援プログラム及びパス予約支援方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明のパス予約支援装置は、通信ネットワーク上に設定されるユーザ要求パスの予約を支援するパス予約支援装置であって、物理ノードを接続するリンクのタイムスロットごとの使用量又は残使用量が記憶される記憶部と、ユーザ端末装置から、ユーザ要求パスの始点及び終点を有するパス条件を含むユーザ要求を取得するレコメンデーション部と、前記記憶部に記憶された前記リンクの前記タイムスロットごとの使用量又は残使用量に基づいて、複数の前記タイムスロットの類似性を判定するとともに、判定された類似性に基づいて、複数の前記タイムスロットを複数のグループに集約するタイムスロット集約部と、前記ユーザ要求を用いて前記記憶部を参照することによって、前記ユーザ要求パスを収容可能なパスの経路に関して、当該経路が予約された場合における、集約された前記グループに含まれる一つの前記タイムスロットにおける前記経路の状態を評価するとともに、評価結果を前記グループに含まれる他の前記タイムスロットに反映させるパス収容計算部と、を備え、前記タイムスロット集約部は、前記リンクの前記タイムスロットごとの使用量又は残使用量に基づいて前記タイムスロットのリンク利用率を算出し、前記リンク利用率をベクトルとみなした前記ベクトル間の類似性、又は、前記リンク利用率を確率分布とみなした前記確率分布間の類似性を判定し、前記パス収容計算部は、前記評価結果として、前記経路が予約された場合における、前記タイムスロットの最大リンク利用率を計算し、前記レコメンデーション部は、前記最大リンク利用率が低い前記グループほど、当該グループのサービス品質を高く設定し、かつ、当該グループのサービス価格を低く設定し、前記経路に関する前記タイムスロットごとの前記評価結果、前記サービス品質及び前記サービス価格を前記ユーザ端末装置へ出力することを特徴とする。
かかる構成によると、タイムスロットを集約してグループ化し、グループ内の一つのタイムスロットを評価して評価結果をグループ内の他のタイムスロットに適用するので、長期の予約期間を想定した場合においても好適に予約支援を行うことができる。
また、かかる構成によると、タイムスロットの評価結果として最大リンク利用率を算出し、最大リンク利用率に基づく提案をユーザに対して行うので、通信ネットワークの資源利用効率を向上させ、ひいては結果的に収益を向上させることができる。
前記タイムスロット集約部は、前記タイムスロットの数又は前記経路の数が大きいほど、集約される前記グループの数を大きく設定する構成であってもよい。
前記パス収容計算部は、前記ユーザ要求パスを収容可能なパスの経路を複数算出し、複数の前記経路ごとに、当該経路が予約された場合における、集約された前記グループに含まれる一つの前記タイムスロットを評価するとともに、評価結果を前記グループに含まれる他の前記タイムスロットに反映させる構成であってもよい。
かかる構成によると、複数の経路に対して同様の処理を行うことによって、ユーザに対して複数の経路を提案しつつ、長期の予約期間を想定した場合においても好適に予約支援を行うことができる。
前記タイムスロット集約部は、計算された前記最大リンク利用率の個数が多いほど、集約される前記グループの数を大きく設定する構成であってもよい。
また、本発明のパス予約支援プログラムは、通信ネットワーク上に設定されるユーザ要求パスの予約を支援するパス予約支援装置としてのコンピュータを、ユーザ端末装置から、ユーザ要求パスの始点及び終点を有するパス条件を含むユーザ要求を取得するレコメンデーション手段、記憶部に記憶された物理ノードを接続するリンクのタイムスロットごとの使用量又は残使用量に基づいて、複数の前記タイムスロットの類似性を判定するとともに、判定された類似性に基づいて、複数の前記タイムスロットを複数のグループに集約するタイムスロット集約手段、前記ユーザ要求を用いて前記記憶部を参照することによって、前記ユーザ要求パスを収容可能なパスの経路に関して、当該経路が予約された場合における、集約された前記グループに含まれる一つの前記タイムスロットにおける前記経路の状態を評価するとともに、評価結果を前記グループに含まれる他の前記タイムスロットに反映させるパス収容計算手段、として機能させ、前記タイムスロット集約手段により、前記リンクの前記タイムスロットごとの使用量又は残使用量に基づいて前記タイムスロットのリンク利用率を算出し、前記リンク利用率をベクトルとみなした前記ベクトル間の類似性、又は、前記リンク利用率を確率分布とみなした前記確率分布間の類似性を判定し、前記パス収容計算手段により、前記評価結果として、前記経路が予約された場合における、前記タイムスロットの最大リンク利用率を計算し、前記レコメンデーション手段により、前記最大リンク利用率が低い前記グループほど、当該グループのサービス品質を高く設定し、かつ、当該グループのサービス価格を低く設定し、前記経路に関する前記タイムスロットごとの前記評価結果、前記サービス品質及び前記サービス価格を前記ユーザ端末装置へ出力することを特徴とする。
また、本発明のパス予約支援方法は、通信ネットワーク上に設定されるユーザ要求パスの予約を支援するパス予約支援装置によるパス予約支援方法であって、前記パス予約支援装置が、ユーザ端末装置から、ユーザ要求パスの始点及び終点を有するパス条件を含むユーザ要求を取得するステップと、記憶部に記憶された物理ノードを接続するリンクのタイムスロットごとの使用量又は残使用量に基づいて、複数の前記タイムスロットの類似性を判定するとともに、判定された類似性に基づいて、複数の前記タイムスロットを複数のグループに集約するステップと、前記ユーザ要求を用いて前記記憶部を参照することによって、前記ユーザ要求パスを収容可能なパスの経路に関して、当該経路が予約された場合における、集約された前記グループに含まれる一つの前記タイムスロットにおける前記経路の状態を評価するとともに、評価結果を前記グループに含まれる他の前記タイムスロットに反映させるステップと、前記経路に関する前記タイムスロットごとの前記評価結果を前記ユーザ端末装置へ出力するステップと、を実行し、複数の前記タイムスロットを複数のグループに集約するステップにおいて、前記リンクの前記タイムスロットごとの使用量又は残使用量に基づいて前記タイムスロットのリンク利用率を算出し、前記リンク利用率をベクトルとみなした前記ベクトル間の類似性、又は、前記リンク利用率を確率分布とみなした前記確率分布間の類似性を判定し、評価結果を前記グループに含まれる他の前記タイムスロットに反映させるステップにおいて、前記評価結果として、前記経路が予約された場合における、前記タイムスロットの最大リンク利用率を計算し、前記評価結果を前記ユーザ端末装置へ出力するステップにおいて、前記最大リンク利用率が低い前記グループほど、当該グループのサービス品質を高く設定し、かつ、当該グループのサービス価格を低く設定し、前記経路に関する前記タイムスロットごとの前記評価結果、前記サービス品質及び前記サービス価格を前記ユーザ端末装置へ出力することを特徴とする。
本発明によれば、長期の予約期間を想定した場合においても好適に予約支援を行うことができる。
本発明の実施形態に係るパス予約支援装置を含むパス予約支援システムを示す模式図である。 トラヒックDB、網状態DB、パスDB及びカレンダ管理DBにおいて各種情報がタイムスロットごとに記憶されている例を示す図である。 (a)は複数のタイムスロットのIDと類似性との関係の一例を示す図であり、(b)は複数のタイムスロットを複数のグループに集約した結果の一例を示す図である。 ユーザ端末装置の表示部に表示されるカレンダの一例を示す図である。 パス予約支援システムの動作例を説明するためのシーケンス図である。 タイムスロット集約処理を説明するためのフローチャートである。 パス収容計算処理を説明するためのフローチャートである。 (a)はネットワークトポロジーの一例を示す図、(b)はユーザ要求デマンドベクトルのデマンド識別子と経路情報との関係の一例を示す図、(c)はリンク使用量の計算式の一例を示す図である。 タイムスロット展開処理を説明するためのフローチャートである。
続いて、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1に示すように、本発明の実施形態に係るパス予約支援システム1は、通信ネットワーク10における予約型通信において、長期の予約期間に対する演算処理を速やかに実行し、ユーザ端末装置30からのパス予約を好適に支援するためのシステムである。
通信ネットワーク10は、物理インフラ網11と、当該物理インフラ網11を制御する少なくとも1つのネットワーク制御装置(図示せず)と、を備える。物理インフラ網11は、IP(Internet Protocol)ルータ等の転送ノード11aと、OXC(Optical Cross Connect)等の伝送ノード11bと、をそれぞれ複数備えるとともに、各ノード11a,11bを通信可能に接続する物理リンクであるリンク11cを備える。かかる物理インフラ網11には、転送ノード11aを始点及び終点とした波長パス、MPLS(Multi Protocol Label Switching)パス等といったパスが設定可能である。
パス予約支援システム1は、ネットワーク管理装置20と、一以上(図1では1つのみ図示)のユーザ端末装置30と、パス予約支援装置40と、を備える。
<ネットワーク管理装置20>
ネットワーク管理装置20は、物理インフラ網11全体の構成及び状態を管理するとともに、パス予約支援装置40からの指示に基づいて、物理インフラ網11に対してパスの設定を行う。
<ユーザ端末装置30>
ユーザ端末装置30は、パスの予約を行うユーザが利用する端末装置である。ユーザ端末装置30は、キーボード、マウス、タッチパネル等からなる入力部31と、モニタ等からなる表示部32と、ユーザによる入力部31の操作結果をパス予約支援装置40へ出力したり、パス予約支援装置40から取得したデータを表示部32に表示させたりする制御部33と、を備える。かかるユーザ端末装置30の制御部33は、ユーザ端末装置IDを各種情報に併せてパス予約支援装置40へ送信しており、パス予約支援装置40は、かかるユーザ端末装置IDに基づいてユーザ端末装置30を識別し、複数のユーザ端末装置30を区別して情報の送受信を行うことが可能となっている。
<パス予約支援装置>
パス予約支援装置40は、ユーザ端末装置30によるパスの予約を支援するとともに、ユーザ端末装置30からのパスの予約要求を受け付けて、予約時間(開始時刻及び終了時刻)に基づいて、ネットワーク管理装置20へパスの開通要求を送信する。パス予約支援装置40は、記憶部41と、制御部42と、を備える。
<記憶部>
記憶部41は、各種データベースとして、網トポロジDB41aと、トラヒックDB41bと、網状態DB41cと、パスDB41dと、カレンダ管理DB41eと、を備える。トラヒックDB41b、網状態DB41c、パスDB41d及びカレンダ管理DB41eは、図2に示すように、タイムスロットごとに記憶対象となる情報を有している。タイムスロットは、パスの予約対象となる全期間(例えば、1カ月)を単位時間(例えば1時間)で分割した期間である。
<網トポロジDB>
網トポロジDB41aには、物理ノードである転送ノード11a及び伝送ノード11bとリンク11cとの接続関係、及び、各リンク11cの帯域(容量)が関連付けて記憶される。
<トラヒックDB>
トラヒックDB41bには、各リンク11cのタイムスロットごとのトラヒック量(すなわち、既存の使用量)が記憶される。
<網状態DB>
網状態DB41cには、各リンク11cのタイムスロットごとの残使用量が記憶される。
<パスDB>
パスDB41dには、タイムスロットごとの物理インフラ網11への収容済みのパスに関する情報(収容済みパス情報)が記憶される。
<カレンダ管理DB>
カレンダ管理DB41eには、予約済みのパスに関する情報(予約パス情報)と未予約のパスに関する情報(未予約パス情報)とがタイムスロットごとに記憶される。
<制御部>
制御部42は、機能部として、レコメンデーション部42aと、ネットワーク管理装置インタフェース部42bと、パス収容計算部42cと、タイムスロット集約部42dと、カレンダ管理部42eと、を備える。
<レコメンデーション部>
レコメンデーション部42aは、ユーザ端末装置30に対するインタフェースである。レコメンデーション部42aは、ユーザ端末装置30から送信されたユーザ要求、予約要求等を取得したり、ユーザ要求に応じた照会結果(カレンダ)、予約要求に応じた予約応答等をユーザ端末装置30へ送信したりする。レコメンデーション部42aは、取得されたユーザ要求をパス収容計算部42cへ出力するとともに、取得された予約要求をカレンダ管理部42eへ出力する。
ここで、ユーザ要求は、ユーザ要求パスの始点及び終点を有するパス条件を含む。パス条件としては、他に、パスの要求帯域、遅延、距離等が含まれる。また、ユーザ要求は、必要に応じて、利用期間を含むことができる。この場合には、パス予約支援装置40のパス収容計算部42cは、かかる利用期間の範囲内で最大リンク利用率の計算、ソート及びグループ区分を行う。
<ネットワーク管理装置インタフェース部>
ネットワーク管理装置インタフェース部42bは、ネットワーク管理装置20に対するインタフェースである。ネットワーク管理装置インタフェース部42bは、網トポロジDB41a、トラヒックDB41b、網状態DB41c及びパスDB41dを管理する。
すなわち、ネットワーク管理装置インタフェース部42bは、物理ノードである転送ノード11a及び伝送ノード11bとリンク11cとの接続関係、及び、各リンク11cの帯域(容量)をネットワーク管理装置20から収集し、網トポロジDB41aに記憶させる。
また、ネットワーク管理装置インタフェース部42bは、各リンク11cのタイムスロットごとのトラヒック量をネットワーク管理装置20から収集し、トラヒックDB41bに記憶させる。なお、ネットワーク管理装置20が管理している各リンク11cのタイムスロットごとのトラヒック量は、予約済みのパスの要求帯域に基づいて計算されたものであってもよく、過去のトラヒック量の1日間の変動、1週間の変動、1カ月の変動等に基づいて予測された量であってもよく、これらを組み合わせて計算されたものであってもよい。
また、ネットワーク管理装置インタフェース部42bは、網トポロジDB41a及びトラヒックDB41bを参照し、各リンク11cの帯域(容量)及びタイムスロットごとのトラヒック量に基づいて各リンク11cのタイムスロットごとの残使用量を計算し、計算結果を網状態DB41cに記憶させる。
また、ネットワーク管理装置インタフェース部42bは、タイムスロットごとの物理インフラ網11への収容済みのパスに関する情報(収容済みパス情報)をネットワーク管理装置20から収集し、パスDB41dに記憶させる。収容済みパス情報は、収容済みのパスの経路(通過ノード11a,11b及びリンク11c)等を含んでいる。
<パス収容計算部>
パス収容計算部42cは、レコメンデーション部42aから出力されたユーザ要求を取得し、取得されたユーザ要求に基づいて、網状態DB41cを参照し、ユーザ要求のパス条件を割り付ける経路及び期間(タイムスロット)を計算する。
また、パス収容計算部42cは、かかる計算結果をレコメンデーション部42aへ出力する。
詳細には、パス収容計算部42cは、ユーザ要求及び網状態DB41cに記憶される情報に基づいて、ユーザ要求に含まれるパス条件(ユーザ要求パスの始点及び終点、パスの要求帯域、遅延、距離等)を満たす経路を生成する。かかる経路は、ユーザ要求パスの始点及び終点となる2つの転送ノード11a間を伝送ノード11b及びリンク11cで接続したものであり、通常、複数の経路が生成される。パス収容計算部42cは、ユーザ要求を満たす全ての経路に対して、パスの予約対象となる全期間のタイムスロットごとに、当該経路に含まれるリンク11cの使用量又は残使用量を用いる公知の手法によって、経路ごとのタイムスロットが予約された場合の当該タイムスロットの状態を評価する。
パス収容計算部42cは、かかる評価結果をレコメンデーション部42aへ出力する。
なお、パス収容計算部42cは、計算された全ての最大リンク利用率を低い順にソートし、ソートされた最大リンク利用率を所定個のグループに区分する構成であってもよい。ここで、グループ数は、ユーザ端末装置30に対して提示するプラン数であり、1つのグループに含まれる最大リンク利用率の個数(すなわち、経路とタイムスロットとの組み合わせの個数)は、各グループにおいて同一である。この場合には、パス収容計算部42cは、区分されたグループごとに識別子を付与し、識別子の付与結果をレコメンデーション部42aへ出力する。
本実施形態において、パス収容計算部42cは、後記するタイムスロット集約部42dによって複数のタイムスロットnが複数のグループに集約された結果を用いて、計算を簡略化する。かかる簡略化の手法については、後記する動作例において詳細に説明する。
<タイムスロット集約部>
タイムスロット集約部42dは、トラヒックDB41bに記憶されたリンク11cのタイムスロットごとのトラヒック量(使用量)又は網状態DB41cに記憶されたリンク11cのタイムスロットごとの残使用量に基づいて、複数のタイムスロットnの類似性を判定し、判定結果に基づいて、複数のタイムスロットnを類似したもの同士で集約してグループ化し、集約結果をパス収容計算部42cへ出力する。
かかるタイムスロットnの類似性判定及び集約を実行するに際して、タイムスロット集約部42dは、網トポロジDB41a及びトラヒックDB41bを参照し、各リンク11cの帯域(容量)及びタイムスロットnごとのトラヒック量(既存のリンク使用量)に基づいて、各リンク11cのタイムスロットごとのリンク利用率を計算する。
または、タイムスロット集約部42dは、網トポロジDB41a及び網状態DB41cを参照し、各リンク11cの帯域(容量)及びタイムスロットnごとの残使用量(既存のリンク残使用量)に基づいて、各リンク11cのタイムスロットnごとのリンク利用率を計算する。
タイムスロット集約部42dは、計算されたリンク利用率を用いて、複数のタイムスロットnの類似性を判定する。
例えば、タイムスロット集約部42dは、各タイムスロットnのリンク利用率をベクトルとみなして、ベクトル間のコサイン類似度によって複数のタイムスロットnの類似性を判定することができる。
また、タイムスロット集約部42dは、各タイムスロットのリンク利用率を確率分布とみなして、KL(Kullback-Leibler)ダイバージェンス法によって複数のタイムスロットnの類似性を判定することもできる。
ここで、図3(a)(b)に示すように、n=0からn=N−1までN個のタイムスロットnが存在する場合について考える。
図3(a)(b)に示す例では、タイムスロット集約部42dは、1番目のタイムスロットn(=0)と2番目のタイムスロットn(=1)とが類似していると判定し、これらのタイムスロットn(=0,1,…)を1番目のグループとして集約し、このグループに属するタイムスロットnにグループIDとして0を付与する(gid=0)。
また、タイムスロット集約部42dは、3番目のタイムスロットn(=2)とN番目のタイムスロットn(=N−1)とが類似していると判定し、これらのタイムスロットn(=2,…,N−1)を2番目のグループとして集約し、このグループに属するタイムスロットnにグループIDとして1を付与する(gid=1)。
また、タイムスロット集約部は、4番目のタイムスロットn(=3)が以前のグループのタイムスロットnとは類似していないと判定し、かかるタイムスロットn(=3,…)を3番目のグループとして集約し、このグループに属するタイムスロットnにグループIDとして2を付与する(gid=2)。
図1に戻り、レコメンデーション部42aは、経路、タイムスロット及び評価結果の組み合わせをパス収容計算部42cから取得するとともに、かかる評価結果に属性(サービス品質、サービス価格等)を付与し、属性が付与された評価結果をカレンダとして表示可能な形式でユーザ端末装置30へ出力する。ユーザ端末装置30の制御部33は、評価結果を取得して表示部32に表示させる(図4参照)。
また、制御部33は、入力部31の操作による選択結果に基づいて、選択されたパスとタイムスロットとの組み合わせの属性(サービス品質、サービス価格等)を表示部32に表示させることができる。ユーザ端末装置30の制御部33は、表示部32に属性の付与結果が表示された状態における入力部31の操作結果に基づいてパスの予約要求を生成し、生成された予約要求をパス予約支援装置40へ送信する。
付与される属性としては、サービスID、サービス品質、サービス価格等が挙げられる。サービス品質としては、最大リンク利用率が低いグループほど、通信品質が良く予約された際の収容効率が高いことから、当該サービス品質が高くなるように設定される。サービス価格としては、最大リンク利用率が低いグループほど、通信品質が良く予約された際の収容効率が高いことから、当該サービス価格が安くなるように設定される。
かかる属性の付与は、レコメンデーション部42aが自動的に付与する構成に限定されず、パス予約支援装置40のオペレータが手動で付与する構成であってもよい。
<カレンダ管理部>
カレンダ管理部42eは、ユーザ端末装置30から送信されたパスの予約要求をレコメンデーション部42aを介して取得し、取得された予約要求に基づいてカレンダ管理DB41eを構築する。
また、カレンダ管理部42eは、カレンダ管理DB41eを参照することによって、あるタイムスロットの開始時刻の時点で次のタイムスロットの状況を確認し、次のタイムスロットの開始時刻がパス予約の開始時刻となるパスが存在する場合には、当該パスのパス開通要求を、ネットワーク管理装置インタフェース部42bを介してネットワーク管理装置20へ送信する。また、カレンダ管理部42eは、次のタイムスロットの開始時刻(すなわち、今のタイムスロットの終了時刻)がパス予約の終了時刻となるパスが存在する場合には、当該パスのパス削除要求を、ネットワーク管理装置インタフェース部42bを介してネットワーク管理装置20へ送信する。ネットワーク管理装置20は、パス開通要求及びパス削除要求に基づいて、予約開始時刻にパスを開通したり予約終了時刻にパスを削除したりする。
<動作例>
続いて、図5から図8を参照して、パス予約支援システム1の動作例について説明する。まず、ユーザ端末装置30の制御部33が、入力部31の操作結果に基づくユーザ要求(リソース状況照会)をパス予約支援装置40のレコメンデーション部42aへ送信する(ステップS1)。レコメンデーション部42aは、取得されたユーザ要求を計算要求としてパス収容計算部42cへ出力する(ステップS2)。
パス収容計算部42cは、計算要求を取得すると、集約要求をタイムスロット集約部42dへ出力する(ステップS3A)。タイムスロット集約部42dは、集約要求を取得すると、タイムスロット集約処理を実行する(ステップS3B)。
≪タイムスロット集約処理≫
ここで、図6を参照して、ステップS3Bにおけるタイムスロット集約処理について詳細に説明する。
図6に示すように、タイムスロット集約部42dは、N個のタイムスロットn(=0〜N−1)のグループID(gid)を初期化する(ステップS21)。
本動作例では、全てのタイムスロットn(=0〜N−1)のグループIDが、−1に設定される(gid=−1)。
続いて、タイムスロット集約部42dは、1番目のタイムスロットn(=0)を選択し、選択されたタイムスロットn(=0)の仮IDを0に設定する(仮ID=0)とともに、選択されたタイムスロットn(=0)のグループIDに当該仮IDの値をセットする(ステップS22)。
ここで、仮IDは、各タイムスロットnを複数のグループに集約してグループごとのグループIDを付与するために、一時的に付与される仮の識別子である。
すなわち、タイムスロットn=0は、1番目のグループ(gid=0)に分類される。
続いて、1番目のタイムスロットn(=0)に関して、当該タイムスロットnが最後のタイムスロットn(=N−1)ではなく(ステップS23でNo)、かつ、当該タイムスロットnが走査済み(すなわち、類似性の判定済み)である(ステップS24でYes)ので、タイムスロット集約部42dは、nの値を1増加させ(ステップS28)、本フローチャートは、ステップS23に戻る。
続いて、2番目のタイムスロットn(=1)に関して、当該タイムスロットnが最後のタイムスロットn(=N−1)ではなく(ステップS23でNo)、かつ、当該タイムスロットnが走査済みではない(ステップS24でNo)ので、タイムスロット集約部42dは、当該タイムスロットnとそれよりも前のタイムスロット0〜n−1との類似性を判定する(ステップS25)。
ステップS25において、タイムスロットnが以前のタイムスロット0〜n−1のいずれかとの間に類似性があると判定された場合には、タイムスロット集約部42dは、類似性があるタイムスロットの仮ID(すなわち、グループID)を、タイムスロットnのグループIDにセットする(ステップS26)。
ここで、タイムスロットnとの類似性の判定には、以前のタイムスロット0〜n−1のうち、各グループの中でnの値が最も小さいタイムスロットが用いられる。
ステップS26の実行後、タイムスロット集約部42dは、nの値を1増加させ(ステップS28)、本フローチャートは、ステップS23に戻る。
一方、ステップS25において、タイムスロットnがそれよりも前のタイムスロット0〜n−1のいずれとの間にも類似性がないと判定された場合には、タイムスロット集約部42dは、仮IDの値を1増加させるとともに、増加した仮IDを、タイムスロットnのグループIDにセットする(ステップS27)。
ステップS27の実行後、タイムスロット集約部42dは、nの値を1増加させ(ステップS28)、本フローチャートは、ステップS23に戻る。
このように、タイムスロット集約部42dは、全てのタイムスロットn(=0〜N−1)に関してステップS23〜S28の処理を繰り返す。
全てのタイムスロットn(=0〜N−1)のグループ集約が終了すると(ステップS23でYes)、タイムスロット集約部42dは、グループ集約終了時点の仮IDを集約されたグループの総数であるタイムスロットサイズMにセットする。
図3の例では、N個のタイムスロットn(=0〜N−1)が、M個(ここでは3個)のグループに集約される。
1番目のグループ(gid=0)には、タイムスロットn(=0,1,…)が集約され、2番目のグループ(gid=1)には、タイムスロットn(=2,…N−1)が集約され、3番目のグループ(gid=2)には、タイムスロットn(=3,…)が集約される。
図5に戻り、タイムスロット集約部42dは、タイムスロットの集約結果、すなわち、グループIDとタイムスロットnのIDとを関連付けた結果(図3(b)参照)をパス収容計算部42cへ出力する(ステップS3C)。パス収容計算部42cは、タイムスロットの集約結果を取得すると、パス収容計算処理を実行し(ステップS3D)、その後、タイムスロット展開処理を実行する(ステップS3E)。
なお、かかるグループ集約処理(ステップS3B)は、ユーザ要求(ステップS1)がある度に実行される態様に限定されず、一度実行されたグループ集約処理の結果が、その後の所定時間内のユーザ要求に対して適用される態様であってもよい。
これは、所定時間内であれば、リンク利用率の分布が大きく変動している可能性が低く、以前の集約結果を用いても問題ないと考えられるためである。
≪パス収容計算処理≫
ここで、図7を参照して、ステップS3Dにおけるパス収容計算処理について詳細に説明する。
図7に示すように、パス収容計算部42cは、1番目のグループ(gid=0)を選択する(ステップS31)。
続いて、1番目のグループ(gid=0)に関して、当該グループが最後のグループ(gid=M−1)ではない(ステップS32でNo)ので、パス収容計算部42cは、1番目のグループに集約されたタイムスロットnのうち、nが最も小さいタイムスロットnに関して、経路計算を行う(ステップS33)。
経路計算の手法としては、Dijkstra法によって最短となる経路を計算する手法、CSPF(Constrained shortest Path First)法によってリンク使用量を重みとして資源利用効率の高い経路を計算する手法、等が挙げられる。
続いて、パス収容計算部42cは、計算された経路に関して、トラヒックDB41bに記憶されたトラヒック量(リンク使用量)と、ユーザ要求と、に基づいて、評価値を算出する(ステップS34)。
評価値は、ユーザ要求に応じた予約を行った場合におけるタイムスロットごとの経路の状態を示す値であって、本実施形態では、トラヒックDB41bに記憶された既存のリンク使用量と、ユーザ要求に応じた予約を行った場合に当該予約によって増加するリンク使用量と、を足し合わせたものを用いて算出される。
評価値として最大リンク利用率を算出する場合には、パス収容計算部42cは、経路行列とユーザ要求デマンドベクトルとの積であるリンク使用量(すなわち、ユーザ要求に応じた予約が行われた場合に、当該予約によって増加するリンク使用量)と、トラヒックDB41bに記憶された既存のリンク使用量と、の和を算出する。
かかる加算値は、当該経路に含まれるリンク11cごとのリンク使用量を示しており、パス収容計算部42cは、加算値をそれぞれのリンク11cのリンク帯域で割った値を算出し、算出値の中の最大値を、最大リンク利用率として選択する。
ここで、経路行列は、各リンク11cを行とするとともにサービス端点ペアを列とした行列であり、あるサービス端点があるリンク11cを使用する場合には、該当する要素は1と設定され、あるサービス端点があるリンク11cを使用しない場合には、該当する要素は0と設定される。
また、ユーザ要求デマンドベクトルは、サービス端点ペア数を要素数としたベクトルであり、ユーザ要求に含まれるサービス端点に該当する要素には、その要求帯域が設定されており、その他の要素は、0と設定される。
ここで、経路行列を用いたリンク使用量の算出例について、図8を用いて説明する。
図8(a)に示すように、当該算出例におけるネットワークトポロジーでは、ノードB1〜B4が各リンクL1〜L8によって通信可能に接続されている。
図8(b)に示すように、ユーザ要求デマンドベクトルTは、デマンド識別子T1〜T12を要素として構成されている。
例えば、ユーザ要求デマンドベクトルTにおけるデマンド識別子T1の経路は、ノードB1からノードB2へ向かう経路であって、ノードB1からノードB2へ向かうリンクL3によって構成されている。
したがって、図8(c)に示すように、経路行列Tの1列目では、リンクL3に対応する3行目の要素が1に設定されており、他の要素は0に設定されている。
また、ユーザ要求デマンドベクトルTにおけるデマンド識別子T2の経路は、ノードB1からノードB4へ向かう経路であって、ノードB1からノードB2へ向かうリンクL3、及び、ノードB2からノードB4へ向かうリンクL5によって構成されている。
したがって、図8(c)に示すように、経路行列Tの2列目では、リンクL3,L5に対応する3,5行目の要素が1に設定されており、他の要素は0に設定されている。
かかるネットワークトポロジー及び経路設定において、ユーザ要求デマンドベクトルTのうち、デマンド識別子T2が100[Gbps]であって他のデマンド識別子T1,T3〜T12が0[Gbps]である場合には、各リンクL1〜L8のリンク使用量X1〜X8を要素として構成されているリンク使用量Xを X=A×T という式によって算出すると、各リンクL1〜L8のリンク使用量X1〜X8は、
X1=0[Gbps]
X2=0[Gbps]
X3=100[Gbps]
X4=0[Gbps]
X5=100[Gbps]
X6=0[Gbps]
X7=0[Gbps]
X8=0[Gbps]
となる。
このように算出されたリンク使用量は、ユーザ要求に基づく予約が行われた場合に当該予約によって増加するリンク使用量である。パス収容計算部42cは、このように算出されたリンク使用量と、トラヒックDB41bに記憶されたトラヒック量(既存のリンク使用量)と、を加算し、加算された値を用いて評価値を算出する。
続いて、パス収容計算部42cは、gidの値を1増加させ(ステップS35)、本フローチャートは、ステップS32に戻る。
このように、パス収容計算部42cは、全てのグループに関してステップS32〜S35の処理を繰り返す。
全てのグループの評価値算出が終了すると(ステップS32でYes)、パス収容計算部42cは、パス収容計算処理を終了する。
図3の例では、1番目のグループ(gid=0)に関して、当該グループに含まれる1番目のタイムスロットn(=0)の評価値が、図4の経路ごとに算出される。
また、2番目のグループ(gid=1)に関して、当該グループに含まれる3番目のタイムスロットn(=2)の評価値が、図4の経路ごとに算出される。
また、3番目のグループ(gid=2)に関して、当該グループに含まれる4番目のタイムスロット(n=3)の評価値が、図4の経路ごとに算出される。
≪タイムスロット展開処理≫
ここで、図9を参照して、ステップS3Eにおけるタイムススロット展開処理について詳細に説明する。
図9に示すように、パス収容計算部42cは、1番目のタイムスロットn(=0)を選択する(ステップS41)。
続いて、1番目のタイムスロットn(=0)に関して、当該タイムスロットnが最後のタイムスロットn(=N−1)ではない(ステップS42でNo)ので、パス収容計算部42cは、当該タイムスロットnのグループIDを参照し、参照されたグループIDに対応する評価値を、当該タイムスロットnの評価値にセットする(ステップS43)。
このように、パス収容計算部42cは、全てのタイムスロットnに関してステップS42〜S44の処理を繰り返す。
全てのタイムスロットnに対する評価値の展開が終了すると(ステップS42でYes)、パス収容計算部42cは、タイムスロット展開処理を終了する。
図3の例では、1番目のグループ(gid=0)に関して、当該グループに含まれる1番目のタイムスロットn(=0)の経路1における評価値が、当該グループに含まれる他のタイムスロットn(=1,…)の経路1における評価値として適用される。
また、2番目のグループ(gid=1)に関して、当該グループに含まれる3番目のタイムスロットn(=2)の経路1における評価値が、当該グループに含まれる他のタイムスロットn(=…,N−1)の経路1における評価値として適用される。
また、3番目のグループ(gid=2)に関して、当該グループに含まれる4番目のタイムスロット(n=3)の経路1における評価値が、当該グループに含まれる他のタイムスロットの経路1における評価値として適用される。
また、かかる評価値の適用が、他の経路2,3,…に関しても同様に行われる。
すなわち、N個のタイムスロット、K個の経路に対してパス予約支援を行うに際して、従来は、評価値の算出をN×K回実行する必要があったところ、本発明は、N個のタイムスロットをM個のグループ(N>M)に集約することによって、評価値の算出回数をM×K回に抑えることができる。
図5に戻り、パス収容計算部42cは、経路、タイムスロット及び評価値の組み合わせ(評価結果)を計算応答としてレコメンデーション部42aへ出力する(ステップS4)。レコメンデーション部42aは、計算応答をカレンダとして描画可能な形式にするとともに計算応答に属性を付与し(ステップS5)、ユーザ端末装置30へ送信する(ステップS6)。
ユーザ端末装置30の制御部33は、属性が付与された計算応答をカレンダとして表示部32に表示させる。計算応答が表示された状態で、ユーザ端末装置30の制御部33は、入力部31の操作結果に基づいてパスの予約要求を生成してレコメンデーション部42aへ送信する(ステップS7)。
レコメンデーション部42aは、取得された予約要求を要求確認としてパス収容計算部42cへ出力する(ステップS8)。パス収容計算部42cは、パスDB41d及びカレンダ管理DB41eを参照することによって、予約要求を受付可能であるか否かを判定し、受付不可である場合には、その旨をレコメンデーション部42aを介してユーザ端末装置30へ送信する(図示せず)。一方、受付可能である場合には、パス収容計算部42cは、その旨を応答としてレコメンデーション部42aへ出力し(ステップS9)、レコメンデーション部42aは、予約要求をサービスオーダ登録としてカレンダ管理部42eへ出力する(ステップS10)。
また、パス収容計算部42cは、サービスオーダ登録と同時またはその直後に、予約応答をレコメンデーション部42aを介してユーザ端末装置30へ送信する(ステップS11)。
カレンダ管理部42eは、予約要求をカレンダ管理DB41eに記憶させ、予約の開始期限(予約されたパスのタイムスロットの1つ前のタイムスロットの開示時刻)が到達すると、パス開通要求をネットワーク管理装置インタフェース部42bへ出力する(ステップS12)。ネットワーク管理装置インタフェース部42bは、パス開通要求をネットワーク管理装置20へ送信する(ステップS13)。
本発明の実施形態に係るパス予約支援システム1のパス予約支援装置40及び当該パス予約支援装置40によるパス予約支援方法は、タイムスロットを集約してグループ化し、グループ内の一つのタイムスロットを評価して評価結果をグループ内の他のタイムスロットに適用するので、長期の予約期間を想定した場合においても好適に予約支援を行うことができる。
また、パス予約支援装置40及び当該パス予約支援装置40によるパス予約支援方法は、複数の経路に対して同様の処理を行うことによって、ユーザに対して複数の経路を提案しつつ、長期の予約期間を想定した場合においても好適に予約支援を行うことができる。
また、パス予約支援装置40及び当該パス予約支援装置40によるパス予約支援方法は、タイムスロットの評価結果として最大リンク利用率を算出し、最大リンク利用率に基づく提案をユーザに対して行うので、通信ネットワーク10の資源利用効率を向上させ、ひいては結果的に収益を向上させることができる。
また、パス予約支援装置40及び当該パス予約支援装置40によるパス予約支援方法は、パスの実際の予約に先立って、予約可能なパスの経路とタイムスロットとの組み合わせを最大リンク利用率の低い順にソートして区分したグループとして提示する場合には、最大リンク利用率の低いグループを優先的にユーザに推薦し、通信ネットワーク10の資源利用効率を向上させ、ひいては結果的に収益を向上させることができる。
また、パス予約支援装置40及び当該パス予約支援装置40によるパス予約支援方法は、網トポロジDB41a及びトラヒックDB41bの情報を収集し、収集された情報に基づいて網状態DB41cの情報を計算して記憶させるので、パスのタイムスロットごとの最大リンク利用率を好適に計算することができる。
また、パス予約支援装置40及び当該パス予約支援装置40によるパス予約支援方法は、パスDB41d及びカレンダ管理DB41eの情報に基づいて、予約不能なパスとタイムスロットとの組み合わせを除外して最大リンク利用率を計算してソートするので、予約可能なパスとタイムスロットとの組み合わせのみをグループに区分して好適に提示することができる。
また、パス予約支援装置40及び当該パス予約支援装置40によるパス予約支援方法は、ユーザ要求パスの利用期間に該当するタイムスロットの最大リンク利用率を計算してソートするので、ユーザの所望する利用期間のパスとタイムスロットとの組み合わせのみをグループに区分して好適に提示することができる。
また、パス予約支援装置40及び当該パス予約支援装置40によるパス予約支援方法は、最大リンク利用率が低いグループほど、当該グループの価格を低く設定するので、最大リンク利用率が低いグループの予約を好適に促し、通信ネットワーク10の資源利用効率を向上させることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、集約されるグループの数は、適宜設定可能であり、例えば、タイムスロットの数及び経路の数が大きいほど、グループの数が大きくなるように、類似性判定段階における閾値等を変更する構成であってもよい。
また、ソートされた最大リンク利用率をグループに区分する際のグループ数は、ソートされた最大リンク利用率の個数が多いほど当該グループ数を多く変更される構成であってもよい。
また、各グループは、それぞれ同じ個数の最大リンク利用率を含むように区分される構成であってもよく、グループごとに最大リンク利用率の閾値(下限及び上限)がそれぞれ設定されており、かかる閾値の範囲内にある最大リンク利用率同士が同じグループとして区分される構成であってもよい。
また、パスの予約対象となる全期間又は利用期間のうちユーザ要求が取得された時刻に近いタイムスロットの予約を優先的に促すように属性が付与される構成であってもよい。
また、タイムスロット集約部42d及びパス収容計算部42cは、リンクの使用量に代えて、リンクの残使用量を用いて類似性の判定及びタイムスロットの評価をそれぞれ行う構成であってもよい。
また、本発明は、コンピュータをパス予約支援装置40として機能させるパス予約支援プログラムとしても具現化可能である。
1 パス予約支援システム
11c リンク(物理リンク)
20 ネットワーク管理装置
30 ユーザ端末装置
40 パス予約支援装置
41a 網トポロジDB(記憶部)
41b トラヒックDB(記憶部)
41c 網状態DB(記憶部)
41d パスDB(パス記憶部)
41e カレンダ管理DB(カレンダ管理記憶部)
42a レコメンデーション部
42b ネットワーク管理装置インタフェース部
42c パス収容計算部
42d タイムスロット集約部
42e カレンダ管理部

Claims (6)

  1. 通信ネットワーク上に設定されるユーザ要求パスの予約を支援するパス予約支援装置であって、
    物理ノードを接続するリンクのタイムスロットごとの使用量又は残使用量が記憶される記憶部と、
    ユーザ端末装置から、ユーザ要求パスの始点及び終点を有するパス条件を含むユーザ要求を取得するレコメンデーション部と、
    前記記憶部に記憶された前記リンクの前記タイムスロットごとの使用量又は残使用量に基づいて、複数の前記タイムスロットの類似性を判定するとともに、判定された類似性に基づいて、複数の前記タイムスロットを複数のグループに集約するタイムスロット集約部と、
    前記ユーザ要求を用いて前記記憶部を参照することによって、前記ユーザ要求パスを収容可能なパスの経路に関して、当該経路が予約された場合における、集約された前記グループに含まれる一つの前記タイムスロットにおける前記経路の状態を評価するとともに、評価結果を前記グループに含まれる他の前記タイムスロットに反映させるパス収容計算部と、
    を備え、
    前記タイムスロット集約部は、前記リンクの前記タイムスロットごとの使用量又は残使用量に基づいて前記タイムスロットのリンク利用率を算出し、前記リンク利用率をベクトルとみなした前記ベクトル間の類似性、又は、前記リンク利用率を確率分布とみなした前記確率分布間の類似性を判定し、
    前記パス収容計算部は、前記評価結果として、前記経路が予約された場合における、前記タイムスロットの最大リンク利用率を計算し、
    前記レコメンデーション部は、前記最大リンク利用率が低い前記グループほど、当該グループのサービス品質を高く設定し、かつ、当該グループのサービス価格を低く設定し、前記経路に関する前記タイムスロットごとの前記評価結果、前記サービス品質及び前記サービス価格を前記ユーザ端末装置へ出力する
    ことを特徴とするパス予約支援装置。
  2. 前記タイムスロット集約部は、前記タイムスロットの数又は前記経路の数が大きいほど、集約される前記グループの数を大きく設定する
    ことを特徴とする請求項1に記載のパス予約支援装置。
  3. 前記パス収容計算部は、前記ユーザ要求パスを収容可能なパスの経路を複数算出し、複数の前記経路ごとに、当該経路が予約された場合における、集約された前記グループに含まれる一つの前記タイムスロットを評価するとともに、評価結果を前記グループに含まれる他の前記タイムスロットに反映させる
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のパス予約支援装置。
  4. 前記タイムスロット集約部は、計算された前記最大リンク利用率の個数が多いほど、集約される前記グループの数を大きく設定する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のパス予約支援装置。
  5. 通信ネットワーク上に設定されるユーザ要求パスの予約を支援するパス予約支援装置としてのコンピュータを、
    ユーザ端末装置から、ユーザ要求パスの始点及び終点を有するパス条件を含むユーザ要求を取得するレコメンデーション手段、
    記憶部に記憶された物理ノードを接続するリンクのタイムスロットごとの使用量又は残使用量に基づいて、複数の前記タイムスロットの類似性を判定するとともに、判定された類似性に基づいて、複数の前記タイムスロットを複数のグループに集約するタイムスロット集約手段、
    前記ユーザ要求を用いて前記記憶部を参照することによって、前記ユーザ要求パスを収容可能なパスの経路に関して、当該経路が予約された場合における、集約された前記グループに含まれる一つの前記タイムスロットにおける前記経路の状態を評価するとともに、評価結果を前記グループに含まれる他の前記タイムスロットに反映させるパス収容計算手段、
    として機能させ、
    前記タイムスロット集約手段により、前記リンクの前記タイムスロットごとの使用量又は残使用量に基づいて前記タイムスロットのリンク利用率を算出し、前記リンク利用率をベクトルとみなした前記ベクトル間の類似性、又は、前記リンク利用率を確率分布とみなした前記確率分布間の類似性を判定し、
    前記パス収容計算手段により、前記評価結果として、前記経路が予約された場合における、前記タイムスロットの最大リンク利用率を計算し、
    前記レコメンデーション手段により、前記最大リンク利用率が低い前記グループほど、当該グループのサービス品質を高く設定し、かつ、当該グループのサービス価格を低く設定し、前記経路に関する前記タイムスロットごとの前記評価結果、前記サービス品質及び前記サービス価格を前記ユーザ端末装置へ出力する
    ことを特徴とするパス予約支援プログラム。
  6. 通信ネットワーク上に設定されるユーザ要求パスの予約を支援するパス予約支援装置によるパス予約支援方法であって、
    前記パス予約支援装置が、
    ユーザ端末装置から、ユーザ要求パスの始点及び終点を有するパス条件を含むユーザ要求を取得するステップと、
    記憶部に記憶された物理ノードを接続するリンクのタイムスロットごとの使用量又は残使用量に基づいて、複数の前記タイムスロットの類似性を判定するとともに、判定された類似性に基づいて、複数の前記タイムスロットを複数のグループに集約するステップと、
    前記ユーザ要求を用いて前記記憶部を参照することによって、前記ユーザ要求パスを収容可能なパスの経路に関して、当該経路が予約された場合における、集約された前記グループに含まれる一つの前記タイムスロットにおける前記経路の状態を評価するとともに、評価結果を前記グループに含まれる他の前記タイムスロットに反映させるステップと、
    前記経路に関する前記タイムスロットごとの前記評価結果を前記ユーザ端末装置へ出力するステップと、
    を実行し、
    複数の前記タイムスロットを複数のグループに集約するステップにおいて、前記リンクの前記タイムスロットごとの使用量又は残使用量に基づいて前記タイムスロットのリンク利用率を算出し、前記リンク利用率をベクトルとみなした前記ベクトル間の類似性、又は、前記リンク利用率を確率分布とみなした前記確率分布間の類似性を判定し、
    評価結果を前記グループに含まれる他の前記タイムスロットに反映させるステップにおいて、前記評価結果として、前記経路が予約された場合における、前記タイムスロットの最大リンク利用率を計算し、
    前記評価結果を前記ユーザ端末装置へ出力するステップにおいて、前記最大リンク利用率が低い前記グループほど、当該グループのサービス品質を高く設定し、かつ、当該グループのサービス価格を低く設定し、前記経路に関する前記タイムスロットごとの前記評価結果、前記サービス品質及び前記サービス価格を前記ユーザ端末装置へ出力する
    ことを特徴とするパス予約支援方法。
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