JP6551218B2 - 制御システム、制御方法、及び制御プログラム - Google Patents
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Description
まず、本実施の形態に係る制御システム100について説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る制御システムを例示するブロック図である。この制御システム100は、車載装置1、及びセンター装置2を備えている。なお、制御システム100には、実際には、車載装置1以外にも、この車載装置1と同様な構成の他の車載装置が複数含まれているが、以下では、制御システム100に含まれている車載装置の全体を称する場合には、「制御システム100の車載装置」と総称し、「制御システム100の車載装置」における車載装置1以外の車載装置を「他の車載装置」と称して説明する。
最初に、車載装置1の構成について説明する。図1に示すように、車載装置1は、概略的に、通信部11、タッチパッド12、ディスプレイ13、スピーカ14、現在位置検出部15、記録部16、及び制御部17を備えている。
通信部11は、センター装置2との間でネットワークを介した通信を行う通信手段である。この通信部11の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、公知の移動体無線通信手段を用いることができる。
タッチパッド12は、ユーザの指等で押圧されることにより、当該ユーザから各種操作入力を受け付ける操作手段である。このタッチパッド12は、透明又は半透明状に形成され、ディスプレイ13の前面において当該ディスプレイ13の表示面と重畳するように設けられてタッチパネルとして形成されている。このタッチパッド12としては、例えば、抵抗膜方式や静電容量方式等による操作位置検出手段を備えた公知のタッチパッドを用いることができる。
ディスプレイ13は、後述する制御部17の制御に基づいて各種の画像を表示する表示手段であり、特に、後述する地図情報データベース161(以下、データベースを「DB」と称する)に格納された地図情報に基づいて地図を表示する表示手段である。このディスプレイ13の具体的な構成は任意であり、例えば、公知の液晶ディスプレイや有機ELディスプレイの如きフラットパネルディスプレイ等を用いることができる。
スピーカ14は、後述する制御部17の制御に基づいて情報を音声にて出力する音声出力手段である。このスピーカ14から出力される音声の具体的な態様は任意であり、必要に応じて生成された合成音声や、予め録音された音声を出力することができる。
現在位置検出部15は、車載装置1の現在位置(現在地)を検出する現在位置検出手段である。この現在位置検出部15は、GPS又は地磁気センサ(いずれも図示省略)を有し、現在の車載装置1の位置(座標)及び方位等を公知の方法にて検出する。
記録部16は、車載装置1の動作に必要なプログラム及び各種のデータを記録する記録手段であり、例えば、外部記録装置としてのハードディスク(図示省略)を用いて構成されている。ただし、ハードディスクに代えてあるいはハードディスクと共に、磁気ディスクの如き磁気的記録媒体、DVDやブルーレイディスクの如き光学的記録媒体、又はFlash、ROM、USBメモリ、SDカードの如き電気的記録媒体を含む、その他の任意の記録媒体を用いることができる。(後述する記録部26も同様とする)。
制御部17は、車載装置1を制御する制御手段であり、具体的には、CPU、当該CPU上で解釈実行される各種のプログラム(OSなどの基本制御プログラムや、OS上で起動され特定機能を実現するアプリケーションプログラムを含む)、及びプログラムや各種のデータを格納するためのRAMの如き内部メモリを備えて構成されるコンピュータである。特に、実施の形態に係る制御プログラムは、任意の記録媒体又はネットワークを介して車載装置1にインストールされることで、制御部17の各部を実質的に構成する(後述する制御部27も同様とする)。
次に、センター装置2の構成について説明する。図1に示すように、センター装置2は、「制御システム100の車載装置」との間で通信を行って、情報の送受信を行う装置であり、概略的に、通信部21、記録部26、及び制御部27を備えている。
通信部21は、「制御システム100の車載装置」との間でネットワークを介した通信を行う通信手段であり、具体的な構成については、通信部11の構成と同様である。
記録部26は、過去情報DB261を備えている。
図1の制御部27は、機能概念的に、変更タイミング決定部271を備えている。変更タイミング決定部271は、過去情報DB261が格納している実変更タイミング情報及び過去環境情報と、取得部171が取得した現在環境情報とに基づいて、推奨変更タイミングを、車両の環境毎に決定する変更タイミング決定手段である。なお、これら制御部27の変更タイミング決定部271により行われる処理については、後述する。
次に、このように構成される制御システム100によって実行される、車線変更案内処理、及びグループ情報更新処理について説明する。
まず、車線変更案内処理について説明する。図4は、車線変更案内処理のフローチャートである(以下の各処理の説明ではステップを「S」と略記する)。「車線変更案内処理」とは、自車両において車線変更を案内する処理であり、図1の車載装置1及びセンター装置2によって行われる処理である。この車線変更案内処理を実行するタイミングは任意のタイミングであるが、例えば、車載装置1が、自車両が走行するべきルートである走行ルートを、以下に示すようにして生成し、生成した走行ルートの案内を開始し、自車両が走行を開始したときに起動されて実行するものとし、車線変更案内処理が起動された後から説明する。なお、走行ルートの生成については具体的には、公知の手法を含む任意の手法を用いて行うことができるが、ここでは、例えば、車載装置1の制御部17が、現在位置検出部15によって検出された現在の位置を「出発地」として設定し、タッチパッド12を介してユーザの所定操作が受け付けられた位置を「目的地」として設定した上で、設定した「出発地」から設定した「目的地」に至る走行ルートを、地図情報DB161の地図情報を参照して生成するものとして、以下説明する。
次に、グループ情報更新処理について説明する。図6は、グループ情報更新処理のフローチャートである。「グループ情報更新処理」とは、グループ情報を更新する処理であり、センター装置2によって行われる処理である。このグループ情報更新処理を実行するタイミングは任意のタイミングであるが、ここでは、例えば、所定時間(例えば、1時間、12時間、又は24時間等)毎のタイミングに、グループ情報更新処理が起動されて実行するものとし、グループ情報更新処理が起動された後から説明する。
このように本実施の形態によれば、実変更タイミング情報及び過去環境情報と、現在環境情報とに基づいて、車両が車線変更を行うべきタイミングである推奨変更タイミングを、車両の環境毎に決定することから、例えば、車両が実際に車線変更を行ったタイミング及び車線変更を行った時の車両の環境を考慮して、車線変更についての適切な制御を行うことが可能となる。
以上、本発明に係る実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した本発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、上述の内容に限定されるものではなく、発明の実施環境や構成の細部に応じて異なる可能性があり、上述した課題の一部のみを解決したり、上述した効果の一部のみを奏することがある。例えば、本発明に係る制御システムを用いて行われる車線変更についての制御の適切さが従来と同程度であっても、従来と異なる構造により従来と同程度の適切さを有している場合には、本願発明の課題は解決されている。
また、上述した各電気的構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散や統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散又は統合して構成できる。本出願における「システム」とは、複数の装置によって構成されたものに限定されず、単一の装置によって構成されたものを含む。また、本出願における「装置」とは、単一の装置によって構成されたものに限定されず、複数の装置によって構成されたものを含む。例えば、車載装置1の制御部17における取得部171又は案内部172をセンター装置2に設けたり、センター装置2の制御部27における変更タイミング決定部271を、車載装置1に設けたりしてもよい。
実施の形態や図面において例示した構成要素に関して、形状、数値、又は複数の構成要素の構造若しくは時系列の相互関係については、本発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。
また、上記実施の形態では、図6のSB2において、各グループに属する推奨変更タイミングの中央値を演算して、演算結果を推奨変更タイミングに決定する場合について説明したが、これに限られない。例えば、各グループに属する推奨変更タイミングの平均値、最大値、最小値、最頻値(最も出現頻度が高い値)等を含む所定の統計値のうちの少なくとも一つの値を演算して、演算結果を推奨変更タイミングに決定してもよい。
また、上記実施の形態では、図6のSB2において、各グループに属する推奨変更タイミングとして、「制御システム100の車載装置」に互いに共通する推奨変更タイミングを決定する場合について説明したが、これに限られない。例えば、「制御システム100の車載装置」各々に互いに個別に推奨変更タイミングを決定し、決定した個別の推奨変更タイミングを「制御システム100の車載装置」各々において案内してもよい。なお、「制御システム100の車載装置」各々に互いに個別に推奨変更タイミングを決定する手法については、実変更タイミング情報と過去環境情報とに基づいている限りにおいて、任意の手法を用いることができるが、ここでは、例えば、以下に示す第1の決定手法、又は第2の決定手法を用いることができる。
また、上記実施の形態では、図6のSB2において、各グループに属する推奨変更タイミングとして、グループ毎に1つのみの数値を決定する場合について説明したが、これに限られない。例えば、図6のSB1においてグループ化したグループ毎に、以下のようにして、推奨変更タイミングとして、数値の範囲を決定してもよい。具体的には、グループ毎に、実変更タイミングを、実変更タイミングの数値及び当該数値の出現確率を指標として、出願確率が所定値(例えば、80(%)又は90%等)以上となる、実変更タイミングの数値の範囲(例えば、300(m)以上600(m)未満等)をグループ毎に演算し、演算した数値の範囲を、各グループの推奨変更タイミングとして決定する。そして、図4の車線変更案内処理のSA8において、実施の形態と同様に「案内タイミング」=「700(m)」にて推奨変更タイミングを案内する場合、以下のように案内してもよい。具体的には、まず、自車両の現在位置から推奨される車線変更のタイミングの始点までの距離である「車線変更推奨範囲始点到達距離」として「700(m)(案内タイミング)−600(m)(推奨変更タイミングの範囲における上限値)=100(m)」を演算し、また、自車両の現在位置から推奨される車線変更のタイミングの終点までの距離である「車線変更推奨範囲終点到達距離」として「700(m)(案内タイミング)−300(m)(推奨変更タイミングの範囲における下限値)=400(m)」を演算する。次に、演算した「車線変更推奨範囲始点到達距離」及び「車線変更推奨範囲終点到達距離」を案内するために、例えば、「この先100メートルから400メートルの間において、左側の車線に車線変更して下さい」等のメッセージを、ディスプレイ13に画像として表示したり、スピーカ14から音声として出力したりする。このように構成した場合、車両が車線変更を行うべきタイミングの範囲を推奨変更タイミングとして、車両の環境毎に決定することから、例えば、車両の運転者に対して余裕もって車線変更を行わせることができるので、車線変更についてより適切に案内することができる。
また、上記実施の形態では、図4のSA9において自車両が分岐路に進入したものと判定した場合(SA9のYES)にのみ、車載装置側情報を送信する場合について説明したが、これに限られない。例えば、自車両が分岐路に進入したか否か、及び分岐点を通過したか否かに関わらず、任意のタイミングにて、車載装置側情報を送信してもよい。具体的には、図1の車載装置1のタッチパッド12を介する所定操作が行われた場合に、車載装置側情報を送信するように構成した上で、自車両の運転者が、自車両について実際に車線変更を行った後の任意のタイミング(例えば、自己の車線変更を行ったタイミングが適切であったものと認識した場合等)にタッチパッド12を介する所定操作を行って、車載装置側情報を送信してもよい。このように構成した場合、図2の個別情報として、適切な推奨変更タイミングを案内するための有用な情報を蓄積することができる。
また、上記実施の形態において、図2の個別情報に項目「地点」を追加し、追加した項目「地点」に対応する情報として、車両が走行している車線を含む道路上の各地点を特定する情報である地点情報(例えば、実施の形態を片側4車線の高速道路に適用するものとし、最も右側の車線である第1車線、第1車線の隣の第2車線、第2車線の隣の第3車線、第3車線の隣の車線であって最も左側の車線である第4車線等)を格納してもよい。更に、図1の変更タイミング決定271は、図3の項目「推奨車線変更タイミング」の情報を、前述の地点情報が特定する地点毎に決定してもよい。そして、車両が走行している現在の車線を特定する情報である車線特定情報を、現在環境情報と共に取得するように構成し、取得した車線特定情報に対応する推奨変更タイミングを決定してもよい。ここでは、例えば、図3の項目「グループID」=「G1」について、項目「地点」=「第1車線」〜「第4車線」の項目「推奨変更タイミング」=「150」、「200」、「250」、「300」を決定し、「取得した車線特定情報」=「第3車線」を取得した場合に、「推奨変更タイミング」=「250」を決定する。なお、「地点情報」としては、前述の車線を特定する情報の他に、分岐点からの距離に基づいて定義される道路上の各地点(例えば、分岐点から500(m)離れた地点、分岐点から600(m)離れた地点等)を特定する情報等であってもよい。このように構成した場合、車両が走行している車線を含む道路上の各地点を特定する情報である地点情報を、実変更タイミング情報及び過去環境情報と関連付けて格納していることから、例えば、車両各々が走行している地点毎のニーズに沿って推奨変更タイミングを決定することができ、車両各々に適切な案内を行うことができる。
また、上記実施の形態では、「案内タイミング」が「走行ルート上において分岐点を基準にして車両側に700(m)だけ離れていること」に固定されている場合について説明したが、これに限られない。例えば、「案内タイミング」が可変であり、図1の車載装置1の制御部17又はセンター装置2の制御部27が、変更タイミング決定部271が決定した推奨変更タイミングに基づいて案内タイミングを決定し、車載装置1の案内部172が、当該決定した案内タイミングにて、推奨変更タイミングを案内してもよい。なお、案内タイミングの決定手法については、変更タイミング決定部271が決定した推奨変更タイミングに基づいている限りにおいて、任意の手法を用いることができるが、ここでは、例えば、推奨変更タイミングの距離から所定距離(例えば、100(m)、又は200(m)等)だけ車両側に離れているタイミング、を案内タイミングとして決定する手法を用いることができる。この手法を用いる場合において、「所定距離」=「100(m)」である場合、例えば、「推奨変更タイミング」=「200(m)」の時、「案内タイミング」=「200(m)+100(m)=300(m)」を決定し、自車両と分岐点との間の距離が「300(m)」となった場合、「推奨変更タイミング」=「200(m)」を、実施の形態と同様にして案内する。なお、この場合における、案内タイミングを決定する要素である、車載装置1の制御部17又はセンター装置2の制御部27が、「案内タイミング決定手段」に対応する。このように構成した場合、推奨変更タイミングに基づいて、推奨変更タイミングを案内するべきタイミングである案内タイミングを決定することから、例えば、車両が実際に車線変更を行ったタイミング及び車線変更を行った時の車両の環境を考慮して、車線変更についての適切なタイミングにて案内することができる。
また、上記実施の形態では、推奨変更タイミングを案内する場合について説明したが、これに限られない。例えば、図4のSA8において車載装置1の制御部17が、自車両のユーザに対して、「他の車載装置」を搭載している車両が車線変更を行う可能性が高いタイミングとして、推奨タイミングを注意喚起してもよい。具体的には、図1のディスプレイ13に注意を喚起する画像を表示したり、スピーカ14から注意を喚起する警報音を出力したりしてもよい。このように構成した場合、車両が実際に車線変更を行ったタイミング及び車線変更を行った時の車両の環境を考慮して、車線変更についての適切な注意喚起を行うことができる。また、例えば、図4のSA8において車載装置1の制御部17が、推奨タイミングにて、車両の走行を制御してもよい。具体的には、車両が推奨タイミングにて、当該車両の周囲の安全性を確認しつつ、自動的に車線変更するように(又は、運転者に対して車線変更を行いやすくするために、自車両の車速をおとす)制御してもよい。このように構成した場合、推奨変更タイミングにて、車両の走行を制御することから、例えば、車両が実際に車線変更を行ったタイミング及び車線変更を行った時の車両の環境を考慮して、車線変更についての適切な走行の制御を行うことができる。
最後に、これまでに説明した実施の形態の特徴と効果の一部を、以下に例示する。ただし、実施の形態の特徴と効果は、以下の内容に限定されず、以下の特徴の一部のみを具備することによって以下の効果の一部のみを奏する場合や、以下の特徴以外の他の特徴を具備することによって以下の効果以外の他の効果を奏する場合がある。
2 センター装置
11 通信部
12 タッチパッド
13 ディスプレイ
14 スピーカ
15 現在位置検出部
16 記録部
17 制御部
21 通信部
26 記録部
27 制御部
100 制御システム
161 地図情報DB
171 取得部
172 案内部
261 過去情報DB
271 変更タイミング決定部
P1 地点
P2 地点
W1 道路
W2 分岐路
Claims (10)
- 車両が車線変更を行ったタイミングである実変更タイミングを特定する情報である実変更タイミング情報と、前記車両が車線変更を行ったときの前記車両の環境を特定する情報である過去環境情報と、を相互に関連付けて格納する格納手段と、
現在における前記車両の環境を特定する情報である現在環境情報を取得する取得手段と、
前記格納手段が格納している前記実変更タイミング情報及び前記過去環境情報と、前記取得手段が取得した前記現在環境情報とに基づいて、前記車両が車線変更を行うべきタイミングである推奨変更タイミングを、前記車両の環境毎に決定する変更タイミング決定手段と、
前記変更タイミング決定手段が決定した前記推奨変更タイミングに基づいて、車線変更についての制御を行う制御手段と、を備え、
前記格納手段は、前記実変更タイミング情報と前記過去環境情報とを複数の前記車両について格納し、
前記変更タイミング決定手段は、前記格納手段が格納している前記実変更タイミング情報が特定する前記実変更タイミングについて、前記格納手段が格納している前記過去環境情報が特定する前記車両の環境を基準としたグループ毎に演算することにより、当該グループ毎に前記推奨変更タイミングを決定し、決定した当該グループ毎の前記推奨変更タイミングと前記格納手段が格納している複数の前記車両各々の前記実変更タイミング情報及び前記過去環境情報とに基づいて、複数の前記車両毎に前記推奨変更タイミングを決定し、
前記制御手段は、前記変更タイミング決定手段が決定した複数の前記車両毎の前記推奨変更タイミングに基づいて、車線変更についての制御を、複数の前記車両毎に行う、
制御システム。 - 前記制御手段は、前記変更タイミング決定手段が決定した前記推奨変更タイミングを案内する、
請求項1に記載の制御システム。 - 前記変更タイミング決定手段は、前記車両が走行しているルートにおける前記車両の進行方向前方側の分岐点において、前記車両が分岐路に進入する前に前記車両が車線変更を行うべきタイミングを前記推奨変更タイミングとして、前記車両の環境毎に決定し、
前記格納手段は、前記車両が車線変更を行って前記分岐点において分岐路に進入した場合に、進入した前記車両が車線変更を行ったタイミングを特定する情報である前記実変更タイミング情報と、進入した前記車両が車線変更を行ったときの前記車両の環境を特定する情報である前記過去環境情報と、を相互に関連付けて格納する、
請求項2に記載の制御システム。 - 前記変更タイミング決定手段が決定した前記推奨変更タイミングに基づいて、前記推奨変更タイミングを案内するべきタイミングである案内タイミングを決定する案内タイミング決定手段、を備え、
前記制御手段は、前記案内タイミング決定手段が決定した前記案内タイミングにて、前記推奨変更タイミングを案内する、
請求項2又は3に記載の制御システム。 - 前記変更タイミング決定手段は、前記格納手段が格納している前記実変更タイミング情報及び前記過去環境情報と、前記取得手段が取得した前記現在環境情報とに基づいて、前記車両が車線変更を行うべきタイミングの範囲を前記推奨変更タイミングとして、前記車両の環境毎に決定する、
請求項1から4のいずれか一項に記載の制御システム。 - 前記格納手段は、前記車両が走行している車線を含む道路の各地点を特定する情報である地点情報を、前記実変更タイミング情報及び前記過去環境情報と関連付けて格納し、
前記変更タイミング決定手段は、前記格納手段が格納している前記実変更タイミング情報、前記過去環境情報、及び前記地点情報と、前記取得手段が取得した前記現在環境情報とに基づいて、前記推奨変更タイミングを、前記車両の環境毎に決定する、
請求項1から5のいずれか一項に記載の制御システム。 - 前記制御手段は、前記変更タイミング決定手段が決定した前記推奨変更タイミングを注意喚起する、
請求項1から6のいずれか一項に記載の制御システム。 - 前記制御手段は、前記変更タイミング決定手段が決定した前記推奨変更タイミングにて、前記車両の走行を制御する、
請求項1から7のいずれか一項に記載の制御システム。 - 取得手段が、現在における車両の環境を特定する情報である現在環境情報を取得する取得ステップと、
変更タイミング決定手段が、前記車両が車線変更を行ったタイミングである実変更タイミングを特定する情報である実変更タイミング情報と、前記車両が車線変更を行ったときの前記車両の環境を特定する情報である過去環境情報と、を相互に関連付けて格納する格納手段が格納している前記実変更タイミング情報及び前記過去環境情報と、前記取得ステップにおいて取得した前記現在環境情報とに基づいて、前記車両が車線変更を行うべきタイミングである推奨変更タイミングを、前記車両の環境毎に決定する変更タイミング決定ステップと、
制御手段が、前記変更タイミング決定ステップにおいて決定した前記推奨変更タイミングに基づいて、車線変更についての制御を行う制御ステップと、を含み、
前記格納手段は、前記実変更タイミング情報と前記過去環境情報とを複数の前記車両について格納し、
前記変更タイミング決定手段は、前記格納手段が格納している前記実変更タイミング情報が特定する前記実変更タイミングについて、前記格納手段が格納している前記過去環境情報が特定する前記車両の環境を基準としたグループ毎に演算することにより、当該グループ毎に前記推奨変更タイミングを決定し、決定した当該グループ毎の前記推奨変更タイミングと前記格納手段が格納している複数の前記車両各々の前記実変更タイミング情報及び前記過去環境情報とに基づいて、複数の前記車両毎に前記推奨変更タイミングを決定し、
前記制御手段は、前記変更タイミング決定手段が決定した複数の前記車両毎の前記推奨変更タイミングに基づいて、車線変更についての制御を、複数の前記車両毎に行う、
制御方法。 - コンピュータを、
現在における車両の環境を特定する情報である現在環境情報を取得する取得手段と、
前記車両が車線変更を行ったタイミングである実変更タイミングを特定する情報である実変更タイミング情報と前記車両が車線変更を行ったときの前記車両の環境を特定する情報である過去環境情報とを相互に関連付けて格納する格納手段が格納している前記実変更タイミング情報及び前記過去環境情報と、前記取得手段が取得した前記現在環境情報とに基づいて、前記車両が車線変更を行うべきタイミングである推奨変更タイミングを、前記車両の環境毎に決定する変更タイミング決定手段と、
前記変更タイミング決定手段が決定した前記推奨変更タイミングに基づいて、車線変更についての制御を行う制御手段と、として機能させ、
前記格納手段は、前記実変更タイミング情報と前記過去環境情報とを複数の前記車両について格納し、
前記変更タイミング決定手段は、前記格納手段が格納している前記実変更タイミング情報が特定する前記実変更タイミングについて、前記格納手段が格納している前記過去環境情報が特定する前記車両の環境を基準としたグループ毎に演算することにより、当該グループ毎に前記推奨変更タイミングを決定し、決定した当該グループ毎の前記推奨変更タイミングと前記格納手段が格納している複数の前記車両各々の前記実変更タイミング情報及び前記過去環境情報とに基づいて、複数の前記車両毎に前記推奨変更タイミングを決定し、
前記制御手段は、前記変更タイミング決定手段が決定した複数の前記車両毎の前記推奨変更タイミングに基づいて、車線変更についての制御を、複数の前記車両毎に行う、
制御プログラム。
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