JP6553996B2 - パス予約支援装置、パス予約支援プログラム及びパス予約支援方法 - Google Patents
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Description
この事前シミュレーションには、非特許文献2に記載の資源割当アルゴリズムが適用可能である。この資源割当アルゴリズムは、各経路及びタイムスロットへの資源割当をグリーディ探索(総当たり探索)し、最適な資源割当解を算出する。
これに対し、事前シミュレーションは、ユーザの予約要求が発生してから応答を返すまでの間に実行されることを想定しているため、例えばウェブと同等のユーザインタフェースを提供するためには、処理時間を数秒程度に抑える必要がある。
また、かかる構成によると、タイムスロットの評価結果として最大リンク利用率を算出し、最大リンク利用率に基づく提案をユーザに対して行うので、通信ネットワークの資源利用効率を向上させ、ひいては結果的に収益を向上させることができる。
前記タイムスロット集約部は、前記タイムスロットの数又は前記経路の数が大きいほど、集約される前記グループの数を大きく設定する構成であってもよい。
ネットワーク管理装置20は、物理インフラ網11全体の構成及び状態を管理するとともに、パス予約支援装置40からの指示に基づいて、物理インフラ網11に対してパスの設定を行う。
ユーザ端末装置30は、パスの予約を行うユーザが利用する端末装置である。ユーザ端末装置30は、キーボード、マウス、タッチパネル等からなる入力部31と、モニタ等からなる表示部32と、ユーザによる入力部31の操作結果をパス予約支援装置40へ出力したり、パス予約支援装置40から取得したデータを表示部32に表示させたりする制御部33と、を備える。かかるユーザ端末装置30の制御部33は、ユーザ端末装置IDを各種情報に併せてパス予約支援装置40へ送信しており、パス予約支援装置40は、かかるユーザ端末装置IDに基づいてユーザ端末装置30を識別し、複数のユーザ端末装置30を区別して情報の送受信を行うことが可能となっている。
パス予約支援装置40は、ユーザ端末装置30によるパスの予約を支援するとともに、ユーザ端末装置30からのパスの予約要求を受け付けて、予約時間(開始時刻及び終了時刻)に基づいて、ネットワーク管理装置20へパスの開通要求を送信する。パス予約支援装置40は、記憶部41と、制御部42と、を備える。
記憶部41は、各種データベースとして、網トポロジDB41aと、トラヒックDB41bと、網状態DB41cと、パスDB41dと、カレンダ管理DB41eと、を備える。トラヒックDB41b、網状態DB41c、パスDB41d及びカレンダ管理DB41eは、図2に示すように、タイムスロットごとに記憶対象となる情報を有している。タイムスロットは、パスの予約対象となる全期間(例えば、1カ月)を単位時間(例えば1時間)で分割した期間である。
網トポロジDB41aには、物理ノードである転送ノード11a及び伝送ノード11bとリンク11cとの接続関係、及び、各リンク11cの帯域(容量)が関連付けて記憶される。
トラヒックDB41bには、各リンク11cのタイムスロットごとのトラヒック量(すなわち、既存の使用量)が記憶される。
網状態DB41cには、各リンク11cのタイムスロットごとの残使用量が記憶される。
パスDB41dには、タイムスロットごとの物理インフラ網11への収容済みのパスに関する情報(収容済みパス情報)が記憶される。
カレンダ管理DB41eには、予約済みのパスに関する情報(予約パス情報)と未予約のパスに関する情報(未予約パス情報)とがタイムスロットごとに記憶される。
制御部42は、機能部として、レコメンデーション部42aと、ネットワーク管理装置インタフェース部42bと、パス収容計算部42cと、タイムスロット集約部42dと、カレンダ管理部42eと、を備える。
レコメンデーション部42aは、ユーザ端末装置30に対するインタフェースである。レコメンデーション部42aは、ユーザ端末装置30から送信されたユーザ要求、予約要求等を取得したり、ユーザ要求に応じた照会結果(カレンダ)、予約要求に応じた予約応答等をユーザ端末装置30へ送信したりする。レコメンデーション部42aは、取得されたユーザ要求をパス収容計算部42cへ出力するとともに、取得された予約要求をカレンダ管理部42eへ出力する。
ネットワーク管理装置インタフェース部42bは、ネットワーク管理装置20に対するインタフェースである。ネットワーク管理装置インタフェース部42bは、網トポロジDB41a、トラヒックDB41b、網状態DB41c及びパスDB41dを管理する。
パス収容計算部42cは、レコメンデーション部42aから出力されたユーザ要求を取得し、取得されたユーザ要求に基づいて、網状態DB41cを参照し、ユーザ要求のパス条件を割り付ける経路及び期間(タイムスロット)を計算する。
また、パス収容計算部42cは、かかる計算結果をレコメンデーション部42aへ出力する。
パス収容計算部42cは、かかる評価結果をレコメンデーション部42aへ出力する。
タイムスロット集約部42dは、トラヒックDB41bに記憶されたリンク11cのタイムスロットごとのトラヒック量(使用量)又は網状態DB41cに記憶されたリンク11cのタイムスロットごとの残使用量に基づいて、複数のタイムスロットnの類似性を判定し、判定結果に基づいて、複数のタイムスロットnを類似したもの同士で集約してグループ化し、集約結果をパス収容計算部42cへ出力する。
または、タイムスロット集約部42dは、網トポロジDB41a及び網状態DB41cを参照し、各リンク11cの帯域(容量)及びタイムスロットnごとの残使用量(既存のリンク残使用量)に基づいて、各リンク11cのタイムスロットnごとのリンク利用率を計算する。
例えば、タイムスロット集約部42dは、各タイムスロットnのリンク利用率をベクトルとみなして、ベクトル間のコサイン類似度によって複数のタイムスロットnの類似性を判定することができる。
また、タイムスロット集約部42dは、各タイムスロットのリンク利用率を確率分布とみなして、KL(Kullback-Leibler)ダイバージェンス法によって複数のタイムスロットnの類似性を判定することもできる。
図3(a)(b)に示す例では、タイムスロット集約部42dは、1番目のタイムスロットn(=0)と2番目のタイムスロットn(=1)とが類似していると判定し、これらのタイムスロットn(=0,1,…)を1番目のグループとして集約し、このグループに属するタイムスロットnにグループIDとして0を付与する(gid=0)。
また、タイムスロット集約部42dは、3番目のタイムスロットn(=2)とN番目のタイムスロットn(=N−1)とが類似していると判定し、これらのタイムスロットn(=2,…,N−1)を2番目のグループとして集約し、このグループに属するタイムスロットnにグループIDとして1を付与する(gid=1)。
また、タイムスロット集約部は、4番目のタイムスロットn(=3)が以前のグループのタイムスロットnとは類似していないと判定し、かかるタイムスロットn(=3,…)を3番目のグループとして集約し、このグループに属するタイムスロットnにグループIDとして2を付与する(gid=2)。
カレンダ管理部42eは、ユーザ端末装置30から送信されたパスの予約要求をレコメンデーション部42aを介して取得し、取得された予約要求に基づいてカレンダ管理DB41eを構築する。
続いて、図5から図8を参照して、パス予約支援システム1の動作例について説明する。まず、ユーザ端末装置30の制御部33が、入力部31の操作結果に基づくユーザ要求(リソース状況照会)をパス予約支援装置40のレコメンデーション部42aへ送信する(ステップS1)。レコメンデーション部42aは、取得されたユーザ要求を計算要求としてパス収容計算部42cへ出力する(ステップS2)。
ここで、図6を参照して、ステップS3Bにおけるタイムスロット集約処理について詳細に説明する。
図6に示すように、タイムスロット集約部42dは、N個のタイムスロットn(=0〜N−1)のグループID(gid)を初期化する(ステップS21)。
本動作例では、全てのタイムスロットn(=0〜N−1)のグループIDが、−1に設定される(gid=−1)。
ここで、仮IDは、各タイムスロットnを複数のグループに集約してグループごとのグループIDを付与するために、一時的に付与される仮の識別子である。
すなわち、タイムスロットn=0は、1番目のグループ(gid=0)に分類される。
ここで、タイムスロットnとの類似性の判定には、以前のタイムスロット0〜n−1のうち、各グループの中でnの値が最も小さいタイムスロットが用いられる。
ステップS26の実行後、タイムスロット集約部42dは、nの値を1増加させ(ステップS28)、本フローチャートは、ステップS23に戻る。
ステップS27の実行後、タイムスロット集約部42dは、nの値を1増加させ(ステップS28)、本フローチャートは、ステップS23に戻る。
全てのタイムスロットn(=0〜N−1)のグループ集約が終了すると(ステップS23でYes)、タイムスロット集約部42dは、グループ集約終了時点の仮IDを集約されたグループの総数であるタイムスロットサイズMにセットする。
1番目のグループ(gid=0)には、タイムスロットn(=0,1,…)が集約され、2番目のグループ(gid=1)には、タイムスロットn(=2,…N−1)が集約され、3番目のグループ(gid=2)には、タイムスロットn(=3,…)が集約される。
これは、所定時間内であれば、リンク利用率の分布が大きく変動している可能性が低く、以前の集約結果を用いても問題ないと考えられるためである。
ここで、図7を参照して、ステップS3Dにおけるパス収容計算処理について詳細に説明する。
図7に示すように、パス収容計算部42cは、1番目のグループ(gid=0)を選択する(ステップS31)。
続いて、1番目のグループ(gid=0)に関して、当該グループが最後のグループ(gid=M−1)ではない(ステップS32でNo)ので、パス収容計算部42cは、1番目のグループに集約されたタイムスロットnのうち、nが最も小さいタイムスロットnに関して、経路計算を行う(ステップS33)。
経路計算の手法としては、Dijkstra法によって最短となる経路を計算する手法、CSPF(Constrained shortest Path First)法によってリンク使用量を重みとして資源利用効率の高い経路を計算する手法、等が挙げられる。
評価値は、ユーザ要求に応じた予約を行った場合におけるタイムスロットごとの経路の状態を示す値であって、本実施形態では、トラヒックDB41bに記憶された既存のリンク使用量と、ユーザ要求に応じた予約を行った場合に当該予約によって増加するリンク使用量と、を足し合わせたものを用いて算出される。
かかる加算値は、当該経路に含まれるリンク11cごとのリンク使用量を示しており、パス収容計算部42cは、加算値をそれぞれのリンク11cのリンク帯域で割った値を算出し、算出値の中の最大値を、最大リンク利用率として選択する。
また、ユーザ要求デマンドベクトルは、サービス端点ペア数を要素数としたベクトルであり、ユーザ要求に含まれるサービス端点に該当する要素には、その要求帯域が設定されており、その他の要素は、0と設定される。
図8(a)に示すように、当該算出例におけるネットワークトポロジーでは、ノードB1〜B4が各リンクL1〜L8によって通信可能に接続されている。
図8(b)に示すように、ユーザ要求デマンドベクトルTは、デマンド識別子T1〜T12を要素として構成されている。
例えば、ユーザ要求デマンドベクトルTにおけるデマンド識別子T1の経路は、ノードB1からノードB2へ向かう経路であって、ノードB1からノードB2へ向かうリンクL3によって構成されている。
したがって、図8(c)に示すように、経路行列Tの1列目では、リンクL3に対応する3行目の要素が1に設定されており、他の要素は0に設定されている。
また、ユーザ要求デマンドベクトルTにおけるデマンド識別子T2の経路は、ノードB1からノードB4へ向かう経路であって、ノードB1からノードB2へ向かうリンクL3、及び、ノードB2からノードB4へ向かうリンクL5によって構成されている。
したがって、図8(c)に示すように、経路行列Tの2列目では、リンクL3,L5に対応する3,5行目の要素が1に設定されており、他の要素は0に設定されている。
X1=0[Gbps]
X2=0[Gbps]
X3=100[Gbps]
X4=0[Gbps]
X5=100[Gbps]
X6=0[Gbps]
X7=0[Gbps]
X8=0[Gbps]
となる。
このように算出されたリンク使用量は、ユーザ要求に基づく予約が行われた場合に当該予約によって増加するリンク使用量である。パス収容計算部42cは、このように算出されたリンク使用量と、トラヒックDB41bに記憶されたトラヒック量(既存のリンク使用量)と、を加算し、加算された値を用いて評価値を算出する。
全てのグループの評価値算出が終了すると(ステップS32でYes)、パス収容計算部42cは、パス収容計算処理を終了する。
また、2番目のグループ(gid=1)に関して、当該グループに含まれる3番目のタイムスロットn(=2)の評価値が、図4の経路ごとに算出される。
また、3番目のグループ(gid=2)に関して、当該グループに含まれる4番目のタイムスロット(n=3)の評価値が、図4の経路ごとに算出される。
ここで、図9を参照して、ステップS3Eにおけるタイムススロット展開処理について詳細に説明する。
図9に示すように、パス収容計算部42cは、1番目のタイムスロットn(=0)を選択する(ステップS41)。
続いて、1番目のタイムスロットn(=0)に関して、当該タイムスロットnが最後のタイムスロットn(=N−1)ではない(ステップS42でNo)ので、パス収容計算部42cは、当該タイムスロットnのグループIDを参照し、参照されたグループIDに対応する評価値を、当該タイムスロットnの評価値にセットする(ステップS43)。
全てのタイムスロットnに対する評価値の展開が終了すると(ステップS42でYes)、パス収容計算部42cは、タイムスロット展開処理を終了する。
また、2番目のグループ(gid=1)に関して、当該グループに含まれる3番目のタイムスロットn(=2)の経路1における評価値が、当該グループに含まれる他のタイムスロットn(=…,N−1)の経路1における評価値として適用される。
また、3番目のグループ(gid=2)に関して、当該グループに含まれる4番目のタイムスロット(n=3)の経路1における評価値が、当該グループに含まれる他のタイムスロットの経路1における評価値として適用される。
また、かかる評価値の適用が、他の経路2,3,…に関しても同様に行われる。
また、パス予約支援装置40及び当該パス予約支援装置40によるパス予約支援方法は、複数の経路に対して同様の処理を行うことによって、ユーザに対して複数の経路を提案しつつ、長期の予約期間を想定した場合においても好適に予約支援を行うことができる。
また、パス予約支援装置40及び当該パス予約支援装置40によるパス予約支援方法は、タイムスロットの評価結果として最大リンク利用率を算出し、最大リンク利用率に基づく提案をユーザに対して行うので、通信ネットワーク10の資源利用効率を向上させ、ひいては結果的に収益を向上させることができる。
また、パス予約支援装置40及び当該パス予約支援装置40によるパス予約支援方法は、網トポロジDB41a及びトラヒックDB41bの情報を収集し、収集された情報に基づいて網状態DB41cの情報を計算して記憶させるので、パスのタイムスロットごとの最大リンク利用率を好適に計算することができる。
また、パス予約支援装置40及び当該パス予約支援装置40によるパス予約支援方法は、パスDB41d及びカレンダ管理DB41eの情報に基づいて、予約不能なパスとタイムスロットとの組み合わせを除外して最大リンク利用率を計算してソートするので、予約可能なパスとタイムスロットとの組み合わせのみをグループに区分して好適に提示することができる。
また、パス予約支援装置40及び当該パス予約支援装置40によるパス予約支援方法は、ユーザ要求パスの利用期間に該当するタイムスロットの最大リンク利用率を計算してソートするので、ユーザの所望する利用期間のパスとタイムスロットとの組み合わせのみをグループに区分して好適に提示することができる。
また、パス予約支援装置40及び当該パス予約支援装置40によるパス予約支援方法は、最大リンク利用率が低いグループほど、当該グループの価格を低く設定するので、最大リンク利用率が低いグループの予約を好適に促し、通信ネットワーク10の資源利用効率を向上させることができる。
また、ソートされた最大リンク利用率をグループに区分する際のグループ数は、ソートされた最大リンク利用率の個数が多いほど当該グループ数を多く変更される構成であってもよい。
また、各グループは、それぞれ同じ個数の最大リンク利用率を含むように区分される構成であってもよく、グループごとに最大リンク利用率の閾値(下限及び上限)がそれぞれ設定されており、かかる閾値の範囲内にある最大リンク利用率同士が同じグループとして区分される構成であってもよい。
また、パスの予約対象となる全期間又は利用期間のうちユーザ要求が取得された時刻に近いタイムスロットの予約を優先的に促すように属性が付与される構成であってもよい。
また、タイムスロット集約部42d及びパス収容計算部42cは、リンクの使用量に代えて、リンクの残使用量を用いて類似性の判定及びタイムスロットの評価をそれぞれ行う構成であってもよい。
また、本発明は、コンピュータをパス予約支援装置40として機能させるパス予約支援プログラムとしても具現化可能である。
11c リンク(物理リンク)
20 ネットワーク管理装置
30 ユーザ端末装置
40 パス予約支援装置
41a 網トポロジDB(記憶部)
41b トラヒックDB(記憶部)
41c 網状態DB(記憶部)
41d パスDB(パス記憶部)
41e カレンダ管理DB(カレンダ管理記憶部)
42a レコメンデーション部
42b ネットワーク管理装置インタフェース部
42c パス収容計算部
42d タイムスロット集約部
42e カレンダ管理部
Claims (6)
- 通信ネットワーク上に設定されるユーザ要求パスの予約を支援するパス予約支援装置であって、
物理ノードを接続するリンクのタイムスロットごとの使用量又は残使用量が記憶される記憶部と、
ユーザ端末装置から、ユーザ要求パスの始点及び終点を有するパス条件を含むユーザ要求を取得するレコメンデーション部と、
前記記憶部に記憶された前記リンクの前記タイムスロットごとの使用量又は残使用量に基づいて、複数の前記タイムスロットの類似性を判定するとともに、判定された類似性に基づいて、複数の前記タイムスロットを複数のグループに集約するタイムスロット集約部と、
前記ユーザ要求を用いて前記記憶部を参照することによって、前記ユーザ要求パスを収容可能なパスの経路に関して、当該経路が予約された場合における、集約された前記グループに含まれる一つの前記タイムスロットにおける前記経路の状態を評価するとともに、評価結果を前記グループに含まれる他の前記タイムスロットに反映させるパス収容計算部と、
を備え、
前記タイムスロット集約部は、前記リンクの前記タイムスロットごとの使用量又は残使用量に基づいて前記タイムスロットのリンク利用率を算出し、前記リンク利用率をベクトルとみなした前記ベクトル間の類似性、又は、前記リンク利用率を確率分布とみなした前記確率分布間の類似性を判定し、
前記パス収容計算部は、前記評価結果として、前記経路が予約された場合における、前記タイムスロットの最大リンク利用率を計算し、
前記レコメンデーション部は、前記最大リンク利用率が低い前記グループほど、当該グループのサービス品質を高く設定し、かつ、当該グループのサービス価格を低く設定し、前記経路に関する前記タイムスロットごとの前記評価結果、前記サービス品質及び前記サービス価格を前記ユーザ端末装置へ出力する
ことを特徴とするパス予約支援装置。 - 前記タイムスロット集約部は、前記タイムスロットの数又は前記経路の数が大きいほど、集約される前記グループの数を大きく設定する
ことを特徴とする請求項1に記載のパス予約支援装置。 - 前記パス収容計算部は、前記ユーザ要求パスを収容可能なパスの経路を複数算出し、複数の前記経路ごとに、当該経路が予約された場合における、集約された前記グループに含まれる一つの前記タイムスロットを評価するとともに、評価結果を前記グループに含まれる他の前記タイムスロットに反映させる
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のパス予約支援装置。 - 前記タイムスロット集約部は、計算された前記最大リンク利用率の個数が多いほど、集約される前記グループの数を大きく設定する
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のパス予約支援装置。 - 通信ネットワーク上に設定されるユーザ要求パスの予約を支援するパス予約支援装置としてのコンピュータを、
ユーザ端末装置から、ユーザ要求パスの始点及び終点を有するパス条件を含むユーザ要求を取得するレコメンデーション手段、
記憶部に記憶された物理ノードを接続するリンクのタイムスロットごとの使用量又は残使用量に基づいて、複数の前記タイムスロットの類似性を判定するとともに、判定された類似性に基づいて、複数の前記タイムスロットを複数のグループに集約するタイムスロット集約手段、
前記ユーザ要求を用いて前記記憶部を参照することによって、前記ユーザ要求パスを収容可能なパスの経路に関して、当該経路が予約された場合における、集約された前記グループに含まれる一つの前記タイムスロットにおける前記経路の状態を評価するとともに、評価結果を前記グループに含まれる他の前記タイムスロットに反映させるパス収容計算手段、
として機能させ、
前記タイムスロット集約手段により、前記リンクの前記タイムスロットごとの使用量又は残使用量に基づいて前記タイムスロットのリンク利用率を算出し、前記リンク利用率をベクトルとみなした前記ベクトル間の類似性、又は、前記リンク利用率を確率分布とみなした前記確率分布間の類似性を判定し、
前記パス収容計算手段により、前記評価結果として、前記経路が予約された場合における、前記タイムスロットの最大リンク利用率を計算し、
前記レコメンデーション手段により、前記最大リンク利用率が低い前記グループほど、当該グループのサービス品質を高く設定し、かつ、当該グループのサービス価格を低く設定し、前記経路に関する前記タイムスロットごとの前記評価結果、前記サービス品質及び前記サービス価格を前記ユーザ端末装置へ出力する
ことを特徴とするパス予約支援プログラム。 - 通信ネットワーク上に設定されるユーザ要求パスの予約を支援するパス予約支援装置によるパス予約支援方法であって、
前記パス予約支援装置が、
ユーザ端末装置から、ユーザ要求パスの始点及び終点を有するパス条件を含むユーザ要求を取得するステップと、
記憶部に記憶された物理ノードを接続するリンクのタイムスロットごとの使用量又は残使用量に基づいて、複数の前記タイムスロットの類似性を判定するとともに、判定された類似性に基づいて、複数の前記タイムスロットを複数のグループに集約するステップと、
前記ユーザ要求を用いて前記記憶部を参照することによって、前記ユーザ要求パスを収容可能なパスの経路に関して、当該経路が予約された場合における、集約された前記グループに含まれる一つの前記タイムスロットにおける前記経路の状態を評価するとともに、評価結果を前記グループに含まれる他の前記タイムスロットに反映させるステップと、
前記経路に関する前記タイムスロットごとの前記評価結果を前記ユーザ端末装置へ出力するステップと、
を実行し、
複数の前記タイムスロットを複数のグループに集約するステップにおいて、前記リンクの前記タイムスロットごとの使用量又は残使用量に基づいて前記タイムスロットのリンク利用率を算出し、前記リンク利用率をベクトルとみなした前記ベクトル間の類似性、又は、前記リンク利用率を確率分布とみなした前記確率分布間の類似性を判定し、
評価結果を前記グループに含まれる他の前記タイムスロットに反映させるステップにおいて、前記評価結果として、前記経路が予約された場合における、前記タイムスロットの最大リンク利用率を計算し、
前記評価結果を前記ユーザ端末装置へ出力するステップにおいて、前記最大リンク利用率が低い前記グループほど、当該グループのサービス品質を高く設定し、かつ、当該グループのサービス価格を低く設定し、前記経路に関する前記タイムスロットごとの前記評価結果、前記サービス品質及び前記サービス価格を前記ユーザ端末装置へ出力する
ことを特徴とするパス予約支援方法。
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